JP2008084041A - コンピュータシステムのサーバ装置およびサーバ制御プログラム - Google Patents

コンピュータシステムのサーバ装置およびサーバ制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】シン・クライアント・システムのサーバ装置において、接続されたPC端末が使用されないときには高負荷状態が維持されることなく、他のPC端末に対応した処理において十分な性能を発揮すること。
【解決手段】クライアント端末20a,20b,…をサーバ装置10へ認証・接続した状態で、クライアント端末20aのモード切替スイッチ24Sにより「通常動作モード」から「待機モード」に切り替えられると、当該クライアント端末20aに対応してメインメモリ12上に確保されていたワークエリアが、その保存データの格納エリアのみ除いて開放されると共に、当該クライアント端末20aからのタスク切り替え・割り込みなどに対応するための定期監視処理が中止されることで、同端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われ、生成記憶済み表示用画像データの読み出しのみ行える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されたサーバ−クライアント・システムにおいて、クライアントのPC(Personal Computer)端末にて入出力・表示される全てのアプリケーションをサーバ上で動作させるようにしたコンピュータシステム(thin client)のサーバ装置およびサーバ制御プログラムに関する。
従来、社内LANなどのネットワークに接続された各PC端末では、その個々のPC端末が独立して文書作成や表作成などのアプリケーションを起動実行し、またこれに伴い生成された種々のファイルも当該PC端末において自身の記憶装置に保存、あるいは磁気ディスク,光ディスク,小型半導体メモリ等の外部記憶媒体に保存するか、ネットワーク上のサーバ装置が管理する記憶装置に転送して保存している。
このような従来のサーバ−クライアント・システムでは、各PC端末自身において生成ファイルが管理されるため、当該PC端末を紛失したり不正に持ち出したりして第3者の手に渡った場合、保存ファイルが読み出されて重要情報や機密情報が漏洩する恐れがある。
しかも、各PC端末が独立してアプリケーションを起動実行していたのでは、当該アプリケーションの更新,変更,追加の作業を個々のPC端末毎に行う必要があり、管理が面倒でコストも掛かってしまう。
このため最近のサーバ−クライアント・システムでは、各PC端末にて入出力・表示される全てのアプリケーションをサーバ装置上で起動実行させ、これに伴う全ての生成ファイルもサーバ装置側で管理するようにしたSBC(Server Based Computing)システム[シン・クライアント・システム]が導入されるようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
このようなシン・クライアント・システムでは、PC端末での操作入力に応じてサーバ装置側で実行されるアプリケーションソフトの描画データが当該PC端末に転送され該PC端末にてこの描画データを表示するものである(例えば、特許文献3参照。)。
そしてこのシン・クライアント・システムでは、PC端末におけるキー入力などの操作信号を逐一サーバ装置へ送信することはせずに、関連性の高い一連の操作信号を完了時まで蓄積し、この一連操作の完了時において蓄積された一連のPC操作信号を一括してサーバ装置へ送信することで、クライアント−サーバ間の通信回数を削減し、高遅延なネットワークシステムであってもサーバ装置への負荷を極力軽減するようにしたシン・クライアント・システムが考えられている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2004−171063号公報 特開2003−158534号公報 特表2004−503862号公報 特開2003−323402号公報
前記従来のシン・クライアント・システムにおいて、PC端末からの操作信号を、関連性の高い一連のPC操作信号として一括してサーバ装置へ送信することで、特に、高遅延なネットワークシステムでのサーバ装置への負荷を軽減することができるものの、PC端末からサーバ装置へのログインによってクライアント−サーバ間の接続が一旦確立されるとログアウトされるまで、当該サーバ装置では、PC端末からの入力イベントに応じたアプリケーション処理が行われていなくても、該PC端末のためのワークエリアの確保やタスクの切り替え、割り込みの監視など、ソフトウエアリソースが確保されたまま維持される。
このため、例えば社内LANシステムのシン・クライアント・システムにおいて、その日の業務立上げに伴い各PC端末がサーバ装置へログインすると、途中複数のPC端末が実際に操作使用されていなくても、サーバ装置は高負荷状態のまま維持されることになり、他のPC端末に対応した処理において十分な性能を発揮できない問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、接続されたPC端末が使用されないときには高負荷状態が維持されることなく、他のPC端末に対応した処理において十分な性能を発揮することが可能になるコンピュータシステムのサーバ装置およびサーバ制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載のサーバ装置は、通常動作モードと待機モードとのモード切り替え手段を有するクライアント装置に接続されるコンピュータシステムのサーバ装置であって、前記クライアント装置のモード切り替え手段が通常動作モードに切り替えられたか待機モードに切り替えられたかを判断するモード判断手段と、このモード判断手段により前記クライアント装置のモード切り替え手段が通常動作モードに切り替えられたと判断された場合