JP2008045995A - 試料分析ユニットおよびシステム - Google Patents

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Masahiko Hamanaka
雅彦 濱中
Daisuke Sato
大祐 佐藤
Yuichi Higashihara
祐一 東原
Takeshi Kosaka
猛 小坂
Tatsu Matsumoto
達 松本
Toru Sano
亨 佐野
Machiko Fujita
真知子 藤田
Takashi Shibuya
隆 渋谷
Tokiko Yonemoto
期子 米本
Sukeyasu Tanaka
祐耕 田中
Naoaki Sata
直明 佐多
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Abstract

【課題】分析対象の食品をすりつぶして液状の試料を抽出するなどの煩雑な作業を必要とすることなく、成分分析することができる構造の試料分析システムを提供する。
【解決手段】対象保持部材110に保持された分析対象が対象圧縮部材120により少なくとも圧縮されて液状の試料が流出される。その試料がバイオセンサ130により成分分析される。このため、簡単かつ正確に食品Fなどの成分を分析することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、分析対象から試料を採取して成分分析する試料分析ユニットおよびシステムに関し、特に、食品の味覚の分析に利用される試料分析ユニットおよびシステムに関する。
従来、食品の熟度の管理や食品加工工程の管理、味覚管理等には、目視又は時間若しくは温度等の測定、試食等により行われていた。目視によるものの例としては、バナナ等の色の変化等により熟度を判断する方法、時間によるものとしては、賞味期限や消費期限の表示等、これに加え、温度パラメータを加味したもの、等が挙げられる。
食品加工工程の管理方法は、時間と温度の何れか1つ以上をパラメータとするもの、例えば、沸騰後3分煮込む、徐冷後50度になった時点でフリーザーにて冷凍、といった例が挙げられる。しかし、この方法には、以下のような大きな問題があった。
食品が熟する(さらには腐敗する)過程や、食品の加工工程は、食品中の化学成分が大きく変化する過程であって、温度や時間は、これら変化を引き起こす外部条件の一部に過ぎない。
食品中の化学成分を大きく変化させる外部条件としては、これら以外にも湿度、気圧、食品個々の特性(例えば産地等)があるため、温度、時間のみによる管理では、不十分な場合も多い。
結果として、例えば、賞味期限等が安全側に設定され、本来食することが可能な食品が大量廃棄される、現場の状況により加工工程のムラが生じる、等の問題が生じている。
化学成分の変化、とりわけ、その過程において劇的に変化する成分(特定成分、例えば、納豆が発酵する過程におけるアンモニア、リンゴが熟する過程におけるエチレン、等)を直接に測定できることが望ましい。
また、これとは別に、食品の栄養成分を的確に把握したい、というニーズに対しては、まず、食品材料の仕込み量と食品成分表等のデータを元に栄養成分を推定する、という方法がある。もう1つの方法は、食品等をすりつぶし、実際に分析を行うことにより、栄養成分を特定する方法である。
現在、食品の味覚を分析する試料分析装置の各種の提案がある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平03−054446号公報 特開平04−238263号公報
しかし、従来の手法では、食品の特定成分を簡単に正確に測定することができない。つまり、食品材料の仕込み量と食品成分表等のデータを元に栄養成分を推定する方法は、実データに基づいたものではないため、正確な測定はできない。一方、食品等をすりつぶして栄養成分を実際に分析する方法では、正確な測定は可能であるが、作業が煩雑で時間を要する。
本発明の試料分析ユニットは、分析対象を保持する対象保持部材と、対象保持部材に保持された分析対象を少なくとも圧縮して液状の試料を流出させる対象圧縮部材と、試料を成分分析するバイオセンサと、を有する。
本発明の試料分析システムは、本発明の試料分析ユニットと、分析処理装置と、を有し、分析処理装置は、センサ接続端子が着脱自在に接続される装置接続端子と、装置接続端子に結線されていてバイオセンサの検出結果をデータ処理するデータ処理部と、を有する。
