JP2008071110A - ソースコードレビュー支援装置 - Google Patents

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Masahiro Watanabe
真啓 渡辺
Hiroshi Makita
宏 牧田
Masatomo Yamagishi
正知 山岸
Kimiharu Okada
公治 岡田
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Abstract

【課題】担当者の、ソースコードの不適切な作成の傾向を客観的に把握し、担当者に合ったレビュー項目を選択する支援を行う。
【解決手段】検査結果蓄積部10で、検査対象となるソースコードの箇所について担当者と更新時刻をファイル情報データベース110から取得し、該ソースコード検査対象箇所をソース検査装置で検査した結果について、警告箇所と警告種類を抽出することでさまざまなソース検査装置の検査結果を検査装置警告データベース170に蓄積し、レビュー項目生成部20で、検査装置警告データベース170と、警告タイプデータベース140と、レビュー項目相関度データベース210とから担当者に適したレビュー項目を重要度順に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソースコードレビュー支援装置に関するものであり、特に、各担当者の癖に合わせて実施すべきレビュー項目を自動生成するソースコードレビュー支援装置に関する。
ソースコードレビューはソフトウェアの品質向上に大きく寄与する。しかし、近年のソフトウェア開発期間は短期化しており、レビュー時間も限られている。その結果、レビューすべきことをレビューしきれずに終わるケースも多い。したがって、少ない時間で効果的なレビューが可能となる手法や技術が求められている。
レビューすべき項目を適切に絞込むための技術としては、以下のものが知られている。
特許文献1の発明であるレビューチェック項目管理装置では、複数のレビュー項目に対してあらかじめ重要度を付与しておき、レビュー項目として選択された回数を数えて、それを基に重要度を再計算する機能を備え、重要レビュー項目を識別することを可能としている。また同装置ではレビュー項目を変更するときの重要度再設定方法を与えることで、レビュー項目の改変に柔軟に対応できる。
特許文献2の発明である設計レビュー支援装置では、製品情報、及び設計仕様情報、及び設計種別項目と、レビュー項目とをあらかじめ関連付けておき、製品設計情報や設計種別情報を入力することで適切なレビュー項目を選択することを可能とする。
特許文献3の発明であるソースプログラムレビュー支援装置では、一度レビューを行い、チェックを済ませた部分はレビューすべき対象から除いて無駄なレビューを行わないようにするための技術、またソースコードの一部が変更された場合に、変更部分からソースコードをレビューすべき範囲を決定するための技術を提供している。
特許文献4の発明であるレビュー支援装置では、ソフトウェアの機能仕様情報、及び設計段階情報、及び試験情報を入力し、あらかじめ用意した標準チェックリストと照合することにより、開発対象のソフトウェアにとって適切なレビュー項目を生成することを可能とする。また、障害情報から、標準チェックリストの内容を更新することを可能とする。
特開平10−78890号公報 特開2003−22287号公報 特開2005―190330号公報 特開2005−309917号公報
ソフトウェアの品質は、ソースコード作成担当者の力量に大きく依存する。そのため、レビューにおいては、担当者が持っているソースコードの悪い癖を客観的に把握し、各担当者の癖を踏まえて重点的にレビューすべき項目を実施することで、レビュー効率を向上させ、担当者のスキルアップにつなげる必要がある。しかしながら、背景技術で挙げた文献では、各担当者が持つソースコード編集の悪い癖を踏まえた適切なレビュー項目を、各担当者用として選択する仕組みにはなっていない。
ソフトウェア開発業務においては、ソースコードを検査する装置、例えばコンパイラ、静的コードチェッカー、動的テストツールなどを複数用いるケースが多い。これら検査装置は作成したソースコードについて多くの客観的情報を提供するものであり、担当者の傾向を把握するために積極的に利用することが望ましい。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、各担当者が作成するソースコードを検査した結果という客観的事実をもとに、各担当にとって重点的にレビューすべき項目を割り出すことで、コードレビュー効率の向上と、担当者のスキル向上を支援するものである。
