JP2008078957A - 無線通信システム及び無線ネットワーク接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがネットワーク接続を意識しなくても自動的に最新のネットワーク設定での接続を行うことができる「無線通信システム及び無線ネットワーク接続方法」を提供すること。
【解決手段】無線端末装置(ステーション)20と、アクセスポイント(AP)11と、記憶媒体30とを備えた無線通信システムにおいて、ステーション20、AP11の起動時に保有されている無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報を記憶媒体30に登録しておき、AP11での設定が変更されたときに当該変更後のAP情報を記憶媒体30に登録し、ステーション20においてAP11への接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして、記憶媒体30から当該変更後のAP情報を取得してネットワーク設定を行い、該設定に基づいてAP11との接続を行う。
【選択図】図6
【解決手段】無線端末装置(ステーション)20と、アクセスポイント(AP)11と、記憶媒体30とを備えた無線通信システムにおいて、ステーション20、AP11の起動時に保有されている無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報を記憶媒体30に登録しておき、AP11での設定が変更されたときに当該変更後のAP情報を記憶媒体30に登録し、ステーション20においてAP11への接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして、記憶媒体30から当該変更後のAP情報を取得してネットワーク設定を行い、該設定に基づいてAP11との接続を行う。
【選択図】図6
Description
本発明は、無線通信ネットワークの構築に関連した技術に関し、より詳細には、無線LAN(Local Area netwok) 等のネットワークを構成する各無線端末について通信の確立に必要なネットワーク設定を行うよう適応された無線通信システム及び無線ネットワーク接続方法に関する。
近年、データ通信技術の向上はめざましく、インターネットやイントラネット等の通信システムが急速に普及しており、最近では、赤外線や電波等によりデータを送受信する無線通信を利用した無線LANが多く使用されるようになってきている。この無線LANとしては、IEEE802.11の規格によるものが使用され、ケーブルの敷設を必要としないために、例えば、組織の改編に伴うオフィス内のレイアウト変更等にも柔軟に対応することが可能である。無線LANにおいては、パーソナルコンピュータ(PC)や車載端末等の無線端末装置(以下、「ステーション」ともいう)同士で直接通信を行う方式(アドホックモード)と、アクセスポイント(以下、便宜上「AP」ともいう)と呼ばれる中継機器を経由して各ステーション間で通信を行う方式(インフラストラクチャモード)を利用することができる。図8は無線LANを利用した通信システムの概略構成を示したものである。
図8において、1,2,2aはステーション、3はサーバ等の記憶媒体を示し、このうちステーション1は、APに有線接続されたホームPCであり、APが保有する情報(無線通信の確立に必要な情報)の設定やその変更などを行うための「AP設定機器」として機能する。ステーション2,2aは、図示の例ではそれぞれノートPCであり、ステーション2は、AP及びAP設定機器1との間で「インフラストラクチャ」ネットワークを構成し、ステーション2aとの間で「アドホック」ネットワークを構成している。さらに、AP設定機器1(AP)及び各ステーション2,2aは記憶媒体3に通信可能に接続されており、AP設定機器1から記憶媒体3に対してAP情報又はAP設定機器1が保有するSTA情報(同様に無線通信の確立に必要な情報)が送信され、ステーション2から記憶媒体3に対してステーション2が保有するSTB情報(同様に無線通信の確立に必要な情報)が送信され、ステーション2aから記憶媒体3に対してステーション2aが保有するSTC情報(同様に無線通信の確立に必要な情報)が送信される。また、これとは逆に、記憶媒体3からAP設定機器1に対してSTB情報又はSTC情報が送信され、記憶媒体3からステーション2に対してAP情報又はSTC情報が送信され、記憶媒体3からステーション2aに対してAP情報又はSTB情報が送信される。
