JP2008048257A - 受信パケット処理方法及び受信パケット処理装置 - Google Patents

受信パケット処理方法及び受信パケット処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】同一の送信機から送信されたパケットの順序が入れ替わった場合には、パケットの順序を正しく戻し、あるチャンネルで、送信元の送信機が切り替わった場合には、切り替わり直後からのパケットを利用する。
【解決手段】シーケンス番号とタイムスタンプを含むパケットを順次受信し、受信したパケットを基に、シーケンス番号とタイムスタンプとの関係の一次式を求め、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットを受信したら、パケットのシーケンス番号とタイムスタンプとを調べ、パケットが一次式を満たしているかを判断し、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが一次式を満たしていたら、パケットの順序をシーケンス番号に従って直し、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが一次式を満たしていないならば、パケットを出力する。
【選択図】図7

Description

本発明は、送信機からIP(Internet Protocol)ネットワークを介して受信したパケットを処理するための受信パケット処理方法及び受信パケット処理装置に関する。
従来は、放送といえば、放送局からVHF帯域やUHF帯域の電波を出し、これを受像機が受信することにより行われていた。すなわち、従来は、放送といえば、通常無線放送のことをいっていた。
ところが、近年IPネットワーク技術の進歩により、IPネットワークを利用して有線放送を行うことができるようになってきた。この技術では、IPパケットのペイロードにRFC3550に従ったRTP(Real-time Transport Protocol)パケットを挿入し、RTPパケットに画像データを挿入する。画像データは、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などに従って圧縮されたものである場合が多い。
特開2000−307637号公報 特開2000−228676号公報
ところで、ある受信機があるチャンネルの放送をIPネットワークを介して受信する場合、そのチャンネルの放送データは、必ずしも1つの放送局から送出されたものではない。例えば、地方局は、ある時間帯では東京局から受信した放送データをそのまま放送し、他の時間帯では自局で作成した放送データを放送する。
1つの放送局内においては、1つの共通のタイムスタンプ用のクロックから分配される日時を用いてタイムスタンプを生成し、そのタイムスタンプをRTPパケットのヘッダに挿入することができる。従って、1つの放送局内において生成された複数の番組をつなぐ場合には。タイムスタンプの連続性を確保することができる。また、RTPパケットのヘッダに挿入するシーケンス番号も番組間で連続させることが可能である。
しかし、上述したように、時間帯毎に異なった放送局から送信された放送データを繋ぎ合わせる場合、タイムスタンプの連続性を確保することは困難であり、また、シーケンス番号の連続性を確保することも困難である。
そのような状況の下で、従来からの技術を受信機において用いると、ある時間帯の放送から次の時間帯の放送に切り替わった直後のパケットが廃棄されてしまう。切り替わる前後において、シーケンス番号が飛んでしまうと、シーケンス番号が飛んだパケットは不正なパケットであるとみなされてしまうからである。
そこで、シーケンス番号が飛んだパケットを正当なパケットであるとみなし、そのパケットをそのまま上位層に渡すこととすると、確かに、ある時間帯の放送から次の放送の時間帯に切り替わった直後のパケットを救済することが可能となる。
ところで、IPネットワークにおいてIPパケットを伝送する方式においては、受信機に到達するIPパケットの順序は、送信機が送信したIPパケットの順序のままであることは保障されておらず、送信機から後に送信したIPパケットが送信機から前に送信したIPパケットよりも早く受信機に到達する場合がある。その場合、RTPパケットのヘッダに挿入されているシーケンス番号の連続性が崩れ、シーケンス番号の入れ替わりが発生する。
同一の放送においてIPネットワークの特性に起因してシーケンス番号の入れ替わりが発生した場合に、シーケンス番号が飛んだパケットを正当なパケットであるとみなし、そのパケットをそのまま上位層に渡すこととすると、その放送を正しく受信することができなくなってしまう。しかし、このような場合には、シーケンス番号の連続性が回復するようにパケットの順序を入れ替える必要がある。
