JP2008083465A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶パネルと光源と外光を検出可能に設けられた光センサと制御回路とを備え光センサによる外光の検出精度を向上可能な液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】液晶表示装置10は、液晶パネル20と、液晶パネル20に光照射可能に設けられた光源30と、外光L4を検出可能に設けられた光センサ40と、制御回路50と、を含んで構成されている。制御回路50は、光源30の間欠駆動を行うとともに光源30のオフ期間中に光センサ40による光検出を行う。
【選択図】図1
【解決手段】液晶表示装置10は、液晶パネル20と、液晶パネル20に光照射可能に設けられた光源30と、外光L4を検出可能に設けられた光センサ40と、制御回路50と、を含んで構成されている。制御回路50は、光源30の間欠駆動を行うとともに光源30のオフ期間中に光センサ40による光検出を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置に係り、特に液晶パネルと光源と外光を検出可能に設けられた光センサと制御回路とを備える液晶表示装置に関する。
液晶表示装置には光を検出するための光センサを有するものがある。この光センサは、液晶表示装置の周囲の明るさを検知するアンビエントセンサとして用いられたり、タッチパネルを構成する。図10に示すように、従来の液晶表示装置では、バックライト光源を定常的にオン(点灯)させた状態で液晶パネルを交流駆動し、光センサによる光検出を行う。
液晶表示装置に取り付けられた光センサにはバックライト光も入射するので、外光の光検出を正確に行うことが難しい場合がある。
本発明の目的は、液晶パネルと光源と外光を検出可能に設けられた光センサと制御回路とを備え、光センサによる外光の検出精度を向上可能な液晶表示装置を提供することである。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルと、前記液晶パネルに光照射可能に設けられた光源と、外光を検出可能に設けられた光センサと、制御回路と、を備え、前記制御回路は前記光源の間欠駆動を行うとともに前記光源のオフ期間中に前記光センサによる光検出を行うことを特徴とする。
また、前記間欠駆動を50Hz以上の周波数で行うことが好ましい。また、前記間欠駆動を前記液晶パネルの表示周波数よりも高い周波数で行うことが好ましい。また、前記間欠駆動を前記液晶パネルの表示周波数と同じ周波数で行うことが好ましい。また、前記液晶パネルにOCB方式のパネルを用い、前記間欠駆動について液晶応答期間の終了後に前記光源をオンにすることが好ましい。また、前記液晶表示装置はカラー・フィールド・シーケンシャル方式であることが好ましい。
上記構成によれば、光源からの出射光の影響を排除して外光を検出することができるので、光センサによる外光の検出精度を向上可能な液晶表示装置を提供することができる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
図1に液晶表示装置10を説明するための模式図を示す。液晶表示装置10は、液晶パネル20と、光源30と、光センサ40と、制御回路50とを含んで構成されている。
液晶パネル20は、素子基板100と、当該基板100に対向する対向基板200と、両基板100,200間に封入された液晶300と、を含んで構成されている。液晶パネル20は、光源30からの出射光L3をバックライトとして利用した表示が可能であり、透過型または半透過型の液晶パネルである。液晶パネル20の一例を図2の断面図を参照しつつ説明する。
素子基板100は、例えば透明なガラスで構成された透光性基板102と、半導体層106と、ゲート絶縁膜110と、ゲート電極112と、保持容量電極114と、層間絶縁膜116と、ソース電極118と、ドレイン電極120と、平坦化膜122と、画素電極124と、を含んで構成されている。
素子基板100では、半導体層106とゲート絶縁膜110とゲート電極112との積層構造を含んで画素TFT(Thin Film Transistor)152が構成されている。ここでは画素TFT152がトップゲート型の場合すなわちゲート電極112が半導体層106に対して透光性基板102とは反対側に位置する場合を例示するが、ゲート電極112を半導体層106に対して透光性基板102と同じ側に設けることによって画素TFT152をボトムゲート型に構成することも可能である。トップゲート型によれば、対向基板200側から入射する外光L4はゲート電極112によって遮光されるので、リーク電流の増加を防止することができ、外光L4が強い場合により有効である。また、素子基板100では、半導体層106とゲート絶縁膜110と保持容量電極114との積層構造を含んで保持容量154が構成されている。