アドホックモード、インフラストラクチャモードのいずれの場合でも、無線LANを構築するには、各ステーション(無線端末装置)について通信を確立するためのネットワーク設定を行う必要があり、これを行うには、通信モードの選択や通信チャネルの設定、セキュリティに関連したSSID、WEP、WPA等の各種情報を入力する必要がある。SSIDはネットワークを識別するための情報であり、同一のSSIDを設定したステーション間の通信を可能にするものである。WEPやWPA等は暗号のタイプに関する情報であって、送信するデータを暗号化し、または受信するデータを復号化するための鍵情報であり、同一のWEP等を設定したステーション間でなければデータの送受信を行うことができない。また、通信チャネルは使用する無線の周波数を特定するためのパラメータであり、IEEE802.11の規格では、14のチャンネルが用意されている。
例えば、「インフラストラクチャ」通信を行うためには、ステーションとAPの双方において煩雑なネットワーク設定(以下の<ネットワーク設定項目例>参照)を行う必要があり、その設定項目数は、「アドホック」通信の場合と比べて多い。
<ネットワーク設定項目例>
1. IPアドレス("192.168.1.2" など)設定
2. サブネットマスク("255.255.255.0" など)設定
3. デフォルトゲートウェイ("192.168.1.1" など)設定
4. DNSサーバアドレス("192.168.1.1" など)設定
5. 物理アドレス(MACアドレス("11.22.33.44.55.66" )など)設定
6. DHCP(イネーブル/ディセーブル)設定
7. ネットワークモード(インフラストラクチャ/アドホック)設定
8. 無線モード(11b/11g/11a など)設定
9. 無線チャネル(1ch/2ch/3ch/……/14ch )設定
10. ネットワーク名(SSIDなど)設定
11. 通信速度(54Mbps/48Mbps など)設定
12. データ暗号化(WEP/TKIP/AES/ディセーブル)設定
13. WPAバージョン(WPA/WPA2)設定
14. WPAモード(個人/会社)設定
15. ネットワークオーセンチケーション(オープン/共有)設定
16. ネットワークキー(WEPキー/プリ共有キーなど)設定
17. ネットワークキーインデックス(1/2/3/4 )設定
18. デジタル証明書設定
現状の技術では、Windows XP SP2とUSBメモリ等のフラッシュメモリを用いて、ユーザがネットワーク設定を意識しなくても「インフラストラクチャ」通信の自動設定を行う機能が実現されている。
1. IPアドレス("192.168.1.2" など)設定
2. サブネットマスク("255.255.255.0" など)設定
3. デフォルトゲートウェイ("192.168.1.1" など)設定
4. DNSサーバアドレス("192.168.1.1" など)設定
5. 物理アドレス(MACアドレス("11.22.33.44.55.66" )など)設定
6. DHCP(イネーブル/ディセーブル)設定
7. ネットワークモード(インフラストラクチャ/アドホック)設定
8. 無線モード(11b/11g/11a など)設定
9. 無線チャネル(1ch/2ch/3ch/……/14ch )設定
10. ネットワーク名(SSIDなど)設定
11. 通信速度(54Mbps/48Mbps など)設定
12. データ暗号化(WEP/TKIP/AES/ディセーブル)設定
13. WPAバージョン(WPA/WPA2)設定
14. WPAモード(個人/会社)設定
15. ネットワークオーセンチケーション(オープン/共有)設定
16. ネットワークキー(WEPキー/プリ共有キーなど)設定
17. ネットワークキーインデックス(1/2/3/4 )設定
18. デジタル証明書設定
現状の技術では、Windows XP SP2とUSBメモリ等のフラッシュメモリを用いて、ユーザがネットワーク設定を意識しなくても「インフラストラクチャ」通信の自動設定を行う機能が実現されている。
上記のネットワーク設定に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、送信側と受信側との間の通信を途絶えさせることなく共通暗号鍵を動的に変更することで、通信の品質を保つと共にセキュリティを向上させるようにしたものがある。
特開2003−318881号公報
上述したように現状の技術では、「インフラストラクチャ」ネットワークの自動設定機能が実現されているが、この機能は、Windows のような高等なOS(Operating System)を搭載しているハイエンド製品に対して有効である。しかし、近い将来、無線LAN技術はローコスト製品への対応が見込まれているため、Windows のようなOSを搭載できないローコスト製品についても、ネットワーク設定を簡易化する仕組みが求められている。