上記課題を解決するために、本発明のコードレビュー支援装置は、ソースコードの検査装置による検査結果を収集する検査結果蓄積部と、該蓄積部で収集し蓄積した検査結果から、ソースコードを編集する担当者の不適切な編集傾向をつかみ、各担当者に合ったレビュー項目を重要度順に示すレビュー項目生成部を有することを特徴とする。
また、前記検査結果蓄積部は、検査対象のソースコードの箇所と該ソースファイルを検査するソース検査装置名とを受け付ける入力部と、該入力部にて指定されたソース検査装置を用いて該入力部にて指定されたソースコード検査箇所を検査し、検査結果を加工した上で、蓄積先である検査装置警告データベースにデータを蓄積する警告情報処理部とを有し、さらに、利用する周辺装置として、ソースコードの情報を格納しているファイル情報データベースと、ソースコードを検査するソース検査装置群と、該検査装置群が生成する検査結果の形式を格納するソース検査装置実行結果フォーマット集と、該検査装置群が生成する検査結果に出現する警告の種類と該警告に付随する深刻度との情報を格納する警告タイプデータベース、とを有することを特徴とする。
また、前記レビュー項目生成部は、レビュー項目を生成したい担当者と計算方式とを受け付ける出力方式指定部と、出力方式指定部での指定に従って担当者にとっての各レビュー項目の重要度を計算する点数計算部と、該計算部の計算結果を表示する出力処理部、とを有し、さらに、利用する周辺装置として、請求項2記載の警告タイプデータベース、及び検査装置警告データベースと、リストアップされている各レビュー項目がソース検査装置の発する警告をどの程度出さないようにできるかの関連度の情報を格納するレビュー項目相関度データベースとを有することを特徴とする。
また、前記警告情報処理部は、ソース検査装置によって生成された検査結果に記載された警告が、誰によっていつ作られたものが原因となっているのかを把握するために、検査対象となったソースコードの箇所を編集した人と最終編集時刻の情報とをファイル情報データベースから得ることを特徴とする。
また、前記警告情報処理部は、ソース検査装置による検査結果から情報を抽出する際に、該ソース検査装置に対応したソース検査装置実行結果フォーマットを利用し、検査結果の警告1件1件の、警告箇所と警告種類の情報を抽出することを特徴とする。
また、前記点数計算部は、検査装置警告データベースの内容と、レビュー項目相関度データベースの内容と、警告タイプデータベースの内容とのうちに、レビュー項目に対する重要度計算の属性が存在することを特徴とする。
また、前記出力方式指定部では、請求項6記載の重要度計算において考慮する属性について、さらにどの属性をどのように重みをつけるかを指定することを可能とする。
また、前記出力方式指定部では、出力件数を指定することで、出力処理部において結果を出力する際に、計算されたレビュー項目に対する点数の高い順に該出力件数だけを出力可能であることを特徴とする。
本発明によれば、各担当者の不適切なコード編集をソース検査装置の検査結果から発見した上で蓄積し、蓄積した結果から各担当者に適したレビュー項目を生成することが可能である。
以下に本発明になる実施の形態の詳細を説明する前に、まず、本発明を実施するに当たっては、以下の事項を満たしていることが望ましい。
ファイル情報データベースについては、構成管理システムの一部となっていることが望ましい。
また、ソース検査装置群を構成しているソース検査装置が変化した場合、ソース検査装置実行結果フォーマット集と、警告タイプデータベースと、レビュー項目相関度データベースを即座にメンテナンスする必要がある。これらの作業は可能な限り自動化することが望ましい。
また、レビュー項目に追加があった場合、レビュー項目相関度データベースをメンテナンスする必要があるが、この作業は可能な限り自動化することが望ましい。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の全体構成を表す図である。本発明の装置は、ソースファイルのソース検査装置による検査結果を客観的な情報として収集し蓄積する、検査結果蓄積部10と、蓄積した情報から担当者にとって重要なレビュー項目を知らせる、レビュー項目生成部20と、さらに周辺装置として、ソフトウェア開発で編集するファイルの情報を格納しているファイル情報データベース110と、ソース検査装置群120と、各ソース検査装置が出力する検査結果のフォーマット情報を格納するソース検査装置実行結果フォーマット集130と、各ソース検査装置が知らせる警告の種類とその重要度とのペアを格納している警告タイプデータベース140と、検査結果蓄積部での処理結果を蓄積している検査装置警告データベース170と、ソースコードの品質向上に貢献する各レビュー項目がソース検査装置の発する警告をどの程度出さないようにできるかの関連度の情報を格納するレビュー項目相関度データベース210、とから構成される。
