JP2008046646A - ネガ型平版印刷版原版 - Google Patents
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Abstract
Description
前述の赤外線領域に発光領域を持つ赤外線レーザーを露光光源として使用する、赤外線レーザ用ネガ型平版印刷版材料は、赤外線吸収剤と、光又は熱によりラジカルを発生する重合開始剤と、重合性化合物とを含む感光層を有する平版印刷版材料である。
このような光又は熱による重合系の記録層を有する印刷版としては、特開平8−108621号、特開平9−34110号の各公報に記載されるような光重合性或いは熱重合性組成物を感光層として用いる技術が知られている。これらの感光層は高感度画像形成性に優れているものの、支持体として、親水化処理された基板を用いた場合、感光層と支持体との界面における密着性が低く、耐刷性に劣るという問題があった。
また、感度を向上させるため、高出力の赤外線レーザを用いることも検討されているが、レーザー走査時に感光層のアブレーションが発生し光学系を汚染するといった問題もあった。
即ち、本発明のヒートモード対応ネガ型平版印刷版原版は、(A)側鎖に下記一般式(1)〜一般式(3)で表される基を少なくとも1つ有する、水に不溶かつアルカリ水溶液に可溶な高分子化合物、(B)光熱変換剤、(C)下記一般式(V)で表され、(B)光熱変換剤が吸収する事ができる波長の光のヒートモード露光によりラジカルを生成するオニウム塩化合物、及び(D)ラジカル重合性化合物を含有し、ヒートモード露光により画像記録可能であることを特徴とする。
即ち、感光材料の特性として見た場合、フォトンモードでは露光パワー密度(w/cm2)(=単位時間当たりのエネルギー密度)に対し感光材料の固有感度(画像形成に必要な反応のためのエネルギー量)は一定となるが、ヒートモードでは露光パワー密度に対し感光材料の固有感度が上昇することになる。従って、実際に画像記録材料として実用上、必要な生産性を維持できる程度の露光時間を固定すると、各モードを比較した場合、フォトンモード露光では通常は約0.1mJ/cm2程度の高感度化が達成できるもののどんな少ない露光量でも反応が起こるため、未露光部での低露光カブリの問題が生じ易い。これに対し、ヒートモード露光ではある一定以上の露光量でないと反応が起こらず、また感光材料の熱安定性との関係から通常は50mJ/cm2程度が必要となるが、低露光カブリの問題が回避される。
そして、事実上ヒートモード露光では感光材料の版面での露光パワー密度が5000w/cm2以上が必要であり、好ましくは10000w/cm2以上が必要となる。但し、ここでは詳しく述べなかったが5.0×105/cm2以上の高パワー密度レーザーを利用するとアブレーションが起こり、光源を汚す等の問題から好ましくない。
本発明に用いるこの(A)高分子化合物は、(C)一般式(V)で表され、光熱変換剤が吸収する事できる波長の光のヒートモード露光によりラジカルを生成する化合物としてオニウム塩化合物を使用したときに、その効果が著しい。これは、係る高分子化合物とオニウム塩化合物の相溶性が優れることに起因しているものと思われる。
本発明のネガ型平版印刷版原版は、(A)側鎖に一般式(1)〜一般式(3)で表される基を少なくとも1つ有する水に不溶かつアルカリ水溶液に可溶な高分子化合物、(B)光熱変換剤、(C)一般式(V)で表され、(B)光熱変換剤が吸収する事できる波長の光のヒートモード露光によりラジカルを生成するオニウム塩化合物、及び(D)ラジカル重合性化合物を含有することを特徴とする。以下に、本発明の画像記録材料に使用しうる各化合物について、順次説明する。
ここで、導入しうる置換基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロピオキシカルボニル基、メチル基、エチル基、またはフェニル基等が挙げられる。
Xは、酸素原子、硫黄原子、または、−N−R12を表し、ここで、R12としては、置換基を有してもよいアルキル基などが挙げられる。
前記一般式(3)において、R9〜Rllは、それぞれ独立に1価の有機基を表すが、この有機基としては、具体的には例えば、水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、ジアルキルアミノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアルキルアミノ基、置換基を有してもよいアリールアミノ基、置換基を有してもよいアルキルスルホニル基、または置換基を有してもよいアリールスルホニル基などが挙げられ、なかでも、水素原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいアルキル基、または置換基を有してもよいアリール基が好ましい。
