JP2008056084A - アクチュエータ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型・コンパクトで信頼性の高いアクチュエータ構造を得る。
【解決手段】電動モータ31と、この電動モータ31の出力回転を減速するギヤボックス32と、このギヤボックス32により減速されて伝達された出力回転を受けて駆動されるクランクシャフト34とからアクチュエータ構造が構成される。さらに、電動モータ31の回転駆動を制御してクランクシャフト34を所定角度範囲内で駆動させるコントロールユニット90と、クランクシャフト34が所定角度範囲を超えて駆動されることを緩衝させて規制する下動および上動規制ストッパ38a,38bとを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、電動モータの出力回転を減速機構により減速し、この減速された出力回転を受けてアクチュエータ部材を駆動するように構成されるアクチュエータ構造に関する。
自動二輪車、操作ハンドルを有した三輪バギー車等において、操作ハンドルの左側に手動操作されるクラッチレバーを設け、ライダーが左手でクラッチレバーを握ってクラッチ機構の断接操作を行うようにした構成が一般的に用いられている。このようなクラッチ装置においては、通常はクラッチ機構はバネ力等を受けて接続状態にされており、スタート時および変速時にライダーがクラッチレバーを手で握って操作してクラッチ機構を解放し且つ接続させる操作を行うようになっている。このため、クラッチ機構を接続させるバネ力に抗してこれを解放させるに必要な手握力が必要であり、握力が小さな女性ライダー等にとって頻繁なクラッチ操作が必要とされる運転においてクラッチ操作を行うクラッチ操作力の低減は期待されるところである。
このようなことから、例えば、特許文献1には、クラッチ機構の解放のためのクラッチレバーの操作力をクラッチ機構に伝達する操作ケーブルの途中にモータの駆動力で操作力をアシストするパワーアシスト装置を設けた構成が開示されている。このアシスト装置は、クラッチレバーの回転を検出する回転センサと、操作ケーブルに取り付けられて操作ケーブルに加えられた操作荷重を検出する荷重センサと、モータの駆動力により操作ケーブルへの操作力をアシストするアクチュエータと、回転センサおよび荷重センサからの信号に基づいてモータの駆動を制御する制御手段を備えて構成される。
特開2005−248976号公報
このようにアシスト装置を用いれば上述したような問題を軽減することができるが、このアシスト装置は信頼性に加えて、できる限り小型コンパクトであることが求められる。特に操作力をアシストするアクチュエータは所定範囲内での作動が得られれば良く、この所定範囲を超える作動を緩やかに規制することにより、アシスト装置を小型、コンパクトに構成することができ、且つ信頼性を向上することができると考えられる。
本発明はこのような事情に問題に鑑みたもので、小型・コンパクトで信頼性の高いアクチュエータ構造を提供することを目的とする。
本発明に係るアクチュエータ構造は、電動モータと、前記電動モータの出力回転を減速する減速機構と、前記減速機構により減速されて伝達された出力回転を受けて駆動されるアクチュエータ部材とから構成され、前記電動モータの回転駆動を制御して前記アクチュエータ部材を所定範囲内で駆動させる制御装置と、前記アクチュエータ部材が前記所定範囲を超えて駆動されることを緩衝させて規制する規制部材とを備える。
上記アクチュエータ構造において、前記アクチュエータ部材が前記減速機構により減速された前記電動モータの出力回転を受けて回転駆動されるクランクシャフト部材を備え、前記制御装置は、前記クランクシャフト部材を360度より小さな所定角度範囲内で往復回転運動させるように前記電動モータの回転駆動制御を行い、前記規制部材が、前記クランクシャフト部材のクランク部を挟んで前記所定角度範囲内の両端側に配置されたゴム等の緩衝材から構成され、前記クランクシャフト部材が前記所定角度範囲を超えて回転しようとするときに前記クランク部が前記緩衝材に当接して前記所定角度範囲を超える回転を規制するように構成されているのが好ましい。
上記アクチュエータ構造において、前記緩衝材は、前記クランクシャフト部材における前記電動モータの回転駆動力を受ける側において前記クランク部と当接するように配設されているのが好ましい。