に、当該クライアント装置に対応するソフトウエアリソースを設定するリソース設定手段と、前記モード判断手段により前記クライアント装置のモード切り替え手段が待機モードに切り替えられたと判断された場合に、前記リソース設定手段により設定された当該クライアント装置に対応するソフトウエアリソースを解放するリソース解放手段と、前記クライアント装置に対する表示用の画像データを記憶する表示用画像記憶手段と、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、当該クライアント装置に対し前記表示用画像記憶手段により記憶されている表示用の画像データを送信する表示画像送信手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載のサーバ装置は、前記請求項1に記載のコンピュータシステムのサーバ装置において、前記表示画像送信手段は、前記クライアント装置から画像の指定情報を受信する指定情報受信手段を有し、この指定情報受信手段により受信された画像の指定情報に対応する表示用の画像データを、前記表示用画像記憶手段により記憶されている複数の表示用の画像データの中から読み出し、前記クライアント端末に対して送信することを特徴としている。
請求項3に記載のサーバ装置は、前記請求項1に記載のコンピュータシステムのサーバ装置において、前記表示画像送信手段は、前記クライアント装置から画像の指定情報を受信する指定情報受信手段と、前記クライアント装置から画像の表示位置情報を受信する表示位置情報受信手段とを有し、前記指定情報受信手段により受信された画像の指定情報に対応する表示用の画像データを、前記表示用画像記憶手段により記憶されている複数の表示用の画像データの中から読み出し、この読み出した画像データのうち前記表示位置情報受信手段により受信された画像の表示位置情報に対応する範囲の画像データを切り出し、前記クライアント端末に対して送信することを特徴としている。
請求項4に記載のサーバ装置は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のコンピュータシステムのサーバ装置において、一定時間の経過を判断するタイマ手段を備え、前記表示画像送信手段は、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、前記タイマ手段により判断される一定時間の経過毎に、当該クライアント装置に対し前記表示用画像記憶手段により記憶されている表示用の画像データを送信することを特徴としている。
請求項5に記載のサーバ装置は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のコンピュータシステムのサーバ装置において、一定時間の経過を判断するタイマ手段を備え、前記表示画像送信手段は、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、前記タイマ手段により判断される一定時間の経過毎に、前記画像更新手段により記憶手段により記憶されている表示用の画像データを更新し、この更新された画像データを当該クライアント装置に対して送信することを特徴としている。
請求項6に記載のサーバ装置は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のコンピュータシステムのサーバ装置において、一定時間の経過を判断するタイマ手段と、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、前記タイマ手段により判断される一定時間の経過毎に、前記表示用画像記憶手段により記憶されている表示用の画像データを更新する画像更新手段とを備え、前記表示画像送信手段は、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、当該クライアント装置からの要求に応じて前記画像更新手段により更新された画像データを送信することを特徴としている。
本発明のコンピュータシステムのサーバ装置およびサーバ制御プログラムによれば、接続されたクライアント装置が使用されないときには高負荷状態が維持されることなく、他のクライアント装置に対応した処理において十分な性能を発揮することが可能となり、しかも使用されないクライアント装置に対し、その表示用の画像データを送信して表示させることができる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るサーバ装置10およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの構成を示すブロック図である。
このシン・クライアント・システムは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)からなるネットワークN上に接続されたサーバ装置10および複数のクライアント端末20a,20b,…から構成される。
サーバ装置10はCPU11を備え、このCPU11は、ハードディスクなどのメモリ12に記憶されたシステムプログラムおよび各種のアプリケーションプログラムに従って各部の動作を制御する。
前記メモリ12に記憶される各種のアプリケーションプログラムとしては、例えば文書作成処理プログラム,表計算処理プログラム,メール処理プログラム,インターネット接続処理プログラム、Web表示プログラムなどの他、各クライアント端末20a,20b,…の用途に応じたアプリケーションプログラムが用意され、このサーバ装置10に接続されたクライアント装置20a,20b,…からの操作入力信号に応じて指定されたアプリケーションプログラムが起動されその処理が実行される。
