JP2008071588A - Multifunctional electronic component - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、押釦式電子部品の構成に加えて他の電子部品の構成を一体に備えた多機能型電子部品に関するものである。 The present invention relates to a multifunctional electronic component that is integrally provided with a configuration of another electronic component in addition to a configuration of a push button type electronic component.
車載用ナビゲーションシステム、コンピュータ、各種携帯機器、各種OA機器、ゲーム機などを操作するデバイスとして多機能型電子部品がある。この多機能型電子部品には、特許文献1に示すように、押釦式電子部品の構成と回転式電子部品の構成とを一体に備えたものがある。このような多機能型電子部品は、回転式電子部品における回転つまみの回転による電気的機能部の電気的出力の変化によって所定の操作内容を選択し、押釦式電子部品における押釦スイッチの押圧操作でこの選択した操作内容を確定するなどして用いられる。
There are multifunctional electronic components as devices for operating in-vehicle navigation systems, computers, various portable devices, various OA devices, game machines, and the like. As this multifunctional electronic component, as shown in
しかしながら、電子機器の小型化・多機能化のため、操作デバイスのさらなる高集積化が要求されており、上記のような構成の多機能型電子部品においても、その部品点数をさらに少なくすると共に、よりコンパクトに構成することが必要とされている。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、部品点数を少なくすると共にコンパクトに構成することができる多機能型電子部品を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a multifunctional electronic component that can be configured compactly while reducing the number of components.
上記課題を解決するため本願の請求項1に記載の発明は、押釦つまみと、前記押釦つまみの押圧部によって押圧される中央スイッチと、前記押釦つまみを囲む位置に設置される操作つまみと、前記操作つまみの操作によってその電気的出力が変化する電気的機能部と、を備えた多機能型電子部品において、前記押釦つまみと操作つまみの下側にフレキシブル回路基板を設置し、該フレキシブル回路基板と前記操作つまみの間に前記電気的機能部を設置し、前記フレキシブル回路基板から連結部を介して引き出されたスイッチ形成用基板部に前記中央スイッチを設置し、前記連結部を折り返すことで、前記中央スイッチを前記フレキシブル回路基板の下面側の前記押釦つまみの押圧部に対向する位置に配置することを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention according to
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の多機能型電子部品において、前記操作つまみは、前記押釦つまみを囲む位置に設置される回転つまみであり、前記電気的機能部は、前記回転つまみと共に回転する摺動子と該摺動子が摺接する前記フレキシブル回路基板上に形成した摺接パターンとで構成されていることを特徴とする。
The invention according to claim 2 of the present application is the multifunctional electronic component according to
本願の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の多機能型電子部品において、前記回転つまみを囲む位置に設置される揺動つまみと、該揺動つまみの揺動によって押圧される前記フレキシブル回路基板上に形成した外周スイッチとをさらに備えたことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the multifunctional electronic component according to the second aspect, the swinging knob installed at a position surrounding the rotary knob and the swinging of the swinging knob are pressed. And an outer peripheral switch formed on the flexible circuit board.
本願の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の多機能型電子部品において、前記操作つまみは、前記押釦つまみを囲む位置に設置される揺動つまみであり、前記電気的機能部は、前記揺動つまみの揺動によって押圧される前記フレキシブル回路基板上に形成した外周スイッチであることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the multi-function electronic component according to the first aspect, the operation knob is a swinging knob installed at a position surrounding the push button knob, and the electrical function unit Is an outer peripheral switch formed on the flexible circuit board that is pressed by the swing of the swing knob.
本願の請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多機能型電子部品において、前記フレキシブル回路基板を取り付ける取付部材を備え、前記スイッチ形成用基板部を、前記取付部材に設けた凹部内に収納配置したことを特徴とする。
The invention according to claim 5 of the present application is the multifunctional electronic component according to any one of
本願の請求項1に記載の発明によれば、フレキシブル回路基板の下面側に配置するスイッチ形成用基板部に中央スイッチを設けたことで、電気的機能部の内側に中央スイッチを配置する必要がなくなり、その分、電気的機能部の外径寸法を小型化できるので、多機能型電子部品の外形寸法の小型化を図ることができる。また、中央スイッチを電気的機能部の内側に配置していなくても、電気的機能部と中央スイッチを同一のフレキシブル回路基板上に設けることができるので、多機能型電子部品の部品点数を少なくすることができる。
According to the invention described in
本願の請求項2に記載の発明によれば、回転つまみと電気的機能部を設けたことで多機能型電子部品の機能を多くしながらも、電気的機能部を回転つまみの下側にコンパクトに配置しているので、多機能型電子部品の小型化を図ることができる。 According to the invention described in claim 2 of the present application, the electrical function portion is compactly provided on the lower side of the rotation knob while the function of the multifunctional electronic component is increased by providing the rotation knob and the electrical function portion. Therefore, it is possible to reduce the size of the multifunctional electronic component.