なお、アクチュエータ部材をクラッチ操作レバーの操作に応じて駆動してクラッチ操作レバーの操作力を油圧に変換し、この油圧を用いてクラッチを作動させるように構成することができる。
上記のように構成された本発明に係るアクチュエータ構造によれば、制御装置により電動モータの回転駆動を制御してアクチュエータ部材を所定範囲内で駆動させるように構成されているので、アクチュエータ部材を駆動させるためのスペースを必要最小限に抑えることができる。さらに、アクチュエータ部材が所定範囲を超えて駆動されるときには規制部材がこれと緩衝して規制するため、アクチュエータの作動を緩やかに規制することができ、アクチュエータの作動規制時に電動モータや減速機構に衝撃が作用することを防止できるため、これらの信頼性、耐久性を向上でき、且つ、これらを小型コンパクトに構成することが可能となる。
アクチュエータ部材がクランクシャフト部材を備えて構成され、制御装置はこのクランクシャフト部材を360度より小さな所定角度範囲内で往復回転運動させる電動モータの回転駆動制御を行う構成であり、規制部材がクランク部を挟んで所定角度範囲内の両端側に配置されたゴム等の緩衝材から構成され、クランクシャフト部材が所定角度範囲を超えて回転しようとするときにクランク部が緩衝材に当接して所定角度範囲を超える回転を規制するように構成すれば、クランク部材の往復回転運動をシンプルな構成で精度良く確実に規制することができる。特に、規制部材をゴム等の緩衝材から構成することにより、クランク部を規制部材に当接させて回転を規制するときに、当接時の衝突エネルギーを緩衝材により吸収できるので、クランクシャフト部材の回転規制時に電動モータや減速機構に衝撃が作用することを防止でき、これらの信頼性、耐久性を向上するとともに、これらを小型コンパクトに構成することが可能となる。
緩衝材を、クランクシャフト部材における電動モータの回転駆動力を受ける側においてクランク部と当接するように配設すれば、回転駆動力を受けたクランクシャフトの捩れを最小に抑えることができ、制度の良い回転制御が可能であり、ひいては装置を小型コンパクト化することが可能となる。
なお、アクチュエータ部材をクラッチ操作レバーの操作に応じて駆動してクラッチ操作レバーの操作力を油圧に変換し、この油圧を用いてクラッチを作動させるように構成することができるが、このように構成したときに、アクチュエータの作動を緩やかに規制することにより油圧系への負荷を低減でき、油圧装置を小型コンパクト化しやすい。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るアクチュエータ構造を用いて構成されるクラッチ装置を備えた自動二輪車の全体外観を図2に示している。この自動二輪車は、メインフレームMFと、メインフレームMFの前端部に斜め上下に延びる軸を中心として回動自在(操舵自在)に取り付けられたフロントフォークFFと、フロントフォークFFの下端に回転自在に取り付けられた前輪FWと、フロントフォークFFの上端に左右に延びて一体に取り付けられたステアリングハンドルSHと、フロントフォークFFの上部の周囲を前側および左右側方から覆ってメインフレームMFの前部に取り付けられたフロントカバーFCと、メインフレームMFの後部に枢結されて後方に延びて上下に揺動自在なスイングアームSAと、スイングアームSAの後端に回転自在に取り付けられた後輪RW等を備えて構成される。なお、メインフレームMF上には、燃料タンクFT、ライダー用シートRS、排気マフラーEM等が図示のように設けられている。
さらに、フロントカバーFCに覆われた内部空間内に位置してエンジンおよび変速機が一体となったパワーユニット(図示せず)が取り付けられている。このパワーユニットを構成する変速機TMの一部(エンジン回転がクラッチCLを介して入力される入力シャフト側の部分)を図3に示している。変速機TMは、ハウジングHGにベアリング3a,3bを介して回転自在に支持された入力シャフト2の上に複数のドライブギヤ4を配置し、これらドライブギヤ4を、ハウジングHGに回転自在に支持された不図示の出力シャフトの上に配置された複数のドリブンギヤ(図示せず)と噛合させて構成され、図示しない変速機機構により動力伝達するギヤ列を選択するようになっている。入力シャフト2と同軸上に、エンジンのクランクシャフト上に設けられたギヤと噛合しエンジン回転が伝達されて回転駆動されるエンジン駆動ギヤ1と、エンジン駆動ギヤ1と入力シャフト2とを断接するクラッチ機構CLとが配置されている。
