JP2008054047A - 光増幅器及び光伝送装置 - Google Patents

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Kenji Sakurai
謙司 櫻井
Mitsuaki Nishie
光昭 西江
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Abstract

【課題】 より多様な要求仕様の変更に対応可能な光増幅器を提供すること。
【解決手段】 この光増幅器1は、希土類添加光導波路12bと、励起光源11b,13bと、光強度検出器14bと、励起光源11b,13bから発せられる励起光と信号光とを合波する合波器16a,16bと、光アイソレータ15a,15bとを備え、希土類添加光導波路12b、励起光源11b,13b、及び光強度検出器がそれぞれ異なるパッケージ部材内に収められており、希土類添加光導波路、励起光源、光強度検出器14b、合波器16a,16b、及び光アイソレータ15a,15bが光ファイバを用いて相互に光結合されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光増幅器及び光伝送装置に関する。
近年の光通信においては、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)通信が実用化されており、この波長分割多重通信において光増幅器は必要不可欠なものとなっている。
波長分割多重通信システムに用いられる光増幅器は、増幅利得、増幅帯域、雑音指数といった様々な特性を指定した要求仕様を満たす必要がある。また、これらの要求仕様は、光増幅器を波長分割多重通信システムに用いて運用している間に変更される場合もある。そこで、多様な要求仕様を満たすための光増幅器として、下記特許文献1に記載の光増幅器が提案されている。
特開2005−38879号公報
上記特許文献1に記載の光増幅器では、複数の導波路を並列に形成した導波路アレイを設けている。そして、導波路アレイに形成された複数の導波路を光ファイバによって選択的に相互に連結し、一つに繋がった光路を形成する。従って、上記特許文献1に記載の光増幅器では、導波路長を変更することによって仕様の変更に対応している。しかしながら、導波路長の変更のみで対応できる仕様の変更には限りがある。
そこで本発明では、より多様な要求仕様の変更に対応可能な光増幅器及びその光増幅器を含む光伝送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光増幅器は、希土類添加光導波路と、励起光源と、光強度検出器と、信号光と励起光源から発せられる励起光とを合波する合波器と、光アイソレータとを備える光増幅器であって、希土類添加光導波路、励起光源、及び光強度検出器がそれぞれ異なるパッケージ部材内に収められており、希土類添加光導波路、励起光源、光強度検出器、合波器、及び光アイソレータが光ファイバを用いて相互に光結合されてなる光増幅器。
本発明に係る光増幅器によれば、希土類添加光導波路、励起光源、及び光強度検出器がそれぞれ異なるパッケージ部材内に収められているので、例えば、希土類添加光導波路、励起光源、及び光強度検出器について仕様変更したい場合、その光部品が収められているパッケージ部材を交換することで対応できる。
本発明に係る光伝送装置は、光モジュールとして、上記光増幅器と、複数の光トランシーバと、光合分波器とを備えると共に、当該各光モジュールを制御する制御装置を備える光伝送装置であって、各光モジュールの内の少なくとも一つは、他の光モジュールと制御装置との通信を傍受し、当該傍受した通信内容に応じた動作を行う。
本発明に係る光伝送装置によれば、光モジュールとして光増幅器、複数の光トランシーバと、及び光合分波器を備えているので、各光モジュールの交換によって仕様変更が可能となるので、より汎用性が高くなる。また、各光モジュールの内の少なくとも一つは、傍受した通信内容に応じた動作を行うので、その光モジュールは自律的に動作を行うことができる。
本発明によれば、光部品が収められているパッケージ部材を交換することで仕様変更に対応できるので、より多様な要求仕様の変更に対応可能となる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の実施形態である光増幅器は後述する構成により、入力される信号光と励起光を合波し、希土類添加光導波路に通して、その希土類添加導波路からの誘導放出により信号光を増幅するものである。