半導体層106は、例えばアモルファスシリコン、ポリシリコン等で構成され、透光性基板102上に配置されている。半導体層106は、ソース領域とドレイン領域と当該両領域に挟まれたチャネル領域とを含んでいる。ゲート絶縁膜110は、例えば酸化シリコン、窒化シリコン等で構成され、半導体層106を覆って透光性基板102上に配置されている。ゲート電極112は、例えば、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)等の金属で構成され、半導体層106に対向してゲート絶縁膜110上に配置されている。
保持容量電極114は、例えばゲート電極112と同じ材料で構成され、半導体層106に対向してゲート絶縁膜110上に配置されている。保持容量電極114は、半導体層106のドレイン側において半導体層106に対向し、これにより保持容量154が画素TFT152のドレインと接続される。
層間絶縁膜116は、例えば酸化シリコン、窒化シリコン等で構成され、ゲート電極112および保持容量電極114を覆ってゲート絶縁膜110上に配置されている。層間絶縁膜116およびゲート絶縁膜110を貫いてコンタクトホールが設けられており、これらのコンタクトホールは半導体層106のうちでソース領域およびドレイン領域に至っている。
ソース電極118は、例えばモリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)等の金属で構成され、層間絶縁膜116上に配置されているとともに上記コンタクトホールを介して半導体層106のソース領域に接触している。ドレイン電極120は、例えばソース電極118と同じ材料で構成され、層間絶縁膜116上に配置されているとともに上記コンタクトホールを介して半導体層106のドレイン領域に接触している。なお、ソースとドレインとを上記とは逆に呼ぶことも可能である。
平坦化膜122は、例えば透光性樹脂膜で構成され、ソース電極118およびドレイン電極120を覆って層間絶縁膜116上に配置されている。平坦化膜122を貫いてドレイン電極120上にコンタクトホールが設けられている。
画素電極124は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透光性導電材料で構成され、平坦化膜122上に配置されているとともに上記コンタクトホールを介してドレイン電極120に接触している。画素電極124は液晶パネル20の画素に対応する位置に設けられている。
対向基板200は、例えば透明なガラスで構成された透光性基板202と、遮光性膜208と、カラーフィルタ210と、平坦化膜212と、共通電極214と、を含んで構成されている。
遮光性膜208は、例えばクロムと酸化クロムとの積層膜で構成され、透光性基板202上に配置されている。遮光性膜208は、画素電極124に対向する位置に開口部を有しており、この開口部によって画素の輪郭、形状等が規定される。遮光性膜208は、画素間の光漏れを防いで表示品質を向上させる等の役割がある。カラーフィルタ210は、例えば染色された樹脂で構成され、遮光性膜208の開口部に重ねて透光性基板202上に配置されている。これにより、カラーフィルタ210を介して透光性基板202の側へ出射される光が着色される。カラーフィルタ210の色は、配置される開口部、すなわち画素に応じて設定されている。平坦化膜212は、例えば透光性樹脂膜で構成され、遮光性膜208上およびカラーフィルタ210上の全面に配置されている。なお、平坦化膜212を省略することも可能である。共通電極214は、例えばITO等の透光性導電材料で構成され、平坦化膜212上の全面に配置されている。
ここでは画素電極124と共通電極214とが別々の基板100,200に設けられた場合、例えばTN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Alignment)モード等に適用される場合を例示したが、画素電極124と共通電極214との両方を素子基板100に設けて液晶パネル20をFFS(Fringe Field Switching)モード、IPS(In-Plane Switching)モード等に構成してもよい。