そこで、本発明は、同一の送信機から送信されたパケットの順序がIPネットワークの特性などにより入れ替わった場合には、パケットを並べ替えることによりパケットの順序を正しく戻すことを可能にすると共に、あるチャンネルにおいて、送信元の送信機が切り替わった場合において、切り替わり直後からのパケットを廃棄せずに放送データの再生のために利用することを可能とする受信パケット処理方法及び受信パケット処理装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、シーケンス番号及びタイムスタンプとを含むパケットを順次受信するパケット受信ステップと、
前記パケット受信ステップで受信したパケットを基に、前記シーケンス番号と前記タイムスタンプとの対応関係を表す一次式を求める一次式算出ステップと、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットを受信した場合、受信したパケットのシーケンス番号とタイムスタンプとを調べることにより、受信したパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップで、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしていることが判断されたならば、そのパケットの出力順序を前記シーケンス番号に従って直す並べ替え出力ステップと、前記判断ステップで、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしていないことが判断されたならば、そのパケットを廃棄せずに出力する継続出力ステップを更に備えることを特徴とする受信パケット処理方法が提供される。
上記の記載の受信パケット処理方法において、継続出力ステップを実行した後に、前記パケット受信ステップ及び前記一次式算出ステップとを実行し、前記シーケンス番号と前記タイムスタンプとの対応関係を表す新たな一次式を求め、前記判断ステップを新たな一次式により表される対応関係を基準にして行うようにしてもよい。
本発明によれば、同一の送信機から送信されたパケットの順序がIPネットワークの特性などにより入れ替わった場合には、パケットを並べ替えることによりパケットの順序を正しく戻すことが可能になると共に、あるチャンネルにおいて、送信元の送信機が切り替わった場合において、切り替わり直後からのパケットを廃棄せずに放送データの再生のために利用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による放送システム全体の構成を示す。
図1を参照すると、第1チャンネルの放送を放送する送信機は、第1−1の送信機101−1−1、第1−2の送信機101−1−2、・・・、第1−N1の送信機101−1−N1である。これらの送信機は、例えば、東京本局、東京支局、名古屋局に配置されている。IPネットワーク103には、これらの送信機101−1−1〜101−1−N1から送信される放送を繋ぎ合わせる多重化部も含まれている。多重化部は、例えば、ある時間帯においては、第1−1の送信機101−1−1から送出された放送を出力し、その次の時間帯においては、第1−2の送信機101−1−2から送信された放送を出力し、その次の時間帯においては、第1−N1の送信機101−1−N1から送信された放送を出力する。すなわち、多重化部は、いずれかの送信機から送信された放送を繋ぎ合わせることにより1つのチャンネルの放送を形成する。
第2チャンネル乃至第Mチャンネルも第1チャンネルと同様に構成され、第1チャンネルと同様に動作する。
第2チャンネルの放送を放送する送信機は、第2−1の送信機101−2−1、第2−2の送信機101−2−2、・・・、第2−N1の送信機101−2−N2である。第Mチャンネルの放送を放送する送信機は、第M−1の送信機101−M−1、第M−2の送信機101−M−2、・・・、第M−NMの送信機101−M−NMである。これらの動作及び各チャンネルの多重化部の動作は、第1チャンネルのものと同様であるので、これらの説明を省略する。
チャンネル選択部107は、何れかのチャンネルを選択する。チャンネル選択部107が、例えば、第1チャンネルを選択した場合には、多重化部で時分割多重された第1−1の送信機101−1−1から出される放送、第1−2の送信機101−1−2から出される放送、・・・、第1−N1の送信機101−1−N1から出される放送がチャンネル処理部109に供給される。
図2は、図1に示すチャンネル処理部109の構成を示すブロック図である。なお、チャンネル処理部109は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより構成される。ソフトウェアにより構成されるとは、コンピュータをチャンネル処理部109として機能させるためのプログラムをコンピュータが読み込んで実行することにより、チャンネル処理部109を構成することや、コンピュータにチャンネル処理部109が行う方法の各ステップを記述したプログラムをコンピュータが読み込んで実行することにより、チャンネル処理部109を構成することをいう。
パケット受信部111は、放送されてきたIPパケットを受信して、RTPパケットを抽出する。
