JP2008082079A - 浴室ユニット - Google Patents
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【課題】導光設備が結合される浴室ユニットであって、天井におけるカビの発生を防ぐことができる浴室ユニットを提供する。
【解決手段】屋外から光を導入する光ダクトが結合される浴室ユニット1において、浴室2と、浴室2の直上域に配置され、光ダクトにより導入された光を浴室2の天井14に対して供給する光拡散室3とを設ける。天井14は光を透過させる材料により形成する。また、光拡散室3においては、水平に配置されたパンチングメタル7を設け、パンチングメタル7上における光ダクトとの結合部の直下域には、光ダクトから導入された光を側方に向けて反射する光反射体9を設け、パンチングメタル7の下方には、半透明板10を配置する。これにより、光ダクトから導入された外光を光拡散室3において水平方向に拡散し、浴室2の天井14のほぼ全面に供給する。
【選択図】図2
【解決手段】屋外から光を導入する光ダクトが結合される浴室ユニット1において、浴室2と、浴室2の直上域に配置され、光ダクトにより導入された光を浴室2の天井14に対して供給する光拡散室3とを設ける。天井14は光を透過させる材料により形成する。また、光拡散室3においては、水平に配置されたパンチングメタル7を設け、パンチングメタル7上における光ダクトとの結合部の直下域には、光ダクトから導入された光を側方に向けて反射する光反射体9を設け、パンチングメタル7の下方には、半透明板10を配置する。これにより、光ダクトから導入された外光を光拡散室3において水平方向に拡散し、浴室2の天井14のほぼ全面に供給する。
【選択図】図2
Description
本発明は、浴室ユニットに関し、特に、屋外から光を導入する導光設備が結合される浴室ユニットに関する。
近年、住宅等の建築物に光ダクトを設ける技術が開発されている。光ダクトとは、建築物の屋外から屋内まで連通し、その内面が光反射面となった筒状の部材であり、屋外の自然光を屋内に導入するものである。建築物にこのような光ダクトを設けることにより、日中の豊富な自然光を室内の照明に利用することができるため、照明コストを節約し、省エネルギー効果及び環境負荷軽減効果を得ることができる。また、室内に自然光を導入することにより、室内の居住性を向上させることができる。
特許文献1には、浴室ユニットに連通された排気ダクトの内部に光ダクトを設けることにより、浴室ユニットに光ダクトを結合する技術が開示されている。この技術においては、排気ダクトの内部に光ダクトを収納しているため、光ダクトにより導入された外光を浴室ユニット内に放光する放光口は、浴室ユニット内の空気を排気ダクトに導入する排気口の内部に設けられるか、又は排気口に隣接して設けられる。通常、排気口は浴室ユニットの天井における浴槽側の領域に設けられているため、光ダクトの放光口も、天井における浴槽側の領域に設けられることになる。
一方、浴室ユニット内は湿度が高く、カビが発生しやすいという問題がある。特に、浴室ユニットの天井は、手が届かず清掃が困難であるため、カビが発生しやすく、また、発生したカビを除去することが困難である。
本発明の目的は、導光設備が結合される浴室ユニットであって、天井におけるカビの発生を防ぐことができる浴室ユニットを提供することである。
本発明の一態様によれば、屋外から光を導入する導光設備が結合される浴室ユニットであって、天井が光を透過させる材料からなる浴室と、前記浴室の直上域に配置され、前記導光設備により導入された光を水平方向に拡散させて前記浴室の前記天井に対して供給する光拡散室と、を備えたことを特徴とする浴室ユニットが提供される。
本発明によれば、導光設備が結合され、天井におけるカビの発生を防ぐことができる浴室ユニットを実現することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る浴室ユニットが設けられた建築物を例示する模式的断面図であり、
図2は、この浴室ユニットを例示する断面図であり、
図3は、この浴室ユニットを例示する斜視図である。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る浴室ユニットが設けられた建築物を例示する模式的断面図であり、
図2は、この浴室ユニットを例示する断面図であり、
図3は、この浴室ユニットを例示する斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る浴室ユニット1は、建築物、例えば住宅101に設置されている。住宅101においては、導光設備としての光ダクト102が配設されている。光ダクト102の一方の端部は、例えば住宅101の屋根に設けられた採光部103に結合されており、他方の端部は、浴室ユニット1に結合されている。採光部103は、透明板からなるドームによって覆われており、砂や埃は通過させないが光は透過させる。光ダクト102の内部は中空であり、その内面は光反射面となっており、例えば、鏡面又は白色面となっている。これにより、光ダクト102は、住宅101の外部から採光部103を介して導入された外光Lを、その内面において反射しつつ導光して、浴室ユニット1の内部に導入する。