本発明の実施形態である光増幅器について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態である光増幅器1の構成を示す図である。図1に示す光増幅器1は、制御装置10と、パッケージ11,12,13,14と、光アイソレータ15a,15bと、合波器16a,16bと、バス17とを備えている。尚、制御装置10、パッケージ11〜14、光アイソレータ15a,15b、合波器16a,16b、及びバス17は、図示しない筐体に収められている。また、パッケージ11〜14は、バス17を備えた筐体のスロット(図示しない)への活線挿抜が可能なように構成されている。
制御装置10は、光増幅器1全体の動作を制御するための装置である。制御装置10は、バス17を介して、パッケージ11〜14及びそれらに収められた機能部品又は装置(詳細は後述する)との間で情報の授受を行い、必要な指示情報を出力することで光増幅器1全体の動作を制御している。また、制御装置10は、光通信システムに光モジュールとして収められた場合、他の光モジュールとの間で情報の授受を行う部分でもある。
バス17は、共通信号線であり、例えばI2C(登録商標)といった半二重マルチノードシリアル通信が可能な仕様に準拠した2線式の信号線が用いられる。
パッケージ11は、パッケージ部材11a内に、励起光源11b及び制御装置11cを配置して形成されている。パッケージ部材11aには、光出力端子11dが設けられている。
パッケージ部材11aとしては、励起光源11b及び制御装置11cを収容でき、光出力端子11dが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
励起光源11bは、所定波長の励起光Leを供給するための光源であって、レーザダイオードによって形成される。光出力端子11dは、励起光源11bから出力された励起光を出力するための端子である。光出力端子11dには、光コネクタ18aが光結合されている。励起光源11bは、制御装置11cと電気的に接続されており、制御装置11cからの制御情報に基づいて出力を調整する。
制御装置11cは、マスター側装置である制御装置10からの指示情報(指示信号)に基づいて、励起光源11bの出力を調整する制御情報を出力するスレーブ側装置である。
光アイソレータ15aは、光増幅器1に入力される信号光Lを受け入れる入力端子(図示しない)と合波器16aとの間に設けられている。光アイソレータ15aは、合波器16aに向けて信号光Lを通過させる一方、合波器16aからの光(戻り光)を遮断するように機能する。
合波器16aは、光アイソレータ15aとパッケージ12との間に結合された光学要素であり、パッケージ11内の励起光源11bによって生成される励起光Leを信号光Lに合波する。
パッケージ12は、パッケージ部材12a内に、希土類添加光導波路12bを配置して形成されている。パッケージ部材12aには、光入力端子12cと、光出力端子12dとが設けられている。
パッケージ部材12aとしては、希土類添加光導波路12bを収容でき、光入力端子12c及び光出力端子12dが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
希土類添加光導波路12bは、光増幅器1における光増幅媒体である。希土類添加光導波路12bは、石英系光ファイバ、フッ化物系光ファイバ、テルライト系光ファイバ、多成分酸化物系光ファイバ、フツリン酸系光ファイバ、カルコゲナイトガラスファイバ、ポリマー光ファイバ、及び石英系平面光導波路からなる群から選択される少なくとも1種の光ファイバによって形成されている。
希土類添加光導波路12bにおける添加物としては、Er、Ce、Pr、Nd、Eu、Tb、Dy、Ho、Tm、Ybからなる群から選択される少なくとも1種の物質が添加される。また、Al、Laを共添加してもよい。希土類添加光導波路12bの一端は光入力端子12cに光結合されており、他端は光出力端子12dに光結合されている。
光入力端子12cは、パッケージ12内に収められている希土類添加光導波路12bに信号光Lを入力するための端子である。また、光出力端子12dは、希土類添加光導波路12bから出力された信号光Lをパッケージ12の外部に出力するための端子である。光入力端子12cには光コネクタ18bが、光出力端子12dには光コネクタ18cが、それぞれ光結合されている。