また、セキュリティの観点から、APの設定(無線通信の確立に必要な情報の設定)は定期的に変更することが推奨されている。しかしながら、従来の技術では、APの設定が変更(例えば、SSID、WEP等が変更)されたときに、ステーション(図8のステーション2)のユーザはそのAPの設定が変更されたことを知る術がない。そのため、AP側とステーション側とでネットワーク設定のミスマッチが生じ、そのミスマッチに起因して両者間で通信の切断が発生した際に、ユーザは何が原因で通信が切断されたのか判断できず、どのように対処したらよいか分からなくなるといった課題があった。
かかる不都合に対処するには、例えば、APに接続されたPC(図8の例ではステーション1)のネットワーク設定状況を調べてから、ステーション2側で必要なデータをすべてマニュアル入力すれば無線LANの設定(当該ネットワークとの接続)は一応可能である。しかしながら、ステーション2が車載端末の場合、APからの通信距離の範囲内にステーション2(車載端末)が常にいるとは限らず、また、仮に通信距離の範囲内にいても電波環境の悪化等の影響により、ステーション2側では、無線LANの設定のための必要なデータ(電波)がAPに届いているのかどうか、また、設定が間違っているのかどうか判別ができないといった問題が起こり得る。つまり、この対処法では、ユーザが常にネットワーク接続を意識しながら所要の設定操作を行わなければならないといった問題が生じる。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み創作されたもので、ユーザがネットワーク接続を意識しなくても自動的に最新のネットワーク設定での接続を行うことができる無線通信システム及び無線ネットワーク接続方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、無線端末装置と、前記無線端末装置が行う通信を中継するアクセスポイントと、ネットワーク接続が開始されたときに前記無線端末装置又はアクセスポイントに保有されている無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報を格納すると共に、前記アクセスポイントでの設定が変更されたときに当該変更後の情報を格納するよう適応された記憶媒体とを備え、前記無線端末装置において前記アクセスポイントへの接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして前記記憶媒体に対し前記変更後の情報を要求し、当該変更後の情報を取得してネットワーク設定を行うことを特徴とする無線通信システムが提供される。
本発明に係る無線通信システムによれば、無線端末装置がアクセスポイントとの接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合(すなわち、アクセスポイントとの接続を試みようとしたが接続できなかった場合)に、その受信をトリガとして、記憶媒体に対し、その時点で記憶媒体に保有されている最新の情報(すなわち、アクセスポイントでの設定が変更されたときの当該変更後の情報)を要求し、その最新の情報を取得してネットワーク設定を行うようにしている。これにより、無線端末装置は、その最新のネットワーク設定に基づいてアクセスポイントとの接続(もしくは再接続)を行うことができ、あたかも接続が維持されているかのようにユーザに見せかけることができる。
つまり、本発明によれば、アクセスポイントの情報(無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報)が記憶媒体に一度格納された後に当該情報の設定変更が行われた場合であっても、「接続不可を指示する信号」の受信をトリガとして、記憶媒体から当該変更後の情報を取得してネットワーク設定を行うようにしているので、ユーザがネットワーク接続を意識せずに、自動的に最新のネットワーク設定での接続を行うことができる。かかる自動接続機能により、無線端末装置がWindows のようなOSを搭載できないローコスト製品の場合であっても、本発明は好適に適用することができ、ネットワーク設定の簡易化に寄与することが可能となる。
