JP2008068034A - めんこ及びめんこホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】めんこの表示が変化し、この表示の変化に基づいて勝敗が決まるようにした新たなめんこを提供する。
【解決手段】本発明のめんこは、可動片と固定部(動的部分と非動的部分)とからなり、上記可動片と上記固定部のうち少なくとも上記可動片にはゲームに関連する情報が複数表示され、上記可動片は投げられたときに動作して上記複数の表示のうち1つを選択的に表示する。この変化する表示に基づいてめんこ遊びの勝敗が決定される。
【選択図】図1

Description

本発明はカード状あるいは板状の遊技媒体に関し、特にめんこ遊びに好適に使用することができる遊技媒体に関する。
カード状あるいは板状の遊技媒体であるめんこは、ボール紙(厚紙)で作った円形または四角形であり、表面にいろいろな絵や写真が印刷されている。例えば、アニメの人気キャラクターや有名スポーツ選手などが印刷されている。このめんこを使ってするめんこ遊びは、例えば、相手の地上に置いためんこに交互に打ち当てて、相手のめんこを裏返らせれば勝ちとする。また、地上に引いた枠や台の上から外に相手のめんこを出す(落とす)ことにより勝ちとする。
このめんこ遊びの勝敗は遊技者(例えば、子供)の技量によって大きく左右される。また、めんこ自体に工夫を施すことによっても勝敗に影響を与えることが可能である。例えば、特許文献1には、対戦相手のめんこよりも相対に重いめんこを使用することによって勝率を上げるようにした例が記載されている。
特許公開2003−126565号公報
しかしながら、めんこ遊びは遊技者の中でも腕力や技能の優れた年長者が勝つ傾向があるので、例えば、年の近い者同士や男同士の遊びとなり、幅広い年代の者が交流する遊びには必ずしも向いていない。また、めんこの表面の絵や写真(印刷)は静的であり変化しないが、ゲーム中に絵や写真が変化すれば面白い。また、めんこ遊びは専ら遊びの範疇にあるが、もし遊びの中から何等かの学習効果がえられれば好ましい。
よって、本発明は勝敗が遊技者の腕力や技能(個性)に依存せず、誰でもめんこ遊びを楽しめるようにした新たなめんこを提供することを目的とする。より具体的には、本発明はゲーム中にめんこの表示が変化し、この表示の変化に基づいて勝敗が決まるようにした新たなめんこを提供することを目的とする。
また、本発明は変化した表示の組み合わせによって計算や組み合わせなどを学習することのできる新たなめんこを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のめんこは、可動片と該可動片を動作可能に支持する固定部とを含み、上記可動片と上記固定部のうち少なくとも上記可動片にはゲームに関連する情報が複数表示され、上記可動片は投げられたときに動作して上記情報を選択的に表示する。
かかる構成とすることによって、遊技者のめんこを相手のめんこに当てるときにめんこの可動片の表示が変化し、当該表示結果に基づいてゲームの勝敗、進行、(ゲームなどの)情報表示を決定することができる。従って、めんこ遊びの勝敗等の表示が確率的に決まり、遊技者の腕力や技能(個性)に必ずしも依存しないので誰でも同じように楽しめる。また、めんこ遊びの多様性や遊びの幅が広がる。
また、本発明のめんこは、可動片と該可動片を動作可能に支持する固定部とを含み、上記可動片と上記固定部のうち少なくともいずれかにゲームに関連する情報が表示され、上記可動片は当該情報表示の少なくとも一部を不可視とし、上記可動片はめんこが投げられたときに動作して上記不可視の情報表示を可視に変化させる。
かかる構成とすることによっても、遊技者のめんこを相手のめんこに当てるときにめんこの可動片が動くことによって不可視の表示が現れて表示情報が変化し、当該表示結果に基づいてゲームの勝敗、進行、情報表示等を決定することができる。従って、めんこ遊びの勝敗等の表示が確率的に決まり、遊技者の腕力や技能(個性)に依存しないので誰でも同じように楽しめる。また、めんこ遊びの多様性や遊びの幅が広がる。
上記可動片が複数設けられことが望ましい。それにより、より複雑あるいは多様なゲームに関する情報を構成することが可能となる。