CPU11には、前記メモリ12が接続される他に、各クライアント端末20a,20b,…からのログイン/ログアウト要求に応じて通信接続を確立/遮断し、データの送受信制御を行うための送受信制御部13、サーバ管理者によって操作されるキーボード,ポインティングデバイスなどの入力部14、この入力部14での操作入力に応じた種々のデータが表示される表示部15、そして各クライアント端末20a,20b,…からの操作入力に従ったアプリケーション処理により生成される各端末20a,20b,…毎の表示用画像データが記憶されるVRAM16が接続される。
一方、クライアント端末20a,20b,…は、CPU21を備え、このCPU21は、メモリ22に記憶されたシステムプログラムに従って各部の動作を制御する。
CPU21には、前記メモリ22が接続される他に、前記サーバ装置10へのログイン/ログアウト要求に応じて通信接続を確立/遮断し、データの送受信制御を行うための送受信制御部23、端末ユーザによって操作されるキーボード,ポインティングデバイスなどの入力部24、この入力部24での操作入力に応じて前記サーバ装置10にて生成され転送された種々の表示用画像データが記憶されるVRAM26、このVRAM26に記憶された表示用画像データが表示される表示部25が接続される。
前記サーバ装置10において、クライアント端末20a,20b,…からの操作入力信号に応じたアプリケーションプログラムの実行に伴い生成された表示出力用の画像データは、各端末20a,20b,…毎にVRAM16に記憶されて管理されると共に、対応するクライアント端末20a,20b,…へ圧縮処理されて送信(転送)される。そして、クライアント端末20a,20b,…では、前記サーバ装置10から転送された画像データが、デコードされてVRAM26に記憶されその表示部25に表示される。
つまり、このシン・クライアント・システムにおける各クライアント端末20a,20b,…は、何れもキーボード及びマウスなどのユーザ操作に応じた入力機能と表示部及びプリンタなどの出力機能を必要最低限有し、独自のアプリケーション機能やデータファイルの管理機能を持つ必要が無い。
そして、クライアント端末20a,20b,…からの操作入力信号に応じてサーバ装置10にて起動実行される各種の処理に伴い生成されたデータファイルは、当該サーバ装置10内あるいは該サーバ装置10にて接続管理される磁気ディスクなどの記憶装置にユーザアカウント毎あるいは共有ファイルとして記憶され保存される。
なお、この第1実施形態に係るシン・クライアント・システムにおいて、サーバ装置10でのアプリケーション処理により生成されクライアント端末20a,20b,…毎のVRAM16に記憶される表示用画像データはXGA(Extended Graphics Array)サイズ(縦768dots×横1024dots)で生成記憶され、また各クライアント端末20a,20b,…の表示部25およびVRAM26における表示画像サイズはVGA(Video Graphics Array)サイズ(縦480dots×横640dots)に設定される。
このため、クライアント端末20a,20b,…は、サーバ装置10にて生成されたXGAサイズの表示用画像データのうちの、どの位置を始点(左上点)とするVGAサイズの画像データを表示するかの位置情報12P(X,Y)を送信する。そして、サーバ装置10では、クライアント装置20a,20b,…から受信された位置情報12P(X,Y)に応じて、この位置情報を始点(左上点)にしてVGAサイズの画像データをVRAM16に生成記憶されたXGAサイズの表示用画像データから切り出して読み出し前記クライアント装置20a,20b,…へ送信して表示させる。
また、この第1実施形態に係るシン・クライアント・システムでは、各クライアント端末20a,20b,…の入力部24において、通常動作モードと待機モードとをユーザ操作に応じて切り替え設定するためのモード切替スイッチ24Sが備えられる。
このモード切替スイッチ24Sにより通常動作モードが切り替え設定された場合には、当該クライアント端末20a,20b,…からの操作入力信号に応じて、サーバ装置10では通常通り指定のアプリケーション処理を起動させて実行し、生成された表示用画像データをその位置情報12Pに従ったVGA画像サイズに切り出して送信する。
一方、モード切替スイッチ24Sにより待機モードが切り替え設定された場合には、サーバ装置10において該当のクライアント端末20a,20b,…との接続に伴い確保されたメモリ12内のワークエリアがその保存データを除いて開放されると共に、同クライアント端末20a,20b,…に対するタスク切り替え・割り込みなどの監視処理が中止され、要するに待機モードに設定されたクライアント端末20a,20b,…のためのソフトウエアリソースが解放される。
そして、この待機モードに設定された状態であっても、前記通常動作モードにおいてクライアント端末20a,20b,…からの操作入力に従いサーバ装置10にて予め生成記憶させた複数の表示用画像データを、当該クライアント端末20a,20b,…から所望の表示用画像データの識別番号を通知することで転送させ、同クライアント端末20a,20b,…にて表示させることできる。
このため、サーバ装置10のメモリ12には、各クライアント端末20a,20b,…毎に生成された表示用画像データの識別番号Snとその実画像データのVRAM16内での記憶先の画像番号Gnとを対応付けて記述した画像読み出しテーブル12Tが設けられる。
次に、前記構成の第1実施形態に係るサーバ装置10およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの動作について説明する。
図2は、前記第1実施形態のシン・クライアント・システムにおけるクライアント端末20a,20b,…での処理を示すフローチャートである。
図3は、前記第1実施形態のシン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10での処理を示すフローチャートである。
