JP2008045606A - 変速機の冷却システム - Google Patents

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Yusuke Namiki
佑輔 並木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0412Cooling or heating; Control of temperature
    • F16H57/0413Controlled cooling or heating of lubricant; Temperature control therefor

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Abstract

【課題】T/Mオイルの油温に応じてオイルクーラーに所望の冷却水を通水してT/Mオイルを冷却する。
【解決手段】本発明の変速機の冷却システムは、エンジン(1)とラジエータ(2)との間で冷却水を還流させるように冷却水通路(3)を設け、ラジエータ(2)からエンジン(1)へと冷却水が流れる冷却水通路(3)の途中に冷却水によって変速機のオイルを冷却するオイルクーラー(4)を設け、冷却水通路(3)の開閉量を制御可能なサーモスタット(5)によって、変速機のオイルの温度が高いほど冷却水通路(3)の流量が大きくなるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、変速機の冷却システムにおいてエンジンとオイルクーラーとを適切に冷却する技術に関するものである。
自動変速機のトランスミッションオイル(以下「T/Mオイル」という)を冷却するオイルクーラーをエンジンの冷却水経路に設けて、エンジン冷却水を冷媒としてT/Mオイルを冷却する構成が特許文献1に記載されている。オイルクーラーの冷却能力はオイルクーラーの単体性能、T/Mオイルと冷却水との温度差、T/Mオイルの通油量及び冷却水の通水量の4つのパラメータによって決定され、T/Mオイルと冷却水との温度差、T/Mオイルの通油量及び冷却水の通水量が大きくなれば冷却能力も大きくなる。
実開昭63−59257号公報
しかし上記従来の技術では、オイルクーラーの冷却水はラジエータに入る側の送水経路から引いているので、冷却水温度が比較的高くT/Mオイルとの温度差が小さくなる。これにより、オイルクーラーの冷却能力が低下し、オイルクーラーの単体性能を向上させたり、空冷式オイルクーラーを搭載したりする必要がある。
また、オイルクーラーの冷却水をラジエータから出る側の送水経路から引くことで、上記問題は解消するが、ラジエータから出る側の送水経路の通水量はエンジン冷却水温に応じて作動するサーモスタットの開閉によって制御されるので、T/Mオイルの油温が高くなってもエンジン冷却水温が高くならないとラジエータに冷却水が流れず、T/Mオイルを冷却することができないという問題がある。
本発明は、T/Mオイルの油温に応じてオイルクーラーに所望の冷却水を通水してT/Mオイルを冷却することを目的とする。
本発明の変速機の冷却システムは、エンジンとラジエータとの間で冷却水を還流させるように冷却水通路を設け、ラジエータからエンジンへと冷却水が流れる冷却水通路の途中に冷却水によって変速機のオイルを冷却するオイルクーラーを設け、冷却水通路の開閉量を制御可能なサーモスタットによって、変速機のオイルの温度が高いほど冷却水通路の流量が大きくなるように制御する。
本発明によれば、変速機のオイルの温度に基づいてサーモスタットを制御して冷却水量を制御するので、エンジン水温が低い場合でも変速機のオイルの温度が高ければ冷却水量を多くすることができ、これによりオイルクーラーの冷却能力が向上して変速機のオイルを十分に冷却することができる。
以下では図面等を参照して本発明の実施の形態について詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は本実施形態における変速機の冷却システムの構成を示す概略構成図である。本実施形態では、エンジン1とラジエータ2との間で冷却水が還流するように冷却水通路3が設けられ、エンジン1から生じる熱をラジエータ2において放熱し、冷却された冷却水を再度エンジン1へと流すことでエンジン1が過熱することを防止する。
また、冷却水をラジエータ2からエンジン1へと流す冷却水通路3の途中にオイルクーラー4が設けられ、内部に冷却水を流すことでT/Mオイルを冷却する。T/Mオイルは自動変速機の変速機構やトルクコンバータへ供給されるオイルであり、摩擦や圧力によって高温となるので冷却する必要がある。
さらに、冷却水をエンジン1からラジエータ2へと流す冷却水通路3の途中であってエンジン1の近傍には電制サーモスタット5が設けられ、電制サーモスタット5に内設されるコントローラの指令値に基づいて弁開度が制御される。電制サーモスタット5の弁開度が大きいほど冷却水通路3を流れる冷却水量は多くなり、冷却能力が向上する。
T/Mコントローラ6(オイル温度検出手段)はT/Mオイルの油温を検出してコントローラへ送信する。エンジンコントローラ7(エンジン水温検出手段、外気温検出手段)はエンジン水温及び外気温を検出してコントローラへ送信する。
コントローラはT/Mコントローラ6から送信されるT/M油温信号、並びにエンジンコントローラ7から送信されるエンジン水温信号及び外気温信号に基づいて電制サーモスタット5の弁開度を制御する。
次に図2を参照しながら本実施形態の制御について説明する。図2は本実施形態における変速機の冷却システムの制御を示すフローチャートである。
ステップS1では、T/Mオイルの油温To、外気温Ta及びエンジン水温Twを読み込む。
