JP2008057150A - 折り畳み式梯子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使う場所を限定されず、使用していないときにも邪魔にならずに梯子以外の用途に有効に利用することができる折り畳み式梯子を提供する。
【解決手段】 相対向して配置される2本の側柱110,110と、これらの側柱間に架設され、両端が前記側柱に回動自在に結合される複数の踏み板120と、前記側柱110の長手方向に形成され、前記踏み板が進入可能な踏み板溝111と、前記踏み板の両端部に踏み板と側柱の双方と直交する両方向に立設されたピン121と、該ピンが通過可能で、前記踏み板溝と連通して形成されたピン溝112と、該ピン溝112内に嵌装され、上下の踏み板間のピン相互間の距離を規定するスペーサ130とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、折り畳み式梯子に関し、特に、折り畳んだとき、1本の棒状になって物干し竿等として使用することができる梯子に関する。
従来の折り畳み式梯子としては、特許文献1(特開2006−52603)が知られている。これは、パンタグラフ式多段圧縮アームを伸縮方向を揃えて配したもので、梯子の高さ方向に伸縮可能としている。しかしながら、この梯子は、リンクの数が多く製造コストが高く、高価なものとなる。
次に、特許文献2(特開平9−256765)は、バルコニーなどの壁面に梯子の一方の側柱を固定し、これに複数の踏み板の各一端側を回動自在に取り付け、各踏み板の他端側を、対向する側柱に回動自在に取り付けたものが開示されている。この梯子は、使用しないときは、折り畳むと、壁から離れている方の側柱が、壁に固定されている側柱に密着した状態になり、幅方向の寸法を小さくすることができる。また、構造が簡単であり、安価に製造できる。
特開2006−52603 特開平9−256765
しかしながら、特許文献2に記載の梯子は、壁に固定されているので、使用できる場所が限定される。また、使用していないときは、折り畳んではあるが、2本の側柱が壁から突出しているので、邪魔である。
本発明は、このような実情から考えられたもので、使う場所を限定されず、使用していないときにも邪魔にならずに梯子以外の用途に有効に利用することができる折り畳み式梯子を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の折り畳み式梯子は、相対向して配置される2本の側柱と、これらの側柱間に架設され、両端が前記側柱に回動自在に結合される複数の踏み板と、を有する折り畳み式梯子において、前記側柱の長手方向に形成され、前記踏み板が進入可能な踏み板溝と、前記踏み板の両端部に踏み板と側柱の双方と直交する両方向に立設されたピンと、該ピンが通過可能で、前記踏み板溝と連通して形成されたピン溝と、該ピン溝内に嵌装され、上下の踏み板間のピン相互間の距離を規定するスペーサとを設けたことを特徴としている。
前記側柱が半円筒形状で、梯子を折り畳んだとき、両側の側柱によりほぼ1本の丸棒が形成される構成としたり、前記踏み板溝とピン溝とが前記側柱の全長に亘って形成され、側柱の上端と下端とに踏み板溝とピン溝を閉塞するキャップを設けた構成としたり、前記側柱の頂部に梯子掛止用のフックを設けた構成としたりすることができる。
本発明の折り畳み式梯子は、折り畳んだとき、2本の側柱が重なって1本の棒状になるので、持ち運びが容易になり、所望の場所に持ち運んで使用することができる。また、折り畳んだとき、外部に突起物が全く無くなるので、折り畳んだ状態で物干し竿などとして使用することができ、邪魔になることがないという優れた効果を奏し得る。
梯子を折り畳んだとき、両側の側柱によりほぼ1本の丸棒が形成される構成にすることで、よりコンパクトになり、物干し竿として使用するとき便利である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の折り畳み式梯子の使用状態を示す斜視図である。本発明の折り畳み式梯子100は、左右の側柱110,110間に、複数の踏み板120を回動自在に結合した構成である。
図2(a)は、図1のA−A線で切断して拡大した断面図で、(b)は、(a)のBから見た図で、踏み板とスペーサとの関係を示すために側柱110を仮想線で示した図である。
側柱110は、断面がほぼ半円形で、相手側の側柱と対向する平面側に、踏み板溝111が側柱110の全長に渡って形成されている。この踏み板溝111は、踏み板120の端部を挿入するためのものである。踏み板溝111の最も奥の部分は、肉厚を一定にする目的から扇形に拡げられている。踏み板溝111の両側には、断面形状が円形のピン溝112が踏み板溝111と平行に、かつ、側柱110の全長に渡って形成されている。踏み板溝111と両側のピン溝112とは、連通している。このような断面形状の側柱110は、アルミニウムの引抜加工や、樹脂の成形加工等により、製造することができる。
踏み板120は、中空の四角柱状で、その幅は踏み板溝111より若干狭く、踏み板溝111内を自由に昇降できるようになっている。また、踏み板120の端部には、踏み板120と側柱110とで画定される平面に対して直交する方向に延びるピン121が立設されている。ピン121は、1本のピンが踏み板120の両側に突出するように立設されたもので、ピン溝112内を昇降自在な太さである。図2には、踏み板120の一方だけしか描かれていないが、踏み板120の他端側にも、おなじようにピン121が立設され、図示されない方の側柱110のピン溝112に収容されている。
