JP2008057964A - ガスタービンエンジン燃焼器を冷却するための装置 - Google Patents

ガスタービンエンジン燃焼器を冷却するための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008057964A
JP2008057964A JP2007220840A JP2007220840A JP2008057964A JP 2008057964 A JP2008057964 A JP 2008057964A JP 2007220840 A JP2007220840 A JP 2007220840A JP 2007220840 A JP2007220840 A JP 2007220840A JP 2008057964 A JP2008057964 A JP 2008057964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflector
cone
cooling
injectors
flare
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007220840A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4993365B2 (ja
Inventor
Marwan Al-Roub
マーワン・アル−ロウブ
Steven Vise
スティーブン・ヴァイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2008057964A publication Critical patent/JP2008057964A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4993365B2 publication Critical patent/JP4993365B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/283Attaching or cooling of fuel injecting means including supports for fuel injectors, stems, or lances
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/03044Impingement cooled combustion chamber walls or subassemblies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】燃焼器用のコーン組立体を提供する。
【解決手段】本コーン組立体(190)は、デフレクタ(194)と該デフレクタに結合されたフレアコーン(192)とを含む。フレアコーンは、該フレアコーンの一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタ(300)を含む。複数の冷却用インジェクタは、フレアコーンの中心軸線の周りで円周方向に間隔を置いて配置されかつ冷却流体源と流れ連通状態で結合される。複数の冷却用インジェクタは、複数の第1の冷却用インジェクタと複数の第2の冷却用インジェクタとを含む。複数の第1の冷却用インジェクタは、複数の第2の冷却用インジェクタよりも多くデフレクタの少なくとも一部分を冷却するのを可能にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、総括的にはガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジン用の燃焼器に関する。
少なくとも幾つかの公知の燃焼器は、燃焼域を形成する燃焼器ライナに結合された少なくとも1つのミキサ組立体を含む。燃料噴射器は、燃料を燃焼域に供給するために、ミキサ組立体と流れ連通状態で燃焼器に結合される。具体的には、そのような設計では、燃料は、ミキサ組立体を通して燃焼器に流入する。ミキサ組立体は、ドームプレートすなわちメガネ形プレートによって燃焼器ライナに結合される。
少なくとも幾つかの公知のミキサ組立体は、フレアコーンを含む。一般的に、フレアコーンは、発散形であり、燃焼器の中心軸線から半径方向外向きに延びて、
空気と燃料とを混合するのを可能にしかつその混合気を半径方向外向きに燃焼域内に拡散するのを可能にする。発散形のデフレクタが、フレアコーンの周りで円周方向にかつ該フレアコーンから半径方向外向きに延びる。デフレクタ(そらせ部材)は、スプラッシュプレートと呼ばれることもあるが、燃焼域内で発生した高温燃焼ガスのドームプレートへの衝突を防止するのを可能にする。
作動時に、燃焼域に吐出された燃料により、フレアコーン及びデフレクタに沿って燃料−空気混合気が形成される可能性がある。この燃料−空気混合気は、燃焼して高いガス温度を発生する可能性がある。高温度に対する長時間の暴露により、フレアコーン上への酸化物形成速度が増大するおそれがあり、またフレアコーン及びデフレクタの変形が生じるおそれがある。
フレアコーン及びデフレクタの作動温度を低下させるのを可能にするために、少なくとも幾つかの公知の燃焼器ミキサ組立体では、フレアコーン内に形成した空気インジェクタを介して対流冷却空気を供給している。具体的には、そのような燃焼器では、冷却空気は、燃焼器中心軸線の周りで円周方向にフレアコーン及びデフレクタ間で延びるギャップ内に供給される。しかしながら、少なくとも幾つかの公知のデフレクタは、その周りに冷却空気を分布させるのに役立つような幾何学的形状を有しておらず、従って温度差が発生するおそれがある。
米国特許第6,442,940号公報 米国特許第6,530,227号公報 米国特許第6,546,732号公報 米国特許第6,651,439号公報
1つの態様では、燃焼器用のコーン組立体を提供する。本コーン組立体は、デフレクタと該デフレクタに結合されたフレアコーンとを含む。フレアコーンは、該フレアコーンの一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタを含む。冷却用インジェクタは、フレアコーンの中心軸線の周りで円周方向に間隔を置いて配置されかつ冷却流体源と流れ連通状態で結合される。複数の冷却用インジェクタは、複数の第1の冷却用インジェクタと複数の第2の冷却用インジェクタとを含む。複数の第1の冷却用インジェクタは、複数の第2の冷却用インジェクタよりも多くデフレクタの一部分を冷却するのを可能にする。