例えばクライアント端末20aにおいて、電源が投入されると、メモリ22に記憶されている認証IDと共にログイン要求が送受信制御部23を介してサーバ装置10へ送信される。するとサーバ装置10では、クライアント端末20aから受信された認証IDに従って該端末20aを認証処理し、送受信制御部13を介して当該クライアント端末20aとの接続を確立する(ステップA1,B1)。
するとサーバ装置10では、前記認証接続されたクライアント端末20aに対する初期表示用画像データが生成されてVRAM16に格納され、該クライアント端末20aに送信されて表示される(ステップB2)。
サーバ装置10との接続が確立されて初期画面表示されたクライアント端末20aにおいて、モード切替スイッチ24Sのスイッチ位置が検出されることで「通常動作モード」であると判断された場合に(ステップA2「通常動作モード」)、現在「待機モード」を示すフラグがセットされていると判断された場合には(ステップA3「セット」)、「通常動作モード」のモード設定信号がサーバ装置10へ送信されると共に(ステップA4)、前記「待機モード」を示すフラグがリセットされる(ステップA5)。
そして、このクライアント端末20aの入力部24に対するユーザ操作入力に応じた入力イベント信号がサーバ装置10へ送信される(ステップA6→A7)。
サーバ装置10において、前記クライアント端末20aから送信されたモード設定信号「通常動作モード」が受信され、通常動作モードであると判断されると(ステップB3→B4「通常動作」)、「待機モード」を示すフラグがリセットされ(ステップB5)、接続中のクライアント端末20aからの入力イベントに応じた処理に移行される(ステップBC)。
この入力イベントに応じた処理(ステップBC)では、先ず接続中のクライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースが解放されているか否か、つまり直前まで「待機モード」に設定されていたか否か判断される(ステップC1)。
この際、前記接続中のクライアント端末20aは「通常動作モード」での接続初期であり、当該クライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放は無いと判断されるので(ステップC1(無し))、当該クライアント端末20aに応じたアプリケーションプログラムがメインメモリ(12)上にロードされると共に(ステップC2)、同メインメモリ(12)上に当該クライアント端末20aのアプリケーション処理のためのワークエリアが確保される(ステップC3)。
そして、当該接続されたクライアント端末20aからのタスク切り替え・割り込みなどに対応するための定期監視処理が設定される(ステップC4)。
すると、前記クライアント端末20aから受信された入力イベント信号に応じて前記メインメモリ(12)上にロードされたアプリケーションプログラムが実行され(ステップC5)、これに応じた表示用画像データが生成されてVRAM16に格納され、当該イベント送信元のクライアント端末20aへ送信される(ステップC6)。
これにより、前記クライアント端末20aでは、そのユーザ操作入力に応じて前記サーバ装置10にて生成送信された表示用画像データが受信され、VRAM26に格納されて表示部25に表示される(ステップA8→A9)。
ここで、本第1実施形態のシン・クライアント・システムでは、通常動作モードでのクライアント端末20aからの操作入力に応じたサーバ装置10でのアプリケーション処理によって、後の待機モードの設定状態においてクライアント端末20aにて表示を必要とする表示用画像データを予め生成しVRAM16に記憶させておく。
例えば、保険会社のシン・クライアント・システムにおいて、その営業担当者がクライアント端末20aのユーザである場合には、特定の顧客に合わせた保険商品プランなどを予めサーバ装置10に接続して生成記憶させておき、当該顧客へ訪問して説明する際には、単にその保険商品プランの画像データのみをサーバ装置10から読み出して使用するものである。
この後、クライアント端末20aにおいて、例えば当該端末20aの使用を前記予め生成して記憶させた画像データの表示のみと限定することで、そのモード切替スイッチ24Sが「待機モード」に切り替えられたことが検出されると(ステップA2「待機モード」)、これまで「通常動作モード」であったことにより「待機モード」を示すフラグは現在リセット状態にあると判断される(ステップA10(リセット))。
すると、前記サーバ装置10に対して待機モードへの切り替え信号が送信されると共に(ステップA11)、「待機モード」を示すフラグがセットされる(ステップA12)。
サーバ装置10において、前記クライアント端末20aから送信された待機モードへの切り替え信号が受信判断されると(ステップB4(待機))、これまで「通常動作モード」であったことにより「待機モード」を示すフラグは現在リセット状態にあると判断される(ステップB6(リセット))。
すると、前記「待機モード」へのスイッチ切り替えが行われたクライアント端末20aに対応してメインメモリ12上に確保されていたワークエリアが、その保存データの格納エリアのみ除いて開放されると共に、当該クライアント端末20aからのタスク切り替え・割り込みなどに対応するための定期監視処理が中止されることで、同クライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われる(ステップB7)。そして「待機モード」を示すフラグがセットされる(ステップB8)。
このように前記クライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われると、その分だけサーバ装置10の負荷が軽減されるので、他のクライアント端末20b,20c,…に対応したアプリケーション処理において十分なサーバ性能が振り向けられるようになる。
こうした前記クライアント端末20aの待機モードの設定状態において、予め通常動作モード時にサーバ装置10にて生成記憶されている複数の表示用画像データのうちの所望の画像識別番号Snが端末ユーザによって入力指定されると(ステップA13)、当該指定の画像識別番号Snがサーバ装置10へ送信通知される(ステップA14)。
