JP2008044470A - 車両のシートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の旋回走行時等で乗員の位置等が変化してシートベルトが少しずつ引き出されるとき、ロック機構を利用してベルトの引出しを簡単かつ確実に阻止できる車両のシートベルト装置を提供する。
【解決手段】この車両のシートベルト装置10は、ベルト13を巻回したベルトリール22と、ベルトリールを駆動してベルトを引き込んでベルトリールに巻き取らせるモータ23と、モータへの通電量を制御する制御装置26と、ベルトリールに所定値以上の回転速度でベルト引出し方向の回転が発生した際に、ベルトリールの引出し方向の回転を阻止するロック機構100を備え、制御装置26は、モータ23を駆動してベルトリール22を引出し方向に回転させることによりロック機構100をロック作動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は車両のシートベルト装置に関し、特に、慣性力を利用するロック機構を用いてベルトの引出しを阻止する車両のシートベルト装置に関する。
車両の座席に座った乗員を保護するために装備されたシートベルト装置について、近年、緊急時や走行状態の不安定時(挙動の異常時)に、ベルトによる乗員の拘束を行うことにより、乗員の座乗姿勢の変化を抑止する技術が実用に供されている。
シートベルト装置を開示する先行技術としては、下記の特許文献1,2に記載されたシステムがある。特許文献1は、自車の状況を加味して制御を行い、乗員の拘束保護をいっそう効率よく行う乗員拘束保護システムを開示している。また特許文献2は、走行時に車体の横滑りや駆動輪の空転等が生じたときにシートベルト装置のプリテンショナを動作させ、乗員を有効に保護できるようにした乗員拘束保護システムを開示している。
また車両のシートベルト装置では、緊急時にはビークルセンサが作動してベルトの引出しを阻止するロック機構が設けられている。このロック機構のビークルセンサは、加速度に感応して変位しロック状態を作るボール要素すなわちウェイトを有している。ロック機構に関連する先行技術文献として、例えば、ロック機構が作動してロック状態が生じたときに当該ロック状態を解除する方法を開示する特許文献3がある。特許文献3に開示される技術では、ベルトを締め付けるための可逆ベルト・プリテンショナを作動させた後にロック状態を解除するためには、ベルトリールのロック機構を、事前に規定された解除条件が満たされるまで作動させ、その後にロック解除の動作を行うようにする。
特開2004−291967号公報 特開2001−122081号公報 特許第3652683号公報
所要の加速度や慣性力等に感応してロック状態を生じるロック機構を備えた従来の車両のシートベルト装置において、例えば車両が旋回動作等するとき、相対的に弱い加速度が作用して乗員の位置・姿勢が変化し、シートベルトが少しずつ引き出される状態が生じる。このようなベルト引出しの状態が生じた場合には、乗員の姿勢が不安定になるので、当該ベルト引出しを簡単にかつ確実に阻止することが望まれる。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、車両の旋回走行時等で乗員の位置等が変化してシートベルトが少しずつ引き出されるとき、ロック機構を利用してベルトの引出しを簡単かつ確実に阻止することができる車両のシートベルト装置を提供することにある。
本発明に係る車両のシートベルト装置は、上記目的を達成するために、次のように構成される。
第1の車両のシートベルト装置(請求項1に対応)は、ベルトを巻回したベルトリールと、ベルトリールを駆動してベルトを引き込んでベルトリールに巻き取らせるモータと、モータへの通電量を制御する制御手段と、ベルトリールに所定値以上の回転速度でベルト引出し方向の回転が発生した際に、ベルトリールの引出し方向の回転を阻止するロック機構とを備え、制御手段は、モータを駆動してベルトリールを引出し方向に回転させることによりロック機構をロック作動させる。
上記の車両のシートベルト装置では、車両の緊急時等にビークルセンサ(加速度によるロック機構)等のロック機構を備えるものにおいて、車両が旋回走行してベルトが少しずつ引き出される状態が生じたとき、モータでベルトリールを所要の回転速度で引出し方向に回転させることによりロック機構を作動させ、ベルトの引出しを阻止する。