また、本発明の他の形態によれば、無線端末装置と、前記無線端末装置が行う通信を中継するアクセスポイントと、前記無線端末装置及びアクセスポイントにそれぞれ通信可能に接続された記憶媒体とを備えた無線通信システムにおいて、前記無線端末装置及びアクセスポイントが起動されたときにそれぞれ保有されている無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報を前記記憶媒体に登録しておき、前記アクセスポイントにおいて当該ネットワーク設定に係る情報が変更されたときに、当該変更後の情報を前記記憶媒体に登録し、前記無線端末装置において前記アクセスポイントへの接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして前記記憶媒体に対し前記変更後の情報を要求し、当該変更後の情報を取得してネットワーク設定を行い、該設定に基づいて当該アクセスポイントとの接続を行うことを特徴とする無線ネットワーク接続方法が提供される。
本発明に係る無線通信システム等の他の構成上の特徴及びそれに基づく具体的な処理態様等については、後述する発明の実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成を示したものである。
本実施形態に係る無線通信システムは、図示のようにAP設定機器として機能するPC10と、ステーションとして機能する車載端末20(例えば、無線LAN接続機能を備えたオーディオ機器)と、記憶媒体として機能するISP(インターネット・サービス・プロバイダ:以下、便宜上「サーバ」ともいう)30とを備えており、ステーション(車載端末20)は、AP11を介してPC10との間で通信を行う「インフラストラクチャ」ネットワークを構成している。本実施形態では、説明の簡単化のため、AP11を介して通信を行うステーションは車載端末20のみであるものとし、この車載端末20を搭載した車両はAP11からの通信距離の範囲内(通信可能エリア内)にいることを前提としている。なお、後述するようにAP設定機器10と同じ役割をAP11が有している場合には、AP設定機器10は必ずしも設ける必要はない。
また、一般に無線LANのアクセスポイントには、データ転送の中継のみを行う「ブリッジ」タイプの機器と、データ転送の中継以外に、異なるネットワークの仲立ちにも使用される「ルータ」タイプの機器があるが、本実施形態では後者のタイプのものを使用している。従って、AP11は、図示のようにPC10と車載端末20との間で無線LANによるデータ転送を中継すると共に、図示はしないがこの無線LANをADSLを介してインターネットに有線接続している。AP11とPC10の間はEthernetにより有線接続されている。
また、AP設定機器10(AP11)とステーション(車載端末20)は、それぞれ無線LANとは異なる別の通信手段により記憶媒体(サーバ)30に接続されている。図示の例では、AP設定機器10から記憶媒体30に対してAP情報(前述した<ネットワーク設定項目例>に示すような、無線通信の確立に必要な情報)が送信され、ステーション20から記憶媒体30に対してステーション情報(同様に無線通信の確立に必要な情報)が送信され、これとは逆に、記憶媒体30からAP設定機器10に対してステーション情報が送信され、記憶媒体30からステーション20に対してAP情報が送信される。
次に、本システムにおけるステーション(車載端末20)の内部構成について、図2を参照しながら説明する。
ステーション(車載端末20)は、図示のように制御部21と、操作部22と、表示部23と、メモリ24と、ISP接続用の通信制御部25と、AP接続用(無線LAN用)の通信制御部26と、電界強度検出部27とを備えている。22〜27の各機能ブロックは、それぞれ制御部21に動作可能に接続されている。さらに、図示はしないが電源部を備えており、必要に応じて各機能ブロックに所要の電源電圧が供給されている。
制御部21は、ステーション20全体の制御を行う中央処理演算装置(CPU)と、このCPUが行うべき処理を規定したプログラムを格納したROMと、各種演算処理の過程で生じたデータを一時格納しておくためのRAMとを備えて構成されている。この制御部21は、基本的には各通信制御部25,26を制御してステーション外部の機器(この場合、AP11、PC10、記憶媒体30)との間で無線通信を行わせるものであり、本発明に関連する処理として、後述するように無線通信の確立に必要なネットワーク設定(もしくは再設定)に係る処理を制御する機能を有している。メモリ24には、例えば、車載端末20がオーディオ機器の場合には、音楽ファイルのデータ(MP3形式等の圧縮オーディオデータ、PCM形式等の非圧縮オーディオデータなど)が格納される。
操作部22は、例えば、車室内のフロント席前方のコンソールパネル(操作パネル)上に表示部23と共に配設され、ユーザによる操作指示を入力するための各種操作キーを備えている。例えば、車載端末20がオーディオ機器の場合には、メモリ24に格納されている音楽ファイルの再生や音楽ファイルのPC10側への転送等に係る処理を実行させるための操作キーを備えており、また、本発明に関連するものとしては、後述するように所要のネットワーク設定等に係る処理を実行させるための操作キーを備えている。操作部22の形態としては、上記の操作パネル以外に、遠隔制御用のリモコン受信部と、このリモコン受信部に対して例えば赤外線による操作指示信号を供給するリモコン送信機とを組み合わせたものでもよい。