また、浴室ユニット1においては、浴室2及び光拡散室3が設けられている。浴室2は、入浴者が入浴を行うスペースであり、浴室ユニット1の主体部をなす。後述するように、浴室2には、浴槽、洗い場及びシャワーなどが設けられている。また、浴室2の天井14は、光を透過させる材料により形成されている。光拡散室3は、浴室2の直上域の例えばほぼ全領域に配置されており、例えばその下面が浴室2の天井に接している。光拡散室3は、その上面に光ダクト102が結合されており、光ダクト102により導入された光を浴室2の天井14に対して供給する。
図2に示すように、光拡散室3においては、光拡散室3の上面をなす天板6が設けられている。天板6の下面は光反射面とされている。光反射面とは、例えば、鏡面又は白色面などであり、例えば、アルミニウム若しくはステンレスなどの金属面、又はこれらの金属面の表面に酸化アルミニウム若しくは樹脂などの被覆層が積層された面とすることができる。天板6には開口部6aが形成されており、この開口部6aに光ダクト102が結合されている。
天板6の下方には、有孔板7が設けられている。有孔板7は、多数の孔7aが形成された板状体であり、浴室2の天井と平行に、例えば水平に配置されている。有孔板7としては、例えば、金属板に多数の孔7aを形成したパンチングメタルを用いることができる。また、樹脂板に多数の孔7aを形成したものを用いてもよい。この時、例えば白色の樹脂を用いたり、光反射性の粒子(酸化チタン、酸化シリコンなど)を樹脂に分散させることにより光反射率を高めることができる。以下、有孔板7としてパンチングメタルを用いた場合を例に挙げて説明する。
パンチングメタル7は、光拡散室3内の周辺領域には配置されておらず、光拡散室3の側壁との間には隙間8が形成されている。隙間8の大きさは、例えば10センチメートルである。
パンチングメタル7は、光拡散室3内の周辺領域には配置されておらず、光拡散室3の側壁との間には隙間8が形成されている。隙間8の大きさは、例えば10センチメートルである。
また、パンチングメタル7上における天板6の開口部6aの直下域には、光反射体9が設けられている。光反射体9は、光を反射する傾斜面9aを持つ部材であり、例えば、その形状は四角錐体であり、その頂点が光ダクト102側に向くように配置されている。光反射体9は、光ダクト102から導入された光を、傾斜面9aによって側方に向けて反射する。
更に、パンチングメタル7の下方には、光を散乱しつつ透過させる半透明板10が設けられている。半透明板10は、例えば乳白色の樹脂材料により形成されている。この半透明板10は、光拡散室3の下面を形成している。そして、天板6、パンチングメタル7及び半透明板10は、複数本の支持部材11によって、相互に連結されている。支持部材11は、垂直方向に延びる棒状の部材である。更にまた、光拡散室3の側壁5の内面は、例えば光反射面とされている。
一方、図3に示すように、浴室2においては、床の一方の側に浴槽12が設けられており、他方の側が洗い場13となっている。また、上述の如く、浴室2の天井14は光を透過させる材料により形成されており、例えば、乳白色の樹脂材料により形成されている。天井14は、浴室2の仕上げ放光板となっている。
なお、例えば、浴室2の側壁15のうち、浴槽12の足側の面における洗い場13側の領域には、入浴者のほぼ全身が映せるような大型の鏡16が取り付けられている。また、鏡16の向かって右側の側方には多段の収納棚17が造り付けられており、鏡16の向かって左側の側方にはシャワー18が取り付けられており、鏡16の下方にはカウンター19が設けられている。
次に、本実施形態に係る浴室ユニットの動作について説明する。
図1に示すように、住宅101の外部から外光L、例えば太陽光が、採光部103を介して光ダクト102の内部に導入される。この外光Lは、光ダクト102の内面によって繰り返し反射されながら光ダクト102内を伝達し、浴室ユニット1の光拡散室3の内部に導入される。
図1に示すように、住宅101の外部から外光L、例えば太陽光が、採光部103を介して光ダクト102の内部に導入される。この外光Lは、光ダクト102の内面によって繰り返し反射されながら光ダクト102内を伝達し、浴室ユニット1の光拡散室3の内部に導入される。
