JP2008045456A - 可変バルブ装置の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】筒内噴射式エンジンにおいて、燃料噴射弁の油密漏れによるHCエミッション悪化を抑制することができる可変バルブ装置の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン10において、各気筒のシリンダブロック20には電磁駆動式の燃料噴射弁21が設けられており、該燃料噴射弁21により燃焼室22内に燃料が直接噴射される。吸気バルブ31及び排気バルブ32には、各々可変バルブ装置33,34が設けられており、可変バルブ装置33,34により吸排気バルブ31,32のリフト量等が可変に調整される。ECU50は、燃料噴射弁21にて油密漏れが生じる期間を算出し、当該期間において吸排気バルブ31,32を駆動するカムを高リフト量用カムに切り換えるようにして可変バルブ装置33,34を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】エンジン10において、各気筒のシリンダブロック20には電磁駆動式の燃料噴射弁21が設けられており、該燃料噴射弁21により燃焼室22内に燃料が直接噴射される。吸気バルブ31及び排気バルブ32には、各々可変バルブ装置33,34が設けられており、可変バルブ装置33,34により吸排気バルブ31,32のリフト量等が可変に調整される。ECU50は、燃料噴射弁21にて油密漏れが生じる期間を算出し、当該期間において吸排気バルブ31,32を駆動するカムを高リフト量用カムに切り換えるようにして可変バルブ装置33,34を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、可変バルブ装置の制御装置に関するものである。
内燃機関(エンジン)の停止後、燃料配管内の残圧により燃料噴射弁の先端から燃料が染み出す現象(油密漏れ)が発生することがある。この油密漏れによる燃料が次回のエンジン始動時に未燃燃料(未燃HC)として排出されると、HCエミッションの悪化が生じる。
燃料を吸気ポート内に噴射するポート噴射式エンジンでは、燃料噴射弁にて油密漏れが生じると、その燃料は吸気ポート近傍に滞留する、又は燃料タンク内の蒸発燃料を捕集するためのキャニスタに吸着される。この場合、油密漏れにより生じた燃料は次回のエンジン始動時に燃焼できる可能性があるので、HCエミッションの悪化が抑制できる。例えば特許文献1に記載されているようにHC吸着材を吸気通路に設置すれば、エンジン停止中に吸気通路内に拡散した燃料を減らすことができる。
一方、燃料を燃焼室内に噴射する筒内噴射式エンジンでは、油密漏れが生じた場合、燃料が燃焼室内に滞留する。特に、エンジン停止時に吸気バルブ及び排気バルブの両方が閉じられ密閉状態になっている気筒では、滞留した燃料がそのまま燃焼室内に閉じ込められ、次のエンジン始動時に未燃燃料として排出される。加えて筒内噴射式エンジンではポート噴射式エンジンと比べて燃圧が高いため、油密漏れにより排出される未燃燃料の量がより多くなることが懸念される。
特開2001−227421号公報
本発明の目的は、筒内噴射式エンジンにおいて、燃料噴射弁の油密漏れによるHCエミッション悪化を抑制することができる可変バルブ装置の制御装置を提供することにある。
本発明における可変バルブ装置の制御装置は、エンジンの燃焼室内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、エンジンの排気通路の排気ガスを浄化する排気浄化触媒と、エンジンの吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかについてそのバルブ開期間を調整可能とする可変バルブ装置とを備えたシステムに適用される。そして、請求項1に記載の発明では、エンジンの運転が停止したことを判定する停止判定手段と、エンジン停止後に吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間が長くなるように可変バルブ装置を制御するバルブ開放制御手段とを備える。
エンジン停止後に吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間が延長されるよう可変バルブ装置が制御されれば、気筒が密閉状態になる可能性が少なくなる。そのため、筒内噴射式エンジンにおいて燃料噴射弁の油密漏れが生じても、燃焼室内に滞留する燃料を減らすことができる。吸気バルブのバルブ開期間が延長されるよう可変バルブ装置が制御された場合、燃料が吸気通路側に排出される可能性が高くなる。吸気通路側に排出された燃料が次回のエンジン始動時に燃焼できれば、燃料の大気放出が抑制できる。一方、排気バルブのバルブ開期間が延長されるよう可変バルブ装置が制御された場合、燃料が排気通路側に排出される可能性が高くなる。エンジンの停止後暫くは排気浄化触媒が活性状態にあり、排気通路側に排出された燃料が排気浄化触媒により浄化されれば、やはり燃料の大気放出が抑制できる。