クラッチ機構CLは、エンジン駆動ギヤ1と結合されて一体回転するドライブ部材11と、入力シャフト2とスプライン結合されて一体回転するドリブン部材12と、ドライブ材11の内周に沿って軸方向に移動可能且つ一体回転するように取り付けられた複数のセパレータプレート13と、ドリブン部材12の外周に沿って軸方向に移動可能且つ一体回転するように取り付けられるとともにセパレータプレート13の間にそれぞれ挟まれて設けられたフリクションプレート14と、ドリブン部材12の側端にボルト16aにより保持された押圧スプリング16により図3における左方に押圧されて取り付けられた押圧部材15とを有して構成される。
押圧部材15は外周側において、セパレータプレート13およびフリクションプレート14に軸方向に対向し、押圧スプリング16の付勢力を受けてこれら両プレート13,14を軸方向左方に押圧し、これらを摩擦係合させる。この結果、エンジン駆動ギヤ1に伝達されるエンジン回転駆動力は、ドライブ部材11から摩擦係合した両プレート13,14を介してドリブン部材12に伝達され、入力シャフト2を回転駆動させる。入力シャフト2の回転は上述した変速機TMにより変速され、図示しないチェーン機構等を介して後輪RWに伝達され、後輪RWが回転駆動され、自動二輪車が走行駆動される。
このようにクラッチ機構CLは、通常は押圧スプリング16の付勢力を用いて接続状態となるように構成されている。そして、ライダーがステアリングハンドルSHの左側手握部6に左手をかけたままクラッチレバー5を握って引き寄せる操作を行うことによりクラッチ機構CLを解放して、エンジン駆動ギヤ1から入力シャフト2への回転駆動力伝達を遮断するように構成されている。このようにクラッチ機構CLの断接作動を行わせるためのクラッチ装置の構成について、以下に説明する。
クラッチ機構CLを解放するには、押圧部材15を押圧スプリング16の付勢方向と反対方向(図3における右方向)に移動させてセパレータプレート13およびフリクションプレート14を押圧させる力を解放してこれらの摩擦係合を解放すれば良い。この作動を行わすための構成として、押圧部材15の内周部にベアリング17aを介して受け部材17が配設されており、入力シャフト2の中心軸に沿って貫通する連通孔2a内を延びて配設されたプッシュロッド18の先端が受け部材17に当接している。なお、プッシュロッド18の基端はクラッチスレーブシリンダ21を構成するクラッチスレーブピストン23と当接している。これらクラッチスレーブシリンダ21、プッシュロッド18および受け部材17からなる構成をクラッチアクチュエータ20と称する。
クラッチスレーブシリンダ21は、クラッチスレーブシリンダケース22と、このクラッチスレーブシリンダケース22のシリンダ孔内に嵌挿配設されたクラッチスレーブピストン23と、シリンダ孔内においてクラッチスレーブピストン23に囲まれて形成されるクラッチスレーブ油圧室24内に配置されたスプリング25とから構成される。クラッチスレーブシリンダケース22にはクラッチスレーブ油圧室24に連通する入口ポート24aが設けられており、クラッチスレーブシリンダ21は入口ポート24aからクラッチ作動油圧ライン27を介して供給されるクラッチ作動油圧をクラッチスレーブ油圧室24内に受けるようになっている。このようにクラッチスレーブ油圧室24内にクラッチ作動油圧が供給されると、クラッチスレーブピストン23が軸方向に押圧されて移動し、プッシュロッド18を図3における右方向に押圧移動させる。この結果、プッシュロッド18が受け部材17を右方向に押圧移動させて上述のようにクラッチ機構CLを解放させることができる。なお、スプリング25はクラッチ作動油圧が供給されていない状態でプッシュロッド18の遊びをなくすためのものである。
次に、クラッチ作動油圧ライン27にクラッチ作動油圧を供給する装置構成について、図1を参照して説明する。この装置は、クラッチレバー5の操作に応じてクラッチ作動油圧を発生させるクラッチ作動油圧発生装置50を備え、このクラッチ作動油圧発生装置50は、クラッチレバー5の操作に連動して作動してクラッチ作動油圧を作り出すクラッチマスターシリンダ70と、クラッチレバー5の操作にアシスト力を付与するアシストスレーブシリンダ60とを備える。さらに、アシストスレーブシリンダ60に、これを作動させるアシスト油圧を発生させるアシスト圧発生装置30を備える。