そうすると、図2に示すように、外光Lの一部は、光反射体9の傾斜面9aに到達し、この傾斜面9aによって側方に向けて反射されてパンチングメタル7に到達する。一方、外光Lの残部は、直接パンチングメタル7に到達する。そして、パンチングメタル7に到達した光のうち、孔7aに到達した光は、孔7aを通過して半透明板10に到達する。一方、パンチングメタル7における孔7a以外の領域に到達した光は、パンチングメタル7によって上方に向けて反射され、天板6の下面との間で反射を繰り返し、孔7a又は隙間8を通過して半透明板10に向かう。このように、光反射体9、パンチングメタル7及び天板6の作用により、光ダクト102から出射した光は、水平方向に拡散される。そして、半透明板10に到達した光は、半透明板10によって更に拡散され、浴室2の天井14のほぼ全面に対して供給される。天井14に供給された光は、天井14を透過して、浴室2内に導入される。この過程で、光は浴室2の天井14を加熱して、乾燥させる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
上述の如く、本実施形態においては、光ダクト102により浴室ユニット1に導入された外光Lは、光拡散室3において水平方向に拡散され、浴室2の天井14のほぼ全領域に対して供給される。これにより、外光Lに含まれる赤外線成分が浴室2の天井14を加熱して乾燥させるため、天井14におけるカビの発生を防止することができる。また、外光Lに含まれる紫外線成分によっても、カビの発生を防止することができる。この結果、手が届きにくく、清掃が困難な浴室の天井に対して、清掃作業及びカビの除去作業などを行う必要性を低減させることができる。
これに対して、特許文献1に記載の技術においては、光ダクトの放光口は浴室の天井に設けられており、下方に向いているため、光ダクトにより浴室内に導入された光は天井には照射されない。このため、天井におけるカビの発生を効果的に防止することはできない。
上述の如く、本実施形態においては、光ダクト102により浴室ユニット1に導入された外光Lは、光拡散室3において水平方向に拡散され、浴室2の天井14のほぼ全領域に対して供給される。これにより、外光Lに含まれる赤外線成分が浴室2の天井14を加熱して乾燥させるため、天井14におけるカビの発生を防止することができる。また、外光Lに含まれる紫外線成分によっても、カビの発生を防止することができる。この結果、手が届きにくく、清掃が困難な浴室の天井に対して、清掃作業及びカビの除去作業などを行う必要性を低減させることができる。
これに対して、特許文献1に記載の技術においては、光ダクトの放光口は浴室の天井に設けられており、下方に向いているため、光ダクトにより浴室内に導入された光は天井には照射されない。このため、天井におけるカビの発生を効果的に防止することはできない。
また、上方から見て、浴室2の形状は矩形であり、従って、天井14の形状も矩形であるが、本実施形態においては、光反射体9の形状を四角錐体とすることにより、天井14の隅々まで光を供給することができる。これにより、特にカビが発生しやすい天井14の周辺領域、すなわち、4辺の端縁領域に対して光を確実に供給し、これらの端縁領域におけるカビの発生をより確実に防止することができる。なお、光拡散室3における光ダクトの結合位置が光拡散室3の中心からずれている場合は、このずれに対応させて光反射体9の配設位置を光ダクトの中心軸上からずらすか、又は、光反射体9の形状を非対称とすることにより、天井14に供給される光の分布を均一化することができる。
更に、本実施形態においては、光拡散室3の周辺領域にはパンチングメタル7が設けられておらず、隙間8が形成されているため、隙間8を形成しない場合と比較して、天井14の周辺領域に供給する光量を増加させることができる。これにより、特にカビが発生しやすい天井14の周辺領域において、カビの発生をより確実に防止することができる。
更にまた、本実施形態においては、光ダクト102により外光が浴室ユニット1に導入されるときは、浴室2の天井14のほぼ全体が発光するため、柔らかく、影ができにくい照明を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本実施形態に係る浴室ユニットを例示する断面図であり、
図5は、この浴室ユニットを例示する斜視図である。
図4及び図5に示すように、本実施形態に係る浴室ユニット21においては、浴室2の天井14に、点検口22が形成されており、この点検口22には、点検口22を塞ぐ点検口蓋23が着脱可能にはめ込まれている。点検口蓋23は、天井14と同じ材料、すなわち、乳白色の樹脂材料により形成されている。また、光拡散室3における点検口蓋23の直上域に相当する部分24は、点検口蓋23と一体化しており、光拡散室3の他の部分、すなわち、部分24以外の部分に対して、着脱可能とされている。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
図4は、本実施形態に係る浴室ユニットを例示する断面図であり、
図5は、この浴室ユニットを例示する斜視図である。