表示部23はLCDパネルや有機ELパネル等により構成され、その画面には、制御部21からの制御に基づいて、操作部22を介して入力された各種操作指示に関連した情報が表示される。例えば、車載端末20がオーディオ機器の場合には、メモリ24に格納されている音楽ファイルの内容に関する情報(楽曲名、アーティスト名、アルバム名など)が表示され、また、本発明に関連するものとしては、後述するように所要のネットワーク設定等を行うための操作画面が表示される。さらに、必要に応じて、制御部21からの制御に基づき、電界強度検出部27で検出された電波信号の受信レベル(電界強度)が表示される。
ISP接続用の通信制御部25は、制御部21からの制御に基づいてステーション外部の機器(この場合、サーバ等の記憶媒体30)との間で無線によるデータの授受を制御するためのインタフェースであり、同様に、AP接続用(無線LAN用)の通信制御部26は、制御部21からの制御に基づいてステーション外部の機器(この場合、AP11及びPC10)との間で無線によるデータの授受を制御するためのインタフェースである。電界強度検出部27は、通信制御部26を介して受信した信号(この場合、AP11から発信されるビーコン信号、すなわち、当該ネットワークの存在を周囲に知らせるためのSSID情報を含む信号)からその電界強度を検出するものであり、この検出された電界強度は制御部21においてモニタされている。
AP設定機器(PC10)の内部構成については、特に図示はしないが、基本的にはステーション(車載端末20)の内部構成と同等の機能ブロックを備えている。ただし、電界強度検出部27は備えておらず、操作部の形態は「キーボード」である(図1参照)。また、AP11との間でEthernetを介してデータの授受を制御するための有線LAN用インタフェースを備えている。
以下、図1のシステムにおいて行う無線通信の確立に必要なネットワーク設定(もしくはネットワーク再設定)に係る処理について、図3〜図6に示す処理シーケンスを参照しながら説明する。各図に示す処理シーケンスでは、前提条件として、上述したようにステーション(車載端末20)はAP11からの通信可能エリア内にいるものとする。
先ず、ステーション(車載端末20)側で行うネットワーク設定に係る処理について、図3を参照しながら説明する。
ステーション20において、ユーザによる操作部22からの入力操作により、無線LANの設定に係る処理を開始させるためのキー操作が行われると(ステーション起動)、制御部21からの制御に基づき通信制御部25を介して記憶媒体30に対し、当該ステーションの情報(無線通信の確立に必要な情報)が送信される(ステーション情報登録)。次に、制御部21からの制御に基づき通信制御部25を介して記憶媒体30に対し、記憶媒体30に保有されているAP情報を取得したい旨を要求すると、記憶媒体30からステーション20に対し、その要求されたAP情報が送信される。ステーション20では、このAP情報を取得して当該ネットワークの設定を行う。すなわち、制御部21により、この取得したAP情報に基づいて、表示部23の画面にネットワーク設定のための操作画面を表示すると、ユーザは、この操作画面に表示された指示に従って当該ネットワークの設定のためのパラメータや各種情報等を入力する(ネットワーク設定)。
次に、AP11(AP設定機器10)側で行うネットワーク設定に係る処理について、図4を参照しながら説明する。
先ず、AP設定機器(PC)10において、ユーザによる操作部(図示せず)からの入力操作により、無線LANの設定に係る処理を開始させるためのキー操作を行う(AP起動、AP設定機器起動)。次に、制御部(図示せず)からの制御に基づき通信制御部(図示せず)を介して記憶媒体30に対し、記憶媒体30に保有されているステーション情報を取得したい旨を要求すると、記憶媒体30からAP設定機器10に対し、その要求されたステーション情報が送信される。AP設定機器10では、このステーション情報を取得して、AP11に対しAP設定を行う。すなわち、AP設定機器10の制御部により、この取得したステーション情報に基づいて、表示部(図示せず)の画面にネットワーク設定のための操作画面を表示し、ユーザがこの操作画面上の指示に従って当該ネットワークの設定のためのパラメータや各種情報等を入力する(ネットワーク設定)。さらに、AP設定機器10の制御部により、通信制御部を介して記憶媒体30に対し、AP情報(無線通信の確立に必要な情報)が送信される(AP情報登録)。
