JP2008057974A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008057974A JP2008057974A JP2007287369A JP2007287369A JP2008057974A JP 2008057974 A JP2008057974 A JP 2008057974A JP 2007287369 A JP2007287369 A JP 2007287369A JP 2007287369 A JP2007287369 A JP 2007287369A JP 2008057974 A JP2008057974 A JP 2008057974A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon dioxide
- refrigerant
- cascade condenser
- evaporator
- ammonia
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/22—Refrigeration systems for supermarkets
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
【課題】液冷媒がカスケードコンデンサに戻ることがなく、また、液封鎖による冷却不良を起こすことがない冷却装置を提供する。
【解決手段】アンモニア冷凍回路1と、二酸化炭素冷凍回路2と、アンモニア冷媒と二酸化炭素冷媒との間で熱交換を行うカスケードコンデンサ3とを備え、カスケードコンデンサ3に対して二酸化炭素冷凍回路2の蒸発器22を複数並列に接続するとともに、各蒸発器22の冷媒出口側は各蒸発器22毎に配管された連結管25と各連結管25に接続する合流管26でカスケードコンデンサ3の冷媒入口3aに接続し、カスケードコンデンサ3で冷却液化された二酸化炭素冷媒が各蒸発器22で気化されカスケードコンデンサ3に環流する冷却装置において、各連結管25には気液分離器23を設けた構造となっている。これにより、ガス化された二酸化炭素冷媒のみがカスケードコンデンサ3に戻される。
【選択図】図1
【解決手段】アンモニア冷凍回路1と、二酸化炭素冷凍回路2と、アンモニア冷媒と二酸化炭素冷媒との間で熱交換を行うカスケードコンデンサ3とを備え、カスケードコンデンサ3に対して二酸化炭素冷凍回路2の蒸発器22を複数並列に接続するとともに、各蒸発器22の冷媒出口側は各蒸発器22毎に配管された連結管25と各連結管25に接続する合流管26でカスケードコンデンサ3の冷媒入口3aに接続し、カスケードコンデンサ3で冷却液化された二酸化炭素冷媒が各蒸発器22で気化されカスケードコンデンサ3に環流する冷却装置において、各連結管25には気液分離器23を設けた構造となっている。これにより、ガス化された二酸化炭素冷媒のみがカスケードコンデンサ3に戻される。
【選択図】図1
Description
本発明は、アンモニア冷凍回路と二酸化炭素冷凍回路とを組み合わせた冷却装置に関するものである。
現在、室内空調、冷凍・冷蔵庫、冷凍・冷蔵ショーケース等の冷却装置として、フロン式冷却装置が一般的に使用されているが、フロン冷媒が地球を取り巻くオゾン層を破壊することが大きな課題となっている。このため、近年、冷却冷媒として自然作動流体であるアンモニアと二酸化炭素が着目されており、これを冷媒として使用する冷却装置が種々提案されている。
その一例を図2を参照して説明するに、一次側冷凍回路(熱源回路)としてアンモニア冷媒が循環するアンモニア冷凍回路1を設置し、二次側冷凍回路(熱負荷冷却回路)として二酸化炭素冷媒が循環する二酸化炭素冷凍回路2を設置している。このアンモニア冷凍回路1では、矢印に示すように、圧縮機11→凝縮器12→アンモニア受液器13→膨張弁14→カスケードコンデンサ3→圧縮機11とアンモニア冷媒が循環しており、カスケードコンデンサ3ではアンモニア冷媒の蒸発により二酸化酸素冷凍回路2の二酸化炭素冷媒を冷却し液化している。
一方、二酸化炭素冷凍回路2では、矢印に示すように、カスケードコンデンサ3→各開閉弁21→各蒸発器22→カスケードコンデンサ3と二酸化炭素冷媒が順次循環している。このカスケードコンデンサ3で冷却された液冷媒が低位の各蒸発器22に液ヘッド差により流下し、各蒸発器22で周りの熱をうばって気化し、このガス冷媒が上昇してカスケードコンデンサ3に戻り、再び液化され流下する。
このように、二酸化炭素冷媒の液化及び気化を繰り返すことにより、二酸化炭素冷媒が二酸化炭素冷凍回路2内で自然循環しており、ここで、各蒸発器22がそれぞれショーケースの冷却器として設置されているときは、各ショーケースの庫内商品が冷却される。
国際公開第2000/050822号公報
ところで、二酸化炭素冷凍回路2において、液冷媒が各蒸発器22で全て気化されるときは、カスケードコンデンサ3での熱交換が効率よく行われ、熱エネルギーのロスのない冷却運転が行われる。
しかしながら、各蒸発器22の周りの熱負荷の変動等の原因により、液冷媒の一部が気化することなくカスケードコンデンサ3に戻るときは熱効率が低下するし、また、蒸発器22が複数設置されているときは、一部の蒸発器22で発生した液冷媒が他の蒸発器22側の配管を塞ぎ、他の蒸発器22で冷却不良を起こすという問題点を有していた。
本発明の目的は前記従来の問題点に鑑み、液冷媒がカスケードコンデンサに戻ることがなく、また、液封鎖による冷却不良を起こすことがない冷却装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、アンモニア冷媒が循環するアンモニア冷凍回路と、二酸化炭素冷媒が循環し蒸発器を有する二酸化炭素冷凍回路と、アンモニア冷媒と二酸化炭素冷媒との間で熱交換を行うカスケードコンデンサとを備え、カスケードコンデンサに対して二酸化炭素冷凍回路の蒸発器を複数並列に接続するとともに、各蒸発器の冷媒出口側は各蒸発器毎に配管された連結管と各連結管が接続する合流管でカスケードコンデンサの冷媒入口に接続し、カスケードコンデンサで冷却液化された二酸化炭素冷媒が蒸発器で気化されカスケードコンデンサに環流する冷却装置において、各連結管には気液分離器を設けた構造となっている。
本発明によれば、蒸発器の冷媒出口から流出した二酸化炭素冷媒は、気液分離器を通りカスケードコンデンサに戻される。この気液分離器では二酸化炭素冷媒がガスと液に分離され、ガス化された二酸化炭素冷媒のみがカスケードコンデンサに戻される。