別の態様では、ガスタービンエンジンを提供する。本ガスタービンエンジンは、圧縮機と、該圧縮機と流れ連通状態で結合され燃焼器とを含む。燃焼器は、コーン組立体を含む。コーン組立体は、デフレクタと該デフレクタに結合されたフレアコーンとを含む。フレアコーンは、該フレアコーンの一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタを含む。冷却用インジェクタは、フレアコーンの中心軸線の周りで円周方向に間隔を置いて配置されかつ冷却流体源と流れ連通状態で結合される。複数の冷却用インジェクタは、複数の第1の冷却用インジェクタと複数の第2の冷却用インジェクタとを含む。複数の第1の冷却用インジェクタは、複数の第2の冷却用インジェクタよりも多くデフレクタの一部分を冷却するのを可能にする。
またここでは、ガスタービンエンジンを作動させる方法を開示する。この方法は、冷却流体源から燃焼器に冷却流体を送る段階を含み、燃焼器は、少なくとも1つのデフレクタと少なくとも1つのフレアコーンとを含む。デフレクタ及びフレアコーンは、互いに結合され、またそれらの間に冷却流体チャネルを形成するように構成される。フレアコーンは、該フレアコーンの一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタを有する。複数の冷却用インジェクタは、フレアコーンの中心軸線の周りで円周方向に間隔を置いて配置されかつ冷却流体源と流れ連通状態で結合される。複数の冷却用インジェクタは、複数の第1の冷却用インジェクタと複数の第2の冷却用インジェクタとを含む。本方法はまた、複数の第1の冷却用インジェクタを通して冷却流体の一部分を導く段階を含む。本方法はさらに、第1の複数の冷却用インジェクタが、第2の複数の冷却用インジェクタよりも多くデフレクタの一部分を冷却するのを可能にするように、複数の第2の冷却用インジェクタを通して冷却流体の一部分を導く段階を含む。
図1は、ファン組立体102、ブースタ103、高圧圧縮機104及び燃焼器106を含む例示的なガスタービンエンジン100の概略図である。ファン組立体102、ブースタ103、圧縮機104及び燃焼器106は、流れ連通状態で結合される。エンジン100はまた、燃焼器106及び低圧タービン110と流れ連通状態で結合された高圧タービン108を含む。ファン組立体102は、ロータディスク116から半径方向外向きに延びるファンブレード114の配列を含む。エンジン100は、吸気側118と排気側120とを有する。エンジン100はさらに、その周りでファン102、ブースタ103、圧縮機104並びにタービン108及び110が回転する中心線122を含む。
作動中、空気が、吸気口118を通してエンジン100に流入し、ファン組立体102を通ってブースタ103内に送り込まれる。加圧空気が、ブースタ103から高圧圧縮機104内に吐出される。高度に加圧された空気が、圧縮機104から燃焼器106に送られ、そこで燃料が空気と混合され、その混合気が燃焼器106内で燃焼される。発生した高温燃焼ガスは、タービン108及び110に送られる。タービン108は、圧縮機104を駆動し、またタービン110は、ファン組立体102及びブースタ103を駆動する。その後燃焼ガスは、排気側120を通してエンジン100から放出される。
図2は、ガスタービンエンジン100の一部分の拡大断面図である。燃焼器106は、エンジン中心線122(図1に示す)の周りで環状に延び、環状外側ライナ140と環状内側ライナ142とを含む。ライナ140及び142は、それらの間に実質的に環状の燃焼室150を形成する。この例示的な実施形態では、エンジン100は、それぞれ外側及び内側ライナ140、142の上流に取付けられた環状ドーム144を含む。ドーム144は、燃焼室150の上流端部を定める。半径方向外側ミキサ組立体146及び半径方向内側ミキサ組立体148が、ドーム144に結合される。この例示的な実施形態では、組立体146及び148は、二重環状構成(DAC)として配置される。それに代えて、組立体146及び/又は148は、単一環状構成(SAC)として配置することができ、或いは三重環状構成の一部分を形成することもできる。
外側及び内側ライナ140及び142は、ドーム144から下流方向にタービンノズル156まで延びる。この例示的な実施形態では、それぞれ外側及び内側ライナ140及び142は各々、それぞれ複数のパネル158及び160を含み、また各々、一連の段部162を含み、これら一連の段部の各々は、燃焼器ライナ140及び/又は142の個別の部分を形成する。ミキサ組立体146及び148は、燃焼室150を介してタービンノズル156と流れ連通状態で結合される。
燃焼器106は、外側カウル164と内側カウル166とを含む。外側カウル164及び内側カウル166は各々、それぞれパネル158及び160の一部分に結合される。より具体的には、それぞれ外側及び内側パネル158及び160は、それぞれカウル164及び166と直列的に結合されかつ該カウル164及び166から下流方向に延びる。外側カウル164は、燃焼器106内においてミキサ146の周りで環状に延び、また内側カウル166は、燃焼器106内においてミキサ148の周りで環状に延びる。燃焼器106はまた、環状中央カウル168を含み、環状中央カウル168は、外側カウル部分170、内側カウル部分172及び中央部分174を含む。部分170及び172は、部分174に結合され、3つの部分170、172及び174の全てにより、それらの間に環状空洞175が形成される。カウル164と中央カウル部分170とは、少なくとも部分的に外側ミキサ空洞176及び環状入口178を形成する。同様に、カウル166とカウル部分172とは、少なくとも部分的に内側ミキサ空洞180及び入口182を形成する。圧縮機104は、入口178及び空洞176を介して、ミキサ146と流れ連通状態で結合される。同様に、圧縮機104は、入口182及び空洞180を介して、ミキサ148と流れ連通状態で結合される。
燃焼器106はまた、燃焼室150の上流においてエンジン中心線122の周りで環状に延びるドームプレート184を含む。ドームプレート184は、ライナ140及び142と結合され、ミキサ146及び148に対する構造的支持を与える。ドームプレート184内には、複数の開口(図2には図示せず)が形成され、これら複数の開口は、ミキサ146及び148を受ける寸法にされる。具体的には、ドームプレート184は、燃焼器106内で所定の位置にミキサ組立体146及び148を固定するのを可能にする。
ミキサ146は、デフレクタ部分192とフレアコーン部分194とを有するコーン組立体190を含む。同様に、ミキサ148は、デフレクタ部分202とフレアコーン部分204とをさらに有するコーン組立体200を含む。この例示的な実施形態では、ミキサ146及び148は、実質的に同一である。
