JP2008056061A - 車灯制御方法、車灯制御装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
車灯制御方法、車灯制御装置及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】二次電池の容量低下を招くことなく、運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる車灯制御方法、車灯制御装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】CPU11は、前方車両用センサ1で先行車両が検出された場合、先行車両との車間距離を取得する。CPU11は、取得した車間距離が前方距離閾値Tfより長いか否かを判定し、車間距離が前方距離閾値Tfより長い場合、バッテリ9の残存容量をバッテリECU20から取得する。CPU11は、バッテリ9の残存容量が容量閾値Tcより大きいか否かを判定し、残存容量が容量閾値Tcより大きい場合、前照灯5をロービームからハイビームへ切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】CPU11は、前方車両用センサ1で先行車両が検出された場合、先行車両との車間距離を取得する。CPU11は、取得した車間距離が前方距離閾値Tfより長いか否かを判定し、車間距離が前方距離閾値Tfより長い場合、バッテリ9の残存容量をバッテリECU20から取得する。CPU11は、バッテリ9の残存容量が容量閾値Tcより大きいか否かを判定し、残存容量が容量閾値Tcより大きい場合、前照灯5をロービームからハイビームへ切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車灯の状態を制御して車両の運転の安全性を向上させることができる車灯制御方法、車灯制御装置及び該車灯制御装置を実現するためのコンピュータプログラムに関する。
車社会が進展していく中、交通事故件数を低減するために様々な取り組みが行われており、ITS(高度道路交通システム)に代表される安全運転支援システムの本格的導入が検討されつつあり、例えば、VICS(道路交通情報通信システム)、ETC(自動料金収受システム)などのサービスが実用化されている。一方で、車両単独でより高い安全性を確保するための技術開発も進められている。
例えば、自車両のヘッドライトで照射された先行車両を撮像し、撮像して得られた撮像画像から先行車両を追尾するためのウィンドウを形成し、形成されたウィンドウ内の画素信号に基づいて、自車両と先行車両との車間距離を測定するとともに、先行車両が遠方を走行している場合には、ヘッドライトをハイビームに切り替えてヘッドライトの光を先行車両に投光することで、先行車両の鮮明な撮像画像を得て車間距離を精度良く測定することができる車間距離検出装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−84099号公報
しかし、特許文献1の装置にあっては、ヘッドライトで照射された先行車両を撮像して得られた撮像画像に基づいて、先行車両との車間距離を測定し、測定した車間距離が長い場合には、ヘッドライトをハイビームに切り替えてより鮮明な撮像画像を得るようにしているため、ヘッドライトをロービームにして走行している場合には、ヘッドライトの光が照射される範囲に存在する先行車両しか撮像することができない。したがって、運転者が、さらに遠方の道路状況を確認するためには、手動でコンビネーションスイッチを操作してロービームからハイビームへ切り替える必要があった。
一方、交通事故の要因としては、運転者の安全不確認、前方不注意によるものが多く、特に、車社会においても運転者の高齢化が進んでおり、交通事故を未然に防止するためには、危険を速やかに察知することにより、運転者に対してタイムリーに注意を促すことが望まれていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、自車の前方に存在する車両との車間距離を取得し、取得した車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、検知された残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えることにより、二次電池の容量低下を招くことなく、運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる車灯制御方法、車灯制御装置及び該車灯制御装置を実現するためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、対向車の有無を検出し、対向車が存在しない場合、車灯をロービームからハイビームへ切り替えることにより、対向車の運転者に影響を与えずに車灯をハイビームに切り替えることができる車灯制御方法及び車灯制御装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、自車の後方に存在する車両との車間距離を取得し、取得した車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、検知された残存容量が容量閾値より大きい場合、尾灯を点灯することにより、二次電池の容量低下を招くことなく、後続車両の運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる車灯制御方法、車灯制御装置及び該車灯制御装置を実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、自車の後方に存在する車両との相対速度を取得し、取得した相対速度が速度閾値より大きい場合、尾灯を点灯することにより、急速に接近してくる後続車両の運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる車灯制御方法及び車灯制御装置を提供することにある。