以上、筒内噴射式エンジンにおいて、エンジン停止後に燃焼室内に滞留する燃料を減らすことができるので、燃料噴射弁の油密漏れによるHCエミッション悪化を抑制することができる。
請求項2に記載の発明では、エンジン停止後において燃料噴射弁にて油密漏れが生じる期間を算出する油密漏れ期間算出手段を備える。そして、エンジン停止後、油密漏れ期間が経過するまで、吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間が長くなるように可変バルブ装置を制御する。エンジン停止時の状態(例えば、燃圧や冷却水温)に応じて、油密漏れが生じる期間も都度変化する。この点、本発明では、油密漏れが生じるおそれのある期間に限り、バルブ開期間が長くなるように可変バルブ装置の制御を行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明では、エンジン停止時の燃圧(エンジン停止時において燃料噴射弁に加圧供給されている燃料圧力)に基づいて油密漏れ期間を算出する。特にエンジン運転状態に応じて燃圧を適宜調整するシステムでは、エンジン停止時の燃圧等はその都度変化する。この点、本発明では、燃圧に基づいて油密漏れ期間を算出することで、燃圧が変化したとしてもその燃圧変化に応じた適正な期間で可変バルブ装置の制御を行うことができる。
請求項4に記載の発明では、エンジン停止時の燃料温度又はこれに相当するパラメータに基づいて油密漏れ期間を算出する。例えば、燃料温度が高い場合、又は燃料温度に相当するパラメータとしての冷却水温が高い場合には燃料が膨張した状態となり、燃料供給系(燃料ポンプなど)で燃料がリークしやすくなる。そのため、燃圧の減衰度合いが大きくなる。この点、本発明では、燃料供給系での燃料リーク量に応じた適正な期間で可変バルブ装置の制御を行うことができる。
請求項5に記載の発明では、エンジン停止時の燃圧(エンジン停止時において燃料噴射弁に加圧供給されている燃料圧力)が所定圧以上である場合に、吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間が長くなるように可変バルブ装置を制御する。特にエンジン運転状態に応じて燃圧を適宜調整するシステムでは、エンジン停止時の燃圧が所定の高圧状態である場合に油密漏れが生じやすくなる。この点、本発明では、油密漏れが生じるおそれのある場合に限り、バルブ開期間が長くなるように制御を行うことが可能となる。
請求項6に記載の発明では、可変バルブ装置が吸気バルブ及び排気バルブの両方のバルブ開期間を調整することが可能である。この場合、エンジン停止後、排気バルブ側のみバルブ開期間が長くなるように可変バルブ装置を制御する。これにより、燃料は、吸気通路側では無く排気通路側に排出されやすくなる。従って、エンジン停止中に排気浄化触媒により浄化される燃料量の増加を図ることができる。
請求項7に記載の発明では、可変バルブ装置は、低バルブリフト量であり且つバルブ開期間が短い低リフト量用カムと高バルブリフト量であり且つバルブ開期間が長い高リフト量用カムとを切り換えて使用することにより、吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間を切り換えることが可能である。そして、本発明では、エンジン停止後に、当該可変バルブ装置が高リフト量用カムを使用する状態に切り換える。この構成では、可変バルブ装置におけるカムの切り換えにより、請求項1等の有する作用効果を好適に奏することができる。
請求項8に記載の発明では、可変バルブ装置は、バルブリフト量を所定範囲内で連続的に調整することにより吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間を連続的に調整することが可能である。そして、本発明では、エンジン停止後に、当該可変バルブ装置のバルブリフト量を所定範囲の上限値に調整する。この構成によっても、請求項1等の有する作用効果を好適に奏することができる。
請求項9に記載の発明では、可変バルブ装置は、吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかを直接的に開閉駆動させるアクチュエータを備えている。そして、本発明では、エンジン停止後に吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかを開駆動するように可変バルブ装置を制御する。この構成では、エンジン停止後に全ての気筒を開放することができるため、エンジン停止後に燃焼室内に滞留する燃料を確実に減らすことができる。