上記固定部にも上記ゲームに関連する情報が表示され、選択的に表示された上記可動片の表示と上記固定部の表示との組み合わせによってゲームに関連する情報が構成されることが望ましい。それにより、固定部に表示されているゲームに関連する情報を可動片の表示情報で変化させることができる。
上記可動片に表示される情報が文字、演算子を含む記号又は(置換可能な)絵素等であることが望ましい。それにより、めんこに勝敗に関係する情報、例えば、階級や順位を表す言葉、数の大小、数式、福笑いなどが完成する。
好ましくは、上記可動片が板状体又は多角柱状体である。板状体の場合には2面にゲームに関する情報を表示することができる。多角柱状体の場合にはn面(n:自然数)にゲームに関する情報を表示することができる。
上記固定部は板状体又は骨組体であって上記可動片を動作可能に支持することが望ましい。板状体は四角形、丸形、多角形など平面的なめんこに対応している。板状体の一部を開口し、可動片を配置することができる。また、板状体を枠体として可動片を動作可能に支持することができる。骨組体は可動片を枠体として動作可能に支持する。
上記可動片の外周囲がゴムで囲まれていることが望ましい。これにより、めんこのエッジが破損から保護される。また、めんこ台や線引き等のゲーム領域からの滑りの防止になる。また、後述のめんこホルダから外れにくくすることが可能となる。
上記可動片と上記固定部とが融点の異なるプラスチックで形成されることが望ましい。それにより、製造組立を容易にすることが可能となる。
上記可動片の動作は、回転、開閉及び移動のいずれかを含むことが望ましい。回転には可動片自身の回転が含まれる。可動片が回転することによって可動片の異なる面が現れてめんこの表示を変えることができる。可動片が蓋体のように開閉することによって蓋体の裏面を表に出すことによって、あるいは蓋体で覆われていためんこの面を表に出すことによって可動片裏面の表示や可動片によって覆われていためんこの面の表示を見えるようにすることができる。可動片がめんこの内部あるいは表面を移動することによってめんこの表示を変えることができる。可動片の多様な動きによって種々のタイプのめんこを製作することが可能となる。めんこ遊びの多様化が図られる。
本発明のめんこホルダは、上述しためんこの固定部と結合する装着穴部又は装着溝部を複数備える結合部材でめんこ同士を連結する。それにより、複数のめんこによる対戦を行うことが可能となめる。
上記結合部材の材質が弾力性のあるゴムであることが望ましい。それにより、ホルダからのめんこの外れを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。本発明のめんこにおいては、回転、開閉、移動等する動的な部分(可動片)と変化しない静的な部分(固定部)を備えている。可動片の回転あるいはその他の動きによってめんこの表示が変わることによりめんこの情報表示の意味や表現が変化する。
(実施例1)
第1の実施例においては、長方形(四角形)の板状体(固定部)の1つの貫通孔(窓)のに中に1つの回転する可動片が配置されている。
図1乃至図3は本発明の第1の実施例のめんこを説明する図であり、図1はめんこの斜視図である。図2はめんこの形状を示す図であり、同図(A)はめんこの上面図、同図(B)はめんこの側面図、同図(C)はめんこの正面図である。各図において対応する部分には同一符号を付している。
本実施例のめんこ1は、固定部である長方形の板状体11と回転する四角形の可動片21を含む構成となっている。可動片21は板状体11の略中央部に設けられた貫通孔15に配置され、回転軸13によって回転自在に板状体11に取り付けられている。板状体11の長手方向の両端はそれぞれ丸く形成されている。板状体11の外周囲、貫通口15の内縁及び可動片21の外周囲にはそれぞれテーパ12、16及び22が形成され、部材の角を落としている。めんこ1にテーパや丸味などの処理を施すことによって取り扱いの安全と、めんこ1を相手側めんこや地面に当てたとき衝撃の緩和を図っている。
板状体11及び可動片21は、例えば、厚紙、プラスチック(ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂など)などで形成することができる。また、板状体を貼り合わせて(積層して)形成しても良い。板状体11及び可動片21の各表裏にはそれぞれ印刷によって文字、記号、絵など14A、14b、24a、24bが表示される。これ等の表示は後述のようにゲームに関連する情報となっており、例えば、勝敗を決するゲームパラメータとして使用される。また、表示が変わることによる面白さを遊技者に提供する。
