JP2008046610A - eラーニングシステム及びそのカスタマイズソフト - Google Patents

eラーニングシステム及びそのカスタマイズソフト Download PDF

Info

Publication number
JP2008046610A
JP2008046610A JP2007175872A JP2007175872A JP2008046610A JP 2008046610 A JP2008046610 A JP 2008046610A JP 2007175872 A JP2007175872 A JP 2007175872A JP 2007175872 A JP2007175872 A JP 2007175872A JP 2008046610 A JP2008046610 A JP 2008046610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
learning
platform
learning system
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007175872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4347367B2 (ja
Inventor
Seiji Tachiiba
誠治 立居場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IME CONSULTING KK
Original Assignee
IME CONSULTING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IME CONSULTING KK filed Critical IME CONSULTING KK
Priority to JP2007175872A priority Critical patent/JP4347367B2/ja
Publication of JP2008046610A publication Critical patent/JP2008046610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4347367B2 publication Critical patent/JP4347367B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【目的】低コスト且つ容易な導入、ネット非接続状態での受講、ユーザ自身によるカスタマイズ化のいずれもが容易に可能な簡略化されたシステム構成を有し、しかもセキュリティ上の安全性が高いeラーニングシステム及びそのカスタマイズソフトを提供する。
【構成】コンピュータを、受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の少なくとも一機能を有する一つ乃至複数のプラットフォームにより一つ乃至複数の教材コンテンツを管理するように機能させる構成のeラーニングシステムであって、前記教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理し、該プラットフォームが携帯可能な記憶媒体に格納された構成であることを特徴とするeラーニングシステム及びそのカスタマイズソフト。
【選択図】 図1

Description

本発明はeラーニングシステム及びそのカスタマイズソフトに関し、詳しくは、モバイル受講及びネット非接続での受講が可能なeラーニングシステム、及びユーザ側がプラットフォームの設定や講義内容等を設定することが可能なeラーニングシステムのカスタマイズソフトに関する。
近年、eラーニングと称する、インターネット、LAN(Local Area Network)等、ネットワークを介した端末・サーバ間の通信技術を用いて学習を行う学習システム(eラーニングシステム)が種々提案(例えば、特許文献1〜7等参照)されている。
コンピュータを機能させる構成のeラーニングシステムによれば、離れた場所であっても学習情報が入手可能であり、ユーザに対して簡便で効率のよい学習環境を提供することができる。従って、企業内研修等にあっては、本社や研修所等の施設に受講者である社員等を一堂に集めて講義を行う必要がないため、受講者が複数の地域・支社に分散していたり、或いは受講者が多人数である大企業や大規模学校等では、講義側と受講者側の双方にとって場所の確保や移動・時間の節約・費用対効果等の点で極めて効率的なシステムとなっている。
特開2006−3670号公報 特開2005−321768号公報 特開2005−241914号公報 特開2003−345907号公報 特開2003−173131号公報 特開平7−140891号公報 特許第3764061号公報
従来提案されているeラーニングシステムは、特許文献1〜7に記載されているように、サーバ内のプラットフォームに多数の教材コンテンツを搭載し、多数の受講者による多数の教材コンテンツを用いた講義に用いられるための構成(図34参照)を有するものである。
即ち、従来のeラーニングシステムは、サーバ内のプラットフォームと教材コンテンツは1:多で対応するものであり、プラットフォームの中に受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能があり、教材作成ソフト等で任意のコンテンツを教材化し、前記プラットフォームに教材を搭載し、教材コンテンツを前記各機能に紐付けることで設定するものである。
しかし、上記構成を有する従来のeラーニングシステムは、ソフトウェアシステム全体の価格が高価(数百万円以上)であるだけでなく、サーバや回線に高負荷がかかるため、中小企業等の受講者数の限られた小規模ユーザの場合、導入が極めて困難であるという問題を有している。
また、ネット接続した状態、或いはパソコン端末(以下、単にPCということもある。)をサーバに接続し、該パソコン端末内にダウンロードした状態でなければ受講できないという不都合を有している。
更に、ネット接続による受講の場合は、ウィルス、スパイウェア、ワーム、情報漏洩等のセキュリティ上の問題が生じる可能性を有している。
そして、パソコン端末内にダウンロードしての受講の場合は、情報漏洩等のセキュリティ上の問題が生じる可能性を有している。
更にまた、教材コンテンツの追加や削除等の変更や管理等に専門的知識及び技術を要するため、ユーザ自身が仕様設定したり或いは初期設定を変更したりする等のユーザ自身によるカスタマイズ化が極めて困難であるという不都合を有している。従って、eラーニングシステムの導入に際しては、導入手順に手間がかかるだけでなく、導入後の変更等の迅速な対応が困難であるという不都合をも有している。
そこで本発明の課題は、低コスト且つ容易な導入、ネット非接続状態での受講、ユーザ自身によるカスタマイズ化のいずれもが容易に可能な簡略化されたシステム構成を有し、しかもセキュリティ上の安全性が高いeラーニングシステム及びそのカスタマイズソフトを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は下記構成を有する。
1.コンピュータを、受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の少なくとも一機能を有する一つ乃至複数のプラットフォームにより一つ乃至複数の教材コンテンツを管理するように機能させる構成のeラーニングシステムであって、前記教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理し、該プラットフォームが携帯可能な記憶媒体に格納された構成であることを特徴とするeラーニングシステム。
2.記憶媒体に格納されたプラットフォームが一つであり、該プラットフォームにより管理される一つの教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する一つの記憶媒体に格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
3.記憶媒体に格納されたプラットフォームが複数であり、該複数のプラットフォームにより夫々管理される複数の教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する一つの記憶媒体に格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
4.記憶媒体に格納されたプラットフォームが一つであり、該プラットフォームにより管理される一つの教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する記憶媒体とは異なる記憶媒体に格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
5.記憶媒体に格納されたプラットフォームが複数であり、該複数のプラットフォームにより夫々管理される複数の教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する記憶媒体とは異なる記憶媒体に格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
6.記憶媒体に格納されたプラットフォームが一つであり、該プラットフォームにより管理される一つの教材コンテンツがネットサーバに格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
7.記憶媒体に格納されたプラットフォームが複数であり、該複数のプラットフォームにより夫々管理される複数の教材コンテンツがネットサーバに格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
8.前記教材コンテンツとプラットフォームとから成る組合せが、並列的に複数組格納され、
該複数組の上位に、eラーニングシステムを統括制御するコントローラーが設けられており、
該コントローラーが、
各々の教材コンテンツにリンクするインデックスとなるトップページと、
前記複数のプラットフォームの受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の各機能と紐付けられる受講者識別情報(所属・氏名等)が記録されるエントリーシステムと
を有する構成であることを特徴とする上記3、5及び7のいずれかに記載のeラーニングシステム。
9.前記インデックスとなるトップページが、任意の教材コンテンツを選択することで該選択した教材コンテンツが起動して受講開始が可能となる受講エントリー機能を有することを特徴とする上記8に記載のeラーニングシステム。
10.前記プラットフォームの受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の各機能が、複数のプラットフォーム間で各機能毎に共通の構成を有することを特徴とする上記8又は9に記載のeラーニングシステム。
11.前記複数のプラットフォームの受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の少なくとも一機能が、実質的にプラットフォームに収められた状態と同機能を奏する状態でプラットフォーム側ではなく前記エントリーシステム側に各プラットフォームと紐付けられた状態で収められており、
該エントリーシステム側に収められた少なくとも一機能が、前記プラットフォームの数と同数ではなく一機能毎に一つのみが収められた構成であることを特徴とする上記10に記載のeラーニングシステム。
12.前記プラットフォームの受講機能が、該プラットフォームの受講記録機能・制限機能とは異なる記憶媒体に格納されていると共に、該受講機能を格納する記憶媒体に前記教材コンテンツが格納されていることを特徴とする上記1に記載のeラーニングシステム。