書込部113は、パケット受信部から入力した各RTPパケットを、そのRTPヘッダに記述されているシーケンス番号及びタイムスタンプを基に、第1のバッファ115−1及び第2のバッファ115−2のうちのどちらに書き込むべきかを判断し、その判断に従って、そのRTPパケットを第1のバッファ115−1又は第2のバッファ115−2に書き込む。判断の結果、同一の送信機から送信されてきたRTPパケットは同一のバッファに書き込まれることとなる。
第1のバッファ115−1及び第2のバッファ115−2は、それぞれ、同一の送信機から送信されてきたRTPパケットを格納する。例えば、第1チャンネルの放送がある時間帯においては、第1−1の送信機101−1−1から送信されたものであり、次の時間帯においては第1−2の送信機101−1−2から送信されたものである場合には、第1−1の送信機101−1−1から送信されたRTPパケットは第1のバッファ115−1に書き込まれ、第1−2の送信機101−1−2から送信されてきたRTPパケットは第2のバッファ115−2に書き込まれる。
読出部117は、第1のバッファ115−1から或る送信機から送られてきたRTPパケットを連続して読み出し、次に、第2のバッファから別の或る送信機から送られてきたRTPパケットを読み出し、これらを時間的に繋げる。
ペイロード処理部119は、読出部117から入力したRTPパケットのペイロードを処理し、画像を出力する。
図2に示す第1のバッファ115−1及び第2のバッファ115−2は、それぞれ、図3に示すようにリングバッファの構成を取っている。図3の例では、リングバッファにはj個のエントリがあり、アドレスが(i+j−1)のエントリに続くエントリは、アドレスがiのエントリである。各エントリには、RTPパケットを書き込みための領域とエンドマークを書き込むための領域が設けられている。jの値は、受信順序の入れ替わりを吸収できるだけ十分大きい値とする。
受信されたRTPパケットはシーケンス番号に従ったアドレスのエントリに書き込まれる。従って、受信順序が入れ替わっていなければ、受信されたRTPパケットは、アドレスの小さいエントリからアドレスの大きいエントリに向かって順々に書き込まれる。他方、受信順序が入れ替わっていれば、受信パケットは、飛び飛びのアドレスに書き込まれることとなるが、書き込まれた状態においては、シーケンス番号は、アドレスの順序に従って整えられていることとなる。
また、エンドマークは、当該エントリにあるRTPパケットが、或る送信機から送信された最後のRTPパケットであることを示す。
図4は、図2に示す書込部113の構成を示すブロック図である。
シーケンス番号連続性判断部121は、受信したRTPパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号の連続性を判断する。つまり、ある時に受信したRTPパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号がその前に受信したRTPパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号より1だけ大きければ、シーケンス番号が連続していると判断し、そうでなければ、シーケンス番号が連続していないと判断する。
一次式算出部123は、シーケンス番号連続性判断部121により連続していると判断された2以上のRTPパケットを基に、RTPパケットに記述されているシーケンス番号とタイムスタンプとの対応関係を示す一次式
TS=a×SQ+b
の2つの係数a、bを求める。ここで、TSは、タイムスタンプ、SQはシーケンス番号である。
判断部125は、シーケンス番号連続性判断部121の判断結果及び一次式算出部123により算出された一次式の2つの係数を基に、ある時に受信したRTPパケットは、その前に受信したRTPパケットを送信した送信機から送られてきたものであるのか、或いは、その前に受信したRTPパケットを送信機と異なる送信機から送られてきたものであるのかを判断する。
バッファ切替部127は、まず最初に受信したRTPパケットを第1のバッファ115−1に書き込み、その後に受信したRTPパケットが同一の送信機から送信されていると判断されている限り、それらのRTPパケットを同一のバッファ115−1に書き込み、その後に受信したRTPパケットが別の送信機から送信されてきたものであると判断したならば、そのパケットを他方のバッファ115−2に書き込む。更に、その後に受信したRTPパケットがその別の送信機から送信されていると判断されている限り、それらのRTPパケットを他方のバッファ115−2に書き込む。すなわち、送信されてきたRTPパケットの送信元となる送信機が切り替わる度に、RTPパケットを書き込むバッファを切り替える。また、書き込みの際に、RTPパケットのシーケンス番号に従ったアドレスのエントリにRTPパケットを書き込むので、これにより、同一の放送局から送信されてきたRTPパケットの順序がIPネットワークで入れ替わった場合であっても、この書き込み方法によりRTPパケットの順序を正しい順序に戻すことができる。また、バッファ切替器127は、バッファを切り替える直前に切替前のバッファの最終エントリに、最終のRTPパケットと組にしてエンドマークを書き込む。
