JP2008083940A - 金融自動化装置、金融システム、およびコンピュータプログラム - Google Patents

金融自動化装置、金融システム、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客満足度を高めるとともに収益性の高い金融商品を販売することの可能な金融自動化装置および金融システムを提供する。
【解決手段】金融自動化装置110と、金融自動化装置と通信ネットワークを介して接続されるセンタシステム200とを含む金融システムにおいて、金融自動化装置は、金融商品の解約条件を入力するための解約条件入力部112と、所定の日時に解約条件を満たすかを判断し、解約条件を満たす場合に金融商品の解約処理を行う解約予約処理部114と、センタシステムとの間で通信を行う通信部116と、を備え、センタシステムは、解約条件を保持する解約条件保持部220と、金融自動化装置との間で通信を行う通信部230と、を備えたことを特徴とする。顧客が定期預金の満期にあたり運用方法の変更の機会を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関等に設置されるATM(Automatic Teller Machine)装置などの金融自動化装置の機能を拡張する技術にかかり、特に、ATM装置を用いて金融商品(定期預金等)における契約内容を変更できるようにする技術に関する。
金融機関における定期預金の預入期間の変更などの手続きを、金融機関に設置されているATM装置によって取り扱う技術として、特開平08−235278号公報(特許文献1)に開示されたものがある。同文献に開示の技術によれば、定期預入期間や積立金額といった契約内容の変更手続を機械によって行うことができる。これによって省力化が可能になるとともに、契約内容の変更手続に時間の制約が小さくなり、顧客(利用者)にとっても好都合である。
特開平08−235278号公報
ところで、上記背景技術では、顧客は定期預金を預入した際に自動的に継続する旨の内容で契約をした場合、自ら期日管理をしていないと満期日に初めに作成した条件(期間等)で自動的に更新されてしまう。しかし、相場(株式、為替、金利等)が変動する可能性を視野に入れ、満期時に運用方針を変更したいと考えている顧客にとっては、予め自己の責任において解約予約や自動継続の停止を依頼しておかなければ、自動的に定期預金が作成され、運用資金が固定化されるおそれがある。
本発明は、上記背景技術が有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、顧客が金融商品の運用方法の変更の機会を得ることができるとともに、金融機関が顧客に多様な運用機会を与えることにより、顧客満足度を高めるとともに収益性の高い金融商品を販売することの可能な、新規かつ改良された金融自動化装置、金融システム、およびコンピュータプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点によれば、金融商品の契約内容の変更手続を行うための金融自動化装置が提供される。本発明の金融自動化装置(110)は、金融商品の解約条件を入力するための解約条件入力部(112)と、所定の日時に前記解約条件を満たす場合に前記金融商品の解約処理を行う解約予約処理部(114)と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。
かかる金融自動化装置(110)によれば、解約条件を入力しておき、条件に一致したときのみ解約を行うことで、顧客は金融商品(例えば、定期預金)について所定の日時(例えば、定期預金の満期)に運用方法の変更の機会を得ることができる。さらに、金融機関は顧客に多様な運用機会を与えることにより、顧客満足度を高めるとともに収益性の高い金融商品を販売することが可能である。なお、解約条件を満たすかどうかの判断は、例えば外部のシステム(200)により行い、その判断結果を金融自動化装置(110)が取得するようにしてもよく、あるいは、解約条件を満たすかどうかの判断を金融自動化装置(110)自身で行うようにしてもよい。
なお上記において、構成要素に付随して括弧書きで記した参照符号は、説明の便宜のために、後述の実施形態および図面における対応する構成要素を一例として記したに過ぎず、本発明がこれに限定されるものではない。以下も同様である。
本発明の金融自動化装置(110)において、様々な応用が可能であるが、そのいくつかの応用例を挙げれば以下の通りである。
例えば、前記解約条件を通信ネットワークを介して外部と送受信するための通信部(116)を備える構成とすることが可能である(請求項2)。解約条件を金融自動化装置の外部のシステムや装置(例えば、後述のセンタシステム200)に送信して、外部のシステムに保持しておくことが可能である。そして、必要に応じて解約条件を取得したり、さらに、解約条件を満たすかどうかに関する情報を外部のシステムから取得したりすることが可能である。