なお、図2に示すように、アシスト圧発生装置30はフロントカバーFCの内側に位置してメインフレームMFに取り付けられ、クラッチ作動油圧発生装置50はステアリングハンドルSHの左側の手握部6の近傍に配設されている。このようにアシスト圧発生装置30を自動二輪車のフロントカバーFCに覆われた内部空間内に配設すれば、エンジンからの熱影響を低減でき、走行風により内部の作動油の温度上昇を防止できるので、アシスト圧発生装置30からのアシスト圧を正確に制御でき、クラッチレバー5の操作力伝達特性を一定に維持して、良好な操作フィーリングを維持できる。
まず、アシスト圧発生装置30の構成および作動について、図4〜図8を併用して説明する。アシスト圧発生装置30は、電動モータ31と、電動モータ31の回転駆動力を伝達するギヤボックス32と、ギヤボックス32を介して電動モータ31の回転駆動力を受けて回転駆動されるクランクシャフト34を有したクランクケース33と、クランクケース33のギヤボックス32とは反対側に取り付けられた第1回転角度センサ39と、クランクケース33の中央部から上方に延びて設けられたアシストマスターシリンダ40と、アシストマスターシリンダ40に配管45aを介して繋がったリザーバタンク45とを有して構成される。
ギヤボックス32の内部には、図1に示すように、電動モータ31により回転駆動されるウォームピニオン32aと、これと噛合するウォームホイール32bとが配設されている。クランクケース33内にはベアリング36a,36bにより回転自在支持されてクランクシャフト34が設けられており、クランクシャフト34の一端側にウォームホイール32bが取り付けられている。このため、電動モータ31を回転駆動すれば、ウォームピニオン32aおよびウォームホイール32bを介してクランクシャフト34が回転駆動される。但し、実際には電動モータ31が正逆転駆動され、クランクシャフト34は往復回転駆動される。なお、クランクシャフト34の他端側(ウォームホイール32bの取付部と反対側)に第1回転角度センサ39が取り付けられ、クランクシャフト34の回転角度が検出される。このようにウォームホイール32bの取付部と反対側に取り付けることにより、クランクシャフト34における電動モータ31の回転駆動トルクを受けない部分においてクランクシャフト34の回転角度検出を行うので、クランクシャフト34の正確な回転角度検出が可能である。
クランクシャフト34は、左右一対の偏心アーム35b,35bに跨って偏心シャフト部35aを有してなるクランク部35を備え、偏心シャフト部35aの上にベアリングを介して回転自在に円筒状当接部材35cが取り付けられている(図7参照)。さらに、図6および図8に示すように、片側の偏心アーム35bを斜め左右から囲むようにして、弾性材料製(例えば、ラバー製)の側面視「く」の字状のストッパラバーベース37がクランクケース33内に配設されている。ストッパラバーベース37には、弾性材料製(例えば、ラバー製)の下動規制ストッパ38aと上動規制ストッパ38bとが図示のように設けられており、クランクシャフト34は、電動モータ31の駆動トルクが伝達される側の偏心アーム35bが下動ストッパ38aと当接する位置から上動ストッパ38bと当接する位置までの間で往復回転運動を行えるように構成されている。
アシストマスターシリンダ40は、クランクケース33と一体に結合されて上方に延びたアシストマスターシリンダケース41と、このアシストマスターシリンダケース41のシリンダ孔内に嵌挿配設されたアシストマスターピストン42と、シリンダ孔内においてアシストマスターピストン42に囲まれて形成されるアシストマスター油圧室43内に配設された押し下げスプリング44とを有して構成される。アシストマスターピストン42に一体に繋がって下方に延びるピストンロッド42aの下端が、図6および図7に示すように、偏心シャフト35aに回転自在に取り付けられた円筒状当接部材35cと当接している。また、リザーバタンク45は配管45aを介して開口ポート45b,45cにおいてアシストマスターシリンダケース41の中間部に接続している。このため、リザーバタンク45内の作動油を開口ポート45b,45cを介してシリンダ孔内に供給できるようになっている。
このように構成されたアシストマスターシリンダ40において、電動モータ31によりクランクシャフト34が下動規制ストッパ38aと当接する位置まで回転駆動されると、アシストマスターピストン42は押し下げスプリング44の付勢により円筒状当接部材35cと当接したまま下動され、アシストマスターピストン42の上端が配管45aの開口ポート45b,45cより下側に位置して、アシストマスター油圧室43が配管45aを介してリザーバタンク45と連通する。この結果、リザーバタンク45内の作動油がアシストマスター油圧室43内に供給される。