めんこ1の外形は後述のように四角形、円形など各種の形状が可能であるが、例えば、チョコレート菓子、キャラメル、ガムなどの菓子容器や包装の形状に合わせて菓子類に同封可能な形状とすることができる。
次に、図3を参照して、本実施例のめんこを使用しためんこ遊びの一例について説明する。同図において図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
板状体11の表面には、ゲームパラメータとして、例えば、文字「2」及び「3」が可動片21を間に介して表示されている。その裏面には、ゲームパラメータとして、例えば、文字「6」、「4」が可動片21を間に介して表示されている。また、可動片21の表面には、ゲームパラメータとして、例えば、「×」が表示されている。その裏面には、ゲームパラメータとして、例えば、「+」が表示されている。これ等表示は数式を構成しており、表示に従った計算結果がめんこのパワー値(ゲームパラメータの一種)となっている。
このめんこ1を相手のめんこに当てたとき、めんこ1の表示態様は可動片21が回転することによって図3(A)乃至同(D)の4つのうちいずれかの表示となる。
図3(A)に示される表示の場合、ゲームパラメータが「2」「×」「3」となってパワー値「6」である。図3(B)に示される表示の場合、ゲームパラメータが「2」「+」「3」となってパワー値「5」である。図3(C)に示される表示の場合、ゲームパラメータが「6」「×」「4」となってパワー値「24」である。図3(D)に示される表示の場合、ゲームパラメータが「6」「+」「4」となってパワー値「10」である。
このように、めんこ1の表示の組み合わせによってこのめんこ1のパワー値が決定される。一方、図示しない相手方のめんこも、めんこ1が当てられた反動として反転したり、跳ね上がったりして同様に表示状態が変化し得る。めんこ1のパワー値と相手方のめんこのパワー値とを比較し、例えば、値の大きい方が勝利となる。値が同じ場合は引き分けとなる。なお、値の低い方を勝利としても良い。
この例では、可動片21の表裏(回転)によって計算式が決定されるが、スロットマシンのような絵柄の組み合わせや後述の福笑いのような絵素の組み合わせてとしてもよい。
(実施例2)
図4は、本発明の第2の実施例を示している。図4(A)は、実施例2に係るめんこの板状体11部分の斜視図、同図(B)はめんこの上面図、同図(C)はめんこの正面図である。各図において図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
この実施例では、板状体11の厚みを増してめんこ1の機械的強度及び重量を増すと共に、めんこ1を握りやすくしている。
めんこ1は、1つの貫通孔が形成された板状体11が全体的に丸味を帯びた形状をしており、その長手方向の中央部において厚み方向にくびれを有する形状となっている。
(実施例3)
図5及び図6は、本発明の第3の実施例を示している。図5は、第3の実施例のめんこ1の斜視図であり、図6(A)はめんこ1の上面図、図6(B)はめんこ1の側面図、図(C)はめんこ1の正面図である。図5及び図6において、図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
この実施例では、可動片21は多面体で構成されている。それにより、可動片21の表面に示される情報表示の種類を増している。従って、めんこ1に表示されるゲームに関する情報の表示あるいは表示の組み合わせが増えて具合がよい。
(実施例4)
図7及び図8は、本発明の第4の実施例を示している。両図において図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明を省略する。
この実施例では、長手の板状体11に2つの貫通孔15a及び15bが形成されている。この2つの貫通孔部分15a、15bにそれぞれ可動片21a及び21bが配置されている。可動片21a及び21bはそれぞれ回転軸13a及び13bによって回転自在に板状体11に支持されている。
図8は、2つの可動片を有するめんこを使用しためんこ遊びの一例について説明する図である。
