JP2008070185A - 位相再生法による形状計測方法および形状計測装置 - Google Patents

位相再生法による形状計測方法および形状計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 計測対象物の計測対象領域における位相情報を再生することにより、対象物の形状を計測する方法および形状計測装置の提供。
【解決手段】 位相情報を再生するのに必要な回折条件の異なる複数の回折像を得て、それらの回折像を解析することにより、対象物の形状を計測する方法および装置であって、対象物に、互いに異なる複数の波長の単色光を照射する単色光照射工程と、各単色光を照射されたときの対象物の回折像を撮像する回折像撮像工程と、前記回折像撮像工程により撮像した複数の回折像を、位相再生法により解析する解析工程とからなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、計測対象物の計測対象領域における位相情報を再生することにより、対象物の形状を計測する方法および形状計測装置に関するものである。
ホログラムは、対象からの反射光と参照光を干渉させてその干渉縞を記録したものである。ホログラムに記録されているのは干渉縞のパターンと強度のみであるが、再生照明光を当てると光の強度と位相情報を再現することができ、元の像を再現できる。
ホログラムはフィルム上にこのパターンを記録していたが、近年コンピュータの普及と高速化に伴い、干渉縞のパターンをCCDやC−MOSなどの撮像素子を用いたカメラにより記録し、元の像を数値的に再生するいわゆるデジタルホログラムの研究が盛んに行われている。
さらに進んで、再生照明光を使わずに3次元の像を再生する試みも行われている。これは位相再生または位相回復と呼ばれていて、複数の回折像や元の像の画像を使い、位相情報を復活させる技術である。
位相再生方法のひとつであるGerchberg−Saxtonの方法(GS法)においては、回折画像に回折前の元画像による制限を加えることで位相再生を実現している。GS法による位相再生のアルゴリズムを図5に示す。
GS法では、まず、元画像に任意位相を与えてフーリエ変換を行って、仮回折像(仮像)を算出する(S1〜S3)。この仮像の位相成分を抽出して、回折像に与え、逆フーリエ変換する(S4〜S6)。
逆フーリエ変換すると、計算画像が得られるのでその位相成分を抽出する(S7〜S8)。計算画像の位相成分を元画像に与えて、再びフーリエ変換を行う(S9、S2)。このループを繰り返し収束に至ったところでループを抜けるという方法である(非特許文献1参照)。
またFienupは、回折像に非負性および周波数制限や画像広がり制限などの条件を付加することによって位相再生を実現している。Fienupのアルゴリズムを図6に示す。
Fienupの方法では、元画像が必要なく1つの回折像から位相再生が可能な場合がある。Fienupの方法は、回折像のみを取得しこれを逆変換、各種制限を加え変換というループを用いる。変換は回折画像を取得する撮像素子と被検査体との距離によって異なる手法となり、元画像近くで取得したときはFresnel変換、遠いときはFourier変換となる。(非特許文献2参照)
しかし周波数制限や画像広がり制限などの条件は、対象物の形状によって異なるために半ば経験的に求める場合が多く、必ずしも定量的に求められたものではないという問題点があった。
Fienupの方法を発展させたPedriniらの方法では、位相再生の精度を上げるために複数の回折像を用いる方法を提案している。この方法は周波数制限などの経験的条件設定が不必要で、かつ元画像も必要でないにもかかわらず、非常に高い精度で位相再生が可能である。
以下に先行技術文献を示す。
R.W.Gerchberg,Nature,240,404(1972) J.R.Fienup,Appl.Opt,21,2758(1982)
前述のように、位相再生法において必要となるのは回折条件の異なる複数の回折像である。本発明は、位相再生法において必要となる回折条件の異なる複数の回折像を得て、対象物の形状を計測する方法および装置に関するものである。
回折条件の異なる複数の回折像を得るためには、対象物と撮像手段の間の距離あるいは使用する照射光の波長を変えてやればよい。本発明では、照射光として複数の波長の光を用いて回折条件の異なる回折像を得て位相再生を行い、形状計測する方法および装置を提供する。
