JP2008065715A - ワークフロー管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】タスクに関連する情報をWiki等のCMSの文書として管理し、CMSの柔軟性と共同編集の利点を生かし、関連情報の構築および自動提示において複数のユーザ間およびタスク間での共有を容易にする。
【解決手段】ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できるワークフロー管理システムであって、ワークフローを構成するタスクもしくはタスクモデルに対応するタスクページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段と、タスクの詳細画面からタスクページの編集画面に移動する手段と、タスクの詳細画面からタスクページの閲覧画面に移動する手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できるワークフロー管理システムであって、ワークフローを構成するタスクもしくはタスクモデルに対応するタスクページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段と、タスクの詳細画面からタスクページの編集画面に移動する手段と、タスクの詳細画面からタスクページの閲覧画面に移動する手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明はワークフロー管理システムに関する。
従来のワークフロー管理システムは、ワークフロー実行以前にワークフローモデルを決定する必要があった。しかし、研究開発や一部のサービス業務など、事前情報の完全性の低い分野では、先行的なワークフローモデルの策定が難しい。そこで、コンストラクティブワークフローと呼ばれる、ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できる方法が開発されてきた(例えば、特願2005−47792号、特願2005−154261号)。
このようなコンストラクティブワークフローによれば、過去のタスクを再利用して自由に組み合わせることにより柔軟性の高いワークフローを構成することができるが、対象となる作業が研究開発や一部のサービス業務などの非定型のものであるため、タスクを進めるにあたり関連する文書の閲覧や各種の文書の作成および編集に多くの時間を割くこととなる。
このうち、関連する文書の閲覧については、タスクインスタンスに対して関連情報の自動提示を行う方法を本発明者等は既に提案している(例えば、特願2006−3500号)。
なお、出願人は出願時点までに本発明に関連する公開された先行技術文献を発見することができなかった。よって、先行技術文献情報を開示していない。
上述したタスクインスタンスに対して関連情報の自動提示を行う方法は利用価値の高いものであったが、次のような問題点が指摘されていた。
(1)タスクに関連する情報をユーザ間およびタスク間で共有するには自動提示を含む検索に頼ることになり、複数ユーザによる積極的な文書レポジトリ構造化のメリットが生かしにくい。
(2)文書の作成および編集についてはワークフロー管理システムで積極的にサポートされておらず、タスクとの関連付けを意図的に行わなければならないため操作が煩雑である。特に、仕掛り中の文書と元のタスクとの関連付けを簡易に行うことができず、文書の管理が煩雑である。
(3)タスク実行時に、入出力文書を明示的な添付文書(関連文書)として管理する他に、タスクをどのように実行したかを記録したい、個別のタスクより大きな「プロジェクト」の単位で文書を管理したい等の要望があるが、このような要望に応える機能は存在しなかった。
(1)タスクに関連する情報をユーザ間およびタスク間で共有するには自動提示を含む検索に頼ることになり、複数ユーザによる積極的な文書レポジトリ構造化のメリットが生かしにくい。
(2)文書の作成および編集についてはワークフロー管理システムで積極的にサポートされておらず、タスクとの関連付けを意図的に行わなければならないため操作が煩雑である。特に、仕掛り中の文書と元のタスクとの関連付けを簡易に行うことができず、文書の管理が煩雑である。