第1発明に係る車灯制御方法は、車灯のロービーム又はハイビームの切り替えを制御する車灯制御方法において、自車の前方に存在する車両との車間距離を取得し、取得した車間距離が距離閾値より長いか否かを判定し、前記車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定し、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えることを特徴とする。
第2発明に係る車灯制御方法は、第1発明において、対向車の有無を検出し、対向車が存在しない場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えることを特徴とする。
第3発明に係る車灯制御方法は、尾灯の点灯又は消灯を制御する車灯制御方法において、自車の後方に存在する車両との車間距離を取得し、取得した車間距離が距離閾値より短いか否かを判定し、前記車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定し、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯することを特徴とする。
第4発明に係る車灯制御方法は、第3発明において、自車の後方に存在する車両との相対速度を取得し、取得した相対速度が速度閾値より大きいか否かを判定し、前記相対速度が速度閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯することを特徴とする。
第5発明に係る車灯制御装置は、車灯のロービーム又はハイビームの切り替えを制御する車灯制御装置において、自車の前方に存在する車両との車間距離を取得する取得手段と、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知する検知手段と、前記取得手段で取得した車間距離が距離閾値より長いか否かを判定する手段と、前記検知手段で検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、前記車間距離が距離閾値より長く、かつ、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
第6発明に係る車灯制御装置は、第5発明において、対向車の有無を検出する手段を備え、前記切替手段は、対向車が存在しない場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えるように構成してあることを特徴とする。
第7発明に係る車灯制御装置は、尾灯の点灯又は消灯を制御する車灯制御装置において、自車の後方に存在する車両との車間距離を取得する取得手段と、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知する検知手段と、前記取得手段で取得した車間距離が距離閾値より短いか否かを判定する手段と、前記検知手段で検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、前記車間距離が距離閾値より短く、かつ、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯すべく制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
第8発明に係る車灯制御装置は、第7発明において、自車の後方に存在する車両との相対速度を取得する手段と、取得した相対速度が速度閾値より大きいか否かを判定する手段とを備え、前記制御手段は、前記相対速度が速度閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯するように構成してあることを特徴とする。
第9発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、車灯のロービーム又はハイビームの切り替えを制御させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、自車の前方に存在する車両との車間距離が距離閾値より長いか否かを判定する手段と、コンピュータを、前記車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、コンピュータを、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替える手段として機能させることを特徴とする。
第10発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、尾灯の点灯又は消灯を制御させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、自車の後方に存在する車両との車間距離が距離閾値より短いか否かを判定する手段と、コンピュータを、前記車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、コンピュータを、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯すべく制御する手段として機能させることを特徴とする。