光源30は、例えばLED(Light Emitting Diode)、蛍光ランプ、EL(エレクトロルミネッセンス)等で構成可能である。図1では光源30が素子基板100の直下に配置されて出射光L3を液晶パネル20に照射する構成を例示しているが、出射光L3を液晶パネル20に光照射可能である限り光源30の配置はこれに限られるものではない。例えば、不図示の導光板を液晶パネル20に対向させ当該導光板の端面に光源30を対向させることにより当該端面へ出射光L3を導入するように構成してもよい。なお、図1は、光源30を模式的に図示しているに過ぎず、光源30の形状、個数、配置位置等を限定するものではない。また、光源30と液晶パネル20との間に拡散板等を設けてもよい。
光センサ40は観察側から(ここでは対向基板200側から)液晶パネル20へ入射する外光L4を検出可能な状態にして、換言すれば光センサ40の受光部または窓部を観察側へ向けて設けられている。光センサ40は、例えば図3に示す電流−電圧特性のようにオフ電流が入射光の光強度に依存する場合、当該オフ電流の変動によって光センサ40への入射光の強度を検出可能である。なお、図3の縦軸は例えば対数目盛軸である。光センサ40は、例えばダイオード構造やトランジスタ構造の各種の光センサを利用可能であり、図1にはPINフォトダイオードで構成した場合を例示している。光センサ40は、フォトダイオード構造の場合は画素TFT152の半導体層106を利用でき、トランジスタ構造の場合は画素TFT152とほぼ同様な工程で形成可能であり、液晶パネル20に内蔵することが可能である。これに対して、個別部品として供給される光センサ40を液晶パネル20に外付けして、または、液晶パネル20とは分離して設けることも可能である。なお、光センサ40をトランジスタ構造として液晶パネル20に内蔵する場合、ゲート電極は半導体層に対して外光側でない構造、図1では、ボトムゲート型となる。その場合、画素TFT152はトップゲート型が好ましい。
ここで、図4および図5に光センサ40の配置例を説明するための平面図を示す。図4には光センサ40を液晶パネル20の周辺領域(額縁領域とも呼ばれる)22内に1個設けた場合を例示している。図5には光センサ40を液晶パネル20において画素が配置された領域である表示領域21内に複数個設けた場合を例示している。図5では複数の光センサ40が表示領域21の全体にわたってマトリクス状に散在した場合を例示しているが、表示領域21内の所定の区画に集合させてもよい。表示領域21内に光センサ40を配置する場合、必ずしも1つの画素に対して1つの光センサ40を設ける必要はなく、例えば後述のように光センサ40を利用してタッチパネルを構成する場合には液晶パネル20にタッチする物体(指、ペン等)の接触面積内に少なくとも1つの光センサ40が在ればよい。なお、周辺領域22内に複数の光センサ40を設けてもよいし、表示領域21内に光センサ40を1個設けてもよい。
図1のように、制御回路50は、液晶パネル20と光源30と光センサ40とに接続され、これらの要素20,30,40の駆動等を制御するための構成を少なくとも有している。ここでは、制御回路50が、例えば、表示用の制御部52と、光源30用の制御部53と、光センサ40用の制御部54とを含んで構成される場合を例示する。
表示用制御部52は例えば、表示する画像の信号またはデータの処理、画素電極124や画素TFT152等へ印加する電位の生成、電位印加タイミング、等を制御することによって画素を駆動して表示を行うように構成される。光源用制御部53は例えば、光源30を駆動する電位等の生成、電位印加タイミング、等を制御することによって光源30を駆動するように構成される。光センサ用制御部54は例えば、光センサ40のバイアス電位の生成、光センサ40による光検出タイミング(光センサ40からの信号の取り込みタイミング)、光検出信号の処理、等を制御することによって光センサ40を駆動するように構成される。
例えば、光センサ40をアンビエントセンサ(液晶表示装置10の周囲の明るさを検知するセンサ)として利用する場合、光センサ用制御部54が光センサ40の検出による周囲の明るさに対してより見やすい表示輝度を求め、その表示輝度になるように光源用制御部53が光源30の出力を制御する。また、例えば、光センサ40を利用して液晶表示装置にタッチパネル機能を付与する場合、光センサ用制御部54は操作者の指等によって外光L4が遮られて受光量が減少した光センサ40の位置を特定し、その特定結果に基づいて表示用制御部52が次の動作や次の表示画面等を制御する。
制御部52,53,54は、それぞれ独立の構成としてもよいし、例えば上記の各種電位を生成するための電源回路や各種の演算処理回路を共用するように構成してもよい。3つの制御部52,53,54が単一の回路基板上に構成されている必要はない。同様に制御部52,53,54のそれぞれが単一の回路基板上に構成されている必要もなく、例えば表示用制御部52についてドライバIC(Integrated Circuit)を液晶パネル20に実装してもよい。