ここで、置換基としては、一般式(1)において挙げたものが同様に例示される。
Zは、酸素原子、硫黄原子、−N−R12またはフェニレン基を表す。R12としては、一般式(1)におけるのと同様のものが挙げられる。
下記一般式(12)で表されるラジカル重合性化合物の1種以上を重合させて高分子化合物を合成した後に、塩基を用いて、プロトンを引き抜き、Zを脱離させて所望の高分子化合物を得る方法。
官能基を有するラジカル重合性化合物を1種以上重合させて幹高分子化合物(主鎖を構成する高分子化合物)を合成した後に、前記幹高分子化合物の側鎖官能基と一般式(13)で表される構造を有する化合物を反応させて所望の高分子化合物を得る方法。
これらラジカル重合性化合物を1種以上及び、必要に応じて他のラジカル重合性化合物を用いて、通常のラジカル重合法によって重合させ、高分子化合物を合成した後に、所望の量の塩基を高分子溶液中に、冷却あるいは加熱条件下で滴下、反応を行い、必要に応じて、酸による中和処理を行うことで、一般式(1)で表される基を導入することができる。高分子化合物の製造には、一般的に公知の懸濁重合法あるいは溶液重合法などを適用することができる。
塩基としては、無機化合物、有機化合物のどちらを使用してもよい。好ましい無機塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等が挙げられ、有機塩基としては、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt−ブトキシドのような金属アルコキシド、トリエチルアミン、ピリジン、ジイソプロピルエチルアミンのような有機アミン化合物等が挙げられる。
このようなラジカル重合性化合物を1種以上重合させて、必要に応じて他のラジカル重合性化合物と共重合させ、幹高分子化合物を合成した後に、一般式(13)で表される基を有する化合物を反応させて所望の高分子化合物を得ることができる。
ここで、一般式(13)で表される基を有する化合物の例としては、前述の官能基を有するラジカル重合性化合物の例として挙げた化合物が挙げられる。
合成方法3)
―般式(2)で表される不飽和基と、該不飽和基よりもさらに付加重合性に富んだエチレン性不飽和基とを有するラジカル重合性化合物を1種以上及び、必要に応じて他のラジカル重合性化合物を重合さて、高分子化合物を得る方法。この方法は、一分子中に付加重合性の異なるエチレン性不飽和基を複数有する化合物、例えば、アリルメタクリレートのような化合物を用いる方法である。
官能基を有するラジカル重合性化合物を1種以上重合させて高分子化合物を合成した後に、側鎖官能基と下記一般式(14)で表される構造を有する化合物を反応させて一般式(2)で表される基を導入する方法。
また、官能基を有するラジカル重合性化合物を1種以上重合させて得られる高分子化合物の例としては、前述の合成方法2)で示した例が挙げられる。
合成方法5)
―般式(3)で表される不飽和基と該不飽和基よりもさらに付加重合性に富んだエチレン性不飽和基とを有するラジカル重合性化合物を1種以上重合させて、必要に応じて他のラジカル重合性化合物と共重合さて、高分子化合物を得る方法。
官能基を有するラジカル重合性化合物を1種以上重合させて高分子化合物を合成した後に、側鎖官能基と一般式(15)で表される構造を有する化合物を反応させて導入する方法。
官能基を有するラジカル重合性化合物を1種以上重合させて得られる高分子化合物の例としては、前述の合成方法2)において示した例が挙げられる。
一般式(15)で表される構造を有する化合物としては、2−ヒドロキシエチルモノビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルモノビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、4−クロロメチルスチレン等が例として挙げられる。
(1)化合物(M−1)の合成