あるいは、解約条件を外部のシステムに送信して外部のシステムで保持するのではなく、金融自動化装置(110)内で保持するようにしてもよい。すなわち、金融自動化装置(110)内に、さらに、前記解約条件を保持する解約条件保持部を備える構成とすることも可能である(請求項3)。かかる構成によれば、解約条件を満たすかどうかの判断を金融自動化装置(110)自身で行うことが容易になる。なお、解約条件を外部のシステムに送信して外部のシステムで保持するとともに、金融自動化装置(110)内でも保持するようにしてもよい。
上記課題を解決するため、本発明の第2の観点によれば、金融商品の契約内容の変更手続を行うための金融自動化装置(110)と、前記金融自動化装置と通信ネットワーク(400)を介して接続されるセンタ装置(200)とを含む金融システムが提供される。本発明の金融システムにおいて、前記金融自動化装置(110)は、金融商品の解約条件を入力するための解約条件入力部(112)と、所定の日時に前記解約条件を満たす場合に前記金融商品の解約処理を行う解約予約処理部(114)と、前記センタ装置との間で通信を行う通信部(116)と、を備える。また、前記センタ装置(200)は、前記解約条件を満たすかを判断する解約条件判断部(210)と、前記解約条件を保持する解約条件保持部(220)と、前記金融自動化装置との間で通信を行う通信部(230)と、を備えたことを特徴とする(請求項4)。
かかる金融システムによれば、解約条件を入力しておき、条件に一致したときのみ解約を行うことで、顧客は金融商品(例えば、定期預金)について所定の日時(例えば、定期預金の満期)に運用方法の変更の機会を得ることができる。さらに、金融機関は顧客に多様な運用機会を与えることにより、顧客満足度を高めるとともに収益性の高い金融商品を販売することが可能である。
本発明の金融システムにおいても、さまざまな応用が可能である。一例を挙げれば、解約条件をセンタ装置(200)に送信して保持するとともに、金融自動化装置(110)内でも保持するようにしてもよい。すなわち、前記金融自動化装置(110)は、さらに、前記解約条件を保持する解約条件保持部を備える構成とすることも可能である(請求項5)。
また、本発明の他の観点によれば、コンピュータを、上記第1の観点にかかる金融自動化装置として機能させるためのプログラムと、そのプログラムを記録した、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体が提供される(請求項6)。ここで、プログラムはいかなるプログラム言語により記述されていてもよい。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスクなど、プログラムを記録可能な記録媒体として現在一般に用いられている記録媒体、あるいは将来用いられるいかなる記録媒体をも採用することができる。
以上のように、本発明によれば、顧客は定期預金の満期にあたり、運用方法の変更の機会を得ることができる。また、金融機関は、顧客に多様な運用機会を与えることにより、顧客満足度を高めるとともに収益性の高い金融商品を販売することができる。
その他の本発明の優れた効果については、以下の発明を実施するための最良の形態の説明において説明する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明にかかる金融自動化装置、金融システム、およびコンピュータプログラムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(本実施形態の構成)
まず、本実施形態の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる金融システムの構成例を示す説明図である。
本実施形態にかかる金融システム10は、図1に示したように、銀行などの金融機関における営業店システム100と、金融機関の外部機関に設置されるセンタシステム200と、外部サーバ300と、これら各システム構成要素を相互に接続する通信ネットワーク400と、を含んで構成される。
(営業店システム100)
営業店システム100は、図1に示したように、ATM装置110を備えて構成される。ATM装置110は、営業店システム100が提供する金融商品の契約内容の変更手続を行うための金融自動化装置の一例である。なお図1においては、便宜上1つのATM装置110を示しているが、1つの営業店システム100内にATM装置110が2つ以上あってもよく、営業店システム100の規模によっては数十以上のATM装置110が設置されることもある。
本実施形態では、営業店システム100は銀行に備えられるシステムであるものとし、金融商品として定期預金を例に挙げて説明する。
ATM装置110は、定期預金の解約条件を入力するための定期解約条件入力部112と、定期預金の満期日時点(あるいは所定の日時)に、解約条件を満たす場合に、定期預金の解約処理を行う定期解約予約処理部114と、通信ネットワークを介してセンタシステム200や外部サーバ300と通信するための通信部116と、を備えて構成される。