第1発明、第5発明及び第9発明にあっては、車両の前部に備えられた移動体との距離測定用のセンサ(例えば、マイクロ波センサ)で前方に存在する車両(先行車両)との車間距離を取得する。取得した車間距離が予め定められた距離閾値(前照灯をロービームにした場合に前照灯の光が届く最大距離であって、例えば、50m程度の距離)より長いか否かを判定する。取得した車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯(例えば、前照灯)に電力を供給する二次電池の残存容量を検知する。この場合、二次電池の残存容量は、例えば、定格容量に対する満充電状態からの放電量の比率で求めることができる。検知された残存容量が容量閾値より大きい場合、前照灯をロービーム(すれ違い用前照灯)からハイビーム(走行用前照灯)へ切り替える。前照灯をハイビームに切り替えることにより、二次電池の放電電流は増加するものの、残存容量が容量閾値より大きいため、前照灯をハイビームに切り替えたとしても、二次電池の容量低下を招くおそれを防止することができる。また、前照灯をロービームにして走行している場合に、さらに遠方に先行車両が存在する場合、前照灯をハイビームに切り替えるため、運転者に対して先行車両が存在することを促すことができるとともに、運転者は容易に先行車両を認識することができる。
第2発明及び第6発明にあっては、車両の前部に備えられた移動体測定用のセンサ(例えば、マイクロ波センサ)で対向車線前方に存在する車両(対向車両)が存在するか否かを検出する。対向車が存在しない場合、車灯(前照灯)をロービームからハイビームへ切り替える。これにより、自車両の前照灯で対向車の運転者の前方視界が妨げられることを防止する。
第3発明、第7発明及び第10発明にあっては、車両の後部に備えられた移動体との距離測定用のセンサ(例えば、マイクロ波センサ)で後方に存在する車両(後続車両)との車間距離を取得する。取得した車間距離が予め定められた距離閾値(例えば、後続車両の前照灯をロービームにした場合に前照灯の光が届かない距離、一例として80m程度)より短いか否かを判定する。取得した車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知する。この場合、二次電池の残存容量は、例えば、定格容量に対する満充電状態からの放電量の比率で求めることができる。検知された残存容量が容量閾値より大きい場合、尾灯を点灯する。尾灯を点灯することにより、二次電池の放電電流は増加するものの、残存容量が容量閾値より大きいため、二次電池の容量低下を招くおそれを防止することができる。また、尾灯を点灯することにより、後続車両の運転者に対して、自車が存在することを促すことができるとともに、後続車両の運転者は容易に自車を認識することができる。
第4発明及び第8発明にあっては、車両の後部に備えられた移動体との距離測定用のセンサ(例えば、マイクロ波センサ)で後方に存在する車両(後続車両)との車間距離を所定の時間間隔で検出することにより、後続車両との相対速度を取得する。取得した相対速度が速度閾値より大きいか否かを判定し、取得した相対速度が速度閾値より大きい場合、尾灯を点灯する。これにより、急速に接近してくる後続車両の運転者は、先行車両(自車)の存在を認識することができ、前方の安全確認を容易に行うことができる。
第1発明、第5発明及び第9発明にあっては、自車の前方に存在する車両との車間距離を取得し、取得した車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、検知された残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えることにより、二次電池の容量低下を招くことなく、運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる。
第2発明及び第6発明にあっては、対向車の有無を検出し、対向車が存在しない場合、車灯をロービームからハイビームへ切り替えることにより、対向車の運転者に影響を与えずに車灯をハイビームに切り替えることができる。
第3発明、第7発明及び第10発明にあっては、自車の後方に存在する車両との車間距離を取得し、取得した車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、検知された残存容量が容量閾値より大きい場合、尾灯を点灯することにより、二次電池の容量低下を招くことなく、後続車両の運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる。
第4発明及び第8発明にあっては、自車の後方に存在する車両との相対速度を取得し、取得した相対速度が速度閾値より大きい場合、尾灯を点灯することにより、急速に接近してくる後続車両の運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づき説明する。図1は本発明に係る車灯制御装置である車灯ECU(Electric Control Unit)10の構成を示すブロック図である。自動車などの車両には、車灯ECU10の他に、先行車両を検出するための前方車両用センサ1、対向車両を検出するための対向車両用センサ2、後続車両を検出するための後方車両用センサ3、運転者が操作するコンビネーションスイッチ4、車両前部左右に配置された前照灯(ヘッドライト)5、前照灯5をロービーム(すれ違い用前照灯)又はハイビーム(走行用前照灯)に切り替える切替部6、車両後部左右に配置された尾灯(スモールランプ)7、尾灯7の点灯駆動を行う駆動部8、前照灯5、尾灯7を含む電装品(不図示)などに電力を供給する二次電池であるバッテリ9、バッテリ9の状態を検出するとともにバッテリ9の充電/放電を制御するバッテリECU20などを備えている。