13.前記プラットフォームの受講機能と前記教材コンテンツが格納されている記憶媒体を用いて受講者が受講し、受講後に前記記憶媒体を用いてeラーニング管理者が前記受講者の受講管理を行う構成であることを特徴とする上記12に記載のeラーニングシステム。
14.前記プラットフォームが受講者の理解度を確認するためのテストを行うテスト機能を有することを特徴とする上記1〜13のいずれかに記載のeラーニングシステム。
15.異なる内容を有する教材コンテンツが格納されている記憶媒体が複数用意されていることを特徴とする上記1、2、3、4、5、8、9、10、11、12、13及び14のいずれかに記載のeラーニングシステム。
16.受講者数の如き受講者全体の受講状況、受講者の所属や氏名の如き受講者登録、受講者毎の受講状況(開始日時、テスト結果、終了日時等)から選ばれる少なくとも一つの記録情報の管理が可能であることを特徴とする上記1〜15のいずれかに記載のeラーニングシステム。
17.前記記録情報の管理が、該記録情報の収集、閲覧、出力(CSV出力を含むデータ出力又はファイル出力、印刷出力)から選ばれる少なくとも一つが可能であることを特徴とする上記16に記載のeラーニングシステム。
18.受講者の上限数を設定する受講人数制限、受講者の受講期間を設定する受講期間制限機能、許可された受講者のみがアクセス可能に設定するアクセス制限機能、受講者の受講回数を設定する受講回数制限機能から選ばれる少なくとも一つの制限機能を有することを特徴とする上記1〜16のいずれかに記載のeラーニングシステム。
19.前記記憶媒体が、USBメモリ、外付ハードディスク、SDカード、CF{コンパクトフラッシュ(登録商標)}、MS{メモリスティック(登録商標)}、CD、パソコン内メモリ(ハードディスクやシリコンメモリ等)、ネットサーバの如きコンピュータ読取り可能な媒体から選ばれることを特徴とする上記1〜18のいずれかに記載のeラーニングシステム。
20.前記記憶媒体に付されたシリアルナンバーを読み取り、個々の記憶媒体の識別情報として用いることを特徴とする上記19に記載のeラーニングシステム。
21.コンピュータを、上記1〜20のいずれかに記載のeラーニングシステムのプラットフォームの各構成を適宜選択して設定し、講義内容を教材コンテンツとして設定し、格納する記憶媒体を選択して書き出すことで所望する構成のeラーニングシステムを構築可能なように機能させることを特徴とするeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
22.教材コンテンツ内の学習ページを作成する作成機能を有することを特徴とする上記21に記載のeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
23.教材コンテンツ内のテストのページを作成する作成機能を有することを特徴とする上記21又は22に記載のeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
24.既構築済みのeラーニングシステムに対する既存構成の変更及び/又は新たな項目の追加が、当該eラーニングシステムを最初に構築した際に用いたカスタマイズソフトでのみ可能な構成あることを特徴とする上記21〜23のいずれかに記載のeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
請求項1に示す発明によれば、低コスト且つ容易な導入、ネット非接続状態での受講、ユーザ自身によるカスタマイズ化のいずれもが可能な簡略化されたシステム構成を有し、しかもセキュリティ上の安全性が高いeラーニングシステムを提供することができる。
特に、教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理する構成、即ち、プラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応する構成であって、携帯可能な記憶媒体に格納された構成により、従来のネットサーバ内のプラットフォームに多数の教材コンテンツを搭載した構成、即ち、プラットフォームと教材コンテンツとが1:多で対応する構成である従来のものに比して、システム構成が著しく簡略化され、ソフトウエアの容量・情報処理量が小となることから、安価に且つ極めて容易に導入が可能となる。従って、中小企業等の受講者数の限られた小規模ユーザであっても容易に導入できる。
また、ネット非接続状態での受講が可能となるので、ネット接続環境の無い場所(例えば、移動先や移動中)でも受講でき、しかも、セキュリティ上の不安を抱えることなく受講が可能となる。
請求項2に示す発明によれば、受講者が一つの記憶媒体をパソコンに接続するだけで受講が可能となる。
請求項3に示す発明によれば、受講者が一つの記憶媒体をパソコンに接続するだけで複数の教材コンテンツによる受講が可能となる。
請求項4又は5に示す発明によれば、教材コンテンツを格納した記憶媒体とプラットフォームを格納した記憶媒体の両方をパソコンに接続しなければ受講不可能となるため、eラーニング管理者による受講可否の管理が可能となる。
請求項6又は7に示す発明によれば、プラットフォームを格納した記憶媒体が無ければ、ネットサーバ上の教材コンテンツのみでは動作しないため、前記プラットフォームを格納した記憶媒体を持たない者の不正アクセスを防ぐことができる。更に、ネットサーバ上の教材コンテンツから受講者は教材を得るのみで書込みは無しのため、ネット接続での受講であってもセキュリティ上の問題が生じる危険性を抑制することができる。
請求項8に示す発明によれば、複数の教材コンテンツのインデックスとなるトップページと、プラットフォームの各機能と紐付けられる受講者識別情報が記録されるエントリーシステムとを有するコントローラーによって、複数の教材コンテンツを複数格納したeラーニングシステムを統括制御する構成なので、複数の教材コンテンツを格納した構成でありながら、夫々の教材コンテンツは一つのプラットフォームによって各々管理された構成であるので、一つのプラットフォームに多数の教材コンテンツを搭載した従来のものに比して、システム構成が著しく簡略化され、ソフトウエアの容量・情報処理量が小となることから、安価に且つ極めて容易に導入が可能となる。従って、中小企業等の受講者数の限られた小規模ユーザであっても容易に導入できる。
請求項9に示す発明によれば、インデックスとなるトップページから所望の教材コンテンツを選択するだけで該選択した教材コンテンツが起動するので、所望の教材コンテンツの選択及び受講が極めて容易である。
請求項10に示す発明によれば、プラットフォームに収められる各機能が複数のプラットフォーム間で共通の構成を有するので、ソフト開発及びシステム構築をパターン化及び簡略化することができ、eラーニングシステム管理者による各設定等もパターン化することができるので習熟が早く且つ容易となる。
請求項11に示す発明によれば、複数のプラットフォーム間で重複する共通構成を有する同機能の重複分を省略して一機能毎に一つのみとすることができるので、より簡略化したシステムとすることが可能である。
請求項12に示す発明によれば、受講した後、プラットフォームの受講記録と制限機能を格納した記憶媒体をeラーニング管理者に提出すれば該eラーニング管理者が受講者の受講状態を管理することが可能となる。また、受講者が受講のみの場合、即ち、eラーニング管理者が受講記録等の受講状態の管理を行わない場合は、プラットフォームの受講機能と教材コンテンツが格納された記憶媒体のみで受講が可能となる。
請求項13に示す発明によれば、eラーニング管理者による受講者の受講管理は、受講者から提出されるプラットフォームの受講記録と制限機能を格納した記憶媒体によって行うことが可能となる。
請求項14に示す発明によれば、テスト結果から受講者の理解度を確認することが可能となる。
請求項15に示す発明によれば、講義内容に応じた様々な教材コンテンツ毎の記憶媒体を用意しておくことにより、受講者は所望する受講内容に応じた教材コンテンツが格納された記憶媒体を用いることで所望の講義を受講可能となる。
請求項16に示す発明によれば、受講者の様々な管理が可能である。
請求項17に示す発明によれば、受講者の受講情報等の利用が可能となる。
請求項18に示す発明によれば、受講に際して様々な制限をかけることが可能である。
請求項19に示す発明によれば、種々様々な記憶媒体の中から受講環境に応じた形式の記憶媒体を選択して用いることができる。
請求項20に示す発明によれば、記憶媒体のフォーマット時にふられるオリジナルのシリアルナンバーを用いるため、重複する可能性が限りなく「零」に近く安全性が高い。
請求項21に示す発明によれば、低コスト且つ容易な導入、ネット非接続状態での受講、ユーザ自身によるカスタマイズ化のいずれもが可能な簡略化されたシステム構成を有し、しかもセキュリティ上の安全性が高いeラーニングシステムのカスタマイズソフトを提供することができる。
特に、ユーザの所望する様々な設定に応じたシステム構成仕様のeラーニングシステムをユーザ自身が設定することが可能となる。また、ユーザ自身による仕様変更が可能である。
請求項22に示す発明によれば、フラッシュ等で既に作成された教材コンテンツを取り込むだけでなく、文章・画像・音声等を付加して作成することが可能である。
請求項23に示す発明によれば、受講者の理解度を確認するためのテストの作成が可能である。
請求項24に示す発明によれば、最初に構築した際に用いたカスタマイズソフトを用いなければ、既構築のeラーニングシステムの変更や追加ができないので、eラーニング管理者以外の者(例えば、受講者や第三者)による改ざん等を防止することが可能である。
以下、本発明に係るeラーニングシステム及びそのカスタマイズソフトの実施例について説明する。
先ず、図1〜図7に基き、本発明に係るeラーニングシステムの一実施例及び該eラーニングシステムを用いた受講の一例を説明する。
図1は本発明に係るeラーニングシステムの一実施例を示す概略構成図、図2は本発明に係るeラーニングシステムを用いて受講する場合の操作手順の一例を示すフロー図、図3〜図7は受講時のPC画面の表示の一例を示す図である。
本発明のeラーニングシステムは、コンピュータを、受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の少なくとも一機能を有するプラットフォームにより一つ乃至複数の教材コンテンツを管理するように機能させる構成を有し、教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理する構成、即ち、プラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応する構成であって、且つ該プラットフォームが携帯可能な1つの記憶媒体に格納された構成である。
図1に示す実施例では、教材コンテンツ一つと、該一つの教材コンテンツを管理する一つのプラットフォームとが、該プラットフォームが携帯可能な1つの記憶媒体(本実施例はUSBメモリ)に格納された構成である。
記憶媒体に格納された上記構成のeラーニングシステムを得るには、先ず、パソコンによりeラーニングシステムのプラットフォームを構築するソフトウェアを作動させ、該ソフトウェアによりシステム基本設定や目次等を作成し、学習機能、学習確認テスト機能、管理機能、制限機能等を作成し、教材作成ソフトを用いて教材をコンテンツ化した後、これらを記憶媒体に格納することで行われる。
プラットフォームは、受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能を基本構成として有しているが、これらの各機能の詳細設定等や、その他の機能・構成については、ユーザの所望する構成に設定される。尚、本明細書において、ユーザとはeラーニングを行う企業や学校等を言い、受講者とはeラーニングによって講義を受けるユーザ中の社員や学生等を言い、eラーニング管理者(以下、単に管理者ということもある)とは講義を管理するユーザ中のeラーニング管理担当の部署や事務局・担当社員・担当職員・受講者の上司である管理職・担当教授等を言う。
