JP2008052008A - 光偏光器、光走査装置及び走査型画像表示装置 - Google Patents

光偏光器、光走査装置及び走査型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】入射する光束径が反射部より大きい場合や反射部と入射光束とに位置ずれがある場合でに、反射部の背後の部材による不要な反射を回避する。
【解決手段】光偏向器101は、基板部103と、該基板部に対して揺動可能な反射部102と、該偏光器への入射光束のうち、反射部に向かって入射して該反射部で反射されて射出する光束を通過させるための開口107が形成され、入射光束のうち該開口に入射する光束以外の光束の少なくとも一部を遮る絞り部106とを有する。絞り部の開口縁301のうち少なくとも一部を、該絞り部において入射光束が入射してくる前面106a側から反射部側に向かって開口幅を狭める形状とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光束を反射して偏向する光偏向器及びこれを用いた光走査装置や走査型画像表示装置に関する。
光偏向器は、光源からの光束を反射する方向を変化させるデバイスであり、これを用いて光束を走査することで画像を形成することができる。そして。このような光偏向器を用いて構成された光走査装置や走査型画像表示装置が従来提案されている(例えば、特許文献1)。
光偏向器(走査デバイス)としては、半導体プロセスを用いて製作される微小機械システム(MicroElectro Mechanical System : MEMS)が使用されることが多い(特許文献2,3参照)。一般的には、光偏向器は、基板部とこれにトーションバーを介して保持された反射面(ミラー面)とを有する。反射面は、アクチュエータから電磁力又は静電気力が加えられることでトーションバーのねじれとともに揺動する。このような光偏向器は、きわめて小型で、高速動作が可能である。
米国特許5,467,104号(Fig.2等) 特開平07−175005公報(段落0014〜0040、図1等) 特開平08−334723公報(段落0010〜0023、図1等)
上記のような光偏向器において、反射面の大きさを該偏向器に入射する光束の径よりも大きくすると、光束と反射面との間に位置誤差があっても、すべての光束を反射面に入射させることができる。一方、反射面が大きいと機械的特性の悪化や消費電力の増加を招くため、反射面はできるだけ小さい方が好ましい。
ここで、図15に示すように、反射面1501をここに入射する光束1502の径よりも小さくすると、光束1502のうち反射面1501に入射しない光束が生じ、反射面1501の背後に配置された部材によって反射されてしまう。このような不要な反射光は、画像上にフレアとなって表れ、画質の低下を招く。このため、反射面の大きさは、ここに入射する光束径と同じとすることが望ましい。
しかしながら、反射面の大きさと光束径とが同じである場合において、部品公差や組立て時の誤差により光束と反射面の位置関係がずれると、前述した反射面が光束径より小さい場合と同様に、反射面から外れた光束がその背後に配置された部材で反射する。このため、フレアの発生が問題となる。
一方、光偏向器に入射する光束(ビーム)は、図16に示すように、光源1603を含む光源ユニット1605に設けられたビーム整形用の絞り1604によってその径が絞られることが一般的である。絞り部1604の開口形状によって整形された入射光束1606を光偏向器1601の反射面1602に確実に入射させるためには、光源ユニット1605と反射面1602とに要求される位置決め精度が厳しくなる。
また、光源1603から光偏向器1601までの距離が長いと、絞り部1604の開口部縁での回折の影響が問題となる。すなわち、絞り部1604から射出した直後の光束1606の径に比べて、光偏向器1601に到達したときの光束1606の径が大きくなり、この結果、反射面1602に入射しない光束が増加して、上述した不要な反射光が増加する。
本発明は、入射する光束径が反射部のサイズより大きい場合や反射部と入射光束とに位置ずれがある場合でも、反射部の背後の部材による不要な反射を回避できるようにした光偏向器を提供することを目的の1つとしている。また、このような光偏向器を用いることで、画質が良好な光走査装置及び走査型画像表示装置を実現することを目的の1つとしている。
本発明の一側面としての光偏向器は、基板部と、該基板部に対して揺動可能な反射部と、該偏光器への入射光束のうち、反射部に向かって入射して該反射部で反射されて射出する光束を通過させるための開口が形成され、入射光束のうち該開口に入射する光束以外の光束の少なくとも一部を遮る絞り部とを有する。そして、絞り部の開口縁のうち少なくとも一部を、該絞り部において入射光束が入射する前面側から反射部側に向かって開口幅を狭める形状としたことを特徴とする。