(3)タスク実行時に、入出力文書を明示的な添付文書(関連文書)として管理する他に、タスクをどのように実行したかを記録したい、個別のタスクより大きな「プロジェクト」の単位で文書を管理したい等の要望があるが、このような要望に応える機能は存在しなかった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、タスクに関連する情報をWiki等のCMS(Contents Management System)の文書として管理し、CMSの柔軟性と共同編集の利点を生かし、関連情報の構築および自動提示において複数のユーザ間およびタスク間での共有を容易にしたワークフロー管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できるワークフロー管理システムであって、ワークフローを構成するタスクもしくはタスクモデルに対応するタスクページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段と、タスクの詳細画面からタスクページの編集画面に移動する手段と、タスクの詳細画面からタスクページの閲覧画面に移動する手段とを備えるワークフロー管理システムを要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、タスクページへのリンク文書を対応するタスクの添付文書フォルダに配置する手段を備えるようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、タスクページをWiki上のページとして管理するようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、ワークフローを構成するタスクの添付文書とともにタスクページの索引情報を生成して検索用のデータベースに登録する手段を備えるようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、請求項4に記載のワークフロー管理システムにおいて、検索用のデータベースに登録するにあたり、検索性能向上およびノイズ除去のための整形を行うようにすることができる。
また、請求項6に記載されるように、請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、ワークフローのプロジェクトに対応するプロジェクトトップページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段を備えるようにすることができる。
また、請求項7に記載されるように、請求項6に記載のワークフロー管理システムにおいて、プロジェクトトップページをWiki上のトップページとして管理するようにすることができる。
また、請求項8に記載されるように、請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、ワークフローのタスクおよびプロジェクトに直接に対応しないページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段を備えるようにすることができる。
また、請求項9〜14に記載されるように、ワークフロー管理システムにおける文書管理方法として構成することができる。
本発明のワークフロー管理システムにあっては、タスクに関連する情報をWiki等のCMSの文書として管理することで、CMSの柔軟性と共同編集の利点を生かし、関連情報の構築および自動提示において複数のユーザ間およびタスク間での共有を容易にすることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<システム構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるワークフロー管理システムの構成例を示す図である。
図1は本発明の一実施形態にかかるワークフロー管理システムの構成例を示す図である。
図1において、ワークフロー管理システムは、システムを使用するユーザUの操作するPC(Personal Computer)等のクライアント1のブラウザ11からのアクセスに対してGUI(Graphical User Interface)を提供するGUI提供部2と、既存のタスクモデルおよび/もしくはタスクインスタンスからの再利用により動的にワークフローモデルを生成し実行するワークフローエンジン3と、各種のDB(Data Base)41〜47と、タスクに関連する文書の作成・編集・閲覧を管理するWikiエンジン5とを備えている。
DBとしては、ワークフローの実行に際して参考にされる関連情報(添付文書)を格納する関連情報DB41と、文書本体を格納する文書DB42と、予め管理者等によって抽象化されたタスクモデル(プロセスタイプ)を格納するタスクモデルDB43と、過去のタスクインスタンスを格納するタスクインスタンスDB44と、予め管理者等によって関連のあるタスクインスタンスおよび関連情報をグループ化したマッチングカテゴリを格納するドメインコンセプトDB45と、ユーザ情報を保持するユーザDB46と、ワークフローのプロジェクト(テーマ)を管理するプロジェクトDB47とを備えている。