パッケージ13は、パッケージ部材13a内に、励起光源13b及び制御装置13cを配置して形成されている。パッケージ部材13aには、光出力端子13dが設けられている。
パッケージ部材13aとしては、励起光源13b及び制御装置13cを収容でき、光出力端子13dが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
励起光源13bは、所定波長の励起光Leを供給するための光源であって、レーザダイオードによって形成される。光出力端子13dは、励起光源13bから出力された励起光を出力するための端子である。光出力端子13dには、光コネクタ18dが光結合されている。
制御装置13cは、マスター側装置である制御装置10からの指示情報(指示信号)に基づいて、励起光源13bの出力を調整するスレーブ側装置である。
合波器16bは、パッケージ12とパッケージ14との間に結合された光学要素であり、パッケージ13内の励起光源13bによって生成される励起光Leを信号光Lに合波する。
光アイソレータ15bは、合波器16bとパッケージ14との間に設けられている。光アイソレータ15bは、パッケージ14に向けて信号光Lを通過させる一方、パッケージ14からの光(戻り光)を遮断するように機能する。
パッケージ14は、パッケージ部材14a内に、光検出器14b、制御装置14c及び分波器14dを配置して形成されている。パッケージ部材14aには、光入力端子14eと光出力端子14fとが設けられている。
パッケージ部材14aとしては、光検出器14b、制御装置14c、及び分波器14dを収容でき、光入力端子14e及び光出力端子14fが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
分波器14dは、希土類添加光導波路12bから出力された(増幅後の)信号光Lの一部を分離するための光学要素である。
光検出器14bは、分波器14dによって分離された光の強度を検出し、該強度を電気信号(強度情報)に変換するための情報生成手段である。光検出器14bは、フォトダイオードによって形成されている。光検出器14bは、制御装置14cと電気的に接続されており、分波器14dによって分離された光の強度情報を制御装置14cに出力する。
制御装置14cは、光検出器14bから出力された強度情報を、マスター側装置である制御装置10に送信するスレーブ側装置である。
上述したように、光増幅器1のパッケージ11〜14は挿抜可能(プラガブル)な構造となっているので、パッケージ11〜14のいずれかを抜き取った光増幅器を形成することも容易に可能である。
一例として、光増幅器1のパッケージ13を抜き取った光増幅器2の構成を図2に示す。光増幅器2においては、合波器16bが不要となるので、パッケージ13と共に抜き取っている。また、図示はしないが、光増幅器1のパッケージ11を抜き取った光増幅器を構成することも可能である。その場合には、合波器16aが不要となるので、パッケージ11と共に抜き取る。
本実施形態の変形例を図3に示す。図3に示す光増幅器3は、光アイソレータ25a,25b及び合波器26a,26bを、それぞれパッケージ部材21a,22a,23a,24aの中に配置し、パッケージ21,22,23,24としている。パッケージ21〜24は、バス17を備えた筐体(図示しない)への活線挿抜が可能なように構成されている。
パッケージ21は、パッケージ部材21a内に、励起光源11b、制御装置11c、及びを配置して形成されている。パッケージ部材21aには、光入力端子21bと光出力端子21cが設けられている。
パッケージ部材21aとしては、励起光源11b、制御装置11c、及び合波器26aを収容でき、光入力端子21b及び光出力端子21cが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
既に説明したように、励起光源11bは、所定波長の励起光Leを供給するための光源であって、レーザダイオードによって形成される。合波器26aは、光入力端子21bと光出力端子21cとの間に結合された光学要素であり、励起光源11bによって生成される励起光Leを信号光Lに合波する。