検査結果蓄積部10は、入力部150と警告情報処理部160とから構成され、周辺装置としてファイル情報データベース110と、ソース検査装置群120と、ソース検査装置実行結果フォーマット集130と、警告タイプデータベース140とを有する。
図2は検査結果蓄積部10における処理手順を示したものである。まず入力受付処理101では、入力部150にて、検査対象であるソースファイルと検査手段であるソース検査装置を指定する。次に警告情報処理102では、警告情報処理部160にて、入力部150での受付に従ってソースファイルをソース検査装置で検査にかけて、得られた結果を加工して検査装置警告データベース170に格納する。
ファイル情報データベース110は、各担当者について、どのファイルのどの箇所をいつ更新したかの情報を格納したもので、図3にあるように、テーブル列として担当者111、担当箇所112、最終更新時刻113を有する。
ソース検査装置は、ソースファイルを検査して、該ソースファイルにおいて欠陥の原因となりそうな箇所(以下、このことを警告箇所と呼ぶ)と、その箇所に対する指摘内容の種類(以下、このことを警告タイプと呼ぶ)を含んだ情報を一件一件リストアップして指摘する検査結果(以下、該検査結果を検査結果ログと呼ぶ)を生成する装置である。ソース検査装置として典型的なものはコンパイラ、ソースコード静的チェッカー、動的テストツールなどであるが、検査対象のソースファイルについて警告箇所と該箇所に対する警告タイプを示すことができるものであれば、特に上記典型例に限定するものではない。
ソース検査装置群120は、本発明の装置で客観的な情報源として利用する検査結果ログを生成するソース検査装置の集合である。
ソース検査装置実行結果フォーマット集130は、ソース検査装置群120を構成する各ソース検査装置が生成する検査結果ログがどのようなファイルフォーマットになっているかというフォーマット情報を集めたものであり、ソース検査装置が出力する検査結果ログから必要な情報、とりわけ1件1件の警告の警告箇所と警告タイプを抽出するために利用される。
警告タイプデータベース140は、各ソース検査装置について、ソース検査装置が報告する警告タイプと該警告タイプがどれだけ深刻なものかの度合いを格納する。図4にあるように、テーブル列として警告タイプID141、ソース検査装置名142、警告タイプ143、警告深刻度144を有する。
入力部150は、図5にあるように、ソースファイル名指定欄151と、ソース検査装置名指定欄152を有する画面を出し、検査対象であるソースファイルと、検査手段であるソース検査装置の指定を受け付ける。画面で実行ボタンを押すことで、検査装置警告データベース170へ検査結果を格納するまでの一連の処理を開始する。
警告情報処理部160は、ソース検査装置名指定欄152で指定されたソース検査装置で、ソースファイル名指定欄151で指定されたソースファイルを検査し、検査結果を加工し検査装置警告データベース170に格納する。警告情報処理部160は、図6に示すように、ヘッダ情報獲得処理161と、ソース検査装置実行処理162と、警告抽出処理163と、検査結果警告データベース格納処理164、との処理を行う。
ヘッダ情報獲得処理161では、ソースファイル名指定欄151で指定されたソースファイル名とソース検査装置名指定欄152で指定されたソース検査装置名とから、以後の処理に必要な情報をヘッダ情報として獲得する。具体的には、図7、図8にあるように、ヘッダ情報は、ソース検査装置名1611、検査ファイル名1612、担当者1613、ファイル最新更新日時1614を有している。このうち、ソース検査装置名1611はソース検査装置名指定欄152から得られ、残り3つは、入力部で入力した、ソースファイル名指定欄151で指定されたソースファイル名でファイル情報データベース110を検索した結果得られる。
ソース検査装置実行処理162では、ソースファイル名指定欄151で指定されたソースファイルを、ソース検査装置名指定欄152で指定されたソース検査装置で検査するように指示を出し、該ソースファイル検査装置による検査結果ログを取得する。図9、図10に検査結果ログの例を示す。