図4及び図5に示すように、本実施形態に係る浴室ユニット21においては、浴室2の天井14に、点検口22が形成されており、この点検口22には、点検口22を塞ぐ点検口蓋23が着脱可能にはめ込まれている。点検口蓋23は、天井14と同じ材料、すなわち、乳白色の樹脂材料により形成されている。また、光拡散室3における点検口蓋23の直上域に相当する部分24は、点検口蓋23と一体化しており、光拡散室3の他の部分、すなわち、部分24以外の部分に対して、着脱可能とされている。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、本実施形態の動作について説明する。
浴室ユニット21の通常使用時には、部分24は光拡散室3の一部として機能し、他の部分と共に、光ダクト102によって導入された外光を水平方向に拡散させて、浴室2の天井14に対して供給する。また、点検口蓋23は天井14と一体化しており、供給された光を更に拡散させつつ、浴室2内に供給する。
浴室ユニット21の通常使用時には、部分24は光拡散室3の一部として機能し、他の部分と共に、光ダクト102によって導入された外光を水平方向に拡散させて、浴室2の天井14に対して供給する。また、点検口蓋23は天井14と一体化しており、供給された光を更に拡散させつつ、浴室2内に供給する。
一方、浴室ユニット21の点検時には、点検口蓋23及び部分24を一体的に移動させて、天井14及び光拡散室3から取り外すことにより、点検口22を開口させる。これにより、点検作業者が点検口22から身を乗り出して、浴室ユニット21の天井裏を点検することができる。
本実施形態によれば、天井14のほぼ全領域を発光させつつ、点検口22を設けることができる。本実施形態における上記以外の動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図6は、本実施形態に係る浴室ユニットを例示する断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る浴室ユニット31においては、浴室2の天井14に、点検口22が形成されており、この点検口22には点検口蓋33が着脱可能にはめ込まれている。点検口蓋33は、遮光材料により形成されている。また、点検口蓋33の直上域に相当する領域には、光拡散室3は設けられていない。すなわち、光拡散室3は、点検口蓋33の直上域を囲む環状の領域に設けられている。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
図6は、本実施形態に係る浴室ユニットを例示する断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る浴室ユニット31においては、浴室2の天井14に、点検口22が形成されており、この点検口22には点検口蓋33が着脱可能にはめ込まれている。点検口蓋33は、遮光材料により形成されている。また、点検口蓋33の直上域に相当する領域には、光拡散室3は設けられていない。すなわち、光拡散室3は、点検口蓋33の直上域を囲む環状の領域に設けられている。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態においては、前述の第2の実施形態と比較して、点検口蓋33の点検口22に対する着脱が容易になる。本実施形態における上記以外の動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
以上、実施形態を参照しつつ、本発明の特徴を説明した。しかし、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、前述の各実施形態に係る浴室ユニットを構成するいずれかの要素について、当業者が適宜追加、省略又は設計変更を加えたものであっても、本発明の要旨を備えたものであれば、本発明の範囲に包含される。
例えば、光拡散室3において、半透明板10を省略してもよい。これにより、光拡散室3の構成を簡略化すると共に、光の利用効率を向上させることができる。また、浴室2と光拡散室3とは光学的に結合されていればよいため、浴室2と光拡散室3との間には隙間が存在していてもよい。これにより、浴室2内の蒸気が光拡散室3内に流入することを確実に防止できる。
更に、前述の各実施形態において、浴室ユニットの天井の下面に、光触媒がコーティングされていてもよい。この結果、光触媒に光が照射されることにより、この光触媒が環境浄化機能を発揮し、かびの発生をより効果的に防止することができる。例えば、光触媒として酸化チタンを使用すると、光が照射されることにより酸化力が生じ、カビの胞子などの有機物を水や二酸化炭素に分解することができる。なお、自然光には可視光成分が多く含まれるため、光触媒として、可視光応答型光触媒を使用することがより好ましい。
