JP2008066989A - 経路状態管理システム、制御装置、ネットワーク管理装置、通信装置および経路状態管理方法 - Google Patents

経路状態管理システム、制御装置、ネットワーク管理装置、通信装置および経路状態管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データプレーンと制御プレーンの同期がとれた、より信頼性の高い経路状態情報を取得し、データプレーンと制御プレーンとを連携して管理する。
【解決手段】経路状態管理システムであって、各制御装置3a、3b、3cは、第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、第1の経路情報に基づいてデータ装置5a、5b、5cの通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、データ装置5a、5b、5cから生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、第1の経路情報と第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する経路状態通知手段とを有し、データ装置5a、5b、5cは、要求された通信経路の第2の経路情報を送信する送信手段を有し、ネットワーク管理装置1は、制御装置3a、3b、3cから受信した経路状態通知情報を記憶する経路状態記憶手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークの経路状態を管理する経路状態管理技術に関する。
現在、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)技術が商用ネットワークに導入され、様々なサービスが展開されている。このMPLS技術を光のレイヤまで拡張し、ネットワーク全体を制御する技術として、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)が検討され、IETFにより標準化されている。なお、GMPLS技術については、非特許文献1に記載されている。
GMPLS技術では、LSP(Label Switched Path)の生成または削除における制御情報が伝送される通信経路である制御プレーンと、実際にデータが伝送される通信経路であるデータプレーンとが、論理的に分離されている。制御情報の伝送には、RSVP−TE(Generalized Multi-protocol Label Switching Signaling Resource ReserVation Protocol-Traffic Engineering Extensions)等のシグナリングプロトコルが用いられる。
GMPLS技術を適用したネットワークにおいて、生成されたLSPの状態を取得するシステムとしては、例えば、非特許文献2がある。
E.Mannie, RFC 3945,"Generalized Multi-protocol Label Switching (GMPLS) Architecture", 2004. "GMPLS ATViewer"、[online]、[平成18年8月11日検索]、インターネット<URL:URL: http://www.ntt-at.co.jp/product/atviewer/index.html
GMPLS技術を適用したネットワークでは、前述のとおり、制御プレーンとデータプレーンとが論理的に分離されている。そのため、制御プレーンでは正常にシグナリングが終了してLSPが生成されたにも関わらず、データプレーンではデータが流れない場合がある。また、制御プレーンでは正常にシグナリングが終了してLSPが削除されたにも関わらず、データプレーンでは当該LSPのリンクが削除されていない場合がある。このような場合、制御プレーン上で流通している情報を取得するだけでは、LSPの状態を正確に把握できない危険性がある。
また、データプレーンの状態と制御プレーンの状態を個別に取得する場合、取得するタイミングによっては、データプレーンの状態と制御プレーンの状態との同期が取れない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、データプレーンと制御プレーンの同期がとれた、より信頼性の高い経路状態情報を取得し、データプレーンと制御プレーンとを連携して管理することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータを送受信するデータ装置と、前記データ装置を制御する制御装置と、前記データ装置および前記制御装置とを管理するネットワーク管理装置とを有する経路状態管理システムであって、前記制御装置は、制御用回線で接続された他の制御装置または前記ネットワーク管理装置からの要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、前記第1の経路情報に基づいて、前記データ装置の通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、前記データ装置における通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記データ装置から生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、前記経路情報記憶手段に記憶された第1の経路情報と、前記経路情報取得手段が取得した第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、前記ネットワーク管理装置に送信する経路状態通知手段と、を有し、前記データ装置は、前記制御装置からの要求に基づいて、要求された通信経路の前記第2の経路情報を送信する送信手段を有し、前記ネットワーク管理装置は、前記制御装置から受信した経路状態通知情報を記憶する経路状態記憶手段を有する。
また、本発明は、通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータを送受信するデータ装置を制御する制御装置であって、制御用回線で接続された他の制御装置または外部装置からの要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、前記第1の経路情報に基づいて、前記データ装置の通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、前記データ装置における通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記データ装置から生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、前記経路情報記憶手段に記憶された第1の経路情報と、前記経路情報取得手段が取得した第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、前記外部装置に送信する経路状態通知手段と、を有する。