従って、本発明の試料分析ユニットでは、対象保持部材に保持された分析対象が対象圧縮部材により少なくとも圧縮されて液状の試料が流出され、その試料がバイオセンサにより成分分析されるので、例えば、簡単かつ正確に食品の成分が分析される。
なお、本発明で云う各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、1つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明の試料分析ユニットでは、対象保持部材に保持された分析対象が対象圧縮部材により少なくとも圧縮されて液状の試料が流出され、その試料がバイオセンサにより成分分析されることにより、例えば、簡単かつ正確に食品の成分を分析することができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図6を参照して以下に説明する。本実施の形態の試料分析システム1000は、図1に示すように、試料分析ユニット100と分析処理装置200からなる。
試料分析ユニット100は、分析対象を保持する対象保持部材110と、対象保持部材110に保持された分析対象を少なくとも圧縮して液状の試料を流出させる対象圧縮部材120と、試料を成分分析するバイオセンサ130と、を有する。
より詳細には、対象保持部材110は、長方形の平板状に形成された硬質な絶縁基板からなる。対象保持部材110は、図1(a)および図2(a)に示すように、分析対象である食品Fが載置される凹穴111と、液状の試料が流動する凹溝112と、が表面に形成されている。
対象保持部材110は、その長手方向と平行に細長形状の凹溝112が形成されている。この凹溝112の一端に凹穴111が位置している。また、凹溝112の他端は幅広に形成されており、ここにバイオセンサ130が配置されている。
凹溝112は対象保持部材110の他端まで形成されている。そして、バイオセンサ130に結線されているセンサ接続端子131が、凹溝112の内部で対象保持部材110の他端まで形成されている。
なお、凹穴111は、食品Fの保持に適切な円形などに形成されている。また、凹溝112は、各部が要求される機能に対応した形状に形成されている。より具体的には、凹溝112のバイオセンサ130が位置する部分は、その設置に適切な幅広に形成されている。
凹溝112の凹穴111とバイオセンサ130とを連通させている部分は、液状の試料の流動に適切な所定の横幅に形成されている。また、センサ接続端子131が位置する部分は、その設置に適切な横幅に形成されている。
対象圧縮部材120も、長方形の平板状に形成された硬質な絶縁基板からなる。対象保持部材110と対象圧縮部材120とは、食品Fと反応しない樹脂などで一体に形成されている。
つまり、対象保持部材110と対象圧縮部材120とは、裏面に線形の切り欠き121が形成された一枚の平板状に成型されている。そこで、その切り欠き121の部分をヒンジとして、対象圧縮部材120は、凹穴111が近傍に位置する対象保持部材110の一端に開閉自在に連結されている。
なお、図1および図2に示すように、対象圧縮部材120は対象保持部材110と同幅に形成されている。ただし、対象圧縮部材120は、対象保持部材110の表面の凹穴111は完全に遮蔽するがセンサ接続端子131は遮蔽しない全長に形成されている。
バイオセンサ130は、例えば、いわゆる味覚センサからなる。このバイオセンサ130は、例えば、疎水性の部分と親水性の部分とを持つ分子で成る脂質性物質を高分子のマトリックス内に定着させ、その表面に脂質性分子の親水性部分が整列するような構造を持つ脂質性分子膜が、参照電極に実装されている構造を持つ。
脂質性物質としては、ジオクチルフォスフェート、オレイン酸、レクチン、トリオクチルメチルアンモニウムクロライド、オレインアミン、およびジオクチルフォスフェートとトリオクチルメチルアンモニウムクロライドとの混合物、が挙げられ、通常はこれら六種類が使用されるが、適宜使い分けてもよい。
高分子のマトリックスとしてはポリ塩化ビニル、ポリウレタン、アセチルセルロースなどが好ましく用いられる。味覚センサの形状やサイズによって適宜選択される。通常は高い強度が得られるポリ塩化ビニルが用いられる。