GUI提供部2は、表示画面を描画するためのレンダリングエンジン21と、ユーザUとの情報のやり取りを行う入出力制御部22とを備えている。
ワークフローエンジン3は、DB41〜45に対して各種の検索を実行する検索エンジン31と、ワークフローを構成するタスクの制御を行うタスク制御部32とを備えている。
タスク制御部32は、タスクを作成するタスク作成部33と、作成されたタスクを実行するタスク実行部34と、ユーザUの現在のタスクを推測し、関連する情報をDB41〜45から検索する推測エンジン35と、タスクモデルを作成するタスクモデル作成部36と、タスクツリー(タスクの階層関係)を保持するタスクツリー保持部37とを備えている。
Wikiエンジン5は、表示モード/編集モードの切り換えを含むGUI制御を行うWiki GUI制御部51と、Wikiページの編集を制御するページ編集部52と、Wikiページの閲覧を制御するページ閲覧部53と、Wikiページのデータを管理するページデータ管理部54と、Wikiページのデータを保持するページDB55と、WikiページへのリンクとなるページURL(Uniform Resource Locator)56とを備えている。なお、Wikiエンジン5は、リンク自動生成機能を持つマークアップレンダラおよびコメント記入機能、更新通知機能等の機能モジュール群(プラグイン)を含む。また、既存技術である外部のバージョン管理システム(履歴管理ストレージ)を利用し、Wikiページを更新履歴とともに保存することもできる。
Wikiはユーザがオンラインで編集できるCMSの一種であり(http://ja.wikipedia.org/wiki/Wiki、http://c2.com/cgi/wiki)、「ページ」と呼ばれる単位でコンテンツの管理を行い、簡易な「Wikiマークアップ」によりHTMLを使わずに文書整形ができる。「CamelCase」(「CamelCase」のように単語間のスペースを省略し、先頭文字を大文字とし、それ以外を小文字とした標記)で書いた単語は自動的にページ間の参照リンクとなる。また、各ページごとに編集履歴を管理でき、ウェブブラウザのみで操作可能である。
Wikiエンジン5をワークフロー管理システムに導入することで、次のようなメリットがある。
(1)仕掛かり文書を修正履歴とともに管理できる。
(2)タスクの生存期間と独立に関連情報を蓄積・参照できる。
(3)タスクの進め方について議論する場を提供できる。
(4)タスクと独立したアクセス権制御による柔軟性が得られる。
(5)プロジェクトのポータル、共有文書との相互リンクが容易となる。
(1)仕掛かり文書を修正履歴とともに管理できる。
(2)タスクの生存期間と独立に関連情報を蓄積・参照できる。
(3)タスクの進め方について議論する場を提供できる。
(4)タスクと独立したアクセス権制御による柔軟性が得られる。
(5)プロジェクトのポータル、共有文書との相互リンクが容易となる。
図2は図1のプロジェクトDB47における実施形態に関係する部分のデータ例を示す図であり、「プロジェクト名」「トップページURL」「ページ作成URL」「ページ編集URL」「ページ閲覧URL」等の項目を含んでいる。なお、URL中の「%pagename%」、「 %initialcontent%」部分は、タスク名、タスク概要で置き換えられる。
図3はユーザDB46における実施形態に関係する部分のデータ例を示す図であり、「ユーザ名」「氏名」「規定プロジェクト」等の項目を含んでいる。
図4はタスクインスタンスDB44における実施形態に関係する部分のデータ例を示す図であり、(a)はタスクWikiページを作成する前、(b)はタスクWikiページを作成した後のデータを示しており、「タスクID」「タスク名」「タスク概要」「タスクプロジェクト」「タスクWikiページ」「タスク終了予定日」等の項目を含んでいる。タスクWikiページを作成する前(a)では「タスクWikiページ」が空(null)となっているが、タスクWikiページを作成した後(b)では「タスクWikiページ」に有効な値が入っている。
<動作>
先ず、主要な用語について解説する。
先ず、主要な用語について解説する。
「タスク(タスクインスタンス)」はワークフローの構成要素となる仕事の単位であり、より細分化された仕事を子タスクとして持ち、親子関係によってワークフローの構造を表現する。
「プロジェクト」はワークフローの実行されるコンテキストを規定するものであり、プロジェクトごとに独立したWikiサーバを持つ。
「Wikiページ」はWikiで管理される情報の単位であり、ページごとに独立したURLでアクセス可能であり、ページごとに内容の更新履歴が記録される。また、更新自動通知の単位となる。
「トップページ」は一群のWikiページに対し表紙・ポータルとしての役割を果たすページであり、通常「Top」「WebHome」などのページ名で表わされる。