本願の請求項3に記載の発明によれば、揺動つまみと外周スイッチをさらに備えたことによって、押釦つまみと回転つまみだけを備えている場合よりも、多機能型電子部品の機能をさらに多くすることができる。 According to the invention described in claim 3 of the present application, since the swing knob and the outer peripheral switch are further provided, the functions of the multifunctional electronic component are further increased as compared with the case where only the push button knob and the rotary knob are provided. can do.
本願の請求項4に記載の発明によれば、揺動つまみと外周スイッチを設けたことで多機能型電子部品の機能を多くしながらも、外周スイッチを揺動つまみの下側にコンパクトに配置しているので、多機能型電子部品の小型化を図ることができる。 According to the invention described in claim 4 of the present application, the outer peripheral switch is compactly arranged below the swing knob while increasing the functions of the multifunctional electronic component by providing the swing knob and the outer peripheral switch. Therefore, it is possible to reduce the size of the multifunctional electronic component.
本願の請求項5に記載の発明によれば、スイッチ形成用基板部や中央スイッチが取付部材から突出しないので、この多機能型電子部品を固定側の他の部材などに取り付ける際におけるスイッチ形成用基板部や中央スイッチの破損を防止することができ、さらには、多機能型電子部品の高さ寸法の小型化を図ることが可能となる。 According to the invention described in claim 5 of the present application, since the switch forming substrate portion and the central switch do not protrude from the mounting member, the switch-forming board is mounted when the multifunctional electronic component is mounted on another member on the fixed side. It is possible to prevent the substrate part and the central switch from being damaged, and to reduce the height of the multifunctional electronic component.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる多機能型電子部品1の概略側断面図であり、図2はこの多機能型電子部品1の上段側の構成部品を上側から見た分解斜視図で、図3は下段側の構成部品を上側から見た分解斜視図である。また、図4はこの多機能型電子部品1の上段側の構成部品を下側から見た分解斜視図で、図5は下段側の構成部品を下側から見た分解斜視図である。これらの図に示すように、多機能型電子部品1は、押釦つまみ10と、操作つまみである回転つまみ20及び揺動つまみ30と、ケース40と、連結部材50と、板ばね35と、摺動型物60と、摺動子66と、フレキシブル回路基板70と、取付部材90とを具備して構成されている。以下各構成部品について順に説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[First Embodiment]
FIG. 1 is a schematic sectional side view of a multifunctional
押釦つまみ10は成形樹脂製であり、略円板状の本体部11と、該本体部11の下面中央から下方向に延びる円柱軸状の押圧部12とを具備し、本体部11の上面が指などで押圧操作する操作部13になっていて、本体部11の外周側面にはつば部14が形成されている。また、押圧部12の側面には軸方向に沿う突起状に形成された回り止め12aが設けられている。
The
回転つまみ20は成形樹脂製であり、略円板状の本体部21の中央に円形の開口部22を有し、上面の開口部22の周囲には指などで回転操作する操作部23が設けられている。開口部22は、内部に押釦つまみ10の本体部11を設置できるように本体部11の外径寸法よりも若干大きな内径寸法であって、且つ本体部11に設けたつば部14が上方に抜け出ないようにつば部14の外径寸法よりも若干小さい内径寸法に形成されている。一方、本体部21の下面の開口部22の周囲には筒状の突出部24が形成され、突出部24の下端の等間隔(120°間隔)を隔てた3箇所の位置には、この回転つまみ20に下記する板ばね35を固定する円柱状の小突起からなる板ばね固定部25が設けられている。さらに各板ばね固定部25の間の等間隔(120°間隔)の3箇所の位置には、この回転つまみ20に下記する摺動型物60を固定する摺動型物固定部26が設けられている。摺動型物固定部26は、突出部24の下端面に設置した断面が略矩形状の基部26aと、該基部26aの下端面から下方に向かって延びる円柱状の軸部26bとを備えて構成されている。
The
揺動つまみ30は成形樹脂製であり、中央に開口部31を備えて円形のリング状に形成されている。開口部31は、回転つまみ20の本体部21をその内側に配置できるように本体部21の外径寸法よりも若干大きな内径寸法に形成されている。一方、揺動つまみ30の上面の等間隔(90°間隔)の4箇所の位置には突起状の操作部32が設けられ、各操作部32に対応する下面の4箇所の位置には下方に向かって突出する円柱状の突起からなる押圧部33が設けられている。さらに下面の各押圧部33の近傍(本実施形態では押圧部33の円周方向の両側の2箇所)にはそれぞれ、下記する連結部材50を固定するための小突起状の連結部材固定部34が設けられている。