また、本発明は、通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータを送受信するデータ装置と、前記データ装置を制御する制御装置とを管理するネットワーク管理装置であって、前記データ装置の通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記制御装置の記憶手段に記憶された第1の経路情報と、生成または削除された前記データ装置の通信経路に関する第2の経路情報とが結合された経路状態通知情報を、前記制御装置から受信し、経路状態記憶手段に記憶する経路状態管理手段と、前記第1の経路情報と前記第2の経路情報とを要求する経路状態要求を、前記制御装置に送信する経路状態取得手段と、を有する。
また、本発明は、通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータの送受信を行うデータ通信部を有する通信装置であって、制御用回線で接続された他の通信装置または外部装置からの要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、前記第1の経路情報に基づいて、前記データ通信部に対して通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、前記通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記データ通信部から生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、前記経路情報記憶手段に記憶された第1の経路情報と、前記経路情報取得手段が取得した第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、前記外部装置に送信する経路状態通知手段と、を有する。
また、本発明は、通信ネットワークの通信経路状態を管理する経路状態管理方法であって、通信経路の設定要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する第1の記憶ステップと、前記第1の経路情報に基づいて通信経路を設定する通信経路設定ステップと、前記通信経路設定ステップにおける通信経路の設定によって定まった第2の経路情報を記憶する第2の記憶ステップと、前記第1の記憶ステップで記憶した第1の経路情報と前記第2の記憶ステップで記憶した第2の経路情報とを結合して経路状態情報として記憶する第3の記憶ステップと、を有する。
本発明により、データプレーンと制御プレーンの同期がとれた、より信頼性の高い経路状態情報を取得し、データプレーンと制御プレーンとを連携して管理することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
今回の実施形態では、シグナリングプロトコルとしてRSVP−TE、ルーティングプロトコルとしてOSPF−TE(OSPF Extensions in Support of Generalized Multi-protocol Label Switching)を用いた場合について説明するが、ISIS−TE(IS−IS Extensions in Support of Generalized Multi-protocol Label Switching)等の他のプロトコルであっても同様に適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態が適用された経路状態管理システムの全体構成図である。図示するシステムは、ネットワーク管理装置1と、GMPLS技術を適用したネットワーク9とを有する。
GMPLSは、MPSL技術を拡張し、従来のMPLSラベルに加えて光波長などをラベルとしたスイッチ網を構成することで、統合的なネットワーク制御を可能にする通信技術である。GMPLSでは、ネットワークの制御を行うための制御情報を送受信するための制御プレーンと、ネットワーク利用者のデータを送受信するためのデータプレーンとが、論理的に分離している。そのため、本実施形態のネットワーク9の各ノードには、制御プレーン用の通信装置である制御プレーン装置3a、3b、3cと、データプレーン用の通信装置であるデータプレーン装置5a、5b、5cとを有する。
図示する例では、始点ノードには制御プレーン装置3aおよびデータプレーン装置5aが、中継ノードには制御プレーン装置3bおよびデータプレーン装置5bが、終点ノードには制御プレーン装置3cおよびデータプレーン装置5cが備えられているものとする。
なお、本実施形態では、各ノードに制御プレーン装置とデータプレーン装置とを備えるが、制御プレーン装置とデータプレーン装置とを統合したGMPLS対応装置(通信装置)7a、7b、7cを各ノードに備えることとしてもよい。
次に、本システムの処理について説明する。処理パターンとしては、LSPの生成処理、LSPの削除処理、連続または同時にLSP生成または削除メッセージを受信した場合の処理、および、経路状態要求処理がある。
まず、LSPの生成処理について説明する。なお、LSPは、ラベルスイッチ方式によりデータを伝送する仮想的な通信経路である。
図2は、LSPの生成処理のシーケンス図である。
ネットワーク管理装置1は、LSP生成要求を始点ノードに送信する(S11)。なお、LSP生成要求は、外部から送信されるRSVP−TEメッセージであってもよい。
LSP生成要求を受信した始点ノードでは、制御プレーン装置3aが、LSP生成要求の中に記述された終点ノードIDを特定し、予めOSPF−TEなどから取得したTElink情報テーブルに基づいて終点ノードまでの経路を算出し、使用するTElinkを設定する。なお、始点ノードで全ての経路を算出・設定せずに、各中継ノードで使用するTElinkを算出・設定することとしてもよい。
具体的には図3に示すように、制御プレーン装置3aは、LSP生成要求35を受信すると、TElink情報テーブル31を参照して、終点ノードまでの通過ノードを検索し、隣接ノード間に存在するTElinkを通過経路とすることで、LSPの経路を決定する。
そして、制御プレーン装置3aは、図4に示すように、LSP生成要求35と算出した経路情報とを用いて制御プレーン情報41を生成し、当該制御プレーン情報41からデータプレーン経路情報42、LSP情報43およびPathメッセージ44を生成する。
具体的には、制御プレーン装置3aは、制御プレーン情報41に設定された経路情報のlocalID(TElinkID)を、TElink情報テーブル31から取得する。そして、制御プレーン装置3aは、データプレーン装置5aの物理構成があらかじめ設定された物理構成情報テーブル32を参照して、取得したlocalIDに対応するIF-ID(物理インターフェース情報)を取得し、データプレーン装置5aへ設定するデータプレーン経路情報42を生成する。また、制御プレーン装置3aは、制御プレーン情報41およびデータプレーン経路情報42にもとづいて、LSP情報43を生成する。そして、制御プレーン装置3aは、制御プレーン情報41の経路情報を設定したRSVP−TEのPathメッセージ44を生成し、次ホップノードの中継ノードに送信する(S12)。