1000ml三口フラスコ内に、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 133gのTHF 520ml溶液を調製し、0℃に冷却した。撹拌しながら、3−クロロプロピオン酸クロリド 130gを滴下ロートを用いて、1時間かけて滴下したのちに、徐々に室温まで昇温させた。室温で12時間撹拌した後に、反応混液を氷水 1l中に投じた。1時間撹拌した後に、酢酸エチル2lで3回に分け抽出し、得られた有機層を、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次、洗浄した後に、硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過した後に溶媒をロータリーエバポレーターにて減圧留去した。得られた残差をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(流出溶媒;ヘキサン/酢酸エチル)にて精製し、化合物(M−1)を180g得た。化合物(M−1)の構造は、NMR、質量分析スペクトル、IRから確認した。
化合物(M−1)の合成と同様の方法で、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの代わりに4−ヒドロキシブチルメタクリレートを用いることにより化合物(M−5)を合成した。
1000ml三口フラスコ内に、エタノールアミン 49gのTHF 500ml溶液を調製し、0℃に冷却した。撹拌しながら、3−クロロプロピオン酸クロリド51gを滴下ロートを用いて、1時間かけて滴下したのちに、徐々に室温まで昇温させた。室温で12時間撹拌した後に、濾過し溶媒を減圧留去した。得られた残差 10gを100ml三口フラスコに入れ、THF 50mlで溶解し、0℃に冷却した。撹拌しながら、メタクリル酸クロリド7gを滴下ロートを用いて、30分かけて滴下したのちに、徐々に室温まで昇温させた。室温で12時間撹拌した後に、反応混液を氷水 300ml中に投じた。1時間撹拌した後に、酢酸エチル1lで3回に分け抽出し、得られた有機層を、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次、洗浄した後に、硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過した後に溶媒をロータリーエバポレーダーにて減圧留去した。得られた残差をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(流出溶媒;ヘキサン/酢酸エチル)にて精製し、化合物(M−8)を8g得た。化合物(M−8)の構造は、NMR、質量分析スペクトル、IRから確認した。
化合物(M−8)の合成と同様の方法で、エタノールアミンの代わりに4−ヒドロキシ−1−ブチルアミンを用いることで、化合物(M−9)を合成した。
コンデンサー、撹拌機を取り付けた500ml三口フラスコに、1−メトキシ−2−プロパノール 80mlを入れ、70℃に加熱した。窒素気流下、前記例示M−1 53.0g、メタクリル酸 5.2g、V−65(和光純薬製) 0.746gの1−メトキシ−2−プロパノール 80ml溶液を2時間半かけて滴下させた。さらに、70℃で2時間反応させた。反応混液を1−メトキシ−2−プロパノール 100mlで希釈、0℃に冷却した後、撹拌しながら、トリエチルアミン 33.4gを滴下し、徐々に室温まで昇温させながら、12時間反応させた。反応混液を0℃に冷却した後、撹拌しながら、5M HCIを反応混液のpHが6以下になるまで滴下した。反応液を水 3l中に投じ、重合体を析出させた。これを、ろ取、洗浄、乾燥し、高分子化合物(1)を得た。NMRスペクトルより、M−1出来の基がすべてアクリル基に変換されたことが確認された。ポリスチレンを標準物質としたゲルバーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、重量平均分子量を測定した結果、80,000であった。
コンデンサー、撹拌機を取り付けた500ml三口フラスコに、メチルエチルケトン 90mlを入れ、70℃に加熱した。窒素気流下、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 15.6g、メタクリル酸 5.2g、メチルメタクリレート12.0g、V−65(和光純薬製)0.775gのメチルエチルケトン 90ml溶液を2時間半かけて滴下させた。さらに、70℃で2時間反応させた。反応混液を0℃に冷却した後、撹拌しながら、アクリル酸クロリド 10.9gを滴下し、徐々に室温まで昇温させながら、12時間反応させた。反応液を水3l中に投じ、重合体を析出させた。これを、ろ取、洗浄、乾燥し、高分子化合物(10)を得た。高分子反応によりアクリル基が側鎖に導入されたことは、NMRスペクトルより確認された。ポリスチレンを標準物質としたゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、重量平均分子量を測定した結果、78,000であった。