この状態から電動モータ31が反転駆動され、クランクシャフト34が逆方向に回転駆動されると、円筒状当接部材35cがアシストマスターピストン42を押し上げ、スプリング44の付勢に抗してアシストマスターピストン42を上動させる。この上動により、ピストン42の上端が開口ポート45bを塞ぐ位置に位置した状態から小孔からなる開口ポート45cを介しての連通のみとなるため、アシストマスター油圧室43内の作動油が緩やかに圧縮されて昇圧され始める。そして、ピストン42の上端が開口ポート45cも塞ぐ位置に位置した状態からアシストマスター油圧室43内の作動油がピストン42の上動に対応して圧縮される。
このようにしてアシストマスター油圧室43内の作動油が圧縮されると、アシストマスター油圧室43内の作動油がアシスト油圧ライン47を介してアシストスレーブシリンダ60に供給される。そこで、このアシストスレーブシリンダ60およびクラッチマスターシリンダ70を有して構成されるクラッチ作動油圧発生装置50の構成について、図1に加えて図9〜図12を参照して以下に説明する。
アシストスレーブシリンダ60は、ステアリングハンドルSHの左側部に固設されたアシストスレーブシリンダケース61と、このアシストスレーブシリンダケース61のシリンダ孔内に嵌挿配設されたアシストスレーブピストン62と、アシストスレーブピストン62を図1、図10および図11において右方に付勢する第1スプリング64とを備えて構成される。シリンダ孔内においてアシストスレーブピストン62に囲まれてアシストスレーブ油圧室63が形成されており、これが連結ポート63aを介してアシスト油圧ライン47に繋がっており、アシストマスターシリンダ40から供給されるアシスト油圧をアシストスレーブ油圧室63内に受け入れるようになっている。
クラッチマスターシリンダ70は、ステアリングハンドルSHの左側部に固設されたクラッチマスターシリンダケース71と、このクラッチマスターシリンダケース71のシリンダ孔内に嵌挿配設されたクラッチマスターピストン72と、クラッチマスターピストン72を図1、図10および図11において左方に付勢する第2スプリング74とを備えて構成される。シリンダ孔内においてクラッチマスターピストン72に囲まれてクラッチマスター油圧室73が形成されており、これが連結ポート73aを介してクラッチ作動油圧ライン27に繋がっている。
アシストスレーブシリンダケース61およびクラッチマスターシリンダケース71は一体に構成されてステアリングハンドルSHに固定されており、ここにクラッチレバー5およびノッカー51がピン51aにより回動自在に取り付けられている。クラッチレバー5はライダーが左手で握るようにして操作されて、図において矢印Aで示す方向に回動するように構成されている。なお、図10はクラッチレバー5の非操作状態(クラッチ接続状態)を示し、図11はクラッチレバーを矢印A方向に操作した状態(クラッチ解放操作状態)を示す。ノッカー51は、図12に示すようにクラッチレバー5の下側にこれとは独立して回動自在に取り付けられている。但し、ノッカー51には係合突起51bが上方に突出して設けられており、図10および図11に示すように、クラッチレバー5が矢印A方向に操作されて回動するときにクラッチレバー5が係合突起51bに当接してノッカー51も一緒に回動される。
ノッカー51には、ピン51aによる枢結部を中心として、一端部52に第1連結ロッド65が連結され、他端部53に第2連結ロッド75が連結されている。第1連結ロッド65は、先端部65aがアシストスレーブピストン62の基端側凹部62a内に入り込んでこれと当接嵌合し、基端部65bはノッカー51の一端部52に連結されている。このノッカー51の一端部52と第1連結ロッド65の基端部65bとの連結構造について、図13〜図15を参照して説明する。