前方車両用センサ1は、車両の前部に設けられ、車両前方に存在する先行車両を検出し、先行車両との車間距離を算出し、算出した車間距離を車灯ECU10へ出力する。前方車両用センサ1は、例えば、マイクロ波センサであり、周波数帯が約10GHz、24GHzなどであり、検知距離が約100m、送信波を三角波で周波数変調させるFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式の変調方式を用いている。前方車両用センサ1は、前方車両からの反射波と送信波をミキシングすることで距離と速度成分を含んだビート信号を得ることができる。
対向車両用センサ2は、車両の前部に設けられ、車両前方から接近する対向車両を検出し、検出結果を車灯ECU10へ出力する。対向車両用センサ2としては、前方車両用センサ1と同様のマイクロ波センサを用いることができる。
後方車両用センサ3は、車両の後部に設けられ、車両後方の後続車両を検出し、後続車両との車間距離を算出し、算出した車間距離を車灯ECU10へ出力する。また、後方車両用センサ3は、後続車両との車間距離を所定の時間間隔で繰り返し算出して後続車両との相対速度を算出し、算出した相対速度を車灯ECU10へ出力する。後方車両用センサ3としては、前方車両用センサ1と同様のマイクロ波センサを用いることができる。
前照灯5は、車両前部の左右それぞれに設けられ、ロービーム用の光源である放電バルブ(不図示)、ハイビーム用の光源であるハロゲンバルブ(不図示)が所定の光軸方向に配置して内蔵されている。前照灯5は、切替部6から入力される切替信号に基づいて、ロービーム又はハイビームに切り替えられる。なお、ロービーム又はハイビームの切り替えは、2つのバルブを切り替えるものに限定されるものではなく、1つのバルブの光軸をロービーム用又はハイビーム用に変化させる構成であってもよい。
切替部6は、車灯ECU10から入力される制御信号に応じて、前照灯5をロービーム又はハイビームに切り替えるための切替信号を前照灯5へ出力する。また、切替部6は、コンビネーションスイッチ4で車灯の自動切替がオフされた場合、運転者の手動操作に応じた操作信号をコンビネーションスイッチ4から受け取り、受け取った操作信号に応じて、前照灯5をロービーム又はハイビームに切り替えるための切替信号を前照灯5へ出力する。
尾灯7は、車両後部の左右それぞれに設けられ、駆動部8から入力される駆動信号に基づいて、点灯又は消灯する。
駆動部8は、車灯ECU10から入力される制御信号に応じて、尾灯7を点灯又は消灯するための駆動信号を尾灯7へ出力する。また、駆動部8は、コンビネーションスイッチ4で車灯の自動切替がオフされた場合、運転者の手動操作に応じた操作信号をコンビネーションスイッチ4から受け取り、受け取った操作信号に応じて、尾灯7を点灯又は消灯するための駆動信号を尾灯7へ出力する。
コンビネーションスイッチ4は、車両に設けられた前照灯5の照射方向の制御、尾灯7の点灯/消灯の制御を運転者の手動により行うか(自動切替オフ)、あるいは自動で行うか(自動切替オン)を切り替えるための自動切替スイッチを備えている。コンビネーションスイッチ4は、自動切替オン/オフを示す信号を車灯ECU10へ出力する。コンビネーションスイッチ4が、自動切替オンの状態に切り替えられた場合、車灯ECU10は、前照灯5の照射方向の制御、尾灯7の点灯/消灯の制御を行う。
バッテリ9は、鉛蓄電池であり、例えば、満充電時の電圧は12.8Vであり、容量は24Ah(5時間率)である。バッテリ9は、前照灯5、尾灯7などの他にエアコン、カーステレオ等の電装品(不図示)に電力を供給する。バッテリ9は、エンジン(不図示)の動作時にオルタネータ(不図示)により充電される。
バッテリECU20は、例えば、車載LANなどの通信インタフェースを通じて車灯ECU10に接続されている。バッテリECU20は、バッテリ9に関する情報(例えば、バッテリ9の定格容量)を記憶している。また、バッテリECU20は、バッテリ9の電圧、電流を検出するとともに、バッテリ9の充電/放電を制御する。例えば、バッテリECU20は、バッテリ9の放電量(放電電流×時間)を算出し、算出した放電量に基づいて、定格容量に対する放電量の割合によりバッテリ9の残存容量を算出する。バッテリECU20は、車灯ECU10からの要求に応じて、算出した残存容量を車灯ECU10へ出力する。
車灯ECU10は、CPU11、入力部12、出力部13、インタフェース部14、RAM15、記憶部16などを備えている。なお、車灯ECU10は、専用のASIC(Application Specified IC)、FPGA(Field Programmable Gate Arrays)などで構成することができる。
入力部12は、前方車両用センサ1、対向車両用センサ2、後方車両用センサ3、コンビネーションスイッチ4などから出力される各種信号を取得するためのインタフェース機能を備えている。入力部12は、コンビネーションスイッチ4から入力される自動切替オン/オフを示す信号を受け付け、受け付けた信号をCPU11へ出力する。CPU11は、自動切替オンを示す信号を取得した場合、前照灯5の照射方向の制御、尾灯7の点灯/消灯の制御を行う。また、入力部12は、CPU11からの指示に基づいて、前方車両用センサ1から入力される先行車両との車間距離を示す信号、対向車両用センサ2から入力される対向車両の有無を示す信号、後方車両用センサ3から入力される後続車両との車間距離及び相対速度を示す信号などを受け付ける。
出力部13は、各種信号を切替部6、駆動部8へ出力するためのインタフェース機能を備えている。出力部13は、CPU11の制御のもと、前照灯5の照射方向を切り替えるための制御信号を切替部6へ出力する。また、出力部13は、尾灯7の点灯/消灯の制御を行うための制御信号を駆動部8へ出力する。