コンデンサー、撹拌機を取り付けた1000ml三口フラスコに、1−メトキシ−2−プロパノール200m1を入れ、70℃に加熱した。窒素気流下、2−アリロキシエチルメタクリレート40.9g、メタクリル酸5.2g、V−65(和光純薬製)0.746gの1−メトキシ−2−プロパノール200ml溶液を2時間半かけて滴下させた。さらに、70℃で2時間反応させた。これを、ろ取、洗浄、乾燥し、高分子化合物(3)を得た。ポリスチレンを標準物質としたゲルバーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、重量平均分子量を測定した結果、110,000であった。
コンデンサー、撹拌機を取り付けた500ml三口フラスコに、メチルエチルケトン80mlを入れ、70℃に加熱した。窒素気流下、メタクリル酸クロリド 12.5g、メタクリル酸 5.2g、メチルメタクリレート 12.0g、V−65(和光純薬製)0.700gのメチルエチルケトン80ml溶液を2時間半かけて滴下させた。さらに、70℃で2時間反応させた。反応混液を、0℃に冷却した後、撹拌しながら、2−アリロキシエチルアルコール 12.5gを滴下し、徐々に室温まで昇温させながら、12時間反応させた。反応液を水3l中に投じ、重合体を析出させた。これを、ろ取、洗浄、乾燥し、高分子化合物(4)を得た。高分子反応によりアリル基が側鎖に導入されたことは、NMRスペクトルより確認された。ポリスチレンを標準物質としたゲルバーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、重量平均分子量を測定した結果、95,000であった。
コンデンサー、撹拌機を取り付けた500ml三口フラスコに、1−メトキシ−2−プロパノール150mlを入れて70℃に加熱した。窒素気流下、ビニルメタクリレート 26.9g、メタクリル酸 5.2g、V−65(和光純薬製)0.780gの1−メトキシ−2−プロパノール150ml溶液を2時間半かけて滴下させた。さらに、70℃で2時間反応させた。これを、ろ取、洗浄、乾燥し、高分子化合物(5)を得た。ポリスチレンを標準物質としたゲルバーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、重量平均分子量を測定した結果、120,000であった。
コンデンサー、撹拌機を取り付けた500ml三口フラスコに、メチルエチルケトン100mlを入れ、70℃に加熱した。窒素気流下、メタクリル酸クロリド12.5g、メタクリル酸 5.2g、メチルメタクリレート 12.0g、V−65(和光純薬製)0.700gのメチルエチルケトン100ml溶液を2時間半かけて滴下させた。さらに、70℃で2時間反応させた。反応混液を、0℃に冷却した後、撹拌しながら、2−ヒドロキシエテルモノビニルエーテル 11.0gを滴下し、徐々に室温まで昇温させながら、12時間反応させた。反応液を水3l中に投じ、重合体を析出させた。これを、靖取、洗浄、乾燥し、高分子化合物(6)を得た。高分子反応によりビニル基が側鎖に導入されたことは、NMRスペクトルより確認された。ポリスチレンを標準物質としたゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)により、重量平均分子量を測定した結果、95,000であった。
合成例1〜6と同様にして仕込みモノマー種、組成比を変えて、以下に示す高分子化合物重合体7〜23を合成した。これらの重合体の重量平均分子量を、合成例1〜6と同じ方法で測定した。
上記合成法により得られた(A)特定アルカリ可溶性樹脂を、下記表1〜表5に、その構成単位の構造、重合モル比で表示し、さらに測定した重量平均分子量を併記する。〔(高分子化合物No.1)〜(高分子化合物No.23)〕
本発明において特定アルカリ可溶性樹脂に共重合させることができるラジカル重合性化合物としては、例えば、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、N,N−2置換アクリルアミド類、N,N−2置換メタクリルアミド類、スチレン類、アクリロニトリル類、メタクリロニトリル類などから選ばれるラジカル重合性化合物が挙げられる。
これらを1種あるいは2種以上用いることができ、これら共重合成分の好適に使用される含有量は、0〜95モル%であり、特に好ましくは、20〜90モル%である。