光入力端子21bは、パッケージ21内に収められている合波器26aに信号光Lを入力するための端子である。また、光出力端子21cは、励起光Leを合波した信号光Lをパッケージ21の外部に出力するための端子である。光入力端子21bには光コネクタ28aが、光出力端子21cには光コネクタ28bが、それぞれ光結合されている。
パッケージ22は、パッケージ部材22a内に、希土類添加光導波路12b及び光アイソレータ25aを配置して形成されている。パッケージ部材22aには、光入力端子22bと、光出力端子22cとが設けられている。
パッケージ部材22aとしては、希土類添加光導波路12b及び光アイソレータ25aを収容でき、光入力端子22b及び光出力端子22cが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
希土類添加光導波路12bを構成する光ファイバ及び添加物については既に説明した通りであるので、その説明を省略する。希土類添加光導波路12bの一端は光アイソレータ25aに光結合されており、他端は光出力端子22cに光結合されている。
光アイソレータ25aは、光入力端子22bと希土類添加光導波路12bとの間に設けられている。光アイソレータ25aは、希土類添加光導波路12bに向けて信号光Lを通過させる一方、希土類添加光導波路12bからの光(戻り光)を遮断するように機能する。
光入力端子22bは、パッケージ22内に収められている希土類添加光導波路12bに信号光Lを入力するための端子である。また、光出力端子22cは、希土類添加光導波路12bから出力された信号光Lをパッケージ22の外部に出力するための端子である。光入力端子22bには光コネクタ28cが、光出力端子22cには光コネクタ28dが、それぞれ光結合されている。
パッケージ23は、パッケージ部材23a内に、励起光源23b及び制御装置23cを配置して形成されている。パッケージ部材23aには、光入力端子23b及び光出力端子23cが設けられている。
パッケージ部材23aとしては、励起光源13b、制御装置13c、及び合波器26bを収容でき、光入力端子23b及び光出力端子23cが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
既に説明したように、励起光源13bは、所定波長の励起光Leを供給するための光源であって、レーザダイオードによって形成される。合波器26bは、光入力端子23bと光出力端子23cとの間に結合された光学要素であり、励起光源13bによって生成される励起光Leを信号光Lに合波する。
光入力端子23bは、パッケージ23内に収められている合波器26bに信号光Lを入力するための端子である。また、光出力端子23cは、励起光Leを合波した信号光Lをパッケージ23の外部に出力するための端子である。光入力端子23bには光コネクタ28eが、光出力端子23cには光コネクタ28fが、それぞれ光結合されている。
パッケージ24は、パッケージ部材24a内に、光検出器14b、制御装置14c、分波器14d、及び光アイソレータ25bを配置して形成されている。パッケージ部材24aには、光入力端子24bと光出力端子24cとが設けられている。
パッケージ部材24aとしては、光検出器14b、制御装置14c、分波器14d、及び光アイソレータ25bを収容でき、光入力端子24b及び光出力端子24cが設けられる条件を満たせば、種々のパッケージ部材を用いることができる。従って、例えば光送受信器の分野における一般的な規格であるSFPや、XFPに定められた寸法及び形状を有するパッケージ部材も好適に用いられる。
光検出器14b、制御装置14c、及び分波器14dについては、既に説明しているので、その説明を省略する。
光アイソレータ15bは、合波器16bとパッケージ14との間に設けられている。光アイソレータ15bは、パッケージ14に向けて信号光Lを通過させる一方、パッケージ14からの光(戻り光)を遮断するように機能する。
上述したように、光増幅器3のパッケージ21〜24は挿抜可能(プラガブル)な構造となっているので、パッケージ21〜24のいずれかを抜き取った光増幅器を形成することも容易に可能である。
一例として、光増幅器3のパッケージ21を抜き取った光増幅器4の構成を図4に示す。また、図示はしないが、光増幅器3のパッケージ23を抜き取った光増幅器を構成することも可能である。この形態の場合、合波器26a又は合波器26bもパッケージ21又はパッケージ23と共に抜き取ることが出来るので、より作業効率が向上する。