Pathメッセージを受信した中継ノードの制御プレーン装置3bは、図5に示すように、TElink情報テーブル31および物理構成情報テーブル32を参照し、受信したPathメッセージ51からデータプレーン経路情報52、LSP情報53およびPathメッセージ54を生成する。そして、制御プレーン装置3bは、Pathメッセージに記述されたTElink情報から次ホップノードを決定し、次ホップノードへPathメッセージを送信する(S13)。
Pathメッセージを受信した終点ノードの制御プレーン装置3cは、図6に示すように、Pathメッセージ61に記述されたTElink同士を接続するために、TElink情報テーブル31および物理構成情報テーブル32を参照し、データプレーン経路情報62、LSP情報63を生成する。そして、制御プレーン装置3cは、データプレーン経路情報62を含む経路設定要求を、データプレーン装置5cに送信する(S14)。
データプレーン装置5cは、経路設定要求で指定されたデータプレーン経路情報を用いてデータプレーンの経路設定を実行し、設定応答を制御プレーン装置3cへ送信する(S15)。制御プレーン装置3cは、設定応答を受信後、次ホップノードである中継ノードに、Reserveメッセージ64を送信する(S16)。
Reserveメッセージ71を受信した中継ノードの制御プレーン装置3bは、図7に示すように、Pathメッセージ受信時に生成したデータプレーン経路情報72を、実際にデータプレーン装置5bへ設定し、Reserveメッセージを次ホップノードへ送信する(S17、S18、S19)。Reserveメッセージを受信した始点ノードの制御プレーン装置3aは、同様に、データプレーンの経路設定を実行する(S20、S21、S23)。以上により、LSPの生成が完了する。
さらに、本実施形態のLSP生成処理では、制御プレーン装置各々は、データプレーンの経路設定後(すなわち、設定応答受信後)に、データプレーンの経路情報を取得して、自制御プレーン装置が保持するLSP情報と結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S31、S32、S33)。
具体的には、各制御プレーン装置は、対応するデータプレーン装置に経路取得要求を送信し(S31)、各データプレーン装置は、設定済みのデータプレーンの経路情報を要求元の制御プレーン装置に送信する(S32)。各制御プレーン装置は、図8に示すように、制御プレーン装置が保持しているLSP情報81と、データプレーン装置から取得した経路情報82とを結合して経路状態通知83を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S33)。
これにより、ネットワーク管理装置1は、データプレーンの経路情報も含めたLSPの経路を取得し、LSPの状態を管理することができる。さらに、データプレーンの経路情報と制御プレーンの経路情報とを結合することで、制御プレーンとデータプレーンで発生する経路状態のアンマッチを、ネットワーク管理装置1および制御プレーン装置は、検知することができる。
また、本実施形態のLSP生成処理では、始点ノードの制御プレーン装置3aは、データプレーンの経路を設定した後(S21の後)に、例えば図9に示すLSP生成通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S34)。これにより、ネットワーク管理装置1は、生成されたLSPの内容を取得し、管理することができる。
次に、LSP削除処理について説明する。
図10は、LSP削除処理のシーケンス図である。
ネットワーク管理装置1は、LSP削除要求を始点ノードに送信する(S41)。なお、LSP削除要求は、外部からのRSVP−TEメッセージであってもよい。
始点ノードの制御プレーン装置3aは、図11に示すように、LSP削除要求111を受信し、当該LSP削除要求111のLSP‐IDなどを用いて、自制御プレーン装置3aが保持する各LSP情報の中から削除対象のLSP情報112を検索する。そして、制御プレーン装置3aは、検索したLSP情報112に設定されたデータプレーンの経路情報(IF-ID)を特定し、当該経路情報を含む経路削除要求をデータプレーン装置5aに送信する(S42)。
データプレーン装置5aは、経路削除要求に基づいてデータプレーンの経路を削除し、削除応答を制御プレーン装置3aに送信する(S43)。削除応答を受信した制御プレーン装置3aは、TElink情報テーブル31とLSP情報112とを用いて次ホップノード(中継ノード)を決定し、次ホップノードにPath Tearメッセージ113を送信する(S44)。
中継ノードの制御プレーン装置3bは、始点ノードと同様に、図12に示すようにPath Tearメッセージ121を受信し、データプレーン装置5bへの経路削除を実行し(S45、S46)、次ホップノード(終点ノード)へPath Tearメッセージ123を送信する(S47)。
終点ノードの制御プレーン装置3cは、始点ノードと同様に、図13に示すようにPath Tearメッセージ131を受信し、データプレーンの経路削除を実行する(S48、S49)。以上の処理により、LSPの削除が完了する。
さらに、本実施形態のLSP削除処理では、制御プレーン装置各々は、データプレーンの経路を削除した後(すなわち、削除応答受信後)に、データプレーンの経路情報を取得して、自制御プレーン装置が保持するLSP情報と結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S51、S52、S53)。
具体的には、各制御プレーン装置は、対応するデータプレーン装置に経路取得要求を送信し(S51)、各データプレーン装置は、削除済みのデータプレーンの経路情報を要求元の制御プレーン装置に送信する(S52)。各制御プレーン装置は、図14に示すように、制御プレーン装置が保持しているLSP情報と、データプレーン装置から取得した経路情報とを結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S53)。
また、本実施形態のLSP削除処理では、終点ノードの制御プレーン装置3cは、LSP削除通知をネットワーク管理装置1に送信する(S54)。すなわち、終点ノードの制御プレーン装置3cは、LSP情報の終点ノードIDが自制御プレーン装置3cのノードIDと一致するため、Path Tearメッセージを次ホップノードに送信する替わりに、図15に示すようなLSP削除通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S54)。なお、LSP削除通知には、Path Tearメッセージに含まれるRRO(Record Route object)から通過経路情報を取得し、生成される。
終点ノードの制御プレーン装置3cがLSP削除通知を送信することにより、ネットワーク管理装置1は、どのLSPが削除されたか取得し、管理することができる。
次に、LSP生成処理が完了する前に生成中のLSPに対して削除要求が発生した場合、または、同時に複数のLSP生成要求またはLSP削除要求を受信した場合について説明する。