次に、AP11(AP設定機器10)側で当該ネットワーク設定(AP設定)を変更した場合の処理について、図5を参照しながら説明する。
先ず、AP設定機器(PC)10において、ユーザによる操作部(図示せず)からの入力操作により、当該ネットワーク設定に係る情報(SSID、WEP等)を変更する旨のキー操作を行う(AP設定変更)。次に、制御部(図示せず)からの制御に基づき通信制御部(図示せず)を介して記憶媒体30に対し、その時点で記憶媒体30に保有されているステーション情報を取得したい旨を要求すると、記憶媒体30からAP設定機器10に対し、その時点で保有しているステーション情報が送信される。AP設定機器10では、図4に示した処理シーケンスの場合と同様にして、このステーション情報に基づき、AP11に対しAP設定を行う(ネットワーク設定)。さらに、AP設定機器10から記憶媒体30に対し、その時点で保有しているAP情報が送信される(AP情報登録)。
次に、図5に示した処理(AP設定を変更した場合の処理)が行われた場合のステーション(車載端末20)側で行うネットワーク再設定に係る処理について、図6を参照しながら説明する。
ステーション20において、ユーザによる操作部22からの入力操作に基づいてステーション20を起動させると、ステーション20では、既に保有しているAP情報(図3に示した当初の起動時(AP設定が変更される前)に取得したAP情報)に基づいて、制御部21からの制御に基づき通信制御部26を介してAP11との接続を試みる。しかし、AP情報は変更されているため(図5参照)、AP11に接続することができない(接続失敗)。このとき、AP11からステーション20(制御部21)に対し、接続不可を指示する信号(例えば、ディスアソシエーション(disassociation)パケットやディスオーセンチケーション(disauthentication) パケット等)が送信される。
ステーション20では、このディスアソシエーション(disassociation)パケット等の受信をトリガとして、制御部21からの制御に基づき通信制御部25を介して記憶媒体30に対し、その時点で記憶媒体30に保有されている最新のAP情報(AP設定が変更された後のAP情報)を取得したい旨を要求すると、記憶媒体30からステーション20に対し、その最新のAP情報が送信される。ステーション20では、図3に示した処理シーケンスの場合と同様にして、この最新のAP情報に基づいて当該ネットワークの再設定を行う(ネットワーク設定)。これにより、ステーション20は、最新のネットワーク設定に基づいてAP11と接続することができる(接続成功)。
以上説明したように、本実施形態に係る無線通信システムにおいてステーション(車載端末20)側で行うネットワーク再設定に係る処理(図6)によれば、ステーション20がAP11との接続の際に接続不可を指示する信号(上述した特定のパケット)を受信した場合、すなわち、AP11との接続を試みようとしたが接続できなかった場合に、その受信をトリガとして、記憶媒体30に対し、その時点で記憶媒体30に保有されている最新の情報、すなわち、AP11での設定が変更されたときの当該変更後の情報を要求し、その最新の情報を取得してネットワーク設定を行うようにしている。これにより、無線端末装置は、その最新のネットワーク設定に基づいてAP11との接続を行うことができ、あたかも接続が維持されているかのようにユーザに見せかけることができる。
このように本実施形態によれば、AP情報が記憶媒体30に一度格納された後に当該情報の設定変更が行われた場合(図5)であっても、「接続不可を指示する信号」の受信をトリガとして、記憶媒体30から当該変更後の情報を取得してネットワーク再設定を行うようにしているので、ユーザがネットワーク接続を意識しなくても、自動的に最新のネットワーク設定での接続を行うことができる。かかる自動接続機能により、車載端末20がWindows のようなOSを搭載できないローコスト製品の場合であっても、好適に適用することができ、ネットワーク設定の簡易化に寄与することが可能となる。
また、車載端末20を搭載した車両はAP11からの通信可能エリア内にいるため、電界強度検出部27では、通信制御部26を介して受信したビーコン信号(SSID情報を含む信号)からその受信レベル(電界強度)を検出しており、検出された電界強度は、制御部21により、表示部23の画面上でモニタされている。従って、ユーザは、その表示された電界強度(電波信号の受信状況)を見ながら電波環境が悪いと判断したときは、車両を電波環境の良い場所に移動させることで、AP11との良好な通信接続を維持することができる。