板状体11の表面には、ゲームパラメータとして、例えば、文字「5」、「6」及び「2」が可動片21a及び21bを間に介して表示されている。板状体11の裏面にも、ゲームパラメータとして、図示しない適当な文字が表示されている。また、可動片21aの表面には、ゲームパラメータとして、例えば、「−」が表示されている。可動片21bの表面には、ゲームパラメータとして、例えば、「×」が表示されている。各可動片の裏面にも、ゲームパラメータとして、図示しない演算記号が表示されている。これ等表示は数式を構成しており、表示に従った計算結果がめんこのパワー値(ゲームパラメータの一種)となっている。
この実施例では、パワー値は、「5」「×」「6」「−」「2」の計算式より、「28」となる。この例も図3に示された例と同様に、板状態の表裏に表示されたパラメータ、可動片の表裏に表示されたパラメータの組み合わせによってゲームの勝敗に関する情報が決定される。
(実施例5)
図9は、本発明の第5の実施例を示している。同図において図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明を省略する。
この実施例では、板状体11は円形であり、3つの貫通孔15a乃至15cが形成されている。各貫通孔15a乃至15cにはそれぞれ可動片21a乃至21cが配置され、回転軸によって回転自在に板状体11に支持されている。
円形の板状体11には、頭部(髪)と眉毛が表示されており、2つの可動片15a及び15bの表裏には「目」の絵のバリエーション、1つの可動片21cの表裏には「口」の絵のバリエーションが表示されている。めんこ11を相手のめんこに当てて各可動片21a乃至21cが静止すると、福笑いの状態となる。例えば、この顔の表情によって予めパワー値(あるいは強弱)が決定され、相手側のめんことの優劣が決定されるようにしてもよい。
(実施例6)
図10は、本発明の第6の実施例を示している。
この実施例では、図10(A)に示すように、めんこ1は、回転する3つの可動片21a乃至21cと、固定部であるフレーム(骨組み)30によって構成される。フレーム30は梯子状に構成され、各可動片21a乃至21cの回転軸になると共に各可動片21a乃至21cが一列に整列するように保持している。
このように構成されためんこ1を相手のめんこに当てるとき、図10(B)に示すように、各可動片21a乃至21cが回転するのでこのめんこ1による可動片の表示の組み合わせは2×2×2=8通りとなり、表示内容が増える。例えば、各可動片に文字(例えば数字)を表示して3桁の数とし、これをパワー値(図示の例では「243」)とすることができる。また、前述のように、可動片21a及び21cを数字、可動片21bを演算記号(+、−、×、÷、…)とし、計算式を形成し、計算値をパワー値としても良い。また、スロットマシンのように絵合わせとしてもよい。
可動片21a乃至21cは、例えば、ABS(アクリロニトリルブタジェンスチレン)樹脂で構成することができる。フレーム30は、例えば、ポリプロピレン樹脂で構成することができる。めんこをプラスチックで形成することによってめんことしての所要の強度を得ることが可能である。また、ABS樹脂の融点は80−255℃、ポリプロピレンの融点は168−186℃であり、融点が相違するので、この相違を利用して可動片とフレームとが溶け合わないようにして組み立てることができる。より具体的には、各可動片の穴に挿通した櫛歯状のフレーム(ポリプロピレン樹脂)30に線材(ポリプロピレン樹脂)を融着して、可動片(ABS樹脂)を溶かすことなく梯子状のフレーム30を形成することができる。
(実施例7)
図11は、本発明の第7の実施例を示している。この実施例では、図11(A)に示すように、めんこ1は回転する可動片21と、固定部である板状体11と、可動片21を回転自在に板状体11に連結するフレーム30とによって構成される。板状体11及び可動片21のそれぞれの表裏にゲームに関する情報の表示が行われている。図11(B)に示すように、めんこ1を相手のめんこに当てるとき、可動片21が回転し、表示の組み合わせが行われる。上述したように板状体11、可動片21及びフレーム30はプラスチックで構成することができる。
(実施例8)