インタフェース部14は、バテッリECU20との間でデータの授受を行うためのインタフェース機能を備えている。インタフェース部14は、CPU11の制御のもと、バッテリECU20で算出されたバッテリ9の残存容量を示す信号を取得し、取得した信号をCPU11へ出力する。
CPU11は、記憶部16に記憶された所定の制御プログラムをRAM15にロードし、CPU11で制御プログラムを実行させることにより車灯ECU10の動作を制御する。より具体的には、CPU11は、先行車両との車間距離の長短、あるいは対向車両の有無に応じて、前照灯5をロービームからハイビームに切り替える制御を行う。また、CPU11は、後続車両との車間距離の長短、あるいは後続車両との相対速度の大小に応じて、尾灯7の点灯/消灯の制御を行う。
記憶部16は、情報の書き込み可能な記録媒体であって、制御プログラムの他に種々の情報が記憶されている。例えば、記憶部16は、先行車両との車間距離と比較を行うための前方距離閾値Tf、後続車両との車間距離と比較を行うための後方第1距離閾値Tb1、後方第2距離閾値Tb2(Tb2<Tb1)、後続車両との相対速度と比較を行うための速度閾値Tv、バッテリ9の残存容量と比較を行うための容量閾値Tcなどを記憶している。
前方距離閾値Tfは、適宜設定することができ、例えば、50m程度であり、前照灯5をロービームにした場合に前照灯5の光が照射される最大距離である。また、後方第1距離閾値Tb1及び後方第2距離閾値Tb2も適宜設定することができ、例えば、後方第1距離閾値Tb1は、80m程度であり、後方第2距離閾値Tb2は、40m程度である。また、速度閾値Tvも適宜設定することができ、例えば、時速50km程度である。さらに、容量閾値Tcも適宜設定可能であり、例えば、50%程度にすることができる。なお、これらの数値は、一例であって、これに限定されるものではない。
次に車灯ECU10の動作について説明する。図2は前照灯5の照射方向の切替処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、自動切替オンであるか否かを判定し(S11)、自動切替オンでない場合(S11でNO)、ステップS11の処理を続け、自動切替オンになるまで待機する。
自動切替オンである場合(S11でYES)、CPU11は、先行車両が検出されたときに、先行車両との車間距離を取得し(S12)、取得した車間距離が前方距離閾値Tfより長いか否かを判定する(S13)。車間距離が前方距離閾値Tfより長い場合(S13でYES)、CPU11は、バッテリ9の残存容量をバッテリECU20から取得し(S14)、取得したバッテリ9の残存容量が容量閾値Tcより大きいか否かを判定する(S15)。
残存容量が容量閾値Tcより大きい場合(S15でYES)、CPU11は、前照灯5をロービームからハイビームへ切り替え(S16)、対向車両があるか否かを判定する(S17)。対向車両がない場合(S17でNO)、CPU11は、自動切替オフであるか否かを判定する(S18)。
車間距離が前方距離閾値Tfより長くない場合(S13でNO)、CPU11は、前照灯5をハイビームからロービームへ切り替え(S19)、ステップS18以降の処理を行なう。また、残存容量が容量閾値Tcより大きくない場合(S15でNO)、CPU11は、ステップS19以降の処理を行う。また、対向車両がある場合(S17でYES)、CPU11は、ステップS19以降の処理を行う。
自動切替オフでない場合(S18でNO)、CPU11は、ステップS12以降の処理を続け、自動切替オフである場合(S18でYES)、処理を終了する。
図3は尾灯7の点灯又は消灯の処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、自動切替オンであるか否かを判定し(S31)、自動切替オンでない場合(S31でNO)、ステップS31の処理を続け、自動切替オンになるまで待機する。
自動切替オンである場合(S31でYES)、CPU11は、後続車両が検出されたときに、後続車両との車間距離を取得し(S32)、後続車両との相対速度を取得する(S33)。CPU11は、取得した車間距離が後方第1距離閾値Tb1より短いか否かを判定する(S34)。車間距離が後方第1距離閾値Tb1より短い場合(S34でYES)、CPU11は、車間距離が後方第2距離閾値Tb2より短いか否かを判定する(S35)。
車間距離が後方第2距離閾値Tb2より短い場合(S35でYES)、CPU11は、バッテリ9の残存容量をバッテリECU20から取得する(S36)。車間距離が後方第2距離閾値Tb2より短くない場合(S35でNO)、すなわち、車間距離が後方第2距離閾値Tb2と後方第1距離閾値Tb1との間にある場合、CPU11は、取得した相対速度が速度閾値より大きいか否かを判定する(S37)。
相対速度が速度閾値Tvより大きい場合(S37でYES)、CPU11は、ステップS36以降の処理を行う。CPU11は、取得したバッテリ9の残存容量が容量閾値Tcより大きいか否かを判定する(S38)。
残存容量が容量閾値Tcより大きい場合(S38でYES)、CPU11は、尾灯7を点灯し(S39)、自動切替オフであるか否かを判定する(S40)。
車間距離が後方第1距離閾値Tb1より短くない場合(S34でNO)、CPU11は、尾灯7を消灯し(S41)、ステップS40以降の処理を行う。また、相対速度が速度閾値Tvより大きくない場合(S37でNO)、CPU11は、ステップS41以降の処理を行う。また、残存容量が容量閾値Tcより大きくない場合(S38でNO)、CPU11は、ステップS41以降の処理を行う。
自動切替オフでない場合(S40でNO)、CPU11は、ステップS32以降の処理を続け、自動切替オフである場合(S40でYES)、処理を終了する。