The
ケース40は成形樹脂製であり、円形平板状の上面部41を備え、該上面部41の中央に円形の開口部42を有している。開口部42は、回転つまみ20の突出部24の外周面をその内周面で回転自在に軸支できる内径寸法に形成されている。また上面部41の外周の下面側には下方に突出する筒状の外周突出部43が形成され、開口部42の内周の下面側には、外周突出部43よりも小さな突出寸法で下方に突出する筒状の内周突出部44が形成されている。さらに外周突出部43の下端面の複数の位置(本実施形態では、等間隔(90°間隔)の4箇所の位置)には、連結部材50を固定するための円柱軸状の連結部材固定部45を設けている。さらに各連結部材固定部45の円周方向の両側にはそれぞれ、このケース40を取付部材90に固定するための小突起状の取付部材固定部46が設けられている。取付部材固定部46は、外周突出部43の下端面に設置した断面が略矩形状の基部46aと、該基部46aの下端面から下方に向かって延びる円柱状の軸部46bとを備えて構成されている。また上面部41の下面の外周突出部43と内周突出部44の間には、下記する板バネ35のクリック弾接部39を弾接係合させる凹凸を所定間隔で環状に配置してなるクリック係合部47が形成されている。
The
またスペーサ部材15は、回転つまみ20の本体部21の下面とケース40の上面部41の上面との間に設置して回転つまみ20の回転時のケース40に対する回転摺動性を良好にするための部材である。このスペーサ部材15は、ABSなどの摺動性に優れた成形樹脂製の薄板状部材で、ケース40の上面部41の外形と略一致する円形の外形を有し、中央には回転つまみ20の突出部24を挿通させる円形の開口部15aが形成されている。
The
回転つまみ取付板16は金属製又は成形樹脂製の硬質平板であり、その外形が円形でケース40の内周突出部44よりも若干大きな外径寸法を有し、中央に押釦つまみ10の押圧部12を挿通させる円形の開口部16aが設けられ、開口部16aの外側の等間隔(120°間隔)の3箇所の位置には、回転つまみ20の摺動型物固定部26の基部26aを挿通させる扇形の貫通孔からなる挿通部16bが形成され、これら挿通部16bの間の等間隔(120°間隔)の3箇所の位置には、回転つまみ20の板ばね固定部25を固定する貫通孔からなる取付固定部16cが形成されている。
The rotary
板バネ35は、弾性金属板を円形に形成した本体部36と、該本体部36の外周を囲む位置に設置された一対の半円弧状のアーム部37,37とを一体に形成している。本体部36は回転つまみ取付板16と略同一の外径寸法を有し、中央に開口部16aと同形の開口部36aを設けると共に、挿通部16bに対応する位置には扇形の貫通孔からなる挿通部36bが形成され、取付固定部16cに対応する位置には円形の貫通孔からなる取付固定部36cが形成されている。本体部の180°対向する両外周端部には、外方に突出して両アーム部37,37の根元部分に連結する一対の連結部38,38が設けられ、両アーム部37,37がこれら連結部38,38の先端からそれぞれ本体部の外周に沿って円周方向に延伸して半円弧形状に形成され、両アーム部37,37の中間部付近には板ばね35の上面側に突出する突起状のクリック弾接部39,39が形成されている。
The
連結部材50は可撓性を有する部材(本実施形態では合成樹脂フイルム(例えばポリエチレンテレフタレートフイルム)製)であり、外形が略円形で中央に略四角形状の開口部51を設けてリング状に形成され、開口部51の内周の複数の位置(本実施形態では等間隔(90°間隔)の四箇所の位置)には、開口部51の内方に向けて突出する舌片状の突出部52を有し、各突出部52に、ケース40の連結部材固定部45を固定する円形の貫通孔からなる取付固定部52aを設けている。また連結部材50の外周の複数の位置(本実施形態では等間隔(90°間隔)の4箇所の位置(突出部52とは45°ずれた位置))には、揺動つまみ30の押圧部33を挿通させる外周から内側に向かう切り込みからなる押圧部挿通部53が形成されると共に、各押圧部挿通部53の近傍(本実施形態では円周方向の両側の2箇所の位置)には、揺動つまみ30の連結部材固定部34を固定する貫通孔からなる取付固定部54が設けられている。なお、連結部材50としては上記した合成樹脂フイルムのほか、可撓性を有する合成樹脂の成型部品や、可撓性を有する金属製の板状部材などを用いても良い。また図示は省略するが、連結部材50はケース40又は揺動つまみ30自体に一体成形によって形成してもよい。その際の連結部材はリング状に形成しても良いし、揺動つまみ30に一体に形成された薄板舌片状の可撓性を有する連結部材にケース40を取り付けたり、ケース40に一体に形成された薄板舌片状の可撓性を有する連結部材に揺動つまみ30を取り付けたりして構成してもよい。さらに上記では連結部材50がリング状で一体に形成されている部品である場合を示したが、これ以外にも揺動つまみ30の連結部材固定部34とケース40の連結部材固定部45とを揺動自在に連結できるものであれば、各連結部材固定部34と各連結部材固定部45とをそれぞれ連結する複数の部品に分割されていてもよい。
The connecting
摺動型物60は成形樹脂製であり、円形平板状に形成されてその中央に押釦つまみ10の押圧部12を挿通させる円形の開口部61を設け、回転つまみ20の摺動型物固定部26に対応する3箇所の位置には貫通孔からなる取付固定部62を設け、回転つまみ20の板ばね固定部25に対応する位置には、板ばね35の下面に突出する板ばね固定部25の先端部を収納配置する収納凹部63が形成されている。一方、摺動型物60の下面の開口部61の周囲には下方に突出する筒状の突出部64が形成されており、下面の取付固定部62の間の等間隔(120°間隔)の3箇所の位置には、摺動子66を固定するための小突起状の固定部65が設けられている。
The sliding