図12は、本発明の第8の実施例を示しており、可動片が情報表示の少なくとも一部を不可視とすることに関わっている。この実施例では、図12(A)及び同(B)に示すように、めんこ1は、四角形の可動片(板状)21と、固定部である板状体11と、可動片21を移動自在とする板状体11の内部空間111とによって構成される。上述したように板状体11及び可動片21はプラスチックや厚紙で構成することができる。可動片21は板状体11の長方形状の内部空間111内に配置され、その一部が板状体11に形成された四角形の窓112から外部に露出している。可動片21の表面には複数の情報表示がなされ、その一部が窓112内に表示される。図示しないが、板状体11の表面にもゲームに関する情報の表示が行われている。この例では、可動片21の表面には「6」、「2」、「8」が印刷されている。
図12(B)に示すように、めんこ1を相手のめんこに当てると、可動片21が移動し、窓112内に表示される情報表示が変化する。この例では「2」から「8」に変化している。例えば、この数値をパワー値として相手方のめんこに表示されているパワー値と比較し、ゲームの勝敗を決めることができる。
なお、板状体11の窓112の両側に数字を印刷などによって表示し、可動片21に複数の算術記号(「+」、「−」、「×」、「÷」)を窓112によって選択可能に表示することによって、図3に示した例と同様の算術式を形成することができる。また、可動片21に表示する情報表示は絵等でもよく、表示の変化を楽しむことができる。
(実施例9)
図13は、本発明の第9の実施例を示しており、可動片が情報表示の少なくとも一部を不可視とすることに関わっている。この実施例では、図13(A)及び同(B)に示すように、めんこ1は、開閉する四角形の3つ(複数)の可動片(板状蓋体あるいは扉体)21a〜21cと、固定部である板状体11とを備えている。可動片21a〜21cは蝶番部分を介して板状体11に開閉可能に取り付けられており、可動片21a〜21cは閉じた状態において、板状体11の閉鎖領域120を覆っている。閉鎖領域120の表面には複数の情報表示がなされている。また、図示されていないが、可動片21a〜21cの裏面にも情報表示を行うことができる。この例では、閉鎖領域の表面には「6」、「2」、「8」が印刷されている。可動片21a〜21cの蝶番の反対側には小突起121が設けられ、閉鎖領域120の境界壁の小穴122に係合する。小突起121の係合によって可動片21a〜21cは閉じた状態を保つことができる。
図12(B)に示すように、めんこ1を相手のめんこに当てると、衝撃によって可動片21a〜21cの小突起121が外れるものが発生し、可動片21a〜21cのいずれかが開く。いずれも開かない場合には、板状体11の表面及び可動片21a〜21cの表面の情報表示(図示せず)が有効となる。この例では、可動片が開いて「6」、「2」が表示されている。例えば、この数値をパワー値として相手方のめんこに表示されているパワー値と比較し、ゲームの勝敗を決めることができる。
なお、可動片21に表示される閉鎖領域120の情報表示は絵等でもよく、それにより、表示の変化を楽しむことができる。
(実施例10)
図14は、本発明の第10の実施例を示している。この実施例では、図14(A)及び同(B)に示すように、めんこ1は、開閉する四角形の1つ(複数)の可動片(板状)21と、固定部である板状体11とを備えている。可動片21は蝶番部分を介して板状体11に開閉可能に取り付けられており、可動片は閉じた状態において、板状体11の閉鎖領域120を覆っている。閉鎖領域120の表面には複数の情報表示がなされている(図示せず)。また、可動片21a〜21cの裏面にも情報表示を行うことができる(図示せず)。この例では、可動片21の蝶番の反対側には小突起121が設けられ、閉鎖領域120の境界の小穴122に係合する。
図14(B)に示すように、めんこ1を相手のめんこに当てると、衝撃によって可動片21の小突起121が外れて可動片21が開く。開かない場合には、例えば、板状体11の表面及び可動片21の表面の情報表示(図示せず)が有効となる。この例では、可動片21が開いてじゃんけんの「チョキ」が表示されている。例えば、このチョキ表示と相手方のめんこに表示されているじゃんけん表示と比較し、ゲームの勝敗を決めることができる。
なお、可動片21に表示される閉鎖領域120の情報表示は文字、数字、演算記号、絵、キャラクタ等でもよく、それにより、ゲームの勝敗や表示の変化を楽しむことができる。
(実施例11)
図15は、第11の実施例を示している。同図において図1と対応する部分には同一符号を付しかかる部分の説明は省略する。