「タスクWikiページ」はタスクインスタンス1つに対応して作成されるWikiページであり、タスクの実行にかかわる情報の記録や議論の場として使いやすくするため、簡易な手段で作成、編集、閲覧できるようにしたものである。
図5は実施形態における管理対象の関係の例を示す図であり、プロジェクトP1に属する親タスクT1およびタスクインスタンスT2にそれぞれ添付文書フォルダF1、F2が設けられるとともに、プロジェクトP1毎に設けられるプロジェクトWikiサーバ501には、プロジェクトP1に対応したプロジェクトトップページW1と、タスクインスタンスT2に対応したタスクWikiページW2と、それ以外のWikiページW3が存在する。タスクインスタンスT2のユーザは、タスク詳細画面から対応するタスクWikiページW2の編集画面・閲覧画面に直接に移動することができるとともに、プロジェクトトップページW1にも直接に移動することができる。
また、添付文書フォルダF1、F2に含まれる文書およびプロジェクトトップページW1、タスクWikiページW2、WikiページW3はドメインコンセプトDB45に索引が生成され、タスクインスタンスT2のユーザに対して添付文書フォルダF1、F2の情報を含むタスク関連情報の自動提示が行われる。
タスクWikiページW2は、WikiページをタスクインスタンスT2の文書編集の作業場所としてタスクインスタンスT2に関連付けることで作成される。タスク詳細画面に作業場所となるWikiページの「編集(Edit)」「閲覧(View)」ボタンを設け、初めて「編集」が実行されたときにページを作成する。閲覧ボタンによって、対応するWikiページを表示する。同様にプロセスタイプにもタスクWikiページを関連付ける。
タスクWikiページの作成にあたっては、タスクの所属するプロジェクトによって、Wikiページを作成するプロジェクトWikiサーバを決定し、プロジェクトWikiサーバをタスクの属性として記録する。また、プロジェクトWikiサーバは親タスクから継承され、新規タスクにはユーザ情報から継承して設定する。
タスクに対応したWikiページ名はタスク名を元にWikiエンジンで許可されるページ名を自動生成する。タスク名の単語をCamelCase化し、タスクIDを追加してユニーク性を保証する。
また、タスクの添付情報としてWikiページへのリンクを作成するとともに、Wikiページ内にタスクへのリンクを作成する。更に、タスク名とタスクの概要説明をタスクWikiページ内に自動的にコピーする。
図6は実施形態における全体的な処理例を示すシーケンス図である。
図6において、ブラウザ11からワークフローエンジン3に対してタスク詳細画面リクエストを行うと(ステップS101)、ワークフローエンジン3はタスク詳細画面作成の一環として、タスクWikiページの編集を指示するEditボタンおよび閲覧を指示するViewボタンの生成を行い(ステップS102)、プロジェクトトップページへのリンクの生成を行い(ステップS103)、タスク詳細画面のHTML(Hyper Text Markup Language)データを返送する(ステップS104)。ブラウザ11では受信したHTMLデータに基づいてタスク詳細画面を表示する。
次いで、ブラウザ11においてタスク詳細画面からEditボタンのクリックを行うと(ステップS105)、これはワークフローエンジン3に伝えられ、ワークフローエンジン3はタスクWikiページへのリンクが未作成の場合は関連情報DB41に対してWikiリンクを添付文書フォルダに追加し(ステップS106)、ブラウザ11にWikiページ編集用URLリダイレクトを送信する(ステップS107)。
次いで、ブラウザ11からURLリダイレクトに応じてWikiエンジン5に対しWikiページ編集画面リクエストを行うと(ステップS108)、Wikiエンジン5はWikiページ編集画面のHTMLデータを返送する(ステップS109)。
ブラウザ11においてWikiページ編集画面で編集を行い、Wikiエンジン5に対し編集結果保存を要求すると(ステップS110)、Wikiエンジン5は保存された状態のWikiページ表示データを返送する(ステップS111)。
また、ブラウザ11においてタスク詳細画面からViewボタンのクリックを行うと(ステップS112)、これはWikiエンジン5に伝えられ、Wikiエンジン5はWikiページ表示データを返送する(ステップS113)。
図7は図6における処理(S102、S103)を含むタスク詳細画面作成の処理例を示すフローチャートである。
図7において、パラメータtaskが指定されて処理を開始すると(ステップS121)、パラメータtaskに対応するタスクのプロジェクト情報をタスクインスタンスDB44(図4)から取得し、結果をパラメータprojに設定する(ステップS122)。