摺動子66は弾性金属板製であり、摺動型物60とほぼ同一の外径寸法を有する略円形の平板状に形成され、中央に円形の開口部66aを設けると共に、開口部66aの外周の等間隔(120°間隔)の3箇所の位置には、摺動型物60の固定部65を固定する貫通穴からなる取付固定部66bが設けられている。そして各取付固定部66bの側部から3本の摺接ブラシ67a,67b,67cを備えた摺動接点67が突出して摺動子66の円周方向に沿って延伸し、その先端が隣接する取付固定部66bの近傍まで達している。各組の摺接ブラシ67a,67b,67cは根元部分が摺動子66の下面側に向かって若干折り曲げられていると共に、各摺接ブラシ67a,67b,67cの先端近傍には、摺動子66の下面側に突出する突起状の接点部68が形成されている。なお、各摺動接点67が備える3本の摺接ブラシ67a,67b,67cのうち、外側の摺接ブラシ67aが下記する摺接パターン75のコモンパターン76に摺接し、内側の残りの2本の摺接ブラシ67b,67cが下記する接点パターン77a,77bに摺接するようになっている。なお、この摺動子66は下記する電気的機能部55を構成する部品である。
The
フレキシブル回路基板70は、可撓性を有する合成樹脂フイルム製で、下記する電気的機能部55を構成する摺接パターン75と、揺動つまみ30の押圧部33で押圧される外周スイッチ78の接点パターン78aとが形成された本体部71と、本体部71の外周から外方に引き出される帯状の連結部である連結アーム72と、連結アーム72の先方に接続されて中央スイッチ80の接点パターン80aが形成されているスイッチ形成用基板部73とを一体に備えている。本体部71は略円形の外形を有し、中央に押釦つまみ10の押圧部12を挿通する開口部74を設け、上面71aの開口部74の周囲に銀などの導電ペーストを印刷形成してなる摺接パターン75が設けられている。開口部74は、押圧部12の回り止め12aを配置する略コ字状の回り止め配置部74aを備え、押圧部12の断面形状と略同一の形状に形成されている。摺接パターン75は、一本の円弧状のコモンパターン76と、該コモンパターン76の内側に同一円周上で開口部74の両側に分割配置された二本の櫛歯状の接点パターン77(77a,77b)とで構成されている。上記したようにコモンパターン76には摺接ブラシ67aが摺接し、接点パターン77には摺接ブラシ67b,67cが摺接する。なお接点パターン77a,77bの櫛歯状部分は、互いの位置が120°間隔よりも若干ずれた位置になるように形成されている。
The
また本体部71の上面71aの摺接パターン75の外周側には、同一円周上の等間隔(90°間隔)の4箇所の位置に、電気的機能部である外周スイッチ78が配置されている。外周スイッチ78は、上面71aに銀などの導電ペーストを印刷形成してなる接点パターン78aと、該接点パターン78a上に取り付けられた弾性金属板をドーム形状に形成してなる反転板(可動接点板)78b(図1参照)とで構成されている。また各外周スイッチ78の間であってケース40の取付部材固定部46に対応する位置には、貫通孔からなる取付固定部79が設けられている。
Further, on the outer peripheral side of the sliding
そして本体部71の外周から突出する連結部である連結アーム72は帯状で、その先端にスイッチ形成用基板部73が接続されている。スイッチ形成用基板部73は、本体部71よりも小さい径寸法の略円形の外形を有し、下面73b(本体部71の摺接パターン75や外周スイッチ78を設けた上面71aとは反対側の面)に中央スイッチ80が設置されている。中央スイッチ80は外周スイッチ78と同様の構成であり、スイッチ形成用基板部73の下面73bに形成した接点パターン80aと、接点パターン80a上に取り付けられた反転板(可動接点板)80b(図1参照)とを備えている。またこのスイッチ形成用基板部73の下記する取付部材90の固定部94に対応する4箇所の位置には、貫通孔からなる取付固定部81が形成されている。なお、上記の摺接パターン75や接点パターン78a,80aはフレキシブル回路基板70上に設けた図示しない回路パターンと接続され、複数の回路パターンが本体部71の外周から引き出されているリードアウト部82に集約されている。
The connecting
取付部材90は、成形樹脂製の略円形の硬質平板であり、揺動つまみ30の外径よりも若干大きな外径寸法を備え、中央には押釦つまみ10の押圧部12を挿通させる円形の開口部91を設け、開口部91の外側のケース40の取付部材固定部46に対応する位置には、貫通孔からなる取付固定部92を設けている。また下面90bの開口部91の周囲には、開口部91よりも大きな径寸法を有する略円形の凹部93が形成されている。この凹部93はスイッチ形成用基板部73を内部に収納配置するもので、凹部93の底面の等間隔(90°間隔)の4箇所の位置には、スイッチ形成用基板部73や下記する中央スイッチ支持板85を凹部93内で固定するための小突起状の固定部94が形成されている。また凹部93の外周の一部には、取付部材90の外周端まで帯状の溝部として形成された連結部設置部95が接続されている。
The mounting
また中央スイッチ支持板85は、スイッチ形成用基板部73に取り付けられて中央スイッチ80を支持するもので、金属製又は成形樹脂製の硬質平板で、その外形がスイッチ形成用基板部73と略同一寸法の円形に形成され、取付部材90の固定部94に対応する4箇所の位置には、貫通孔からなる取付固定部86が設けられている。
The central
次にこの多機能型電子部品1の組み立て方法を説明する。まず、回転つまみ20の開口部22内に下側から押釦つまみ10の本体部11を挿入し、操作部13を開口部22から回転つまみ20の上面側に露出させた状態で設置する。そしてケース40の上面部41の上面と回転つまみ20の本体部21の下面との間にスペーサ部材15を介在させて、ケース40の開口部42内に上側から回転つまみ20の突出部24を挿入することで、ケース40の上部に回転つまみ20を載置する。そして回転つまみ20の突出部24の下端面に回転つまみ取付板16と板ばね35とをこの順に取り付けて固定する。この際、押釦つまみ10の押圧部12を回転つまみ取付板16の開口部16aと板ばね35の開口部36aとに挿通させる。また、回転つまみ20の摺動型物固定部26を回転つまみ取付板16の挿通部16bと板ばね35の挿通部36bとに挿通すると共に、板ばね固定部25を回転つまみ取付板16の取付固定部16cと板ばね35の取付固定部36cとに挿通して、板ばね35の下面側に突出する板ばね固定部25の先端を熱カシメして固定する。