図16は、LSP生成処理が完了する前に生成中のLSPに対して削除要求が発生した場合のシーケンス図である。図示する例では、図2で説明したLSP生成処理において、中継ノードの制御プレーン装置3bがReserveメッセージを受信し(S61)、データプレーン装置5bに対する経路設定の実行中に(S62〜S64)、何らかの処理によりPath Tearメッセージを受信した場合(S71)を示している。
中継ノードの制御プレーン装置3bは、経路設定を完了する前に、Path Tearメッセージを受信する(S71)。制御プレーン装置3bは、Path Tearメッセージに設定されたLSP−IDなどから、自制御プレーン装置3bが保持しているLSP情報の中から、削除対象のLSP情報が存在するか否かを判別する。削除対象のLSP情報が存在する場合、制御プレーン装置3bは、当該LSP情報のデータプレーンの経路情報を取得済みか否かを判別する。そして、取得済みの場合、制御プレーン装置3bは、経路削除要求をデータプレーン装置5bへ送信し、データプレーンの経路を削除する。
一方、削除対象のLSP情報が存在しない場合、または、経路情報が未取得の場合、制御プレーン装置3bは、図16に示すようにデータプレーンの経路情報を取得するまで、S71のPath Tearメッセージによる、データプレーンへの経路削除要求を保留にする。
制御プレーン装置3bは、Path Tearメッセージの処理を保留にした状態で、データプレーン装置5bに対する経路設定を実行し(S62、S63、S64)、データプレーン装置5bから経路情報を取得する(S65、S66)。そして、制御プレーン装置3bは、経路状態通知をネットワーク管理装置1に送信する(S67)。その後、制御プレーン装置3bは、S71で受信したPath Tearメッセージの削除処理を実行する(S71〜S76)。
以上の処理では、LSP生成直後に、生成したLSPが削除される。この場合、従来では、LSPが生成されたことが正しく認識されず、LSPが生成されていないにも関わらずLSPが削除されたと認識してしまう問題があり、LSPが生成され、その直後に削除されたことを正しく認識することが困難であった。
そこで、本実施形態では、データプレーンの経路情報の取得が完了するまで、データプレーンの経路削除処理を保留にする。これにより、連続的な変化が短時間で発生した場合であっても、データプレーンの設定および削除が実行される度に、データプレーンの経路情報と共にLSPの経路状態がネットワーク管理装置1に通知される。これにより、ネットワーク管理装置1は、リアルタイムに正確なLSPの経路状態を取得し、管理することができる。
次に、ネットワーク管理装置1が、いずれかのノードに経路状態を要求した場合の処理について説明する。
図17は、経路状態要求処理のシーケンス図である。図示するシーケンス図には、2つのパターンの経路状態要求処理を示している。第1のパターン(通常時)においては、ネットワーク管理装置1は、経路状態要求を所定の制御プレーン装置に送信する(S81)。なお、ネットワーク管理装置1は、ネットワーク運用者の指示を受け付けて、または、所定のタイミングで、経路状態要求を送信するものとする。
経路状態要求を受信した制御プレーン装置は、データプレーン装置から経路情報を取得し(S82、S83)、取得した経路情報と自制御プレーン装置が保持するLSP情報と結合して、経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する(S84)。
第2のパターンは、経路状態要求を受信した制御プレーン装置が、データプレーン装置から経路情報を取得中に、LSP削除要求を受信した場合の処理である。制御プレーン装置は、データプレーンの経路情報を取得し経路状態通知を送信するまで(S92〜S94)、削除処理を保留にする。そして、経路情報取得処理の完了後に(S94)、制御プレーン装置は、削除処理を実行する(S96〜S101)。
削除処理を保留にすることで、経路状態要求を受け付けた時点の経路情報をネットワーク管理装置1に通知することができる。これにより、ネットワーク管理装置1は、経路状態要求を送信した時点の経路情報を、的確に取得することができる。この結果、システム運用者は、LSPの経路状態を正確に把握することができる。
次に、ネットワーク管理装置1の処理について説明する。
図18は、ネットワーク管理装置1の構成図である。
まず、ネットワーク管理装置1の経路状態管理処理について説明する。
経路状態通知受信部11は、LSPの生成時または削除時において、各制御プレーン装置から経路状態通知(図8等参照)を受信し、受信した経路状態通知を経路状態通知テーブル12に格納するとともに、経路状態管理部13に送出する。
経路状態管理部13は、経路状態通知を受け付け、当該経路状態通知のLSP−IDなどをキーとして対象となるLSPを識別し、当該LSPの他のレコードとグルーピングして経路状態通知をLSP状態テーブル14に登録する。
また、経路状態管理部13は、LSP状態テーブル14に登録する際に、経路状態通知のLSP情報(IF-ID)とデータプレーンの経路情報とを比較し、制御プレーンとデータプレーン間で経路状態が不整合の場合は、エラーメッセージを出力装置(不図示)に表示することとしてもよい。これにより、システム運用者は、制御プレーンとデータプレーンとの間の不整合を迅速に検知することができる。
LSP通知受信部15は、LSPの生成完了時に始点ノードの制御プレーン装置3aからLSP生成通知を、また、LSPの削除完了時に終点ノードの制御プレーン装置3cからLSP削除通知を受信し、受信した各通知を経路状態管理部13へ送出する。
図19は、LSP生成通知を受信した場合の経路状態管理部13の処理を説明するための説明図である。経路状態管理部13は、LSP生成通知191のLSP‐IDなどをキーとして、対象となるLSPのレコードをLSP状態テーブル14aから抽出し、LSP生成通知191の経路情報の順番でレコードを並べ替え、図示するLSP状態テーブル14bに示すように、レコードを結合する。
なお、制御プレーン装置が送信する経路状態通知には、後述するLSPの状態(ステータス)が付加されているものとする。
図20は、LSP削除通知を受信した場合の経路状態管理部13の処理を説明するための説明図である。経路状態管理部13は、LSP削除通知201のLSP‐IDなどをキーとして、対象となる「削除完了」のレコードをLSP状態テーブル14cから抽出し、LSP削除通知201の経路情報の順番でレコードを並べ替え、レコードを結合する。そして、経路状態管理部13は、削除通知の対象となったLSPのレコード全てをLSP履歴テーブル16に移動する。すなわち、経路状態管理部13は、削除対象のLSPのレコードをLSP履歴テーブル16に登録し、LSP状態テーブル14cから当該レコードを削除する。
次に、ネットワーク管理装置1のLSP状態取得処理について説明する。
表示部17は、ネットワーク運用者の指示を受け付けて、または、所定のタイミングで、LSP状態テーブル14およびLSP履歴テーブル16を参照し、LSPの状態を出力装置に表示する。