ミキサ組立体146には、燃料噴射器205を介して燃料が供給され、燃料噴射器205には、燃料供給管206を介して燃料が供給される。管206は、燃料源(図2には図示せず)に連結される。燃料噴射器205は、ミキサ146内に延びる。より具体的には、燃料噴射器205は、ミキサ入口178を貫通して延び、ミキサ146を貫通して延びる長手方向対称軸線207と実質的に平行な方向に燃料を吐出する(図2には図示せず)。燃焼器106はまた、ミキサ146及び148の下流で燃焼室150内に延びかつ点火器エンクロージャ208内に収納された燃料点火器(図2には図示せず)を含む。同様に、ミキサ組立体148には、燃料噴射器209を介して燃料が供給される。燃料噴射器209は、ミキサ148内に延び、燃料供給管206と流れ連通状態で結合される。より具体的には、燃料噴射器209は、ミキサ148の長手方向対称軸線210と実質的に平行な方向に燃料を吐出する。
燃焼器106はまた、ミキサ146及び148間に配置された実質的に環状の流れ中央シールド211を含む。中央シールド211は、複数の壁212を含み、これらの壁212は、その中に環状チャンバ213を形成しかつ複数の空気ジェット214を含む。中央シールド211は、壁212を介してドームプレート184及びカウル中央部分174に結合される。空洞175、カウル中央部分174、壁212の一部分、中央シールドチャンバ213及び空気ジェット214は、流れ連通状態で結合され、高圧圧縮機104から燃焼室150に空気を送るための通路を形成する。空気ジェット214は、ミキサ146及びミキサ148からの火炎を、2つの火炎間の相互作用が緩和されるように分割する。さらに、圧縮機104から中央シールド211を介して燃焼室150に流れる空気流は、カウル168及びドームプレート184から熱を除去するのを可能にする。
作動時に、高圧圧縮機104から吐出された空気は、燃焼器106に送られる。具体的には、空気は、入口178を介してミキサ空洞176内に送られ、また入口182を介してミキサ空洞180内に送られる。燃料は、燃料源(図2には図示せず)から燃料管206を介して燃料噴射器205内に送られ、燃焼室150に向けて吐出される。空気と燃料とは、ミキサ146及び148内で混合され、燃料/空気混合気は、それぞれミキサ中心線207及び310と実質的に平行な方向に燃焼室150内に噴出される。中央シールド211は、ミキサ146及び148に関連する火炎を分離するのを可能にし、燃焼室150内での燃焼が可能になる。その後、関連する燃焼ガスは、タービンノズル156に送られる。
図3は、コーン組立体190の一部分の斜視図である。図4は、コーン組立体190の端面図である。図5は、コーン組立体190の分解図である。図3、図4及び図5は、以下の説明において同時に参照する。ミキサ146の組立て及び作動について以下に詳しく述べるが、ミキサ148(図2に示す)も同様に組立てられかつ作動する。ミキサ146は、環状の出口コーン216を有する環状の空気スワーラ215を含み、出口コーン216は、長手方向対称軸線207の周りに実質的に対称的に配置される。出口コーン216は、半径方向内向きに面した流れ表面218を含む。空気スワーラ215は、半径方向外表面220と半径方向内向きに面した流れ表面222とを含む。流れ表面218及び外表面220は、空気の一部分を下流方向に送るために使用する後方ベンチュリチャネル224を形成する。表面222は、一般的にまた本明細書ではベンチュリ225と呼ぶチャンバ225を形成する。空気スワーラ215はまた、複数の円周方向に間隔を置いて配置された前方スワーラ羽根226及び後方スワーラ羽根227を含み、これらのスワーラ羽根は、ミキサ146を通って流れる空気の少なくとも一部分に複数の対向する旋回運動を与えて、燃料及び空気の混合を可能にする。ミキサ146はまた、管状フェルール228を含む。燃料噴射器205の一部分は、該燃料噴射器205とフェルール228との間の熱膨張差による軸方向及び半径方向の動きを吸収するようにフェルール228内に摺動可能に配置される。
コーン組立体190は、空気スワーラ215に結合される。具体的には、フレアコーン部分192が、出口コーン216に結合されて、出口コーン216から下流方向に延びる。より具体的には、フレアコーン部分192は、半径方向内側流れ表面230と半径方向外表面232とを含む。フレアコーン部分192が出口コーン216に結合された時、半径方向内側流れ表面230は、出口コーン流れ表面218と実質的に同一平面上に配置される。具体的には、フレアコーン内側流れ表面230は、該フレアコーン内側流れ表面230がフレアコーン本体235のエルボ234からフレアコーン部分192の後端縁236まで半径方向外向きに延びるように発散する。より具体的には、フレアコーン外表面232は、後端縁236とエルボ234との間で内側流れ表面230と実質的に平行である。
デフレクタ部分194は、燃焼器ドームプレート184に対する高温燃焼ガスの衝突を防止するのを可能にする。デフレクタ部分194はまた、半径方向外表面240と半径方向内表面242とを含む。半径方向外表面240及び半径方向内表面242は、デフレクタ前端縁244からデフレクタ194を横切ってデフレクタ後端縁246まで延びる。デフレクタ半径方向内表面242は、2つの半径方向に狭い領域241及び2つの半径方向に広い領域243を含む。実質的に環状のギャップ247が、半径方向外表面232とデフレクタ内表面242の少なくとも一部分との間に形成される。
フレアコーン本体235は、前方表面248と後方表面250とを含む。複数の冷却用インジェクタ300が、フレアコーン本体235内に形成されかつ該フレアコーン本体235を軸方向に貫通して延びる。より具体的には、インジェクタ300は、フレアコーン本体前方表面248内に形成された入口302からフレアコーン本体後方表面250内に形成された出口304まで延びる。入口302は、インジェクタ300がそれを通して低い圧力で冷却流体を吐出するように、出口304の上流に設けられる。1つの実施形態では、冷却流体は、圧縮機104から送られた加圧空気である。それに代えて、冷却流体は、本明細書に記載したように冷却するのを可能にするいずれの供給源からのものとすることができる。
