JP2008055491A - ダクタイル鋳鉄製歯車箱及びその製造方法 - Google Patents

ダクタイル鋳鉄製歯車箱及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄道車両用の歯車箱の断面の厚み、特に肉薄部の厚みを常に所望の厚みに製造することを目的とする。
【解決手段】2個の半割箱10の開口部同士を合わせて組み合わせて構成する分離型の歯車箱の半割箱10を、主型2と中子4を備えた鋳型2を用いて鋳造により製造する方法であって、中子4と主型2の上面との間にケレン7を設置し、ダクタイル鋳鉄の溶湯を鋳型2に注入して、該ダクタイル鋳鉄の溶湯によりケレン7の表面のみを溶解させたのち、
溶湯及びケレンを鋳着させることを特徴とする分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道車両用の歯車箱に関し、詳しくはダクタイル鋳鉄製の歯車箱及びダクタイル鋳鉄製の歯車箱の製造方法に関する。
鉄道車両用の歯車箱は、一体型の歯車箱より鋳造が容易であると共に、歯車箱の空間部に収納される歯車等の機構を組立が容易であることから、分離型の歯車箱が用いられている。通常、この分離型の歯車箱は、内部に空間部を有すると共に、一面に開口部を有する半割箱を鋳造し、2個の半割箱の開口部を合わせ、組み合わせてボルトナット等で固定して形成している。
この鉄道車両用の歯車箱は、複雑な凹凸形状であり、その断面は厚みの変化が大きいと共に、軽量化の要請から全体的に肉薄に形成されている。そして、鉄道車両用の歯車箱は、肉薄に形成されていることに加え、機械的強度が要求されるため、主に鋳鋼を用いて製造していた。
しかし、現在鉄道車両の高速化に伴い、歯車箱の振動抑制の要求が高まっている。そこで、従来から用いている鋳鋼に比べて振動減衰効果が有するダクタイル鋳鉄を用いて鋳造した、鉄道車両用の歯車箱が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−88257号公報
このような歯車箱は通常、主型となる上型と下型を合わせ、上型と下型の内部に歯車箱の空間部を形成する中子を設置し、歯車箱の略半分の部分となり、一面に開口部を有する半割箱の形状を備えたキャビティ内に溶湯を注入して、半割箱を鋳造し、2個の半割箱の開口部同士を合わせて組み合わせて構成している。しかし、歯車箱の特に薄い部分では7〜8mm程度ときわめて薄く、半割箱の鋳造時に中子が動き、所望の厚みに製造できず、製造欠陥、例えば所望の厚みより薄い箇所が生じたり、極端な場合、孔が開いてしまうといったことが生じやすいといった問題点があった。
このような製造欠陥が生じた場合には、溶接補修を行うことになるが、特にダクタイル鋳鉄を用いる場合には、従来から使用されている鋳鋼に比べ、溶接施工が難しいので、溶接施工を必要としない、製造欠陥が生じることがない製造方法が望まれていた。
そこで、本発明は上記従来技術の欠点を解消し、半割箱、ひいては歯車箱の断面の厚み、特に肉薄部の厚みを常に所望の厚みに製造すること、歯車箱の断面の厚み、特に肉薄部の厚みが常に所望の厚みである歯車箱を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段としての本発明は、2個の半割箱の開口部同士を合わせて組み合わせて構成する分離型の歯車箱の半割箱を、主型と中子を備えた鋳型を用いて鋳造により製造する方法であって、中子と主型の上面との間にケレンを設置する工程、ダクタイル鋳鉄の溶湯を鋳型に注入する工程、該溶湯により前記ケレンの表面のみを溶解させる工程、溶湯及びケレンを鋳着させる工程を備えることを特徴とする分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法である。
上記方法では、前記ケレンは前記中子又は前記主型に固定することが好ましい。これにより、溶湯の流入による中子の移動を確実に防止することが出来き、中子の装着位置がずれることがない。
又、上記方法では、前記中子の先端部上に前記ケレンを位置させることが好ましい。これにより、中子の最も上下の移動が大きい部分の移動を効果的に抑制することが出来る。
又、上記方法では、前記ケレンは、中子の縦方向及び/又は横方向をずらして2個以上設置することが好ましい。これにより、中子の縦方向及び/又は横方向のずれがなくなり、キャビティの均一な厚みをより確保することが可能となる。