なお、上記光偏向器を用いた光走査装置及び走査型画像表示装置も本発明の他の側面を構成する。
本発明によれば、絞り部によって光偏向器への入射光束のうち反射部以外に向かう光束の少なくとも一部を遮ることができる。したがって、入射光束径が反射部より大きい場合や反射部と入射光束とに位置ずれがある場合でも、開口を通過した光束のうち反射部以外の部分で反射して開口から射出する不要光束を減少させることができる。
しかも、絞り部の開口縁を反射部に近いほど開口幅が狭くなる形状としたため、偏向器内(反射面)の近くに絞り部を設けても、反射部への入射光や反射部からの射出光が開口縁によりけられることを少なくすることができ、光利用効率の低下を防ぐことができる。また、絞り部を設けたことによる偏向器からの光束の最大射出角度が小さく制限されることを回避することもできる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である光偏向器の構成を示している。以下の説明では、この光偏光器が、後述する走査型画像表示装置の主たる構成要素である光走査装置、すなわち光偏光器によって走査される光束により画像を形成(表示)する装置に使用されるものとして説明する。
図1は、光偏向器101のMEMSミラーに対して絞り部材である絞り板(請求項にいう絞り部)106を分離した状態を示している。
光偏向器101は、MEMSミラー100を有する。MEMSミラー100は、基板(請求項にいう基板部)103と、トーションバー103aを介して基板103により保持された反射面(請求項にいう反射部)102とを有する。基板103、トーションバー103a及び反射面102は、半導体プロセスによって一体形成されたものである。
また、MEMSミラー100には、反射面102を基板103に対してトーションバー103a回りで揺動駆動するためのコイル104が形成されている。コイル104に交流信号を与えると、該コイル104と反射面102の裏面側に配置された不図示のマグネットとの間に作用する電磁力が変化し、反射面102が図中の矢印Rで示す方向に揺動する。
MEMSミラー100は、支持ベース105の4箇所に形成された突起形状を有する支持部105aによって支持されている。MEMSミラー100の前方(光偏向器101に対して光束が入射してくる側)には、反射面102以外の領域に向かって入射する光束を遮る絞り板106が配置されている。該絞り板106は、支持部105aの前端面に取り付けられる。絞り板106は、偏光器101への入射光束のうち、反射面102に向かって入射して該反射部102で反射されて射出する光束を通過させるための矩形の開口107を有する。該開口107は、後述する中立静止状態において、該反射面102に対向する。
次に、反射面102の中心と絞り板106に形成された開口107の中心との位置合わせについて説明する。基板103(MEMSミラー100)は、支持ベース105に設けられた支持部105aの第1の側面である基準面108から、反射面102のX方向の中心までの距離がL1となるように支持部105aに取り付けられている。また、基板103は、支持部105aの第2の側面である基準面109から、反射面102のY方向の中心まで距離がL2となるように支持部105aに取り付けられている。
また、絞り板106は、開口107の中心が、該絞り板106の第1の側面である基準面110からX方向にL1となり、第2の側面である基準面111からY方向にL2となるように作製されている。支持ベース105の基準面108と絞り板106の基準面110を一致させ、支持ベース105の基準面109と絞り板106の基準面111を一致させることにより、反射面102の中心と絞り板106の開口107の中心とを精度良く一致させることができる。
支持ベース105と絞り板106のそれぞれに設けられる基準面は、本実施例に示す面に限らず、他の面でもよい。また、基準面を設ける部分の形状を変えてもよい。さらに、反射面102と絞り板106の開口107の中心を一致させるために、他の構成を採用してもよい。
図2には、上記のように組み立てられた光偏向器101に、光束(入射光束)201が入射している状態を示している。絞り106の開口107と反射面102の中心とを一致させておくことによって、光偏向器101に入射する光束201を発光する光源(図示せず)の位置関係がずれても、必要な入射光束を開口107で切り出して反射面102に導くことができる。したがって、光偏向器101を、後述する光走査装置に組み込む際に、光源と反射面102との位置関係の公差を緩めることができる。