定期解約条件入力部112は、例えば、タッチパネル式のディスプレイ装置で構成することができる。本実施形態では、定期解約条件入力部112には、定期預金の解約条件が入力される。解約条件は例えば定期預金の満期日の1ヶ月前(自由に設定可能)に入力される。具体的には、顧客の今後の相場動向勘や満期日時点での解約条件(自動継続停止条件)の入力が行われる。そして、満期日にその解約条件に達成した場合は、定期預金の自動継続の停止が行われる。
解約条件とは、例えば、対象となる相場が株式や為替の場合には、「○円以上(下限指定)」「○円以下(上限指定)」、「○円〜○円(範囲指定)」などと条件を設定することができる。また、対象となる相場が金利の場合には、「○%以上(下限指定)」、「○%以下(上限指定)」、「○%〜○%(範囲指定)」などと設定することができる。条件のパラメータ(単位)は1つに限らず、2つ以上の組み合わせであってもよい。この場合、2つ以上の条件は、いわゆるOR条件またはAND条件として表すことができる。かかる条件は、顧客に定期預金の自動継続の停止を知らせるという意味合いで、以下「アラーム条件」とも称する。
定期解約条件入力部112に表示される情報および解約条件の入力については、図3〜図5を参照しながらさらに後述する。
定期解約予約処理部114は、定期解約条件入力部112に入力された解約条件を満たす場合に、定期預金の解約処理を行う機能部である。かかる定期解約予約処理部114は、例えば、コンピュータに組み込まれたコンピュータプログラムによりソフトウェア的に処理することが可能である。
通信部116は、通信ネットワークを介してセンタシステム200や外部サーバ300と通信するためのインタフェースである。本実施形態において通信部とは、ソフトウェア(通信用プログラム)およびハードウェア(通信ケーブルやコネクタ等)の総称をいうものとする。
(センタシステム200)
センタシステム200は、図1に示したように、センタサーバ210と、解約予約情報データベース220と、通信部230と、を含んで構成される。このように本実施形態では、センタシステム200が複数の構成要素210〜230からなるものとして説明するが、物理的に一体の装置(センタ装置)として構成することも可能である。
センタサーバ210は、このセンタシステム200を総括的に制御するサーバ装置である。本実施形態では、センタサーバ210は、解約予約情報データベース220の管理を行うとともに、所定の日時に解約条件を満たすかどうかを判断する解約条件判断部として機能する。さらにセンタシステム200は、通信部230を制御して、通信ネットワークを介して営業店システム100や外部サーバ300との通信を制御する。センタサーバ210は、解約条件を満たすかどうかを判断するにあたり、外部サーバ300から判断材料となる情報(為替レート等)を取得する。
解約予約情報データベース(DB)220は、ATM装置110の定期解約条件入力部112に入力された解約条件を保持するデータベースである。データベースの構造は任意に設計可能であるが、例えば、口座番号や定期番号(No)を主キーとして、解約予定日時や解約条件をレコードとして保持することが可能である。
通信部230は、通信ネットワークを介して営業店システム100や外部サーバ300と通信するためのインタフェースであり、ソフトウェア(通信用プログラム)およびハードウェア(通信ケーブルやコネクタ等)などからなる。
(外部サーバ300)
外部サーバ300は、ATM装置110の定期解約予約処理部114における、解約条件の判断のための情報を保持するためのサーバである。例えば、解約条件が為替レートに関するものである場合、外部サーバ300は為替レートに関する情報を保持する。そして、センタシステム200内のセンタサーバ210からの要求に応じて、解約条件を満たすかどうかを判断するための情報を提供する。
なお図1には便宜上、外部サーバ300を1つのみ示しているが、情報の種類や量に応じて、2以上の外部サーバを含むシステム構成とすることも可能である。一方、本実施形態において外部サーバ300は必ずしも必須の構成要素ではなく、解約条件の判断のための情報を他の手段により取得するようにしてもよい。具体的には例えば、センタシステム200または営業店システム100に、解約条件の判断のための情報が直接入力されるようにしてもよい。
(通信ネットワーク400)
通信ネットワーク400は、図1に示したように、営業店システム100、センタシステム200および外部サーバ300を相互に接続するためのネットワークである。通信ネットワーク400は、システム構成に応じて、インターネットのような公衆回線網であってもよく、あるいは、専用回線やLAN(Local Area Network)などであってもよい。また図1の例では、通信ネットワーク400を1つのみ示しているが、2つ以上の通信ネットワークが存在してもよい。例えば、営業店システム100とセンタシステム200との間は専用回線であり、外部サーバ300と営業店システム100およびセンタシステム200との間はインターネットのように異種の通信ネットワークが介在するようにしてもよい。
本実施形態にかかる金融システム10は以上のように構成されている。以下に、本実施形態の動作について説明する。
(本実施形態の動作)
次に、本実施形態の動作について、図2〜図5を参照しながら説明する。図2は、本実施形態にかかる金融システムの動作例を示す説明図である。図3〜図5は、図2の解約条件入力工程(ステップS50)における、ATM装置110の表示画面の一例を示す説明図である。
