JP2008075203A - 高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%であるココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%のポリエステル繊維原料とを混合してから高温溶融手段を介して紡糸溶融物にする混合工程と、押出成形された紡糸溶融物を噴射板に通し、溶融物を噴射する噴射工程と、噴射板に通した紡糸溶融物に対して、低温高速冷風気流で急冷却して、初期繊維を形成する初期繊維工程と、初期繊維を、伸ばしと注油、活性化、乾燥定型及びベール包装等の加工工程を介して、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維を形成する成形工程とからなる製造方法により、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維が形成される。
【選択図】図1
【解決手段】粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%であるココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%のポリエステル繊維原料とを混合してから高温溶融手段を介して紡糸溶融物にする混合工程と、押出成形された紡糸溶融物を噴射板に通し、溶融物を噴射する噴射工程と、噴射板に通した紡糸溶融物に対して、低温高速冷風気流で急冷却して、初期繊維を形成する初期繊維工程と、初期繊維を、伸ばしと注油、活性化、乾燥定型及びベール包装等の加工工程を介して、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維を形成する成形工程とからなる製造方法により、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維が形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、活性炭ポリエステル繊維に関し、特に、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維及びその製造方法に関する。
ポリエステル繊維は、他の属性の繊維にはない利点が多くあるため、民生相関業界において、大幅に適用され、繊維の主流である。
ポリエステル繊維を製造する過程において、色々の材料を添加することにより、特別の機能を有する繊維を製造できるため、異なる需要に満足でき、また、活性炭を添加した活性炭ポリエステル繊維は、活性炭の高付着濾過特性を有する。
従来の活性炭ポリエステル繊維は、主として、0.1重量%〜4重量%の活性炭と、重量%が96%〜99.1%のポリエステル繊維を混合することにより作製される。上記の混合割合で作製された活性炭ポリエステル繊維は、実用性があるが、当該ポリエステル繊維において、活性炭の混合割合(パーセント)が僅かであるため、空気中の埃に対して、付着や濾過の効果が悪い。それは、一般の活性炭の研磨技術が、活性炭の粒径が150マイクロメートル(μm)〜38マイクロメートル(μm)までしか実現できず、粒径が大きすぎる活性炭とポリエステル繊維が、多くても4%しかないし、150マイクロメートル(μm)〜38マイクロメートル(μm)級の活性炭とポリエステル繊維に結合し難い問題があるためで、活性炭ポリエステル繊維製品を作製した場合には、例えば、衣服やズボン等を長時間着続けたり洗濯したりすることにより活性炭が脱落する、という欠点がある。
本発明者は、既存の活性炭ポリエステル繊維にある技術課題について、業界での長年の製造や研究経験に基づいて数多くの試作を繰り返し、従来の技術課題を解決することのできるココナツ活性炭ポリエステル繊維とその製造方法を提案するものである。
本発明者は、既存の活性炭ポリエステル繊維にある技術課題について、業界での長年の製造や研究経験に基づいて数多くの試作を繰り返し、従来の技術課題を解決することのできるココナツ活性炭ポリエステル繊維とその製造方法を提案するものである。
本発明は、主として、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維とその製造方法を提供する。
本発明に係わる請求項1のココナツ活性炭ポリエステル繊維の製造方法は、粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%のココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%のポリエステル繊維原料とを混合してから高温溶融手段を介して紡糸溶融物にする混合工程と、押出成形された紡糸溶融物を噴射板に通し、溶融物を噴射する噴射工程と、噴射板に通した紡糸溶融物に対して、低温高速冷風気流で急冷却して、初期繊維を形成する初期繊維工程と、初期繊維を、伸ばしと注油、活性化、乾燥定型及びベール包装等の加工工程を介して、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維を形成する成形工程とからなる。
本発明に係わる請求項2の高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維は、粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%であるココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%であるポリエステル繊維とから形成されたことを特徴とする。