参照電極としては飽和KClを有するガラス参照電極が用いられる。本発明の構造に対しては、微細加工技術を利用して微小化した同参照電極を用いてもよいが、マイクロプレーナ型のAg/AgCl電極をそのまま用いてもよい。
前者の参照電極は繰り返し使用が可能であり、イオン強度の影響を受けない分測定精度が高くなるが、製造コストは非常に高くなる。後者の参照電極は使い捨てであり、イオン強度の影響を受けやすい分測定精度にやや難点があるが、製造コストは非常に安いので、本発明においては後者の電極が好ましく用いられる。
バイオセンサ130を製作する方法としては、前述の脂質性分子膜を適当なサイズに切り分けておき、Ag/AgCl電極面に貼り付けるだけでよい。また、その他の製作方法としては、フォトリソグラフ法を用いて、絶縁基板上に5−6本のAg/AgCl電極を製作し、そして適当な溶媒に溶かした脂質性分子膜溶液をスピンコート法やデップコート法で製作する方法もある。小型化および量産する際にはフォトリソグラフ法を用いて製作する方が好ましい。
なお、実際に測定する際には、これらの脂質性分子膜が各種味覚成分と反応することにより変動する参照電極の電位を測定して行う。反応のメカニズムとしては、味覚成分が脂質性分子膜に吸着することにより、分子膜の固定電荷が変動する原理を利用している。
バイオセンサ130は、例えば、いわゆる五味を個別に検知する五個のセンサ素子からなる(図示せず)。センサ接続端子131は、バイオセンサ130の複数のセンサ素子に個々に接続されているプリント配線からなる。
分析処理装置200は、本体ハウジング210にセンサスロット211が形成されている。このセンサスロット211には、試料分析ユニット100のセンサ接続端子131が位置する端部が着脱自在に挿入される。センサスロット211の内部には、センサ接続端子131が着脱自在に接続される装置接続端子(図示せず)が配列されている。
また、分析処理装置200の本体ハウジング210の内部には、装置接続端子と接続されているデータ処理部(図示せず)が搭載されている。このデータ処理部は、マイクロコンピュータからなり、実装されているコンピュータプログラムに対応してバイオセンサ130の検出結果をデータ処理する。
より具体的には、前述のようにバイオセンサ130は五味を個別に検知する味覚センサからなるので、データ処理部は、その五味の検知結果を所定フォーマットのデータファイルとする。
さらに、分析処理装置200の本体ハウジング210の内部には、データ処理部と接続されている結果送信部(図示せず)が搭載されている。この結果送信部は、データ処理部の処理結果を、例えば、電子メールの添付ファイルとして所定アドレスに無線送信する。
上述のような構成において、本実施の形態の試料分析システム1000は、食品Fの成分分析に利用される。より具体的には、試料分析システム1000を利用する作業者は、例えば、一個の分析処理装置200と複数の試料分析ユニット100とを携帯する(図示せず)。
試料分析ユニット100は、図3(b)に示すように、対象圧縮部材120が対象保持部材110の表面に閉止された状態で作業者に携帯される。そして、食品Fを成分分析するとき、図1(a)および図5(a)に示すように、作業者は新品の試料分析ユニット100を取り出し、その対象保持部材110から対象圧縮部材120を開放する。
つぎに、図4に示すように、この開放で露出した対象保持部材110の凹穴111に食品Fが載置される。このような状態で、図5(b)に示すように、作業者は手作業で対象圧縮部材120を対象保持部材110の表面に閉止させる。
すると、これで食品Fが圧縮されて液状の試料が流出する。この試料は凹溝112によりバイオセンサ130まで流動する。そこで、このバイオセンサ130により食品Fの成分が分析される。
このような状態で、図1(b)に示すように、試料分析ユニット100を分析処理装置200のセンサスロット211に装填する。すると、この装填を分析処理装置200のデータ処理部が自動的に検知し、バイオセンサ130の分析結果を取得する。そして、バイオセンサ130の分析結果がデータ処理部でデータ処理され、その処理結果が結果送信部により所定アドレスに無線送信される。
本実施の形態の試料分析システム1000では、上述のように食品Fの成分を分析することができる。このため、例えば、発酵食品の熟成度や果物の成熟度を検出し、出荷時期を管理するようなこともできる。また、保存食品の腐敗度を検出し、廃棄する時期を特定するようなこともできる。