第2の車両のシートベルト装置(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、ロック機構は、ベルトリールと連動して回転するラチェットホイールと、通常時にはラチェットホイールの回転を許容すると共に所定値以上の遠心力が作用した際にラチェットホイールの回転を阻止する慣性体とからなり、制御手段は、ベルトリールを回転させることにより、慣性体でラチェットホイールの回転を阻止させ、ロック機構をロック状態にする。
第3の車両のシートベルト装置(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、ベルトに張力が発生しているときに、ベルトを送出し方向にベルトリールを回転させてロック機構をロック作動させる。
第4の車両のシートベルト装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、制御手段は、ベルトリールをいったん巻取り方向に回転させてベルトに張力を生じさせ、その後、ベルトリールを送出し方向に回転させてロック機構をロック状態にすることを特徴とする。
第5の車両のシートベルト装置(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、モータの駆動を可能にする手動操作手段を備えることで特徴づけられる。
本発明によれば、慣性力に感応してロック動作するロック機構を備えた車両のシートベルト装置で、車両の旋回走行等でベルト引出しが生じるとき、モータを高トルクで駆動しベルトリールを短時間高速に回転させることによりロック機構をロック動作させ、ベルト引出しを阻止することができる。
また、チャイルドシートの固定時にモータを駆動しベルトリールを回転させることによりロック機構を動作させることで、ALRなどの特別な機構を設けることなくチャイルドシートを座席に確実かつ強固に固定することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1は運転席等におけるシートベルト装置の装備状態を示し、図2はシートベルト用のリトラクタの要部構成を示し、図3はロック機構を備えるリトラクタの具体的な構造を示し、図4は車両のシートベルト装置の制御システムの全体的な構成を示す。
図1において、シートベルト装置10は、乗員11の身体を座席12に拘束するベルト(ウェビング)13を備える。ベルト13は、乗員11の上体を拘束するベルト部分13aと、乗員11の腰部を拘束するベルト部分13bとから成る。ベルト部分13bの一端はアンカープレート14により車室下部の車体部分に固定されている。ベルト部分13aは、乗員11の肩近傍の箇所に設けられたスルーアンカー15で折り返され、その端部はリトラクタ16のベルトリールに連結されている。ベルト13の他方の共通端部(折返し部)にはタングプレート17が取り付けられている。このタングプレート17は、座席12の下側縁部に固定されたバックル18に着脱自在である。バックル18には、タングプレート17の連結を検出するバックルスイッチ19が設けられている。
図2に、シートベルト用のリトラクタ16の要部構成を模式的に示す。リトラクタ16は、ハウジング21内に回転自在に設けられたベルトリール(スピンドル)22と、ベルトリール22を回転駆動するモータ23とを備える。ベルトリール22にはベルト13の上記ベルト部分13aの端部が結合され、ベルト部分13aはベルトリール22で巻き取られる。ベルトリール22の軸22aの図2中左端部には巻取りばね部202が付設されている。巻取りばね部202の内部構造は後で詳述される。さらにベルトリール22の軸22aには、動力伝達機構(ギヤ機構)24を介してモータ23の駆動軸23aに接続される。ベルトリール22は、動力伝達機構24を経由してモータ23で回転駆動される。またリトラクタ16は、ベルトリール22の軸22aに接続された巻取り位置検知部25を備える。
巻取り位置検知部25は、好ましくは回転角センサを利用して構成される。回転角センサには、例えば、磁気ディスクと2個のホールICとを組み合わせて成る磁気センサが利用される。この回転角センサの最小分解角度は例えば4°であり、ベルトの長さに換算すると1.3〜1.6mm程度である。なお巻取り位置検知部25としては、回転角センサの代わりに、ベルト長センサを用いることもできる。