上述した実施形態では、車載端末20が1つの「インフラストラクチャ」ネットワークに属している場合を例にとって説明したが、車載端末20は移動していてその通信可能エリアが変化していることを考慮すると、車載端末20は、今までのAP11とは異なる複数のAPによりそれぞれ構築されている複数の「インフラストラクチャ」ネットワークに属することも想定される。この場合の実施形態について、図7を参照しながら以下に説明する。
図7は、ステーション(車載端末20)が2つのアクセスポイントにより構築される2つの無線LANに属し、かつ、図5に示した処理(AP設定を変更した場合の処理)が行われた場合のステーション20側で行うネットワーク再設定に係る処理シーケンスを示している。図7の例示では、2つのアクセスポイントとして、それぞれ符号11a,11bが付されたAP1,AP2が示されており、また、説明の簡単化のため、記憶媒体30については図示を省略している。
前提条件として、ステーション20はAP1(11a)、AP2(11b)からそれぞれ通信可能エリア内に存在しているが、AP1(11a)により構築されるネットワークの通信環境(通信速度、通信品質、電波強度など)がAP2(11b)より良好なため、通常はAP1のネットワークに接続されているものとする。
図6に示した処理シーケンスの場合と同様にして、先ずステーション20において、ユーザによる操作部22からの入力操作に基づいてステーション20を起動させると、ステーション20では、既に保有しているAP1の情報(AP1の設定が変更される前に取得したAP1情報)に基づいて、制御部21からの制御に基づき通信制御部26を介してAP1(11a)との接続を試みる。しかし、AP1情報は変更されているため、AP1に接続することができない(接続失敗)。このとき、AP1からステーション20(制御部21)に対し、接続不可を指示する信号(ディスアソシエーション(disassociation)パケット等)が送信される。
ステーション20では、このディスアソシエーション(disassociation)パケット等の受信をトリガとして、制御部21からの制御に基づき通信制御部26を介してAP2(11b)との接続を試みる。この場合、AP2情報は変更されていないため、AP2に接続することができる。さらに、制御部21からの制御に基づき通信制御部26を介してAP2に対し、その時点で記憶媒体30に保有されている最新のAP1情報(AP1の設定が変更された後のAP1情報)を取得したい旨を要求すると、記憶媒体30からAP2を経由してステーション20に対し、その最新のAP1情報が送信される。ステーション20では、この最新のAP1情報に基づいて当該ネットワークの再設定を行う(ネットワーク設定)。これにより、ステーション20は、最新のネットワーク設定に基づいてAP1と接続することができる(接続成功)。一方、AP2に対しては接続を切断する。
この実施形態に係るネットワーク再設定処理(図7)においても、図6に示した実施形態の場合と同様の作用効果を奏することができる。
上述した各実施形態では、車載端末20からAP11(PC10)を検索して接続設定を行う場合を例にとって説明したが、本発明の要旨(ネットワーク接続開始時にAPの情報、ステーションの情報を記憶媒体に登録しておき、AP設定が変更されたときにその変更後のAP情報を記憶媒体に登録し、ステーションにおいてAPへの接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして記憶媒体から当該変更後のAP情報を取得してネットワーク設定を行うこと)からも明らかなように、接続設定を行う側の機器は車載用に限定されないことはもちろんである。要は、無線LANとサーバ等の記憶媒体にそれぞれ独立に接続し得るインタフェース(図2の車載端末20における通信制御部26と通信制御部25)を備えた無線端末装置であれば、本発明は同様に適用することが可能である。
また、上述した各実施形態では、本発明を無線LANに適用した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨からも明らかなように、必ずしも無線LANに限定されず、TCP/IP(プロトコル)を用いた「インフラストラクチャ」通信であれば同様に適用することが可能である。例えば、WiMAXなどの無線MAN(Metropolitan Area netwok)にも適用することができる。
10…PC(AP設定機器)、
11,11a,11b…アクセスポイント(AP)、
20…車載端末(ステーション/無線端末装置)、
21…制御部(制御手段)、
22…操作部(入力手段)、