例えば、管理機能としては、受講者数の如き受講者全体の受講状況、受講者の所属や氏名の如き受講者登録、受講者毎の受講状況(開始日時、テスト結果、終了日時等)等の項目を設定することができ、設定に際しては、これらの中からユーザの所望する項目が選ばれて設定される。
また、制限機能としては、受講者の上限数を設定する受講人数制限、受講者の受講期間をタイマー等により設定する受講期間制限機能、許可された受講者のみがアクセス可能に設定するアクセス制限機能、受講者の受講回数を設定する受講回数制限機能等の項目を設定することができ、設定に際しては、これらの中からユーザの所望する項目が選ばれて設定される。尚、受講人数制限は、名簿上の人数を制限する文字通りの受講人数制限だけでなく、eラーニングを行うパソコン端末の台数を制限する受講PC台数制限の場合や、両者の場合もある。
以上の構成を有するeラーニングシステムは、各機能等のシステム構成等をユーザの所望の構成に設定し作成されるが、かかる作成は、ユーザの要望に基きソフトハウス側が行ってもよいし、ユーザ自身が行ってもよい。また、後述するカスタマイズソフトによって、ユーザ自身が各項目を設定したり、或いは変更するように構成してもよい。
また、記憶媒体に格納して構成されるeラーニングシステムは、受講者数に応じて複数の記憶媒体に書き出すことが可能であり、更に、教材コンテンツの内容毎に多数個作成し、受講者数分コピーして作成することも可能である。
本発明に用いられる記憶媒体はコンピュータ読取り可能な媒体であり、該媒体の具体例としては、USBメモリ、SDカード、CF{コンパクトフラッシュ(登録商標)}、MS{メモリスティック(登録商標)}、CDが挙げられ、携帯性、取扱性、記憶容量等の点から本実施例のUSBメモリが最も好ましい。また、USBメモリ等のように書込み可能な記憶媒体によれば、受講時の状況等を記録させることができるため好ましいが、記録の必要の無い受講或いは記録不可の受講に用いる場合にはCD−ROMを用いることができる。更に、書換え不可領域(管理者の認証などにより書換可能)を有するUSBメモリ等を用いることもできる。また、記憶媒体としては上記に限定されず、外付けハードディスクやパソコン内のメモリ(ハードディスク等)でもよく、ネット環境下においてはネットサーバであってもよい。
個々の記憶媒体の識別は、該記憶媒体に付されたシリアルナンバーを読み取ることで識別情報として用いることが好ましい。記憶媒体のフォーマット時にふられるオリジナルのシリアルナンバーは重複する可能性が限りなく0に近いため安全性が高い。
一つの教材コンテンツを一つのプラットフォームが管理し、一つの携帯可能な記憶媒体に格納することにより、従来のネットサーバ内のプラットフォームに多数の教材コンテンツを搭載した従来のものに比して、システム構成を著しく簡略化することができる。従って、ソフトウエアの容量・情報処理量が小となることから、サーバに比して低容量ではあるが携帯性、取扱性等に優れたUSBメモリ等の携帯可能な記憶媒体にeラーニングシステムを搭載することができる。
次に、上記構成を有するeラーニングシステムを用いた受講の一例について説明する。
図1に示すように、該各受講者は受講すべき内容・或いは所望する内容の教材コンテンツ(及び該教材コンテンツを管理するプラットフォーム)を格納したUSBメモリ(記憶媒体)を企業等においてはeラーニング管理者から管理職等(本実施例では管理職)を介して受け取る。各受講者は、受け取ったUSBメモリを各々のパソコンに接続することにより、ネット接続することなく受講が可能となる。
各受講者は、図2に示すように、受講者は管理職から受講の指示を受けると共にeラーニングシステムの格納されたUSBメモリを受け取り(図2中の「受理」の項)、該USBメモリをパソコンに接続し、eラーニングシステムを立ち上げ(図2中の「(1)立上げ」の項。画面表示は図3の画面例を参照)、パスワードを入力し(図2中の「(2)パスワード」の項)、導入画面において氏名等を書き込み(図2中の「(3)導入画面氏名等書込」の項)、目次(図2中の「(4)目次」の項。画面表示は図4の画面例を参照)から学習画面(図2中の「(5)学習画面」の項。画面表示は図5の画面例を参照)を呼び出して学習を行い、学習後に学習した成果(受講者の理解度)を確認するために学習確認テスト(図2中の「(6)学習確認テスト」の項。画面表示は図6の画面例を参照)を行う。受講記録・テスト結果はUSBメモリに受講記録として書き込まれる(図2中の「受講状況の自動記録」の項)。テスト結果は接続したプリンタから印刷することもできる(図2中の「テスト結果印刷」の項。画面表示は図7の画面例を参照)。テスト結果を印刷した場合、該印刷物は受講者本人が保管或いは管理職へ提出する(図2中の「保管、または管理職へ提出」の項)。
受講完了後は、USBメモリを管理職に提出するか、eラーニング管理者に直接返却するか、管理職又は管理者の指示によっては同内容の教材コンテンツを受講する次の受講者に受け渡すこともできる(図2中の「返却、または次の受講者へ」の項)。
管理職又は管理者は回収したUSBメモリを管理用のパソコン端末に接続することで、各受講者の受講履歴・受講結果等の受講記録を把握し管理することが可能となる。
図3の画面例について説明する。
図3はeラーニングシステムを立ち上げた際の画面例であり、画面には、『eラーニング研修』という旨の表示、表題が『環境問題の理解』という旨の表示、受講時間が『研修時間約20分』という旨の表示がなされており、更に操作の説明として『「学習開始」又は「目次」ボタンをクリックして、研修を開始してください。もし研修画面が表示されない場合は、ここをクリックして設定を確認してください。終了するには、右上の[×]ボタンをクリックしてください。』、『コントロールバーの使い方』、『終了する場合は、右上の[×]ボタンをクリックしてください。』、『目次に戻りたいときにクリックしてください。』、という旨の表示を有し、各操作に該当するクリックボタンである『×』、『学習開始』、『目次』、『戻る』、『再表示』、『次へ』、『目次』等が表示されている。
図4の画面例について説明する。
図4は目次の画面例であり、画面には、この画面のタイトルである『目次』という旨の表示と目次内容の表示されている。また、各操作に該当するクリックボタンである『×』、『戻る』、『再表示』、『次へ』、『目次』等が表示されている。
図5の画面例について説明する。
図5は学習画面の画面例であり、画面には、受講内容が『環境問題の理解「1.組織(企業)と環境問題』という旨の表示を有し、各操作に該当するクリックボタンである『×』、『戻る』、『再表示』、『次へ』、『目次』等の表示と、進捗状況を表示する『進捗状況4/35ページ(11%)』である旨が表示されている。
図6の画面例について説明する。
図6は学習確認テストの画面であり、画面には、学習確認テストの内容が『「環境問題の理解」学習確認リスト』という旨の表示と共に問題文が表示され、更に受講者の「所属」「氏名」を記入する欄、採点を促すクリックボタンである『採点』が設けられている。また、各操作に該当するクリックボタンである『×』、『戻る』、『再表示』、『次へ』、『目次』等の表示と、進捗状況を表示する『進捗状況34/35ページ(−−%)』である旨が表示されている。
図7の画面例について説明する。
図7はテスト結果の確認画面であり、画面には、『「環境問題の理解」学習確認テスト』という旨の表示と受講者の所属と氏名を示す旨の表示と、問題と答とテスト結果の表示と、テスト結果を印刷する旨の表示を有する。
次に、図8〜図10に基き、受講記録の管理の一例について説明する。
図8はeラーニングの流れ及び受講記録の管理の一例を示す概略構成図、図9は受講記録管理の立ち上げ画面の表示の一例を示す図、図10は受講記録の管理画面の表示の一例を示す図である。
先ず、図8に示すように、eラーニングを担当する部署である事務局より、特定の講義内容の教材コンテンツを格納したUSBメモリが管理職或いはeラーニング管理者より各受講者に渡される(図8中の「事務局より教育受託」、「受理」の項)。このとき、受講指示と共に受講内容や受講方法等についてが受講者に説明される(図8中の「受講者に説明 受講指示」、「貸与」の項)。
USBメモリを受け取った受講者(受講者A)は、上述したようにUSBメモリを用いてeラーニングによる講義とテストを受け(図8中の「受講者A 受講〜テスト」の項)、その後、同内容の講義を受ける他の受講者(受講者B)にUSBメモリに渡し、受講者Bも講義とテストを受け(図8中の「受講者B 受講〜テスト」の項)、「受講記録が書き込まれたUSBメモリを返却する(図8中の「受講者からの回収」の項)。
管理職或いはeラーニング管理者は、受講者数の如き受講者全体の受講状況、受講者の所属や氏名の如き受講者登録、受講者毎の受講状況(開始日時、テスト結果、終了日時等)から選ばれる少なくとも一つ(好ましくは全て)の記録情報の管理が可能である。
記録情報は、回収したUSBメモリをパソコン端末に接続し、eラーニングシステム管理機能を立ち上げ(図8中の「(1)立上げ」の項。図9の画面例を参照)、パスワードを入力し(図8中の「(2)パスワード」の項)、導入画面を呼び出し(図8中の「(3)導入画面」の項)、管理画面(図8中の「(4)管理画面表示」の項。図10の画面例を参照)を表示させて受講結果を確認する(図8中の「(5)受講結果確認」の項)ことで閲覧できる。
確認した受講結果に基き、該受講結果を受講状況書出データとしてパソコン端末を介してサーバ等に記録情報として保存・収集することもできる(図8中の「(6)書出し」の項)。
また、記録情報は、出力することもできる。出力としては、CSV出力を含むデータ出力又はファイル出力、印刷出力(図8中の「受講結果印刷」の項)が挙げられる。CSV出力では管理画面の受講記録一覧表をCSV出力した場合、表計算ソフトで集計や作図が可能である。尚、受講記録の変更・消去・改ざんを防止するため、データそのものの書き出しをできないようにし、CSVファイルに変換する構成とすることが好ましい。管理画面では、記録されたデータを閲覧することができるが、消去や書き出しは後述するカスタマイズソフト及び/又は管理システムを開いてパスワードを入力しなければできないように構成することで、受講者や管理者による受講記録の消去・改ざんを防止することができる。尚、かかる構成によれば、証拠能力があるためISOの外部審査などでは研修の記録として認められる。
また、受講状況に問題があったり、確認テストの結果が基準以下であった場合等には、受講者に再受講を指示する(図8中の「受講管理 再受講指示等」の項)。
受講管理が済んだUSBメモリ(図8中の「終了」の項)については事務局に返却し、受講完了となる(図8中の「事務局へ 受講完了報告」、「事務局へ返却」の項)。
eラーニング管理者が、回収した記憶媒体から該記憶媒体中の記録情報から受講記録を読み取るには、eラーニング管理者のパソコン端末に記録情報の読み取り機能を有するソフトウェアを用意しておくことが好ましい。
当該ソフトウェアによって、受講者毎に複数の教材コンテンツの受講履歴や受講状況(テスト結果等を含む)、同一の教材コンテンツにおける複数の受講者の受講履歴や受講状況(テスト結果等を含む)、集合研修の記録等の各種の記録情報を読み取り、ソート或いは任意の形態で表示や印刷を行ったり、CSV出力を含むデータ出力又はファイル出力することが好ましい。
記憶媒体から記録情報を読み取った際に、読み取った記録情報内のデータに基き、受講者名や教材コンテンツ名等の名称からツリーを自動或いは手入力等により作成し、ツリー表示させることが好ましい。読み取った記録情報は、受講履歴や受講状況(テスト結果等を含む)等のデータ部分の書き直しは不可とすることでデータ改ざんを防ぐことができ、その他のコメントや注釈等の書込みや追加の項目等のデータではない部分の書込みは可能としてもよい。
当該ソフトウェアによって記憶媒体から記録情報を読み取るには、eラーニング管理者によるパスワード入力等のセキュリティ機能を有することは勿論である。
