JP2008059361A - 赤目補正装置及び赤目補正プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】赤目補正候補瞳領域の赤み度を算定する赤み度算定部94aと、少なくとも赤み度が高い瞳領域のための赤目検出プログラムと赤み度が低い瞳領域のための赤目検出プログラムとを格納するプログラム格納部94bと、算定された赤み度に基づいて適切な赤目検出プログラムを選択するプログラム選択部94cと、赤目補正候補瞳領域に対して選択された赤目検出プログラムの実行結果に基づいて赤目補正候補瞳領域から前記赤目補正対象画素群を決定する赤目検出評価部94eとが備えられている。
【選択図】図5
Description
上記実状に鑑み、本発明の課題は、上記のような誤検出が少ない赤目補正技術を提供することである。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
この顔検出モジュール80は汎用的なものを使用することが可能であるが、ここでは、顔検出アルゴリズムに基づいて撮影画像中の顔と見なされる領域を検出してその顔位置とサイズ(顔位置を基点とした矩形画素領域の縦横サイズ)からなる顔領域データ、及び顔の正立・倒立といった構図姿勢を顔角度として表している顔姿勢データが顔検出情報として出力されるものが使われている。
まず、顔検出モジュール80と赤目補正対象領域選択部91の働きで、撮影画像から赤目補正の対象となる顔領域内の目を内在させている部分領域(赤目補正対象領域)が選択される(#01)。さらに、境界色除去処理部(肌色除去処理部)92によって、赤目補正対象領域から肌色類似色を有する画素が除去され、赤目補正のための処理対象領域が瞳領域に近づく(#02)。さらに、赤目補正候補瞳領域絞り込み処理部93によって、赤目補正のための処理対象領域がほぼ瞳領域と推定される領域に絞り込まれる(#03)。赤目補正候補瞳領域絞り込み処理部93によって設定された赤目補正候補瞳領域が赤目補正候補瞳領域評価手段94によって、後で詳しく説明される手順で評価され、赤目補正の対象となる画素群の位置データが赤目補正マップ(メモリ)に記録される(#04)。赤目補正部95により赤目補正マップを参照しながら赤目補正対象画素群が赤目補正される(#05)。
まず、前処理の1つとして、赤目補正候補瞳領域のRGB画像データ(各色8ビット)から算出される前述したR−G値、第1閾値:Th1、第2閾値:Th2、そして第3閾値:Th3(Th1<Th3<Th2)を設定して、第1閾値:Th1以上のR−G値をもつ画素の計数値であるTh1計数値、第2閾値:Th2以上のR−G値をもつ画素の計数値であるTh2計数値、第3閾値:Th3以上のR−G値をもつ画素の計数値であるTh3計数値を求めておく(#10)。なお、ここでは、第1閾値:Th1=48、第2閾値:Th2=92、第3閾値:Th3=70である。まず、Th1計数値が「0」であるかどうかをチェックし(#12)、「0」なら赤目未検出としてこの処理を終了する。
80:顔検出モジュール
90:赤目補正モジュール
91:赤目補正対象領域選択部
92:境界色除去処理部(肌色除去処理部)
93:赤目補正候補瞳領域絞り込み処理部
94:赤目補正候補領域評価手段
94a:赤み度算定部
94b:プログラム格納部
94c:プログラム選択部
94d:赤目検出実行部
94e:赤目検出評価部
95:赤目補正部
96:赤目補正管理部
Claims (6)
- 入力撮影画像から選択された赤目補正対象領域から赤目補正候補となる瞳領域を抽出し、この赤目補正候補瞳領域から赤目補正対象画素群を決定して、前記赤目補正対象画素群に対して赤目補正を行う赤目補正装置において、
前記赤目補正候補瞳領域の赤み度を算定する赤み度算定部と、
少なくとも赤み度が高い瞳領域のための赤目検出プログラムと赤み度が低い瞳領域のための赤目検出プログラムとを格納するプログラム格納部と、
前記算定された赤み度に基づいて前記プログラム格納部から適切な赤目検出プログラムを選択するプログラム選択部と、
前記赤目補正候補瞳領域に対して前記選択された赤目検出プログラムを実行させるプログラム実行部と、
前記プログラム実行部による赤目検出プログラムの実行結果に基づいて前記赤目補正候補瞳領域から前記赤目補正対象画素群を決定する赤目検出評価部と、
が備えられていることを特徴とする赤目補正装置。 - 前記入力撮影画像がRGB画像データであり、赤み度算定部が前記赤目補正候補瞳領域のR値とG値からR−G差分値を求めるとともに、所定のR−G差分閾値を用いて前記赤目補正候補瞳領域の赤み度を算定することを特徴とする請求項1に記載の赤目補正装置。
- 前記赤目検出プログラムとして、前記R−G差分値のヒストグラムにおける平均濃度値からその分散値分だけ高い濃度値レベルを超える濃度値をもつ画素のみが前記赤目補正対象画素の候補として取り扱われる赤目検出プログラムと、前記R−G差分値のヒストグラムにおける平均濃度値からその分散値の半分だけ高い濃度値レベルを超える濃度値をもつ画素のみが前記赤目補正対象画素の候補として取り扱われる赤目検出プログラムとが含まれていることを特徴とする請求項2に記載の赤目補正装置。
- 前記プログラム格納部には赤目補正候補瞳領域の幾何学的形状を追加的にチェックする形状チェックプログラムが格納されており、前記赤目検出プログラムによって検出された前記赤目補正対象画素群のふるい落としがこの形状チェックプログラムを通じて行われることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の赤目補正装置。
- 前記赤目補正対象領域から赤目補正候補となる瞳領域を抽出する際に、前記赤目補正対象領域における肌色類似色を有する画素を除去する肌色除去処理部が備えられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の赤目補正装置。
- 入力撮影画像から選択された赤目補正対象領域から赤目補正候補となる瞳領域を抽出し、この赤目補正候補瞳領域から赤目補正対象画素群を決定して、前記赤目補正対象画素群に対して赤目補正を行うために、
前記赤目補正候補瞳領域の赤み度を算定する機能と、
少なくとも赤み度が高い瞳領域のための赤目検出プログラムと赤み度が低い瞳領域のための赤目検出プログラムとを格納するプログラム格納部から、前記算定された赤み度に基づいて適切な赤目検出プログラムを選択する機能と、
前記赤目補正候補瞳領域に対して前記選択された赤目検出プログラムを実行させる機能と、
前記プログラム実行部による赤目検出プログラムの実行結果に基づいて前記赤目補正候補瞳領域から前記赤目補正対象画素群を決定する機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする赤目補正プログラム。
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JP2005316958A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 赤目検出装置および方法並びにプログラム |
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