インジェクタ300は、軸線207に対して半径方向外向きにかつ前方入口302から後方出口304まで延びる。この例示的な実施形態では、インジェクタ300は、異なる吐出径を有する複数のインジェクタを含む。具体的には、この例示的な実施形態では、2つの群のインジェクタ300、すなわち小径群306と大径群308とが設けられる。より具体的には、この例示的な実施形態では、群306に関連する直径は、約0.889mm(0.0350インチ)であり、群308に関連する直径は、約1.433mm(0.0564インチ)である。さらに、この例示的な実施形態では、インジェクタ300は、2つの円周方向に対向する群306がデフレクタ内表面242の半径方向に狭い領域241に向けて冷却流体を噴射するように配置されまたデフレクタ内表面242の半径方向に最も広い領域243に向けて冷却流体を噴射する2つの円周方向に対向した群308が設けられるように、配置される。インジェクタ群306及び308に関連する異なる直径は、デフレクタ194上で冷却流体流を偏向させるのを可能にする。具体的には、異なる直径により、デフレクタ表面242の異なる領域241及び243にわたって異なる冷却流体質量流量を噴射することが可能になる。より具体的には、インジェクタ群308は、インジェクタ群306が領域241にわたって噴射するよりも大きな所定の質量流量の冷却流体を領域243にわたって噴射する。それに代えて、所定の作動パラメータを達成するいずれかの構成として配置したあらゆる直径も使用することができる。
この例示的な実施形態では、フレアコーン192及びデフレクタ194は、独立して製作される。製作の方法には、それに限定されないが、鋳造法が含まれる。その後、インジェクタ300が、それに限定されないが、公知の放電加工(EDM)法を含む方法を使用して形成される。それに代えて、インジェクタ300は、鋳造時にフレアコーン192内に形成することができる。また、それに代えて、フレアコーン192及びデフレクタ194は、それに限定されないが、鋳造法を含む方法によって、一体形の単体構造のフレアコーン−デフレクタ組立体190として形成することもできる。
作動時に、前方スワーラ羽根226は、空気を第1の回転方向に旋回させ、また後方スワーラ羽根227は、空気を第1の回転方向とは反対の第2の回転方向に旋回させる。燃料噴射器205(図2に示す)から吐出された燃料は、ベンチュリ225内に噴射され、前方スワーラ羽根226によって旋回を与えられた空気と混合される。この初期燃料/空気混合気は、ベンチュリ225から後方に吐出され、後方スワーラ羽根227によって旋回を与えられた空気と混合され、後方ベンチュリチャネル224を通して送られる。燃料/空気混合気は、それぞれ前方及び後方スワーラ羽根226及び227の遠心効果により、半径方向外向きに拡散し、比較的広い放出噴霧角度でフレアコーン流れ表面230及びデフレクタ部分流れ表面242に沿って流れる。
冷却流体は、冷却用インジェクタ群306及び308を通してコーン組立体190に供給される。群306及び308は、フレアコーン192の衝突冷却のために冷却流体の連続流が低い圧力で吐出されるように送るのを可能にする。低い圧力により、半径方向外表面232上への冷却流体衝突によるフレアコーン192の冷却及び衝突冷却のための逆流マージンの改善が可能になる。さらに、冷却流体は、対流熱伝達を増大させ、またフレアコーン192の作動温度を低下させるのを可能にする。低い作動温度により、それに限定されないが、フレアコーン192の熱誘起歪み及び有害酸化の可能性を軽減することを含むメカニズムにより、フレアコーン192の有効寿命の延長が可能になる。
さらに、冷却流体がインジェクタ群306及び308を通して吐出される時に、デフレクタ194は、フィルム冷却される。より具体的には、インジェクタ群306及び308は、内表面242にフィルム冷却を行う。群306及び308が、フレアコーン192の周りに円周方向に配置されまた冷却流体が、半径方向外表面232上に衝突するので、フィルム冷却は、フレアコーン192の周りで内表面242に沿って円周方向に方向付けられる。これに加えて、群306及び308は、上記のように冷却流の方向付けを可能にするので、コーン組立体190は、デフレクタ領域241及び243全体にわたってフィルム冷却を最適化するのを可能にする。具体的には、インジェクタ群306及び308に関連する異なる直径は、デフレクタ194上で冷却流体流を偏向せるのを可能にする。より具体的には、異なる直径により、デフレクタ表面242の異なる領域241及び243にわたって異なる冷却流体質量流量を噴射することが可能になる。さらにより具体的には、インジェクタ群308は、インジェクタ群306が領域241にわたって噴射するよりも大きな所定の質量流量の冷却流体を領域243にわたって噴射する。従って、領域241及び243の選択的冷却が可能になり、領域241及び243間の温度差が緩和される。さらに、領域241及び243間の温度差の減少は、領域241及び243間における熱応力の発生を軽減し、このことが次にデフレクタ194の歪み発生の可能性を軽減する。さらに、本明細書に記載したように冷却流体流を最適化することにより、冷却流体が空気である場合に、窒素酸化物(NO)形成の可能性を軽減することが可能になる。
この例示的な実施形態では、半径方向外表面232は、内表面242の一部分と実質的に平行に配置される。従って、この例示的な実施形態では、表面242と後端縁236との間の距離は、実質的に円周方向に一定であり、冷却流体質量流量は、インジェクタ群306及び308の寸法及び位置によって実質的に偏向したものになる。それに代えて、フレアコーン192は、表面242と後端縁236との間の距離(図示せず)を変化させて、冷却流体の質量流量がさらに偏向したものになって領域241にわたるよりも領域243にわたって大きな所定の質量流量になるのを可能にするようにする。具体的には、領域243に関連する表面242と後端縁236との間のギャップ247の距離は、領域241に関連するギャップ247の距離よりも大きい。上記のような一体形の単体構造コーン組立体190を製造することにより、この別の実施形態が可能になる。
ガスタービンエンジン100を作動させる方法は、冷却流体源すなわち圧縮機104から燃焼器106に冷却流体すなわち空気を送る段階を含み、燃焼器106は、少なくとも1つのデフレクタ194と少なくとも1つのフレアコーン192とを含む。デフレクタ194及びフレアコーン192は、互いに結合され、またそれらの間に冷却流体チャネル247すなわちギャップ247を形成するように構成される。フレアコーン192は、該フレアコーン192の一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタ300を有する。複数の冷却用インジェクタ300は、フレアコーン192の中心軸線207の周りで円周方向に間隔を置いて配置されかつ冷却流体源すなわち圧縮機104と流れ連通状態で結合される。複数の冷却用インジェクタ300は、複数の第1の冷却用インジェクタ308と複数の第2の冷却用インジェクタ306とを含む。本方法はまた、複数の第1の冷却用インジェクタ308を通して冷却流体すなわち加圧空気の一部分を導く段階を含む。本方法はさらに、第1の複数の冷却用インジェクタ308が、第2の複数の冷却用インジェクタ306よりも多くデフレクタ194の一部分を冷却するのを可能にするように、複数の第2の冷却用インジェクタ306を通して加圧空気の一部分を導く段階を含む。