請求項10に記載の発明では、可変バルブ装置は、吸気バルブ及び排気バルブを直接的にそれぞれ開閉駆動させるアクチュエータを備えている。そして、本発明では、エンジン停止後に吸気バルブを閉駆動し、且つ、排気バルブを開駆動するように可変バルブ装置を制御する。この構成では、燃料が排気通路側に排出されるため、エンジン停止中に排気浄化触媒により浄化される燃料量を確実に増加させることができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明にかかる可変バルブ装置の制御装置を、複数の気筒を有する筒内噴射式エンジンの電子制御装置に具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。まず、図1によりエンジン制御システムの全体概略構成を説明する。
以下、本発明にかかる可変バルブ装置の制御装置を、複数の気筒を有する筒内噴射式エンジンの電子制御装置に具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。まず、図1によりエンジン制御システムの全体概略構成を説明する。
図1に示す筒内噴射式エンジン(以下、「エンジン10」とする)において、吸気管11の上流部には吸入空気量を検出するためのエアフロメータ12が設けられている。エアフロメータ12の下流側には、DCモータ等のスロットルアクチュエータ13によって開度調節されるスロットルバルブ14が設けられており、該スロットルバルブ14の開度(スロットル開度)はスロットルアクチュエータ13に内蔵されたスロットル開度センサにより検出される。スロットルバルブ14の下流側にはサージタンク16が設けられ、このサージタンク16には吸気管圧力を検出するための吸気管圧力センサ17が設けられている。また、サージタンク16には、エンジン10の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド18が接続されており、吸気マニホールド18において各気筒の吸気ポート近傍にはスワール制御弁19が設けられている。
シリンダブロック20には電磁駆動式の燃料噴射弁21が設けられており、該燃料噴射弁21により燃焼室22内に燃料が直接噴射される。この場合、燃料タンク23内の燃料は燃料ポンプ24により加圧され、燃料配管25を通じて燃料噴射弁21に供給される。なお、燃料配管25の途中には、燃料噴射弁21に加圧供給される燃料の圧力(以下、「燃圧」とする)を検出するための燃圧センサ26が設けられている。なお、燃料ポンプ24による燃料吐出量は可変であり、それにより燃圧の設定変更が可能となっている。
また、エンジン10の吸気ポート及び排気ポートにはそれぞれ吸気バルブ31及び排気バルブ32が設けられており、吸気バルブ31の開動作により吸入空気が燃焼室22内に導入され、排気バルブ32の開動作により燃焼後の排気ガスが排気管35に排出される。吸気バルブ31及び排気バルブ32には、それら各バルブのリフト量を可変とする可変バルブ装置33,34が設けられている。
エンジン10のシリンダヘッドには各気筒に点火プラグ36が取り付けられており、点火プラグ36には、図示しない点火コイル等を通じて、所望とする点火時期において高電圧が印加される。この高電圧の印加により、各点火プラグ36の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室22内において燃料が着火されて燃焼に供される。
排気管35には、排出ガス中のCO,HC,NOx等を浄化するための三元触媒等の触媒37が設けられ、この触媒37の上流側には排気ガスを検出対象として混合気の空燃比又はリッチ/リーンを検出するための空燃比センサ38(リニア空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられている。また、シリンダブロック20には、冷却水温を検出する冷却水温センサ39や、エンジンの所定クランク角毎に(例えば30°CA周期で)矩形状のクランク角信号を出力するクランク角度センサ40が取り付けられている。
サージタンク16と排気管35とはEGR配管41を介して接続されており、このEGR配管41の途中に電磁駆動式のEGRバルブ42が設けられている。EGRバルブ42の開度(EGR開度)を調節することにより、排気管35から吸気通路側に再循環される排気ガスの量が制御されるようになっている。図中の符号43は、ドライバによるアクセル操作量を検出するためのアクセルセンサである。