図5は、図2に示す読出部117の構成を示すブロック図である。
判断部131は、まず、第1のバッファ115−1からRTPパケットを読み出す。そして、第1のバッファからエンドマークを読み出すまで、第1のバッファ115−1からRTPパケットをアドレスに従って、順次読み出す。
判断部131は、第1のバッファ115−1からエンドマークを読み出したならば、第2のバッファ115−2からRTPパケットを読み出す。そして、第2のバッファからエンドマークを読み出すまで、第2のバッファ115−2からRTPパケットをアドレスに従って、順次読み出す。
判断部131は、第2のバッファ115−2からエンドマークを読み出したならば、再度、第1のバッファ115−1に戻り、上記の動作を繰り返す。
多重化部133は、第1のバッファ115−1から読み出したRTPパケットと第2のバッファ115−2から読み出したRTPパケットとを時分割多重して、その結果を1つのチャンネルにおける連続したRTPパケットとして出力する。
次に、図1に示すチャンネル処理部109の動作について更に詳細に説明をする。
図6は、図2に示すパケット受信部111及び書込部113の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、パケット受信部111は、最初のパケットを受信する(ステップS201)。次に、書込部113は、ステップS201で受信したパケットを第1のバッファ115−1に書き込む(ステップS203)。
次に、ステップS205からステップS211までの動作を繰り返す。
ステップS205では、パケット受信部111は、次のパケットを受信する。
ステップS207では、シーケンス番号連続性判断部121は、ステップS203からステップS205に進んだ場合には、ステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号が、ステップS201で受信したパケットのヘッダ又は前回のステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号と連続しているか否かを判断するステップS211からステップS205に進んだ場合には、今回のステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号が、前回のステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号と連続しているか否かを判断する。連続しているか否かを判断するとは、今回受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号が前回受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号よりも1だけ大きいかどうかを判断することである。
連続していると判断した場合において(ステップS207でYES)、ステップS203からステップS205に入った場合には、ステップS201で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号及びタイムスタンプ並びにステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号及びタイムスタンプを基に、シーケンス番号とタイムスタンプとの関係を表す一次式の係数を求める。また、連続していると判断した場合において(ステップS207でYES)、ステップS211からステップS205に入った場合には、前回のステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号及びタイムスタンプ並びに今回のステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号及びタイムスタンプを基に、シーケンス番号とタイムスタンプとの関係を表す一次式の係数を求める(ステップS209)。
例えば、図10を参照すると、一次式
TS=a1×SQ+b1
の係数a1、b1は、それぞれ、例えば、
a1=(ts1−ts0)/((q+1)−q)=ts1−ts0
b1=ts1−a1×(q+1)=ts1−(ts1−ts0)×(q+1)
となる。
ここでは、2つのサンプルのみから係数を求める例を示したが、より多数のサンプルから小自乗法などを用いて2つの係数を求めるようにしても良い。この場合、バッファ115−1やバッファ115−2に既に書き込まれた同一系列のサンプルを参照しても良い。
ステップS207でNOであったならばステップS211に進み、ステップS209からもステップS211に進む。ステップS211は、継続書込のステップである。この詳細を図7を参照して説明する。
まず、ステップS207と同様に、今回受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号が前回受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号と連続しているか否かを判断する(ステップS211−1)。