ノッカー51の一端部52には上下に貫通する貫通孔52aが形成され、さらに側面側から貫通孔52aに貫通して延びる取付孔52bおよび取付スロット52cが一体に繋がって形成されている。一方、第1連結ロッド65の基端部65bの外周にはリテーニングリング66が取り付けられ、その外径dは取付孔52bの内径より若干小さいが、取付スロット52cの幅Wより大きく設定されている。このため、第1連結ロッド65の基端部65bを取付孔52b内に挿入すれば、図15に示すようにリテーニングリング66も一緒に挿入でき、基端部65bの端面が貫通孔52aに当接するまで挿入すればリテーニングリング66は貫通孔52a内に入り込む。この状態で第1連結ロッド65を基端部65bを中心として矢印Bで示すように回動すれば、リテーニングリング66は貫通孔52a内に入ったまま回動し、取付スロット52cの内側に位置して抜け出せなくなり、ノッカー51の一端部52に係合された状態となる。但しこのように係合されたまま、第1連結ロッド65は取付スロット52c内に位置した状態で所定角度範囲内において回動可能である。
第2連結ロッド75は、先端部75aがクラッチマスターピストン72の基端側凹部72a内に入り込んでこれと当接嵌合し、基端部75bはノッカー51の他端部53に連結されている。但し、ノッカーの他端部53には上下に貫通する貫通孔53aと側面側から貫通孔53aに貫通して延びる取付スロット53bが形成されているだけで、第2連結ロッド75の基端部75bは取付スロット53bから挿入されて貫通孔53aと当接するだけの構成となっている。
図12から分かるように、ピン51aの下端にこれと同心に第2回転角度センサ57が取り付けられている。その回転部57aに回転アーム57bが一体に取り付けられ、これがクラッチレバー5の下面から下方に突出する係合ロッド55と係合している。このため、クラッチレバー5が操作されてピン51aを中心として回動すると、係合ロッド55を介して回転部57aが同様に回転し、第2回転角度センサ57によりクラッチレバー5の操作角度を検出できるようになっている。
このようにアシストスレーブシリンダ60およびクラッチマスターシリンダ70をノッカー51の回動中心を挟んで両側に対向するとともに互いにほぼ平行に並んで配設することにより、両シリンダ60,70をステアリングハンドルSHの左側に、その作動性を損なうことなくコンパクトに配設することができる。
以上の構成において、図1に示すように、電動モータ31の駆動はコントロールユニット90から駆動制御ライン95を介して送られる制御信号に基づいて制御され、この制御を行うため、コントロールユニット90には、第1回転角度センサ39からのクランクシャフト34の回転角度検出信号と、第2回転角度センサ57からのクラッチレバー操作角度信号とが信号ライン90a,90bを介して入力される。また、自動二輪車におけるライダーの操作可能な位置にアシスト力設定つまみ(ゲイン調整つまみ)91が設けられて、手動操作によりアシスト力を0〜3の4段階に設定することができるようになっており、このアシスト力設定信号も信号ライン90cを介してコントロールユニット90に送られるようになっている。なお、アシスト力設定は、「0レベル」ではアシスト力を付与せず、「1レベル」から「3レベル」にかけてアシスト力を段階的に大きくするようになっている。
以上のように構成されたクラッチ装置において、クラッチレバー5の操作に伴う作動について、図16を参照して説明する。なお、図16はA〜Eで示す値の時間変化を示すグラフであり、値Aは第2回転角度センサ57により検出されたクラッチレバー5の操作量の時間変化を示し、値Bはアシスト力が無い場合(すなわち、電動モータ31が駆動されない場合)にクラッチスレーブシリンダ21のクラッチスレーブ油圧室24内に発生する油圧(すなわち、クラッチ作動油圧ライン27を介して供給される油圧)の時間変化を示し、値Cは電動モータ31が駆動された場合での第1回転角度センサ39により検出されたクランクシャフト34の回転量の時間変化を示し、値Dはアシストスレーブシリンダ60のアシストスレーブ油圧室63内の油圧(すなわち、アシスト油圧ライン47を介して供給される油圧)の時間変化を示し、値Eはアシストスレーブシリンダ60からのアシスト力を受けたときにおけるクラッチスレーブシリンダ21のクラッチスレーブ油圧室24内の油圧(すなわち、クラッチ作動油圧ライン27を介して供給される油圧)の時間変化を示している。
まず、アシスト力設定つまみ91により「0レベル」すなわちアシスト力を付与しない設定が行われた場合の作動について説明する。この設定レベルでクラッチレバー5が操作されて矢印A方向に回動されると、これが係合突起51bに当接してノッカー51も一緒に回動される。このクラッチレバー5の回転角度は第2回転角度センサ57により検出され、その検出信号情報が信号ライン90bを介してコントロールユニットCUに入力される。そこで、クラッチレバー5が、例えば、図16において値Aで示されるように変化する場合、すなわち、時間t0から操作が開始され、時間t4〜t5で操作が若干戻され、時間t5〜t6は一定に保持され、時間t6〜t10にかけて緩やかに解放される操作が行われた場合について以下に説明する。
