JP2008052891A - テープカートリッジおよびこれを利用したテープのローディングシステム - Google Patents

テープカートリッジおよびこれを利用したテープのローディングシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドの表面に付着した汚れなどを確実に除去できるテープカートリッジおよびこれを利用したテープのローディングシステムを得る。
【解決手段】記録用テープ3やリーダーテープ5などのテープを収容したケース本体1からテープが繰り出されて、テープドライブ9のローディング経路33を経てテープドライブ9の巻取リール35に巻き取られる。テープの繰り出し端側には、弾性的に撓むことができる刷毛22が突出状に配されている。テープの繰り出しに伴って刷毛22が、テープドライブ9のローディング経路33の途中に配したヘッド20に対して接触状態で動くことで、刷毛22によってテープドライブ9のヘッド20が清掃される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータなどに用いる外部装置としてのテープドライブに装着された状態で、ケース本体から繰り出されたテープが外部装置のローディング経路を経て外部装置の巻取リールに巻き取られるテープカートリッジおよびこれを利用したテープのローディングシステムに関する。
特許文献1には、記録用テープを巻装した1個のリールをケース本体内に収容し、その記録用テープの繰り出し端部にクリーニングテープなどのクリーニング部を配した単リール型のテープカートリッジが開示されている。
前記テープドライブには、記録用テープに記録されたデータを読み取り、あるいはデータを記録用テープに記録するためのヘッドが設けられている。特許文献1では、ケース本体から記録用テープを繰り出してテープドライブ内の巻取リールにローディングする際に、前記クリーニングテープなどがヘッドの表面に対して接触状態ですり動くことで、そのヘッドの表面に付着している汚れを除去するようになっている。
特開平8−63718号公報(図1) 特開2002−203308号公報(図3)
前記ヘッドにあっては、例えば特許文献2の図3に示すごとく、記録用テープとの間に入り込んだ空気を逃すなどのために、ヘッドの表面に凹部を設けることがある。この場合、前記クリーニングテープなどでは、前記凹部の内部に入り込んだ汚れを確実には除去できないおそれがある。
また、特許文献1のクリーニング部は、記録用テープの繰り出し端に接続したリーダーテープに研磨剤を塗布し、あるいは記録用テープとリーダーテープとの間にクリーニングテープを固定することで形成してあり、使用によって劣化したクリーニング部を容易に交換できないところに問題がある。
そこで本発明の目的は、外部装置のヘッドの表面に付着した汚れを確実に除去できるテープカートリッジおよびこれを利用したテープのローディングシステムを提供することにある。
本発明が対象とするテープカートリッジは、図1および図5に示すごとく、テープを収容したケース本体1からテープが繰り出されて、外部装置9のローディング経路33を経て外部装置9の巻取リール35に巻き取られるようになっている。ここでのテープは、磁気的に信号を記録したうえで磁気的に読み出すことが可能な記録用テープ(磁気テープ)や、レーザなどの光学系を用いて信号を記録したうえで磁気的または光学系を用いて読み出すことが可能な記録用テープなどが該当し、記録用テープの繰り出し端側に配置した記録不能なリーダーテープや、クリーニングテープなどを含んでいてもよく、またテープ全体がクリーニングテープであってもよい。かかるテープは、外部装置9のヘッド20に接触してもよく、外部装置9のヘッド20に対して非接触であってもよい。ローディング経路33は、外部装置9においてテープカートリッジのケース本体1から巻取リール35に至る経路が該当する。信号は、デジタルデータの信号やアナログ信号などが該当する。
本発明に係るテープカートリッジは、図1や図8に示すごとく、テープの繰り出し端側には、弾性的に撓むことができるクリーニング部材22・43が突出状に配されており、テープの繰り出しに伴ってクリーニング部材22・43が、外部装置9のローディング経路33の途中に配したヘッド20に対して接触状態で動くことで(図6参照)、ヘッド20が清掃されることを特徴とする。クリーニング部材22・43は、刷毛状のものや、へら状(板状)のものなどが該当する。ヘッド20は、前記記録用テープに対して信号を磁気的に記録し、また磁気的に記録された信号を読み出すことができるもの(磁気ヘッド)や、前記記録用テープに対してレーザや光学レンズなどからなる光学系を用いて信号を記録し、また光学系を用いて記録された信号を受光素子などを用いて読み出すことができるもの(光学ヘッド)などが該当する。ヘッド20は、記録用テープに信号を記録するヘッドと、記録用テープから信号を読み出すヘッドとを別々に設けたものや、1個のヘッドで記録用テープに信号を記録するとともに記録用テープから信号を読み出すものなどが該当する。