上述したように、本実施形態に係る光増幅器1〜3によれば、各光モジュールとしてのパッケージ11〜14,21〜24を個別に変更・交換することができるので、増幅利得、波長特性、雑音指数(NF)といった特性を容易に調整できる。
引き続いて、上述した光増幅器1,2,3,4を適用した光伝送装置について図5を参照しながら説明する。図5に示す光伝送装置5は、WDM通信システムにおけるn個の信号チャネルから送信されたチャネル成分L(λ)〜L(λ)を含む光信号Lを受信することができると共に、チャネル成分L(λ)〜L(λ)を含む光信号Lを送信することができる光送受信装置である。
光伝送装置5は、制御装置50と、光トランシーバ群51と、光合分波器52と、光増幅器1(2,3,4)と、バス53とを備えている。光トランシーバ群51を構成するn個の光トランシーバTR〜TR、光合分波器ユニット52、及び光増幅器1(2,3,4)は、それぞれ図示しない筐体のスロットに対して挿抜可能(プラガブル)に構成されている。
制御装置50は、光伝送装置5全体の動作を制御するための装置である。制御装置50は、バス53を介して、光トランシーバ群51、光合分波器ユニット52、及び光増幅器1(2,3,4)との間で情報の授受を行い、必要な指示情報を出力することで光伝送装置5全体の動作を制御している。
光トランシーバ群51を構成するn個の光トランシーバTR〜TRは、光信号Lに含まれるチャネル成分L(λ)〜L(λ)それぞれを送受信する光送受信装置である。光トランシーバTR〜TRは、それぞれ制御装置51〜51を備えている。制御装置51〜51は、マスター側装置である制御装置50からの指示情報に基づいて、所定の信号光を出力し、受信した信号光に基づいた情報処理を行うスレーブ側装置である。
光合分波器ユニット52は、光合分波器52aを備えている。光号分波器52aは、各光トランシーバTR〜TRそれぞれの、光送信器Tx又は光受信器Rxに光ファイバを介して光結合されている。光合分波器52aが光送信器Txに光結合されている場合、光合分波器52aは光増幅器1(2,3,4)の光入力端子(図示しない)に光ファイバを介して光結合される。また、光合分波器52aが光受信器Rxに光結合されている場合、光合分波器52aは光増幅器1(2,3,4)の光出力端子(図示しない)に光ファイバを介して光結合される。
バス53は、共通信号線であり、例えばI2C(登録商標)といった半二重マルチノードシリアル通信が可能な仕様に準拠した2線式の信号線が用いられる。光トランシーバTR〜TR、光合分波器52a、及び光増幅器1(2,3,4)は、バス53の二つの線を介して制御装置50によって監視されている。また、光増幅器1(2,3,4)は、バス53を介した通信を傍受しているので、例えば、光トランシーバTR〜TRにおける異常の有無、挿抜の有無に関する情報を取得できる。
より具体的に、光増幅器1(2,3,4)が通信を傍受する方法について説明する。例えば、XXXXをバス53に接続されているスレーブ側装置のアドレス、YYYYをそのスレーブ側装置内のメモリ(RAM)のアドレスとし、XXXXYYYY(X,Yは0又は1)によって制御装置50が各スレーブ側装置を管理・制御しているものとする。
例えば、光トランシーバTRの光受信器Rxのアドレスを1100、入力パワー異常を示す情報を格納するアドレスを1010とする。その光受信器Rxは、入力異常を常時監視しており、入力異常がなければ1を、入力異常があれば0を、メモリの1010番地に格納する。制御装置50は、11001010(光トランシーバTRの光受信器Rxのメモリの1010番地)のデータが0か1かに基づいて、その光受信器Rxに異常が発生しているか否かを判断する。
また、光トランシーバTRの光送信器Txのアドレスを0011、この光送信器Txが送信する信号光の波長を示す情報を格納するアドレスを1001とする。制御装置50は、00111001(光トランシーバTRの光送信器Txのメモリの1001番地)のデータを書き換えて光送信器Txが送信する信号光の波長を変更する。
引き続いて、光伝送装置5の動作について説明する。図6は、光伝送装置5の動作を示すフローチャートであって、制御装置50及び光増幅器1(2,3,4)の動作を示すものである。