Next, a method for assembling the multifunctional
続いて板ばね35の下面側に摺動型物60を一体に取り付ける。この際、押釦つまみ10の押圧部12を摺動型物60の開口部61に挿通させる。また、挿通部36bから板ばね35の下面側に突出する摺動型物固定部26の軸部26bを摺動型物60の取付固定部62に挿通して、摺動型物60の下面側に突出するこの摺動型物固定部26の先端を熱カシメする。これによりケース40の上部に設置した回転つまみ20と、ケース40の下部に設置した板ばね35及び摺動型物60とが一体に固定され、これらがケース40の上下で該ケース40に対して一体に回転自在となるように設置される。またこのとき板ばね35のクリック弾接部39がケース40のクリック係合部47に弾接係合した状態になる。また、摺動型物60の固定部65を摺動子66の取付固定部66bに挿通させて、摺動子66の下面側に突出する固定部65の先端を熱カシメすることで、摺動型物60の下面に摺動子66を取り付ける。なお、上記では摺動型物60の取付固定部62に挿通した摺動型物固定部26の先端を熱カシメして固定する場合を説明したが、摺動型物固定部26を摺動型物60の取付固定部62に挿入するだけで、熱カシメによる固定を行わずに組み立てるようにしても良い。
Subsequently, the sliding
続いて揺動つまみ30の開口部31内にその上側から前記のケース40を挿入することで、ケース40の外側に揺動つまみ30を設置する。そして揺動つまみ30の下面とケース40の下面とを連結部材50で連結する。この際、揺動つまみ30の連結部材固定部34とケース40の連結部材固定部45とをそれぞれ連結部材50の取付固定部54と取付固定部52aにその上側から挿通させて、連結部材50の下面側に突出する連結部材固定部34の先端と連結部材固定部45の先端とを熱カシメして固定する。これによりケース40の外周に揺動つまみ30が揺動自在に設置される。
Subsequently, the
一方で、フレキシブル回路基板70の本体部71を取付部材90の上面90aに載置すると共に、連結アーム72を折り返して取付部材90の下面90bの連結部設置部95内に配設し、スイッチ形成用基板部73をその下面73bを上に向けた状態で凹部93内に設置する。そしてスイッチ形成用基板部73の下側(上面73a側)に中央スイッチ支持板85を重ねて配置して、凹部93内の固定部94をスイッチ形成用基板部73の取付固定部81と中央スイッチ支持板85の取付固定部86とに挿通し、中央スイッチ支持板85の下面側に突出する固定部94の先端を熱カシメする。これにより取付部材90の開口部91の下側であって該取付部材90の下面90b側に開口する凹部93内に、スイッチ形成用基板部73及び中央スイッチ80が配置された状態になる。
On the other hand, the
続いてこのフレキシブル回路基板70を取り付けた取付部材90の上部に前記のケース40を設置する。この際、押釦スイッチ10の押圧部12をその回り止め12aを回り止め配置部74aに合わせて開口部74に挿通させる。また、ケース40の取付部材固定部46を取付部材90の取付固定部92に挿通し、取付部材90の下面側に突出する取付部材固定部46の先端を熱カシメすることで、取付部材90の上面90aにケース40を一体に固定する。このとき摺動型物60に取り付けた摺動子66の摺動接点67が、取付部材90上の本体部71の摺接パターン75に当接した状態になる。以上により多機能型電子部品1の組み立てが完了する。
Subsequently, the
このようにして組み立てられた多機能型電子部品1は、図1に示すように、押釦つまみ10と、押釦つまみ10の押圧部12によって押圧される中央スイッチ80と、押釦つまみ10を囲む位置に設置される操作つまみである回転つまみ20と、押釦つまみ10と回転つまみ20の下側に設置したフレキシブル回路基板70と、回転つまみ20と共に回転する摺動子66と該摺動子66が摺接するフレキシブル回路基板70上に形成した摺接パターン75とで構成される電気的機能部55とを備えている。電気的機能部55は、回転つまみ20の回転操作によってその電気的出力が変化するようになっている。さらにこの多機能型電子部品1は、フレキシブル回路基板70の本体部71から連結アーム72を介して引き出されたスイッチ形成用基板部73に中央スイッチ80を設置して、連結アーム72を折り返すことで、中央スイッチ80を、フレキシブル回路基板70の下面側の押釦つまみ10の押圧部12に対向する位置に配置している。
As shown in FIG. 1, the multifunctional
また、フレキシブル回路基板70を取り付ける取付部材90を備え、フレキシブル回路基板70のスイッチ形成用基板部73を、この取付部材90の下面側に設けた凹部93内に収納配置している。さらにこの多機能型電子部品1は、回転つまみ20を囲む位置に設置された操作つまみである揺動つまみ30と、該揺動つまみ30の揺動によって押圧されるフレキシブル回路基板70上に設けた電気的機能部である外周スイッチ78とを備えている。
In addition, an
次にこの多機能型電子部品1の動作を説明する。まず、回転つまみ20の操作部23を指などで操作して回転させることで、板ばね35及び摺動型物60が回転つまみ20と一体に回転する。これにより板ばね35のクリック弾接部39がケース40のクリック係合部47に弾接係合してクリック感覚が生じると共に、摺動型物60に取り付けた摺動子66の摺動接点67が摺接パターン75上を摺接し、摺接パターン75の電気的出力が変化する。この際、3組の摺動接点(図2参照)67のうちの何れかの組の摺動接点67の外側の摺接ブラシ67aが常にコモンパターン76(図3参照)に摺接する一方、内側の摺接ブラシ67b,67cが接点パターン77a,77b(図3参照)に摺接してこれをオンオフするが、上記したように両接点パターン77a,77bの櫛歯状部は120°の間隔よりも若干ずれた位置に設けられているので、いずれかの摺動接点67が何れか一方の接点パターン77a又は77bに摺接してこれをオンするタイミングと、他の摺動接点67が他方の接点パターン77b又は77aに摺接してこれをオンするタイミングの位相が少しずれるので、両接点パターン77a,77bから出力されるオンオフ信号の位相が若干ずれるようになっている。これにより、例えば摺動子66が左右いずれの向きに回転しているかを検出できるようになっている。