尚、当該ソフトウェアは後述するカスタマイズソフトに実装された機能であることが好ましく、これらのソフトウェアに用いられる識別情報と一致した識別情報に基く制限機能を有していることが記録情報の安全性を確保する上で好ましい。
更に当該ソフトウェアは、記憶媒体から読み取った記録情報を該記録情報を利用するその他のソフトウェア(例えば、管理システム)に送り出す機能を併せて有していることが好ましい。
図9の画面例について説明する。
図9に示す画面例の画面には、『eラーニング研修』という旨の表示、表題が『環境問題の理解』である旨の表示、受講時間が『研修時間約20分』という旨の表示がなされており、更に操作の説明として『「学習開始」又は「目次」ボタンをクリックして、研修を開始してください。もし研修画面が表示されない場合は、ここをクリックして設定を確認してください。終了するには、右上の[×]ボタンをクリックしてください。』、『コントロールバーの使い方』、『終了する場合は、右上の[×]ボタンをクリックしてください。』、『目次に戻りたいときにクリックしてください。』、という旨の表示を有し、各操作に該当するクリックボタンである『×』、『学習開始』、『目次』、『戻る』、『再表示』、『次へ』、『目次』等が表示されているが、かかる画面から管理画面に移行するには、画面上に表示されたボタンではなく、[shift+Enter]や[Ctrl+Enter]等のように管理者用に予め指定された特定のキーボード操作を行い、該キーボード操作により表示されるパスワード入力のダイヤログにおいて正しいパスワードを入力することで管理画面が表示されるような特殊な操作を必要とする構成とすることが好ましい。
図10の画面例について説明する。
図10は管理画面の画面例であり、画面には、
『(4)管理画面表示』、『(5)受講結果確認』、『(6)書出し』という旨の表示と、管理する受講者と受講記録の一覧を表示する表形式の表が表示されている。
以上説明した本発明に係るeラーニングシステムは上記実施例に限定されず、本発明の範囲内において種々の態様を採ることができる。
例えば、プラットフォームと教材コンテンツを一つの記憶媒体に格納するが、記憶媒体としてCD−ROM等の書換不可のものを用いる構成とすることもできる。この構成によれば、受講記録等の書込保存ができないが、eラーニングとしての受講は可能である。また、この構成によれば、電子カタログ(図11参照)、カタログ&アンケート、作業手順書(図12参照)の如き各種手順説明書、伝達・通達資料、広告、試供品のようにプレイヤーとしての使用が可能となる。
例えば、プラットフォームと教材コンテンツを一つの記憶媒体に格納した上記実施例とは異なり、教材コンテンツが、プラットフォームを格納する記憶媒体と異なる記憶媒体に格納されている構成とすることもできる。
この構成によれば、教材コンテンツを格納した記憶媒体とプラットフォームを格納した記憶媒体の両方をパソコンに接続しなければ受講不可能となるため、eラーニング管理者による受講可否の管理が可能となる。
また、プラットフォームが記憶媒体に格納され、教材コンテンツがネットサーバに格納されている構成とすることもできる。
この構成によれば、プラットフォームを格納した記憶媒体が無ければ、ネットサーバ上の教材コンテンツのみでは動作しないため、前記プラットフォームを格納した記憶媒体を持たない者の不正アクセスを防ぐことができる。更に、ネットサーバ上の教材コンテンツから受講者は教材を得るのみで書込みは無しのため、ネット接続での受講であってもセキュリティ上の問題が生じる危険性を抑制することができる。
また、プラットフォームの受講機能が、該プラットフォームの受講記録機能・制限機能・管理機能とは異なる記憶媒体に格納されていると共に、該受講機能を格納する記憶媒体に教材コンテンツが格納されている構成とすることもできる。
この構成によれば、受講した後、プラットフォームの受講記録と制限機能を格納した記憶媒体をeラーニング管理者に提出すれば該eラーニング管理者が受講者の受講状態を管理することが可能となる。また、受講者が受講のみの場合、即ち、eラーニング管理者が受講記録等の受講状態の管理を行わない場合は、プラットフォームの受講機能と教材コンテンツが格納された記憶媒体のみで受講が可能となる。受講管理を行わずに、受講者に受講のみを行う場合、プラットフォームの受講機能と教材コンテンツが格納される記憶媒体は書換不可のもの(例えば、CD−ROM)が好ましい。
更に、異なる内容を有する教材コンテンツが格納されている記憶媒体を複数用意する構成とすることもできる。
この構成によれば、講義内容に応じた様々な教材コンテンツ毎の記憶媒体を用意しておくことにより、受講者は所望する受講内容に応じた教材コンテンツが格納された記憶媒体を用いることで所望の講義を受講可能となる。
以上、eラーニングシステムの実施例について説明したが、本発明は上記の(1)一つの教材コンテンツと一つのプラットフォームを一つの記憶媒体に格納した構成、(2)一つの教材コンテンツと一つのプラットフォームを異なる記憶媒体に格納した構成、(3)一つの教材コンテンツをサーバーに格納し、一つのプラットフォームを記憶媒体に格納した構成、のいずれも教材コンテンツとプラットフォームとが一つずつの構成(図1及び図13参照)のeラーニングシステムについて説明したが、本発明は上記に限定されず、教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理する構成、即ち、プラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応する構成であればよく、下記の態様(4)〜(6)に示す複数の教材コンテンツ及び複数のプラットフォームを格納した構成も本発明に包含されるものである。
(4)複数の教材コンテンツと該複数の教材コンテンツの夫々を管理する複数のプラットフォームを一つの記憶媒体に格納した構成、
(5)複数の教材コンテンツと該複数の教材コンテンツの夫々を管理する複数のプラットフォームとを異なる記憶媒体に格納した構成、
(6)複数の教材コンテンツをサーバーに格納し、該複数の教材コンテンツの夫々を管理する複数のプラットフォームを記憶媒体に格納した構成、
である。
上記(4)の構成では、教材コンテンツ一つと該教材コンテンツを管理する一つのプラットフォームとからなる組合せを一束とし、この束を二束以上の複数束を一つの記憶媒体に格納した構成(図14参照)であってもよいし、或いは複数の教材コンテンツの上位に、eラーニングステムを統括制御するコントローラーを設け、該コントローラーが、複数の教材コンテンツの各々にリンクするインデックスとなるトップページと、複数のプラットフォームの各機能(受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能)と紐付けられる受講者識別情報(所属・氏名等)が記録されるエントリーシステムとを有する構成(図15参照)としてもよい。
上記(5)の構成では、複数の教材コンテンツを一つの記憶媒体に各々の教材コンテンツが独立した状態で単に並列的に格納した構成であってもよいし、或いは一つの記憶媒体に格納した複数の教材コンテンツの上位にインデックスとなるトップページ及びエントリーシステムを有するコントローラーを設けた構成としてもよい。
上記(6)の構成では、複数の教材コンテンツをサーバーに各々の教材コンテンツが独立した状態で単に並列的に格納した構成であってもよいし、或いは複数の教材コンテンツの上位にインデックスとなるトップページ及びエントリーシステムを有するコントローラーをサーバー内に設けた構成としてもよい。
上記(4)〜(6)の構成において複数の教材コンテンツにリンクするインデックスとなるトップページを設けた構成では、該トップページから教材コンテンツを選択する(例えば「クリックする」)ことで選択した教材コンテンツが起動して受講開始となる構成であることが好ましい。インデックスとなるトップページのPC画面の表示の一例を図16に示す。
上記(4)〜(6)の構成では複数の教材コンテンツを記憶媒体又はサーバーに格納するものであるが、従来のプラットフォームと教材コンテンツとがサーバー内において1:多で対応するものに比して、本発明のプラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応するシステムは構成が著しく簡略であり、ソフトウエアの容量・情報処理量が小であることから、この1:1の束を一つではなく二つ以上の複数束1:1×n個としても簡略な構成を維持したままとなる。従って、一つの記憶媒体(上記(6)の構成ではサーバー)に複数の教材コンテンツを格納することができる。
特に、インデックスとなるトップページ及びエントリーシステムを有するコントローラーを設けた構成では、インデックスとなるトップページから複数の教材コンテンツの夫々を起動させて受講できるので、システム構成上はプラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応するものを複数格納した構成でありながら、実際の使用に際しては従来の1:多と擬似的に同様の状態で使用することが可能となる。更に、この構成では、起動スクリプト等の複数のプラットフォーム間で重複する機能の重複分を省略することもできるので、より簡略化したシステムとすることが可能となる。しかも、この構成では、プラットフォームと教材コンテンツとは基本的に1:1の対応であるため、制限機能等は各教材コンテンツ毎に設定することが可能である。
ここで図17に基き、インデックスとなるトップページ及びエントリーシステムを有するコントローラーと、教材コンテンツとプラットフォームとから成る組合せの複数組との関係について説明する。
図17に示すように、先ず、複数(図17では3つ)の教材コンテンツは各々を管理するプラットフォームと組み合わされており、該組合せが複数組並列した状態で前述の図15に示すように記憶媒体に格納されている。そして、これら複数組の上位にインデックスとなるトップページ及びエントリーシステムを有するコントローラーが設けられており、該コントローラーがeラーニングシステムを統括制御する構成となっている。
コントローラー内に設けられたインデックスとなるトップページは、該インデックスとなるトップページの配下に置かれた複数の教材コンテンツの各々とリンクした状態で設定され、該インデックスとなるトップページが複数の教材コンテンツの見出しとなる共に、リンクによって各教材コンテンツへのアクセスの入口となる構成となっている。
また、コントローラー内に設けられたエントリーシステムは、受講者による受講の際に該エントリーシステムに登録されている受講者識別情報を各プラットフォームの各機能が受け取ることで受講者の確認を行うように設定される。この受講者の確認によって、各教材コンテンツのへのアクセス並びに受講が可能となるだけでなく、前記受講者識別情報に基いて、受講したという記録(受講履歴)やその他の各記録等(例えば、学習確認テストを行った場合は成績等)が受講者の記録情報として反映されて各々記録される構成となっている。
エントリーシステムにおける受講者識別情報の登録は、受講時に各受講者が入力して登録する構成であってもよいが、eラーニング管理者が事前に当該eラーニングを受講すべき受講者の識別情報を入力・登録しておき、受講者が受講時に登録された中から自分の識別情報(所属・氏名)を選択する構成とすることもできる。
コントローラー内のインデックスとなるトップページを介して複数の教材コンテンツの各々にアクセスして受講することができ、該アクセス時乃至受講時はエントリーシステムを介して制限(セキュリティー等)することができ、受講時の受講記録等もエントリーシステムを介して記録・管理する構成によって、複数の教材コンテンツを一つのプラットフォームが管理する従来技術と同様の操作環境を擬似的に創出することになる。