図2には、光偏向器101の反射面102が前方正面を向いた中立位置にある状態、すなわち中立位置から揺動していない中立静止状態を示す。この状態において、光源からの入射光束201は、反射面102の中心に立てた法線Nと、該反射面102の揺動軸M(Y軸)とを含む平面内において、法線Nに対してある角度をなす方向から反射面102に入射する。なお、以下の説明において、中立静止状態での反射面102の中心に立てた法線を、単に反射面102の法線Nという。
図3には、図2に示した状態で、反射面102の中心を通り揺動軸Mに平行なY−Y線に沿って切断した光偏向器101の断面を示す。絞り板106は、その厚み方向において、反射面102に近い側の面(反射面側の面)106bと、反射面102から遠い側、すなわち入射光束201が入射する側の面(以下、前面という)106aとを有する。そして、絞り板106のうち開口107の周縁部(開口縁)301は、前面106a側から反射面側の面106b側に向かって開口107の幅(開口幅)AWを徐々に狭くするテーパ形状に形成されている。以下、このテーパ形状の開口縁301を、テーパ部301という。
テーパ部301は、法線Nに対して角度A以上のテーパ角度をなすように傾いている。本実施例では、開口縁は矩形枠状に形成されており、その4つの辺部に相当する4つのテーパ部301はすべて同じテーパ角度を有する。但し、すべてのテーパ部に同じテーパ角度を与えなくてもよい。
ここで、本実施例では、入射光束201は、中立静止状態の反射面102に対して28度の入射角度で入射する。このため、テーパ部301に28度以上のテーパ角度を与えることによって、反射面102に入射する入射光束201と該反射面102で反射して射出する反射光束302の光路を妨げない。
さらに詳しく述べると、入射光束201が平行光束ではない収束光束である場合は、該入射光束201の収束角度を考慮したテーパ角度をテーパ部301に与えることによって、テーパ部301でけられる光束を少なくし、光利用効率の低下を防ぐことができる。
本実施例では、反射面102の最大揺動角(最大機械的振れ角)を10度に設定しており、反射面102の最大機械的振れ角よりも入射光束201の反射面102への入射角度の方が大きい。このため、テーパ部301のX方向ではテーパ部301のテーパ角度は10度以上であればよい。
但し、入射光束201の入射角度よりも反射面102の機械的振れ角の方が大きい場合は、反射光束302の光路を妨げないように、テーパ部301のX方向に与えるテーパ角度を反射面102の機械的振れ角に合わせるのがよい。
次に、絞り板106に形成される開口107の大きさについて説明する。図4Aには、図2に示した状態で、反射面102の中心を通り、反射面102の揺動軸M及び法線Nに直交するX−X線に沿って切断した光偏向器101の断面を示す。また、図4Bには、反射面102が最大揺動角度まで揺動した状態(以下、最大揺動状態という)を示している。
本実施例では、図4Aに示すように、反射面102の中立静止状態において、互いに対向した位置にあるテーパ部301間での開口幅のうち最も狭い開口幅(以下、最小開口幅という)AWSを、その開口幅の方向での反射面102の幅に一致させている。このため、中立静止状態においては、開口107を通過した光束をすべて反射面102で反射することができ、光利用効率の低下を防ぐことができる。
また、この場合、図4Bに示す最大揺動状態での反射面102の機械的振れ角をθとすると、法線Nの方向から見たときの反射面102の幅(以下、正射影幅という)Tは、AWScosθとなり、AWSよりも小さくなる。これにより、開口107を通過した入射光束の一部(漏れ光束)は反射面102に入射せず、反射面102の背後のコイル104や支持ベース105で反射することになる。
ここで、漏れ光束の量は、反射面102の幅とその機械的振れ角に依存する。例えば、反射面102の揺動軸に対して直交する方向(X方向)での該反射面102の幅を、開口107の最小開口幅AWSと同じ1.5mmとする。この場合、機械的振れ角10度の最大揺動状態においては、反射面102の正射影幅Tは1.48mmとなる。本実施例では、片側10μmの幅の漏れ光束は画像形成上、目立つフレアを生じさせないものとみなして問題としていない。したがって、上記設定によれば、漏れ光による問題が実質的に生じない光偏向器を実現できる。
なお、漏れ光を最小限に抑えるためには、開口107のテーパ部301により形成される最小開口幅を、反射面102の最大揺動状態での正射影幅に一致させるとよい。