これらを1種あるいは1種以上用いることができ、これら共重合成分の好適に使用される含有量は、0〜85モル%であり、特に好ましくは、10〜70モル%である。
これらの溶媒は単独あるいは2種以上混合してもよい。
また、本発明に係る特定アルカリ水可溶性高分子中には、未反応の単量体を含んでいてもよい。この場合、単量体の高分子化合物中に占める割合は、15重量%以下が望ましい。
本発明の画像記録材料中に含まれる(A)特定アルカリ可溶性樹脂の含有量は固形分で約5〜95重量%であり、好ましくは、約10〜85重量%である。添加量が5重量%未満の場合は、画像形成した際、画像部の強度が不足する場合がある。また添加量が95重量%を越える場合は、画像形成されない場合がある。
本発明の画像記録材料は、ヒートモード露光、代表的には、赤外線を発するレーザにより、記録を行なうことから、光熱変換剤を用いることが必須である。光熱変換剤は、所定の波長の光を吸収し、熱に変換する機能を有している。この際発生した熱により、(C)成分、即ちこの(B)光熱変換剤が吸収し得る波長の光のヒートモード露光によりラジカルを生成するオニウム塩化合物が分解し、ラジカルを発生する。本発明において使用される光熱変換剤は吸収した光を熱に変換する機能を有するものであればよいが、一般的には、書き込みに使用される赤外線レーザの波長、即ち、波長760nmから1200nmに吸収極大を有する、所謂、赤外線吸収剤として知られる染料又は顔料が挙げられる。
い。
R3、R4は、それぞれ同じでも異なっていても良く、置換基を有していても良い炭素原子数20個以下の炭化水素基を示す。好ましい置換基としては、炭素原子数12個以下のアルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基が挙げられる。
ヒートモード露光によりラジカルを生成するオニウム塩化合物(以下、適宜ラジカル開始剤と称する)は、前記(B)光熱変換剤と組み合わせて用い、光熱変換剤が吸収し得る波長の光、例えば、赤外線レーザを照射した際にその光又は熱或いはその双方のエネルギーによりラジカルを発生し、(A)重合性の官能基を有する特定アルカリ可溶性樹脂、さらには、(D)ラジカル重合性化合物の重合を開始、促進させる化合物を指す。ここで、「ヒートモード露光」とは、前記本発明における定義に従うものとする。
ラジカル開始剤としては、公知の光重合開始剤、熱重合開始剤などを選択して使用することができるが、本発明においては、感度が高いという観点から、オニウム塩化合物を選択して用いている。
本発明において用いられるラジカル開始剤は、極大吸収波長が400nm以下であることが好ましく、さらに360nm以下であることが好ましい。このように吸収波長を紫外線領域にすることにより、画像記録材料の取り扱いを白灯下で実施することができる。
[(D)ラジカル重合性化合物]
本発明の平版印刷版原版に含有されるラジカル重合性化合物は、少なくとも一個のエチレン性不飽和二重結合を有するラジカル重合性化合物であり、末端エチレン性不飽和結合を少なくとも1個、好ましくは2個以上有する化合物から選ばれる。この様な化合物群は当該産業分野において広く知られるものであり、本発明においてはこれらを特に限定無く用いる事ができる。これらは、例えばモノマー、プレポリマー、すなわち2量体、3量体およびオリゴマー、またはそれらの混合物ならびにそれらの共重合体などの化学的形態をもつ。モノマーおよびその共重合体の例としては、不飽和カルボン酸(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸など)や、そのエステル類、アミド類があげられ、好ましくは、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド類が用いられる。また、ヒドロキシル基や、アミノ基、メルカプト基等の求核性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル、アミド類と単官能もしくは多官能イソシアネート類、エポキシ類との付加反応物、単官能もしくは、多官能のカルボン酸との脱水縮合反応物等も好適に使用される。また、イソシアナート基やエポキシ基等の親電子性置換基を有する不飽和カルボン酸エステルまたはアミド類と、単官能もしくは多官能のアルコール類、アミン類およびチオール類との付加反応物、さらに、ハロゲン基やトシルオキシ基等の脱離性置換基を有する不飽和カルボン酸エステルまたはアミド類と、単官能もしくは多官能のアルコール類、アミン類およびチオール類との置換反応物も好適である。また、別の例として、上記の不飽和カルボン酸の代わりに、不飽和ホスホン酸、スチレン等に置き換えた化合物群を使用する事も可能である。