上述のとおり、尾灯7の点灯又は消灯の制御は、自車の後方に存在する車両(後続車両)との車間距離及び相対速度を取得し、取得した車間距離が後方第1距離閾値Tb1より短いか否かを判定し、車間距離が後方第1距離閾値Tb1より短い場合、車間距離が後方第2距離閾値Tb2より短いか否かを判定し、車間距離が後方第2距離閾値Tb2より長い(短かくない)場合、後続車両との相対速度が速度閾値Tvより大きいか否かを判定し、相対速度が速度閾値Tvより大きい場合、尾灯7に電力を供給するバッテリ9の残存容量を取得し、取得した残存容量が容量閾値Tcより大きいか否かを判定し、残存容量が容量閾値Tcより大きい場合、尾灯7を点灯する。
以上説明したように、本発明にあっては、バッテリ9の容量低下を招くことなく、運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる。また、対向車両の運転者に影響を与えずに前照灯5をハイビームに切り替えることができる。また、バッテリ9の容量低下を招くことなく、後続車両の運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる。さらに、急速に接近してくる後続車両の運転者が前方の安全確認を容易に行うことができる。
上述の実施の形態では、後続車両との相対速度を所定の速度閾値Tvと比較する構成であったが、これに限定されるものではなく、予め複数の速度閾値を後続車両との車間距離に関連付けて記憶しておき、後続車両との車間距離の長短に応じて、適切な速度閾値を選択するようにしてもよい。これにより、安全性をさらに高めることが可能となる。
上述の実施の形態では、尾灯7の点灯/消灯を制御する場合について説明したが、尾灯に限定されるものではなく、制動灯(ブレーキランプ)、後退灯(バックランプ)、ハザードランプなどにも本発明を適用することができる。
上述の実施の形態では、自車と後続車両との車間距離を後方第1距離閾値Tb1、及び後方第2距離閾値Tb2と比較する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、自車と後続車両との車間距離が所定の後方距離閾値より短い場合において、バッテリの容量が十分あるときに、尾灯を点灯するように構成することができる。
上述の実施の形態では、自車と後続車両との車間距離が後方第1距離閾値Tb1よりも短く、かつ、後方第2距離閾値Tb2より長い場合において、自車と後続車両との相対速度が所定の速度閾値Tvより大きいときに、バッテリ9の容量が十分であれば尾灯7を点灯する構成であったが、これに限定されるものではなく、車間距離にかかわらず、自車と後続車両との相対速度が所定の速度閾値Tvより大きい場合に、バッテリの容量が十分であるときに、尾灯を点灯する構成とすることもできる。
1 前方車両用センサ
2 対向車両用センサ
3 後方車両用センサ
4 コンビネーションスイッチ
5 前照灯
6 切替部
7 尾灯
8 駆動部
9 バッテリ
10 車灯ECU
11 CPU
12 入力部
13 出力部
14 インタフェース部
15 RAM
16 記憶部
20 バッテリECU
2 対向車両用センサ
3 後方車両用センサ
4 コンビネーションスイッチ
5 前照灯
6 切替部
7 尾灯
8 駆動部
9 バッテリ
10 車灯ECU
11 CPU
12 入力部
13 出力部
14 インタフェース部
15 RAM
16 記憶部
20 バッテリECU
Claims (10)
- 車灯のロービーム又はハイビームの切り替えを制御する車灯制御方法において、
自車の前方に存在する車両との車間距離を取得し、
取得した車間距離が距離閾値より長いか否かを判定し、
前記車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、
検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定し、
前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えることを特徴とする車灯制御方法。 - 対向車の有無を検出し、
対向車が存在しない場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車灯制御方法。 - 尾灯の点灯又は消灯を制御する車灯制御方法において、
自車の後方に存在する車両との車間距離を取得し、
取得した車間距離が距離閾値より短いか否かを判定し、
前記車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知し、
検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定し、
前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯することを特徴とする車灯制御方法。 - 自車の後方に存在する車両との相対速度を取得し、
取得した相対速度が速度閾値より大きいか否かを判定し、
前記相対速度が速度閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯することを特徴とする請求項3に記載の車灯制御方法。 - 車灯のロービーム又はハイビームの切り替えを制御する車灯制御装置において、
自車の前方に存在する車両との車間距離を取得する取得手段と、
前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知する検知手段と、
前記取得手段で取得した車間距離が距離閾値より長いか否かを判定する手段と、
前記検知手段で検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、