図5には、本実施例の光偏向器101を用いた光走査装置の構成を示す。この光走査装置は、不図示のスクリーン(被走査面)上で光偏向器101からの射出光を2次元方向に走査する走査型画像表示装置の画像描画系として用いられる。
半導体レーザ等の光源503から射出した光束は、第1の光偏向器101及び第2の光偏向器101′からなる走査ユニット506を介してスクリーンに向かう。第1の光偏向器101及び第2の光偏向器101′はいずれも、上述した偏向器101と同一構成のものである。第1の光偏向器101は、光源503からの光束を水平方向(X方向)に走査し、第2の光偏向器101′は、第1の光偏向器101からの光束を垂直方向(Y方向)に走査する。
図5において、線501,502はそれぞれ、第1の光偏向器101の動作による水平方向の走査線の往路及び復路を示している。実際の走査線の本数は図示した本数より多い。また、線507は、水平走査線501が垂直方向での走査端504に達したときに、第2の光偏向器101′の動作によって走査開始点505まで戻る帰線を示している。この垂直方向での走査の繰り返し周期が、画像表示のフレームレートを決定している。このように光偏向器101,101′を2つ使用することによって、スクリーン上を2次元にラスタ走査できる。第1及び第2の光偏向器101′は、光源503からの光束がこのような走査が行われるように同期制御される。また、光偏向器101,101′の動作に同期して光源503を変調することで画像の表示を行う。
具体的には、光源501及び光偏向器101,101′は、駆動回路509と電気的に接続されている。駆動回路509には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ等の画像供給装置510が電気的に接続されている。駆動回路509は、画像供給装置510から入力された画像情報に応じて、該画像情報に対応する画像がスクリーンに表示されるよう光源501及び光偏向器101,101′を制御する。
これにより、走査型画像表示装置と画像供給装置510を含む画像表示システムが構成される。
なお、本発明における走査型画像表示装置の構成はこれに限らない。例えば、図5のように光束を1次元方向に走査する2つの光偏向器を用いるのではなく、光束を2次元方向に走査できる1つの光偏向器を用いてもよい。また、光束を1次元方向に走査する光偏向器とガルバノミラーとを組み合わせて2次元走査ができるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、光偏向器101に絞り板106を設けたことで、反射面102に向かう入射光束201と反射面102との位置決めを容易に(非常に高精度が求められることなく)行うことができる。また、反射面102と絞り板106を近接配置したことによって、絞り板106の開口107の大きさを反射面102とほぼ同じ大きさとすることができる。このため、開口107を通過したが反射面102に入射しない不要な光束(漏れ光束)が多く発生することを回避でき、形成する画像上にフレアを発生させることを防止できる。また、絞り板106の開口107によって、光源側から広がりながら入射してくる光束を所望の光束形状及び断面サイズに整形して反射面102に入射させることができる。
さらに、絞り板106の開口縁を反射面102に近いほど開口幅が狭くなるテーパ面形状としたことで、反射面102に対する入射光束や反射(射出)光束が開口縁によってけられることを少なくすることができ、光利用効率の低下を防ぐことができる。
図6には、本発明の実施例2である光偏向器を示している。本実施例の光偏向器601の基本的な構成は実施例1と同様であり、絞り板603の開口607及び開口縁702の形状が異なる。このため、本実施例では、絞り板603の形状を中心に説明する。
図6は、反射面602が中立静止状態にある光偏向器601に光束604が入射している状態を示している。本実施例では、不図示の光源からの入射光束604は、中立静止状態の反射面602に対して、該反射面102の法線Nと、該反射面102の揺動軸M(Y軸)とを含む平面に対して直交する平面内において、法線Nに対してある角度をなす方向から入射する。
この状態において、光の利用効率を最も高くする絞り板603の形状について、図7A及び図7Bを用いて説明する。これらの図は、図6に示す光偏向器601(但し、反射面602の状態は異なる)を、反射面602の中心を通り、該反射面602の揺動軸M及び法線Nに直交するX−X線に沿って切断した断面を示している。図7Aでは、反射面602は、該反射面602への光束604の入射角度が小さくなる側(以下、入射光束側という)における最大揺動状態にあり、図7Bではその反対方向における最大揺動状態にある。
