JP2008051380A - 漁網乾燥装置 - Google Patents

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Kenji Imatake
健司 今竹
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Abstract

【課題】漁網を乾燥するにあたり、天候に左右されずに、しかも作業場所の省スペース化が図れ、取扱いに大きな労力を必要としない漁網乾燥装置を提供する。
【解決手段】網染めされた漁網を乾燥するための装置であって、上部に空気排出装置14を備え内部に漁網20が収納される装置本体8が、分割可能な上部容器構造体2と下部容器構造体4とから構成され、下部容器構造体4には、空気取り入れ口18が設けられているとともに、上部容器構造体2の天井部には、強制排気装置14が備えられ、空気取り入れ口18から取り入れた空気は、下部容器構造体4から上部容器構造体2に流通されることにより、下部容器構造体4の上に載置された漁網20が乾燥されることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は漁網乾燥装置に関し、詳しくは、防汚剤キシレン溶液などで網染めされた漁網を天候に左右されることなく、乾燥するのに好適な漁網乾燥装置に関する。
一般に、ポリエチレン、ナイロン(R)などの素材から編網された漁網は、動物性または植物性の生物の付着を防止する目的(防汚目的)で、防汚剤キシレン溶液などを含浸させた後、乾燥させて使用される。漁網は使用中に防汚効果が次第に薄れていくので、動物性または植物性の生物付着防止のために間隔をあけて定期的に防汚剤を含浸させることが必要である。
このような含浸液を漁網に含浸させるには、先ず、含浸液が多量に貯留された槽内に一定時間、漁網を浸した後、竿などに引っ掛けて天日干しされるのが一般である。
ところで、天日干しで漁網を乾燥させる場合には、天候に大きな影響を受けるとともに、漁網を広げるだけの作業スペースを確保しなければならない。しかも、漁網の重さは小型のものでも200Kg〜350Kg、大型のものでは、600Kg〜2700Kgもあり、これを広げるには相当の労力が必要になる。
本発明は上記実状に鑑み、漁網を乾燥するにあたり、天候に左右されずに、しかも作業場所の省スペース化が図れ、取扱いに大きな労力を必要としない漁網乾燥装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係る漁網乾燥装置は、
網染めされた漁網を乾燥するための装置であって、
上部に空気排出装置を備え内部に漁網が収納される装置本体が、分割可能な上部容器構造体と下部容器構造体とから構成され、
前記下部容器構造体には、空気取り入れ口が設けられているとともに、
前記上部容器構造体の天井部には、強制排気装置が備えられ、
前記強制排気装置が駆動されることにより、前記空気取り入れ口から外気が取り入れられるとともに、この取り入れられた外気が前記下部容器構造体から前記上部容器構造体に流通されることにより、前記下部容器構造体の上に載置された漁網が乾燥されることを特徴としている。
係る構成による本発明によれば、強制排気装置が駆動されることにより、下方の空気取り入れ口から外気を取り込むとともに、この取り込まれた外気により、漁網を乾燥させながら外部に排出することができる。
このように、上部容器構造体から強制的に排気されているので、下方から上方に流れる外気の流れにより漁網を乾燥させることができる。
したがって、天候に左右されないので、乾燥効率が向上する。
また、含浸された漁網は、装置本体内で広げる必要がなく、折畳んだ状態のまま乾燥させることができる。したがって、余分な手間をかけずに、かつ大きな労力をかけずに乾燥させることができる。
ここで、前記上部容器構造体の天井部には、フォークの差込口が設けられていても良い。
このような構成であれば、上部容器構造体をフォークで容易に上に持ち上げることができるので自動化が促進される。
本発明に係る漁網乾燥装置によれば、上部と下部の分割体により外部から略密閉された漁網の乾燥室を画成し、この乾燥室内に強制的に空気の流れを形成しているので、天候に左右されずに、漁網を乾燥させることができる。また漁網を広げなくても、折畳んだ状態のまま乾燥させることができる。これにより、大きな作業スペースを確保する必要がない。加えて、短時間で漁網を乾燥させることができる。
また、上部容器構造体にフォークの爪が挿入されるフォーク差込口が設けることにより、上部容器構造体をフォークを使って持ち上げることが可能になる。
したがって、作業者の労を極力省くことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例に係る漁網乾燥装置10を示したものである。
この漁網乾燥装置10は、略円筒状に形成された上部容器構造体2と、この上部容器構造体2が載置される下部容器構造体4との分割体により、中空状の装置本体8が構成されている。そして、装置本体8内には、上部容器構造体2と下部容器構造体4とを合致させたときに、漁網20を収容し乾燥するための乾燥室6が画成される。