図6は、本明細書に記述したような選択的偏向デフレクタ冷却を備えた例示的なコーン組立体190の破断図である。組立体190は、狭い内表面領域241と広い内表面領域243とを備えたデフレクタ194を含む。組立体190はまた、例示的なフレアコーン192を含む。従って、フレアコーン192内のインジェクタ300(図4及び図5に示す)によって生成された空気流パターン494(複数の矢印で示す)が、ギャップ247を通って送られる。パターン494は、偏向空気流495と偏向空気流496とを含み、流量496が流量495よりも大きく、領域241に比べて領域243に向けてより多くの冷却量が偏向されるようになる。流れパターン494は、幾つかの公知のコーン組立体とは対照的なものとすることができ、公知のコーン組立体は、本明細書に記載したような選択的偏向デフレクタ冷却を有しておらず、冷却流偏向は実質的に弱められており、また領域241及び243に対する流量は実質的に同じになっている。
図7は、コーン組立体190(図6に示す)を使用して発生させることができる空気流パターン494のグラフ図500である。グラフ500は、横座標軸(X軸)504上に表したギャップ247の周りの円周方向位置の関数として冷却流体分布の分率を表す縦座標軸(Y軸)502を含む。X軸504は、ギャップ247の12時位置を表す0°位置を含んだ180°円弧を表している。180°円弧を表すX軸504はまた、ギャップ247の6時位置を表す180°位置を含む。0°位置は、時計回転方向に180°位置まで延びる。180°円弧の周りで36°毎に取った位置での空気流パターン494のプロット曲線506は、領域243と比べて小さいパーセンテージの領域241にわたるギャップ247を通るより冷却流を示している。プロット曲線506は、本明細書に記載したような選択的偏向デフレクタ冷却を有しない幾つかの公知のコーン組立体の空気流パターンに関連させることができるプロット曲線と対照的なものとすることができる。そのようなコーン組立体は、実質的に弱まった冷却流の偏向を有し、領域241及び243に対する空気流は、実質的に同じとなることになる。そのようなコーン組立体の関連するプロット曲線は、実質的にゼロの傾きを有し、すなわちプロット図は、実質的に平坦である。
本明細書に記載した燃焼器用の方法及び装置は、ガスタービンを作動させるのを可能にする。より具体的には、上記のような燃焼器コーン組立体は、効率的かつ効果的な燃焼器冷却メカニズムを可能にする。また、堅牢な燃焼器コーン組立体は、燃焼器のデフレクタ及びフレアコーンの平均作動寿命を延長するのを可能にする。そのような燃焼器デフレクタ−フレアコーン組立体はまた、ガスタービンの信頼性を高め、またメインテナンスコストを低減しかつガスタービンの停止を減少させるのを可能にする。
以上において、ガスタービンに関連する燃焼器のデフレクタ−フレアコーン組立体の例示的な実施形態について詳述している。本方法、装置及びシステムは、本明細書に記載した特定の実施形態にもまた図示した特定のガスタービンにも限定されるものではない。
様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変更で実施することができることは、当業者には分かるであろう。
例示的なガスタービンエンジンの概略図。 図1に示すガスタービンエンジンの一部分の拡大断面図。 図2に示すガスタービンエンジンで使用することができる例示的な燃焼器コーン組立体の一部分の斜視図。 図3に示す燃焼器コーン組立体の端面図。 図3に示す燃焼器コーン組立体の分解図。 図3に示す燃焼器コーン組立体の破断図。 図6に示す燃焼器コーン組立体を使用して発生させることができる空気流パターンのグラフ図。
符号の説明
100 ガスタービンエンジン
102 ファン組立体
103 ブースタ
104 高圧圧縮機
106 燃焼器
108 高圧タービン
110 低圧タービン
114 ファンブレード
116 ロータディスク
118 吸気側
120 排気側
122 エンジン中心線
140 外側ライナ
142 内側ライナ
144 ドーム
146 ミキサ
148 ミキサ組立体
150 燃焼室
156 タービンノズル
158 内側ライナパネル
160 ライナパネル
162 段部
164 外側カウル
166 内側カウル
168 中央カウル
170 外側カウル部分
172 内側カウル部分
174 カウル中央部分
175 空洞
176 外側ミキサ空洞
178 入口
180 ミキサ空洞
182 入口
184 燃焼器ドームプレート
190 コーン組立体
192 フレアコーン
194 デフレクタ
200 コーン組立体
202 デフレクタ部分
204 フレアコーン部分
205 燃料噴射器
206 燃料管
207 対称軸線
208 点火器エンクロージャ
209 燃料噴射器
210 対称軸線
211 流れ中央シールド
212 壁
213 中央シールドチャンバ
214 空気ジェット
215 空気スワーラ
216 出口コーン
218 流れ表面
220 外表面
222 流れ表面
224 後方ベンチュリチャネル
225 ベンチュリ
226 前方スワーラ羽根
227 後方スワーラ羽根
228 管状フェルール
230 内側流れ表面
232 外表面
234 エルボ
235 フレアコーン本体
236 後端縁
240 外表面
241 領域
242 デフレクタ内表面
243 内表面広領域
244 デフレクタ前端縁
246 デフレクタ後端縁
247 ギャップ
248 前方表面
250 後方表面
300 冷却用インジェクタ
302 前方入口
304 出口
306 冷却用インジェクタ群
308 第1の冷却用インジェクタ
494 空気流パターン
495 空気流
496 空気流
500 グラフ図
502 Y軸
504 X軸
506 プロット曲線

Claims (10)

  1. 燃焼器用のコーン組立体(190)であって、
    デフレクタ(194)と、
    前記デフレクタに結合されたフレアコーン(192)と、を含み、