本発明によれば、気液分離器で二酸化炭素冷媒がガスと液に分離され、ガス化された二酸化炭素冷媒のみがカスケードコンデンサに戻されるため、カスケードコンデンサでの熱交換効率が低下することがないし、また、一部の蒸発器から流出した液冷媒が配管を通じて他の蒸発器側へ流れて液封鎖することもない。
図1は本発明の実施形態に係る冷却装置の冷媒回路図を示すものである。なお、従来例で掲げた図2に示す構成部分と同一構成部分は同一符号をもって説明する。
この冷却装置は、図1に示すように、従来技術と同様に、アンモニア冷凍回路1、二酸化炭素冷凍回路2及びカスケードコンデンサ3を有している。また、アンモニア冷凍回路1は圧縮機11、凝縮器12、アンモニア受液器13、膨張弁14をそれぞれ有し、従来技術と同様に、アンモニア冷媒が矢印に示すように循環しており、カスケードコンデンサ3でアンモニア冷媒と二酸化炭素冷媒が互いに熱交換するようになっている。
一方、二酸化炭素冷凍回路2は、上位にカスケードコンデンサ3を有し、その下位に複数の蒸発器22が並列的に設置されており、各蒸発器22が例えばコンビニエンスストアなどに配置された各冷却ショーケースの冷却器として用いられている。また、各蒸発器22の冷媒入口22aとカスケードコンデンサ3の冷媒出口3bとの間にはそれぞれ開閉弁21が設置されており、各冷却ショーケースの庫内温度に基づき開閉弁21が開閉制御されている。このように構成された二酸化炭素冷凍回路2において、カスケードコンデンサ3で冷却液化された二酸化炭素冷媒が各蒸発器22に流下し、更に各蒸発器22で気化されてカスケードコンデンサ3に戻る構成となっている。
以上のような構成は前記従来技術と同様であり、本実施形態に係る冷却装置の特徴点は、二酸化炭素冷凍回路2において、各蒸発器22の冷媒出口22bとカスケードコンデンサ3の冷媒入口3aとの間の配管に気液分離器23を設置した点にある。各蒸発器22とカスケードコンデンサ3との接続構造、及び、気液分離器23の設置箇所を更に具体的に説明するならば、その接続構造は各蒸発器22の冷媒出口22b側は各蒸発器22毎に配管された連結管25と各連結管25が接続する合流管26でカスケードコンデンサ3の冷媒入口3aに接続した構造であり、また、各気液分離器23の設置箇所は各連結管25となっている。
即ち、各気液分離器23は各蒸発器22から流出した冷媒をガス冷媒と液冷媒を分離するもので、ガス冷媒はそのままカスケードコンデンサ3に向かって上昇する一方、液冷媒は気液分離器23内に貯留される構造となっている。また、気液分離器23の液戻し管23aはそれぞれ開閉弁21と蒸発器22の冷媒入口22aとの間に接続され、また、液戻し管23aには逆止弁24を設置して開閉弁21を通った液冷媒が液戻し管23aに流れ込まないようにしている。
このように構成することにより、二酸化炭素冷凍回路2の冷媒は、矢印に示すように、カスケードコンデンサ3→開閉弁21→蒸発器22→気液分離器23→カスケードコンデンサ3と順次循環する。ここで、蒸発器22から流出した冷媒のうち気化されることなく一部液冷媒となっているときは、この液冷媒が気液分離器23で貯留され、ガス冷媒のみがカスケードコンデンサ3に循環する。
従って、カスケードコンデンサ3での熱交換効率が低下することがないし、また、一部の蒸発器22から流出した液冷媒が配管を通じて他の蒸発器22(開閉弁21が閉じ冷却運転が停止している蒸発器)側へ流れて液封鎖することがなく、従来技術の不具合も解消される。
また、蒸発器22での冷却運転の停止、即ち冷却ショーケースの庫内温度が設定温度より低くなり冷却不要となったときは、開閉弁21が閉じる。これにより、液戻し管23aに対して循環冷媒の圧力がかからなくなるため、気液分離器23内の液冷媒が蒸発器22側に流れ、気液分離器23は次回の冷却運転に備えることとなる。
1…アンモニア冷凍回路、2…二酸化炭素冷凍回路、3…カスケードコンデンサ、3a…カスケードコンデンサの冷媒入口、3b…カスケードコンデンサの冷媒出口、21…開閉弁、22…蒸発器、22a…蒸発器の冷媒入口、22b…蒸発器の冷媒出口、23…気液分離器、23a…液戻し管。
Claims (1)
- アンモニア冷媒が循環するアンモニア冷凍回路と、二酸化炭素冷媒が循環し蒸発器を有する二酸化炭素冷凍回路と、アンモニア冷媒と二酸化炭素冷媒との間で熱交換を行うカスケードコンデンサとを備え、該カスケードコンデンサに対して該二酸化炭素冷凍回路の蒸発器を複数並列に接続するとともに、該各蒸発器の冷媒出口側は該各蒸発器毎に配管された連結管と該各連結管が接続する合流管で該カスケードコンデンサの冷媒入口に接続し、該カスケードコンデンサで冷却液化された二酸化炭素冷媒が各蒸発器で気化され該カスケードコンデンサに環流する冷却装置において、
前記各連結管には気液分離器を設けた
ことを特徴とする冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287369A JP2008057974A (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287369A JP2008057974A (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | 冷却装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001397102A Division JP4090240B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008057974A true JP2008057974A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39240907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007287369A Pending JP2008057974A (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008057974A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271000A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Yamato:Kk | 蓄熱式冷凍システム |