警告抽出処理163では、検査結果ログに記述されている、1件1件の警告箇所と警告タイプのペアが記載されている部分を、ソース検査装置実行結果フォーマット集130に格納されている、該検査結果ログに対応するフォーマット情報から特定し、警告タイプについてはヘッダ情報にあるソース検査装置名1611と警告タイプデータベース140とから警告タイプIDを割り出し、1件ずつ抽出し、警告抽出表としてまとめる。つまり、警告抽出表は、図11、図12にあるように、警告タイプID1631と、警告箇所1632をテーブル列として有する。
検査装置警告データベース格納処理164では、前警告抽出処理163で抽出した警告抽出表と、ヘッダ情報から、警告抽出表の一件一件の警告について、必要な情報処理をした上で、検査装置警告データベース170に格納する。ここで検査装置警告データベース170は、テーブル列として、担当者171、警告タイプID172、ファイル最新更新日時173、指摘箇所174を有する。各テーブル列の情報を得るために必要な情報処理は次の通りである。担当者171については該警告抽出表にある警告箇所1632とヘッダ情報の担当者1613を照らし合わせて割り出し、警告タイプID172については該警告抽出表にある警告タイプID1631からそのまま抽出し、ファイル最新更新日時173についてはヘッダ情報のファイル最新更新日時1614からそのまま抽出し、指摘箇所174については、該警告抽出表にある警告箇所1632からそのまま抽出する。図13に検査装置警告データベース170に情報を格納した例を示す。
レビュー項目生成部20は、担当者にとって重要なレビュー項目を重要度順に示した推奨レビュー項目リスト250を生成する。レビュー項目生成部は、推奨レビュー項目リスト250の出力準備をする出力方式指定部220と、出力方式指定部220の指定に従いレビュー項目の重要度点数を計算する点数計算部230と、点数計算部230での計算結果を実際に推奨レビュー項目リスト250に出力する出力処理部240、とから構成され、周辺装置として、警告タイプデータベース140と、検査装置警告データベース170と、レビュー項目相関度データベース210とを有する。
図14は、レビュー項目生成部20における処理手順を示したものである。まず、出力方式受付処理201では、出力方式指定部220にて、レビュー項目を出力したい担当者と、レビュー項目に付与する重要度を表す点数を計算する際の重み付けとを受け付ける。次に点数計算処理202では、点数計算部230にて、警告タイプデータベース140、検査装置警告データベース170、レビュー項目相関度データベース210に格納された情報と、出力方式指定部220での計算式重み付けの指定とから、レビュー項目に付与する重要度点数を計算する。最後に出力処理203では、出力処理部240にて、推奨レビュー項目リスト250を、出力方式受付処理201と点数計算処理202の結果をもとに出力する。
レビュー項目相関度データベース210は、図15の例にあるように、テーブル列として、レビュー項目211、警告タイプID212、相関度213を有する。
レビュー項目生成部20では、警告タイプデータベース140に格納されている、警告ID141に対する警告深刻度144の値(以下このことを「警告深刻度」と略記)、及び検査装置警告データベース170に格納されている、ファイル最終更新日時173から起算した、レビュー項目生成部20を作動させるまでの経過時間(以下このことを「警告新鮮度」と略記)、及び検査装置警告データベース170に格納されたレコードの総数(以後このことを「警告出現数」と略記)、及びレビュー項目相関度データベース210に格納されている、警告タイプとレビュー項目の相関度213の値、とが、レビュー項目の重要度点数を計算するためのベースパラメータとなる。
出力方式指定部220は、推奨レビュー項目リスト250を出力したい担当者の名前と、ベースパラメータのうち、警告深刻度、及び警告新鮮度、及び警告出現数に対する重みを与える計算式を指定する。計算式の指定にあたっては、過去入力した計算式を参照することが可能である。また、重要度点数の計算後に、点数の高い順に何件出力するかを指定する。
出力方式指定部220についての実施例について、図16の例をとり、更に、以下に詳述する。
図16にあるとおり、推奨レビュー項目リスト250を出力したい担当者の名前を選ぶ担当者選択欄221と、重み付けの計算式を入力する警告深刻度計算式欄222と、警告新鮮度計算式欄223と、警告出現数計算式欄224と、表示件数欄225とが入力項目として存在する。出力方式指定部229の計算方式指定の際に、ベースパラメータに関連する値を参照するために、組み込みで用意された変数を用いて計算式を立てる。この組み込み変数は`['記号と`]'記号で囲う。警告深刻度計算式欄222には、「2 * [警告深刻度]」と記載している。ここで[警告深刻度]は、ベースパラメータのひとつである警告深刻度に関係する組み込み変数であって、警告タイプデータベース140のテーブル列である警告深刻度144の値を表す。