前記車間距離が距離閾値より長く、かつ、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替える切替手段と
を備えることを特徴とする車灯制御装置。 - 対向車の有無を検出する手段を備え、
前記切替手段は、
対向車が存在しない場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替えるように構成してあることを特徴とする請求項5に記載の車灯制御装置。 - 尾灯の点灯又は消灯を制御する車灯制御装置において、
自車の後方に存在する車両との車間距離を取得する取得手段と、
尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量を検知する検知手段と、
前記取得手段で取得した車間距離が距離閾値より短いか否かを判定する手段と、
前記検知手段で検知された残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、
前記車間距離が距離閾値より短く、かつ、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯すべく制御する制御手段と
を備えることを特徴とする車灯制御装置。 - 自車の後方に存在する車両との相対速度を取得する手段と、
取得した相対速度が速度閾値より大きいか否かを判定する手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記相対速度が速度閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯するように構成してあることを特徴とする請求項7に記載の車灯制御装置。 - コンピュータに、車灯のロービーム又はハイビームの切り替えを制御させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータを、自車の前方に存在する車両との車間距離が距離閾値より長いか否かを判定する手段と、
コンピュータを、前記車間距離が距離閾値より長い場合、前方を照射する車灯に電力を供給する二次電池の残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、
コンピュータを、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記車灯をロービームからハイビームへ切り替える手段と
して機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - コンピュータに、尾灯の点灯又は消灯を制御させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータを、自車の後方に存在する車両との車間距離が距離閾値より短いか否かを判定する手段と、
コンピュータを、前記車間距離が距離閾値より短い場合、尾灯に電力を供給する二次電池の残存容量が容量閾値より大きいか否かを判定する手段と、
コンピュータを、前記残存容量が容量閾値より大きい場合、前記尾灯を点灯すべく制御する手段と
して機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006234525A JP2008056061A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 車灯制御方法、車灯制御装置及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006234525A JP2008056061A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 車灯制御方法、車灯制御装置及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008056061A true JP2008056061A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39239313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006234525A Pending JP2008056061A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 車灯制御方法、車灯制御装置及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008056061A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN110154876A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-08-23 | 中山安信通机器人制造有限公司 | 一种车载机器人控制汽车远近光灯的方法、计算机装置以及计算机可读存储介质 |
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-
2006
- 2006-08-30 JP JP2006234525A patent/JP2008056061A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114593396B (zh) * | 2021-08-16 | 2023-08-08 | 常州市永光车业有限公司 | 一种基于线性恒流的远近光摩托车灯切换机构 |
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