図7A及び図7Bのそれぞれにおける反射面602に対する光束604の法線Nに対する入射角度をAとし、反射面602の機械的振れ角をB(但し、方向は異なる)とする。図7Aの状態では、反射面602への実際の入射光束604の入射角度はA−Bであり、反射光束701は法線Nに対してA−2Bの角度で反射する。図7Bの状態では、反射面602への実際の入射光束604の入射角度はA+Bであり、反射光束701は法線Nに対してA+2Bの角度で反射する。
このことより、絞り板603の開口縁のテーパ部702に、反射面602の法線Nに対して反射角度の大きい方に相当するA+2Bのテーパ角度を与えることによって、反射面602に対する光束の入射出を妨げない構成とすることができる。
なお、本実施例においては、反射面602の揺動方向から光束604が入射するために、開口607のY方向においてはテーパ部702を設けていない。このように、テーパ部702を必ずしも開口縁の全周に設ける必要はなく、光束の妨げになり得る部分にのみに設ければよい。
次に、絞り板603の開口607の大きさ(テーパ部702による最小開口幅)について説明する。図8Aは、反射面602が入射光束側における最大揺動状態にあり、図8Bではその反対方向における最大揺動状態にある。
反射面602の幅をW、反射面602から絞り板603の反射面側の面までの距離をLとする。図8Aの状態で、反射面602への入射光束604及び反射面602からの反射光束701が絞り板603でけられないための開口801の中心からテーパ部702の反射面側の端までの幅(最小開口幅の1/2)は、以下のようになる。
(W/2)cosB+{L+(W/2)sinB}tanA …(1)。
一方、図8Bの状態において、反射面602への入射光束604及び反射面602からの反射光束701が絞り板603でけられないための開口801の中心からテーパ部702の反射面側の端までの幅(最小開口幅の1/2)は、以下のようになる。
(W/2)cosB+{L+(W/2)sinB}}tan(A+2B) …(2)。
このことより、必要な光束が絞り板603でけられないためには、テーパ部702による開口607の最小開口幅を、上記(1),(2)式の値のうち大きい方である(2)式の値の2倍とすればよい。
例えば、入射光束604が反射面602の法線Nに対して28度の角度で入射しているとする。また、MEMSミラーと絞り板603との間に位置誤差が生じても、揺動した反射面602が絞り板603に接触しないようにするための反射面602と絞り板603の反射面側の面までの距離Lを0.2mmとする。その他については、実施例1で例示した値と同様に、反射面602における揺動軸に直交する方向での幅を1.5mm、反射面602の最大の機械的振れ角を10度とする。この場合、テーパ部702のテーパ角度を48度とし、開口607の最小開口幅を2.21mmとすることによって、必要な光束の光路を遮らない構成とすることができる。
なお、上記例では、反射面602における揺動軸に直交する方向での幅(1.5mm)よりも開口607の最小開口幅(2.21mm)の方が大きい。このため、それぞれ図8A,図8Bに対応する図9A,図9Bに示すように、入射光束のうち反射面602から外れた漏れ光束901は反射面602の背後の部材によって反射するが、絞り板603の反射面側の面で遮られて開口607から射出することはない。
以上説明したように、本実施例では、光偏向器601に絞り板603を設けたことで、反射面602に向かう入射光束604と反射面602との位置決めを容易に行うことができる。また、開口607を通過したが反射面602に入射しない不要な光束(漏れ光束)を開口607から射出することを回避でき、形成する画像上にフレアを発生させることを防止できる。
さらに、絞り板603の開口縁を反射面602に近いほど開口幅が狭くなるテーパ面形状としたことで、反射面602に対する入射光束や反射(射出)光束が開口縁によってけられることを少なくすることができ、光利用効率の低下を防ぐことができる。
図10には、本発明の実施例3である光偏向器を示している。本実施例の光偏向器1001の基本的な構成は実施例1と同様であり、絞り板1003の前面の形状が異なる。このため、本実施例では、絞り板1003の形状を中心に説明する。
図10は、実施例1の図1に示した状態と同様に、反射面1002が中立静止状態にある光偏向器1001に光束1004が入射している状態を示している。
図11は、図10に示す光偏向器1001を、反射面1002の中心を通り、該反射面1002の揺動軸M及び法線Nに直交するX−X線に沿って切断した断面を示している。