詳しく説明すると、本発明のテープカートリッジは、図1に示すごとく、ケース本体1内に1個のリール2が収容されていて、リール2にテープが巻装されており、テープは、ヘッド20によって信号が読み出され、あるいはヘッド20によって信号が記録される記録用テープ3であるものとすることができる。
テープの繰り出し端側には、図1に示すごとく、外部装置9の捕捉手段10で捕捉されてケース本体1から引き出されるリーダーブロック6が連結されており、クリーニング部材22がリーダーブロック6に配されている。クリーニング部材22は、リーダーブロック6においてテープの繰り出し方向に対し、ほぼ垂直となる状態に配してもよく、斜めの状態に配してもよい。
さらに詳しく説明すると、図3および図4に示すごとく、クリーニング部材22は、リーダーブロック6に対して着脱自在に取り付けられる基部21に固定されている。かかるクリーニング部材22は、弾力性を有する刷毛であってもよい。
また、図7および図8に示すごとく、記録用テープ3の繰り出し端にリーダーテープ5が連結されるようになっており、クリーニング部材43が、記録用テープ3の繰り出し端とリーダーテープ5との間に配されるようにしてもよい。記録用テープ3の繰り出し端は、記録不能な部分であってもよく、クリーニングテープなどで構成してあってもよい。生産性の点からリーダーテープ5と記録用テープ3の繰り出し端とクリーニング部材43とが、スプライシングテープ7によって一体に連結されることが好ましい。
本発明が対象とするシステムは、テープカートリッジから繰り出されたテープが、ローディング経路33を経て巻取リール35に巻き取られるテープのローディングシステムにおいて、テープの繰り出し端側に突出状に配されていて弾性的に撓むことができるクリーニング部材22・43が、テープカートリッジからのテープの繰り出しに伴ってローディング経路33を経て巻取リール35側へ向けて動くことで、ローディング経路33の途中に配したヘッド20に接触してヘッド20を清掃することを特徴とする。
本発明によれば、テープの繰り出し端側において突出したクリーニング部材22・43が、外部装置9のヘッド20に対して弾性的に接触して動くので、ヘッド20に凹凸があっても、その凹部内にクリーニング部材22・43が入り込んで汚れをすり落とすことができる。したがって、ヘッド20に付着した汚れを確実に除去することができ、例えば、ヘッド20の汚れに起因するデータ信号などの読み出し不良や、データ信号などの記録(書き込み)不良などを確実に防止できる。しかも、クリーニング部材22・43はヘッド20に対して弾性的に接触するので、クリーニングテープのようにヘッド20を研磨することがほとんどなく、その分だけヘッド20の消耗が低減されて、ヘッド20の短命化を抑えることができる。
クリーニング部材22・43が突出している分だけ、ヘッド20と、テープの繰り出し端側との間に隙間があっても、クリーニング部材22・43が、ヘッド20に対して確実に接触して、ヘッド20に付着した汚れを確実に除去することができる。
かかるクリーニング部材22・43は、ケース本体1内に収容した1個のリール2に記録用テープ3が巻装されたテープカートリッジに好適に適用することができ、その場合には、前記ヘッド20の汚れに起因する記録用テープ3からのデータ信号などの読み出しの不良や、記録用テープ3へのデータ信号などの記録の不良などを確実に防止できる。
クリーニング部材22をリーダーブロック6に配すると、リーダーブロック6を有効に使ってヘッド20を清掃することができる。したがって、特許文献1のクリーニングテープのように、クリーニングテープの分だけ記録用テープ3を短くしなくても済み、記録用テープ3を短くすることによる記録容量の低下を防止できる。
クリーニング部材22が、基部21に固定されることでリーダーブロック6に対して着脱自在になると、例えば長期間の使用によってクリーニング部材22が傷んだときには、新しいクリーニング部材22に容易に交換することができる。したがって、テープカートリッジを長期間にわたって使用しても、その間のヘッド20の清掃機能を確実に維持することができる。