まず、制御装置50の動作を説明する。制御装置50は、光トランシーバTR〜TR、光合分波器52a、及び光増幅器1(2,3,4)が正常動作していることを示す情報であるA(k)を全て0にセットすると共に、正常動作している光トランシーバTR〜TRの数を示す情報であるN_txを全て0にセットする(ステップS01)。尚、kは、1以上の整数であって、光トランシーバTR〜TR、光合分波器52a、及び光増幅器1(2,3,4)の総台数N_maxが最大値である。
続いて、光トランシーバTR〜TR、光合分波器52a、及び光増幅器1(2,3,4)それぞれのアドレス番地Nを0にセットする(ステップS02)。そして、アドレス番地Nをカウントアップする(ステップS03)。カウントアップしたアドレス番地Nが、N_maxより大きいか否かを判断する(ステップS04)。アドレス番地NがN_maxより大きければ、ステップS02に戻る。
ステップS04において、アドレス番地NがN_max以下の場合、アドレス番地Nが光増幅器1(2,3,4)のアドレスであるか否かを判断する(ステップS05)。アドレス番地Nが光増幅器1(2,3,4)のアドレスである場合、後述するステップS14に進む。
ステップS05において、アドレス番地Nが光増幅器1(2,3,4)のアドレスでない場合、そのアドレス番地Nが示す光モジュール(光トランシーバTR〜TR、光合分波器52aのいずれか、以下同じ)にアクセスする(ステップS06)。
ステップS06のアクセスに対して、各光モジュールから応答があるか否かを判断する(ステップS07)。応答が無い場合には、後述するステップS09に進む。応答がある場合には、その応答データを読み込む(ステップS08)。
アドレス番地Nに対応する光モジュールが光トランシーバTR〜TRのいずれかであるか、否かを判断する(ステップS09)。アドレス番地Nに対応する光モジュールが光トランシーバTR〜TRのいずれかでないならば、ステップS03の処理を行う。
アドレス番地Nに対応する光モジュールが光トランシーバTR〜TRのいずれかである場合には、正常動作をしていて、かつA(N)が0か否かを判断する(ステップS10)。
アドレス番地Nに対応する光トランシーバTR〜TRが正常動作をしており、かつA(N)が0である場合、正常動作している光トランシーバTR〜TRの数を示す情報であるN_txをN_tx+1として、A(N)を1とする(ステップS11)。その後、ステップS03に戻る。
アドレス番地Nに対応する光トランシーバTR〜TRが正常動作をしておらず(装着されていない場合を含む)、かつA(N)が1であるか否かを判断する(ステップS12)。アドレス番地Nに対応する光トランシーバTR〜TRが正常動作をしておらず(装着されていない場合を含む)、かつA(N)が1である場合、正常動作している光トランシーバTR〜TRの数を示す情報であるN_txをN_tx−1として、A(N)を0とする(ステップS13)。その後、ステップS03に戻る。
ステップS05において、アドレス番地Nが光増幅器1(2,3,4)のアドレスである場合、光増幅器1(2,3,4)にアクセスする(ステップS14)。このアクセスに対し、光増幅器1(2,3,4)から応答があるか否かを判断する(ステップS15)。応答がない場合には、上位システムにエラーを通知する(ステップS16)。その後ステップS03に戻る。
ステップS15において、光増幅器1(2,3,4)から応答がある場合には、光増幅器1(2,3,4)が把握するチャネル数Mを読み込む。続いて、M=N_txであるか否かを判断する(ステップS18)。M=N_txでない場合には、上位システムにエラーを通知する(ステップS19)。その後、ステップS03に戻る。M=N_txである場合には、そのままステップS03に戻る。
引き続いて、光増幅器1(2,3,4)の動作について説明する。光増幅器1(2,3,4)は、光トランシーバTR〜TR、及び光合分波器52a、が正常動作していることを示す情報であるB(k)を全て0にセットすると共に、正常動作している光トランシーバTR〜TRの数を示す情報であるMを全て0にセットする(ステップS101)。
続いて、制御装置50と、光トランシーバTR〜TR及び光合分波器52aとの間の通信を傍受する(ステップS102)。このステップS102において、上述したステップS06の通信を傍受する。光増幅器1(2,3,4)は、傍受したアドレス番地Nが、自身のアドレス番地か否かを判断する(ステップS103)。傍受したアドレス番地Nが、自身のアドレス番地である場合、後述するステップS114に進む。