つまり、この警告深刻度計算式は、警告深刻度に2倍の重み付けを行うことを意味している。警告新鮮度計算式欄223には、「(400 - [更新日からの日数 ]) / 200」と記載している。ここで、[更新日からの日数]は、ベースパラメータのひとつである警告新鮮度に関係する組み込み変数であって、ファイル情報データベース110のテーブル列である最終更新時刻113の値として入っている日から画面表示ボタンまたは印刷ボタン押下の日までの日数を格納する。つまり、この警告新鮮度計算式は、ファイルを編集してから400日までのデータのみを計算に入れ、しかもファイルを編集してからの経過時間が短いほど、点数として重視することを意味する。また、警告出現数計算式欄224に、「[出現数] * [出現数]」と記載している。ここで、[出現数]は、ベースパラメータのひとつである警告出現数に関係する組み込み変数でって、検査装置警告データベース170に格納されたレコードのうち、指定した担当者に該当するものの総数を表す。つまり、この警告出現数計算式は、点数計算部において、検査装置警告データベース170に記載されているレコードの数の二乗に比例して点数を加算すること、つまり、レコードの数が増えると、点数が急激に上昇するような重み付けを行うことを意味する。
点数計算部230は、検査装置警告データベース170に蓄積された情報と、警告タイプデータベース140と、レビュー項目と警告の相関度を保持しているレビュー項目相関度データベース210と、出力方式指定部220で指定された重み付け計算式、とを用いて、担当者に対する各レビュー項目の重要度を計算する。具体的な手順を図17に示す。まず、処理2311において、担当者選択欄221で指定された担当者について、検査装置警告データベース170から、該当する行をすべて抽出する。次に、処理2312において、抽出された各行について、次の3つの手順を踏み、各行の点数を算出する。一つ目に、該行の警告タイプID172に対応する警告深刻度を警告タイプデータベース140から取得し、出力方式指定部220で指定した警告深刻度重み付け計算式で計算して警告深刻度点を算出する。二つ目に、該行のファイル最新更新日時173を抽出し、出力方式指定部220で指定された新鮮度重み付け計算式で警告新鮮度点を算出する。三つ目に、前2つのステップで出てきた警告深刻度点と警告新鮮度点を掛け合わせ、その行の点数を算出する。次に、処理2313において、処理2311で抽出した各行について、警告タイプごとに分類する。次に、処理2314において、処理2313で確定した各警告タイプごとの部分について、処理2312で算出した行の点に基づいて、出力方式指定部220で指定された警告出現数重み付け計算式で算出し、担当者に対する各警告タイプについての点数を算出する。最後に、処理2315で、各警告タイプについた点数を、相関データベース210にある相関度213のデータをパーセンテージ値とみなして各レビュー項目に掛け合わせ、各レビュー項目の重要度点数を算出する。
出力処理部240は、点数計算部230の処理によって算出された、特定の担当者についての、各レビュー項目に対する重要度点数を降順でソートした結果(推奨レビュー項目リスト250)を、表示件数欄225で指定した出力件数分だけ、印刷物または画面上に表示する。表示内容として、担当者名、出力日時、出力時の計算式の情報、出力件数、各レビュー項目に対する点数を含む。図18に出力の一例を示す。
本発明のレビュー支援装置の構成を示すブロック図。 検査結果蓄積部10における処理手順を示す図。 ファイル情報データベース110のテーブル列及び格納情報具体例を示す図。 警告タイプデータベース140のテーブル列及び格納情報具体例を示す図。 入力部150における入力画面例を示す図。 警告情報処理部160における詳細処理手順を示す図。 ヘッダ情報の具体例を示す図。 ヘッダ情報のもうひとつの具体例を示す図。 検査結果ログの具体例を示す図。 検査結果ログのもうひとつの具体例を示す図。 検査結果抽出163の処理結果の具体例を示す図。 検査結果抽出163の処理結果のもうひとつの具体例を示す図。 検査装置警告データベース170のテーブル列及び格納情報具体例を示す図。 レビュー項目生成部20における処理手順を示す図。 レビュー項目相関度データベース210のテーブル列及び格納情報具体例を示す図。 出力方式指定部220における入力画面の例を示す図。 点数計算部230における詳細処理手順を示す図。 出力処理部240における出力画面の例を示す図。
符号の説明
10…検査結果蓄積部、20…レビュー項目生成部、110…ファイル情報データベー