CN104501443B (zh) * | 2014-12-10 | 2016-08-24 | 中石化宁波工程有限公司 | 一种氨闪蒸制冷工艺 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336862U (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-09 | ||
JPS63116053A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-05-20 | ダイキン工業株式会社 | 循環式熱移動装置 |
JPH07229667A (ja) * | 1994-02-16 | 1995-08-29 | Nippon Sanso Kk | 低温液化ガスを用いた冷却装置 |
JPH10267323A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-09 | Daikin Ind Ltd | 自然循環式空気調和装置 |
WO2000050822A1 (fr) * | 1999-02-24 | 2000-08-31 | Hachiyo Engineering Co., Ltd. | Systeme de pompe a chaleur combinant un cycle ammoniac avec un cycle dioxyde de carbone |
JP2001304704A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-10-31 | Soc Prod Nestle Sa | 冷却システム |
-
2007
- 2007-11-05 JP JP2007287369A patent/JP2008057974A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336862U (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-09 | ||
JPS63116053A (ja) * | 1986-11-04 | 1988-05-20 | ダイキン工業株式会社 | 循環式熱移動装置 |
JPH07229667A (ja) * | 1994-02-16 | 1995-08-29 | Nippon Sanso Kk | 低温液化ガスを用いた冷却装置 |
JPH10267323A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-09 | Daikin Ind Ltd | 自然循環式空気調和装置 |
WO2000050822A1 (fr) * | 1999-02-24 | 2000-08-31 | Hachiyo Engineering Co., Ltd. | Systeme de pompe a chaleur combinant un cycle ammoniac avec un cycle dioxyde de carbone |
JP2001304704A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-10-31 | Soc Prod Nestle Sa | 冷却システム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271000A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Yamato:Kk | 蓄熱式冷凍システム |
CN104501443B (zh) * | 2014-12-10 | 2016-08-24 | 中石化宁波工程有限公司 | 一种氨闪蒸制冷工艺 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2015093233A1 (ja) | 冷凍装置のデフロストシステム及び冷却ユニット | |
US8408022B2 (en) | Hybrid cascade vapor compression refrigeration system | |
EP3617612B1 (en) | Binary refrigeration device | |
KR20080106311A (ko) | 냉동 장치 | |
JP2005337700A (ja) | 冷媒冷却回路 | |
US20160245558A1 (en) | Two-phase refrigeration system | |
US20160178244A1 (en) | Carbon Dioxide Based Auxiliary Cooling System | |
KR20150076775A (ko) | 이원 냉동 시스템 | |
JP2008096085A (ja) | 冷却装置 | |
WO2013146415A1 (ja) | ヒートポンプ式加熱装置 | |
JP5246891B2 (ja) | ヒートポンプシステム | |
JP4945712B2 (ja) | サーモサイフォン | |
JP2008051495A (ja) | 冷却装置 | |
JP4334818B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP2007218466A (ja) | 二次冷媒式冷凍装置 | |
US20090000318A1 (en) | Environmentally friendly heatpump system | |
JP2006220318A (ja) | 蒸気圧縮式冷凍機システム | |
JP4090240B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP5195302B2 (ja) | 冷凍空調装置 | |
JP2008057974A (ja) | 冷却装置 | |
JP4153203B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP2003336917A (ja) | 冷却装置 | |
CN106196883A (zh) | 一种气体液化装置 | |
US20210254865A1 (en) | Apparatus and method for transferring heat | |
KR20240060972A (ko) | 프리쿨링을 이용한 냉동싸이클 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100112 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100705 |