又、上記方法では、前記ケレンの表面に凹凸を設けることが好ましい。これにより、ダクタイル鋳鉄の溶湯と鋳着し易くすることが出来る。
又、上記方法では、前記ケレンに対向する前記中子又は前記主型にあて金を設けることが好ましい。これにより、ケレンが中子又は主型に陥入することを防止でき、中子と主型間の距離を所望の距離に保つことが可能となる。
更に、上記何れかの方法で製造した2個のダクタイル鋳鉄製半割箱を用い、該2個の半割箱の開口部同士を合わせて組み合わせる工程を備えることを特徴とするダクタイル鋳鉄製歯車箱の製造方法である。
又、ダクタイル鋳鉄製の半割箱を製造する鋳型の中子と主型の上面との間にケレンを設置した後、ダクタイル鋳鉄の溶湯を鋳型に注入して、該溶湯により前記ケレンの表面のみを溶解させた後、溶湯及びケレンを鋳着させてダクタイル鋳鉄製の半割箱を形成し、該半割箱2個を開口部同士を合わせて組み合わせて構成したことを特徴とするダクタイル鋳鉄製歯車箱である。
以上のような本発明によれば、歯車箱の断面の厚み、特に肉薄部の厚みを常に所望の厚みに製造すること、歯車箱の断面の厚み、特に肉薄部の厚みが常に所望の厚みである歯車箱を提供することが可能となった。
以下本発明の実施の形態を図に従って詳細に説明する。本発明のダクタイル鋳鉄を用いた歯車箱は、一面に開口部を有する2個の半割箱10を、開口部同士を合わせて組み合わせることにより、内部に歯車機構を収容可能な空間部を備える分離型歯車箱であり、半割箱10は、上型21及び下型22で構成される主型2と、主型2が形成するキャビティ3内に歯車箱の空間部を形成する中子4を配置し、キャビティ3内にダクタイル鋳鉄の溶湯を自重により注入して製造するものである。中子4はキャビティ3内に位置しない外端部41とキャビティ3内に位置する挿入部42を有する。
上型21、下型22及び中子4は、鋳物砂及び粘結剤に、必要に応じて添加剤を加えて型枠内で突き固めて形成する。又、鋳型の崩壊性、耐熱性等を高めるために、黒鉛等の塗型剤を鋳型表面に塗布してもよい。鋳物砂は特に限定されず、珪砂等を用いることが出来、粘結剤は特に限定されず、珪酸ナトリウム、フェノール樹脂、ベンナイト、フラン樹脂等を用いることが出来る。珪酸ナトリウムは大気中の炭酸ガスを吸って硬化又は炭酸ガスを吹き込むことにより硬化される。
ダクタイル鋳鉄の溶湯は、図4に示すように、湯口25から湯道26、せき27を通ってキャビティ3内に注入され、下型22と中子4の間の空間を満たし、更に上型21と中子4の間の空間へと流入する。ケレンを使用しない場合、中子4は、キャビティ3外部で外端部41が主型2と接触しているため、注湯の際に、キャビティ3内で横方向、図1では上下方向にずれることはないが、一方、中子4は、キャビティ3内では主型2と接触していないので、注湯の際に、中子4が溶湯の浮力、圧力に耐えられず、中子4のキャビティ3内に位置する挿入部42のうち湯口25と反対方向の端部である先端部43が上型21面へ押し上げられ、上型21と中子4間の空間が狭まると共に、下型22と中子4間の空間が広がり、場合によっては上型21と中子4間の空間が全くなくなり、中子浮かされが生じることになる。
そこで、本発明では、主型2の上面と中子4の間、本実施形態では上型21と中子4の間にケレン7を設置する。勿論、主型2の下面と中子4の間、本実施形態では下型22と中子4の間にもケレン7を設置することとしてもよい。ケレン7は主型2、本実施形態では上型21又は中子4の何れかに予め固定しておくことが望ましい。これにより、溶湯の流入による中子の移動を確実に防止することが出来き、中子の装着位置がずれることがない。
ケレン7の材質はダクタイル以外の、ダクタイル鋳鉄の溶解温度以上の溶解温度を備えた材質を用いる。ダクタイル鋳鉄の溶湯の温度は約1420℃である。ダクタイル鋳鉄或いはダクタイル鋳鉄の溶解温度以下の溶解温度を備えた材質を用いると、ダクタイル鋳鉄の注湯によりケレン7が溶け、ケレンの役割が充分に果たせないからである。従って、ダクタイル鋳鉄の溶解温度以上の溶解温度を備えれば特に限定されないが、鋳鋼等を用いることが出来、SPCC−3(JIS規格)を好適に用いることが出来る。SPCCの場合、ダクタイル鋳鉄の注湯によりケレンの表面のみが溶け、溶湯と確実に鋳着し歯車箱の機械的強度に影響を及ぼすことがない。