特に、本実施の形態の試料分析ユニット100では、食品Fを圧縮して流出させた液状の試料をバイオセンサ130で即座に分析する。このため、食品Fをすりつぶしてから分析していた従来の手法などに比較して、試料を酸化させることなく良好な精度で分析することができる。
さらに、本実施の形態の分析処理装置200は、上述のように試料分析ユニット100の分析結果を自動的にデータ処理して所定アドレスに無線送信する。このため、例えば、食品Fの分析結果を所望のデータベースサーバに迅速に送信して蓄積させるようなことができる。
しかも、本実施の形態の試料分析システム1000では、分析処理装置200と試料分析ユニット100とが別体とされている。そして、食品Fと直接に接触する試料分析ユニット100は、極度に簡単な構造となっている。
そこで、試料分析ユニット100は、ディスポーザブルとして利用することができる。このため、現場の衛生状態を悪化させることがなく、複数種類の食品Fの成分を常時良好な精度で分析することができる。
特に、試料分析ユニット100は、外観的には開閉自在に連結された二枚の平板状に形成されている。このため、図3(b)に示すように、対象圧縮部材120を対象保持部材110の表面に閉止することで、占有面積および占有容積を極端に削減することができ、作業者は複数の試料分析ユニット100を容易に携帯することができる。
従って、本実施の形態の試料分析システム1000では、作業者は試料分析ユニット100の洗浄などを必要とすることなく、複数種類の食品Fの成分分析を簡単かつ迅速に実行することができる。
しかも、試料分析ユニット100は、対象保持部材110と対象圧縮部材120とが一体に形成されており、これらを開閉自在とする機構は単純な切り欠き121からなる。このため、複数の部品の組立体からなるヒンジユニットなどを必要とすることがなく、試料分析ユニット100は、構造が簡単で生産性が良好である。
ここで、上述のような試料分析ユニット100の製造方法を図6を参照して以下に簡単に説明する。まず、図6(a)に示すように、樹脂製の長方形の平板101を用意する。
つぎに、図6(b)に示すように、その表面に切削加工などで凹穴111と凹溝112を形成する。つぎに、図6(c)に示すように、その凹溝112の端部に金属のスパッタリング法や蒸着法などでセンサ接続端子131を形成する。
つぎに、例えば、スピンコート法やディップコート法で成膜した高分子膜をフォトリソグラフィ法でパターニングすることなどにより、図6(d)に示すように、そのセンサ接続端子131に接続されるように凹溝112の所定位置にバイオセンサ130が形成される。
そして、平板101の裏面に切削加工などで切り欠き121を形成する。これで平板101が開閉自在な対象保持部材110と対象圧縮部材120となり、試料分析ユニット100が完成する。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では試料分析ユニット100を製造するときに、樹脂製の長方形の平板101に切削加工などで凹穴111や切り欠き121を形成することを例示した。
しかし、凹穴111や切り欠き121が形成されている樹脂板を、金型による成型などで一度に形成してもよい。その場合、図7に示すように、対象保持部材110と対象圧縮部材120からなる複数のユニットベース102が配列された構造の、一枚の大型の樹脂ベース103を形成することにより、試料分析ユニット100の生産性を向上させることができる。
この場合、樹脂ベース103に配列されている複数のユニットベース102にセンサ接続端子131やバイオセンサ130も同時に形成することができるので、さらに試料分析ユニット100の生産性を向上させることができる。
また、上記形態では試料分析ユニット100を製造するときに、センサ接続端子131とバイオセンサ130とを別個に形成することを例示した。しかし、これを同時に形成してもよい。
さらに、上記形態では食品Fを保持する凹穴111が対象保持部材110の表面のみに形成されていることを例示した。しかし、図1(a)に示すように、対象圧縮部材120の表面にも凹穴122が形成されていてもよい。
この場合、より確実に食品Fを保持して圧縮することができる。前述のように樹脂の成型により対象保持部材110と対象圧縮部材120とを形成する場合、上述のように対象圧縮部材120に凹穴122を追加しても生産性が低下することはない。