図11に示すように、絞り板1003の前面1003aは、Y方向視において鋸歯状の断面を有する周期形状を有する。これにより、不図示の光源から入射した入射光束1004のうち絞り板1003の前面1003aに入射した光束(開口1007に入射しない不要光束)1103は、以下の角度Cとは異なる方向に反射する。
図11において、反射面1002は中立静止状態にあるが、反射面1002が揺動することによって該反射面1002で反射した光束(使用光束)1102は図中に示す角度Cの範囲内で反射される。
そして、絞り板1003の前面1003aに入射して反射された不要光束1103が上記角度Cの範囲外の方向に反射されることにより、画像上に該不要光束1103によるフレアが発生することを防止できる。
以上説明したように、本実施例によれば、反射面1002に入射しない不要光束1103が絞り板1003の前面1003aにより反射されて、反射面1002で反射する使用光束の反射角度範囲内に進むことを回避できる。
なお、絞り板1003の前面1003aの形状は、上述したものに限られず、反射面に入射しない不要光束がここで反射されることで使用光束の反射角度範囲内に進むことを防止できる形状であれば、どのような形状でもよい。また、不要光束の一部を使用光束の反射角度範囲内に反射させる形状であっても、ほとんどの不要光束を使用光束の反射角度範囲外に反射させて、該一部の不要光束が問題となるフレアを発生させなければよい。
図12には、本発明の実施例4である光偏向器を示している。本実施例の光偏向器1201の基本的な構成は実施例1と同様であり、絞り板1203の形状が異なる。このため、本実施例では、絞り板1203の形状を中心に説明する。
図12は、実施例1の図1に示した状態と同様に、反射面1202が中立静止状態にある光偏向器1201に光束1204が入射している状態を示している。
図13は、図12に示す光偏向器1201を、反射面1202の中心を通り、該反射面1202の揺動軸M及び法線Nに直交するX−X線に沿って切断した断面を示している。
図13に示すように、絞り板1203の前面1203aは、中立静止状態の反射面1202及び絞り板1203の反射面側の面1203bに対して、傾斜角度Dを有する。すなわち、絞り板1203の前面1203aは、反射面側の面1203bに対して非平行に形成されている。
傾斜角度Dは、反射面1202の最大の機械的振れ角よりも大きな角度とするのがよい。これにより、絞り板1203の前面1203aで反射した不要光束1303が、反射面1202で反射した使用光束1302と同じ方向に反射することを回避できる。これにより、画像上に該不要光束1303によるフレアが発生することを防止できる。
なお、開口1207を有する絞り板1203の開口縁に形成されるテーパ部のテーパ角度は、実施例1,2で説明した手法により決定することができる。
また、図13では、絞り板1203の前面1203aを、入射光束側に向かって絞り板1203の厚みが薄くなるように傾けている場合を示したが、該前面の傾きの方向はこれに限られない。
以上説明したように、本実施例によれば、反射面1202に入射しない不要光束1303が、絞り板1203の前面1203aで反射されて、反射面1202で反射する使用光束1302の反射方向に進むことを回避できる。
図14には、本発明の実施例5である光偏向器を示している。本実施例の光偏向器1401の基本的な構成は実施例1と同様であり、絞り板1403の形状が異なる。このため、本実施例では、絞り板1403の形状を中心に説明する。
図14は、実施例1の図1に示した状態と同様に、反射面1402が中立静止状態にある光偏向器1401に光束1404が入射している状態を分解して示している。
実施例1〜4の光偏光器では、絞り板に矩形開口を形成した場合について説明したが、本実施例では、反射面1402は矩形であるが、絞り板1403の開口1407は、反射面1402内に収まるサイズの楕円又は円形状に形成されている。これにより、開口1407は、反射面1402に向かって入射してきた光束1404の断面を楕円又は円形状に整形して該反射面1402に入射させる。これにより、光偏向器1401で反射されて射出した光束は、被走査面上で良好な形状のスポットを形成し、表示される画像の画質向上に有効である。
このように本実施例によれば、光偏向器1401の反射面1402の形状にかかわらず、絞り板1403の開口1407の形状を画質向上等、目的に応じて適切に設定できる。
なお、上記各実施例では、光束を一次元方向に偏向する光偏向器について説明したが、2次元方向に光束を偏向する光偏向器においても本発明を適用することができる。
また、上記各実施例では、基板部及び反射面を有するMEMSミラーとは別部材としての絞り板材を用いた場合について説明したが、MEMSミラーに絞り板を一体形成してもよい。