又、ケレン7の形状は特に限定されないが、鋳造時に総て溶解せずにケレンの機能を損なうことがない限度で、厚みや太さを備えることが必要であり、図5に示すように、中実の棒状の芯71の両端に平板体の皿72を設けた形状のケレンが好適に用いることが出来る。又、ケレン7の表面、特に芯71の表面に凹凸を設け、具体的には雄螺子79を切ることにより、ダクタイル鋳鉄の溶湯と鋳着し易くすることが好ましい。その他、断面コの字状に曲折して形成したケレン等も用いることが出来る。
ケレン7の設置位置は、主型2、特に上型21と中子4の間であるが、特に先端部42は中子4の上下の移動が大きいので、中子4の先端部42上に位置するように設けることが好ましい。又、中子の縦方向及び/又は横方向のずれを防止し、キャビティ3の均一な厚みをより確保するために、中子4の縦方向及び/又は横方向、即ち図3において上下及び/又は左右方向をずらして2個以上設置することが好ましい。勿論先端部42以外の部分や下型22と中子4の間に設置して、中子4の安定性を確保してキャビティ3の均一な厚みを担保することとしてもよい。
ケレン7を中子4に固定する場合、図5(a)に示すように、中子4に皿72を嵌合或いは挿入可能な凹部47を設け、該凹部47の底面に接着剤8を塗布し、皿72を挿入して接着剤8で凹部47に接着して、ケレン7を中子4に固定する。ケレン7の確実な設置のため、凹部47の横断面形状は中子4の皿72と同形状とすることが好ましい。又、皿71に対向する主型2、特に上型21には、あて金9を設けて、ケレン7の上型21への陥入を防止することが好ましい。これにより、中子4と上型21間の距離を所望の距離に保つことが可能となる。
又、他の固定方法として、図5(b)に示すように、上型21に接する皿72に円錐形の突起77を設け、該突起77を上型21に差し込んで固定することも出来、更に、突起77に雄螺子78を切って、上型21に螺入して固定することも出来る。又、上記方法の中子4に替えて、主型2、具体的には上型21又は下型22に凹部を設けてケレンを設置する構成、或いは上型21に替えて下型22又は中子4に突起77を差し込んでケレンを設置する構成としてもよい。そして、ケレン7の高さを適宜選択することにより、中子4と上型21又は/及び下型22間の距離、即ち歯車箱の厚さを調整することが出来る。
次に歯車箱の製造方法について説明する。先ず、上型21に対向する中子4の一側面側の先端部42に2個の凹部47を、中子4の縦方向及び横方向にずらして設け、該凹部47の底面に接着剤8を塗布し、夫々の凹部47に夫々皿72を挿入して、2個のケレン7を固定する。これにより、溶湯の流入による中子の移動を確実に防止することが出来き、中子の装着位置がずれることがない。一方、上型21の、鋳型組立時に中子4に固定したケレン7に対向する位置にあて金9を埋め込む。これにより、ケレン7の上型21への陥入を防止することができ、中子4と上型21間の距離を所望の距離に保つことが可能となる。尚、下型22と中子4の間にもケレン7を設置する場合には、中子4の両側面に上記のようにしてケレン7を固定すると共に、下型22の、鋳型組立時に中子4に固定したケレン7に対向する位置にあて金9を埋め込む。次いで、上型21、下型22を合わせて、キャビティ3内に中子4を設置し、中子4と主型2の上面との間にケレン7を設置して鋳型2を組立てる。
次に、上型21に形成された湯口25からダクタイル鋳鉄の溶湯を自重により鋳型2へ流し込む。図4に示すように、溶湯は主型2内の湯道26、せき27を通りキャビティ3内へ流入する。図4中の矢印は溶湯の流れ方向を示すものである。この時、中子4と下型22間にはケレンが設置されていないので、中子4の先端部42は、中子4の自重により下型22方向に若干下がっている。キャビティ3内へ流入した溶湯は下型22と中子4の間の空間を満たす。この際に中子4の先端部は、溶湯の浮力、圧力により中子4の先端部42が上型21面へ押し上げられる。中子4の先端部42が一定の幅で押し上げられると、ケレン7が上型21に当接して、押し上げを停止させる。上型21のケレン7が当接する位置には、あて金9が埋め込まれているので、ケレン7が上型21に陥入して、上型21と中子4間の距離が設定された距離以下になることを防止することが出来る。