この実施例ではめんこ1の外周囲を一周するようにゴムベルト18が巻かれている。それにより、めんこ遊びによるめんこ1の板状体11の外周の破壊が防止される。また、めんこ1の滑り止めが行われる。この実施例は前述した各実施例のめんこ及び後述の各実施例の板状体及び可動片に適用することができる。
(実施例12)
図16は、複数のめんこを接続する結合部材としてのめんこホルダの例を示している。めんこ同士を接続して1つのめんこ(以下、「合体めんこ」という。)として機能させれば、各めんこのゲーム情報の表示が同時に行われ、複数のゲームパラメータが表示される。その中で最も大きいパワー値を合体めんこのパワー値とすれば、より強いめんこを構成することができる。また、各めんこのパワー値の合算値を合体めんこのパワー値(図示の例では「36」)とすることが可能である。また、表示の種類か増えるのでより広く種々の遊びを構成することが可能となる。
図16(A)に示すように、めんこホルダ50は、例えば、装着穴部としての2つのポケット52及び53が形成されたゴム製のキャップ51によって構成される。ポケットはキャップ51(ゴム部材)に形成されためんこ1の長手方向端部の形状に対応した形状の凹溝である。図示の例では、ポケットは2つであるが、必要数設けることができる。
図16(B)は、めんこホルダ50の使用例を示しており、各めんこの板状体11の各一端部を1つのキャップ51aの各ポケットにそれぞれ挿入し、各めんこの板状体11の各他端部を他のキャップ51bの各ポケットにそれぞれ挿入することによってめんこ同士がキャップ51a及び51b(めんこホルダ)を介して接続される。この実施例では、キャップ51a及び51bがゴム製であるのでポケットが伸縮してめんこに密着する。めんこホルダによって形成された合体めんこを相手のめんこに投げ当てても各めんこがキャップ51a及び51bから外れにくくなっている。また、既述しためんこ外周にゴムベルト18を設けることによって各めんことキャップ51a及び51bとの間の摩擦が増大してより外れにくくなっている。
(実施例13)
図17及び図18は、めんこホルダの他の実施例を示している。図17はめんこのめんこホルダへの取り付けを説明する斜視図、図18はめんこのめんこホルダへの取り付け前後を説明する上面図である。各図において、図1と対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。
この実施例では、図17に示すように、結合部材としての略「I」字型のめんこホルダ50の両側(両側面)に装着穴部あるいは装着溝部としての溝55が設けられている。めんこホルダ50の一方側の溝55に第1のめんこ1の板状体11の側部に形成した凸部(図示せず)あるいは側部全体を嵌合してめんこ1をめんこホルダ50とを接続する。更に、めんこホルダ50の他方側の溝55に第2のめんこ1の板状体11の側部に形成した凸部(図示せず)あるいは側部全体を嵌合してめんこ1とめんこホルダ20とを接続する。このようにして、2つのめんこ1がめんこホルダ50を介して接続(合体)される。
このように、複数のめんこ1を接続した「合体めんこ」を作ることによって遊びの範囲が広がる。
以上説明したように、本実施例のめんこによれば、めんこに可動片が設けられており、めんこ遊びにおいてこの可動片が動いて表示が変化し、あるいは隠れていた表示が現れる。めんこに表示されているゲームパラメータや、不確定な要素として存在するゲームパラメータが可動片の動作によって決定されることによってめんこ遊びの勝敗が(確率的に)決定される。また、めんこ遊びの多様性や遊びの幅が広がる。このため、老若男女が格別の技能を必要とすることなくめんこ遊びを楽しむことができる。
また、本実施例のめんこは、めんこの絵柄(表示)が変化するので意外性に富み、面白い。絵柄に計算式、単語、記号などを導入することによって遊びながら学習すること(知育)もでき、具合がよい。
また、本実施例のめんこはめんこ遊びのみならず、表示を種々変更することによってカードゲームなどのようなゲームのカード媒体として使用することも可能である。
また、めんこへの表示は、印刷、シール貼り付け、刻印、金型による転写など、種々のものを適宜に選択することができる。
また、実施例では可動片の回転によって表示を選択しているが、可動片の開閉、スライドなどの動作によって表示を選択するようにしてもよい。