サーバ装置10において、前記クライアント端末20aから送信された画像識別番号Snの通知が受信入力されると(ステップB9→B10)、メモリ12内の画像読み出しテーブル12Tに従って前記ユーザ指定の画像識別番号Snに対応する画像番号GnからVRAM16内に記憶されている画像データが読み出される(ステップB11)。
この際、サーバ装置10内に生成記憶されていた表示用画像データはXGAサイズであるために、クライアント端末20aからのユーザ入力指定操作に応じた表示位置情報(X,Y)12Pがサーバ装置10へ送信通知され(ステップA15→A16)、該サーバ装置10において、その表示位置情報(X,Y)12Pの受信が判断されると(ステップB12(有り))、前記VRAM16から読み出されたユーザ指定の画像識別番号Snに対応する画像番号Gnの表示用画像データから、その表示位置情報(X,Y)12Pに対応するVGAサイズエリアの画像データが選択取得され(ステップB13)、クライアント端末20aへ送信される(ステップB14)。
クライアント端末20aにおいて、前記サーバ装置10から送信された前記ユーザ指定の表示位置情報(X,Y)12Pに対応したVGAサイズエリアの表示用画像データが受信・取得されると(ステップA17→A18)、その表示用画像データはVRAM26に書き込まれて表示部25に表示される(ステップA19,A20)。
これによりクライアント端末20aでは、当該端末20aに対応したサーバ装置10でのソフトウエアリソースを解放した待機モード設定状態のままで、予め通常動作モード時においてサーバ装置10にて生成記憶させていた複数の表示用画像データのうちの所望の画像データを指定して受信表示させることができる。
この後、クライアント端末20aにおいて、モード切替スイッチ24Sの「通常動作モード」への切り替えが検出されると(ステップA2(通常動作モード))、現在は待機モードを示すフラグがセットされていると判断されるので(ステップA3(セット))、前記サーバ装置10に対して通常動作モードへの切り替え信号が送信されると共に(ステップA4)、「待機モード」を示すフラグがリセットされる(ステップA5)。
そして、このクライアント端末20aの入力部24に対するユーザ操作入力に応じた入力イベント信号がサーバ装置10へ送信される(ステップA6→A7)。
サーバ装置10において、前記クライアント端末20aから送信されたモード設定信号「通常動作モード」が受信され、通常動作モードであると判断されると(ステップB3→B4「通常動作」)、「待機モード」を示すフラグがリセットされ(ステップB5)、前記クライアント端末20aからの入力イベントに応じた処理に移行される(ステップBC)。
この入力イベントに応じた処理(ステップBC)において、先ず接続中のクライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースが解放されていると判断された場合、つまり直前まで「待機モード」に設定されていたと判断された場合には(ステップC1(有り))、当該クライアント端末20aに応じたアプリケーションプログラムのメインメモリ(12)上へのロード処理は既に実施されているので、ステップC2での処理は飛ばされ、前記ソフトウエアリソース解放の解除が行われる(ステップC3,C4)。
すなわち、メインメモリ(12)上にクライアント端末20aのアプリケーション処理のためのワークエリアが再び確保され(ステップC3)、また同クライアント端末20aからのタスク切り替え・割り込みなどに対応するための定期監視処理が再設定される(ステップC4)。
すると、クライアント端末20aから受信された入力イベント信号に応じて前記メインメモリ(12)上にロードされたアプリケーションプログラムが実行され(ステップC5)、これに応じた表示用画像データが生成されてVRAM16に格納され、当該イベント送信元のクライアント端末20aへ送信される(ステップC6)。
これにより、クライアント端末20aでは、そのユーザ操作入力に応じて前記サーバ装置10にて生成送信された表示用画像データが受信され、VRAM26に格納されて表示部25に表示される(ステップA8→A9)。
したがって、前記構成の第1実施形態に係るサーバ装置10およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムによれば、クライアント端末20a,20b,…をサーバ装置10へ認証・接続した状態で、クライアント端末20aのモード切替スイッチ24Sにより「通常動作モード」から「待機モード」に切り替えられると、当該クライアント端末20aに対応してメインメモリ12上に確保されていたワークエリアが、その保存データの格納エリアのみ除いて開放されると共に、当該クライアント端末20aからのタスク切り替え・割り込みなどに対応するための定期監視処理が中止されることで、同クライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われるので、その分だけサーバ装置10の負荷が軽減されるようになり、他のクライアント端末20b,20c,…に対応したアプリケーション処理において十分なサーバ性能を発揮させることができる。
そして、この待機モードの設定状態のままで、予め通常動作モード時においてサーバ装置10にて生成記憶させていた複数の表示用画像データのうちの所望の画像データを指定して取り込み表示させることができる。
この場合に、各クライアント端末20a,20b,…の表示画面サイズ(25)がVGAサイズ、サーバ装置10にて生成記憶される表示用画像データの画像サイズがXGAサイズであっても、クライアント端末20aから所望の表示用画像データの画像識別番号Snを送信するのと共に、ユーザ入力指定操作に応じた表示位置情報(X,Y)12Pを送信通知することで、サーバ装置10は受信された画像識別番号Snに対応した表示用画像データを受信された表示位置情報(X,Y)12Pを基準にVGAサイズの画像データに切り出して該当の端末20aへ送信し適切に表示させることができる。