連続している場合には(ステップS211−1でYES)、直前までパケットを書き込んでいたバッファにステップS205で受信したパケットを書き込む(ステップS211−5)。書込アドレスは、一般に、シーケンス番号の順序に従ったアドレスであるが、この場合には、シーケンス番号が連続しているので、書込アドレスは、前回受信したパケットを書き込んだアドレスの次のアドレスとなる。
連続していない場合には(ステップS211−1でNO)、ステップS205で受信したパケットのヘッダに記述されているシーケンス番号とタイムスタンプの組がステップS209で求めた一次式で表される直線に含まれるか否かを判断する(ステップS211−3)。このためには、シーケンス番号にa1を乗じて、それにb1を加算し、それにより得られる値がタイムスタンプと等しいかどうかを判断する。タイムスタンプの量子化誤差やゆらぎを考慮して、或る程度の許容誤差を設けても良い。
今回のステップS205で受信したパケットが現在の一次式により表される関係を満たしている場合には(ステップS211−3でYES)、直前までパケットを書き込んでいたバッファにステップS205で受信したパケットを書き込む(ステップS211−5)。書込アドレスは、一般に、シーケンス番号の順序に従ったアドレスであるが、この場合には、シーケンス番号が連続しないので、書込アドレスは、前回受信したパケットを書き込んだアドレスの次のアドレスとはならない。しかし、書込アドレスとシーケンス番号との線形関係は維持される。
今回のステップS205で受信したパケットが現在の一次式により表される関係を満たしていない場合には(ステップS211−3でNO)、直前までパケットを書き込んでいたバッファの他方のバッファにステップS205で受信したパケットを書き込む(ステップS211−7)。書込アドレスは、先頭アドレスとする。
次に図2に示す読出部117の動作について図8を参照して説明する。
まず、最初にパケットが書き込まれたバッファから先頭のパケットを読み出す(ステップS221)。
次に、ステップS223及びステップS225又はS227を繰り返す。
ステップS223では、前回パケットを読み出したバッファの次のアドレスのエントリにエンドマークが書き込まれているか否かを判断する。
エンドマークが書き込まれていなければ(ステップS223でNO)、まだ同一の送信機からのパケットが同一のバッファに書き込まれていることを意味するので、前回パケットを読み出したバッファから次のアドレスのエントリにあるパケットを読み出す(ステップS225)。
エンドマークが書き込まれていれば(ステップS223でYES)、もう同一の送信機からのパケットが同一のバッファに書き込まれていないことを意味するので、前回パケットを読み出したバッファでない方のバッファから先頭アドレスのエントリにあるパケットを読み出す(ステップS225)。
次に、実例をあげて本実施形態の効果について説明する。
同一の送信機から順次送信されたパケットが、IPネットワークにおいて順序が入れ替わり、受信機に到達した場合の時間とシーケンス番号との関係び例を図9に示す。
このような場合であっても、シーケンス番号とタイムスタンプとの間の一次式により表される関係は崩れず、図10に示すようになる。従って、シーケンス番号が連続していないパケットを受信した場合であっても、そのパケットに記述されているシーケンス番号とタイムスタンプが現在のストリームにおけるシーケンス番号とタイムスタンプとの間の一次式に乗るかどうかを判断し、乗る場合には、現在のストリームのために利用されているバッファにそのパケットをシーケンス番号に従ったアドレスのエントリに書き込む。こうすることにより、アドレス順にパケットを読み出すことにより、シーケンス番号の連続性を回復することが可能となる。
仮に、シーケンス番号が連続していないことのみを判断材料として、シーケンス番号が連続していないパケットは他の送信機から送信されてきた他のストリームに属するものであるという判断結果を得て、これによりそのパケットを他のバッファに書き込むと誤動作が生ずることとなる。
従って、シーケンス番号が不連続であったならば、シーケンス番号とタイムスタンプとの対応関係を調べることは誤動作を防ぐために意義があることである。
同一のチャンネルにおいて、パケットを送信する送信機が切り替わり、受信機に到達したパケットのシーケンス番号が不連続となる場合の時間とシーケンス番号との関係の例を図11に示す。
このような場合には、シーケンス番号とタイムスタンプとの間の一次式により表される関係は、一般には切り替わり前と切り替わり後との間で異なり、図12に示すようになる。従って、シーケンス番号が連続していないパケットを受信した場合に、そのパケットに記述されているシーケンス番号とタイムスタンプが現在のストリームにおけるシーケンス番号とタイムスタンプとの間の一次式に乗るかどうかを判断し、乗らない場合には、現在のストリームのために利用されているバッファとは異なるバッファの先頭アドレスのエントリにそのパケットを書き込む。こうすることにより、送信機が切り替わった場合に、切り替わり直後のパケットが廃棄されることを防止することができる。