上部容器構造体2の天井部には、モータ駆動の強制排気装置14,14が2個並んで設置されている。さらに、上部容器構造体2には、フォークリフトの爪が差し込まれるフォーク差込口16,16がそれぞれ設置されている。
このようなフォーク差込口16にフォークの爪を差し込んで、上部容器構造体2を持ち上げることにより、上部容器構造体2を下部容器構造体4から離反させたり合致させたりすることができる。
一方、下部容器構造体4は、底面が全面開口された上部容器構造体2を受けるべく皿状に形成されている。また、この下部容器構造体4には、アングルなどからなる架台12が設置されている。さらに、下部容器構造体4の底面には、空気取入口18が設けられている。この空気取入口18は、下部容器構造体4に少なくとも一個設けられていれば良く、あるいは、複数個設けられていても良い。
なお、この空気取入口18を、図示しない空気加熱装置に接続し、この加熱装置で加熱された空気を収容室6内に導入することもできる。
本実施例による漁網乾燥装置10は、上記のように構成されているが、以下に作用について説明する。
今、上部容器構造体2と下部容器構造体4とは分離されている。
そして、キシレンなどの含浸液に一定時間含浸された漁網20が、丸めた状態のまま、あるいは折り畳まれた状態で、下部容器構造体4の上に載置される。
その後、上部容器構造体2のフォーク差込口16にフォークの爪が差し込まれて、上部容器構造体2が下部容器構造体4の上に配置される。この状態から強制排気装置14を駆
動させると、図1に示したように、強制排気装置14により内部空気が排出されるとともに、下方の空気取入口18から新たな空気が導入され、その空気が漁網20の網目を通過しながら上方に導かれる。
このようにすれば、天候にかかわりなく、漁網20を速やかに乾燥させることができる。また、漁網20を乾燥するにあたり、上記したように空気取入口18から加熱空気を取り入れれば、より速く乾燥させることができる。
さらに、乾燥の最中に、漁網20からキシレンなどの含浸液が滴下されてきたとしても、そのキシレンは、皿状の下部容器構造体4で受けることができる。したがって、ドレンパイプなどを連結すれば、キシレンを回収することもできる。
このように本実施例では、天日で乾燥するのではなく、強制的に空気を流して乾燥させるので乾燥時間を短くすることができる。なお、実際には、4時間程度で乾燥させることができた。
さらに、本実施例では、下部容器構造体4の上に、折畳んだ状態の漁網20をセットしているので、天日干しのように漁網を広げるなどの無駄な作業が不要となり、作業者の労を省くことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。
例えば、上記実施例では装置本体8は略円筒状に構成したが、これに代え、装置本体8を角筒状にすることもでき、実施例に何ら限定されない。
図1は本発明の一実施例による漁網乾燥装置を示した概略正面図である。
符号の説明
2 上部容器構造体
4 下部容器構造体
6 乾燥室
8 装置本体
10 漁網乾燥装置
14 強制排気装置
16 フォーク差込口
20 漁網

Claims (2)

  1. 網染めされた漁網を乾燥するための装置であって、
    上部に空気排出装置を備え内部に漁網が収納される装置本体が、分割可能な上部容器構造体と下部容器構造体とから構成され、
    前記下部容器構造体には、空気取り入れ口が設けられているとともに、
    前記上部容器構造体の天井部には、強制排気装置が備えられ、
    前記強制排気装置が駆動されることにより、前記空気取り入れ口から外気が取り入れられるとともに、この取り入れられた外気が前記下部容器構造体から前記上部容器構造体に流通されることにより、前記下部容器構造体の上に載置された漁網が乾燥されることを特徴とする漁網乾燥装置。
  2. 前記上部容器構造体の天井部には、フォークの差込口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の漁網乾燥装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024055135A1 (es) * 2022-09-15 2024-03-21 Bedecarratz Scholz Andres Leon Secador limpiador de redes acuícolas

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JPS563394U (ja) * 1979-06-19 1981-01-13
JPH0659157B2 (ja) * 1988-03-04 1994-08-10 隆 畠山 鮪延縄漁船内に於ける延縄又は枝縄の染色装置
JP2004169993A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Hokuto Koki Kk ロールベール乾燥装置

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