上述した各種センサの出力は、エンジン制御を司るECU50に入力される。ECU50は、CPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータを主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射制御、点火制御、スロットル制御、EGR制御等を適宜実行する。更に、ECU50は、燃料ポンプ24の燃料吐出量の制御を適宜実行することで、エンジン運転状態に応じた好適な燃圧に設定する。
可変バルブ装置33,34については、バルブリフト量の変更によりバルブ開期間を可変できる構成であれば任意のものが適用できる。本実施の形態における可変バルブ装置33,34は、図示しないカムシャフトに設けられた高リフト量用カムと低リフト量用カムとを使い分けることにより、吸排気の各バルブ31,32のバルブリフト量及びバルブ開期間を2段階に切り換える構成になっている。このとき、可変バルブ装置33,34は、通常状態(イニシャルの状態)で低リフト量用カムが用いられ、ECU50から送出される駆動信号により高リフト量用カムに切り換えられるようになっている。
図2に、低リフト量用カム及び高リフト量用カムを用いた場合における吸排気の各バルブ31,32のリフト量を示す。同図において、横軸はクランク角を示し、縦軸はリフト量を示す。バルブ31,32が低リフト量用カムにより駆動される場合には、図2に実線で示すように、バルブ31,32が低リフト量且つ短バルブ開期間になるような態様でリフト動作する。また、バルブ31,32が高リフト量用カムにより駆動される場合には、図2に一点鎖線で示すように、バルブ31,32が高リフト量且つ長バルブ開期間になるような態様でリフト動作する。
ところで、エンジン停止後には、燃料噴射弁21にて油密漏れが発生し、燃焼室22内に燃料が漏れ出ることがある。この場合、燃焼室22内に漏れ出た燃料が、外部(大気中)に排出されることが懸念される。そこで本実施の形態では、その対策として、エンジン停止後に、バルブ31,32のバルブ開期間が長くなるように可変バルブ装置33,34を制御する。具体的には、エンジン停止後に、低リフト量・短バルブ開期間でバルブ31,32をリフト動作させる低リフト量用カムから、高リフト量・長バルブ開期間でバルブ31,32をリフト動作させる高リフト量用カムに切り換えるよう可変バルブ装置33,34を制御する。
かかる場合、吸気バルブ31のバルブ開期間が延長されるよう可変バルブ装置33,34が制御されることにより、燃料が吸気側に排出されやすくなる。これにより、燃料が次回のエンジン始動時に燃焼できる可能性が高められる。また、排気バルブ32のバルブ開期間が延長されるよう可変バルブ装置33,34が制御されることにより、燃料が排気側に排出されやすくなる。これにより、燃料(HC)がエンジン停止中に触媒37により浄化される可能性が高められる。ここで、バルブ31,32のリフト量が大きい(すなわち、開度が大きい)ほど、エンジン停止中に吸気側又は排気側に排出される燃料量をより多くすることができる。
エンジン停止時における高リフト量用カムへの切り換えは、ECU50から可変バルブ装置33,34に送出される駆動信号に基づき実行される。そして、可変バルブ装置33,34では、その駆動信号によって、高リフト量用カムを使用する状態が保持される。この高リフト量用カムへの切り換えに関する処理は、全ての気筒の可変バルブ装置33,34を対象として、ECU50により所定の時間周期で繰り返し実行される。この処理を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS10では、IGスイッチがオフであるか否かを判定する。IGスイッチがオフである場合にはステップS12に進み、IGスイッチがオンである場合には本処理を終了する。
ステップS12では、高リフト量用カムへの切り換えによる高リフト量制御が実行中であるか否かを判定する。同制御が実行中である場合にはステップS24に進み、実行されていない場合にはステップS14に進む。
ステップS14では、燃圧センサ26により検出された燃圧や、冷却水温センサ39により検出された冷却水温等の各種情報を読み込む。そしてステップS16では、燃圧が所定圧A以上であるか否かを判定する。燃圧が所定圧A以上である場合にはステップS18に進み、所定圧A未満である場合には本処理を終了する。この所定圧Aは、燃料噴射弁21にて油密漏れが生じうる所定の高圧状態を基準に設定される。これらステップS14,S16の処理により、エンジン停止時に油密漏れが生じるおそれがある場合に限り、高リフト量用カムへの切り換えが実行される。