なお、本発明のめんこは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
可動片と板状体とからなるめんこの例を説明する斜視図である。 可動片と板状体とからなるめんこの例を説明する説明図である。 可動片と板状体とからなるめんこの使用例を説明する説明図である。 可動片と板状体とからなる他のめんこの例を説明する説明図である。 多角形の可動片と板状体とからなるめんこの例を説明する斜視図である。 多角形の可動片と板状体とからなるめんこの例を説明する説明図である。 2つの可動片と板状体とからなるめんこの例を説明する説明図である。 2つの可動片と板状体とからなるめんこの使用例を説明する説明図である。 3つの可動片と丸形板状体とからなる福笑い型めんこを説明する説明図である。 3つの可動片とフレームとからなるめんこの例を説明する斜視図である。 可動片と板状体とからなるめんこの例を説明する斜視図である。 可動片が移動する例を説明する斜視図である。 複数の可動片が開閉する例を説明する斜視図である。 1つの可動片が開閉する例を説明する斜視図である。 外周にゴムベルトが設けられためんこの例を説明する斜視図である。 めんこホルダの例を説明する斜視図である。 他のめんこホルダの例を説明する斜視図である。 他のめんこホルダの例を説明する上面図である。
符号の説明
1 めんこ、11 板状体(固定部)、12 テーパ、15 貫通孔、21,21a,21b,21c 可動片、18 ゴムベルト、50 めんこホルダ

Claims (13)

  1. めんこであって、
    可動片と該可動片を動作可能に支持する固定部とを含み、
    前記可動片と前記固定部のうち少なくとも前記可動片にはゲームに関連する情報が複数表示され、
    前記可動片はめんこが投げられたときに動作して前記情報を選択的に表示する、めんこ。
  2. めんこであって、
    可動片と該可動片を動作可能に支持する固定部とを含み、
    前記可動片と前記固定部のうち少なくともいずれかにゲームに関連する情報が表示され、
    前記可動片は当該情報表示の少なくとも一部を不可視とし、
    前記可動片はめんこが投げられたときに動作して前記不可視の情報表示を可視に変化させる、めんこ。
  3. 前記可動片が複数存在する、請求項1又は2に記載のめんこ。
  4. 前記固定部にも前記ゲームに関連する情報が表示され、選択的に表示された前記可動片の表示と前記固定部の表示との組み合わせによってゲームに関連する情報が構成される、請求項1に記載のめんこ。
  5. 前記可動片に表示される情報が文字、演算子を含む記号又は絵である、請求項1乃至4のいずれかに記載のめんこ。
  6. 前記可動片が板状体又は多角柱状体である請求項1乃至5のいずれかに記載のめんこ。
  7. 前記固定部は板状体又は骨組体であって前記可動片を変化可能に支持する、請求項1乃至6のいずれかに記載のめんこ。
  8. 前記固定部の外周囲がゴムで囲まれた、請求項1乃至7のいずれかに記載のめんこ。
  9. 前記可動片と前記固定部とが融点の異なるプラスチックで形成される、請求項1乃至8のいずれかに記載のめんこ。
  10. 前記可動片の動作は、回転、開閉及び移動のいずれかを含む、請求項1乃至9のいずれかに記載のめんこ。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載のめんこ同士を連結するめんこホルダであって、
    前記めんこの固定部と結合する装着部を複数備える結合部材を含む、めんこホルダ。
  12. 前記装着部は、前記結合部材に設けられて前記固定部の一部と嵌合する嵌合穴又は溝によって形成される、請求項11に記載のめんこホルダ。
  13. 前記結合部材の材質がゴムである、請求項11又は12に記載のめんこホルダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015107195A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 株式会社バンダイ 叩き付け玩具
JP2015188728A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 株式会社バンダイ 叩き付け玩具

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