なお、上記形態では試料分析ユニット100の対象保持部材110と対象圧縮部材120とで食品Fを単純に圧縮して液状の試料を流出させることを例示した。しかし、これでは対象保持部材110と対象圧縮部材120との間隙から飛び出した食品Fや試料により、センサ接続端子131や分析処理装置200が汚染される可能性がある。
そこで、これが問題となる場合には、各種の防止策が想定できる。例えば、上記形態では試料分析ユニット100の対象保持部材110と対象圧縮部材120とが一つの切り欠き121を介して連結されていることを例示した。
しかし、図8ないし図10に例示する試料分析ユニット300のように、対象保持部材301と対象圧縮部材302とが二つの切り欠き303,304を介して連結されていてもよい。
この場合、大径の食品Fでも良好かつ容易に圧縮することができる。さらに、圧縮された食品Fが対象保持部材301と対象圧縮部材302との間隙から飛び出すことも抑制できる。このため、飛び出した食品Fによりセンサ接続端子131が汚染されることなどを防止できる。
さらに、上記形態では長方形の対象保持部材110と対象圧縮部材120とが長手方向に連結されていることを例示した。しかし、図11に例示する試料分析ユニット310のように、長方形の対象保持部材311の一端の側部に対象圧縮部材312が連結されていてもよい。
この場合、対象保持部材311と対象圧縮部材312とで圧縮される食品Fが、センサ接続端子131の方向に飛び出すことを抑制できる。このため、飛び出した食品Fによりセンサ接続端子131が汚染されることなどを防止できる。
また、図12に例示する試料分析ユニット320のように、対象保持部材321の一端の両側の側部に一対の対象圧縮部材322が連結されていてもよい。この場合、対象保持部材321に保持された食品Fを一対の対象圧縮部材322により両側から圧縮することができる。このため、圧縮される食品Fが飛び出してセンサ接続端子131が汚染されることなどを良好に防止できる。
さらに、上記形態では対象保持部材110と対象圧縮部材120とが平板状に形成されていることを例示した。しかし、図13および図14に例示する試料分析ユニット330のように、対象保持部材331のバイオセンサ130とセンサ接続端子131とを分断する位置に隔壁332が形成されていてもよい。この場合、圧縮された食品Fや流出した試料によりセンサ接続端子131が汚染されることを、隔壁332により有効に防止することができる。
また、図15に例示する試料分析ユニット340のように、凹穴111とバイオセンサ130とを分断する位置で、対象保持部材341の表面に切り欠き342が形成されていてもよい。
この場合、対象保持部材341が平板状の状態で食品Fを圧縮して液状の試料をバイオセンサ130に供給してから、図示するように、対象保持部材341を切り欠き342の位置で曲折させて分析処理装置200に装填することができる。
上述のようにすることで、圧縮された食品Fをセンサ接続端子131より下方に位置させることができる。このため、食品Fや液状の試料によりセンサ接続端子131や分析処理装置200が汚染されることを防止できる。
さらに、図16に例示する試料分析ユニット350のように、対象保持部材351の凹溝352を、バイオセンサ130からセンサ接続端子131の末端までジグザグ形状などに形成してもよい。
この場合、バイオセンサ130に供給された液状の試料が、さらにセンサ接続端子131の末端まで流出することを抑制できる。このため、流出した試料によりセンサ接続端子131が汚染されることを防止できる。
また、上記形態では試料分析ユニット100が分析処理装置200の本体ハウジング210のセンサスロット211に直接に装填されることを例示した。しかし、図17に例示する分析処理装置400のように、装置本体401から引き出される接続コネクタ402に試料分析ユニット100が接続されてもよい。
この場合、食品Fから流出した液状の試料により分析処理装置400の装置本体401が汚染されることを防止できる。なお、上述のような接続コネクタ402を汎用製品として装置本体401に着脱自在に接続しておけば、汚染された接続コネクタ402を交換することも容易である。
さらに、上記形態では分析処理装置200が専用の携帯ターミナルとして形成されていることを想定した。しかし、汎用の携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistance)に専用のアプリケーションソフトをインストールすることで、上述のような分析処理装置を実現することもできる。
