JP2008071266A - ドメイン名管理方法及び通信端末装置 - Google Patents

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辰宏 青柳
Masayuki Doi
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裕輔 村井
Takashi Nakamura
敬 中村
Hiroyuki Kawamura
広行 川村
Kazuhiro Tanabe
和▲広▼ 田邊
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Abstract

【課題】
通信端末装置において、国際化ドメイン名を適切に管理する。
【解決手段】
通信端末装置において、国際化ドメイン名で特定される第1ウェブサイトに対する接続要求を検出すると、識別子登録判定部33は、第1ウェブサイト識別子をDNSにおいて処理可能な文字列に変換した第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する。判定の結果が否定的であった場合に、識別子変換部34は、第2ウェブサイト識別子への変換を行う。次に、第1接続要求部35は当該識別子を用いて接続要求を行い、応答が返送されてきた場合には、識別子登録部36が、第1ウェブサイト識別子に関連付けて第2ウェブサイト識別子を登録する。一方、判定の結果が肯定的であった場合には、第2接続要求部37は、登録済の第2ウェブサイト識別子を用いて接続要求を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドメイン名管理方法及び通信端末装置に係り、より詳しくは、国際化ドメイン名を、内部的には変換後の文字列で保持しつつ、利用者に対して提示する場合には変換前の文字列で表示させるようなドメイン名管理方法及び当該方法を使用する通信端末装置に関するものである。
従来から、パーソナルコンピューターや携帯電話等の通信端末の普及が目覚しい。また、インターネットに接続できる環境も急速に普及してきており、ウェブサイトにアクセスするためのブラウザも通信端末に標準装備されている。このような状況は、世界的に見られるものである。
ところで、URL(Uniform Resource Locator)に使用されるドメイン名は、通常アスキーコードである文字列で記述されてきていた。しかし、ドメイン名には、アスキーコードでなく、一般社会で認知されている企業名やブランド名等をそのまま使用したいという希望があった。そこで、IETF(Internet Engineering Task Force)の技術標準として、国際化ドメイン名と呼ばれる、ドメインの文字列に非アスキー文字を使用するものをドメイン名に使用する技術が整備された。これにより、ドメイン名を多言語対応させることが可能となり、例えば日本語をそのままドメイン名として使用するといったことができるようになった。
国際化ドメイン名を使用したURLを以ってインターネットへのアクセスを行う際には、端末の内部においてDNS(Domain Name System)で使用できるアスキーコードに変換して接続要求を発行する。その変換の方法はIETFの技術標準において具体化されており、非特許文献1に示されるRFC3491、及び非特許文献2に示されるRFC3492、といった規格に則って変換が行われている。
P.Hoffman、他1名、"Nameprep: A Stringprep Profile for Internationalized Domain Names(IDN)"、[online]、平成15年3月、Network Working Group、[平成18年8月22日検索]、インターネット<URL:http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc3491.txt> A.Costello、 "Punycode: A Bootstring encoding of Unicode for Internationalized Domain Names in Applications(IDNA)"、[online]、平成15年3月、Network Working Group、[平成18年8月22日検索]、インターネット<URL:http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc3492.txt>
上述のように、国際化ドメイン名を用いたURLはアスキーコードに変換してリクエストする必要があるため、内部的には変換後の文字列で保持した方が便利がよい。一方で、変換後の文字列はそれ自体が意味を示すものではないため、利用者に対して表示させるような場合には、変換しない国際化ドメイン名のままで表示することが望ましい。
しかしながら、こうした利便性を高めることができる国際化ドメイン名の管理に関する技術については、現状においては何等の提案もなされていない。このため、国際化ドメイン名を適切に利用可能に管理する技術が待望されている。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、国際化ドメイン名を適切に利用可能に管理するドメイン名管理方法及び通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からいって、多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定されるウェブサイトとの通信のために、通信端末装置において行われるドメイン名管理方法であって、前記特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求がされた場合に、前記第1ウェブサイト識別子がドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する識別子登録判定工程と;前記識別子登録判定工程における判定の結果が否定的であった場合に、前記第1ウェブサイト識別子を前記第2ウェブサイト識別子に変換する識別子変換工程と;前記識別子変換工程において得られた前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第1接続要求工程と;前記接続要求に対する応答が返送されてきた場合に、前記第1ウェブサイト識別子に関連付けて前記第2ウェブサイト識別子を登録する識別子登録工程と;前記識別子登録判定工程における判定の結果が肯定的であった場合に、登録されている前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第2接続要求工程と;を備える、ドメイン名管理方法である。