また、表示部17は、ネットワーク運用者が入力した所定のLSPに対する状態取得指示を受け付けて、当該状態取得指示で指定されたLSPの状態取得要求を、LSP状態取得部19に送出する。なお、状態取得要求には、取得対象のLSPのLSP−IDなどが含まれる。例えば、ネットワーク運用者は、図21に示すLSP状態テーブル14eに示すように、LSP生成通知を受信後であってもLSPの経路情報の一部が欠落している場合、状態取得指示を入力する。
LSP状態取得部19は、状態取得要求で指定されたLSP−IDをキーとして、LSP状態テーブル14から対象となるLSPのレコードを抽出する。そして、LSP状態取得部19は、抽出したレコードのTElink情報をキーとして、TElink情報テーブル18から通過ノードを検索し、経路状態要求を送信するノードを決定する。なお、TElink情報テーブル18は、図3に示すTElink情報テーブル31と同様のテーブルであって、TElink情報と通知ノードの対応関係が記憶されている。ネットワーク管理装置1は、OSPF−TEを用いてTElink情報を取得し、TElink情報テーブル18にあらかじめ記憶しているものとする。
そして、LSP状態取得部19は、経路状態送受信部20を介して、決定した各ノードに経路状態要求を送信する(図17参照)。そして、LSP状態取得部19は、経路状態送受信部20を介して、経路状態要求に対する経路状態通知を受信し、当該経路状態通知をLSP状態テーブル14に登録する。
次に、制御プレーン装置3a、3b、3cの処理について、さらに詳しく説明する。
図22は、制御プレーン装置の構成図である。
メッセージ送受信部35は、各種のRSVPメッセージ(LSP生成要求、LSP削除要求を含む)を他の制御プレーン装置またはネットワーク管理装置1から受信し、制御プレーン制御部36へ送出する。制御プレーン制御部36(経路状態通知手段、制御手段)は、メッセージの種類を判別するとともに、自ノードがどのノード(始点ノード、中継ノード、終点ノード)であるかを当該メッセージに設定された始点/終点ノードIDから判別する。
まず、受信したメッセージが、Pathメッセージ(LSP生成要求を含む)の場合の処理(図2参照)について説明する。
自制御プレーン装置が始点ノード場合、制御プレーン制御部36は、TElink情報テーブル31および物理構成情報テーブル32を参照し、LSP生成要求またはPathメッセージから経路情報を算出し、制御プレーン情報およびLSP情報を生成する。この時、制御プレーン制御部36は、LSP生成要求またはPathメッセージに設定されたLSP−IDなどをキーとして経路状態DB33から、対象となるLSP情報を検索する。対象となるLSP情報が存在しない場合、制御プレーン制御部36は、生成したLSP情報を経路情報DB33に登録する。
一方、検索対象のLSP情報が存在し、かつ状態が「削除中」または後述する「参照フラグ」が付加されている場合、制御プレーン制御部36は、当該LSPの状態が「削除完了」または「参照フラグ」が削除されるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。また、対象となるLSP情報が存在し、かつ状態が「生成中」または「生成完了」の場合、制御プレーン制御部36は、生成したLSP情報およびPathメッセージを破棄し、本処理を終了する。また、制御プレーン制御部36は、Pathメッセージを生成し、当該Pathメッセージをメッセージ送受信部35を介して、次ホップノードへ送信する(図3、図4参照)。
なお、制御プレーン制御部36は、生成したLSP情報の状態(ステータス)を「生成中」に設定する。図23は、LSP情報の状態の遷移図である。まず、LSP生成要求またはPathメッセージを受信すると、制御プレーン制御部36は、生成したLSP情報の状態を「生成中」231に設定する。そして、データプレーンの経路設定後に経路情報を受信して経路状態通知を送信後に、制御プレーン制御部36は、LSP情報の状態を「生成完了」232に更新する。そして、LSP削除要求またはPath Tearメッセージを受信すると、制御プレーン制御部36は、LSP情報の状態を「削除中」233に更新する。そして、データプレーンの削除設定後に経路情報を受信して経路状態通知を送信後、当該LSP情報を経路情報DB33から履歴情報DB34に移動し、状態を「未生成」230に更新する。
自制御プレーン装置が中継ノードの場合、制御プレーン制御部36は、TElink情報テーブル31および物理構成情報テーブル32を参照して、PathメッセージからLSP情報を生成する。この時、制御プレーン制御部36は、Pathメッセージに設定されたLSP−IDなどをキーとして経路状態DB33から、対象となるLSP情報を検索する。対象となるLSP情報が存在しない場合、制御プレーン制御部36は、生成したLSP情報を経路情報DB33に登録する。なお、この時のLSP情報の状態は「生成中」とする。
一方、検索対象のLSP情報が存在し、かつ状態が「削除中」または後述する「参照フラグ」が付加されている場合、制御プレーン制御部36は、当該LSPの状態が「削除完了」または「参照フラグ」が削除されるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。また、対象となるLSP情報が存在し、かつ状態が「生成中」または「生成完了」の場合、制御プレーン制御部36は、生成したLSP情報およびPathメッセージを破棄し、本処理を終了する。また、プレーン制御部36は、Pathメッセージを生成し、当該Pathメッセージをメッセージ送受信部35を介して、次ホップノードへ送信する(図5参照)。
自制御プレーン装置が終点ノード場合、制御プレーン制御部36は、PathメッセージのLSP‐IDなどをキーとして、経路情報DB33から対象となるLSP情報を検索する。検索対象のLSP情報が存在し、かつ状態が「削除中」または後述する「参照フラグ」が付加されている場合、制御プレーン制御部36は、当該LSPの状態が「削除完了」または「参照フラグ」が削除されるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。また、検索対象のLSP情報が存在し、かつ状態が「生成中」または「生成完了」の場合、Pathメッセージを破棄する。
検索対象のLSP情報が存在しない場合、制御プレーン制御部36は、TElink情報テーブル31および物理構成情報テーブル32を参照して、PathメッセージからLSP情報を生成し、経路情報DB33に登録する。なお、この時のLSP情報の状態は「生成中」とする。また、制御プレーン制御部36は、LSP情報に含まれるデータプレーンの経路情報を、データプレーン制御部37に通知する。
データプレーン制御部37(通信経路制御手段、経路情報取得手段)は、通知されたデータプレーンの経路情報を含む経路設定要求を、データプレーン通信部38を介してデータプレーン装置に送信し、データプレーンの経路設定を実行する。また、データプレーン制御部37は、データプレーン装置から設定応答を受信する。そして、データプレーン制御部37は、データプレーン通信部38を介して、設定済みのデータプレーンの経路情報をデータプレーン装置に要求し、データプレーン装置から受信した経路情報を、制御プレーン制御部36に送出する。なお、データプレーン装置では、設定部51がデータプレーンの経路を設定し、送信部52が、設定応答および経路情報を送信する。