更にまた、前述の各実施形態において、光拡散室3の半透明板10の材料及び浴室2の天井14の材料を、赤外線を透過させやすい材料とすることにより、より効果的に天井を加熱し、乾燥させることができる。また、これらの材料を紫外線を透過させやすい材料とすることにより、紫外線による殺菌効果が得られると共に、上述の光触媒をより効率的に機能させることができる。
更にまた、前述の各実施形態においては、屋外から浴室ユニット内に外光を導入する導光設備が光ダクトである例を示したが、本発明はこれに限定されず、導光設備は例えば光ファイバであってもよい。
1 浴室ユニット、2 浴室、3 光拡散室、5 側壁、6 天板、6a 開口部、7 有孔板(パンチングメタル)、7a 孔、8 隙間、9 光反射体、9a 傾斜面、10 半透明板、11 支持部材、12 浴槽、13 洗い場、14 天井、15 側壁、16 鏡、17 収納棚、18 シャワー、19 カウンター、21 浴室ユニット、22 点検口、23 点検口蓋、24 部分、31 浴室ユニット、33 点検口蓋、101 住宅、102 光ダクト、103 採光部、104 縦型ダクト、L 外光
Claims (9)
- 屋外から光を導入する導光設備が結合される浴室ユニットであって、
天井が光を透過させる材料からなる浴室と、
前記浴室の直上域に配置され、前記導光設備により導入された光を水平方向に拡散させて前記浴室の前記天井に対して供給する光拡散室と、
を備えたことを特徴とする浴室ユニット。 - 前記光拡散室は、前記天井の略全面に対して光を供給することを特徴とする請求項1記載の浴室ユニット。
- 前記導光設備は前記光拡散室の上面に結合されており、
前記光拡散室は、
前記天井と平行に配置された有孔板と、
前記有孔板上における前記導光設備との結合部の直下域に設けられ、前記導光設備から導入された光を側方に向けて反射する光反射体と、
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の浴室ユニット。 - 前記有孔板は、前記光拡散室内の周辺領域には配置されていないことを特徴とする請求項3記載の浴室ユニット。
- 前記光反射体の形状は四角錐体であり、その頂点が前記導光設備側を向くように配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の浴室ユニット。
- 前記光拡散室は、前記有孔板の下方に配置され、光を散乱しつつ透過させる半透明板をさらに有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の浴室ユニット。
- 前記天井に形成された点検口を塞ぐ点検口蓋が、光を透過させる材料により形成されており、
前記光拡散室における前記点検口の直上域に相当する部分は、前記光拡散室における他の部分に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の浴室ユニット。 - 前記光拡散室は、前記天井に形成された点検口の直上域を除く領域のみに設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の浴室ユニット。
- 前記天井の下面には、光触媒がコーティングされていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の浴室ユニット。
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---|---|---|---|
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KR101119189B1 (ko) | 2009-04-28 | 2012-03-12 | 주건식 | 이동용 하우스 |
CN104482495A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-04-01 | 遵义市义阳光电有限公司 | 一种设有导光装置的节能灯 |
JP2016081660A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | シャープ株式会社 | 採光システムおよび天井構造体 |
JP2019039143A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 富士フイルム株式会社 | 導光部材および導光構造 |
JP2020035616A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 株式会社 マテリアルハウス | 放光調整部を備えた光ダクト放光部構造 |
-
2006
- 2006-09-28 JP JP2006264979A patent/JP2008082079A/ja active Pending
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