このドメイン名管理方法においては、まず、多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定されるウェブサイトに対する、当該特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求を検出する。
ここで、国際化ドメイン名とはIETFにおいて規格化されている、ドメイン名を多言語対応させたものをいい、この規格においては、ドメイン名に例えば日本語等がそのまま使えるようになっている。
当該接続要求が検出されると、識別子登録判定工程において、当該第1ウェブサイト識別子が、ドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する。ここで、ドメイン名管理システムにおいて処理可能とは、Domain Name Systemにおいてドメイン名の名前解決ができることを指す。
当該判定の結果が否定的であった場合には、識別子変換工程において、第1ウェブサイト識別子を第2ウェブサイト識別子に変換する。第1ウェブサイト識別子のままでは、ドメイン名管理システムにおいて処理不可能であり、ウェブサイトへの接続要求を発行できないからである。当該変換は、IETFにおいて規格化されている一定の変換方法に則って行われる。
引き続き、第1接続要求工程において、当該識別子変換工程において得られた第2ウェブサイト識別子を使用して、当該ウェブサイトに対する接続要求を送信する。さらに、当該接続要求に対する応答が返送されてきた場合には、当該第1ウェブサイト識別子を変換した第2ウェブサイト識別子によって、所望するウェブサイトへの接続が成功したことを意味する。よって、識別子登録工程において、第1ウェブサイト識別子に関連付けて第2ウェブサイト識別子を登録する。当該第2ウェブサイト識別子を用いれば、第1ウェブサイト識別子により表されるウェブサイトへ接続できることが示されたからである。
一方、識別子登録判定工程における判定の結果が肯定的であった場合には、既に第1ウェブサイト識別子の変換と接続の確認が済んでおり、対応する第2ウェブサイト識別子が登録済みであることを意味する。よって、第2接続要求工程において、登録済みの第2ウェブサイト識別子を使用して、所望するウェブサイトに対する接続要求を送信する。
したがって、本発明のドメイン名管理方法によれば、国際化ドメイン名を有する識別子に対応する、規定の変換後の識別子を予め登録しておくことで、効率のよいウェブサイトへの接続が行えることになる。
本発明のドメイン名管理方法では、前記特定ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような機能に対しては、前記第1ウェブサイト識別子を登録する表示用登録工程を更に備えるとすることができる。
この場合には、当該特定ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような機能に対しては、変換後の第2ウェブサイト識別子ではなく、第1ウェブサイト識別子を登録する。第2ウェブサイト識別子はシステム上で処理できるように変換されたものであり、利用者にとって直接には意味を示さないものだからである。よって、識別子表示工程において、それ自体に意味を持つものである国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子の方を登録する。これにより、利用者にとって簡易な方法で識別子を認識させることができる。
本発明は、第2の観点からいって、画像が表示される表示部と、ウェブブラウザとを備える通信端末装置であって、多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定される特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求がされた場合に、前記第1ウェブサイト識別子がドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する識別子登録判定手段と;前記識別子登録判定手段による判定の結果が否定的であった場合に、前記第1ウェブサイト識別子を前記第2ウェブサイト識別子に変換する識別子変換手段と;前記識別子変換手段により得られた前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第1接続要求手段と;前記接続要求に対する応答が返送されてきた場合に、前記第1ウェブサイト識別子に関連付けて前記第2ウェブサイト識別子を登録する識別子登録手段と;前記識別子登録判定手段による判定の結果が肯定的であった場合に、登録されている前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第2接続要求手段と;を備える、通信端末装置である。
この通信端末装置においては、まず、多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定されるウェブサイトに対する、当該特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求を検出する。