経路情報を取得した制御プレーン制御部36は、経路情報DB33から検索したLSP情報に取得したデータプレーンの経路情報を結合して経路状態通知を生成し、経路状態通知部39を介してネットワーク管理装置1に送信する。また、制御プレーン制御部36は、経路状態通知と同様に、当該LSP情報に取得したデータプレーンを結合して経路情報DB33のLSP情報を更新するとともに、当該LSP情報の状態を「生成完了」に更新する。また、制御プレーン制御部36は、Reserveメッセージを生成し、当該Reserveメッセージをメッセージ送受信部35を介して、次ホップノードへ送信する(図6、図8参照)。
次に、受信したメッセージが、Reserveメッセージの場合の処理(図2参照)について説明する。
自制御プレーン装置が始点ノードの場合、制御プレーン制御部36は、Reserveメッセージに設定されたLSP−IDなどをキーとして経路状態DB33から、対象となるLSP情報を検索する。検索したLSP情報の状態に「参照中フラグ」が付加されている場合、制御プレーン制御部36は、当該LSP情報の「参照中フラグ」が削除されるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。また、対象となるLSP情報に「参照中フラグ」が付加されていない場合、制御プレーン制御部36は、検索したLSP情報に含まれるデータプレーンの経路情報をデータプレーン制御部37へ通知する。一方、検索対象のLSP情報が存在しない場合、Reserveメッセージを破棄する。
データプレーン制御部37は、通知されたデータプレーンの経路情報を含む経路設定要求を、データプレーン通信部38を介してデータプレーン装置に送信してデータプレーンの経路設定を実行し、データプレーン装置から設定応答を受信する。そして、データプレーン制御部37は、データプレーン通信部38を介して、設定済みのデータプレーンの経路情報をデータプレーン装置から取得し、制御プレーン制御部36に経路情報を送出する。
経路情報を取得した制御プレーン制御部36は、終点ノードで説明したように、LSP情報にデータプレーンの経路情報を結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する。また、制御プレーン制御部36は、当該LSP情報に取得したデータプレーンを結合して経路情報DB33のLSP情報を更新するとともに、当該LSP情報の状態を「生成完了」に更新する。
なお、制御プレーン制御部36は、データプレーン制御部37がデータプレーン装置から設定応答を受信した後に、図9に示すLSP生成通知を生成し、LSP通知部40を介して、ネットワーク管理装置1に送信する。
自制御プレーン装置が中継ノードの場合、制御プレーン制御部36は、Reserveメッセージに設定されたLSP−IDなどをキーとして経路状態DB33から、対象となるLSP情報を検索する。検索したLSP情報の状態に「参照中フラグ」が付加されている場合、制御プレーン制御部36は、当該LSP情報の「参照中フラグ」が削除されるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。また、対象となるLSP情報に「参照中フラグ」が付加されていない場合、制御プレーン制御部36は、検索したLSP情報に含まれるデータプレーンの経路情報をデータプレーン制御部37へ通知する。一方、検索対象のLSP情報が存在しない場合、Reserveメッセージを破棄する。
データプレーン制御部37は、通知されたデータプレーンの経路情報を含む経路設定要求を、データプレーン通信部38を介してデータプレーン装置に送信してデータプレーンの経路設定を実行し、データプレーン装置から設定応答を受信する。そして、データプレーン制御部37は、データプレーン通信部38を介して、設定済みのデータプレーンの経路情報をデータプレーン装置から取得し、制御プレーン制御部36に経路情報を送出する。
経路情報を取得した制御プレーン制御部36は、終点ノードで説明したように、LSP情報にデータプレーンの経路情報を結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する。また、制御プレーン制御部36は、当該LSP情報に取得したデータプレーンを結合して経路情報DB33のLSP情報を更新するとともに、当該LSP情報の状態を「生成完了」に更新する。
また、制御プレーン制御部36は、データプレーン制御部37がデータプレーン装置から設定応答を受信した後に、Reserveメッセージを生成し、メッセージ送受信部35を介して次ホップノードに送信する。
次に、受信したメッセージが、Path Tearメッセージ(LSP削除要求を含む)の場合の処理(図10参照)について説明する。
自制御プレーン装置が始点ノードまたは中継ノードの場合、制御プレーン制御部36は、Path Tearメッセージに設定されたLSP−IDなどをキーとして経路状態DB33から対象となるLSP情報を検索する。検索したLSP情報が「生成中」または「参照中フラグ」が付加されている場合、制御プレーン制御部36は、当該LSPの状態が「生成完了」または「参照フラグ」が削除されるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。
また、検索したLSP情報が「削除中」の場合、制御プレーン制御部36は、Path Tearメッセージを破棄する。また、対象となるLSP情報が「生成完了」かつ「参照中フラグ」が付加されていない場合、制御プレーン制御部36は、検索したLSP情報に含まれるデータプレーンの経路情報をデータプレーン制御部37へ通知する。この時、制御プレーン制御部36は、LSP情報の状態を「削除中」に更新する。
データプレーン制御部37は、通知されたデータプレーンの経路情報を含む経路削除要求を、データプレーン通信部38を介してデータプレーン装置に送信してデータプレーンの経路削除を実行し、データプレーン装置から削除応答を受信する。そして、データプレーン制御部37は、データプレーン通信部38を介して、削除済みのデータプレーンの経路情報をデータプレーン装置から取得し、制御プレーン制御部36に経路情報を送出する。
経路情報を取得した制御プレーン制御部36は、経路情報DB33のLSP情報とデータプレーンの経路情報とを結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する。また、制御プレーン制御部36は、当該LSP情報に取得したデータプレーンを結合してLSP情報を更新し、更新後のLSP情報を履歴情報DB34に登録するとともに、経路情報DB33から当該LSP情報を削除する。
また、制御プレーン制御部36は、データプレーン制御部37がデータプレーン装置から削除応答を受信した後に、Path Tearメッセージを生成し、メッセージ送受信部35を介して次ホップノードに送信する。