23…表示部(表示手段)、
24…メモリ、
25…(ISP接続用の)通信制御部(第2の通信手段)、
26…(AP接続用の)通信制御部(第1の通信手段)、
27…電界強度検出部(電波信号受信レベル検知手段)、
30…ISP(サーバ/記憶媒体)。
11,11a,11b…アクセスポイント(AP)、
20…車載端末(ステーション/無線端末装置)、
21…制御部(制御手段)、
22…操作部(入力手段)、
23…表示部(表示手段)、
24…メモリ、
25…(ISP接続用の)通信制御部(第2の通信手段)、
26…(AP接続用の)通信制御部(第1の通信手段)、
27…電界強度検出部(電波信号受信レベル検知手段)、
30…ISP(サーバ/記憶媒体)。
Claims (7)
- 無線端末装置と、
前記無線端末装置が行う通信を中継するアクセスポイントと、
ネットワーク接続が開始されたときに前記無線端末装置又はアクセスポイントに保有されている無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報を格納すると共に、前記アクセスポイントでの設定が変更されたときに当該変更後の情報を格納するよう適応された記憶媒体とを備え、
前記無線端末装置において前記アクセスポイントへの接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして前記記憶媒体に対し前記変更後の情報を要求し、当該変更後の情報を取得してネットワーク設定を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 前記無線端末装置は、前記アクセスポイントを介して行う通信を制御する第1の通信手段と、前記記憶媒体を介して行う通信を制御する第2の通信手段と、無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係るユーザの指示を入力する入力手段と、前記第1、第2の通信手段及び入力手段に動作可能に接続され、前記無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る処理を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記無線端末装置は、さらに、画面を備えた表示手段と、前記アクセスポイントから発信されるSSID情報を含む電波信号の受信レベルを検知する手段とを備え、
前記制御手段は、前記検知された電波信号の受信レベルを前記表示手段の画面に表示させることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記無線端末装置が車両に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記接続不可を指示する信号は、ディスアソシエーションパケット又はディスオーセンチケーションパケットであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 無線端末装置と、前記無線端末装置が行う通信を中継するアクセスポイントと、前記無線端末装置及びアクセスポイントにそれぞれ通信可能に接続された記憶媒体とを備えた無線通信システムにおいて、
前記無線端末装置及びアクセスポイントが起動されたときにそれぞれ保有されている無線通信の確立に必要なネットワーク設定に係る情報を前記記憶媒体に登録しておき、
前記アクセスポイントにおいて当該ネットワーク設定に係る情報が変更されたときに、当該変更後の情報を前記記憶媒体に登録し、
前記無線端末装置において前記アクセスポイントへの接続の際に接続不可を指示する信号を受信した場合に、当該受信をトリガとして前記記憶媒体に対し前記変更後の情報を要求し、当該変更後の情報を取得してネットワーク設定を行い、該設定に基づいて当該アクセスポイントとの接続を行うことを特徴とする無線ネットワーク接続方法。 - 前記無線端末装置は、前記アクセスポイントから発信されるSSID情報を含む電波信号の受信レベルを検知する手段を備えた車載端末であり、前記電波信号の受信状況に応じて前記車両を電波環境の良い場所に移動させて前記アクセスポイントとの通信接続を維持することを特徴とする請求項6に記載の無線ネットワーク接続方法。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2006
- 2006-09-21 JP JP2006255258A patent/JP2008078957A/ja not_active Withdrawn
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