Next, the operation of the multifunctional
一方、押釦つまみ10の操作部13を押圧操作することで、押釦つまみ10が下降してその押圧部12が中央スイッチ80の反転板80bを押圧して反転させ、中央スイッチ80がオンする。押釦つまみ10への押圧を解除すれば、反転板80bの復帰力で中央スイッチ80がオフする。また一方で、揺動つまみ30のいずれかの操作部32(図3参照)を押圧操作すれば、揺動つまみ30が揺動してその押圧された操作部32を設けた位置が下降し、その下面側に設けた押圧部33が対向する外周スイッチ78の反転板78bを押圧して反転させて、外周スイッチ78をオンする。揺動つまみ30を揺動させている力を解除すれば、連結部材50と反転板78bの復帰力で揺動つまみ30は元の位置に自動復帰して、外周スイッチ78がオフする。
On the other hand, when the
この多機能型電子部品1は、携帯型端末装置等に設置して用いる場合には、一例として回転つまみ20の回転操作によって所定の操作内容を順に携帯型端末装置の表示部に表示させ、揺動つまみ30を揺動させる操作でこの表示させた操作内容のうちのいずれかを選択し、さらに押釦つまみ10を押圧する操作でこの選択した操作内容を確定するなどして用いることができる。
When the multifunctional
上記構成の多機能型電子部品1は、フレキシブル回路基板70の本体部71から外方に引き出される連結アーム72の先方に設けたスイッチ形成用基板部73に中央スイッチ80を設置し、連結アーム72を折り返すことで、中央スイッチ80をフレキシブル回路基板70の下面側の押釦つまみ10の押圧部12に対向する位置に配置しているので、電気的機能部55の内側に中央スイッチ80を配置する必要がなくなり、その分、電気的機能部55の外径寸法を小型化できるため、多機能型電子部品1の外形寸法の小型化を図ることができる。また、中央スイッチ80を電気的機能部55の内側に配置していなくても、電気的機能部55を構成する摺接パターン75と中央スイッチ80を構成する接点パターン80aを同一のフレキシブル回路基板70上に設けることができるので、多機能型電子部品1の部品点数を少なくすることができる。
In the multi-function
また、スイッチ形成用基板部73を取付部材90の下面側に設けた凹部93内に収納配置したことで、スイッチ形成用基板部73や中央スイッチ80が取付部材90の下面側に突出しないので、多機能型電子部品1を固定側の他の部材などに取り付ける際におけるスイッチ形成用基板部73や中央スイッチ80の破損を防止することができ、さらには、多機能型電子部品1の高さ寸法の小型化を図ることが可能となる。
Further, since the switch forming
また、凹部93内に収納配置したスイッチ形成用基板部73の下面側に中央スイッチ支持板85を取り付けていることで、この中央スイッチ支持板85によってスイッチ形成用基板部73を固定できる上に、スイッチ形成用基板部73の下面側が保護されるため、凹部93の下側からスイッチ形成用基板部73に他の部材が当接することを防止でき、スイッチ形成用基板部73や中央スイッチ80の破損を防ぐことができる。
Further, by attaching the central
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態にかかる多機能型電子部品について説明する。なお、本実施形態にかかる多機能型電子部品においては、上記の第1実施形態にかかる多機能型電子部品と同一又は相当部分には同一又は相当する符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、上記の第1実施形態と同じである。図6は、本発明の第2実施形態にかかる多機能型電子部品1−2の構成を示す側断面図である。同図に示す多機能型電子部品1−2は、第1実施形態の多機能型電子部品1が備えている揺動つまみ30と該揺動つまみ30の揺動によって押圧される外周スイッチ78とを省略した構成で、押釦つまみ10と、押釦つまみ10の押圧部12によって押圧される中央スイッチ80と、押釦つまみ10を囲む位置に設置される操作つまみである回転つまみ20と、回転つまみ20の回転操作によってその電気的出力が変化する電気的機能部55とを備えて構成されている。
[Second Embodiment]
Next, the multifunctional electronic component according to the second embodiment of the present invention will be described. In the multifunctional electronic component according to the present embodiment, the same or corresponding parts as those of the multifunctional electronic component according to the first embodiment are denoted by the same or corresponding reference numerals, and detailed description thereof is omitted. To do. In addition, matters other than those described below are the same as those in the first embodiment. FIG. 6 is a side sectional view showing the configuration of the multi-function electronic component 1-2 according to the second embodiment of the present invention. The multi-function electronic component 1-2 shown in the figure includes a