(第1実施形態の変形例)
なお、前述したように第1実施形態では、各クライアント端末20a,20b,…の表示画面サイズ(25)をVGAサイズとし、サーバ装置10にて生成記憶される表示用画像データの画像サイズをXGAサイズとして、生成画像サイズと表示画像サイズとが異なる場合について説明したが、これを同一サイズとして構成した場合には、前記表示位置情報(X,Y)12Pの指定は不要になる。
これにより、この第1実施形態の変形例では、前記図2におけるクライアント端末20a,20b,…での処理を示すフローチャートにおいて、ステップA15,A16での画像取得(切り出し)位置情報(X,Y)の指定通知処理を省略でき、また前記図3におけるサーバ装置10での処理を示すフローチャートにおいて、ステップB12,B13での画像取得位置情報(X,Y)に応じた画像取得(切り出し)処理を省略できる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るサーバ装置10′およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの構成を示すブロック図である。
この第2実施形態のシン・クライアント・システムにおいて、前記図1における第1実施形態のシン・クライアント・システムと同一の構成分については、それと同一の符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態のシン・クライアント・システムでは、各クライアント端末20a,20b,…の操作入力に応じてサーバ装置10′にて生成される表示用画像データの画像サイズと前記各クライアント端末20a,20b,…での表示画面サイズ(25)とを、例えばVGAサイズの同一サイズとして構成したので、前記第1実施形態のサーバ装置10にてメモリ12に記憶されるべき表示位置情報(X,Y)12Pを必要としない。
そしてこの第2実施形態のシン・クライアント・システムでは、各クライアント端末20a,20b,…の操作入力に応じてサーバ装置10′にて生成記憶された表示用画像データを、当該サーバ装置10′にて定期的に更新させるためのタイマ情報(T)12Qをメモリ12に記憶させて構成する。
次に、前記構成の第2実施形態に係るサーバ装置10′およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの動作について説明する。
図5は、前記第2実施形態のシン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10′での処理を示すフローチャートである。
この第2実施形態に係るサーバ装置10′での処理フローについて、前記図3で示した第1実施形態に係るサーバ装置10での処理フローと同一の処理ステップについては、それと同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、この第2実施形態に係るクライアント端末20a,20b,…での処理フローについては、前記図2で示した第1実施形態に係るクライアント端末20a,20b,…での処理フローにおいてそのステップA15,A16の処理を省いた前記第1実施形態の変形例と同一であるためその図示および説明を省略する。
すなわち、この第2実施形態に係るサーバ装置10′の処理フローでは、通常動作モードの設定状態におけるクライアント端末20a,20b,…からの入力イベントに応じた処理(ステップBC′)において、指定のアプリケーション動作に伴い生成された表示用画像データの更新処理(ステップC5′)を明確にステップ化し、例えば市場動向など逐次変動する外部情報に影響を受ける画像部分が更新されるようにする。
そして、例えばクライアント端末20aのモード切替スイッチ24Sが「待機モード」に切り替えられることで、サーバ装置10′において当該端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われた待機モードの設定状態では、メモリ12内のタイマ情報12Qに基づき判断される一定時間T(例えば3時間)毎に、前記通常動作モードにて予め生成記憶されている表示用画像データが定期的に更新を要するか(画像更新モード)を判断する(ステップB8a)。
これにより、画像更新モードでのタイマ(T)割り込みが発生した場合には(ステップB8a(有り))、一時的に「待機モード」を示すフラグをリセットして(ステップB8b)前記入力イベントに応じた処理(ステップBC′(C3〜))に移行し、前記予め生成記憶されている表示用画像データを更新させ(ステップC5′)、対応するクライアント端末20aへ送信して表示更新させる(ステップC6)。
したがって、前記構成の第2実施形態に係るサーバ装置10′およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムによれば、前記第1実施形態同様に「待機モード」に切り替えられたクライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われることで、その分だけサーバ装置10′の負荷が軽減され、他のクライアント端末20b,20c,…に対応したアプリケーション処理にて十分なサーバ性能を発揮できるばかりでなく、待機モードの設定状態にてサーバ装置10′からクライアント端末20aに読み込んで表示させる予め生成された表示用画像データを、その画像更新の必要に応じ定期的に画像更新して受信表示させることができる。