CH2=C(R41)COOCH2CH(R42)OH
(ただし、R41およびR42は、HまたはCH3を示す。)
さらに、特開昭63−277653,特開昭63−260909号、特開平1−105238号に記載される、分子内にアミノ構造やスルフィド構造を有するラジカル重合性化合物類を用いてもよい。
画像記録材料中のラジカル重合性化合物の配合比に関しては、多い方が感度的に有利であるが、多すぎる場合には、好ましくない相分離が生じたり、画像記録層の粘着性による製造工程上の問題(例えば、記録層成分の転写、粘着に由来する製造不良)や、現像液からの析出が生じる等の問題を生じうる。これらの観点から、ラジカル重合性化合物の好ましい配合比は、多くの場合、組成物全成分に対して5〜80重量%、好ましくは20〜75重量%である。本発明において、前記(A)特定アルカリ可溶性樹脂に(D)他のラジカル重合性化合物を併用する場合、(A)成分と(D)成分の比率は、重量比で、1:0.05〜1:3の範囲で併用され、好ましくは1:0.1〜1:2の範囲、さらに好ましくは1:0.3〜1:1.5の範囲である。
ラジカル重合性化合物の使用法は、所望の特性から適切な構造、配合、添加量を任意に選択でき、さらに場合によっては下塗り、上塗りといった層構成・塗布方法も実施しうる。
本発明の画像記録材料には、さらに必要に応じてこれら以外に種々の化合物を添加してもよい。例えば、可視光域に大きな吸収を持つ染料を画像の着色剤として使用することができる。具体的には、オイルイエロー#101、オイルイエロー#103、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オイルブルーBOS、オイルブルー#603、オイルブラックBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−505(以上オリエント化学工業(株)製)、ビクトリアピュアブルー、クリスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレット(CI42535)、エチルバイオレット、ローダミンB(CI145170B)、マラカイトグリーン(CI42000)、メチレンブルー(CI52015)等、及び特開昭62−293247号に記載されている染料を挙げることができる。また、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料、カーボンブラック、酸化チタンなどの顔料も好適に用いることができる。
上記非イオン界面活性剤及び両性界面活性剤の感光層塗布液中に占める割合は、0.05〜15重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5重量%である。
本発明の画像記録材料を平版印刷版原版に用いる場合は、通常、露光を大気中で行うため、光重合性組成物を含む画像記録層の上に、さらに、保護層を設ける事が好ましく、この様な保護層に望まれる特性としては、酸素等の低分子化合物の透過性が低く、露光に用いる光の透過性が良好で、記録層との密着性に優れ、かつ、露光後の現像工程で容易に除去できることであり、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、酸性セルロース類、ゼラチン、アラビアゴム、ポリアクリル酸などのような比較的結晶性に優れた水溶性高分子化合物を用いることが一般的である。このように、さらに外部からの酸素遮断性を高め、画像形成性、特に、画像強度を高める目的で上記保護層を備えてもよい。
本発明の画像記録材料を用いて平版印刷版原版を形成する場合に使用される支持体としては、寸度的に安定な板状物であれば特に制限はなく、例えば、紙、プラスチック(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等)がラミネートされた紙、金属板(例えば、アルミニウム、亜鉛、銅等)、プラスチックフィルム(例えば、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール等)等が挙げられる。これらは、樹脂フィルムや金属板などの単一成分のシートであっても、2以上の材料の積層体であってもよく、例えば、上記のごとき金属がラミネート、若しくは蒸着された紙やプラスチックフィルム、異種のプラスチックフィルム同志の積層シート等が含まれる。