請求項1にかかる発明は、対象物に光を照射し、その回折像を解析することにより、該対象物の形状を計測する方法であって、
対象物に、互いに異なる複数の波長の単色光を照射する単色光照射工程と、
各単色光を照射されたときの対象物の回折像を撮像する回折像撮像工程と、
前記回折像撮像工程により撮像した複数の回折像を、位相再生法により解析する解析工程と
からなることを特徴とする形状計測方法である。
本発明における形状計測方法は、互いに異なる波長の複数の単色光を対象物に照射して、各単色光を照射されたときの対象物の回折像をそれぞれ撮像することにより、回折条件の異なる複数の回折像を得て位相再生法により解析を行い、対象物の形状を測定することが出来る。
また請求項2にかかる発明は、対象物に光を照射し、その回折像を解析することにより、該対象物の形状を計測する装置であって、
対象物に、互いに異なる複数の波長の単色光を照射する単色光照射手段と、
各単色光を照射されたときの対象物の回折像を撮像する回折像撮像手段と、
前記回折像撮像過程により撮像した複数の回折像を、位相再生法により解析する解析手段と
からなることを特徴とする形状計測装置である。
本発明における形状計測装置では、互いに異なる複数の波長の単色光を単色光照射手段により対象物に照射して、各単色光を照射されたときの対象物の回折像を撮像手段でそれぞれ撮像して回折条件の異なる複数の回折像を得て、位相再生法により解析手段で解析し、対象物の形状を測定することが出来る。
また、請求項3にかかる発明は、対象物に光を照射し、その回折像を解析することにより、該対象物の形状を計測する装置であって、
対象物に、互いに異なる波長の単色光を照射する複数の単色光光源と、
前記単色光光源からのそれぞれの照射光を遮るシャッター手段と、
前記単色光光源と対象物との間に設置される複数のダイクロイックミラーと、
対象物からの回折像を撮像素子により撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像した回折像を、位相再生法により解析する解析手段と
からなることを特徴とする形状計測装置としたものである。
本発明における形状計測装置は、対象物に互いに異なる波長の単色光を照射する複数の単色光光源と、それぞれの照射光を遮るシャッター手段により、撮像したい単色光光源の照射光のみを対象物に照射し、その単色光による回折像を撮像手段により撮像することにより、効率よく回折条件の異なる複数の回折像を得ることができる。また、前記単色光光源と対象物との間に設置される複数のダイクロイックミラーにより、各単色光光源からの照射光の光路が1つに重ねられて対象物の同一箇所に全ての照射光が照射されるため、複数の回折像を精度良くかつ効率良く得ることができる。
本発明における形状計測方法および形状計測装置では、互いに異なる波長の複数の単色光を対象物に照射して、各単色光を照射されたときの対象物の回折像をそれぞれ撮像することにより、回折条件の異なる複数の回折像を得て位相再生法により解析を行い、対象物の形状を測定することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の形状計測装置の第1実施形態を示す概略構成図である。
単色光光源11、12、13は、互いに異なる波長の単色光1、2、3を発生し、単色光1、2、3は対象物7に照射される照射光となる。本実施形態では単色光光源が3個の場合を示しているが、単色光光源の個数は複数であればいくつであってもかまわない。
単色光光源としては、白色光の光源にバンドパスフィルターを組み合わせたものや、レーザー光源を用いることができるが、本実施形態ではレーザー光源を使用した。
単色光光源11、12、13には、シャッター21、22、23がそれぞれついており任意のタイミングで各単色光を通過させたり遮光したりすることが出来るようになっている。
31、32、33は、ダイクロイックミラーである。ダイクロイックミラーには特定の波長の光を反射しそれ以外の波長の光を透過させるという機能を持つものがある。ダイクロイックミラー31、32、33はそれぞれ、互いに異なる波長の単色光1、2、3を反射し、それ以外の波長の光を透過するように設定されたものを選択して配置する。