なお、この第2実施形態に係るサーバ装置10′では、画像更新モードでのタイマ割り込みに伴い、予め生成記憶されている表示用画像データを更新すると共に、その更新された表示用画像データをその時点で対応する待機モードのクライアント端末20aへ送信する処理フローとして構成したが、次の第3実施形態のサーバ装置10A(図4・図6参照)にて説明するように、画像更新モードでのタイマ割り込みに伴い、予め生成記憶されている表示用画像データを更新し、その時点でのクライアント端末20aへの送信は行わずにそのまま記憶保持して当該端末20aからの画像取得要求(画像識別番号受信)に従い送信する処理フローとして構成してもよい。
(第3実施形態)
この第3実施形態のサーバ装置10Aおよびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの構成は、前記図4で示した第2実施形態のシステム構成と同様であり、その説明を省略する。
図6は、この第3実施形態のシン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10Aでの処理を示すフローチャートである。
この第3実施形態に係るサーバ装置10Aでの処理フローについて、前記図5で示した第2実施形態に係るサーバ装置10′での処理フローと同一の処理ステップについては、それと同一の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、この第3実施形態に係るサーバ装置10Aの処理フローでは、例えばクライアント端末20aのモード切替スイッチ24Sが「待機モード」に切り替えられることで、サーバ装置10Aにて当該端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われた待機モードの設定状態において、タイマ(T)割り込みに伴う入力イベントに応じた処理への一時的移行時にのみ(ステップB8a→B8b→BCa)、予め生成記憶されている表示用画像データを更新(ステップC5a→C5b)させるようにする。
そして、このタイマ(T)割り込みに応じて更新保持される表示用画像データは、クライアント端末20aからの画像取得要求(画像識別番号受信)に従い該端末20aに送信され表示更新される(ステップB9〜B14)。
したがって、前記構成の第3実施形態に係るサーバ装置10Aおよびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムによれば、前記第1実施形態同様に「待機モード」に切り替えられたクライアント端末20aに対応するソフトウエアリソースの解放が行われることで、その分だけサーバ装置10Aの負荷が軽減され、他のクライアント端末20b,20c,…に対応したアプリケーション処理にて十分なサーバ性能を発揮できるばかりでなく、待機モードの設定状態にてサーバ装置10Aからクライアント端末20aに必要に応じて読み込んで表示させる予め生成された表示用画像データを、定期的に画像更新して記憶保持させることができる。
なお、前記各実施形態において記載したシン・クライアント・システムによる各処理の手法、すなわち、図2のフローチャートに示すクライアント端末20a,20b,…での処理、図3のフローチャートに示す第1実施形態のサーバ装置10での処理、図5のフローチャートに示す第2実施形態のサーバ装置10′での処理、図6のフローチャートに示す第3実施形態のサーバ装置10Aでの処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体に格納して配布することができる。そして、サーバ装置10(10′)(10A)のコンピュータ(CPU11)は、この外部記録媒体に記憶されたプログラムを記憶装置(メモリ12)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したシン・クライアント・システムにおける待機モードの設定およびその設定時画像表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記のプログラムデータを取り込んで記憶装置(メモリ12)に記憶させ、前述したシン・クライアント・システムにおける待機モードの設定およびその設定時画像表示機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の第1実施形態に係るサーバ装置10およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの構成を示すブロック図。 前記第1実施形態のシン・クライアント・システムにおけるクライアント端末20a,20b,…での処理を示すフローチャート。 前記第1実施形態のシン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10での処理を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係るサーバ装置10′およびそのクライアント端末20a,20b,…を備えたシン・クライアント・システムの構成を示すブロック図。 前記第2実施形態のシン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10′での処理を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態のシン・クライアント・システムにおけるサーバ装置10Aでの処理を示すフローチャート。
符号の説明
10、10′、10A…サーバ装置
11 …CPU(サーバ)
12 …メモリ(サーバ)
12P…表示位置情報(X,Y)
12T…画像読み出しテーブル
Sn…表示用画像データの識別番号
Gn…記憶先の画像番号
12Q…タイマ情報(T)
13 …送受信制御部(サーバ)
14 …入力部(サーバ)
15 …表示部(サーバ)
16 …VRAM(サーバ)
20a,20b,…クライアント装置
21 …CPU(端末)
22 …メモリ(端末)
23 …送受信部(端末)
24 …入力部(端末)
24S…モード切替スイッチ
25 …表示部(端末)
N …ネットワーク