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態にかかる多機能型電子部品について説明する。図7は、本発明の第3実施形態にかかる多機能型電子部品1−3の構成を示す側断面図である。同図に示す多機能型電子部品1−3は、第1実施形態の多機能型電子部品1が備えている回転つまみ20と電気的機能部55とを省略したことによって、摺動型物60や板ばね35や回転つまみ取付板16なども省略した構成であり、ケース40−3の内側に設置した押釦つまみ10と、押釦つまみ10の押圧部12によって押圧される中央スイッチ80と、ケース40−3を囲む位置に設置される操作つまみである揺動つまみ30と、この揺動つまみ30の揺動によって押圧される電気的機能部である外周スイッチ78とを備えて構成されている。
[Third Embodiment]
Next, a multifunctional electronic component according to the third embodiment of the present invention will be described. FIG. 7 is a side sectional view showing the configuration of the multifunction electronic component 1-3 according to the third embodiment of the present invention. The multifunctional electronic component 1-3 shown in the figure has a sliding-
ケース40−3は、円形平板状の上面部41−3を備え、この上面部41−3の中央に押釦つまみ10の本体部11を設置する円形の開口部42−3を有している。また上面部41−3の外周の下面側には下方に突出する筒状の外周突出部43−3が形成され、上面部41−3の内周の下面側には、外周突出部43−3よりも大きな突出寸法で下方に突出する筒状の内周突出部44−3が形成されている。そして内周突出部44−3の下端部が取付部材90の上面側に固定されていて、外周突出部43−3の下端部には、連結部材50を介して揺動つまみ30が連結されている。
The case 40-3 includes a circular flat plate-like upper surface portion 41-3, and has a circular opening 42-3 for installing the
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記第1,第2実施形態では、摺動型物60に取り付けた摺動子66と取付部材90上に設置したフレキシブル回路基板70上の摺接パターン75とで電気的機能部55を構成しているが、電気的機能部55としては、回転つまみ20の回転によりその電気的出力が変化する構成であれば他の構成を採用してもよい。即ち、図示は省略するが、例えば上記実施形態とは逆に摺動型物60側に摺接パターンを設け、取付部材90側に摺動子を設置することも可能である。
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made within the scope of the technical idea described in the claims and the specification and drawings. Is possible. It should be noted that any shape, structure, and material not directly described in the specification and drawings are within the scope of the technical idea of the present invention as long as the effects and advantages of the present invention are exhibited. For example, in the first and second embodiments, the electrical
また上記実施形態では、フレキシブル回路基板70に形成した中央スイッチ80や外周スイッチ78などの各スイッチを、1枚の合成樹脂フイルム上に形成した接点パターン上に反転板を取り付けることで構成しているが、これらのスイッチは、二枚の合成樹脂フイルムを重ね合わせて両合成樹脂フイルムに設けた一対の接点パターンをスペーサ部材などを介在させることで隙間を設けて対向させて、一方の合成樹脂フイルムに設けた接点パターンの裏面側に反転板を設置することで構成されるスイッチ(メンブレンスイッチ)としても良い。
In the above embodiment, each switch such as the
1〜1−3 多機能型電子部品
10 押釦つまみ
12 押圧部
20 回転つまみ
30 揺動つまみ
40 ケース
50 連結部材
55 電気的機能部
60 摺動型物
66 摺動子(電気的機能部)
70 フレキシブル回路基板
71 本体部
72 連結アーム(連結部)
73 スイッチ形成用基板部
75 摺接パターン(電気的機能部)
76 コモンパターン
77 接点パターン
78 外周スイッチ(電気的機能部)
80 中央スイッチ
90 取付部材
93 凹部
1-1-3
70
73 Switch forming
76
80
Claims (5)
前記押釦つまみと操作つまみの下側にフレキシブル回路基板を設置し、該フレキシブル回路基板と前記操作つまみの間に前記電気的機能部を設置し、
前記フレキシブル回路基板から連結部を介して引き出されたスイッチ形成用基板部に前記中央スイッチを設置し、前記連結部を折り返すことで、前記中央スイッチを前記フレキシブル回路基板の下面側の前記押釦つまみの押圧部に対向する位置に配置することを特徴とする多機能型電子部品。 A pushbutton knob, a central switch pressed by a pressing portion of the pushbutton knob, an operation knob installed at a position surrounding the pushbutton knob, and an electrical function section whose electrical output changes by operation of the operation knob; In a multifunctional electronic component equipped with