各単色光光源は、照射光の光軸が互いに平行かつ、最も対象物よりのダイクロイックミラーの通過後に照射光の光路が重なるように配置する。また各ダイクロイックミラーは互いに平行で、かつ対応する単色光光源の照射光の光軸に対して45°の角度になるように配置する。このような配置にすると各単色光光源からの照射光の光路をひとつに重ねることができ、各単色光光源が対象物の同じ位置に照射光を照射することが出来る。
単色光光源11から発生した単色光1はダイクロイックミラー31により反射されるがダイクロイックミラー32は透過する。単色光光源12から発生した単色光2はダイクロイックミラー32により反射され、ここで、単色光1および2の光路がひとつに重ねられる。同様にして、ダイクロイックミラー33通過後に単色光1、2、3の光路がひとつに重ねられる。
51はビームエキスパンダーであり、ダイクロイックミラー33通過後の単色光1、2、3のスポット径を広げて、対象物に照射光が当たる領域を広げるために設置されるものである。単色光1、2、3のスポット径が、最初から対象物の計測作業に十分な程度に大きい場合は設置しなくてもよい。
6は光学反射素子であり、ビームエキスパンダー51を通過後の単色光1、2、3を反射して対象物7に照射する。光学反射素子6としては、ミラー、プリズムなどを使用することができる。本実施形態では装置のサイズを小さくするために光学反射素子6を用いて照射光の光路を曲げることを行ったが、単色光1、2、3を直接に対象物7に照射できる場合は設置しなくても良い。
81は2次元的な領域を撮像できる撮像手段で、撮像素子を用いたカメラである。カメラ81としては、固体撮像素子(CCDやCMOSなど)や撮像管など、各種の撮像デバイスを用いたカメラを使用することができるが、本実施形態ではCCDカメラを使用した。カメラ81は、単色光1,2,3が対象物7に照射されて、反射または透過した光を、画像として撮像する。
カメラ81で撮像された画像のデータは、解析手段9へ送られる。解析手段9は、カメラ81から送られてくる画像データや、演算手段92(後述)による演算後のデータを記憶するための記憶手段91、複数の画像データを使って位相再生法による演算を行う演算手段92から構成されている。解析手段9としては、コンピュータやワークステーションを用いることが出来る。
次に、本実施形態の形状計測装置の動作を説明する。単色光光源11、12、13はそれぞれ単色光1、2、3を照射している状態にあるが、シャッター21、22、23により全て遮光されている。
最初にシャッター21のみを開いて、単色光1のみを対象物7に照射してカメラ81により撮像を行うと、画像データとして単色光1による回折像41を得ることができる。回折像41は画像データとして解析手段9に送られ、その記憶手段91に記憶される。同様にして単色光2および3による回折像42および43が、解析手段9の記憶手段91に記憶される。
演算手段92は、これらの回折像41〜43を使って位相再生法による演算を行って画像データ45を得て、記憶手段91に記憶させる。得られた画像データ45は、対象物7の元の像をあらわす画像となっている。
以上に述べた一連の動作が完了したら、図示せぬ移動機構により対象物7を適宜量移動させ、計測箇所を変えてまた同じ一連の動作を行う。これを繰り返すことにより、対象物7の必要な領域について形状計測を行う。
なお、第1実施形態としてここまで説明した中では、カメラ81として撮像素子を1つだけ持ち、撮像1回につき回折像の画像1枚だけを得ることができるものを使う場合について説明した。しかしカラー撮影が可能なカメラのなかには、複数個の撮像素子を持ち、その撮像素子の直前に波長選択性を持つ光学素子(フィルターやプリズムなど)を配置することにより、例えば赤緑青(RGB)の3色の画像を1回の撮像で得るものがある。
このような、例えば3個の撮像素子を持つカメラを使用し、その各撮像素子の直前に配置される波長選択性光学素子と各単色光光源の波長が合うように設定しておけば、シャッター21〜23を開放して1回撮像し、各撮像素子から個別に画像データを読み出せば回折像41〜43が得られることになる。
図2は、本発明の形状計測装置の第2実施形態を示す概略構成図である。
本実施形態は前述の第1実施形態と、構成が共通である箇所があるので、構成が相違している箇所を中心に説明する。
単色光1〜3、単色光光源11〜13、シャッター21〜23、ダイクロイックミラー31〜33、ビームエキスパンダー51、光学反射素子6の、性質、機能、配置および動作は第1実施形態と同様である。