当該接続要求が検出されると、識別子登録判定手段は、当該第1ウェブサイト識別子が、ドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する。
当該判定の結果が否定的であった場合には、識別子変換手段は、第1ウェブサイト識別子を第2ウェブサイト識別子に変換する。当該変換は、IETFにおいて規格化されている一定の変換方法に則って行われる。
引き続き、第1接続要求手段は、当該識別子変換手段により得られた第2ウェブサイト識別子を使用して、当該ウェブサイトに対する接続要求を送信する。さらに、当該接続要求に対する応答が返送されてきた場合には、当該第1ウェブサイト識別子を変換した第2ウェブサイト識別子によって、所望するウェブサイトへの接続が成功したことを意味する。よって、識別子登録手段において、第1ウェブサイト識別子に関連付けて第2ウェブサイト識別子を登録する。当該第2ウェブサイト識別子を用いれば、第1ウェブサイト識別子により表されるウェブサイトへ接続できることが示されたからである。
一方、識別子登録判定手段による判定の結果が肯定的であった場合には、既に第1ウェブサイト識別子の変換と接続の確認が済んでおり、対応する第2ウェブサイト識別子が登録済みであることを意味する。よって、第2接続要求手段は、登録済みの第2ウェブサイト識別子を使用して、所望するウェブサイトに対する接続要求を送信する。
したがって、本発明の通信端末装置によれば、国際化ドメイン名を有する識別子に対応する、規定の変換後の識別子を予め登録しておくことで、効率のよいウェブサイトへの接続が行えることになる。
本発明の通信端末装置では、前記特定ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような機能に対しては、前記第1ウェブサイト識別子を登録する表示用登録手段を更に備えるとすることができる。
この場合には、当該特定ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような機能に対しては、変換後の第2ウェブサイト識別子ではなく、第1ウェブサイト識別子を登録する。これにより、利用者にとって簡易な方法で識別子を認識させることができる。
ここで、本発明の通信端末装置では、移動通信網に接続された基地局と無線通信を行う無線通信手段を更に備える、とすることができる。すなわち、本発明の通信端末装置を移動通信端末装置とすることができる。
したがって、本発明のドメイン名管理方法によれば、国際化ドメイン名を通信端末装置において適切に管理することができるという効果を奏する。
また、本発明の通信端末装置によれば、国際化ドメイン名を適切に管理することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を、図1〜図5を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<構成>
図1には、移動通信端末装置を含むシステム構成100が概略的に示されている。移動通信端末装置である携帯電話装置10は、基地局51を介してネットワーク50に接続し、ウェブサーバ60に接続できるようになっている。図1にはネットワーク50に接続する基地局として基地局51のみが代表的に示されているが、実際には複数の基地局が接続されている。
図2には、移動通信端末装置である携帯電話装置10の外観構成が概略的に示されている。ここで、図2(A)には、携帯電話装置10の外観の正面図が示され、図2(B)には、携帯電話装置10の外観の背面図が示されている。
図2(A)及び図2(B)に総合的に示されるように、携帯電話装置10は、(a)携帯電話本体11と、(b)電話番号を入力するためのテンキー、及び、動作モードの切換等の各種指令を、後述する制御部21(図3参照)に入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示手段としての表示部13とを備えている。また、携帯電話装置10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(e)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(f)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(g)基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
携帯電話本体11の内部には、図3に示されるように、(i)携帯電話装置10全体の動作を統括制御する制御部21と、(ii)アンテナ17を介して、基地局との間で無線信号の送受信を行う送受信部22と、(iii)制御部21で実行されるプログラムや各種データを格納する、読出専用メモリ(ROM)素子やランダムアクセスメモリ(RAM)素子を有する記憶部23とを備えている。
制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。かかる制御部21において実行されるプログラムとして、ウェブサイトを閲覧するためのウェブブラウザ31がある。
ウェブブラウザ31は、その内部に、国際化ドメイン名を有するURL(Uniform Resource Locator)を、ウェブアクセスにあたって便利なように管理する、ドメイン名管理部32を備えている。
ここで、記憶部23内には、URL管理テーブル24が用意されている。ここでURL管理テーブル24とは、多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名を使用するようなURLと、当該ドメイン名がDNSで使用できるアスキーコードに変換された状態のURLとを対応させて保持しているテーブルである。