次いで、パラメータprojに対応するプロジェクトのトップページURLへのリンクを作成する(ステップS123)。
次いで、Editボタンを生成し、Editボタン処理のURLを設定する(ステップS124)。
次いで、タスクWikiページをタスクインスタンスDB44(図4)から取得し、パラメータtaskpageに設定する(ステップS125)。
そして、パラメータtaskpageがnullであるか否か判断し(ステップS126)、nullであれば(ステップS126のYes)、Viewボタンをdisable(選択不可)状態で生成する(ステップS127)。
パラメータtaskpageがnullでなければ(ステップS126のNo)、閲覧リンクを取得し、パラメータviewlinkに設定する(ステップS128)。
次いで、Viewボタンを生成し、パラメータviewlinkをURLとして設定する(ステップS129)。
Viewボタンを生成(ステップS127、S129)した後、処理を終了する(ステップS130)。
図8は図7におけるタスクのプロジェクト情報取得(ステップS122)の処理例を示すフローチャートである。
図8において、パラメータtaskが指定されて処理を開始すると(ステップS131)、タスクインスタンスDB44(図4)からパラメータtaskに対応するタスクの情報を取得し、タスクプロジェクトをパラメータprojに設定する(ステップS132)。
そして、パラメータprojがnullであるか否か判断し(ステップS133)、nullであれば(ステップS133のYes)、親タスクがあるか否か判断し(ステップS134)、親タスクがある場合(ステップS134のYes)、親タスクIDをパラメータtaskに設定し(ステップS135)、タスクインスタンスDB44からの情報取得(ステップS132)に戻る。
また、親タスクがない場合(ステップS134のNo)、ユーザDB46(図3)からログインユーザの情報を取得し、規定プロジェクトをパラメータprojに設定する(ステップS136)。
その後もしくはパラメータprojがnullでない場合(ステップS133のNo)、プロジェクトDB47(図2)からパラメータprojに対応するプロジェクトの情報を取得し(ステップS137)、処理を終了する(ステップS138)。
図9は図7における閲覧リンク取得(ステップS128)の処理例を示すフローチャートであり、パラメータproj、pageが指定されて処理を開始すると(ステップS141)、パラメータprojに対応するプロジェクトのページ閲覧URL(図2)中の「%pagename%」をパラメータpageで置き換え(ステップS142)、処理を終了する(ステップS143)。
図10はタスク詳細画面100の例を示す図であり、タスク名101、タスク概要102、Editボタン(タスクWikiページ編集ボタン)103、Viewボタン(タスクWikiページ閲覧ボタン)104(タスクWikiページが作成されるまで選択不可)、プロジェクトWikiサーバURLリンク105、プロジェク編集ボタン106が表示された状態を示している。
図11は図6におけるEditボタンクリック時(ステップS105)の処理例を示すフローチャートである。
図11において、パラメータtaskが指定されて処理を開始すると(ステップS151)、パラメータtaskに対応するタスクのプロジェクト情報をタスクインスタンスDB44(図4)から取得し、結果をパラメータprojに設定する(ステップS152)。その詳細は図8に示したものと同様である。
次いで、タスクWikiページをタスクインスタンスDB44(図4)から取得し、パラメータtaskpageに設定する(ステップS153)。
そして、パラメータtaskpageがnullであるか否か判断し(ステップS154)、nullでない場合(ステップS154のNo)、編集リンクを取得し、結果をパラメータredirecturlに設定する(ステップS155)。
また、パラメータtaskpageがnullである場合(ステップS154のYes)、タスクWikiページ名の生成、タスク名から英数字以外を消去するCamelCase化、タスクIDの結合を行い、結果をパラメータtaskpageに設定する(ステップS156)。
次いで、タスクインスタンスDB44(図4)を更新し、パラメータprojに対応するプロジェクトのプロジェクト名をタスクプロジェクトに設定し、パラメータtaskpageをタスクWikiページに設定する(ステップS157)。
次いで、パラメータtaskに対応するタスクの関連情報DB41を更新し、添付フォルダにパラメータproj、taskpageに対応するプロジェクト、タスクWikiページへのWikiリンクを追加する(ステップS158)。