ビームエキスパンダー51の後には、シリンドリカルレンズ対52が設置される。単色光1〜3のスポット径は、ビームエキスパンダー51によりいったん広げられた後に、シリンドリカルレンズ対52により1方向のみ押し縮められ、直線状の領域に照射光が当たるようになる。この照射光が光学反射素子6により反射されて、対象物7に照射される。
82は1次元的な領域を撮像できる撮像手段で、撮像素子を用いたカメラである。本実施形態では、カメラ82としてCCDラインセンサカメラを使用したが、2次元的な領域を撮像できるカメラ81を使用して撮像し、画像データの1次元的な領域を取り出して使用するという方式でもかまわない。
カメラ82は、単色光1,2,3が対象物7に照射されて、反射または透過した光を撮像し、データとして解析手段9に送る。カメラ82から送られてくるデータは1枚の画像のうちの1ライン分ずつであり、解析手段9はそのデータを記憶手段91に順次記憶していく。また、演算手段92は記憶手段91に記憶されたデータを使って位相再生法による演算を行う。
次に、本実施形態の形状計測装置の動作を説明する。単色光光源11、12、13はそれぞれ単色光1、2、3を照射している状態にあるが、シャッター21、22、23により全て遮光されている。
最初にシャッター21のみを開いて、単色光1のみを対象物7に照射してカメラ82により撮像を行うと、データとして単色光1による1次元の回折像410を得ることができる。1次元の回折像410はデータとして解析手段9に送られ、記憶手段91に記憶される。同様にして単色光2および3による1次元の回折像420および430が、解析手段9の記憶手段91に記憶される。
演算手段92は、これらの1次元の回折像410〜430を使って位相再生法による演算を行ってデータ450を得て、記憶手段91に記憶させる。得られたデータ450は、対象物7の元の像をあらわす1次元のデータとなっている。
以上に述べた一連の動作が完了したら、図示せぬ移動機構により対象物7を適宜量移動させ、計測箇所を変えてまた同じ一連の動作を行う。これを繰り返すことにより、対象物7の必要な領域について形状計測を行う。
このように1次元の回折像410〜430の撮像を繰り返すことにより、記憶手段91上では、2次元の回折像の画像データ41〜43を構成することが出来る。また同様に、1次元のデータ450を得るための位相再生法による演算を繰り返すことにより、元の像をあらわす2次元の画像データ45を得ることができる。
なお、第2実施形態としてここまで説明した中では、カメラ82としてCCDラインセンサ素子を1つだけ持ち、撮像1回につき1次元の回折像のデータを1個だけを得ることができるものを使う場合について説明した。しかしカラー撮影が可能なCCDラインセンサカメラのなかには、複数個のCCDラインセンサ素子を持ち、そのCCDラインセンサ素子の直前に波長選択性を持つ光学素子(フィルターやプリズムなど)を配置することにより、例えば赤緑青(RGB)の3色のデータを1回の撮像で得るものがある。
このような、例えば3個のCCDラインセンサ素子を持つカメラを使用し、その各CCDラインセンサ素子の直前に配置される波長選択性光学素子と各単色光光源の波長が合うように設定しておけば、シャッター21〜23を開放して1回撮像し、各CCDラインセンサ素子から個別に1ラインのデータを読み出せば回折像410〜430が得られることになる。
また、本実施形態では1回の撮像で1次元的な領域のデータしか得られないため、第1実施形態に比べて多数回の撮像動作が必要となる。しかし位相再生法による演算処理を比較すると、第1実施形態では2次元的な処理が必要であるため計算量が多くなってしまうが、第2実施形態では1次元的な処理を撮像したライン数と同程度の回数繰り返すだけよいため比較的計算量が少なくて済む、という利点がある。どちらの実施形態が適しているかは、必要な撮像領域の大きさ、撮像回数、演算量を考慮して選択すればよい。
以上で説明した、第1および第2実施形態では、単色光光源11〜13とカメラ81または82は対象物7の互いに異なる面の側にあり、カメラ81または82は対象物7からの透過光を撮像する配置になっている。しかし、単色光光源11〜13とカメラ81または82を対象物7の同じ面の側に配置し、カメラ81または82が対象物7からの反射光を撮像することも可能である。