まず顧客は定期預金の条件付自動継続停止サービスの申込を行う(ステップS10)。その後の任意のタイミングで、顧客は解約条件の決定時期の選択を行う(ステップS20)。そして、ステップS20で選択した解約条件の決定時期内で、ATMの取引を行う(ステップS30)。
以下に、本実施形態に特徴的な工程である解約条件の処理工程(ステップS40〜S70)について説明する。
<解約条件の入力画面表示工程(ステップS40)>
ATM装置110に解約条件の入力画面が表示される(ステップS40)。図3は、このステップS40において、ATM装置110に表示される解約条件入力画面の一例を示す説明図である。ATM装置110の定期解約条件入力部112が例えばタッチパネル式のディスプレイ装置である場合には、図3は、定期解約条件入力部112に表示される画面の一例を示すものと考えることができる。また、定期解約条件入力部112がタッチパネル式ではなくボタンなどの場合には、図3は、定期解約条件入力部112に併設される表示手段(例えば、タッチパネル式でないもの)に表示される画面の一例を示すものと考えることができる。
図3の例では、「自動継続停止条件を指定してください。」および「対象とする相場を選択してください。」という説明文と、相場を選択するための「株式」、「為替」、「金利」の選択肢(選択ボタン)と、操作を取り消すための「取消」が表示されている。定期解約条件入力部112がタッチパネル式のディスプレイ装置である場合には、「株式」、「為替」、「金利」の選択ボタンのいずれかを指などで直接押下することにより、これらを選択することができる。また、「取消」を選択することにより、この解約条件の指定操作を取り消すことができる。
以下では、上記の解約条件入力画面表示工程(ステップS40、図3)において、「金利」が選択された場合の例を挙げて説明する。
<解約条件の入力工程(ステップS50)>
次に、解約条件をATM装置110で入力する(ステップS50)。図4は、このステップS50において、ATM装置110に表示される解約条件入力画面の一例を示す説明図である。この例では、「自動継続停止条件を指定してください。」および「「金利」が選択されました。条件を入力してください。」という説明文と、数字等の選択枝(選択ボタン)と、数字等の選択がされた場合にその選択結果を表す表示窓と、操作を取り消すための「取消」が表示されている。
定期解約条件入力部112がタッチパネル式のディスプレイ装置である場合には、数字等の選択ボタン(“0”〜“9”、“.”(小数点)、“訂正”)のいずれかを指などで直接押下することにより、これらを選択することができる。また、「取消」を選択することにより、この解約条件の指定操作を取り消す(あるいは、一つ前の画面に戻る)ことができる。顧客は解約条件として、所望の金利(アラーム条件)を入力することができる。
顧客が解約条件を入力すると、図5に示したように、ATM装置110に解約条件を確認するための確認画面が表示される。この例では、「自動継続停止条件を確認してください。」および「金利が以下の条件のとき、自動継続を停止いたします。よろしければ「確認」を押してください。」という説明文と、顧客が上記の解約条件の入力工程(ステップS50)で入力した解約条件である「0〜0.3%」と、確認したという意思表示を入力するための「確認」と、操作を取り消すための「取消」が表示されている。顧客が「確認」を選択することにより、解約条件の入力工程(ステップS50)が終了する。
以上、ATM装置110における解約条件の処理について説明した。その後、満期日が到来すると(ステップS60)、センタシステム200のセンタサーバ210において、自動継続停止か否かの条件判定を行う(ステップS70)。条件未達成の場合は、定期預金の自動継続を行う。また、条件達成の場合は、定期預金の自動継続停止を行う。
以上、本発明にかかる金融自動化装置の一例としてATM装置110とそれを用いたシステムについて説明した。かかるATM装置100は、コンピュータに上記機能を実現するためのコンピュータプログラムを組み込むことで、コンピュータをATM装置110として機能させることが可能である。かかるコンピュータプログラムは、所定の記録媒体(例えば、CD−ROM)に記録された形で、あるいは、電子ネットワークを介したダウンロードの形で市場を流通させることが可能である。
(本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、顧客は定期預金の満期にあたり、運用方法の変更の機会を得ることができる。また、金融機関は、顧客に多様な運用機会を与えることにより、顧客満足度を高めるとともに収益性の高い金融商品を販売することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明にかかる金融自動化装置、金融システム、およびコンピュータプログラムの好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、解約条件の達成/未達成の判断をセンタシステム200で行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、ATM装置110で判断を行うようにしてもよい。この場合、センタシステム200は、解約条件の保持・管理のみを行い、ATM装置110からの要請に応じて、解約条件を送信するようにする。そして、ATM装置110は、センタシステム200から送信される解約条件を受信して、解約条件を満たすかを判断することが可能である。この際にATM装置100は、解約条件の達成/未達成の判断を行うにあたり、サーバ300から為替レート等の情報を取得することも可能である。