次いで、タスク名、タスク表示URL、タスク概要からWikiページの初期コンテンツを作成する(ステップS159)。
次いで、パラメータprojに対応するプロジェクトのページ作成URL中の「%pagename%」をパラメータtaskpageで置き換え、「%initialcontent%」を初期コンテンツで置き換え、結果をパラメータredirecturlに設定する(ステップS160)。
パラメータredirecturlの設定(ステップS155、S160)の後、パラメータredirecturlへのURLリダイレクトをブラウザ11に送信し(ステップS161)、処理を終了する(ステップS162)。
図12は図11における編集リンク取得(ステップS155)の処理例を示すフローチャートであり、パラメータproj、pageが指定されて処理を開始すると(ステップS171)、パラメータprojに対応するプロジェクトのページ編集URL(図2)中の「%pagename%」をパラメータpageで置き換え(ステップS172)、処理を終了する(ステップS173)。
図13はタスクWikiページ編集画面110の例を示す図であり、Wikiページ名111、タスク参照URL&タスク名112、タスク概要113が表示された状態を示している。
図14はタスクWikiページ120の表示例を示す図であり、タスク名121(タスク表示画面へのリンクになっており、クリックすることによりタスク表示画面に移動可能)、タスク概要122が表示された状態を示している。
図15はタスクの添付文書フォルダの表示例を示す図であり、タスクWikiページ閲覧URLへのリンク文書がタスクの添付文書として作成され、添付文書欄(Attachments)130にタスクWikiページへのリンク131が表示されている。タスク詳細画面のViewボタンか添付文書ツリー内のリンク131のどちらからでもタスクWikiページを閲覧することができる。また、タスク詳細画面のEditボタンか添付文書ツリー内の編集アイコン132のどちらからでもタスクWikiページの編集画面に移行することができる。
図16はWikiページ編集時の索引更新の処理例を示すシーケンス図である。
図16において、ブラウザ11からWikiエンジン5に対してWikiページ編集リクエストを行うと(ステップS181)、Wikiエンジン5はWikiページ編集画面のHTMLデータを返送する(ステップS182)。
次いで、ブラウザ11からWikiエンジン5に対してWikiページの保存を要求すると(ステップS183)、Wikiエンジン5は、ページ更新処理(ステップS184)、索引向け整形(ステップS185)を順次行い、ドメインコンセプトDB45にWikiページ文書の登録/更新を行う(ステップS186)。ドメインコンセプトDB45への登録内容としては、「文書タイプ」「Wikiページへのリンク」「Wikiページ名」「プロジェクト名」「ページの整形済コンテンツ」が含まれる。整形済コンテンツは類似文書検索における索引キーとして用いられる。
そして、Wikiエンジン5は保存/更新された状態のWikiページ表示データを返送する(ステップS187)。
なお、上述した索引向け整形(ステップS185)は、ページ編集時にページ内容を索引化しやすい情報に整理するものであり、IDとともにドメインコンセプトDB45に登録する。これにより、CamelCase単語の検索利便性が向上するとともに、情報提示時に編集リンクも提示可能となるメリットがある。
具体的には次のような処理を行う。
(1)CamelCase単語の分解
WikiではCamelCaseによる自動リンクが多用される(例えば、「RequirementsEngineering」「UseCaseAnalysis」等)。これらのCamelCase化された単語は既存技術である類似文書検索において、例えば「RequirementsEngineering」は「requirements engineering」で検索するとヒットせず、情報を見逃しやすい。また、「UseCaseAnalysis」は「UseCaseAnalysis」で検索することで、一般の「use case analysis」と区別してWikiページを検索可能となる。
(1)CamelCase単語の分解
WikiではCamelCaseによる自動リンクが多用される(例えば、「RequirementsEngineering」「UseCaseAnalysis」等)。これらのCamelCase化された単語は既存技術である類似文書検索において、例えば「RequirementsEngineering」は「requirements engineering」で検索するとヒットせず、情報を見逃しやすい。また、「UseCaseAnalysis」は「UseCaseAnalysis」で検索することで、一般の「use case analysis」と区別してWikiページを検索可能となる。