ステップS18では、可変バルブ装置33,34で高リフト量用カムが使用されているか否かを判定する。高リフト量用カムが使用されていない(すなわち、低リフト量用カムが使用されている)場合には、ステップS20で高リフト量用カムが使用されている状態に切り換えるべく駆動信号を送出する。一方、既に高リフト量用カムが使用されている場合には、ステップS20をスキップしてステップS22に進む。これらステップS18,S20の処理により、可変バルブ装置33,34では高リフト量用カムが使用されている状態になる。
ステップS22では、油密漏れ期間Tを算出する。ここで、図4に示すように、燃圧はエンジン停止後に冷却ファン等の冷却装置が停止することにより一時的に上昇し、それ以降は燃料ポンプ24からのリーク等により減衰する。このとき、エンジン停止後に燃圧がゼロとなる期間は、エンジン停止時の燃圧と冷却水温(燃料温度に相当するパラメータ)とに応じて変わる。具体的には、エンジン停止時の燃圧が大きいほど、燃圧がゼロとなるまでの時間が長くなる。また、エンジン停止時の冷却水温が高いほど燃料が膨張した状態となり、燃料供給系(燃料ポンプ24など)で燃料がリークしやすくなる。そのため、燃圧の減衰度合いが大きくなる(すなわち、燃圧がゼロとなるまでの時間が短くなる)。以上により、燃圧と冷却水温とに基づいて油密漏れ期間Tを算出する。
図5には、油密漏れ期間算出マップを示す。この算出マップには、エンジン停止時の燃圧と冷却水温とに対応付けて油密漏れ期間がマップ値として登録されており、都度のパラメータ値に基づいて油密漏れ期間Tが算出される。このマップによれば、エンジン停止時の燃圧が高いほど油密漏れ期間Tが長い期間として算出される一方、エンジン停止時の冷却水温が高いほど油密漏れ期間Tが短い期間として算出される。
図3の説明に戻り、ステップS24では、エンジンが停止してから油密漏れ期間Tが経過したか否かを判定する。油密漏れ期間Tが経過した場合にはステップS26に進み、経過していない場合には本処理を終了する。
ステップS26では、可変バルブ装置33,34への駆動信号の送出を停止する。これにより、高リフト量用カムへの切り換えによる高リフト量制御を終了する。その後、可変バルブ装置33,34では低リフト量用カムを使用する状態となるようにカム切り換えが実行され、次回のエンジン始動時までその状態が保持される。
ここで、図6に基づいて、高リフト量用カムへの切り換えによる効果を説明する。図6は、気筒番号#1から#4で構成される4つの気筒を有するエンジン10において、可変バルブ装置33,34が低リフト量用カム及び高リフト量用カムを使用する場合におけるバルブ31,32のリフト量を示す。以下、エンジン停止時のクランク角位置がCA1である場合における、高リフト量用カムへの切り換えによる効果を説明する。図中、低リフト量用カムが使用されている場合には、気筒#1の吸気バルブ31と気筒#4の排気バルブ32とが開いており、密閉状態にある気筒は#2と#3の2つである。一方、高リフト量用カムが使用されている場合には、気筒#1及び気筒#2の吸気バルブ31と気筒#4の排気バルブ32とが開いており、密閉状態にある気筒は#3の1つである。すなわち、エンジン停止時のクランク角位置がCA1である場合に高リフト量用カムへの切り換えが実行されると、密閉状態となる気筒数を減らすことが可能となる。なお、気筒#1の吸気バルブ31及び気筒#4の排気バルブ32は、低リフト量用カムが使用されている場合においても開状態であるが、高リフト量用カムへの切り換えが実行されることで、その開度がより大きくされる。
以上詳述した第1の実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
エンジン停止後、可変バルブ装置33,34が高リフト量用カムを使用する状態に切り換えるための処理を実行した。この切り換えにより、エンジン停止後に気筒が密閉状態となる可能性が少なくなるため、燃焼室22内に滞留する燃料を減らすことができる。従って、次のエンジン始動時におけるHCエミッションの悪化を抑制することが可能となる。
エンジン停止時の燃圧が所定圧A以上である場合に限り、高リフト量用カムへの切り換えを実行した。更に油密漏れ期間Tを算出し、エンジンが停止してから油密漏れ期間Tが経過するまでの間は、可変バルブ装置33,34が高リフト量用カムを使用する状態を保持した。これらにより、油密漏れが生じるおそれのある場合における高リフト量用カムへの切り換えを確実に実行しつつ、当該カム切り換えに要するエネルギーを最小限に留めることが可能となる。