また、ドメイン名管理部32は、図4に示すように、識別子登録判定部33(識別子登録判定手段)、識別子変換部34(識別子変換手段)、第1接続要求部35(第1接続要求手段)、識別子登録部36(識別子登録手段)、第2接続要求部37(第2接続要求手段)、表示用登録部38(表示用登録手段)、を備えている。
識別子登録判定部33は、国際化ドメイン名を有するウェブサイトへの接続要求がされた場合に、当該ウェブサイトのURLがDNS(Domain Name System)において処理可能な文字列であるアスキーコードに変換されたURLが登録されているか否かを判定する。
識別子変換部34は、識別子登録判定部33における判定の結果が否定的であった場合に動作し、国際化ドメイン名を有するURLを、IETFの規格に則りDNSにおいて処理可能な文字列であるアスキーコードに変換する。具体的な手順は以下である。まず、国際化ドメイン名を、IETFのRFC3491によって規格化されているNAMEPREPという正規化表現により、Unicodeで表現すべく、文字列の文字種や互換文字の統一を行う。例えば、大文字/小文字の文字種の統一化、空白等の不適切な文字の削除等を行う。
次に、RFC3492によって規格化されているPunycodeというアルゴリズムを用いて、NAMEPREPによりUnicodeで表現された国際化ドメイン名の文字列を、アスキーコードの文字列で表現する。こうすることで、国際化ドメイン名を有するURLが、DNSで使用できるようになる。ここで、国際化ドメイン名の変換後文字列の冒頭には、“xn--”の文字列が付加される。
第1接続要求部35は、識別子変換部34により変換された後のURLを用いて、当該URLが特定するウェブサイトに対して接続要求を発行する。
識別子登録部36は、第1接続要求部35により発行された接続要求により指定されたURLを用いてウェブサイトに接続することができた場合に、識別子変換部34によって変換された後の当該URLを、URL管理テーブル24に、変換前の国際化ドメイン名を有するURLと対応させて登録する。
第2接続要求部37は、識別子登録判定部33における判定が肯定的であった場合に、URL管理テーブル24において登録されている、変換後のURLを用いてウェブサイトに対する接続要求を発行する。
表示用登録部38は、ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような指令を受けた場合に当該ウェブサイトのURLを直接表示させるような機能に対しては、国際化ドメイン名を有するURLについても変換前のURLの表示で登録する。
<動作>
次に、以上のように構成された携帯電話装置10について説明する。
ウェブブラウザ31において、国際化ドメイン名を有するURLを指定したウェブサイト接続要求が検出されると、ドメイン名管理部32が起動する。まず、図5のステップS11において、識別子登録判定部33が、当該URLがURL管理テーブル24に登録されているか否かを判定する。
当該判定の結果が否定的なものであった場合は、入力された国際化ドメイン名を有するURLの、変換後のURLが未だURL管理テーブル24に存在しないことを意味する。つまり、接続したことがないウェブサイトのURLが入力されたわけである。この場合、処理はステップS12へ進む。ステップS12においては、識別子変換部34が、当該URLを、DNSにおいて処理可能な文字列であるアスキーコードに変換する。続けて、処理はステップS13へ進む。
ステップS13においては、識別子変換部34によって変換された後のURLを用いて、第1接続要求部35が、当該URLによって特定されるウェブサイトに対する接続要求を発行する。続けて、処理はステップS14へ進む。
当該変換後のURLを用いてウェブサイトに接続することができた場合には、識別子登録部36が、識別子変換部34によって変換された後の当該URLを、URL管理テーブル24に、変換前の国際化ドメイン名を有するURLと対応させて登録する。こうすることで、二度目以降の当該URLを用いた接続については、予め変換されたURLを読み出して使用することができ、変換の処理を省くことができ、処理の効率化が図られる。これを以って、ドメイン名管理部32におけるウェブサイト接続の処理が完了する。
ステップS11に戻って、当該ステップS11における判定の結果が肯定的なものであった場合には、入力された国際化ドメイン名を有するURLの、変換後のURLが既にURL管理テーブル24に登録済みであることを意味する。この場合、処理はステップS15へ進む。ステップS15においては、第2接続要求部37が、URL管理テーブル24より入力されたURLに対応する変換後のURLを読み出し、当該変換後のURLを用いて、ウェブサイトに対する接続要求を発行する。これを以って、ドメイン名管理部32におけるウェブサイト接続の処理が完了する。
また、利用者に対して、登録したURLを直接表示させるような機能に対しては、表示用登録部38が、国際化ドメイン名を有するURLについても変換前のURLの表示で登録する。例えば、接続したウェブサイトURLをリストに保存しておき、次回からは当該URLを選択するだけでそのウェブサイトに対する接続要求を発行できるような機能が挙げられる。当該機能使用にあたっては、ウェブサイトを表示するテキストにフォーカスを当てると、ウェブブラウザ下方のガイド表示部分にURLが表示されるが、この場合、変換前の状態でのURLが表示される。変換後のURLでは利用者はその意味を認識できないので、それ自体が意味を持つ変換前のURLを表示するわけである。
以上説明したように、本発明の通信端末装置10においては、まず、多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定されるウェブサイトに対する、当該特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求を検出する。