前記アルミニウム板の厚みは、およそ0.1〜0.6mm程度、好ましくは0.15〜0.4mm、特に好ましくは0.2〜0.3mmである。
アルミニウム板の表面の粗面化処理は、種々の方法により行われるが、例えば、機械的に粗面化する方法、電気化学的に表面を溶解粗面化する方法及び化学的に表面を選択溶解させる方法により行われる。機械的方法としては、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラスト研磨法、バフ研磨法等の公知の方法を用いることができる。また、電気化学的な粗面化法としては塩酸又は硝酸電解液中で交流又は直流により行う方法がある。また、特開昭54−63902号公報に開示されているように両者を組み合わせた方法も利用することができる。
このように粗面化されたアルミニウム板は、所望により、アルカリエッチング処理、中和処理を経て、表面の保水性や耐摩耗性を高めるために陽極酸化処理を施すことができる。アルミニウム板の陽極酸化処理に用いられる電解質としては、多孔質酸化皮膜を形成する種々の電解質の使用が可能で、一般的には硫酸、リン酸、蓚酸、クロム酸或いはそれらの混酸が用いられる。それらの電解質の濃度は電解質の種類によって適宜決められる。
陽極酸化皮膜の量は1.0g/m2 以上が好適であるが、より好ましくは2.0〜6.0g/m2 の範囲である。陽極酸化被膜が1.0g/m2 未満であると耐刷性が不十分であったり、平版印刷版の非画像部に傷が付き易くなって、印刷時に傷の部分にインキが付着するいわゆる「傷汚れ」が生じ易くなる。
尚、このような陽極酸化処理は平版印刷版の支持体の印刷に用いる面に施されるが、電気力線の裏回りにより、裏面にも0.01〜3g/m2 の陽極酸化被膜が形成されるのが一般的である。
これらの中で、本発明において特に好ましい親水化処理は珪酸塩処理である。珪酸塩処理について、以下に説明する。
珪酸塩処理により、アルミニウム板表面上の親水性が一層改善されるため、印刷の際、インクが非画像部に付着しにくくなり、汚れ性能が向上する。
これらの被覆層のうち、Si(OCH3 )4 、Si(OC2 H5 )4 、Si(OC3 H7 )4 、Si(OC4 H9 )4 などの珪素のアルコキシ化合物が安価で入手し易く、それから与られる金属酸化物の被覆層が耐現像性に優れており特に好ましい。
これらのアルカリ剤は単独又は2種以上を組み合わせて用いられる。
また、実質的に未使用の処理液で処理するいわゆる使い捨て処理方式も適用できる。
平版印刷版をバーニングする場合には、バーニング前に特公昭61−2518号、同55−28062号、特開昭62−31859号、同61−159655号の各公報に記載されているような整面液で処理することが好ましい。
整面液の塗布量は一般に0.03〜0.8g/m2(乾燥重量)が適当である。
整面液が塗布された平版印刷版は必要であれば乾燥された後、バーニングプロセッサー(例えば、富士写真フイルム(株)より販売されているバーニングプロセッサー:BP−1300)等で高温に加熱される。この場合の加熱温度及び時間は、画像を形成している成分の種類にもよるが、180〜300℃の範囲で1〜20分の範囲が好ましい。
[支持体の作成]
99.5%以上のアルミニウムと、Fe 0.30%、Si 0.10%、Ti 0.02%、Cu 0.013%を含むJIS A1050合金の溶湯を清浄化処理を施し、鋳造した。清浄化処理には、溶湯中の水素などの不要なガスを除去するために脱ガス処理し、セラミックチューブフィルタ処理をおこなった。鋳造法はDC鋳造法で行った。凝固した板厚500mmの鋳塊を表面から10mm面削し、金属間化合物が粗大化してしまわないように550℃で10時間均質化処理を行った。次いで、400℃で熱間圧延し、連続焼鈍炉中で500℃60秒中間焼鈍した後、冷間圧延を行って、板圧0.30mmのアルミニウム圧延板とした。圧延ロールの粗さを制御することにより、冷間圧延後の中心線平均表面粗さRaを0.2μmに制御した。その後、平面性を向上させるためにテンションレベラーにかけた。
まず、アルミニウム板表面の圧延油を除去するため10%アルミン酸ソーダ水溶液で50℃30秒間脱脂処理を行い、30%硫酸水溶液で50℃30秒間中和、スマット除去処理を行った。
下記感光層塗布液(P−1)を調製し、上記のようにして得られたアルミニウム支持体にワイヤーバーを用いて塗布し、温風式乾燥装置にて115℃で45秒間乾燥して感光層を形成し、平版印刷版原版を得た。乾燥後の被覆量は1.2〜1.3g/m2の範囲内であった。