図6に液晶表示装置10の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。表示装置10では、制御回路50による制御の下、光源30を定常的に間欠駆動するとともに光源30のオフ期間中すなわち消灯期間中に光センサ40による光検出を行う。制御回路50の上記例示の構成の場合、光源30の間欠駆動は光源用制御部53が行い、光源用制御部53との協働によって光センサ用制御部54が光検出のタイミングを制御する。この動作によれば、光源30の出射光L3の影響を排除して外光L4を検出することができ、外光
L4の検出精度を向上することができる。また、光源30からの光L3を遮光するための遮光膜を光センサ40に設ける必要がないので、構成が簡単であるし、製造工程も少なくてすむ。
L4の検出精度を向上することができる。また、光源30からの光L3を遮光するための遮光膜を光センサ40に設ける必要がないので、構成が簡単であるし、製造工程も少なくてすむ。
光源30の間欠駆動は50Hz以上の周波数で行うことが好ましく、その場合には画像表示のフリッカを抑制することができる。図6には間欠駆動の周波数が液晶パネル20での表示周波数(60Hz)と同じ場合を例示している。なお、図6では画素が交流駆動される場合を例示しており(駆動電圧は一例である)、1フレームは1/(表示周波数)であり約16.7ミリ秒である。間欠駆動は表示周波数よりも高い周波数で行ってもよく、図7のタイミングチャートには表示周波数の2倍の周波数で間欠駆動する場合を例示している。例えば間欠駆動の周波数が高い等のために光源30のオン(点灯)とオフ(消灯)との切り替えに高速性が要求される場合、光源30を例えばLEDを利用して構成するのが好ましい。
図7では全ての光源オフ期間において光検出を行う場合を例示しているが、例えば複数回の光源オフ期間に対して光検出を1回行うようにしてもよい。図6および図7では光センサ40による検出期間の長さが光源オフ期間の長さと同じ場合を例示しているが、検出期間を光源オフ期間よりも短くしてもよい。また、図6および図7では検出期間の始点と光源オフ期間の始点とを同期させているが、光源30をオフにした後に光検出を開始しても構わない。また、図6および図7では光源30のオン期間とオフ期間との長さが同じ場合すなわちデューティ比が50%の場合を例示しているが、これに限られるものではない。
ここで、画像の表示方法として画素を1フレーム期間中、表示させ続ける(発光させ続ける)ホールド型表示が知られており、液晶表示装置において光源を定常的にオン状態する場合(図10参照)がこれに相当する。これに対して、1フレーム期間においてインパルス状に画素を表示させる(発光させる)インパルス型表示がある。インパルス型表示の例としては陰極線管(CRT)が挙げられ、1フレーム期間の一部の期間でのみ光源30をオンにして画像を表示させる液晶表示装置10もインパルス型表示に分類されると言える。インパルス型表示によれば、ホールド型表示に比べて、画像中の動きのある部分の輪郭がぼけにくい(例えば特許文献2参照)。このため、液晶表示装置10によれば動画について良好な表示品質が得られる。
例えば図6において光源30のオン期間とオフ期間とを入れ替えてもインパルス型表示を構成することが可能であるが、ここでは、光源オン期間は図6に図示されるように1フレーム期間中の終期側に設けるのがより好ましい。この点について図8を参照しつつ説明する。
一般に液晶表示装置では、表示に際して、TFT書き込み期間と、液晶応答期間とを要し、両期間を経て配向保持期間に至る。ここで、TFT書き込み期間とは画素TFTがオンし当該画素TFTを介して画素電極および保持容量が所定電位になるための期間とし、液晶応答期間とは画素電極の電位変化に対応して液晶の配向状態が変化する期間とし、配向保持期間とは液晶の配向が完了し保持される期間とする。なお、図8ではそれぞれを「TFT書き込み」、「液晶応答」、「配向保持」と表記している。
つまり、1フレーム期間の始期側において光源30をオンにした場合、液晶300の配向が完了していないために画像データに応じた所定の輝度が得られない可能性がある。このため、上記のように1フレーム期間の終期側において(より好ましくは液晶応答期間の終了後において)光源30をオンにするが好ましい。なお、図8では光源オン期間を「光源オン」と表記している。図8では光源オン期間の長さが配向保持期間の長さと同じ場合を例示しているが、配向保持期間中の一部の期間に光源オン期間を設けてもよい。