A flexible circuit board is installed below the push button knob and the operation knob, and the electrical function unit is installed between the flexible circuit board and the operation knob.
The central switch is installed on the switch forming substrate part drawn out from the flexible circuit board via a connecting part, and the central switch is folded back so that the central switch is connected to the push button knob on the lower surface side of the flexible circuit board. A multifunctional electronic component, which is disposed at a position facing the pressing portion.
前記操作つまみは、前記押釦つまみを囲む位置に設置される回転つまみであり、
前記電気的機能部は、前記回転つまみと共に回転する摺動子と該摺動子が摺接する前記フレキシブル回路基板上に形成した摺接パターンとで構成されていることを特徴とする多機能型電子部品。 The multifunctional electronic component according to claim 1,
The operation knob is a rotary knob installed at a position surrounding the push button knob,
The electrical function part is composed of a slider that rotates together with the rotary knob and a sliding contact pattern formed on the flexible circuit board in sliding contact with the slider. parts.
前記回転つまみを囲む位置に設置される揺動つまみと、該揺動つまみの揺動によって押圧される前記フレキシブル回路基板上に形成した外周スイッチとをさらに備えたことを特徴とする多機能型電子部品。 The multifunctional electronic component according to claim 2,
A multifunction electronic device further comprising: a swing knob installed at a position surrounding the rotary knob; and an outer peripheral switch formed on the flexible circuit board that is pressed by the swing of the swing knob. parts.
前記操作つまみは、前記押釦つまみを囲む位置に設置される揺動つまみであり、
前記電気的機能部は、前記揺動つまみの揺動によって押圧される前記フレキシブル回路基板上に形成した外周スイッチであることを特徴とする多機能型電子部品。 The multifunctional electronic component according to claim 1,
The operation knob is a swing knob installed at a position surrounding the push button knob.
The multifunctional electronic component, wherein the electrical function part is an outer peripheral switch formed on the flexible circuit board that is pressed by the swing of the swing knob.
前記フレキシブル回路基板を取り付ける取付部材を備え、
前記スイッチ形成用基板部を、前記取付部材に設けた凹部内に収納配置したことを特徴とする多機能型電子部品。 The multifunctional electronic component according to any one of claims 1 to 4,
An attachment member for attaching the flexible circuit board;
A multifunctional electronic component, wherein the switch forming substrate portion is housed and disposed in a recess provided in the mounting member.
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JP2006248338A JP2008071588A (en) | 2006-09-13 | 2006-09-13 | Multifunctional electronic component |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021028A (en) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Hoya Corp | Operation button |
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2006
- 2006-09-13 JP JP2006248338A patent/JP2008071588A/en active Pending
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