自制御プレーン装置が終点ノードの場合、Path Tearメッセージを次ホップノードに送信する替わりにLSP削除通知をネットワーク管理装置1に送信する点において、始点ノードまたは中継ノードの処理と異なり、その他については始点ノードまたは中継ノードと同様の処理を行う。すなわち、制御プレーン制御部36は、データプレーン制御部37がデータプレーン装置から削除応答を受信した後に、図15に示すLSP削除通知を生成し、LSP通知部40を介してネットワーク管理装置1に送信する。
次に、ネットワーク管理装置1から経路状態要求を受信した場合の処理(図17)について説明する。
制御プレーン制御部36は、経路状態要求送受信部41を介して、ネットワーク管理装置1から経路状態要求を受信する。そして、制御プレーン制御部36は、経路状態要求に設定されたLSP情報の状態が「生成完了」の場合、経路状態要求で指定されたLSP−IDなどをキーとして経路情報DB33からLSP情報を検索する。また、制御プレーン制御部36は、検索要求で設定されたLSP情報の状態が「削除完了」の場合、経路状態要求で指定されたLSP−IDなどをキーとして履歴情報DB34からLSP情報を検索する。
そして、制御プレーン制御部36は、各DB33、34から検索したLSP情報の状態が「生成中」または「削除中」の場合、「生成完了」に更新されるまで、または経路情報DB33から削除されて未生成の状態となるまで、当該処理を実行せず保留状態とする。
そして、制御プレーン制御部36は、検索したLSP情報に含まれるデータプレーンの経路情報を、データプレーン制御部37へ通知して経路情報を要求するとともに、当該LSP情報に参照フラグを設定する。データプレーン制御部37は、データプレーン装置に経路取得要求を送信し、データプレーンの経路情報を取得する。
そして、制御プレーン制御部36は、データプレーン制御部37から経路情報を取得後、検索したLSP情報と取得したデータプレーンの経路情報とを結合して経路状態通知を生成し、生成した経路状態通知を経路状態要求送受信部41を介してネットワーク管理装置1に送信する。そして、データプレーン制御部37は、LSP情報の参照フラグを削除する。
なお、上記説明した、ネットワーク管理装置1、各制御プレーン装置、および各データプレーン装置は、で例えばCPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置と、ネットワークと接続するための通信制御装置と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
以上説明した本実施形態では、データプレーンと制御プレーンの同期がとれた、より信頼性の高い経路状態情報を取得し、データプレーンと制御プレーンとを連携して管理することができる。
具体的には、本実施形態の制御プレーン装置は、制御プレーン装置が保持するLSP情報にデータプレーンの経路情報を結合して経路状態通知を生成し、ネットワーク管理装置1に送信する。これにより、ネットワーク管理装置1は、データプレーンの経路情報も含めたLSPの経路を取得し、LSPの状態を管理することができる。
また、本実施形態では、データプレーンの経路情報と制御プレーンの経路情報とを結合することで、ネットワーク管理装置1および制御プレーン装置は、制御プレーンとデータプレーンで発生する経路状態のアンマッチを、検知することができる。すなわち、障害を早期に検知することができる、
また、本実施形態の制御プレーン装置は、LSPの生成または削除が発生する度に、経路状態通知をネットワーク管理装置1に送信する。これにより、ネットワーク管理装置1では、LSPの状態を、データプレーンの状態も含めてリアルタイムに取得することができる。
また、本実施形態の制御プレーン装置は、複数のLSP生成要求またはLSP削除要求を受信した場合、最初の処理が完了するまで、後の処理を実行せず保留状態とする。これにより、ネットワーク管理装置1では、正確なLSPの状態を取得することができる。
また、本実施形態のネットワーク管理装置1は、ネットワーク運用者の指示により、経路状態要求を制御プレーン装置に送信し、所望の経路状態通知を取得することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、LSP生成処理(図2参照)およびLSP削除処理(図10参照)において、データプレーン装置からの設定応答または削除応答の後に、経路情報を取得することとした。しかしながら、データプレーン装置が送信する設定応答または削除応答に、データプレーンの経路情報が設定されている場合は、別途、経路情報要求をデータプレーン装置に送信して、データプレーンの経路情報を取得しないこととしてもよい。
本発明の一実施形態が適用された経路状態管理システムの概略構成図である。 LSP生成処理のシーケンス図である。 始点ノードの経路算出を説明するための説明図である。 始点ノードのLSP生成処理を説明するための説明図である。 中継ノードのLSP生成処理を説明するための説明図である。 終点ノードのLSP生成処理を説明するための説明図である。 Reserveメッセージを受信時の処理を説明するための説明図である。 経路状態通知の生成処理を説明するための説明図である。 LSP生成通知の一例を示す図である。 LSP削除処理のシーケンス図である。 始点ノードのLSP削除処理を説明するための説明図である。 中継ノードの削除処理を説明するための説明図である。 終点ノードの削除処理を説明するための説明図である。 経路状態通知の一例を示す図である。 LSP削除通知の一例を示す図である。 生成中のLSPに対して削除要求が発生した場合のシーケンス図である。 経路状態要求処理のシーケンス図である。 ネットワーク管理装置の構成図である。 LSP生成通知を受信時のネットワーク管理装置の処理を説明するための説明図である。 LSP削除通知を受信時のネットワーク管理装置の処理を説明するための説明図である。 LSPの経路情報の一部が欠落しているLSP状態テーブルの一例を示す図である。 制御プレーン装置の構成図である。 LSP情報の状態遷移図である。
符号の説明
1:ネットワーク管理装置、11:経路状態通知受信部、12:経路状態通知テーブル、13:経路状態管理部、14:LSP状態テーブル、15:LSP通知受信部、16:LSP履歴テーブル、17:表示部、18:TElink情報テーブル、19:LSP状態取得部、20:経路状態送受信部、3a,3b,3c:制御プレーン装置、31:TElink情報テーブル、32:物理構成情報テーブル、33:経路情報DB、34:履歴情報DB、35:メッセージ送受信部、36:制御プレーン制御部、37:データプレーン制御部、38:データプレーン通知部、39:経路状態通知部、40:LSP通知部、41:経路状態要求送受信部、5a,5b,5c:データプレーン装置

Claims (9)

  1. 通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータを送受信するデータ装置と、前記データ装置を制御する制御装置と、前記データ装置および前記制御装置とを管理するネットワーク管理装置とを有する経路状態管理システムであって、