受講時の操作環境等は、プラットフォームと教材コンテンツとが擬似的な1:多であるが、実際のシステム構成は、教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理する構成、即ち、プラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応する構成を維持しているので、システム構成は簡略のままであり、ソフトウェアの容量・情報処理量も小のままである。また、制限機能等の各機能についても各プラットフォーム毎に設定することができるので、教材コンテンツの追加や削除が容易である。
各プラットフォームには、例えば図17に示すように受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能が夫々収められているが、各々を管理するプラットフォームの各機能と1:1の関係であるため、複数の教材コンテンツ間で共通する構成となるものがある。この共通する構成としては、受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の各機能、更には、受講者識別情報や、教材コンテンツを起動させる起動スクリプト等である。
これら複数の教材コンテンツ間で共通する各機能等の内の少なくとも一機能を、実質的にプラットフォームに収められた状態と同機能を奏する状態でプラットフォーム側ではなくエントリーシステム側に各プラットフォームと紐付けられた状態で収め、収めた少なくとも一機能を一機能毎に一つのみとすることで他の重複分を省略することが可能となる。即ち、プラットフォーム側にはエントリーシステム側に収めた少なくとも一機能と紐付けるための情報のみ収めておくだけで済み、機能自体はエントリーシステム側の一機能ごとに一つのみを収めただけとすることができるので、教材コンテンツの数と同数有った機能の重複分を省略することができるのでシステム構成を簡略化することが可能となる。また、エントリーシステム側に一機能毎に一つのみを収めた構成とすることにより、機能の変更・修正等があった場合に、一つのみの変更・修正で済むのでeラーニング管理者による管理設定が容易となる。尚、個々の教材コンテンツ及びプラットフォームに固有の機能や情報等はエントリーシステム側に収めずにプラットフォーム側に収めたままであることは勿論である。
図18に、プラットフォームの機能の一部がエントリーシステム側に収められた構成例を二つ示す。
図18の左図は、プラットフォームの受講機能の中の再生機能(教材コンテンツをPC上で再生するプレーヤー機能)をエントリーシステム側に収めた構成例を示す。図18の右図は、プラットフォームの管理機能をエントリーシステム側に収めた構成例を示す。
本発明では、受講機能、管理機能以外の機能をエントリーシステム側に収めた構成を採ることも可能であり、また、エントリーシステム側に収める機能は一機能や一機能の中の一部のみの機能に限らず、二機能以上をエントリーシステム側に収めた構成とすることも可能である。
次に、一つの記憶媒体に複数の教材コンテンツを格納し、該複数の教材コンテンツの上位にインデックスとなるトップページ及びエントリーシステムを有するコントローラーを設けた構成のeラーニングシステムを用いた場合の受講及び管理の操作手順の一例について図19に基き説明する。
先ず、図19の左図に基き受講者の操作手順について説明する(前述の実施例の図2に相当)。
受講者は記憶媒体(図19ではUSBメモリ)をパソコンに接続し、eラーニングシステムを立ち上げ(図19の左図の「1.USBメモリ挿入−立ち上げ」の項)、インデックスとなるトップページにおいて先ずパスワードを入力し(同図の「2.UL−index・パスワード入力」の項)、社員No・所属・氏名等の個人情報を入力し(同図の「3.社員No、所属・氏名入力」)、トップページに記載されている複数の教材コンテンツの中から受講すべき内容の教材コンテンツを選択し(同図の「4.UL−indexから教材選択」の項)、教材コンテンツを受講するための該教材コンテンツを管理するプラットフォームによって設けられた制限機能の一つであるパスワードを入力し(同図の「5.パスワード入力」の項。図2の「(2)パスワード」の項に相当)、表示された受講画面に従って操作を行い学習画面を呼び出し(同図の「6.導入画面操作」の項)、学習を行い、選択した教材コンテンツの学習が終了したら(同図の「7.受講〜終了」の項)、eラーニングシステムを終了させ(同図の「9.UL−index終了」の項)、記憶媒体をeラーニング管理者に返却する。尚、受講終了後の記憶媒体は、eラーニング管理者に返却する以外に、上司である管理職に提出する場合や、管理職又はeラーニング管理者の指示によっては同内容の教材コンテンツを受講する次の受講者に受け渡す場合もある。
一つの教材コンテンツの受講が終了した後(図19の左図の「7.受講〜終了」の項)、直ちにeラーニングシステムを終了させるのではなく、続けて他の教材コンテンツを受講する場合にはインデックスのトップページの中から他の受講すべき内容の教材コンテンツを選択し(同図の「8.UL−indexで異なる教材を選択」の項)、新たに選択した教材コンテンツを受講するための該教材コンテンツを管理するプラットフォームによって設けられた制限機能の一つであるパスワードを入力し(同図の「5.パスワード入力」の項。図2の「(2)パスワード」の項に相当)、表示された受講画面に従って操作を行い学習画面を呼び出し(同図の「6.導入画面操作」の項)、学習を行う。受講すべき教材コンテンツの全ての受講が終了したら(同図の「7.受講〜終了」の項)、eラーニングシステムを終了させ(同図の「9.UL−index終了」の項)、記憶媒体をeラーニング管理者等に返却する。
尚、学習の際、各教材コンテンツ内には学習した受講内容の理解度を確認するための学習確認テストが前述した実施例と同様に設けられていることが好ましく、この場合、eラーニング管理者からのテスト受験指示が有った場合には受講者は当該学習確認テストを受けることとなる。学習確認テストを受けた場合、該学習確認テストの結果は受講者の個人情報や受講履歴等の記録情報と共に記憶媒体に記録されることになる。
先ず、図19の右図に基きeラーニング管理者の操作手順について説明する(前述の実施例の図8に相当)。
eラーニング管理者は受講者から返却された記憶媒体はeラーニング管理者によって該記憶媒体に記録された記録情報の管理が行われる。eラーニング管理者は、先ず、記憶媒体をパソコンに接続し、eラーニングシステムを立ち上げ(図19の右図の「1.USBメモリ挿入−立ち上げ」の項)、インデックスとなるトップページにおいて管理用のパスワードを入力し(同図の「2.UL−index管理パスワード入力」の項)、トップページに記載されている複数の教材コンテンツの中から管理すべき内容の教材コンテンツを管理用の操作手順に従って選択し(同図の「3.教材選択−[Sh]+[Ct]+[En]」の項)、選択した教材コンテンツを管理するプラットフォームによって設けられた制限機能の一つである管理用のパスワードを入力し(同図の「4.管理パスワード入力」の項。図8の「(2)パスワード」の項に相当)、表示された管理画面から所望の記録情報を表示させて閲覧し(同図の「6.個人別詳細情報閲覧」の項)、受講履歴等の受講状況や学習確認テスト結果の確認を行い(同図の「7.テスト結果閲覧」の項)、確認した記録情報の中から所望の記録情報をシステムファイルへCSV出力し(同図の「8.CSV出力」の項)、選択した教材コンテンツの記録情報の確認が終了したら、eラーニングシステムの管理を終了させる(同図の「9.UL−index終了」の項)。尚、記録情報の確認は、CSV出力することなく単に表示・閲覧するだけであってもよいし、また、出力形式もCSV出力に限らず他の形式のファイル出力又はデータ出力であってもよく、出力先もシステムファイル以外に他のソフトウェア等に送り出す場合もある。
一つの教材コンテンツの管理が終了した後、直ちにeラーニングシステムの管理を終了させるのではなく、続けて他の教材コンテンツの管理の行う場合にはインデックスのトップページの中から他の管理すべき教材コンテンツを選択し(図19の右図の「7.UL−indexで異なる教材を選択」の項)、新たに選択した教材コンテンツを管理するプラットフォームによって設けられた制限機能の一つである管理用のパスワードを入力し(同図の「4.管理パスワード入力」の項。図8の「(2)パスワード」の項に相当)、)、表示された管理画面から所望の記録情報を表示させて閲覧し(同図の「6.個人別詳細情報閲覧」の項)、受講履歴等の受講状況や学習確認テスト結果の確認を行い(同図の「7.テスト結果閲覧」の項)、確認した記録情報の中から所望の記録情報をシステムファイルへCSV出力する(同図の「8.CSV出力」の項)。確認すべき教材コンテンツの全ての記録情報の確認が終了したら、eラーニングシステムの管理を終了させる(同図の「9.UL−index終了」の項)。
以上の構成を有するeラーニングシステムは、各機能等のシステム構成等をユーザの所望の構成に設定し作成されるが、カスタマイズソフトによって、ユーザ自身が各項目を設定したり、或いは変更するように構成することが可能である。
即ち、eラーニングシステムのプラットフォームの各構成を適宜選択して設定し、講義内容を教材コンテンツとして設定し、設定した教材コンテンツの格納場所を選択して格納することで所望する構成のeラーニングシステムを構築可能なようにコンピュータを機能させるeラーニングシステムのカスタマイズソフトによって、ユーザの所望する様々な設定に応じたシステム構成仕様のeラーニングシステムをユーザ自身が設定することが可能となる。また、ユーザ自身による仕様変更が可能である。
以下、図20〜図27に基き、本発明に係るeラーニングシステムのカスタマイズソフトの一実施例を説明する。
図20は本発明に係るeラーニングシステムのカスタマイズ(以下、単にカスタマイズソフトということもある)を用いてカスタマイズする場合の操作手順の一例を示すフロー図、図21〜図27はカスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図である。
eラーニングシステムをユーザの所望する設定にカスタマイズするには、図20に示すように、先ず、eラーニング管理者(図20では事務局)のパソコンによりカスタマイズソフトを立ち上げて作動させ(図20中の「(1)ソフト立上」の項。図21の画面例を参照)、基本設定画面(図20中の「(2)基本設定」の項。図22の画面例を参照)によりeラーニングのタイトル・画面サイズ等のシステム基本設定を行い、目次作成画面(図20中の「(3)目次作成」の項。図23の画面例を参照)で目次等を作成し、学習機能付加画面(図20中の「学習機能付加作業」の項。図24の画面例を参照)で教材作成ソフトによる教材のコーディング作業(図20中の「(4)コーディング」の項)や学習確認テストの作成(図20中の「(5)学習確認テスト作成」の項)を行い、管理機能及び/又は制限機能を付加するか否かを判断(図20中の「管理機能付加」と「制限機能付加」の項)し、付加する場合には各々の設定を行い(図20中の「(6)管理人数設定」、「(7)パスワード設定」の項、同図中の「(8)受講人数制限設定」、「(9)受講期間制限設定」、「(10)アクセス制限設定」の項)、各設定が済んだ後、書き出し画面(図20中の「(11)書込作業(暗号化)」の項。図27の画面例を参照)により、任意の記憶媒体(本実施例ではUSBメモリ)に書込むことで行われる。この書込みの際、受講者や第三者による記憶媒体内部の改変・変更等を防ぐために暗号化して書き込むか又は自動的に暗号化される(図27の画面例を参照)ことが望ましい。
管理機能を付加する場合は、管理機能付加画面(図25の画面例を参照)により設定が行われる。設定可能な管理機能としては、管理人数設定やパスワード設定であり、該パスワードの設定により管理画面を閲覧するための制限を付加することができる。尚、本発明のカスタマイズソフトでは、管理記録の書き直し等の変更や受講記録等のデータの消去は当該eラーニングシステムを作成したカスタマイズソフトそのものでなければ行えないように構成されていることが好ましい。即ち、同じカスタマイズソフトであっても、他の管理者や第三者のカスタマイズソフトでは変更・消去不可能と構成されていてもよいし、又は他のカスタマイズソフトでも、パスワード入力により管理記録を消去等ができるように構成されていてもよい。