また、上記実施形態では、自動継続解約条件を、センタシステム200内の解約予約情報データベース(DB)220に保持する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、自動継続解約条件を、ATM装置110内で保持することも可能である。この場合、ATM装置110は、自動継続解約条件を保持する解約条件保持部を備えた構成とすることができる。また、ATM装置110内とセンタシステム200の双方で自動継続解約条件を保持しておくことも可能である。
その他、上記実施形態においてATM装置110の機能として説明した機能をセンタシステム200の機能として実施することも可能であり、また、センタシステム200の機能として説明した機能をATM装置110の機能として実施することも可能である。
また、図3〜図5を参照してATM装置110の表示画面について説明したが、かかる表示画面の内容や表示の仕様については任意に設計可能である。
例えば、解約条件の入力工程(ステップS50)における確認画面で、「他の条件を追加しますか?」というメッセージとともに「条件追加」ボタンを表示し、他の解約条件(相場の条件など)を追加させるようにしてもよい。その場合、追加された条件は、いわゆるOR条件またはAND条件により扱うことが可能である。
また例えば、ATM装置110における顧客の入力内容が明らかに不自然な場合等に、警告を表示することも可能である。
本発明は、金融機関等に設置されるATM(Automatic Teller Machine)装置などの金融自動化装置の機能を拡張する技術に利用可能であり、特に、ATM装置を用いて定期預金における契約内容を変更できるようにする技術に利用可能である。
本発明の一実施形態にかかる金融システムの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる金融システムの動作例を示す説明図である。 解約条件入力工程における表示画面の一例を示す説明図である。 解約条件入力工程における表示画面の一例を示す説明図である。 解約条件入力工程における表示画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 営業店
110 ATM装置
112 定期解約条件入力部
114 定期解約予約処理部
116 通信部
200 センタシステム
210 センタサーバ
220 解約予約情報データベース
230 通信部
300 外部サーバ
400 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 金融商品の契約内容の変更手続を行うための金融自動化装置であって、
    金融商品の解約条件を入力するための解約条件入力部と、
    所定の日時に前記解約条件を満たす場合に前記金融商品の解約処理を行う解約予約処理部と、
    を備えたことを特徴とする、金融自動化装置。
  2. 前記解約条件を、通信ネットワークを介して外部と送受信するための通信部を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の金融自動化装置。
  3. さらに、前記解約条件を保持する解約条件保持部を備えたことを特徴とする、請求項1または2に記載の金融自動化装置。
  4. 金融商品の契約内容の変更手続を行うための金融自動化装置と、前記金融自動化装置と通信ネットワークを介して接続されるセンタ装置とを含む金融システムにおいて、
    前記金融自動化装置は、
    金融商品の解約条件を入力するための解約条件入力部と、
    所定の日時に前記解約条件を満たす場合に前記金融商品の解約処理を行う解約予約処理部と、
    前記センタ装置との間で通信を行う通信部と、
    を備え、
    前記センタ装置は、
    前記解約条件を満たすかを判断する解約条件判断部と、
    前記解約条件を保持する解約条件保持部と、
    前記金融自動化装置との間で通信を行う通信部と、
    を備えたことを特徴とする、金融システム。
  5. 前記金融自動化装置は、さらに、前記解約条件を保持する解約条件保持部を備えたことを特徴とする、請求項4に記載の金融システム。
  6. コンピュータを、請求項1〜3に記載の金融自動化装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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