    前記フレアコーンが、該フレアコーンの一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタ(300)を含み、
    前記複数の冷却用インジェクタが、前記フレアコーンの中心軸線の周りで円周方向に間隔を置いて配置されかつ冷却流体源と流れ連通状態で結合され、
    前記複数の冷却用インジェクタが、複数の第1の冷却用インジェクタと複数の第2の冷却用インジェクタとを含み、
    前記複数の第1の冷却用インジェクタが、前記複数の第2の冷却用インジェクタよりも多く前記デフレクタの少なくとも一部分を冷却するのを可能にする、
    コーン組立体(190)。
  2. 前記デフレクタ(202)が、第1の部分と第2の部分とを含み、
    前記複数の第1の冷却用インジェクタが、前記デフレクタの第1の部分を冷却するのを可能にし、
    前記複数の第2の冷却用インジェクタが、前記デフレクタの第1及び第2の部分間に生じる熱応力を減少させるのを可能にするように、該デフレクタの第2の部分を冷却するのを可能にする、
    請求項1記載のコーン組立体(190)。
  3. 前記フレアコーン(192)が、前記デフレクタ(194)との間に実質的に環状のギャップ(247)が形成されるように該デフレクタ(194)の半径方向内側に配置される、請求項1記載のコーン組立体(190)。
  4. 前記ギャップ(247)が、実質的に一定の幅を有する、請求項3記載のコーン組立体(190)。
  5. 前記ギャップの幅が、前記中心軸線の周りで円周方向に変化する、請求項3記載のコーン組立体(190)。
  6. 前記ギャップ(247)が、前記デフレクタ(194)及びフレアコーン(192)の少なくとも一部分を冷却するのを可能にする、請求項5記載のコーン組立体(190)。
  7. 前記フレアコーン(192)が、前記デフレクタ(194)に対して取外し可能に結合される、請求項1記載のコーン組立体(190)。
  8. 前記フレアコーン(192)が、前記デフレクタ(194)と一体形に形成される、請求項1記載のコーン組立体(190)。
  9. 加圧空気を送るように構成された圧縮機(104)と、
    前記圧縮機と流れ連通状態で結合されかつコーン組立体(190)を含む燃焼器(106)と、
    を含み、前記コーン組立体が、
    デフレクタ(194)と前記デフレクタに結合されたフレアコーン(192)とを含み、
    前記フレアコーンが、該フレアコーンの一部分を貫通して延びる複数の冷却用インジェクタ(300)を含み、
    前記複数の冷却用インジェクタが、前記フレアコーンの中心軸線の周りで円周方向に間隔を置いて配置され、前記圧縮機と流れ連通状態で結合されかつ該圧縮機からの加圧空気を受けるように構成され、
    前記複数の冷却用インジェクタが、複数の第1の冷却用インジェクタと複数の第2の冷却用インジェクタとを含み、
    前記複数の第1の冷却用インジェクタが、前記複数の第2の冷却用インジェクタよりも多く前記デフレクタの少なくとも一部分を冷却するのを可能にする、
    ガスタービンエンジン(100)。
  10. 前記デフレクタ(194)が、第1の部分と第2の部分とを含み、
    前記複数の第1の冷却用インジェクタが、前記デフレクタの第1の部分を冷却するのを可能にし、
    前記複数の第2の冷却用インジェクタが、前記デフレクタの第1及び第2の部分間に生じる熱応力を減少させるのを可能にするように、該デフレクタの第2の部分を冷却するのを可能にする、
    請求項9記載のガスタービンエンジン(100)。
JP2007220840A 2006-08-30 2007-08-28 ガスタービンエンジン燃焼器を冷却するための装置 Expired - Fee Related JP4993365B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/468,486 US7654091B2 (en) 2006-08-30 2006-08-30 Method and apparatus for cooling gas turbine engine combustors
US11/468,486 2006-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008057964A true JP2008057964A (ja) 2008-03-13
JP4993365B2 JP4993365B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38515741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007220840A Expired - Fee Related JP4993365B2 (ja) 2006-08-30 2007-08-28 ガスタービンエンジン燃焼器を冷却するための装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7654091B2 (ja)
EP (1) EP1895236A3 (ja)
JP (1) JP4993365B2 (ja)
CN (1) CN101135462B (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100281868A1 (en) * 2007-12-28 2010-11-11 General Electric Company Gas turbine engine combuster
US20100242484A1 (en) * 2009-03-31 2010-09-30 Baha Mahmoud Suleiman Apparatus and method for cooling gas turbine engine combustors
US8943835B2 (en) * 2010-05-10 2015-02-03 General Electric Company Gas turbine engine combustor with CMC heat shield and methods therefor
US20120036859A1 (en) * 2010-08-12 2012-02-16 General Electric Company Combustor transition piece with dilution sleeves and related method
US8726669B2 (en) * 2011-06-30 2014-05-20 General Electric Company Combustor dome with combined deflector/mixer retainer