なお、実施例に使用した高分子化合物は前記合成例により得られた特定アルカリ可溶性樹脂である。
・アルカリ可溶性樹脂:(A)成分 (表6に記載の化合物、表6に記載の量)
・ラジカル重合性化合物:(D)成分
(表6に記載の化合物、表6に記載の量)
・赤外線吸収剤「IR−6」:(B)成分 0.08g
・スルホニウム塩「S−1」:(C)成分 0.30g
・ビクトリアピュアブルーのナフタレンスルホン酸 0.04g
・フッ素系界面活性剤 0.01g
(メガファックF−176,大日本インキ化学工業(株)製)
・メチルエチルケトン 9.0g
・メタノール 10.0g
・1−メトキシ−2−プロパノール 8.0g
得られた平版印刷版原版を、水冷式40W赤外線半導体レーザを搭載したCreo社製Trendsetter3244VFSにて、出力9W、外面ドラム回転数210rpm、版面エネルギー100mJ/cm2、解像度2400dpiの条件で露光した。
[現像処理]
露光後、富士写真フイルム(株)製自動現像機スタブロン900Nを用い現像処理した。現像液は、仕込み液、補充液ともに富士写真フイルム(株)製DN−3Cの1:1水希釈液を用いた。現像浴の温度は30℃とした。また、フィニッシャーは、富士写真フイルム(株)製FN−6の1:1水希釈液を用いた。
[耐刷性の評価]
次に、小森コーポレーション(株)製印刷機リスロンを用いて印刷した。この際、どれだけの枚数が充分なインキ濃度を保って印刷できるかを目視にて測定し、耐刷性を評価した。結果を前記表6に併記する。
表6の結果より、本発明の画像記録材料を感光層として用いた実施例の平版印刷版は、優れた耐刷性を達成していることがわかる。また、得られた平版印刷版原版を、それぞれ60℃で3日間保存、及び、45℃、湿度75%RHで3日間保存して強制経時させた後、前記と同様の印刷を行ない、結果を表6に示す。
Claims (7)
- (A)側鎖に下記一般式(1)〜一般式(3)で表される基を少なくとも1つ有する、水に不溶かつアルカリ水溶液に可溶な高分子化合物、(B)光熱変換剤、(C)下記一般式(V)で表され、(B)光熱変換剤が吸収する事ができる波長の光のヒートモード露光によりラジカルを生成するオニウム塩化合物、及び(D)ラジカル重合性化合物を含有し、ヒートモード露光により画像記録可能であることを特徴とするヒートモード対応ネガ型平版印刷版原版。
式中、R1〜R11は、それぞれ独立に、1価の有機基を表す。X、Yは、それぞれ独立に、酸素原子、硫黄原子、または−N−R12を表し、Zは、酸素原子、硫黄原子、−N−R12またはフェニレン基を表す。R12は、水素原子、または1価の有機基を表す。
式(V)中、R31、R32及びR33は、それぞれ同じでも異なっていてもよく、置換基を有していてもよい炭素原子数20個以下の炭化水素基を示す。Z31-は、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロフォスフェートイオン、またはアリールスルホン酸イオンを示す。 - 前記(B)光熱変換剤が赤外線吸収色素であることを特徴とする請求項1に記載のネガ型平版印刷版原版。
- 前記赤外線吸収色素が染料であることを特徴とする請求項2に記載の平版印刷版原版。
- 前記染料がシアニン色素であることを特徴とする請求項3に記載の平版印刷版原版。
- 前記シアニン色素が下記一般式(I)で示される化合物であることを特徴とする請求項4に記載の平版印刷版原版。
- 前記(A)が、下記一般式(12)で表されるラジカル重合性化合物の1種以上を重合した後に、塩基を用いて、プロトンを引き抜き、Zを脱離させる製造方法により製造された、側鎖に下記一般式(1)で表される基を有する、水に不溶かつアルカリ水溶液に可溶な高分子化合物、であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のヒートモード対応ネガ型平版印刷版原版。
式中、Zは、アニオン性脱離基を表す。Qは、酸素原子、−NH−、または−NR14−を表す(ここで、R14は置換基を有していてもよいアルキル基を表す)。R13は水素原子または置換基を有していてもよいアルキル基を表す。Aは、2価の有機連結基を表す。XおよびR1〜R3は一般式(1)におけるXおよびR1〜R3と同義である。 - 前記一般式(V)におけるZ31-が、アリールスルホン酸イオンであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のヒートモード対応ネガ型平版印刷版原版。
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