この場合には、アシスト力設定つまみ91からの「0レベル」信号も信号ライン90cを介して入力されているので、コントロールユニットCUはクラッチレバー5の回転角度信号が入力されてもこれを無視し、電動モータ31に駆動信号を送ることなく、これは静止保持される。このため、アシストマスターシリンダ40からアシストスレーブシリンダ60にアシスト油圧が供給されることもなく、アシストスレーブピストン62は、図11に示すように、第1スプリング64の付勢を受けて右動した状態で保持される。この結果、図16に示す値CおよびDは発生せず、値Eは値Bにそのまま対応した値となる。
このように「0レベル」設定であるため、クラッチレバー5の操作に応じてノッカー51が回動すると、図11に示すように第1連結ロッド65はこれと一緒に移動するが、アシストスレーブシリンダ60からのアシスト力を受けることはない。一方、第2連結ロッド75はノッカー51の回動に応じてクラッチマスターピストン72を第2スプリング74の付勢に抗して右方向に押圧移動させる。これにより、クラッチマスター油圧室73内の作動油が圧縮されてクラッチ作動油圧ライン27に押し出され、クラッチスレーブシリンダ21のクラッチスレーブ油圧室24内に作動油を供給する。このとき、クラッチマスターシリンダ70およびクラッチスレーブシリンダ21における無効ストローク(遊び)だけ作動遅れ(時間t0〜t3)が生じるため、クラッチスレーブ油圧室24内の油圧は、図16における値Bで示すように時間t3から変化開始し、時間t7で終了する。この結果、前述したように、クラッチスレーブピストン23によりプッシュロッド18を押してクラッチ機構CLを解放させる。このように、アシスト力設定つまみ91により「0レベル」が設定された状態では、クラッチレバー5の操作力のみによりクラッチ機構CLの解放作動がなされる。
次に、アシスト力設定つまみ91により「1〜3レベル」のいずれかのレベルが設定された場合の作動について説明する。この設定レベルでクラッチレバー5が操作されて矢印A方向に回動されると、その回転角度は第2回転角度センサ57により検出され、例えば、図16において値Aで示されるように変化するが、その検出信号情報が信号ライン90bを介してコントロールユニットCUに入力される。このとき、コントロールユニットCUはこのように入力されたクラッチレバー5の回転角度信号に応じて電動モータ31に駆動信号を送り、これを回転駆動する。この結果、クランクシャフト34は図16において値Cで示すように回転される。このとき時間t0〜t1の僅かな時間遅れが発生している。このクランクシャフト34の回転駆動に応じて、アシストマスターシリンダ40のアシストマスターシピストン42が上下動されて図16において値Dで示すアシスト油圧がアシストスレーブシリンダ60に供給される。このとき、電動モータ31からアシストマスターピストン42までの無効ストローク(遊び)に対応する時間遅れ(時間t0〜t2)が発生している。
このときのクランクシャフト34の回転角度が第1回転角度センサ39により検出され、その検出信号が信号ライン90aを介してコントロールユニットCUに送られる。これを受けたコントロールユニットCUはクランクシャフト34の実際の回転角度位置を算出し、電動モータ31の駆動補正を行う。すなわち、第1角度センサ39からの信号をフィードバック情報として用いて、クラッチレバー5の操作に応じた正確なアシスト力が得られるように、電動モータ31の駆動制御を行う。
このようにして電動モータ31が駆動されてアシストマスターシリンダ40からアシストスレーブシリンダ60にアシスト油圧が供給されると、このアシスト油圧を受けてアシストスレーブピストン62が図10において左動され、第1連結ロッド65を介してノッカー51の一端部52を左方向に押圧する。この押圧力がクラッチレバー5の操作をアシストする力となり、この結果、図16において値Bで示すアシスト力が無い場合のクラッチレバー操作力に値Dで示すアシスト油圧に対応する力が加わった値Eで示す油圧が、クラッチスレーブ油圧室24内に供給され、クラッチレバー5の操作が軽減される。なお、値Eにおいて、ハッチングを施した部分が値Bに対応する。