燃圧や冷却水温に基づいて油密漏れ期間Tを算出するようにした。これにより、油密漏れが生じるおそれのある期間に合わせて高リフト量用カムへの切り換えを実行することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について上記第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本実施の形態における可変バルブ装置33,34は、吸排気の各バルブ31,32を開閉駆動させる図示しない電磁アクチュエータを備える。そして、この電磁アクチュエータにより、バルブ31,32を開放状態に駆動(開駆動)させたり、同バルブ31,32を閉鎖状態に駆動(閉駆動)させたりしている。そして特に本実施の形態においては、エンジン停止後に、吸気バルブ31を閉駆動させるとともに排気バルブ32を開駆動させる。
次に、第2の実施の形態について上記第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本実施の形態における可変バルブ装置33,34は、吸排気の各バルブ31,32を開閉駆動させる図示しない電磁アクチュエータを備える。そして、この電磁アクチュエータにより、バルブ31,32を開放状態に駆動(開駆動)させたり、同バルブ31,32を閉鎖状態に駆動(閉駆動)させたりしている。そして特に本実施の形態においては、エンジン停止後に、吸気バルブ31を閉駆動させるとともに排気バルブ32を開駆動させる。
エンジン停止時において各バルブ31,32を開閉駆動させるための処理は、ECU50から可変バルブ装置33,34に送出される駆動信号に基づき実行される。そして、その駆動信号によって、吸気バルブ31が閉駆動され且つ排気バルブ32が開駆動される状態が保持される。この開閉駆動に関する処理は、全ての気筒の可変バルブ装置33,34を対象としてECU50によって所定の時間周期で繰り返し実行される。この処理を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図7の処理は前記図3と重なるステップもあり、重複部分については説明を簡略化する。
先ずステップS30〜S36では、IGスイッチがオフであり且つ開閉駆動に関する処理が実行されていない場合に、燃圧や冷却水温を読み込み、燃圧が所定圧A以上か否かを判定する。燃圧が所定圧A以上である場合にはステップS38に進み、所定圧A未満である場合には本処理を終了する(前記図3のステップS10〜S16と同じ)。
ステップS38では、吸気バルブ31を閉駆動するよう可変バルブ装置33に駆動信号を送出するとともに、排気バルブ32を開駆動するよう可変バルブ装置34に駆動信号を送出する。この際、開駆動される排気バルブ32のリフト量は、制御できる範囲の最大値となるように可変バルブ装置34が制御される。
その後、ステップS40では、前記図5のマップに基づき油密漏れ期間Tを算出する(前記図3のステップS22と同じ)。そしてステップS42では、エンジンが停止してから油密漏れ期間Tが経過したか否かを判定する(前記図3のステップS24と同じ)。油密漏れ期間Tが経過した場合には、ステップS44に進み可変バルブ装置33,34への駆動信号の送出を停止する。油密漏れ期間Tが経過していない場合には、本処理を終了する。
以上第2の実施の形態においては、エンジンが停止したタイミングで、全ての気筒において吸気バルブ31が閉駆動されるとともに排気バルブ32が開駆動される。これによりエンジン停止後に全ての気筒を開放できるため、燃焼室22内に滞留する燃料を確実に減らすことができる。また、この構成では燃焼室22から排出される燃料は排気側のみに排出されるため、エンジン停止中に触媒37により浄化される燃料量を確実に増加させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されても良い。
上記第1の実施の形態では、全ての気筒の可変バルブ装置33,34に対して高リフト量用カムへの切り換えを実行したが、この態様を変更しても良い。例えば、エンジン停止時のクランク角位置を推定するとともに、そのクランク角位置に基づき、エンジン停止時に特定の気筒についてのみ高リフト量用カムへの切り換えを実行する。具体的には、前記図6においてエンジン停止時のクランク角位置がCA1である場合、高リフト量用カムへの切り換えにより密閉状態から開放状態にされる気筒についてのみ、該切り換えを実行する。図中、気筒#1及び気筒#4は、高リフト量用カムへの切り換えを実行する前に既に開放されている。他方、気筒#3は、高リフト量用カムへの切り換えの実行前後において密閉状態のままである。そこで、高リフト量用カムへの切り換えにより開放される気筒#2についてのみ該切り換えを実行すれば、駆動させる可変バルブ装置の数を最小限に留めつつ、密閉状態となる気筒数を減らすことが可能である。
上記第1の実施の形態における可変バルブ装置33,34は、バルブリフト量を2段階に切り換える構成になっていたが、これを変更して、リフト量を所定範囲内で3段階以上に又は連続的に可変する構成にしても良い。