ス、120…ソース検査装置群、130…ソース検査装置実行結果フォーマット集、14
0…警告タイプデータベース、150…入力部、160…警告情報処理部、170…検査
装置警告データベース、210…レビュー項目相関度データベース、220…出力方式指
定部、230…点数計算部、240…出力処理部、250…推奨レビュー項目リスト、1
01…入力受付処理、102…警告情報処理、111…担当者、112…担当箇所、11
3…最終更新時刻、141…警告タイプID、142…ソース検査装置名、143…警告
タイプ、…144…警告深刻度、151…ソースファイル名指定欄、152…ソース検査
装置名指定欄、161…ヘッダ情報獲得処理、162…ソース検査装置実行処理、16
3…警告抽出処理、164…検査装置警告データベース格納処理、1611…ソース検査
装置名、1612…検査ファイル名、1613…担当者、1614…ファイル最終更新日
時、1631…警告タイプID、1632…警告箇所、171…担当者、172…警告タ
イプID、173…ファイル最終更新日時、174…指摘箇所、201…出力方式受付処
理、202…点数計算処理、203…出力処理、211…レビュー項目、212…警告タ
イプID、213…相関度、221…担当者選択欄、222…警告重要度計算式欄、22
3…警告新鮮度計算式欄、224…警告出現数計算式欄、225…表示件数欄、2311
,2312,2313,2314,2315…詳細処理手順説明。

Claims (7)

  1. ソースコードの検査装置による検査結果を収集する検査結果蓄積部と、該蓄積部で収集し蓄積した検査結果から、ソースコードを編集する担当者の不適切な編集傾向をつかみ、各担当者に合ったレビュー項目を重要度順に示すレビュー項目生成部を有することを特徴とする、ソースコードレビュー支援装置。
  2. 請求項1記載の検査結果蓄積部は、検査対象のソースコードの箇所と該ソースファイルを検査するソース検査装置名とを受け付ける入力部と、該入力部にて指定されたソース検査装置を用いて該入力部にて指定されたソースコード検査箇所を検査し、検査結果を加工した上で、蓄積先である検査装置警告データベースにデータを蓄積する警告情報処理部とを有し、さらに、利用する周辺装置として、ソースコードの情報を格納しているファイル情報データベースと、ソースコードを検査するソース検査装置群と、該検査装置群が生成する検査結果の形式を格納するソース検査装置実行結果フォーマット集と、該検査装置群が生成する検査結果に出現する警告の種類と該警告に付随する深刻度との情報を格納する警告タイプデータベース、とを有することを特徴とする、ソースコードレビュー支援装置。
  3. 請求項1記載のレビュー項目生成部は、レビュー項目を生成したい担当者と計算方式とを受け付ける出力方式指定部と、出力方式指定部での指定に従って担当者にとっての各レビュー項目の重要度を計算する点数計算部と、該計算部の計算結果を表示する出力処理部、とを有し、さらに、利用する周辺装置として、請求項2記載の警告タイプデータベース、及び検査装置警告データベースと、リストアップされている各レビュー項目がソース検査装置の発する警告をどの程度出さないようにできるかの関連度の情報を格納するレビュー項目相関度データベースとを有することを特徴とする、ソースコードレビュー支援装置。
  4. 請求項2記載の警告情報処理部は、ソース検査装置によって生成された検査結果に記載された警告が、誰によっていつ作られたものが原因となっているのかを把握するために、検査対象となったソースコードの箇所を編集した人と最終編集時刻の情報とをファイル情報データベースから得ることを特徴とする、ソースコードレビュー支援装置。
  5. 請求項2記載の警告情報処理部は、ソース検査装置による検査結果から情報を抽出する際に、該ソース検査装置に対応したソース検査装置実行結果フォーマットを利用し、検査結果の警告1件1件の、警告箇所と警告種類の情報を抽出することを特徴とする、ソースコードレビュー支援装置。
  6. 請求項3記載のレビュー項目生成部における点数計算部は、検査装置警告データベースの内容と、レビュー項目相関度データベースの内容と、警告タイプデータベースの内容とのうちに、レビュー項目に対する重要度計算の属性が存在することを特徴とする、ソースコードレビュー支援装置。
  7. 請求項3記載のレビュー項目生成部における出力方式指定部では、請求項6記載の重要度計算において考慮する属性について、さらにどの属性をどのように重みをつけるかを指定することを可能とする、ソースコードレビュー支援装置。
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