また、管理機能としては、上記の他に、前述した受講者数の如き受講者全体の受講状況、受講者の所属や氏名の如き受講者登録、受講者毎の受講状況(開始日時、テスト結果、終了日時等)等の項目を適宜選択して設定することができる。
制限機能を付加する場合は、制限機能付加画面(図26の画面例を参照)により設定が行われる。設定可能な制限機能としては、受講者の上限数を設定する受講人数制限、受講者の受講期間をタイマー等により設定する受講期間制限機能、許可された受講者のみがアクセス可能に設定するアクセス制限機能、受講者の受講回数を設定する受講回数制限機能等の項目の項目を適宜選択して設定することができる。また、これらの制限のいずれかに代えて、或いはこれらの制限に加えて、受講者が使用するPCの台数制限を設定するようにすることもできる。
図21の画面例について説明する。
図21はカスタマイズソフト立ち上げの画面例であり、画面のデスクトップに表示されたソフトウェア(本実施例では「UL−maker」と表示されている)のアイコンをクリックすることで、ソフトウェア(「UL−maker」)が立ち上がり表示される。
図22の画面例について説明する。
図22は基本設定画面の画面例であり、画面には、受講内容を示すファイル名が「環境マネジメントシステムの理解」という旨の表示、サイズ指定が可能な旨の表示等を有している。
図23の画面例について説明する。
図23は目次作成画面の画面例であり、画面には、目次の各項(本実施例では「環境マネジメントシステムの理解」、「第一章 環境マネジメントの概要」、「1.環境問題をマネジメントする」等)を入力・設定する旨の表示と、ページ・章・項等の追加が設定できる旨の表示を有している。
図24の画面例について説明する。
図24は学習機能付加画面の画面例であり、画面には、前段階である目次作成画面で設定した目次の各項に基く教材内容をコーディングする際のタイトル名・ファイル名を入力できる旨の表示を有し、また、学習確認テストの内容を設定する旨の表示を有している。
図25の画面例について説明する。
図25は管理機能付加画面の「管理設定」のパスワード設定を行う画面の画面例であり、管理画面を閲覧するためのパスワードの設定を行う旨の表示を有している。
図26の画面例について説明する。
図26は制限機能付加画面の「受講制限設定」を行う画面の画面例であり、「受講人数制限」、「受講期間制限」、「アクセス制限」の各項目について、制限するか否かをチェックの有無で設定可能である旨の表示を有し、設定した場合には、人数・期間・パスワードを設定する旨の表示を有している。
図27の画面例について説明する。
図27は書き出し作業の際に「ファイル保護」と「出力設定」において暗号化するパスワード設定を行う画面の画面例であり、パスワードを設定する旨の表示、記憶媒体の種類を選択する旨の表示、出力先フォルダを指定する旨の表示を有している。
以上の構成を有するeラーニングシステムのカスタマイズソフトは、ユーザ自身が各項目を設定することで所望のシステム構成を有するeラーニングシステムを作成してもよいし、ソフトハウス等が予め任意の項目を設定して作成したeラーニングシステムを前記カスタマイズソフトを用いてユーザが一部ないし全部を変更するようにしてもよい。
また、カスタマイズソフトは、受講が終了した教材コンテンツや不要となった受講記録を消去する機能を有し、消去した後に、新たな教材コンテンツを格納すれば、記憶媒体の再使用が可能となる。
以上、eラーニングシステムのカスタマイズソフトの実施例について説明したが、本発明は上記に限定されず、本発明の範囲内において例えば下記するような他の態様を採ることもできる。
作成するeラーニングシステムの種類を設定する項目を設ける構成としてもよい。例えば、研修用(受講し、学習確認テスト等を行うことができる仕様)であるか、閲覧用(単に内容を閲覧できる程度の仕様)であるかを選択設定したり、教材コンテンツ一つの受講に要する時間(受講所要時間)や受講完了期限を設定できる構成としてもよい。
また、教材コンテンツの受講内容の表示画面において、受講者が表示画面の内容を読み終わった後に次頁へ移動する際に「次へ」等のクリックボタンを押すことで次頁の表示画面に移行する設定以外に、特定の時間経過後に自動的に次頁に移行するように設定できる構成としてもよい。この場合、両機能を併存させ、受講者が両機能のいずれかを選択できるようにすることが好ましい。
教材コンテンツ内の学習ページは、教材作成ソフトで作成したものをコーディングするだけでなく、カスタマイズソフト内に学習ページ作成機能を実装することにより、該学習ページ作成機能を用いて作成する構成としてもよい。教材コンテンツの作成・保存部分の構成の一例を体系的に示す概略構成図を図28に示す。
学習ページ作成機能としては、文字入力、音声取込、画像貼付、VTR貼付等が可能であり、更に、レイアウト設定・変更も可能であることが好ましい。文字入力はフォントの種類・大きさ・スタイル・色・文字飾り・網掛け・傍点・アンダーライン等の指定が可能であることが好ましい。音声入力はMP3、WAV、WMA、その他の公知公用の形式が入力可能であることが好ましい。画像貼付はBMP、JPEG、GIF、PNG等の公知公用の形式が使用可能であることが好ましい。VTR貼付はMPEG2、MPEG4等の公知公用の形式が使用可能であることが好ましい。画像及びVTRは大きさや色調の変更等が可能であることがより好ましい。また、文字・音声・画像・VTRは表示・非表示の設定が可能であることが好ましく、表示・非表示をタイマーで設定したり、音声ボタンのクリックに対応するように設定したり、フェードイン・フェードアウトの設定が可能であることが好ましい。
また、学習ページのレイアウトは予め用意された複数のパターンから適宜選択して設定する構成であってもよく、選択したレイアウトに基き、文字・音声・画像を入力・貼付して作成する構成とすることで学習ページの作成を容易とすることができる
尚、学習ページ作成機能は、学習ページを作成する際に、文字入力、音声取込、画像貼付、VTR貼付等の各素材を入力・貼付することで作成することもできるが、他のソフト{例えば、パワーポイント(登録商標)、Word(登録商標)、Excel(登録商標)等}で作成した素材を取り込むことで作成してもよい。
教材コンテンツ内の学習確認テストのページは、図6の画面例に記載の学習確認テストでは選択問題が記載されており、該学習確認テストの設定は図24に示す学習機能付加画面で設定しているが、本発明で設定できる学習確認テストは選択問題に限定されるものではなく他の形式のテストであってもよいし、テスト作成専用のテストページ作成機能を実装することにより、該テストページ作成機能を用いて作成する構成としてもよい。
テストページ作成機能としては、問題作成、正解設定、解説設定、集計条件設定、出題設定が可能な構成であることが好ましく、作成された学習確認テストを受講者が受けた後に記録されたテスト結果に基いて回答・採点・表示・印刷・データ記録を行う機能を有する構成であることがより好ましい。
問題作成は、前述の選択問題に限らず、凡例問題、穴埋め問題、書込み問題等の各形式から選択して作成できることが好ましい。
正解設定は、選択問題の場合は選択肢を設定し、凡例問題の場合は凡例を設定し、穴埋め問題の場合は問題文から穴部分となる文字等を設定し、書込み問題の場合は正解文に書き込まれることが必要なキーワードが設定できる構成であることが好ましい。
解説設定は、設定した各問題及び正解に関する解説文を入力設定できる構成であることが好ましい。
集計条件設定は、正解率や文字一致率やキーワード記入率を設定できる構成であることが好ましい。
出題設定は、出題順をシャッフルしたり、選択肢のシャッフルを行ったり、出題数より多く用意した問題の中から出題数分をランダムに選択したり等の設定が可能であることが好ましい。
以上、カスタマイズソフトの実施例や他の例について説明したが、本発明は上記に限定されず更に他の態様を採ることもできる。
上記カスタマイズソフトの実施例では、(1)一つの教材コンテンツと一つのプラットフォームを一つの記憶媒体に格納した構成、(2)一つの教材コンテンツと一つのプラットフォームを異なる記憶媒体に格納した構成、(3)一つの教材コンテンツをサーバーに格納し、一つのプラットフォームを記憶媒体に格納した構成、のいずれも教材コンテンツとプラットフォームとが一つずつの構成(図1及び図13参照)のeラーニングシステムの各機能等のシステム構成を設定したり変更するためのカスタマイズソフトについて説明したが、カスタマイズされるeラーニングシステムの構成は上記に限定されず、教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理する構成、即ち、プラットフォームと教材コンテンツとが1:1で対応する構成であれば、複数の教材コンテンツ及び複数のプラットフォームを格納した構成を有するeラーニングシステムのカスタマイズも本発明に包含されるものである。
複数の教材コンテンツを一つの記憶媒体に各々の教材コンテンツが独立した状態で単に並列的に格納する構成のeラーニングシステムの場合では、一つ一つの教材コンテンツを各々に該当するプラットフォームと共にシステム構成を設定しながら順番に格納させればよい。
一つの記憶媒体に格納した複数の教材コンテンツの上位にインデックスとなるトップページとエントリーシステムとを有するコントローラーを設けた構成のeラーニングシステムのカスタマイズソフトの場合では、複数の教材コンテンツのシステム構成の設定及び格納を終えた後、インデックスとなるトップページ、エントリーシステムを各々設定し、この設定の際、トップページのタイトル入力、パスワードの設定、リンクする教材コンテンツの選択・設定等が行われる構成であることが好ましい。尚、図29に示すように、トップページにはリンクする複数の教材コンテンツの各々の内容等が一覧できるように教材コンテンツが属する「分類」(「タイプ」や「タイトル」)、教材コンテンツの「題名」、受講に要する「所用時間」、内容に関する簡単な説明である「備考」、教材コンテンツの書き出し日である「掲載日」、「受講期限」等の項目の入力・表示が可能であることが好ましい。
尚、インデックスとなるトップページを先に設定し、設定済みのトップページにリンクさせるように後から教材コンテンツの設定・格納を行うこともできる。
トップページからリンクする教材コンテンツにアクセスするには、「題名」の欄に表示されている教材コンテンツの名称をクリックすることでアクセスできるように設定することが好ましい。
図30は、インデックスとなるトップページにリンクされた教材コンテンツ側の設定画面の表示の一例を示し、この画面において、教材コンテンツの内容の追加や削除を設定できるように構成することが好ましい。また、当該教材コンテンツを受講する受講者の受講者識別情報をeラーニング管理者が事前に入力登録する場合、本画面で入力登録できるように構成することが好ましい。
一つの記憶媒体に複数の教材コンテンツを格納し、該複数の教材コンテンツの上位にインデックスとなるトップページとエントリーシステムとを有するコントローラーを設けた構成のeラーニングシステムのカスタマイズソフトの全体構成を示す画面表示例としては、eラーニングシステムの基本的なシステム設定を行う画面(図31参照)、コントローラーを設定する画面(図32参照)、カスタマイズしたeラーニングシステムを記憶媒体へ書き出し設定する画面(図33参照)等を挙げることができる。
図31に示すeラーニングシステムの基本的なシステム設定を行う画面では、1.から10.までの各項目に従ってeラーシングシステムの各システム構成を選択し、各項目内で種々詳細に文字の入力、画像・映像の貼付、音声の入力、レイアウトの設定等を行うことで設定したシステム構成がツリー形式で表示され、更に該ツリー内の特定のページを選択することで該特定のページの画面表示を確認することが可能となる構成が好ましい。