そこで、索引向けの整形時にCamelCase単語を分解し、元のCamelCase単語とともに出力する。これにより、検索時の利便性を増すことができる。
(2)Wikiマークアップの除去
Wikiページ内にはHTMLタグ(例えば、「<table>」「<tr>」「<div>」等)や、プラグインコマンド(例えば、「%COMMAND{parameters…}%」等)が含まれている。これらは検索時にノイズとなるため、除去することとする。
(2)Wikiマークアップの除去
Wikiページ内にはHTMLタグ(例えば、「<table>」「<tr>」「<div>」等)や、プラグインコマンド(例えば、「%COMMAND{parameters…}%」等)が含まれている。これらは検索時にノイズとなるため、除去することとする。
なお、図16ではページ編集時にページ内容を索引化しやすい情報に整理し、IDとともにドメインコンセプトDB45に登録するようにしているが、既存技術(例えば、製品名「brainfiler」)であるWebクローラを使用してWikiページを閲覧とともに索引化することもできる。この場合、既存技術に変更を加えず使えるメリットがある。
図17はタスク関連情報取得からWikiページ閲覧までの処理例を示すシーケンス図である。
図17において、ブラウザ11からワークフローエンジン3にタスク関連情報リクエストを行うと(ステップS191)、ワークフローエンジン3はタスク関連情報検索の一環として、関連情報DB41からの関連情報検索(ステップS192、S193)、ドメインコンセプトDB45からの類似文書検索(ステップS194、S195)を順次に行い、Wiki閲覧・編集リンクを生成し(ステップS196)、関連情報のHTMLデータをブラウザ11に返送する(ステップS197)。
その後、ブラウザ11からWikiエンジン5に所望のWikiページに対する表示リクエストを行うと(ステップS198)、Wikiエンジン5はWikiページHTMLデータを返送する(ステップS199)。
図18は類似文書として検索されたWikiリンクの表示例を示す図であり、類似文書欄(Suggested Documents)140において、検索された文書ごとにWikiページ閲覧リンク141と編集アイコン142が表示された状態を示している。すなわち、タスクに対する関連情報提示時、文書タイプがWikiへのリンクであることを検出し、
・Wikiページ閲覧URLへのリンク
・Wikiページ編集URLへのリンク
の2つのリンクを生成して表示するものである。
・Wikiページ閲覧URLへのリンク
・Wikiページ編集URLへのリンク
の2つのリンクを生成して表示するものである。
<総括>
本発明のワークフロー管理システムにあっては、タスクに関連する情報をWiki等のCMSの文書として管理することで、CMSの柔軟性と共同編集の利点を生かし、関連情報の構築および自動提示において複数のユーザ間およびタスク間での共有を容易にすることができる。
本発明のワークフロー管理システムにあっては、タスクに関連する情報をWiki等のCMSの文書として管理することで、CMSの柔軟性と共同編集の利点を生かし、関連情報の構築および自動提示において複数のユーザ間およびタスク間での共有を容易にすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
U ユーザ
1 クライアント
11 ブラウザ
2 GUI提供部
21 レンダリングエンジン
22 入出力制御部
3 ワークフローエンジン
31 検索エンジン
32 タスク制御部
33 タスク作成部
34 タスク実行部
35 推測エンジン
36 タスクモデル作成部
37 タスクツリー保持部
41 関連情報DB
42 文書DB
43 タスクモデルDB
44 タスクインスタンスDB
45 ドメインコンセプトDB
46 ユーザDB
47 プロジェクトDB
5 Wikiエンジン
51 Wiki GUI制御部
52 ページ編集部
53 ページ閲覧部
54 ページデータ管理部
55 ページDB
56 ページURL
501 プロジェクトWikiサーバ
1 クライアント
11 ブラウザ
2 GUI提供部
21 レンダリングエンジン
22 入出力制御部
3 ワークフローエンジン
31 検索エンジン
32 タスク制御部
33 タスク作成部
34 タスク実行部
35 推測エンジン
36 タスクモデル作成部
37 タスクツリー保持部
41 関連情報DB
42 文書DB
43 タスクモデルDB
44 タスクインスタンスDB
45 ドメインコンセプトDB
46 ユーザDB
47 プロジェクトDB
5 Wikiエンジン