この場合において、コントロールユニットCUは、設定レベルに応じて電動モータ31の駆動制御内容を変え、クラッチレバー5の操作に対応するアシスト力のゲイン調整を行う。具体的には、設定レベル1ではゲインを小さくして、アシスト力を比較的小さく抑え、設定レベル3ではゲインを大きくして、アシスト力を大きくなるように電動モータ31の駆動制御を行う。
本発明の実施形態に係るアクチュエータ構造を用いたクラッチ装置の全体構成を示す概略図である。 上記クラッチ装置を備えた自動二輪車の全体外観を示す側面図である。 上記自動二輪車が備えるパワーユニットの一部の構成を示す断面図である。 上記クラッチ装置を構成するアシスト圧発生装置の外観を示す正面図である。 上記アシスト圧発生装置の外観を示す斜視図である。 上記アシスト圧発生装置の内部構成を示す斜視図である。 上記アシスト圧発生装置の内部構成を示す断面図である。 上記アシスト圧発生装置の内部構成を示す断面図である。 上記クラッチ装置を構成するクラッチ作動油圧発生装置の外観を示す平面図である。 上記クラッチ作動油圧発生装置の内部構成を示す断面図である。 上記クラッチ作動油圧発生装置の内部構成を示す断面図である。 上記クラッチ作動油圧発生装置の内部構成を示す斜視図である。 上記クラッチ作動油圧発生装置を構成するノッカーおよび連結ロッドの連結構造を説明する断面図である。 上記ノッカーに形成された取付孔および取付スロットの形状を示す側面図である。 上記クラッチ作動油圧発生装置を構成するノッカーおよび連結ロッドの連結構造を説明する断面図である。 値A〜Eの時間変化を示すグラフである。
符号の説明
CL クラッチ機構
2 入力シャフト 5 クラッチレバー
6 手握部 18 プッシュロッド
20 クラッチアクチュエータ 21 クラッチスレーブシリンダ
27 クラッチ作動油圧ライン
30 アシスト圧発生装置 31 電動モータ
34 クランクシャフト 39 第1回転角度センサ
40 アシストマスターシリンダ 45 リザーバタンク
47 アシスト油圧ライン
50 クラッチ作動油圧発生装置 51 ノッカー
57 第2回転角度センサ
60 アシストスレーブシリンダ 65 第1連結ロッド
70 クラッチマスターシリンダ 75 第2連結ロッド
90 コントロールユニット 91 アシスト力設定つまみ

Claims (4)

  1. 電動モータと、
    前記電動モータの出力回転を減速する減速機構と、
    前記減速機構により減速されて伝達された出力回転を受けて駆動されるアクチュエータ部材とから構成されるアクチュエータ構造において、
    前記電動モータの回転駆動を制御して前記アクチュエータ部材を所定範囲内で駆動させる制御装置と、
    前記アクチュエータ部材が前記所定範囲を超えて駆動されることを緩衝させて規制する規制部材とを備えることを特徴とするアクチュエータ構造。
  2. 前記アクチュエータ部材が前記減速機構により減速された前記電動モータの出力回転を受けて回転駆動されるクランクシャフト部材を備え、
    前記制御装置は、前記クランクシャフト部材を360度より小さな所定角度範囲内で往復回転運動させるように前記電動モータの回転駆動制御を行い、
    前記規制部材が、前記クランクシャフト部材のクランク部を挟んで前記所定角度範囲内の両端側に配置されたゴム等の緩衝材から構成され、
    前記クランクシャフト部材が前記所定角度範囲を超えて回転しようとするときに前記クランク部が前記緩衝材に当接して前記所定角度範囲を超える回転を規制するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ構造。
  3. 前記緩衝材は、前記クランクシャフト部材における前記電動モータの回転駆動力を受ける側において前記クランク部と当接するように配設されていることを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータ構造。
  4. 前記アクチュエータ部材をクラッチ操作レバーの操作に応じて駆動して前記クラッチ操作レバーの操作力を油圧に変換し、この油圧を用いてクラッチを作動させるように構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアクチュエータ構造。
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