巻取り位置検知部25は、回転角センサでベルトリール22の回転角を検出することにより、ベルトリール22によるベルト巻取り位置を検知する。巻取り位置検知部25から出力される検知信号は制御装置26に入力される。巻取り位置検知部25から与えられる巻取り位置検知情報を用いて最終的に巻取り位置データを取り出すためには、制御装置26内での演算処理が必要である。リトラクタ16の動作は、制御装置26によって制御される。制御装置26は、電源27からモータ23へ供給される駆動電流I1の通電量を通電量調整部28で制御することにより、リトラクタ16の動作を制御する。制御装置26により制御されるリトラクタ16は、乗員11の姿勢を保持するための電気式プリテンショナとして構成されている。座席12に乗車した乗員11は、車両の緊急時や走行状態の不安定時に、ベルト13による保護・拘束を受け、姿勢や位置の変化を抑止され、望ましい安全状態に保持される。
さらにシートベルト用のリトラクタ16において、上記ベルトリール22の軸22aの反対側の他方の端部(図2中右端部)には、車両走行の緊急事態の発生時にベルト13のベルト部分13aの急激な引出しを防止するロック機構100が付設されている。車両走行の緊急事態が発生する場合とは、衝突や急制動等であり、それによって、車体に所定の傾斜が作用したり、あるいは車体に所定の加速度(減速の加速度)が作用する場合である。ロック機構100はよく知られた装置である。ロック機構100は、通常、機構本体部101とビークルセンサ(V/S)102とから構成される。
機構本体部101は、ハウジングフレームの内部に、軸22aに結合されかつ軸22aと連動して回転自在に設けられたラチェットホイールと、ハウジングフレームに固定されているフレームギヤと、位置の変化に伴ってフレームギアと係合したりまたは係合解除されたりするロッキング要素とを内蔵している。
またビークルセンサ102は、センサフレーム(センサケース)にボール要素(ウェイト)とレバー要素(ロックアーム)を備える。車体に加速度が生じたときに、ボール要素が加速度に感応してその位置を変化し、レバー要素を動作させる。レバー要素は上記ラチェットホイールの外周ツメと係合状態を作る機能を有している。
上記のロック機構100において、通常の状態ではロッキング要素とフレームギヤは係合しない状態になり、ロック状態では両者は係合する状態になる。また同様に、通常の状態ではラチェットホイールの外周ツメとビークルセンサ102のレバー要素とは係合しない状態になり、ロック状態では両者は係合する状態になる。
ロック機構100において、ビークルセンサ102によるロック条件(法規上)は、例えば0.45Gでは「50mm以下、または任意の2方向27°の傾きでロックすること」であり、0.7Gでは「25mm以下でロックすること」である。また機構のバラツキにより、ビークルセンサ102のロック解除可能な条件には、ベルト巻取り量に換算して±5mm程度の個体差がある。
なおロック機構100がロック状態にあるか否かは、ロック状態判定部によって判定される。
図3に、ロック機構100を備えるリトラクタ16の具体的な機械的構造の例を示す。ベルト13(図3中ではベルト部分13a)を巻き取るリトラクタ16は、乗員11の体格に合わせてベルト13の長さを調整する巻取り機構201と、巻取り機構201の左側に取り付けた巻取りばね部202と、前述したロック機構100を備える。
巻取り機構201は、芯部材としての上記のベルトリール22と、ベルトリール22を回転自在に支持するベースフレーム203とを備える。ベルト部分13a(ベルト13)はベルトリール22に巻回されている。
ロック機構100は、車両に所定の加速度(減速の加速度)が作用したとき、またはベルト13の引出し速度が所定値を超えたときに、ロック作動を行う。ロック機構100は、ロック状態を生じさせる2つのロック作動機構100A,100Bを有する。ロック作動機構100Aは所定の加速度を感知する機構である。ロック作動機構100Bは所定値を超えた引出し速度によるベルト引出しを感知する機構である。なお204は、固定状態で取り付けられかつ外側ケースを形作るリテーナである。
なお前述した通り、図2では、ロック機構100は機構本体部101とビークルセンサ102から構成されている。2つのロック作動機構100A,100Bは機構本体部101の内部に設けられた機構である。さらにロック作動機構100Aは、ビークルセンサ102の感応動作に基づいて作動する機構である。またロック作動機構100Bは、機構本体部101に予め組み込まれている機構である。
上記の巻取りばね部202は、ベルト13を巻き取るための渦巻きばね211と、渦巻きばね211の内側端部を取り付けて巻取り機構に連結するブッシュ212と、渦巻きばね211を収容すると共に渦巻きばね211の外側端部を取り付けたばねケース213と、ばねケース213を覆うカバー214とから構成される。ブッシュ212は、巻取り機構201のベルトリール22の軸22aの角穴212aを有する。
また加速度を感知してロック作動するロック作動機構100Aは、車両の加速度が設定値を超えたとき作動するロック作動機構である。このロック作動機構100Aは、車両の加速度が設定値を超えたとき作動するビークルセンサ(加速度検知手段)102と、ベルトリール22の軸22aと連動して回転自在に設けられたラチェットホイール(ロックギヤ)222とから構成される。ビークルセンサ102が加速度を感知して作動すると、そのロックアーム221が動作し、ラチェットホイール222の外周ツメ222aに係止する。ロックアーム221がラチェットホイール222に係止されると、ロック状態になり、ベルトリール22におけるベルト引出し方向の回転が阻止される。
ビークルセンサ102は、巻取り機構201のベースフレーム203の右側部分に取り付けたセンサフレーム231と、センサフレーム231に配置されたウェイト232と、センサフレーム231の支柱233にピン234を介して回転自在に取り付けた上記のロックアーム221とから構成される。車体に加速度が生じたときに、ウェイト232が加速度に感応してその位置を変化し、ロックアーム221を動作させる。ロックアーム221は、ラチェットホイール222の外周ツメ222aとの間で係合状態を作る。
ベルト引出しを感知して動作するロック作動機構100Bは、ベルト部分13aの引出し方向(矢印方向)への引出し速度が所定値を超えたときに作動する引出し感知手段241を備える。この引出し感知手段241は慣性体(フライホイール)242を有する。引出し感知手段241が所定値以上のベルト引出しを感知する作動を行うと、慣性体242のロックツメ243が、リテーナ204の内周面に形成された内周ツメ(図3中で図示せず)に係止される。慣性体242の上記ロックツメ243がリテーナ204の内周ツメに係止されると、ロック状態になり、ベルトリール22におけるベルト引出し方向への回転が阻止される。
引出し感知手段241は、ラチェットホイール222の中心からオフセットされた偏心軸244に回転可能に取り付けられた上記の慣性体242と、この慣性体242の一端に形成したロックツメ243と、ロックツメ243の上側と下側のそれぞれに配置してラチェットホイール222に備えた上ストッパ245と下ストッパ246と、慣性体242の下方のラチェットホイール222内に備えたストッパ247と、このストッパ247と慣性体242との間に配置された慣性体242を反時計回り方向に押すコイルばね248とから構成されている。
ベルト13の引出し方向への引出し速度が設定された所定値を超えると、ベルトリール22の軸22aと連動するラチェットホイール222がその回転軸222bを中心して反時計回りに急激に回転する。このとき、慣性体242は慣性遅れを生じ、ラチェットホイール222に対して軸244を中心に相対揺動する。この状態でさらにラチェットホイール222が回転すると、上ストッパ245が慣性体242のロックツメ243に当たり、慣性体242が回転する。ラチェットホイール222がさらに回転を継続すると、慣性体242のロックツメ243がリテーナ203の内周ツメに当たり、ラチェットホイール222がロック状態になる。
以上の構成を有する上記のシートベルト装置10およびリトラクタ16等は運転席側の装置であったが、助手席側にも同様なシートベルト装置およびリトラクタ等が装備されている。以下において「R側」は運転席側、「L側」は助手席側とする。
次に図4のブロック図を参照して、シートベルト装置10等の制御システムをハードウェアの観点から説明する。
図4において、制御装置26はCPUで構成される。制御装置26を含むブロック30は、シートベルトによって乗員11の姿勢を保持するための電気式プリテンショナユニットを示している。ブロック30では、制御装置(CPU)26の入力側に電源部31、車内ネットワーク(CAN)通信部32、回転角インターフェース(回転角I/F)部33、通信部34を備え、その出力側にR側モータ駆動制御部35、L側モータ駆動制御部36、記録部37を備えている。記録部37は、データや制御プログラムを格納するメモリである。
ブロック30の入力側には、シートベルト用リトラクタの一例として上記のリトラクタ16を示すブロックが設けられる。リトラクタ16は、前述した巻取り位置検知部25から出力される検知信号を制御装置26に送信するための回転角インターフェース(回転角I/F)部41を含む。回転角インターフェース部41は、ブロック30内の上記回転角インターフェース部33に接続され、回転角インターフェース部33に対して検知信号を送る。上記のリトラクタ16は運転席側および助手席側等のそれぞれについて設けられている。
ブロック30の入力側には、さらに、ACC(Adaptive Cruise Control)ユニット(障害物検知装置等の制御ユニット)42、VSA(Vehicle Stability Assist)ユニット(車両挙動安定化制御ユニット)43、FI/AT(Fuel Injection / Automatic Transmission)ユニット44、SRS(Supplement Restraint System)ユニット(補助拘束装置ユニット)45等が設けられている。これらの入力側要素の中には、車速センサ等の車両走行状態または挙動状態を検出する検出ユニット、および運転席パネル等に設けられた所定の手動操作手段49も含まれる。ACCユニット42、VSAユニット43、FI/ATユニット44等は車内ネットワーク46を介してそれらの出力信号を車内ネットワーク通信部32に供給する。SRSユニット45は、R側バックル47RおよびL側バックル47Lからの各信号を受けるSRS制御部45aと、通信部45bとを有している。ここでR側バックル47Rは運転席側の上記バックル17に相当し、L側バックル47Lは助手席側に装備されたシートベルト装置のバックルである。R側バックル47RおよびL側バックル47Lから出力される各信号は、内蔵されるバックルスイッチの検知信号である。SRS制御部45aは、R側バックル47RまたはL側バックル47Lからの信号を受けると、通信部45bを介してその信号をブロック30の通信部32に送信する。またSRSユニット45は、車両走行時にシートベルトが正規に使用されていない場合には、警告灯48に対して警告信号を供給する。
ブロック30の出力側には、R側モータ51とL側モータ52が設けられる。R側モータ51は、運転席側のシートベルト装置の駆動用モータであり、R側モータ駆動制御部35に対応して配置されている。R側モータ駆動制御部35は、制御装置26からの制御指令信号に基づいて上記の電源(+V)27からの通電量を制御してR側モータ51に対して駆動電流を供給する。なおブロック53は接地部である。またL側モータ52は、助手席のシートベルト装置の駆動用モータであり、L側モータ駆動制御部36に対応して配置されている。L側モータ駆動制御部36は、制御装置26からの制御指令信号に基づいて電源(+V)54からの通電量を制御してL側モータ52に対して駆動電流を供給する。またブロック55は接地部である。上記の接地部53,55は、車体の一部をなす接地端子である。
図5は、本実施形態に係るシートベルト装置10の制御システムの基本的な構成を概念的に示す機能ブロック図である。この制御システムは、主要素として、前述した巻取り位置検知部25と、ロック機構100によるロック状態の判定を行うロック状態判定部61と、車両走行状態判定部62と、シートベルト装置制御部63と、ベルト駆動部64とから構成されている。
シートベルト装置制御部63は、電気プリテンショナとしての通常の乗員保護のための拘束制御の機能と、本実施形態での特徴的なロック機構100を作動させるための制御機能を有している。
ロック状態判定部61は、車両走行状態判定部62で検知される加速度あるいは巻取り位置検知部25で検知されるベルトリール21の巻取り位置の変化に基づいて、ロック機構100における作動の状態がロック状態であるか否かを判定する。ロック状態判定部61は、前述の制御装置(CPU)26でロック状態判定プログラムを実施することにより、機能手段として実現される。
車両走行状態判定部62は、前述の制御装置(CPU)26の演算処理機能により実現され、前述の車両走行状態検知部から供給される検知信号を、予め用意された基準値と比較することにより自車の走行状態について判定処理を行う。車両走行状態判定部62で判定される車両走行状態は、車両の緊急作動状態および走行不安定状態を含むものである。なお車両走行状態検知部は、車体前後方向加速度センサ、車体左右方向(横方向)加速度センサ、車速センサ、舵角センサ、車輪速センサ、ロール角センサ、旋回方向センサなどの複数の各種センサのうちの少なくともいずれか1つを含む。なおこれらのセンサについては、少なくとも車内ネットワークを介して利用可能な状態にあればよい。
シートベルト装置制御部63、前述した制御装置(CPU)26の演算処理機能と、R側モータ駆動制御部35およびL側モータ駆動制御部36とから構成されるものである。またベルト駆動部64は、前述のリトラクタ16であり、より詳しくは前述のR側モータ51とL側モータ52である。
次に、図5に示された上記構成と、図6および図7に示すフローチャートとに基づき、シートベルト装置制御部63等によって実施されるシートベルト装置10の特徴的な動作制御例を説明する。この例ではR側モータ51の例で説明する。
乗員11が座席12に座り、ベルト13を体に巻き付け、タングプレート17をバックル18(R側バックル47R)に結合すると、ベルト13が乗員11の体に装着される。このとき、バックルスイッチ19がオンする(ステップS11)。
乗員11の体にベルトが装着されたシートベルト装置10では、基本的な動作として、ステップS12で、乗員11の個人的な情報と設定情報とが取得される。乗員情報と設定情報は事前に用意されており、図3に示した記録部37に保存されているものとする。乗員情報としては、性別情報、体格情報等である。設定情報としては、乗員11の意思により好みとして設定された情報である。
次に続くステップS13,S14では、取得した乗員情報および設定情報に基づいて、R側モータ51を動作させ、ベルトリール22によるベルト巻取作動を行い(ステップS13)、シートベルト装着のフィット状態が良好になるまで(ステップS14)調整が行われる。判定ステップS14でYESと判定された場合には、基準位置が記憶される(ステップS15)。当該基準位置に係るデータは上記の記録部37に保存される。
次に、判定ステップS16において、車両の走行状態について変化があるか否かが判定される。判定ステップ16でNOである場合にはこの制御動作フローはすぐに終了し、YESである場合にはステップS17以降が実行される。
車両の走行状態の変化を確認する判定ステップS16は、車両走行中であってシートベルト装置10の適正な保持動作制御が要求されている間は、定期的に実行される。
判定ステップS16による判定は、車両走行状態検知部61と車両走行状態判定部62により行われる。判定ステップS16によって判定される車両走行状態の内容には種々のものが含まれる。「車両の走行状態」としては、例えば、横滑り、急減速等の緊急状態の他、やや大きな操舵操作・アクセル操作等の通常運転状態の変化が含まれる。また、乗員が左右に振られるような走行状態もある。例えば、横加速度が所定以上になった場合(かつロック機構が作動しないような値程度が好ましい。ロック機構は0.35〜0.45G程度で作動する。)、所定以上のステアリング操作があった場合、または旋回中に車輪に空転が生じた場合等である。なお、上述のステアリング操作には、乗員によるものの他、自動操舵および外力による走向の変化も含まれる。
判定ステップS16において「車両の走行状態に変化あり」と判定されたとき(YES)には、緊急拘束が必要であるか否かが判定される(ステップS17)。
判定ステップS17でYESである場合には、ロック状態判定部61の判定内容に基づいて、ロック機構100が作動状態にあるか否かを判定する(判定ステップS18)。判定ステップS18でYESの場合には制御を終了し、NOである場合には緊急拘束のための拘束作動を実行し(ステップS19)、その後、制御を終了する。
判定ステップS17でNOである場合には、ステップS20に移行し、拘束開始の処理が行われる。拘束開始のステップS20の後における制御フローでは、ロック機構100の作動があるか否かについての判定が行われる(判定ステップS21)。
判定ステップS21でNOである場合には、ステップS22〜S24で、必要な条件を満たすときに、モータ23を駆動制御することによりロック機構100のロック作動を生じさせ、乗員の拘束保護を実現する。
ステップS22〜S24による上記制御状態は、緊急拘束の必要な走行状態変化ではないが、例えば車両が旋回動作等して弱い加速度が作用し、乗員の位置・姿勢が変化してベルト13が少しずつ引き出される状態において、必要な場合に、当該ベルト引出しを阻止するための制御状態である。
判定ステップS22では、ベルト引出し速度が所定値(Vth)よりも大きいか否かが判定される。判定ステップS22でNOである場合には、拘束保護は不要であるので、ステップS25に移行する。判定ステップS22でYESである場合には、次の判定ステップS23に移行する。
判定ステップS23では、ベルト引出し加速度が所定値(αth)よりも大きいか否かが判定される。判定ステップS23でNOである場合には、同様に拘束保護は不要であるので、ステップS25に移行する。判定ステップS23でYESである場合には、次の処理ステップS24に移行して、高速送出し作動を実行する。
ステップS24に基づく「高速送出し作動」では、ベルト張力が生じた状態を維持したまま、前述の通りモータ23の回転動作をベルト送出し方向に所要の送出し速度で制御する。これにより、前述したごとく、ロック機構100のロック作動機構100Bは、ベルト引出しを感知して動作し、ロック機構100をロック作動させる。これにより、ベルト13の引出し動作が阻止され、乗員の位置・姿勢は拘束され、保護される。
なお乗員拘束の方法は、上記のステップS22〜S24に限定されない。
また上記の判定ステップS21でYESとなる場合には、即座に判定ステップS25に移行する。
判定ステップS25では、車両の走行状態が安定しているか否かが判定される。走行状態が安定していない場合にはステップS25に戻り、上記のステップS21〜S24が繰り返される。走行状態が安定しない間は、ロック機構100によるロック状態が維持される。すなわち、一旦所定量の巻取りが発生してロックが解除された場合には、再度高速引出しの制御を行い、再度ロック機構100をロック状態にする。なお巻取りが発生しない場合にはロック状態は解除されずに維持される。
判定ステップS25において走行状態が安定であると判定された場合には、次の判定ステップS26に移行する。判定ステップS26では、シートベルト装置10のリトラクタ16においてロック機構100が作動しているか否かが再び判定される。ロック機構100が作動していない場合にはエンド端子に移行し、ロック機構100が作動している場合にはロック解除制御(ステップS27)を実行した後にエンド端子に移行する。ステップS27でのロック解除制御は、モータ23を巻取り方向に所定量回転することにより行われる。
なお上記の制御のフローチャートにおいて、ステップS22〜S24で実施された乗員拘束のための制御フローについては、当該制御フローのみを実行させるための専用の手動による操作手段49を設け、これにより手動で実行させるように構成することもできる。
図7は、前述したシートベルト装置10の制御のプロセスを利用してチャイルドシートを固定するための動作制御例を示す。チャイルドシートを固定するのであるから、固定場所の座席は補助席や後部座席である
図7に示す制御フローはバックルスイッチがオンしたことを前提に実行される。スタート端子には「バックルスイッチON」と記載されている。
最初のステップは判定ステップS31である。判定ステップ31では、制御フローの実施が「手動」に基づくものであるか、または「自動」に基づくものであるかが判定される。判定ステップS31で「手動」であると判定する場合には、次の判定ステップS32に移行し、例えば手動の操作手段49がオンされているか否かを判定する。手動の操作手段49がオンされているときには巻取り開始の処理を実行し(ステップS33)、オンされていないときに制御フローを終了する。
また判定ステップS31において「自動」であると判定する場合には、判定ステップS34を実行する。判定ステップS34では、ベルトリール22によるベルトの巻取り量が設定所定値(Xth1)よりも小さいか否かが判定される。判定ステップS34でベルトの巻取り量が所定値よりも大きいときには、巻取りの動作制御を行わず、制御フローを終了する。判定ステップS34でベルトの巻取り量が所定値よりも小さいときは次の判定ステップS35に移行する。
上記のベルト巻取り量は、好ましくは、前述した巻取り位置検知部25で得られた巻取り位置情報に基づいて制御装置26で算出される。なおベルト巻取り量の取得は、巻取り位置検知部25に限定されず、他の手段を用いることもできる。
判定ステップS35では、チャイルドシートが固定される座席における荷重の重量を判定する。チャイルドシートの商品重量は、通常、所定の範囲(Wth1<重量<Wth2)に含まれるので、判定ステップS35では、その重量条件が満たされる否かが判定される。重量の情報は、通常、好ましくはよく知られたシートウェイトセンサ(図示せず)が使用されるが、これに限定されるものではない。
判定ステップS35でNOであるときにはチャイルドシートの固定ではないものとみなして制御フローを終了し、YESであるときには前述の巻取り開始の処理ステップS33に移行する。
巻取り開始のステップS33ではモータ23の回転動作を巻取り方向に制御する。モータ23の巻取り方向の回転動作制御は、次の判定ステップS36においてベルト巻取り量が所定値(Xth2)以上になったか、またはモータ23への駆動電流の通電時間が所定値(Tth)以上になったかの条件が満たされるまで継続される。判定ステップS36で当該条件が満たされることになると、モータ23の回転動作は、高速送出し作動を行うように制御される(ステップS37)。ステップS37の高速送出し作動は、前述した高速送出し作動S24と同一の制御内容である。ステップS37に基づく「高速送出し作動」によれば、ベルト張力が生じた状態を維持したまま、前述の通りモータ23の回転動作をベルト送出し方向に所要の送出し速度で制御する。これにより、前述したごとく、ロック機構100のロック作動機構100Bは、ベルト引出しを感知して動作し、ロック機構100をロック作動させる。これにより、ベルト13の引出し動作が阻止され、チャイルドシートは拘束され、固定される。
なお、シートベルト装置10のモータ23の回転動作を制御することにより、ベルト巻取りの直後にベルトの送出しを行うようにする場合、前述の慣性体242が逆方向に振られることになるため、よりロック状態を発生しやすくなるという利点を有している。従って、このようなモータ23の回転動作の制御でロック機構100のロック状態を発生させると、少ない送出しでロック機構100を作動させることができ、作動感の低減や、固定状態の弛みを確実に防止することができる。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、ロック機構を装備した車両のシートベルト装置で、モータの回転制御でロック機構のロック作動させるのに利用される。
車両におけるシートベルト装置の装着状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置のリトラクタの要部構成を示す図である。 ロック機構を備えるリトラクタの具体的な機械的構造の例を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の制御システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の制御システムの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の特徴的な制御フロー(ベルト引出しの阻止制御)を示すフローチャートである。 本実施形態に係るシートベルト装置の他の特徴的な制御フロー(チャイルドシートの固定制御)を示すフローチャートである。
符号の説明
10 シートベルト装置
11 乗員
16 リトラクタ
22 ベルトリール
23 モータ
25 巻取り位置検知部
26 制御装置
49 手動操作手段
61 ロック状態判定部
62 車両走行状態判定部
63 シートベルト装置制御部
100 ロック機構
100A ロック作動機構
100B ロック作動機構
101 機構本体部
102 ビークルセンサ
201 巻取り機構
202 巻取りばね機構

Claims (5)

  1. ベルトを巻回したベルトリールと、
    前記ベルトリールを駆動して前記ベルトを引き込んで前記ベルトリールに巻き取らせるモータと、
    前記モータへの通電量を制御する制御手段と、
    前記ベルトリールに所定値以上の回転速度でベルト引出し方向の回転が発生した際に、前記ベルトリールの引出し方向の前記回転を阻止するロック機構とを備え、
    前記制御手段は、前記モータを駆動して前記ベルトリールを引出し方向に回転させることにより前記ロック機構をロック作動させることを特徴とする車両のシートベルト装置。
  2. 前記ロック機構は、前記ベルトリールと連動して回転するラチェットホイールと、通常時には前記ラチェットホイールの回転を許容すると共に所定値以上の遠心力が作用した際には前記ラチェットホイールの回転を阻止する慣性体とからなり、
    前記制御手段が、前記ベルトリールを回転させることにより、前記慣性体で前記ラチェットホールの回転を阻止させ、前記ロック機構をロック状態にすることを特徴とする請求項1記載の車両のシートベルト装置。
  3. 前記ベルトに張力が発生しているときに、前記ベルトを送出し方向に前記ベルトリールを回転させて前記ロック機構をロック作動させることを特徴とする請求項1または2記載の車両のシートベルト装置。
  4. 前記制御手段は、前記ベルトリールをいったん巻取り方向に回転させて前記ベルトに張力を生じさせ、その後、前記ベルトリールを送出し方向に回転させて前記ロック機構をロック状態にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置。
  5. 前記モータの駆動を可能にする手動操作手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両のシートベルト装置。
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