上記第1の実施の形態では、エンジン停止後、可変バルブ装置33,34の両方について高リフト量用カムが使用される状態に切り換えたが、吸排気いずれかの可変バルブ装置のみ高リフト量用カムが使用される状態に切り換えても良い。この構成でも、エンジン停止後に気筒が密閉状態となる可能性が少なくなる。この場合、特に排気側の可変バルブ装置34のみ高リフト量用カムが使用される状態に切り換えると、排気バルブ32のバルブ開期間のみ延長され、燃焼室22内に滞留した燃料が排気管35に排出されやすくなる。従って、エンジン停止中に触媒37により浄化される燃料量を増加させることが可能である。
上記第2の実施の形態では、吸気バルブ31が閉駆動され、且つ、排気バルブ32が開駆動される態様であったが、これに限定されない。例えば吸気バルブ31が開駆動されるとともに排気バルブ32が閉駆動される態様でも良いし、吸排気バルブ31,32ともに開駆動される態様でも良い。
上記各実施の形態では、エンジン停止時の燃圧が所定圧A以上の場合に高リフト量用カムへの切り換え又はバルブ31,32を開閉駆動させる処理を実行したが、エンジン停止時の燃圧に拘らず同処理を実行しても良い。
上記各実施の形態におけるエンジン制御システムは、エンジン運転状態に応じて燃料ポンプ24の燃料吐出量を適宜調整する態様としたため、エンジン停止時の燃圧は変化する。しかしながら、エンジン運転状態に拘らず燃料ポンプ24の燃料吐出量が一定であるシステムでは、エンジン停止時の燃圧はほぼ一定となる。従って、エンジン停止時の燃圧が予測可能であることから、油密漏れ期間Tを冷却水温のみから算出する、又は油密漏れ期間Tを一定期間とすることも可能である。
上記各実施の形態において、油密漏れ期間Tを算出する際には燃圧や冷却水温を考慮したが、冷却水温に代えて燃料温度を考慮することによっても、エンジン停止後の燃圧の減衰度合いをほぼ同様の精度で把握することが可能である。
上記各実施の形態では、エンジン停止時に、燃圧等により油密漏れ期間Tを算出し、同期間内において可変バルブ装置の制御(バルブ開期間を延長させるような制御)を実施したが、この構成を変更する。例えば、エンジン停止後における燃圧の変化を燃圧センサ等により検出し、その燃圧の変化に応じて可変バルブ装置の制御を実施する。この場合、エンジン停止後に、燃圧が所定圧力値(例えば、油密漏れが生じうる圧力値、又は0でも可)に低下するまで、可変バルブ装置の制御を継続し、同所定圧力値に低下した時に、可変バルブ装置の制御を終了する。本構成によっても、前記同様、エンジン停止後に燃焼室22内に滞留する燃料を減らし、ひいてはHCエミッションの悪化を抑制することができる。
吸気通路側におけるサージタンク16や図示しないキャニスタ等にHC吸着材を設置しても良い。このHC吸着材は、例えば活性炭、ゼオライト、HC吸着作用を有する触媒成分の少なくとも1つにより形成される。これにより、エンジン停止中に吸気バルブ31が開いている場合、吸気側においても燃料(HC)を浄化させることが可能である。
上記各実施の形態では、エンジンが停止してから油密漏れ期間Tが経過するまで、高リフト量用カムへの切り換え又はバルブ31,32を開閉駆動する処理を実行したが、油密漏れ期間Tを考慮しない態様に変更しても良い。例えば、エンジンが停止してから次回のエンジン始動時まで、上記処理を実行し続けても良い。
10…エンジン、11…吸気管、21…燃料噴射弁、22…燃焼室、24…燃料ポンプ、25…燃料配管、26…燃圧センサ、31…吸気バルブ、32…排気バルブ、33,34…可変バルブ装置、35…排気管(排気通路)、37…触媒(排気浄化触媒)、39…冷却水温センサ、50…ECU。
Claims (10)
- 内燃機関の燃焼室内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁と、
前記内燃機関の排気通路の排気ガスを浄化する排気浄化触媒と、
前記内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブの少なくともいずれかについてそのバルブ開期間を調整可能とする可変バルブ装置とを備えたシステムに適用され、
前記内燃機関の運転が停止したことを判定する停止判定手段と、
前記停止判定手段により運転停止が判定された場合に、前記吸気バルブ又は前記排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間が長くなるように前記可変バルブ装置を制御するバルブ開放制御手段とを備えたことを特徴とする可変バルブ装置の制御装置。 - 前記内燃機関の運転停止後において前記燃料噴射弁にて油密漏れが生じる期間を算出する油密漏れ期間算出手段を備え、