ステップS2では、T/Mオイルの油温To、外気温Ta及びエンジン水温Twに基づいて電制サーモスタット5の弁開度を検索する。電制サーモスタット5の弁開度は図3のテーブルを用いて検索される。図3はT/M油温To、外気温Ta、エンジン水温Tw及び電制サーモスタット5の弁開度の関係を示すテーブルである。
電制サーモスタット5の弁開度はT/M油温Toが高いほど、外気温Taが高いほど、エンジン水温Twが高いほど大きく設定される。T/M油温Toは3つの領域に分けられ、それぞれの領域において外気温Taによって2つの領域に分けられ、さらにそれぞれの領域においてエンジン水温Twによって3つの領域に分けられるので、電制サーモスタット5の弁開度はA%〜R%の18通り存在する。
検索方法としては、テーブルの左側から各パラメータの適合する領域をたどっていき弁開度を求める。例えばT/M油温ToがTo1≦To≦To2の範囲内で、外気温TaがTa2以上であり、エンジン水温TwがTw7より低いとき電制サーモスタット5の弁開度はJ%となる。なお、弁開度A%〜R%はT/M油温Toが高いほど、外気温Taが高いほど、エンジン水温Twが高いほど大きく設定されるように、それぞれ予め実験などによって求めておく。
また、T/M油温Toの閾値To1、To2、外気温Taの閾値Ta1〜Ta3、エンジン水温Twの閾値Tw1〜Tw12は、T/M油温Toとエンジン水温Twとを所望の範囲内とすることができるように予め実験などによって求めておく。
ステップS3(冷却水量制御手段)では、ステップS2において検索された弁開度に基づいて電制サーモスタット5を制御する。
以上のように本実施形態では、変速機のオイルの温度が高いほど冷却水量が多くなるように電制サーモスタット5を制御するので、エンジン水温が低い場合でもT/Mオイルの温度が高ければ冷却水量を多くすることができ、これによりオイルクーラー4の冷却能力が向上してT/Mオイルを十分に冷却することができる。
また、オイルの温度に加えてエンジン1の水温が高いほど冷却水通路3の流量が大きくなるように電制サーモスタット5を制御するので、T/Mオイルを冷却しながらエンジン水温の過熱及び過冷却を防止することができる。
さらに、オイルの温度が高く、エンジン1の水温が高く、外気温が高いほど冷却水通路3の流量が大きくなるように電制サーモスタット5を制御するので、外気温が低いのに冷却水量が多くなりすぎてエンジン水温の上昇速度が鈍化することを防止することができる。
(第2実施形態)
本実施形態の構成は第1実施形態とほぼ同様であり、制御内容が異なる。なお、エンジンコントローラ7から送信されるエンジン水温信号及び外気温信号は本実施形態では不要である。
本実施形態の制御について図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態における変速機の冷却システムの制御を示すフローチャートである。
ステップS11では、T/Mオイルの油温Toを読み込む。
ステップS12では、T/Mオイルの油温Toが所定値To3以上であるか否かを判定する。T/Mオイルの油温Toが所定値To3以上であればステップS13へ進み、所定値To3より低ければ処理を終了する。所定値To3は、T/Mオイルの許容温度から所定の余裕代を減算した値である。なお、T/Mオイルの許容温度は油温が過上昇してオイルリークや油圧低下などの問題が生じない程度の温度であり、予め実験によって求めておく。また、所定の余裕代は、T/Mオイルの油温Toが所定値To3以上となってからT/Mオイルの冷却を開始した場合に、油温が上記許容温度に達する前に油温Toを低下させることができるように設定され、予め実験によって求めておく。
ステップS13では、電制サーモスタット5の弁開度をS%に設定する。S%はT/Mオイルを十分冷却することができる開度であり、予め実験などによって求めておく。
ステップS14では、ステップS13において設定された弁開度に基づいて電制サーモスタット5を制御する。
以上のように本実施形態では、T/M油温Toが所定値To3以上となると電制サーモスタット5の開度を変化させて冷却水量を確保するので、エンジン水温が低く冷却水量が少ないときであっても冷却水量を増大させることができる。これにより、オイルクーラー4の冷却能力が向上してT/Mオイルを十分に冷却することができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、第1実施形態では電制サーモスタット5にコントローラが内設され、コントローラがT/Mコントローラ6及びエンジンコントローラ7から各種信号を受信して電制サーモスタット5の開閉を制御しているが、図4に示すように、エンジンコントローラ7がT/Mコントローラ6からT/M油温信号を受信し、エンジン水温信号及び外気温信号と合わせて電制サーモスタット5を制御するように構成してもよい。また、図5に示すように、T/Mコントローラ6がエンジンコントローラ7からエンジン水温信号及び外気温信号を受信し、T/M油温信号と合わせて電制サーモスタット5を制御するように構成してもよい。
さらに、第1及び第2実施形態では電制サーモスタット5をエンジン1の出口側に設けたが、エンジン1の入口側に設けても同様の作用効果を得ることができる。
本実施形態における変速機の冷却システムの構成を示す概略構成図である。 本実施形態における変速機の冷却システムの制御を示すフローチャートである。 T/M油温、外気温、エンジン水温及び電制サーモスタットの弁開度の関係を示すテーブルである。 別実施形態における変速機の冷却システムの構成を示す概略構成図である。 別実施形態における変速機の冷却システムの構成を示す概略構成図である。 第2実施形態における変速機の冷却システムの制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 ラジエータ
3 冷却水通路
4 オイルクーラー
5 電制サーモスタット
6 T/Mコントローラ
7 エンジンコントローラ