なお、上記の実施形態では、RTPパケットを例に取り説明をしたが、RFC2733に従った前方誤り訂正用のFECパケットにも適用することができる。
本発明の実施形態による放送システム全体の構成を示すブロック図である。 図1に示すチャンネル処理部の構成を示すブロック図である。 図2に示す各バッファの構成を示す図である。 図2に示す書込部の構成を示すブロック図である。 図2に示す読出部の構成を示すブロック図である。 図2に示すパケット受信部及び書込部の動作を説明するためのフローチャートである。 図6に示す継続書込ステップの詳細を示すフローチャートである。 図2に示す読出部の動作を示すフローチャートである。 同一の送信機から順次送信されたパケットが、IPネットワークにおいて順序が入れ替わり、受信機に到達した場合の時間とシーケンス番号との関係の例を示す図である。 図9の場合におけるシーケンス番号とタイムスタンプとの関係を示す図である。 同一のチャンネルにおいて、パケットを送信する送信機が切り替わり、受信機に到達したパケットのシーケンス番号が不連続となる場合の時間とシーケンス番号との関係の例を示す図である。 図11の場合におけるシーケンス番号とタイムスタンプとの関係を示す図である。
符号の説明
101−1−1〜101−M−NM 第1−1の送信機〜第M−NMの送信機
103 IPネットワーク
105 受信機
107 チャンネル選択部
109 チャンネル処理部
111 パケット受信部
113 書込部
115−1 第1のバッファ
115−2 第2のバッファ
117 読出部
119 ペイロード処理部
121 シーケンス番号連続性判断部
123 一次式算出部
125 判断部
127 バッファ切替部
131 判断部
133 多重化部

Claims (5)

  1. シーケンス番号及びタイムスタンプとを含むパケットを順次受信するパケット受信ステップと、
    前記パケット受信ステップで受信したパケットを基に、前記シーケンス番号と前記タイムスタンプとの対応関係を表す一次式を求める一次式算出ステップと、
    シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットを受信した場合、受信したパケットのシーケンス番号とタイムスタンプとを調べることにより、受信したパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしていることが判断されたならば、そのパケットの出力順序を前記シーケンス番号に従って直す並べ替え出力ステップと、
    前記判断ステップで、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしていないことが判断されたならば、そのパケットを廃棄せずに出力する継続出力ステップを更に備えることを特徴とする受信パケット処理方法。
  2. 請求項1に記載の受信パケット処理方法において、
    継続出力ステップを実行した後に、前記パケット受信ステップ及び前記一次式算出ステップとを実行し、前記シーケンス番号と前記タイムスタンプとの対応関係を表す新たな一次式を求め、前記判断ステップを新たな一次式により表される対応関係を基準にして行うことを特徴とする受信パケット処理方法。
  3. シーケンス番号及びタイムスタンプとを含むパケットを順次受信するパケット受信手段と、
    前記パケット受信手段が受信したパケットを基に、前記シーケンス番号と前記タイムスタンプとの対応関係を表す一次式を求める一次式算出手段と、
    シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットを受信した場合、受信したパケットのシーケンス番号とタイムスタンプとを調べることにより、受信したパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしていることが判断されたならば、そのパケットの出力順序を前記シーケンス番号に従って直す並べ替え出力手段と、
    前記判断手段で、シーケンス番号の順序がそれまでと連続していないパケットが前記一次式により表される前記対応関係を満たしていないことが判断されたならば、そのパケットを廃棄せずに出力する継続出力手段を更に備えることを特徴とする受信パケット処理装置。
  4. 請求項3に記載の受信パケット処理装置において、
    継続出力手段が動作した後に、前記パケット受信手段及び前記一次式算出手段とが動作し、これにより、前記シーケンス番号と前記タイムスタンプとの対応関係を表す新たな一次式が求まり、前記判断手段は、新たな一次式により表される対応関係を基準にして動作することを特徴とする受信パケット処理装置。
  5. コンピュータに請求項1又は2に記載の受信パケット処理方法を実行させるためのプログラム。
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