上記の工程により作製されたココナツ活性炭ポリエステル繊維は、ココナツ活性炭の粒径が、7マイクロメートル(μm)以下で、微細化されたココナツ活性炭とポリエステル繊維とが容易に結合できるため、ココナツ活性ポリエステル繊維で作製された製品は、例えば、衣服やズボン等を着てから洗濯した時に、微細化された活性炭が脱落することがなく、また、粒径が7マイクロメートル(μm)以下であるココナツ活性炭の重量%が、5%〜15%までに大幅に増加したため、より良い付着や濾過の効果が得られる。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面を下に実施例を説明する。
図1は、本発明に係わるココナツ活性炭ポリエステル繊維の製造流れの概念図を示す第1実施例であり、主として、以下のような混合工程と噴射工程、初期繊維工程及び成形工程等の工程となる。
本発明による前記混合工程10は、粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%のココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%のポリエステル繊維原料とを混合してから例えば単軸押出機などの高温溶融手段を介して紡糸溶融物にする。
前記噴射工程20は、押出成形された紡糸溶融物を噴射板に通し、溶融物を噴射する。
前記初期繊維工程30は、噴射板に通した紡糸溶融物に対して、低温高速冷風気流で急冷却して、初期繊維を形成する。
前記成形工程40は、初期繊維を、伸ばしと注油、活性化、乾燥定型及びベール包装等の加工工程を介して、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維を形成する。
前記初期繊維工程30は、噴射板に通した紡糸溶融物に対して、低温高速冷風気流で急冷却して、初期繊維を形成する。
前記成形工程40は、初期繊維を、伸ばしと注油、活性化、乾燥定型及びベール包装等の加工工程を介して、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維を形成する。
上記の工程方法により作製されたココナツ活性炭ポリエステル繊維は、ココナツ活性炭の粒径が、7マイクロメートル(μm)以下で、微細化されたココナツ活性炭とポリエステル繊維とが容易に結合できるため、ココナツ活性ポリエステル繊維で作製された製品は、例えば、衣服やズボン等を着た後に洗濯した場合に、微細化された活性炭が脱落することがなく、また、粒径が7マイクロメートル(μm)以下であるココナツ活性炭の重量%が、5%〜15%までに大幅に増加したため、より良い付着や濾過の効果が得られる。
以上は本発明の好ましい実施例であり、本発明は、この実施例によって制限されるものではなく、本発明の精神から逸脱しない限り、本発明に係わる特許請求の範囲内で行われる等価の変更や修正は全て本発明に含まれることは言うまでもない。
10 混合工程
20 噴射工程
30 初期繊維工程
40 成形工程
20 噴射工程
30 初期繊維工程
40 成形工程
Claims (2)
- 粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%のココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%のポリエステル繊維原料とを混合してから、高温溶融手段を介して紡糸溶融物にする混合工程と、
押出成形された前記紡糸溶融物を噴射板に通し、溶融物を噴射する噴射工程と、
前記噴射板に通した紡糸溶融物に対して、低温で且つ高速の冷風気流で急冷却して、初期繊維を形成する初期繊維工程と、
前記初期繊維を、伸ばしと注油、活性化、乾燥定型及びベール包装等の加工工程を介して、高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維を形成する成形工程と、
からなることを特徴とする高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維の製造方法。 - 粒径が7マイクロメートル(μm)以下で、重量%が5%〜15%であるココナツ活性炭と、重量%が85%〜95%であるポリエステル繊維とから形成されたことを特徴とする高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006255615A JP2008075203A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維及びその製造方法 |
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JP2006255615A JP2008075203A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 高炭量のココナツ活性炭ポリエステル繊維及びその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107761191A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-03-06 | 常州布奇纺织有限公司 | 一种抗静电抑菌涤纶短纤维的制备方法 |
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2006
- 2006-09-21 JP JP2006255615A patent/JP2008075203A/ja active Pending
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