本発明の実施例1である光偏光器の分解斜視図。 実施例1の光偏光器の組み立て状態を示す斜視図。 実施例1の光偏光器(中立静止状態)の断面図。 実施例1の光偏光器(中立静止状態)の断面図。 実施例1の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 実施例1の光偏光器を用いた光走査装置及び走査型画像表示装置の概略図。 本発明の実施例2である光偏光器の斜視図。 実施例2の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 実施例2の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 実施例2の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 実施例2の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 実施例2の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 実施例2の光偏光器(最大揺動状態)の断面図。 本発明の実施例3である光偏光器の斜視図。 実施例3の光偏光器(中立静止状態)の断面図。 本発明の実施例4である光偏光器の斜視図。 実施例4の光偏光器(中立静止状態)の断面図。 本発明の実施例5である光偏光器の分解斜視図。 従来の光偏光器を示す斜視図。 従来の光偏光器と光源との関係を説明する図。
符号の説明
101,101′,601,1001,1201,1401 光偏向器
102,602,1002,1202,1402 反射面
103 基板
104 コイル
105 支持ベース
106,603,1003,1203,1403 絞り板
106a,1003a,1203a 前面
106b,1203b 反射面側の面
107,607,1007,1207,1407 開口部
109,110,111 基準面
301,702 テーパ部(開口縁)
503 光源
506 走査ユニット

Claims (11)

  1. 基板部と、
    該基板部に対して揺動可能な反射部と、
    該偏光器への入射光束のうち、前記反射部に向かって入射して前記反射部で反射されて射出する光束を通過させるための開口が形成され、前記入射光束のうち前記開口に入射する光束以外の光束の少なくとも一部を遮る絞り部とを有し、
    前記絞り部の開口縁のうち少なくとも一部は、該絞り部において前記入射光束が入射する前面側から反射部側に向かって開口幅を狭める形状を有することを特徴とする光偏向器。
  2. 前記開口幅を狭める形状は、テーパ面であることを特徴とする請求項1に記載の光偏向器。
  3. 前記テーパ面は、前記開口の中心軸に対して、前記反射面に入射する光束の入射角度以上のテーパ角度を有することを特徴とする請求項2に記載の光偏光器。
  4. 前記テーパ面は、前記開口の中心軸に対して、前記反射面で反射した光束の最大射出角度以上のテーパ角度を有することを特徴とする請求項2に記載の光偏光器。
  5. 前記絞り部の前面は、前記入射光束のうち該前面に入射した光束を、前記反射面で反射された光束の射出角度範囲とは異なる方向に反射する形状を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の光偏光器。
  6. 前記絞り部の前面は、反射部側の面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の光偏光器。
  7. 前記開口幅を狭める形状によって形成された最も狭い開口幅は、該開口幅の方向における前記反射部の幅に一致することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の光偏向器。
  8. 前記絞り部は、前記反射部の中心に対して前記開口の中心を合わせるための基準面を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の光偏光器。
  9. 光源と、
    該光源からの光束を走査する請求項1から8のいずれか1つに記載の光偏光器とを有することを特徴とする光走査装置。
  10. 請求項9に記載の光走査装置により光束を走査して画像を表示することを特徴とする走査型画像表示装置。
  11. 請求項10に記載の走査型画像表示装置と、
    該走査型画像表示装置に画像情報を供給する画像供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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