クリーニング部材22が弾力性を有する刷毛であると、その刷毛によってヘッド20の細かい凹凸も確実に清掃することができる。
クリーニング部材43が、記録用テープ3の繰り出し端とリーダーテープ5との間に配されると、従来のテープカートリッジにクリーニング部材43を容易に追加することができ、その分だけ製造装置の改良などの手間を低減できる。
リーダーテープ5と記録用テープ3の繰り出し端とクリーニング部材43とが、スプライシングテープ7によって一体に連結されると、これらを別々に連結するよりも製造工程の手間などを低減できる。
かかる効果を奏するテープカートリッジを用いたテープのローディングシステムでは、テープカートリッジからテープを繰り出して、そのテープをローディング経路33を経て巻取リール35に巻き取ったり、巻取リール35に巻き取られたテープをテープカートリッジ内に巻き戻したりするだけで、クリーニング部材22・43によってヘッド20の細かい凹凸までも確実に清掃することができる。したがって、ヘッド20の清掃のためにローディング経路33などを分解しなくても済み、その分だけテープのローディングシステムに対するメンテナンスの手間などが軽減される。しかも、前述のようにクリーニング部材22・43はヘッド20に対して弾性的に接触するので、ヘッド20の消耗を低減できて、ヘッド20の短命化を抑えることができる。
(実施例1) 図1ないし図6は、本発明が対象とするテープカートリッジおよびテープのローディングシステムの実施例1を示しており、図1に示すごとく、四角形状の上下ケースを蓋合わせ状に結合してなる四角箱形状のケース本体1と、ケース本体1内に収容された1個のリール2と、リール2に巻装されてケース本体1内に収容される記録用テープ3とを有する単リール型のテープカートリッジに形成されている。記録用テープ3は、磁気ヘッドを用いて磁気的に信号を記録したうえで磁気ヘッドで信号を磁気的に読み出すことが可能な磁気テープや、レーザなどを用いた光学ヘッドで信号を記録したうえで磁気ヘッドや光学ヘッドで磁気的または光学的に信号を読み出すことが可能なテープなどからなり、デジタルデータなどの信号やアナログ信号が記録可能になっている。
記録用テープ3は、ケース本体1から繰り出されるようになっており、記録用テープ3の繰り出し端側には、リーダーテープ5(図2参照)を介してリーダーブロック6が連結されている。リーダーテープ5は、記録用テープ3と同一幅のポリエステルシートなどで形成してあり、スプライシングテープ7を介して記録用テープ3に接続される。なお、リーダーテープ5は、信号の記録が不能になっている。
リーダーブロック6は、図1ないし図4に示すごとく、ほぼ直方体形状のプラスチック成形品からなり、その先端寄りには、図5に示すテープドライブ(外部装置)9の捕捉ピン(捕捉手段)10を係合連結するための断面U字状の連結溝11を有している。リーダーブロック6は、テープドライブ9の捕捉ピン10で捕捉されることでケース本体1から引き出される。
リーダーブロック6の右側面6a(図4では下側)には、その基端寄りに、リーダーテープ5の先端部を固定ピン12で固定するための係合溝13を有しており、前記右側面6aの先端寄りに、ヘッド清掃用のクリーニング体16を着脱自在に取り付けるための断面T字状の嵌合溝17を有している。
クリーニング体16は、テープドライブ9のヘッド20の表面に付着している埃などの汚れを除去して清掃するものであり、リーダーブロック6の嵌合溝17に対して着脱自在に嵌合して取り付けられる断面T字状の柄部(基部)21と、柄部21の外端面に植毛固定される刷毛(クリーニング部材)22とを有している。刷毛22は弾力性を有する。
クリーニング体16をリーダーブロック6の嵌合溝17に取り付けたときには、刷毛22が、リーダーブロック6に対して突出状に配されることになり、この状態でテープドライブ9のヘッド20に臨むことができるようになっている。柄部21は、図2に示すごとく、リーダーテープ5の幅方向に長く延びるプラスチック成形品からなる。柄部21の長さ寸法は、リーダーテープ5の幅寸法より長くなっている。
クリーニング体16の刷毛22は、弾性的に撓むことができるとともにある程度の柔軟性を有する導電性の微細なポリエステル繊維や絹糸などからなり、複数の束状に分かれて配されている。刷毛22の各束は、柄部21の長さ方向に2列に並べて配されており、柄部21の長さ方向の全域にわたって配されている。