前記バルブ開放制御手段は、前記停止判定手段により運転停止が判定されてから前記油密漏れ期間算出手段により算出された油密漏れ期間が経過するまで、前記吸気バルブ又は前記排気バルブのいずれかのバルブ開期間が長くなるように前記可変バルブ装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の可変バルブ装置の制御装置。 - 前記油密漏れ期間算出手段は、内燃機関停止時において前記燃料噴射弁に加圧供給されている燃料圧力に基づいて油密漏れ期間を算出することを特徴とする請求項2に記載の可変バルブ装置の制御装置。
- 前記油密漏れ期間算出手段は、内燃機関停止時の燃料温度又はそれに相当するパラメータに基づいて油密漏れ期間を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の可変バルブ装置の制御装置。
- 前記バルブ開放制御手段は、内燃機関停止時において前記燃料噴射弁に加圧供給されている燃料圧力が所定圧以上である場合に、前記吸気バルブ又は前記排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間が長くなるように前記可変バルブ装置を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の可変バルブ装置の制御装置。
- 前記可変バルブ装置は、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの両方のバルブ開期間を調整することが可能であり、
前記バルブ開放制御手段は、前記排気バルブ側のみバルブ開期間が長くなるように前記可変バルブ装置を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の可変バルブ装置の制御装置。 - 前記可変バルブ装置は、低バルブリフト量であり且つバルブ開期間が短い低リフト量用カムと高バルブリフト量であり且つバルブ開期間が長い高リフト量用カムとを切り換えて使用することにより、前記吸気バルブ又は前記排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間を切り換えることが可能であり、
前記バルブ開放制御手段は、前記停止判定手段により運転停止が判定された場合に、前記可変バルブ装置が高リフト量用カムを使用する状態に切り換えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の可変バルブ装置の制御装置。 - 前記可変バルブ装置は、バルブリフト量を所定範囲内で連続的に調整することにより、前記吸気バルブ又は前記排気バルブの少なくともいずれかのバルブ開期間を連続的に調整することが可能であり、
前記バルブ開放制御手段は、前記停止判定手段により運転停止が判定された場合に、前記可変バルブ装置のバルブリフト量を前記所定範囲の上限値にすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の可変バルブ装置の制御装置。 - 前記可変バルブ装置は、前記吸気バルブ又は前記排気バルブの少なくともいずれかを直接的に開閉駆動させるアクチュエータを備えており、
前記バルブ開放制御手段は、前記停止判定手段により運転停止が判定された場合に、前記吸気バルブ又は前記排気バルブの少なくともいずれかを開駆動するように前記可変バルブ装置を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の可変バルブ装置の制御装置。 - 前記可変バルブ装置は、前記吸気バルブ及び前記排気バルブを直接的にそれぞれ開閉駆動させるアクチュエータを備えており、
前記バルブ開放制御手段は、前記停止判定手段により運転停止が判定された場合に、前記吸気バルブを閉駆動し、且つ、前記排気バルブを開駆動するように前記可変バルブ装置を制御することを特徴とする請求項9に記載の可変バルブ装置の制御装置。
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CN106499524A (zh) * | 2015-09-03 | 2017-03-15 | 福特环球技术公司 | 在怠速停止期间用于车辆的泄漏喷射器减轻措施 |
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2006
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CN106499524B (zh) * | 2015-09-03 | 2021-04-30 | 福特环球技术公司 | 在怠速停止期间用于车辆的泄漏喷射器减轻措施 |
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