また、上記形態では分析処理装置200が試料分析ユニット100の分析結果を単純にデータ処理することを例示した。しかし、現在の味覚センサからなるバイオセンサは、均一なセンサ特性に製造することが困難である。
このため、現在は製造した味覚センサのセンサ特性を個々に測定しておき、その味覚センサの検出結果を各々のセンサ特性により補正している。そこで、これが問題となる場合にも、各種の対策が想定できる。
例えば、試料分析ユニット100を製造した時点でバイオセンサ130のセンサ特性を測定し、そのセンサ特性を二次元コードとして対象保持部材110の裏面などに記録しておく(図示せず)。
そして、分析処理装置200に二次元リーダを搭載しておき(図示せず)、使用する試料分析ユニット100の二次元コードを読み取らせる。すると、分析処理装置200は、二次元コードによりバイオセンサ130のセンサ特性を取得することができる。このため、そのセンサ特性により試料分析ユニット100の検出結果を補正することができる。
同様に、バイオセンサ130のセンサ特性をRFIDチップ(Radio Frequency Identification)に記録して試料分析ユニット100に搭載し、分析処理装置200にRFIDリーダを搭載しておいてもよい(図示せず)。
この場合も、分析処理装置200はバイオセンサ130のセンサ特性を取得して検出結果を補正することができる。しかも、RFIDリーダは所定範囲に配置されたRFIDチップを読み取ることができる。
従って、分析処理装置200に試料分析ユニット100が装填されると、RFIDリーダによりRFIDチップが自動的に読み取られるようにすることができる。この場合、作業者が意識して操作することなく、試料分析ユニット100のセンサ特性を分析処理装置200に提供することができる。
また、試料分析ユニット100の固体ごとにユニットIDを付与しておき、そのバイオセンサ130のセンサ特性をユニットIDとともにデータベースサーバに蓄積しておいてもよい。
その場合、ユニットIDをバーコードなどとして試料分析ユニット100の対象保持部材110の裏面などに付与しておく(図示せず)。そして、分析処理装置200にコードリーダを搭載しておき(図示せず)、使用する試料分析ユニット100のバーコードを読み取らせる。
この場合、分析処理装置200は、試料分析ユニット100の検出結果を補正することなくユニットIDとともにデータベースサーバに送信する。そこで、データベースサーバでは受信した検出結果とバイオセンサ130のセンサ特性とをユニットIDで照合し、そのセンサ特性により検出結果を補正する。このようにすることで、分析処理装置200の処理負担を増加させることなく、バイオセンサ130の検出結果を良好に補正することができる。
本発明の実施の形態の試料分析システムの構成を示す模式的な斜視図である。 試料分析ユニットの構造を示す平面図である。 試料分析ユニットの構造を示す側面図である。 試料分析ユニットに分析対象である食品を載置した状態を示す模式的な平面図である。 試料分析ユニットで食品を圧縮する動作を示す模式的な側面図である。 試料分析ユニットの製造方法を示す工程図である。 一変形例の試料分析ユニットの製造方法での樹脂ベースを示す平面図である。 他の変形例の試料分析ユニットを示す模式的な斜視図である。 試料分析ユニットの構造を示す平面図である。 試料分析ユニットで食品を圧縮する動作を示す模式的な側面図である。 さらに他の変形例の試料分析ユニットを示す模式的な斜視図である。 さらに他の変形例の試料分析ユニットを示す模式的な斜視図である。 さらに他の変形例の試料分析ユニットを示す平面図である。 試料分析ユニットを示す側面図である。 さらに他の変形例の試料分析システムの構成を示す模式的な斜視図である。 さらに他の変形例の試料分析ユニットを示す模式的な斜視図である。 さらに他の変形例の試料分析システムの構成を示す模式的な斜視図である。
符号の説明
100 試料分析ユニット
101 平板
102 ユニットベース
103 樹脂ベース
110 対象保持部材
111 凹穴
112 凹溝
120 対象圧縮部材
121 切り欠き
122 凹穴
130 バイオセンサ
131 センサ接続端子
200 分析処理装置