図32に示すコントローラーを設定する画面では、各項目に従って複数の教材コンテンツからなるツリーの上位に位置して該複数の教材コンテンツのインデックスとなるトップページを設定し、該トップページから各教材コンテンツへのリンク等を設定する構成であることが好ましい。
図33に示すカスタマイズしたeラーニングシステムを記憶媒体へ書き出し設定する画面では、記憶媒体の種類や書き出し形式等を選択・設定する構成であることが好ましい。図33に示す画面例では、記憶媒体の種類の選択(USBメモリ・CD−ROM・サーバー)、書き出す教材の種類等の選択、書き出し(新規又は追加)・削除等を行うことができるようになっている。
本発明に係るeラーニングシステムの一実施例を示す概略構成図 本発明に係るeラーニングシステムを用いて受講する場合の操作手順の一例を示すフロー図 受講時のPC画面の表示の一例を示す図 受講時のPC画面の表示の一例を示す図 受講時のPC画面の表示の一例を示す図 受講時のPC画面の表示の一例を示す図 受講時のPC画面の表示の一例を示す図 eラーニングにおけるUSBメモリの流れ及び受講記録の管理の一例を示す概略構成図 受講記録管理の立ち上げ画面の表示の一例を示す図 受講記録の管理画面の表示の一例を示す図 本発明のeラーニングシステムを電子カタログの表示に適用した場合の一例を示す図 本発明のeラーニングシステムを作業手順書に適用した場合の一例を示す図 教材コンテンツ一つとプラットフォーム一つとからなる一つの組合せを一つの記憶媒体に格納した構成の一例を示す概略構成図 教材コンテンツ一つとプラットフォーム一つとからなる組合せの複数を一つの記憶媒体に格納した構成の一例を示す概略構成図 複数の教材コンテンツの上位にコントローラーを設けた構成の一例を示す概略構成図 インデックスとなるトップページのPC画面の表示の一例を示す図 インデックスとなるトップページとエントリーシステムとを有するコントローラーと、教材コンテンツとプラットフォームとから成る組合せの複数組との関係の一例を示す概略構成図 プラットフォームの機能の一部がエントリーシステム側に収められた構成の例を示す概略構成図 発明に係るeラーニングシステムの受講者及びeラーニング管理者の操作手順の他の例を示すフロー図 本発明に係るeラーニングシステムのカスタマイズを用いてカスタマイズする場合の操作手順の一例を示すフロー図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 カスタマイズ操作時のPC画面の表示の一例を示す図 教材コンテンツの作成・保存部分の構成の一例を体系的に示す概略構成図 複数の教材コンテンツにリンクするインデックスとなるトップページの設定要領の一例を示す説明図 コントローラーのエントリーシステムの設定画面の一例を示す図 eラーニングシステムの基本的なシステム設定を行う画面の一例を示す図 コントローラーを設定する画面の一例を示す図 カスタマイズしたeラーニングシステムを記憶媒体へ書き出し設定する画面の一例を示す図 従来のeラーニングシステムの構成例を示す図

Claims (24)

  1. コンピュータを、受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の少なくとも一機能を有する一つ乃至複数のプラットフォームにより一つ乃至複数の教材コンテンツを管理するように機能させる構成のeラーニングシステムであって、前記教材コンテンツ一つに対して一つのプラットフォームが管理し、該プラットフォームが携帯可能な記憶媒体に格納された構成であることを特徴とするeラーニングシステム。
  2. 記憶媒体に格納されたプラットフォームが一つであり、該プラットフォームにより管理される一つの教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する一つの記憶媒体に格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  3. 記憶媒体に格納されたプラットフォームが複数であり、該複数のプラットフォームにより夫々管理される複数の教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する一つの記憶媒体に格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  4. 記憶媒体に格納されたプラットフォームが一つであり、該プラットフォームにより管理される一つの教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する記憶媒体とは異なる記憶媒体に格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  5. 記憶媒体に格納されたプラットフォームが複数であり、該複数のプラットフォームにより夫々管理される複数の教材コンテンツが前記プラットフォームを格納する記憶媒体とは異なる記憶媒体に格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  6. 記憶媒体に格納されたプラットフォームが一つであり、該プラットフォームにより管理される一つの教材コンテンツがネットサーバに格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  7. 記憶媒体に格納されたプラットフォームが複数であり、該複数のプラットフォームにより夫々管理される複数の教材コンテンツがネットサーバに格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  8. 前記教材コンテンツとプラットフォームとから成る組合せが、並列的に複数組格納され、
    該複数組の上位に、eラーニングシステムを統括制御するコントローラーが設けられており、
    該コントローラーが、
    各々の教材コンテンツにリンクするインデックスとなるトップページと、
    前記複数のプラットフォームの受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の各機能と紐付けられる受講者識別情報(所属・氏名等)が記録されるエントリーシステムと
    を有する構成であることを特徴とする請求項3、5及び7のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  9. 前記インデックスとなるトップページが、任意の教材コンテンツを選択することで該選択した教材コンテンツが起動して受講開始が可能となる受講エントリー機能を有することを特徴とする請求項8に記載のeラーニングシステム。
  10. 前記プラットフォームの受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の各機能が、複数のプラットフォーム間で各機能毎に共通の構成を有することを特徴とする請求項8又は9に記載のeラーニングシステム。
  11. 前記複数のプラットフォームの受講機能・受講記録機能・制限機能・管理機能の少なくとも一機能が、実質的にプラットフォームに収められた状態と同機能を奏する状態でプラットフォーム側ではなく前記エントリーシステム側に各プラットフォームと紐付けられた状態で収められており、
    該エントリーシステム側に収められた少なくとも一機能が、前記プラットフォームの数と同数ではなく一機能毎に一つのみが収められた構成であることを特徴とする請求項10に記載のeラーニングシステム。
  12. 前記プラットフォームの受講機能が、該プラットフォームの受講記録機能・制限機能とは異なる記憶媒体に格納されていると共に、該受講機能を格納する記憶媒体に前記教材コンテンツが格納されていることを特徴とする請求項1に記載のeラーニングシステム。
  13. 前記プラットフォームの受講機能と前記教材コンテンツが格納されている記憶媒体を用いて受講者が受講し、受講後に前記記憶媒体を用いてeラーニング管理者が前記受講者の受講管理を行う構成であることを特徴とする請求項12に記載のeラーニングシステム。
  14. 前記プラットフォームが受講者の理解度を確認するためのテストを行うテスト機能を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  15. 異なる内容を有する教材コンテンツが格納されている記憶媒体が複数用意されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、8、9、10、11、12、13及び14のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  16. 受講者数の如き受講者全体の受講状況、受講者の所属や氏名の如き受講者登録、受講者毎の受講状況(開始日時、テスト結果、終了日時等)から選ばれる少なくとも一つの記録情報の管理が可能であることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  17. 前記記録情報の管理が、該記録情報の収集、閲覧、出力(CSV出力を含むデータ出力又はファイル出力、印刷出力)から選ばれる少なくとも一つが可能であることを特徴とする請求項16に記載のeラーニングシステム。
  18. 受講者の上限数を設定する受講人数制限、受講者の受講期間を設定する受講期間制限機能、許可された受講者のみがアクセス可能に設定するアクセス制限機能、受講者の受講回数を設定する受講回数制限機能から選ばれる少なくとも一つの制限機能を有することを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  19. 前記記憶媒体が、USBメモリ、外付ハードディスク、SDカード、CF{コンパクトフラッシュ(登録商標)}、MS{メモリスティック(登録商標)}、CD、パソコン内メモリ(ハードディスクやシリコンメモリ等)、ネットサーバの如きコンピュータ読取り可能な媒体から選ばれることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載のeラーニングシステム。
  20. 前記記憶媒体に付されたシリアルナンバーを読み取り、個々の記憶媒体の識別情報として用いることを特徴とする請求項19に記載のeラーニングシステム。
  21. コンピュータを、請求項1〜20のいずれかに記載のeラーニングシステムのプラットフォームの各構成を適宜選択して設定し、講義内容を教材コンテンツとして設定し、格納する記憶媒体を選択して書き出すことで所望する構成のeラーニングシステムを構築可能なように機能させることを特徴とするeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
  22. 教材コンテンツ内の学習ページを作成する作成機能を有することを特徴とする請求項21に記載のeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
  23. 教材コンテンツ内のテストのページを作成する作成機能を有することを特徴とする請求項21又は22に記載のeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
  24. 既構築済みのeラーニングシステムに対する既存構成の変更及び/又は新たな項目の追加が、当該eラーニングシステムを最初に構築した際に用いたカスタマイズソフトでのみ可能な構成あることを特徴とする請求項21〜23のいずれかに記載のeラーニングシステムのカスタマイズソフト。