踏み板120は複数設けられているが、踏み板120と踏み板120との間には、スペーサ130を入れて、所定の間隔を保持できるようにしている。スペーサ130は、ピン溝112内に収容されるように円形断面となっており、上端と下端は、ピン121との係合が良くなるように、ピン121の形状に合わせて半円形状の凹部になっている。
側柱110の上端と下端には、キャップ114が取り付けられる。キャップ114は、厚さ1.5mm程度のステンレス鋼の薄板を使用する。側柱110の幅が50mm程度なので、ほんの僅かに段が付く程度である。一番上の踏み板120と上のキャップ114との間、及び、一番下の踏み板120と下のキャップ114との間にもスペーサ130が嵌装されている。このキャップ114は、スペーサ130や踏み板120のストッパとなるものである。キャップ114と側柱110との結合は、側面に突起が出ないように固定している。このような固定方法としては、実施例では、キャップ114と側柱110の先端面とを図示しないビスで止めているが、別の方法として、キャップと側柱を接着剤で接着固定してもよい。
側柱110の頂部には、掛止用フックとして、大フック140と、小フック150が設けられている。大フック140は、ベランダの手摺りなど比較的厚い壁などに梯子100を引っかけるためのもので、小フック150は鉄柵など比較的細い棒などに梯子100を引っかけたり、梯子を使用したとき、梯子100と壁との間隔を保持するためのものである。小フック150は、側柱110の下端にも設けられる。ただし、これらの大フック140と小フック150は必須ではないので、必要なければ省略してもよい。
図3は本発明の折り畳み式梯子を折り畳んだ状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。本発明の折り畳み式梯子100は、踏み板120が両端でピン121により側柱110と掛止し、回動自在になっているので、一方の側柱110を上げるか、他方の側柱110を下げるかすると、2本の側柱110は相互に接触するまで接近することができる。そして、接触したとき、2本の側柱110は、1本のほぼ丸い棒状になる。
本発明の折り畳み梯子100は、踏み板120の回動軸となるピン121が、側柱110の外側に全く露出しない構造となっている。また、踏み板120と踏み板120との間隔を保つ方法もスペーサ130を使用し、そのスペーサ130も外部に露出することがない。そのため、本発明の折り畳み式梯子100を折り畳んで丸い棒状にしたとき、外周面の凹凸は、キャップ114が板厚の分が段となるだけで、その他は、全く無いというのが大きな特徴である。
そこで、梯子として使用しないときは図4に示すように、折り畳んでベランダなどのフック160,160に掛止することで、物干し竿として使用することができる。外周面に突出するものが何もないので、物干し竿として好適に使用することができる。
なお、大フック140と、小フック150とは、折り畳んだとき邪魔にならないように回動自在に取り付けてもよい。さらに、着脱可能な構成にしてもよいが、紛失することを防止するためには、回動しても取りはずれできない方式が望ましい。
本発明の折り畳み式梯子の使用状態を示す斜視図である。 (a)は、図1のA−A線で切断して拡大した断面図で、(b)は、(a)のBから見た図で、踏み板とスペーサとの関係を示すために側柱を仮想線で示した図である。 本発明の折り畳み式梯子を折り畳んだ状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の梯子を折り畳んだ状態での使用例を示す図である。
符号の説明
100 折り畳み式梯子
110 側柱
111 踏み板溝
112 ピン溝
114 キャップ
120 踏み板
121 ピン
130 スペーサ
140 大フック
150 小フック

Claims (4)

  1. 相対向して配置される2本の側柱と、これらの側柱間に架設され、両端が前記側柱に回動自在に結合される複数の踏み板と、を有する折り畳み式梯子において、
    前記側柱の長手方向に形成され、前記踏み板が進入可能な踏み板溝と、前記踏み板の両端部に踏み板と側柱の双方と直交する両方向に立設されたピンと、該ピンが通過可能で、前記踏み板溝と連通して形成されたピン溝と、該ピン溝内に嵌装され、上下の踏み板間のピン相互間の距離を規定するスペーサとを設けたことを特徴とする折り畳み式梯子。
  2. 前記側柱が半円筒形状で、梯子を折り畳んだとき、両側の側柱によりほぼ1本の丸棒が形成されることを特徴とする請求項1記載の折り畳み式梯子。
  3. 前記踏み板溝とピン溝とが前記側柱の全長に亘って形成され、側柱の上端と下端とに踏み板溝とピン溝を閉塞するキャップを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳み式梯子。
  4. 前記側柱の頂部に梯子掛止用のフックを設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の折り畳み式梯子。
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