光源オン期間が長いほど画素の輝度を高くすることが可能である。かかる高輝度化のためには、応答性の高いモードで液晶を駆動して液晶応答期間を短縮化することが考えられ、高速駆動が可能なOCBモードを用いるのが好ましい。例えば、立ち上がり時間についてTNモードは16.3ミリ秒であるのに対してOCBモードによれば0.9ミリ秒であり、立ち下がり時間についてTNモードでは22.7ミリ秒であるのに対してOCBモードによれば3.7ミリ秒である。なお、立ち上がり時間とは、初期配向状態から所定の配向状態へ変化するまでの時間であり、例えばノーマリ・ホワイト方式(Normaly White Type)の場合では白表示から黒表示へ変化する時間である。立ち下がり時間とは、上記所定の配向状態から初期配向状態へ変化するまでの時間であり、例えば上記とは逆に黒表示から白表示への変化時間である。OCBモードによれば、例えば、TFT書き込み期間を3ミリ秒、液晶応答期間を7.9ミリ秒、配向保持期間(≧光源オン期間)を5.7ミリ秒とする駆動が可能である。
液晶表示装置10を利用してフィールド・シーケンシャル方式によるカラー表示を行うことが可能である。図9にカラー・フィールド・シーケンシャル方式を説明する模式図を示す。フィールド・シーケンシャル方式では、例えば赤色と緑色と青色との各画像を時分割で順次に切り替えて表示することによって混色するカラー表示方式である。例えば赤色画像を表示するためのサブフレーム期間は、TFT書き込み期間と、液晶応答期間と、光源30のオン期間とを含んでいる。ここでは説明の簡単のために、光源オン期間と配向保持期間とが一致する場合を例示する。緑色画像および青色画像を表示するための期間についても同様である。フィールド・シーケンシャル方式では、1フレーム期間(=1/60秒)内に各色の画像を切り替えて表示するので、上記各色のサブフレーム期間は1/180秒以下、すなわち約5.6ミリ秒以下である。
なお、フィールド・シーケンシャル方式では、上記各色の画像が混色されずに分離して視認される現象、カラーブレイク(またはカラーブレイクアップ)が生じる場合がある。このカラーブレイクは、上記約5.6ミリ秒よりもさらに高速に各色の画像を切り替えることによって、例えばフレーム周波数に対して2倍速以上である2.8ミリ秒以下の時間で各色の画像を切り替えることによって抑制可能である。
各色のサブフレームの表示順序、各画像の色、色数等は上記例示に限られない。
また、例えば赤色と緑色と青色の光源の場合、各色の光源は輝度が異なる可能性や、光センサ40は各色の波長によって検出感度が異なる可能性があるので、カラー・フィールド・シーケンシャル方式では光源のオフ期間中に光検出を行うことはさらに重要となり、検出精度の向上につながる。
なお、フィールド・シーケンシャル方式では、カラーフィルタが不要なので、上記構成からカラーフィルタ210を取り除いた構成の液晶パネル20が用いられる。
上記では光源30をバックライト光源として説明したが、光源30をフロントライト光源として利用することも可能であり、この場合にも光源30の影響を排除して外光L4を検出することができる。この場合、液晶パネル20は反射型または半透過型のパネルが適用される。
10 液晶表示装置、20 液晶パネル、30 光源、40 光センサ、50 制御回路、L4 外光、152 画素TFT。
Claims (6)
- 液晶パネルと、前記液晶パネルに光照射可能に設けられた光源と、外光を検出可能に設けられた光センサと、制御回路と、を備え、前記制御回路は前記光源の間欠駆動を行うとともに前記光源のオフ期間中に前記光センサによる光検出を行うことを特徴とする液晶表示装置。
- 請求項1に記載の液晶表示装置であって、
前記間欠駆動を50Hz以上の周波数で行うことを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置であって、
前記間欠駆動を前記液晶パネルの表示周波数よりも高い周波数で行うことを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置であって、
前記間欠駆動を前記液晶パネルの表示周波数と同じ周波数で行うことを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項4に記載の液晶表示装置であって、
前記液晶パネルにOCB方式のパネルを用い、前記間欠駆動について液晶応答期間の終了後に前記光源をオンにすることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の液晶表示装置であって、
前記液晶表示装置はカラー・フィールド・シーケンシャル方式であることを特徴とする液晶表示装置。
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