Claims (4)

  1. エンジンとラジエータとの間で冷却水を還流させるように設けられる冷却水通路と、
    前記ラジエータから前記エンジンへと流れる冷却水の少なくとも一部の冷却水によって変速機のオイルを冷却するオイルクーラーと、
    前記冷却水通路の開閉量を制御可能なサーモスタットと、
    前記変速機のオイルの温度を検出するオイル温度検出手段と、
    前記変速機のオイルの温度が高いほど前記冷却水通路の流量が大きくなるように前記サーモスタットを制御する冷却水量制御手段と、
    を備えることを特徴とする変速機の冷却システム。
  2. 前記エンジンの水温を検出するエンジン水温検出手段をさらに備え、
    前記冷却水量制御手段は、前記オイルの温度が高く、前記エンジンの水温が高いほど前記冷却水通路の流量が大きくなるように前記サーモスタットを制御することを特徴とする請求項1に記載の変速機の冷却システム。
  3. 外気温を検出する外気温検出手段をさらに備え、
    前記冷却水量制御手段は、前記オイルの温度が高く、前記エンジンの水温が高く、外気温が高いほど前記冷却水通路の流量が大きくなるように前記サーモスタットを制御することを特徴とする請求項2に記載の変速機の冷却システム。
  4. 前記冷却水量制御手段は、前記変速機のオイルの温度が所定値を超えたとき、前記エンジンの水温にかかわらず前記冷却水通路の流量を増大させるように前記サーモスタットを制御することを特徴とする請求項1に記載の変速機の冷却システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20120025144A1 (en) * 2009-03-24 2012-02-02 Sk Innovation Co., Ltd. Outer casing member for preventing electricity leakage, and battery pack for a vehicle comprising same

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