すると、識別子登録判定部33は、当該第1ウェブサイト識別子が、ドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する。
当該判定の結果が否定的であった場合には、識別子変換部34は、第1ウェブサイト識別子を第2ウェブサイト識別子に変換する。
引き続き、第1接続要求部35は、当該識別子変換部34により得られた第2ウェブサイト識別子を使用して、当該ウェブサイトに対する接続要求を送信する。さらに、当該接続要求に対する応答が返送されてきた場合には、当該第1ウェブサイト識別子を変換した第2ウェブサイト識別子によって、所望するウェブサイトへの接続が成功したことを意味する。よって、識別子登録部36において、第1ウェブサイト識別子に関連付けて第2ウェブサイト識別子を登録する。
一方、識別子登録判定部33による判定の結果が肯定的であった場合には、第2接続要求部37は、登録済みの第2ウェブサイト識別子を使用して、所望するウェブサイトに対する接続要求を送信する。
したがって、本発明の通信端末装置によれば、国際化ドメイン名を有する識別子に対応する、規定の変換後の識別子を予め登録しておくことで、効率のよいウェブサイトへの接続が行えることになる。
<実施形態の変形>
なお、上記の実施形態においては、発明を携帯電話装置に適用するとしたが、他の移動通信端末装置に適用できるのはもちろんであり、さらに通常の通信端末装置にも適用することができる。
以上説明したように、本発明のドメイン名管理方法は、通信端末装置における国際化ドメイン名の管理に適用することができる。また、本発明の通信端末装置は、国際化ドメイン名を利用する通信端末装置に適用することができる。
携帯電話装置10を含むシステム100の概略図である。 本発明の移動通信端末装置の外観構成を概略的に示す図である。 図2の装置の内部構成を説明するためのブロック図である。 図3のドメイン名管理部の構成を示すブロック図である。 図3のドメイン名管理部の動作を示すフロー図である。
符号の説明
10…携帯電話装置(通信端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、23…記憶部、24…URL管理テーブル、31…ウェブブラウザ、32…ドメイン名管理部、33…識別子登録判定部、34…識別子変換部、35…第1接続要求部、36…識別子登録部、37…第2接続要求部、38…表示用登録部、50…ネットワーク、51…基地局、60…ウェブサーバ、100…システム。

Claims (5)

  1. 多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定されるウェブサイトとの通信のために、通信端末装置において行われるドメイン名管理方法であって、
    前記特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求がされた場合に、前記第1ウェブサイト識別子がドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する識別子登録判定工程と;
    前記識別子登録判定工程における判定の結果が否定的であった場合に、前記第1ウェブサイト識別子を前記第2ウェブサイト識別子に変換する識別子変換工程と;
    前記識別子変換工程において得られた前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第1接続要求工程と;
    前記接続要求に対する応答が返送されてきた場合に、前記第1ウェブサイト識別子に関連付けて前記第2ウェブサイト識別子を登録する識別子登録工程と;
    前記識別子登録判定工程における判定の結果が肯定的であった場合に、登録されている前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第2接続要求工程と;を備える、ドメイン名管理方法。
  2. 前記特定ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような機能に対しては、前記第1ウェブサイト識別子を登録する表示用登録工程を更に備える、請求項1に記載のドメイン名管理方法。
  3. 画像が表示される表示部と、ウェブブラウザとを備える通信端末装置であって、
    多言語に対応したドメイン名である国際化ドメイン名により特定される特定ウェブサイトに対応する特定国際化ドメイン名を有する第1ウェブサイト識別子が指定された接続要求がされた場合に、前記第1ウェブサイト識別子がドメイン名管理システムにおいて処理可能な文字列に変換された、第2ウェブサイト識別子が登録されているか否かを判定する識別子登録判定手段と;
    前記識別子登録判定手段による判定の結果が否定的であった場合に、前記第1ウェブサイト識別子を前記第2ウェブサイト識別子に変換する識別子変換手段と;
    前記識別子変換手段により得られた前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第1接続要求手段と;
    前記接続要求に対する応答が返送されてきた場合に、前記第1ウェブサイト識別子に関連付けて前記第2ウェブサイト識別子を登録する識別子登録手段と;
    前記識別子登録判定手段による判定の結果が肯定的であった場合に、登録されている前記第2ウェブサイト識別子を使用して接続要求を送信する第2接続要求手段と;を備える、通信端末装置。
  4. 前記特定ウェブサイトの識別子を利用者に対して表示させるような機能に対しては、前記第1ウェブサイト識別子を登録する表示用登録手段を更に備える、請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 移動通信網に接続された基地局と無線通信を行う無線通信手段を更に備える、ことを特徴とする請求項3又は4のいずれか一項に記載の通信端末装置。
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