US20130036740A1 (en) * 2011-08-09 2013-02-14 Ulrich Woerz Multi-fuel injection nozzle
US9021812B2 (en) 2012-07-27 2015-05-05 Honeywell International Inc. Combustor dome and heat-shield assembly
US9453417B2 (en) 2012-10-02 2016-09-27 General Electric Company Turbine intrusion loss reduction system
US9920693B2 (en) * 2013-03-14 2018-03-20 United Technologies Corporation Hollow-wall heat shield for fuel injector component
US10400674B2 (en) 2014-05-09 2019-09-03 United Technologies Corporation Cooled fuel injector system for a gas turbine engine and method for operating the same
US10422235B2 (en) * 2014-05-29 2019-09-24 General Electric Company Angled impingement inserts with cooling features
US20170191664A1 (en) * 2016-01-05 2017-07-06 General Electric Company Cooled combustor for a gas turbine engine
RU2717472C2 (ru) * 2016-08-16 2020-03-23 Ансальдо Энергия Свитзерленд Аг Инжекторное устройство и способ изготовления инжекторного устройства
US10859269B2 (en) 2017-03-31 2020-12-08 Delavan Inc. Fuel injectors for multipoint arrays
US10801726B2 (en) * 2017-09-21 2020-10-13 General Electric Company Combustor mixer purge cooling structure
GB201802251D0 (en) * 2018-02-12 2018-03-28 Rolls Royce Plc An air swirler arrangement for a fuel injector of a combustion chamber
US11313560B2 (en) 2018-07-18 2022-04-26 General Electric Company Combustor assembly for a heat engine
JP7438354B2 (ja) * 2020-06-26 2024-02-26 三菱重工業株式会社 燃料噴射器及びこの燃料噴射器を備える燃焼器並びにこの燃焼器を備えるガスタービン
CN115711176A (zh) 2021-08-23 2023-02-24 通用电气公司 具有集成喇叭形旋流器的圆顶

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030061815A1 (en) * 2001-09-29 2003-04-03 Young Craig Douglas Threaded combustor baffle
US20060064983A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 Currin Aureen C Methods and apparatus for fabricating gas turbine engine combustors
JP2006527834A (ja) * 2003-06-18 2006-12-07 スネクマ タービンエンジンの環状燃焼室

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4454711A (en) * 1981-10-29 1984-06-19 Avco Corporation Self-aligning fuel nozzle assembly
GB9018014D0 (en) * 1990-08-16 1990-10-03 Rolls Royce Plc Gas turbine engine combustor
US5623827A (en) * 1995-01-26 1997-04-29 General Electric Company Regenerative cooled dome assembly for a gas turbine engine combustor
US6973419B1 (en) * 2000-03-02 2005-12-06 United Technologies Corporation Method and system for designing an impingement film floatwall panel system
DE10064264B4 (de) * 2000-12-22 2017-03-23 General Electric Technology Gmbh Anordnung zur Kühlung eines Bauteils
US6651439B2 (en) * 2001-01-12 2003-11-25 General Electric Co. Methods and apparatus for supplying air to turbine engine combustors
US6442940B1 (en) * 2001-04-27 2002-09-03 General Electric Company Gas-turbine air-swirler attached to dome and combustor in single brazing operation
US6530227B1 (en) * 2001-04-27 2003-03-11 General Electric Co. Methods and apparatus for cooling gas turbine engine combustors