JP2007175872A 2006-07-18 2007-07-04 eラーニングシステムのカスタマイズプログラム Active JP4347367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007175872A JP4347367B2 (ja) 2006-07-18 2007-07-04 eラーニングシステムのカスタマイズプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006195159 2006-07-18
JP2007175872A JP4347367B2 (ja) 2006-07-18 2007-07-04 eラーニングシステムのカスタマイズプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008046610A true JP2008046610A (ja) 2008-02-28
JP4347367B2 JP4347367B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=39180354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007175872A Active JP4347367B2 (ja) 2006-07-18 2007-07-04 eラーニングシステムのカスタマイズプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4347367B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008501A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 株式会社ベネッセコーポレーション 携帯型情報処理装置、テスト支援システム及びテスト支援方法
CN104504952A (zh) * 2014-12-30 2015-04-08 北京太格时代自动化系统设备有限公司 地铁多媒体教学系统及方法
WO2018110352A1 (ja) 2016-12-14 2018-06-21 特定非営利活動法人サイバー・キャンパス・コンソーシアムTies コンテンツのカプセル化構造ならびにそれを用いるコンテンツ提供方法およびシステム
JP2020041713A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2020194144A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 大日本印刷株式会社 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008501A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 株式会社ベネッセコーポレーション 携帯型情報処理装置、テスト支援システム及びテスト支援方法
JPWO2015008501A1 (ja) * 2013-07-16 2017-03-02 株式会社ベネッセコーポレーション 携帯型情報処理装置、テスト支援システム及びテスト支援方法
JP2018124583A (ja) * 2013-07-16 2018-08-09 株式会社ベネッセコーポレーション 携帯型情報処理装置、テスト支援システム及びテスト支援方法
US10102766B2 (en) 2013-07-16 2018-10-16 Benesse Corporation Portable information processing apparatus, test support system and test support method
JP2019200439A (ja) * 2013-07-16 2019-11-21 株式会社ベネッセコーポレーション 携帯型情報処理装置、テスト支援システム及びテスト支援方法
CN104504952A (zh) * 2014-12-30 2015-04-08 北京太格时代自动化系统设备有限公司 地铁多媒体教学系统及方法
WO2018110352A1 (ja) 2016-12-14 2018-06-21 特定非営利活動法人サイバー・キャンパス・コンソーシアムTies コンテンツのカプセル化構造ならびにそれを用いるコンテンツ提供方法およびシステム
US11042482B2 (en) 2016-12-14 2021-06-22 Nonprofit Organization Cyber Campus Consortium Ties Content encapsulation structure, and content provision method and system using same
JP2020041713A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2020194144A (ja) * 2019-05-30 2020-12-03 大日本印刷株式会社 情報処理装置、制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4347367B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Corrado et al. Digital preservation for libraries, archives, and museums
Zhang Teaching with Google Classroom
Reich et al. Best ideas for teaching with technology: A practical guide for teachers, by teachers
US20120011162A1 (en) Computerized portfolio and assessment system
JP4347367B2 (ja) eラーニングシステムのカスタマイズプログラム
Galley et al. Cloudworks as a ‘pedagogical wrapper’for LAMS sequences: Supporting the sharing of ideas across professional boundaries and facilitating collaborative design, evaluation and critical reflection
WO2010065984A1 (en) Development monitoring method and system
JPH1131141A (ja) 卒業アルバム及び卒業アルバムサービスシステム
US7568157B1 (en) Screen book maker
Abdullah et al. Empowering students in information literacy practices using a collaborative digital library for school projects
JP4369460B2 (ja) 教育システム
Emmett et al. Creating a strategy for the implementation of the QUT ePortfolio
Deyrup et al. Community sourcing a response to COVID-19: A campus oral history project records the experiences of Seton Hall University’s students, staff, and faculty during the pandemic
Bradbury et al. Mahara 1.2 Eportfolios: Beginner's Guide; Create Educational and Professional Eportfolios and Personalized Learning Communities
Murphy Matching workplace training to adult attention span to improve learner reaction, learning score and retention
JP3982581B2 (ja) 教育システム
Hauser et al. The Standards-based Digital School Leader Portfolio: Using Taskstream, Livetext, and Powerpoint
Bahl Composer Stories as Research and Design Materials in Webtext Scholarship (Review Essay)| Techne: Queer Meditations on Writing the Self, J. Rhodes, J. Alexander, Computers and Composition Digital Press/Utah State University Press, Logan, UT (2015) Sustainable Learning Spaces: Design, Infrastructure, and Technology, R. Carpenter, R. Selfe, S. Apostel, K. Apostel (Eds.), Computers and Composition Digital Press/Utah State University Press, Logan, UT (2015) Provocations: Reconstructing the Archive, featuring the work of Erin R. Anderson, Trisha N. Campbell, Alexandra Hidalgo, and Jody Shipka, Patrick W. Berry, Gail E. Hawisher, Cynthia L. Selfe (Eds.), Computers and Composition Digital Press/Utah State University Press, Logan, UT (2016)
Doggett Beyond the book: Technology integration into the secondary school library media curriculum
CA2432763A1 (en) A computerized portfolio and assessment system
JP2004139517A (ja) インターネットウェブ卒業アルバム
Findlay The practical and ethical considerations of digitising Haitian literary archives
Elder Marketing Your OER Program
McKee The Design and Implementation of a Digital, Multimodal Researcher Journal in Program Evaluation Using Self-Study Methods
impact assessment None External Examiner guidance: Sharing undergraduate and postgraduate external examiner reports

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080715

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20080715

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4347367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250