ステップS103において、傍受したアドレス番地Nが自身のアドレス番地でない場合、光増幅器1(2,3,4)は、アドレス番地Nが光トランシーバTR〜TRのアドレスか否かを判断する(ステップS104)。アドレス番地Nが光トランシーバTR〜TRのアドレスでない場合、ステップS102に戻る。アドレス番地Nが光トランシーバTR〜TRのアドレスである場合、上述したステップS07で、応答を受信したか判断する(ステップS105)。応答を受信していない場合、B(N)が0か否かを判断する(ステップS106)。B(N)が0の場合には、ステップS102に戻る。B(N)が0でない場合には、B(N)を0にセットした後にステップS102に戻る(ステップS107)。
ステップS105において、応答を受信したと判断した場合、上述したステップS08でやり取りが行われるデータを傍受する(ステップS108)。アドレス番地Nの光トランシーバTR〜TRが正常動作をしており、B(N)が0であるか否かを判断する(ステップS109)。アドレス番地Nの光トランシーバTR〜TRが正常動作をしており、B(N)が0である場合、M=M+1、B(N)=1にセットする(ステップS110)。その後、ステップS113に進む。
ステップS109において、アドレス番地Nの光トランシーバTR〜TRが正常動作をしており、B(N)が0であると判断しなかった場合、アドレス番地Nの光トランシーバTR〜TRが異常動作をしており、B(N)が1であるか否かを判断する(ステップS111)。アドレス番地Nの光トランシーバTR〜TRが異常動作をしており、B(N)が1である場合、M=M−1、B(N)=0にセットする(ステップS112)。その後、ステップS113に進む。
光増幅器1(2,3,4)は、新しいチャネル数Mに適合するように励起レーザ制御のターゲット値を変更する。尚、チャネル数Mが変更されなかった場合にはターゲット値は変更しない。光増幅器1(2,3,4)は、励起レーザの出力を確認する。また、I2Cインターフェイスのメモリにおいて、チャネル数Mが格納されている部分を更新する(ステップS113)。光増幅器1(2,3,4)は、上述したステップS17の動作に応じて、チャネル数Mを通知する(ステップS114)。
本発明の実施形態である光増幅器の構成を示す図である。 本発明の実施形態である光増幅器の構成を示す図である。 本発明の実施形態である光増幅器の構成を示す図である。 本発明の実施形態である光増幅器の構成を示す図である。 本発明の実施形態である光伝送装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態である光伝送装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
1,2,3,4…光増幅器、10…制御装置、11,12,13,14…パッケージ、15a,15b…光アイソレータ、16a,16b…合波器、17…バス。

Claims (2)

  1. 希土類添加光導波路と、励起光源と、光強度検出器と、信号光と前記励起光源から発せられる励起光とを合波する合波器と、光アイソレータとを備える光増幅器であって、
    前記希土類添加光導波路、前記励起光源、及び前記光強度検出器がそれぞれ異なるパッケージ部材内に収められており、
    前記希土類添加光導波路、前記励起光源、前記光強度検出器、前記合波器、及び前記光アイソレータが光ファイバを用いて相互に光結合されてなる光増幅器。
  2. 光モジュールとして、請求項1に記載の光増幅器と、複数の光トランシーバと、光合分波器とを備えると共に、当該各光モジュールを制御する制御装置を備える光伝送装置であって、
    前記各光モジュールの内の少なくとも一つは、他の光モジュールと前記制御装置との通信を傍受し、当該傍受した通信内容に応じた動作を行う、光伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102263367A (zh) * 2011-06-16 2011-11-30 清华大学 提高低重频激光脉冲光纤放大效率的系统及其方法
JP2015012295A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 ライコム株式会社 レセプタクル型光増幅器

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