実施例1として、直径800μmのピンホールを対象物とした場合を示す。単色光光源として波長633nmおよび532nmの2種類のレーザー光源を使用して、その光路を重ね合わせて対象物の同じ位置に照射されるように調整した。
その後、2つの単色光光源のシャッターの一方を閉じて、片方の単色光光源のみで回折像を撮像することを繰り返した。図3(a)には波長633nmでの回折像を、図3(b)には波長532nmでの回折像を、それぞれ示す。
図4は、図3(a)および(b)をもとに、位相再生法による演算で得た、対象物の元の像を示す画像である。ピンホールの中央部に渦状の模様が残っているが、これはカメラと対象物の間の実際の距離の値が、カタログに記載された値などから求めた距離の値と多少違っていること、回折像の数が2枚と少ないため演算処理されたデータ上のゴーストの影響を除去しきれていないことによるものと思われる。
本発明の第1実施形態を示す概略構成図 本発明の第2実施形態を示す概略構成図 ピンホールを対象物とした、 (a)633nmの単色光による回折像の画像 (b)532nmの単色光による回折像の画像 図3(a)(b)をもとに、位相再生法による演算で得た、対象物の元の像を示す画像 GS法による位相再生のアルゴリズム Fienupによる位相再生のアルゴリズム
符号の説明
1、2、3・・・互いに異なる波長の単色光
11・・・・・・単色光1を発生する単色光光源
12・・・・・・単色光2を発生する単色光光源
13・・・・・・単色光3を発生する単色光光源
21・・・・・・単色光1を遮光するシャッター
22・・・・・・単色光2を遮光するシャッター
23・・・・・・単色光3を遮光するシャッター
31・・・・・・単色光1の波長の光のみを反射するダイクロイックミラー
32・・・・・・単色光2の波長の光のみを反射するダイクロイックミラー
33・・・・・・単色光3の波長の光のみを反射するダイクロイックミラー
41・・・・・・単色光1による回折像の画像データ
42・・・・・・単色光2による回折像の画像データ
43・・・・・・単色光3による回折像の画像データ
45・・・・・・位相再生法による演算によって得られた画像データ
410・・・・・単色光1による1次元の回折像のデータ
420・・・・・単色光2による1次元の回折像のデータ
430・・・・・単色光3による1次元の回折像のデータ
450・・・・・位相再生法の演算によって得られた1次元のデータ
51・・・・・・ビームエキスパンダー
52・・・・・・シリンドリカルレンズ対
6・・・・・・・光学反射素子
7・・・・・・・対象物
81・・・・・・2次元的な領域を撮像できる撮像手段
82・・・・・・1次元的な領域を撮像できる撮像手段
9・・・・・・・解析手段
91・・・・・・記憶手段
92・・・・・・演算手段

Claims (3)

  1. 対象物に光を照射し、その回折像を解析することにより、該対象物の形状を計測する方法であって、
    対象物に、互いに異なる複数の波長の単色光を照射する単色光照射工程と、
    各単色光を照射されたときの対象物の回折像を撮像する回折像撮像工程と、
    前記回折像撮像工程により撮像した複数の回折像を、位相再生法により解析する解析工程と
    からなることを特徴とする形状計測方法。
  2. 対象物に光を照射し、その回折像を解析することにより、該対象物の形状を計測する装置であって、
    対象物に、互いに異なる複数の波長の単色光を照射する単色光照射手段と、
    各単色光を照射されたときの対象物の回折像を撮像する回折像撮像手段と、
    前記回折像撮像過程により撮像した複数の回折像を、位相再生法により解析する解析手段と
    からなることを特徴とする形状計測装置。
  3. 対象物に光を照射し、その回折像を解析することにより、該対象物の形状を計測する装置であって、
    対象物に、互いに異なる波長の単色光を照射する複数の単色光光源と、
    前記単色光光源からのそれぞれの照射光を遮るシャッター手段と、
    前記単色光光源と対象物との間に設置される複数のダイクロイックミラーと、
    対象物からの回折像を撮像素子により撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像した回折像を、位相再生法により解析する解析手段と
    からなることを特徴とする形状計測装置。
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