尚、下型22と中子4の間にもケレン7を設置している場合には、中子4はキャビティ3内で安定的に支持されているので、キャビティ3内へ流入した溶湯により移動させられることはない。
溶湯は更にキャビティ3内を上昇し、上型21と中子4の間の空間へと流入する。この際、溶湯とケレン7が接触し、ケレン7の表面を溶解する。注湯を終えた後、湯が冷却される際にケレン7の表面と湯が鋳着する。
更に、湯が充分に冷却され、ケレン7が半割箱10と一体的に密着しその一部となった状態で、歯車箱の半割箱10を鋳型2から取出し、鋳ばりや砂を除去する。図6はケレン7が半割箱10と一体的に密着しその一部となった状態を示す図であり、半割箱10にはケレン7の表面と湯が鋳着した部分77が生じている。鋳ばりや砂を除去する際に、ケレン7が中子4の凹部47に埋まっていた部分が突出しているので、該突出部分を削って除去する。その他必要な表面処理等の後処理を行い、ダクタイル鋳鉄製の歯車箱の半割箱が製造される。以上のような方法により、半割箱の寸法制度を高めることが出来る。
以上のようにして製造した2個のダクタイル鋳鉄製半割箱を、夫々の開口部同士を合わせて、ボルト及びナット等を用いて組み合わせることにより、内部に歯車機構を収容可能な空間部を備えるダクタイル鋳鉄製の歯車箱を形成する。以上のような方法により、歯車箱の寸法制度を高めることが出来る。
又、上記実施の形態では、主型2は上下に型開きをする形態を採用しているが、左右に型開きする構成としてもよい。
本発明一実施形態ダクタイル鋳鉄製歯車箱の半割箱の製造過程を示す上面図 図1A−A断面図 本発明で用いる中子の一実施形態を示す斜視図 本発明一実施形態製造過程を示す断面面図 本発明一実施例部分拡大断面図 本発明ダクタイル鋳鉄製歯車箱の一実施例部分拡大図
符号の説明
2 鋳型
21 上型
22 下型
3 キャビティ
4 中子
41 外端部
42 挿入部
43 先端部
47 凹部
7 ケレン

Claims (8)

  1. 2個の半割箱の開口部同士を合わせて組み合わせて構成する分離型の歯車箱の半割箱を、主型と中子を備えた鋳型を用いて鋳造により製造する方法であって、中子と主型の上面との間にケレンを設置する工程、ダクタイル鋳鉄の溶湯を鋳型に注入する工程、該溶湯により前記ケレンの表面のみを溶解させる工程、溶湯及びケレンを鋳着させる工程を備えることを特徴とする分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
  2. 前記ケレンは前記中子又は前記主型に固定することを特徴とする請求項1記載の分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
  3. 前記中子の先端部上に前記ケレンを位置させることを特徴とする請求項1又は2記載の分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
  4. 前記ケレンは、中子の縦方向及び/又は横方向をずらして2個以上設置することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
  5. 前記ケレンの表面に凹凸を設けたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
  6. 前記ケレンに対向する前記中子又は前記主型にあて金を設けたことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載の分離型の歯車箱を構成するダクタイル鋳鉄製半割箱の製造方法。
  7. 請求項1から6のうち何れかに記載の方法で製造した2個のダクタイル鋳鉄製半割箱を用い、該2個の半割箱の開口部同士を合わせて組み合わせる工程を備えることを特徴とするダクタイル鋳鉄製歯車箱の製造方法。
  8. ダクタイル鋳鉄製の半割箱を製造する鋳型の中子と主型の上面との間にケレンを設置した後、ダクタイル鋳鉄の溶湯を鋳型に注入して、該溶湯により前記ケレンの表面のみを溶解させた後、溶湯及びケレンを鋳着させてダクタイル鋳鉄製の半割箱を形成し、該半割箱2個を開口部同士を合わせて組み合わせて構成したことを特徴とするダクタイル鋳鉄製歯車箱。
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