210 本体ハウジング
211 センサスロット
300 試料分析ユニット
301 対象保持部材
302 対象圧縮部材
303,304 切り欠き
310 試料分析ユニット
311 対象保持部材
312 対象圧縮部材
320 試料分析ユニット
321 対象保持部材
322 対象圧縮部材
330 試料分析ユニット
331 対象保持部材
332 隔壁
340 試料分析ユニット
341 対象保持部材
342 切り欠き
350 試料分析ユニット
351 対象保持部材
352 凹溝
400 分析処理装置
401 装置本体
402 接続コネクタ
1000 試料分析システム
F 食品

Claims (13)

  1. 分析対象を保持する対象保持部材と、
    前記対象保持部材に保持された前記分析対象を少なくとも圧縮して液状の試料を流出させる対象圧縮部材と、
    前記試料を成分分析するバイオセンサと、
    を有する試料分析ユニット。
  2. 前記バイオセンサが味覚センサからなる請求項1に記載の試料分析ユニット。
  3. 前記対象保持部材は、前記試料が流動する凹溝と、前記凹溝の一端に形成されていて前記分析対象が載置される凹穴と、が表面に形成されており、
    前記バイオセンサは、前記対象保持部材の凹溝の他端に配置されている請求項1または2に記載の試料分析ユニット。
  4. 前記対象保持部材は、長方形の平板状に形成されており、
    前記対象圧縮部材は、前記対象保持部材と同幅の長方形の平板状に形成されており、
    前記対象保持部材と前記対象圧縮部材とが一端で開閉自在に連結されている請求項1ないし3の何れか一項に記載の試料分析ユニット。
  5. 前記対象保持部材と前記対象圧縮部材とが樹脂で一体に形成されており、
    前記樹脂に形成された線形の切り欠きの位置で前記対象保持部材と前記対象圧縮部材とが開閉自在に連結されている請求項1ないし4の何れか一項に記載の試料分析ユニット。
  6. 二つの線形の前記切り欠きの位置で前記対象保持部材と前記対象圧縮部材とが開閉自在に連結されている請求項5に記載の試料分析ユニット。
  7. 前記バイオセンサに結線されているセンサ接続端子が前記対象保持部材に形成されている請求項1ないし6の何れか一項に記載の試料分析ユニット。
  8. 前記バイオセンサに結線されているセンサ接続端子が前記対象保持部材の前記凹穴から離間した他端の表面に形成されている請求項7に記載の試料分析ユニット。
  9. 前記対象保持部材は、前記バイオセンサと前記センサ接続端子とを分断する位置に前記試料の流動を遮断する隔壁が形成されている請求項7または8に記載の試料分析ユニット。
  10. 請求項7ないし9の何れか一項に記載の試料分析ユニットと、分析処理装置と、を有し、
    前記分析処理装置は、前記センサ接続端子が着脱自在に接続される装置接続端子と、前記装置接続端子に結線されていて前記バイオセンサの検出結果をデータ処理するデータ処理部と、
    を有する試料分析システム。
  11. 前記分析処理装置は、前記データ処理部の処理結果を外部に送信する結果送信部を、さらに有する請求項10に記載の試料分析システム。
  12. 前記試料分析ユニットは、前記バイオセンサのセンサ特性が記録されており、
    前記分析処理装置は、前記試料分析ユニットから前記センサ特性を取得する特性取得部を、さらに有し、
    前記データ処理部は、取得された前記センサ特性に対応して前記バイオセンサの検出結果を補正する請求項10または11に記載の試料分析システム。
  13. 前記試料分析ユニットの固体ごとのユニットID(Identity)とともに前記バイオセンサのセンサ特性が記録されているデータベースサーバを、さらに有し、
    前記試料分析ユニットは、前記ユニットIDが記録されており、
    前記分析処理装置は、前記試料分析ユニットから前記ユニットIDを取得するID取得部と、前記データ処理部の処理結果を前記ユニットIDとともに前記データベースサーバに送信する結果送信部とを、さらに有し、
    前記データベースサーバは、前記処理結果とともに受信した前記ユニットIDで前記センサ特性を検出し、検出された前記センサ特性で対応する前記処理結果を補正する請求項10に記載の試料分析システム。
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