リーダーブロック6の嵌合溝17は、図2および図3に示すごとく、リーダーテープ5の幅方向に延びており、前記幅方向の一端側(図3の上側)が開放されているとともに、他端側(図3の下側)が規制壁23で塞がれている。嵌合溝17の前記一端側寄りには、嵌合凹部26が設けられており、この嵌合凹部26には、クリーニング体16の柄部21に設けた係止突起27が嵌合する。この嵌合によって、クリーニング体16がリーダーブロック6の嵌合溝17から抜け落ちることが防止される。
ケース本体1の前方の左隅部には、図1に示すごとく、テープ引出口30が開口しており、テープ引出口30の内側には、不使用時のリーダーブロック6を待機位置(図1の二点鎖線図の位置)に保持するための受座31を設けてある。前記不使用時には、不図示のリールロック機構によってリール2がロックされてリール2の遊転が阻止される。
本テープカートリッジを用いたテープのローディングシステムの実施例を説明すると、図5に示すごとく、本テープカートリッジをテープドライブ9に装填することで、テープドライブ9の捕捉ピン10がテープカートリッジのリーダーブロック6の連結溝11に係合するとともに(図6参照)、テープカートリッジのリールロック機構によるリール2のロックが解除される。次に、テープカートリッジから記録用テープ3を繰り出してローディングするために、捕捉ピン10によってリーダーブロック6がリーダーテープ5および記録用テープ3と共にケース本体1から引き出され、リーダーテープ5および記録用テープ3が、ガイドローラー32などからなるローディング経路33を経て巻取リール35に巻き取られる(図5の状態)。
前記ローディング経路33の途中には、前記ヘッド20が配されており、このヘッド20に対して記録用テープ3が接触することで、記録用テープ3に記録されたデータ信号がヘッド20によって記録用テープ3から読み出され、あるいはデータ信号がヘッド20によって記録用テープ3に記録される。このローディング動作の際には、記録用テープ3がヘッド20に接触する前に、クリーニング体16の刷毛22が、図6に示すごとくヘッド20の表面に対して接触状態ですり動いており、これによってヘッド20の表面の汚れが除去される。
なお、本ローディングシステムにおいて、記録用テープ3がテープカートリッジのリール2に巻き取られるアンローディング動作の際にも、クリーニング体16の刷毛22が、ヘッド20の表面に対して接触状態ですり動いており、これによってヘッド20の表面の汚れが除去されることになる。なお、ヘッド20は、記録用テープ3に接触しないで、記録用テープ3に記録されたデータ信号を読み出し、あるいは記録用テープ3にデータ信号を記録するものであってもよい。ヘッド20は、磁気ヘッドや光学ヘッドなどで構成される。
長期間の使用によってクリーニング体16の刷毛22が傷んだときには、クリーニング体16をリーダーブロック6の嵌合溝17の一端側(図3の上側)に押して、嵌合溝17の嵌合凹部26からクリーニング体16の係止突起27を外し、クリーニング体16を嵌合溝17から抜き取る。
この後、新しいクリーニング体16を嵌合溝17の一端側から差し込んで、クリーニング体16の係止突起27が嵌合溝17の嵌合凹部26に嵌まり込むまで押し込む(図2の状態)。これにより、新しいクリーニング体16がリーダーブロック6の嵌合溝17に装着されることになる。
クリーニング体16は、リーダーブロック6に接着剤で固定してもよく、またリーダーブロック6の嵌合溝17に圧入するなどによって固定してもよい。また、刷毛22がリーダーブロック6の右側面6aに直接植毛固定されてもよい。リーダーテープ5を省略して、記録用テープ3の繰り出し端にリーダーブロック6を直接連結してもよい。また、記録用テープ3の繰り出し端は、記録不能なテープに構成してあってもよく、クリーニングテープなどで構成してあってもよい。
(実施例2) 実施例2のテープカートリッジでは、リーダーブロック6に代えて、図7に示すごとく、リーダーテープ5の先端に、テープドライブ9の捕捉手段で捕捉されるピン40を配している。また、図7および図8に示すごとく、記録用テープ3の繰り出し端と、リーダーテープ5の基端との間にクリーニング体41を配してある。なお、記録用テープ3の繰り出し端は、記録不能なテープで構成してあってもよく、クリーニングテープなどで構成してあってもよい。