51 Wiki GUI制御部
52 ページ編集部
53 ページ閲覧部
54 ページデータ管理部
55 ページDB
56 ページURL
501 プロジェクトWikiサーバ
Claims (14)
- ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できるワークフロー管理システムであって、
ワークフローを構成するタスクもしくはタスクモデルに対応するタスクページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段と、
タスクの詳細画面からタスクページの編集画面に移動する手段と、
タスクの詳細画面からタスクページの閲覧画面に移動する手段とを備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、
タスクページへのリンク文書を対応するタスクの添付文書フォルダに配置する手段を備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、
タスクページをWiki上のページとして管理することを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、
ワークフローを構成するタスクの添付文書とともにタスクページの索引情報を生成して検索用のデータベースに登録する手段を備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項4に記載のワークフロー管理システムにおいて、
検索用のデータベースに登録するにあたり、検索性能向上およびノイズ除去のための整形を行うことを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、
ワークフローのプロジェクトに対応するプロジェクトトップページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段を備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項6に記載のワークフロー管理システムにおいて、
プロジェクトトップページをWiki上のトップページとして管理することを特徴とするワークフロー管理システム。 - 請求項1に記載のワークフロー管理システムにおいて、
ワークフローのタスクおよびプロジェクトに直接に対応しないページをワークフローエンジンとは独立に管理する手段を備えたことを特徴とするワークフロー管理システム。 - ワークフロー実行時に動的にモデルを構成できるワークフロー管理システムにおける文書管理方法であって、
ワークフローを構成するタスクもしくはタスクモデルに対応するタスクページをワークフローエンジンとは独立に管理する工程と、
タスクの詳細画面からタスクページの編集画面に移動する工程と、
タスクの詳細画面からタスクページの閲覧画面に移動する工程とを備えたことを特徴とする文書管理方法。 - 請求項9に記載の文書管理方法において、
タスクページへのリンク文書を対応するタスクの添付文書フォルダに配置する工程を備えたことを特徴とする文書管理方法。 - 請求項9に記載の文書管理方法において、
ワークフローを構成するタスクの添付文書とともにタスクページの索引情報を生成して検索用のデータベースに登録する工程を備えたことを特徴とする文書管理方法。 - 請求項11に記載の文書管理方法において、
検索用のデータベースに登録するにあたり、検索性能向上およびノイズ除去のための整形を行うことを特徴とする文書管理方法。 - 請求項9に記載の文書管理方法において、
ワークフローのプロジェクトに対応するプロジェクトトップページをワークフローエンジンとは独立に管理する工程を備えたことを特徴とする文書管理方法。 - 請求項9に記載の文書管理方法において、
ワークフローのタスクおよびプロジェクトに直接に対応しないページをワークフローエンジンとは独立に管理する工程を備えたことを特徴とする文書管理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006244841A JP2008065715A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | ワークフロー管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006244841A JP2008065715A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | ワークフロー管理システム |
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