Claims (7)

  1. 通常動作モードと待機モードとのモード切り替え手段を有するクライアント装置に接続されるコンピュータシステムのサーバ装置であって、
    前記クライアント装置のモード切り替え手段が通常動作モードに切り替えられたか待機モードに切り替えられたかを判断するモード判断手段と、
    このモード判断手段により前記クライアント装置のモード切り替え手段が通常動作モードに切り替えられたと判断された場合に、当該クライアント装置に対応するソフトウエアリソースを設定するリソース設定手段と、
    前記モード判断手段により前記クライアント装置のモード切り替え手段が待機モードに切り替えられたと判断された場合に、前記リソース設定手段により設定された当該クライアント装置に対応するソフトウエアリソースを解放するリソース解放手段と、
    前記クライアント装置に対する表示用の画像データを記憶する表示用画像記憶手段と、
    前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、当該クライアント装置に対し前記表示用画像記憶手段により記憶されている表示用の画像データを送信する表示画像送信手段と、
    を備えたことを特徴とするコンピュータシステムのサーバ装置。
  2. 前記表示画像送信手段は、
    前記クライアント装置から画像の指定情報を受信する指定情報受信手段を有し、
    この指定情報受信手段により受信された画像の指定情報に対応する表示用の画像データを、前記表示用画像記憶手段により記憶されている複数の表示用の画像データの中から読み出し、前記クライアント端末に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステムのサーバ装置。
  3. 前記表示画像送信手段は、
    前記クライアント装置から画像の指定情報を受信する指定情報受信手段と、
    前記クライアント装置から画像の表示位置情報を受信する表示位置情報受信手段とを有し、
    前記指定情報受信手段により受信された画像の指定情報に対応する表示用の画像データを、前記表示用画像記憶手段により記憶されている複数の表示用の画像データの中から読み出し、この読み出した画像データのうち前記表示位置情報受信手段により受信された画像の表示位置情報に対応する範囲の画像データを切り出し、前記クライアント端末に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステムのサーバ装置。
  4. 一定時間の経過を判断するタイマ手段を備え、
    前記表示画像送信手段は、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、前記タイマ手段により判断される一定時間の経過毎に、当該クライアント装置に対し前記表示用画像記憶手段により記憶されている表示用の画像データを送信する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のコンピュータシステムのサーバ装置。
  5. 一定時間の経過を判断するタイマ手段を備え、
    前記表示画像送信手段は、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、前記タイマ手段により判断される一定時間の経過毎に、前記画像更新手段により記憶手段により記憶されている表示用の画像データを更新し、この更新された画像データを当該クライアント装置に対して送信する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のコンピュータシステムのサーバ装置。
  6. 一定時間の経過を判断するタイマ手段と、
    前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、前記タイマ手段により判断される一定時間の経過毎に、前記表示用画像記憶手段により記憶されている表示用の画像データを更新する画像更新手段とを備え、
    前記表示画像送信手段は、前記リソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、当該クライアント装置からの要求に応じて前記画像更新手段により更新された画像データを送信する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のコンピュータシステムのサーバ装置。
  7. 通常動作モードと待機モードとのモード切り替え手段を有するクライアント装置に接続されるサーバ装置のコンピュータを制御するためのサーバ制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記クライアント装置のモード切り替え手段が通常動作モードに切り替えられたか待機モードに切り替えられたかを判断するモード判断手段、
    このモード判断手段により前記クライアント装置のモード切り替え手段が通常動作モードに切り替えられたと判断された場合に、当該クライアント装置に対応するソフトウエアリソースを設定するリソース設定手段、
    前記モード判断手段により前記クライアント装置のモード切り替え手段が待機モードに切り替えられたと判断された場合に、前記リソース設定手段により設定された当該クライアント装置に対応するソフトウエアリソースを解放するリソース解放手段、
    このリソース解放手段により前記待機モードに切り替えられたクライアント装置に対応するソフトウエアリソースが解放された状態で、当該クライアント装置に対して表示用画像メモリに記憶されている表示用の画像データを送信する表示画像送信手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能なサーバ制御プログラム。
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