クリーニング体41は、弾性的に撓むことができるとともにある程度の柔軟性を有する導電性のポリエステル樹脂製板材などからなり、断面T字状に形成されている。クリーニング体41は、スプライシングテープ7によってリーダーテープ5および記録用テープ3の繰り出し端に固定される基部42と、基部42の中央から記録用テープ3の繰り出し端とリーダーテープ5との間を通って突出状に配されるクリーニング部材43とを有する。つまり、スプライシングテープ7によって、リーダーテープ5と記録用テープ3の繰り出し端とクリーニング体41とが一体に連結される。
そして、テープのローディングシステムにおいて、実施例2のテープカートリッジをテープドライブ9に装填すると、テープドライブ9の捕捉手段によってピン40が捕捉されて記録用テープ3などと共にテープカートリッジのケース本体1から繰り出される。記録用テープ3が、ローディング経路33を経てテープドライブ9の巻取リール35に巻き取られる際に、クリーニング体41のクリーニング部材43がヘッド20の表面に対して接触状態ですり動いて、ヘッド20の表面の汚れを除去する。また、記録用テープ3がテープカートリッジのリール2に巻き取られる際にも、クリーニング部材43がヘッド20に対して接触状態ですり動いて、ヘッド20の表面の汚れを除去する。
ケース本体1のテープ引出口30は、スライドドア45で開閉できる。その他の点は、実施例1と同じであるので説明を省略する。
本発明の実施例1にかかるテープカートリッジの横断面図である。 実施例1のリーダーブロックの側面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 テープをローディングした状態を示すテープドライブの概略構成図である。 実施例1のクリーニング部材の動作を説明するための平面図である。 実施例2のテープカートリッジからテープを引き出した状態を示す正面図である。 図7のC−C線断面図である。
符号の説明
1 ケース本体
3 記録用テープ
5 リーダーテープ
6 リーダーブロック
7 スプライシングテープ
9 テープドライブ
10 捕捉ピン
16・41 クリーニング体
20 ヘッド
21 柄部
22 刷毛
42 基部
43 クリーニング部材

Claims (8)

  1. テープを収容したケース本体から前記テープが繰り出されて、外部装置のローディング経路を経て前記外部装置の巻取リールに巻き取られるテープカートリッジにおいて、
    前記テープの繰り出し端側には、弾性的に撓むことができるクリーニング部材が突出状に配されており、
    前記テープの繰り出しに伴って前記クリーニング部材が前記ローディング経路の途中に配したヘッドに対して接触状態で動くことで、前記ヘッドが清掃されることを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 前記ケース本体内には1個のリールが収容されていて、前記リールに前記テープが巻装されており、
    前記テープが、前記ヘッドによって信号が読み出され、あるいは前記ヘッドによって信号が記録される記録用テープである請求項1記載のテープカートリッジ。
  3. 前記テープの繰り出し端側には、前記外部装置の捕捉手段で捕捉されて前記ケース本体から引き出されるリーダーブロックが連結されており、
    前記クリーニング部材が、前記リーダーブロックに配されている請求項1又は2記載のテープカートリッジ。
  4. 前記クリーニング部材が、前記リーダーブロックに対して着脱自在に取り付けられる基部に固定されている請求項3記載のテープカートリッジ。
  5. 前記クリーニング部材が、弾力性を有する刷毛である請求項1又は2又は3又は4記載のテープカートリッジ。
  6. 前記テープの繰り出し端に、リーダーテープが連結されるようになっており、
    前記クリーニング部材が、前記テープの繰り出し端と前記リーダーテープとの間に配されている請求項1記載のテープカートリッジ。
  7. 前記リーダーテープと前記テープの繰り出し端と前記クリーニング部材とが、スプライシングテープによって一体に連結されている請求項6記載のテープカートリッジ。
  8. テープカートリッジから繰り出されたテープが、ローディング経路を経て巻取リールに巻き取られるテープのローディングシステムにおいて、
    前記テープの繰り出し端側に突出状に配されていて弾性的に撓むことができるクリーニング部材が、前記テープの繰り出しに伴って前記ローディング経路を経て前記巻取リールへ向けて動くことで、前記ローディング経路の途中に配したヘッドに接触して前記ヘッドを清掃することを特徴とするテープのローディングシステム。
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