    前記制御装置は、
    制御用回線で接続された他の制御装置または前記ネットワーク管理装置からの要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、
    前記第1の経路情報に基づいて、前記データ装置の通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、
    前記データ装置における通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記データ装置から生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記経路情報記憶手段に記憶された第1の経路情報と、前記経路情報取得手段が取得した第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、前記ネットワーク管理装置に送信する経路状態通知手段と、を有し、
    前記データ装置は、
    前記制御装置からの要求に基づいて、要求された通信経路の前記第2の経路情報を送信する送信手段を有し、
    前記ネットワーク管理装置は、
    前記制御装置から受信した経路状態通知情報を記憶する経路状態記憶手段を有すること
    を特徴とする経路状態管理システム。
  2. 請求項1記載の経路状態管理システムであって、
    前記制御装置は、前記データ装置の通信経路の生成中または削除中に、当該通信経路に対する他の要求を受信した場合、前記経路状態通知情報を送信するまで前記他の要求の処理を実行せずに保留状態とし、前記経路状態通知情報を送信後に前記他の要求の処理を前記通信経路制御手段または前記経路情報取得手段に実行させる制御手段を、さらに有すること
    を特徴とする経路状態管理システム。
  3. 請求項1記載の経路状態管理システムであって、
    前記ネットワーク管理装置は、前記第1の経路情報と前記第2の経路情報とを要求する経路状態要求を、前記制御装置に送信する経路状態取得手段を、さらに有し、
    前記制御装置は、前記経路状態要求を受信した後に当該経路状態要求で要求された通信経路に対する他の要求を受信した場合、前記経路状態要求に対する前記経路状態通知情報を前記ネットワーク管理装置に送信するまで前記他の要求の処理を実行せずに保留状態とし、前記経路状態通知情報を送信後に前記他の要求の処理を前記通信経路制御手段または前記経路情報取得手段に実行させる制御手段を、さらに有すること
    を特徴とする経路状態管理システム。
  4. 請求項1記載の経路状態管理システムであって、
    前記ネットワーク管理装置は、前記第1の経路情報と前記第2の経路情報とが不整合な経路状態通知情報を受信した場合、エラー情報を出力する経路状態管理手段を、さらに有すること
    を特徴とする経路状態管理システム。
  5. 通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータを送受信するデータ装置を制御する制御装置であって、
    制御用回線で接続された他の制御装置または外部装置からの要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、
    前記第1の経路情報に基づいて、前記データ装置の通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、
    前記データ装置における通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記データ装置から生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記経路情報記憶手段に記憶された第1の経路情報と、前記経路情報取得手段が取得した第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、前記外部装置に送信する経路状態通知手段と、を有すること
    を特徴とする制御装置。
  6. 請求項5記載の制御装置であって、
    前記データ装置の通信経路の生成中または削除中に、当該通信経路に対する他の要求を受信した場合、前記経路状態通知情報を送信するまで前記他の要求の処理を実行せずに保留状態とし、前記経路状態通知情報を送信後に前記他の要求の処理を前記通信経路制御手段または前記経路情報取得手段に実行させる制御手段を、さらに有すること
    を特徴とする制御装置。
  7. 通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータを送受信するデータ装置と、前記データ装置を制御する制御装置とを管理するネットワーク管理装置であって、
    前記データ装置の通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記制御装置の記憶手段に記憶された第1の経路情報と、生成または削除された前記データ装置の通信経路に関する第2の経路情報とが結合された経路状態通知情報を、前記制御装置から受信し、経路状態記憶手段に記憶する経路状態管理手段と、
    前記第1の経路情報と前記第2の経路情報とを要求する経路状態要求を、前記制御装置に送信する経路状態取得手段と、を有すること
    を特徴とするネットワーク管理装置。
  8. 通信ネットワークに設定された通信経路を介してデータの送受信を行うデータ通信部を有する通信装置であって、
    制御用回線で接続された他の通信装置または外部装置からの要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、
    前記第1の経路情報に基づいて、前記データ通信部に対して通信経路の生成または削除を行う通信経路制御手段と、
    前記通信経路の生成完了後または削除完了後に、前記データ通信部から生成または削除した通信経路に関する第2の経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記経路情報記憶手段に記憶された第1の経路情報と、前記経路情報取得手段が取得した第2の経路情報とを結合して経路状態通知情報を生成し、前記外部装置に送信する経路状態通知手段と、を有すること
    を特徴とする通信装置。
  9. 通信ネットワークの通信経路状態を管理する経路状態管理方法であって、
    通信経路の設定要求に基づいて決定した第1の経路情報を記憶する第1の記憶ステップと、
    前記第1の経路情報に基づいて通信経路を設定する通信経路設定ステップと、
    前記通信経路設定ステップにおける通信経路の設定によって定まった第2の経路情報を記憶する第2の記憶ステップと、
    前記第1の記憶ステップで記憶した第1の経路情報と前記第2の記憶ステップで記憶した第2の経路情報とを結合して経路状態情報として記憶する第3の記憶ステップと、を有すること
    を特徴とする経路状態管理方法。
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