US6546732B1 (en) * 2001-04-27 2003-04-15 General Electric Company Methods and apparatus for cooling gas turbine engine combustors
US6932093B2 (en) * 2003-02-24 2005-08-23 General Electric Company Methods and apparatus for washing gas turbine engine combustors
US6983599B2 (en) * 2004-02-12 2006-01-10 General Electric Company Combustor member and method for making a combustor assembly
US8127546B2 (en) * 2007-05-31 2012-03-06 Solar Turbines Inc. Turbine engine fuel injector with helmholtz resonators

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030061815A1 (en) * 2001-09-29 2003-04-03 Young Craig Douglas Threaded combustor baffle
JP2006527834A (ja) * 2003-06-18 2006-12-07 スネクマ タービンエンジンの環状燃焼室
US20060064983A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 Currin Aureen C Methods and apparatus for fabricating gas turbine engine combustors

Also Published As

Publication number Publication date
US20080053102A1 (en) 2008-03-06
US7654091B2 (en) 2010-02-02
CN101135462A (zh) 2008-03-05
CN101135462B (zh) 2011-10-26
JP4993365B2 (ja) 2012-08-08
EP1895236A2 (en) 2008-03-05
EP1895236A3 (en) 2015-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993365B2 (ja) ガスタービンエンジン燃焼器を冷却するための装置
JP4201524B2 (ja) 燃焼器、ガスタービンエンジンおよび燃焼器の組立方法
US9027349B2 (en) Gas turbine gaseous fuel injection system
JP4137500B2 (ja) 燃焼器、ガスタービンエンジンおよびエンジンの作動方法
US7762073B2 (en) Pilot mixer for mixer assembly of a gas turbine engine combustor having a primary fuel injector and a plurality of secondary fuel injection ports
US7878000B2 (en) Pilot fuel injector for mixer assembly of a high pressure gas turbine engine
JP5269350B2 (ja) ガスタービンエンジン燃料ノズル用の吸気流調整装置
JP5860620B2 (ja) ターボ機械用噴射ノズル
JP4137502B2 (ja) ガスタービンエンジンの作動方法、燃焼器およびガスタービンエンジン
US20070028618A1 (en) Mixer assembly for combustor of a gas turbine engine having a main mixer with improved fuel penetration
JP2019513965A (ja) パネル燃料インジェクタを有する燃焼システム
JP6779651B2 (ja) 燃料ノズルを有するシステムおよび方法
US20100251719A1 (en) Centerbody for mixer assembly of a gas turbine engine combustor
US9829200B2 (en) Burner arrangement and method for operating a burner arrangement
JP2010159951A (ja) ガスタービンエンジン内における保炎を強化するための方法及びシステム
JP4997018B2 (ja) 一次燃料噴射器及び複数の二次燃料噴射ポートを有するガスタービンエンジン燃焼器のミキサ組立体のためのパイロットミキサ
JP2007232360A (ja) ガスタービンエンジン及びその燃焼器
JP2005345094A (ja) インピンジメント冷却式センタボデーを備えた予混合バーナ及びセンタボデーの冷却方法
JP2013250046A (ja) タービンエンジンに使用するための燃料注入組立体及びそれを組み立てる方法
JP2009192214A (ja) ガスタービンエンジン用の燃料ノズル及びその製造方法
JP5002121B2 (ja) ガスタービンエンジンの燃焼器を冷却するための方法及び装置
JP3826196B2 (ja) プレフィルマー式エアブラスト微粒化ノズル
JP2005106305A (ja) 燃料燃焼用ノズルおよびガスタービン燃焼器の燃料供給方法
JP2017116250A (ja) ガスタービンにおける燃料噴射器および段階的燃料噴射システム
JP2010133621A (ja) ガスタービン燃焼器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100819

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111108

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120410

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees