JP2008042465A - 3色分解プリズム - Google Patents

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Takashi Arai
崇 荒井
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Abstract

【課題】 レジ精度を損なわずに3板プリズムユニットのCCDあおり調整を行う組み立て方法。
【解決手段】 CCDをプリズムに貼り付ける際、まず空中でCCDあおり調整を行う。
調整後、CCDを、あおり調整後状態に保持したままプリズムへ押し当て、CCDレジ調整を行い、接着剤を硬化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
従来、高画質ビデオカメラにおいては、3個の撮像素子と3個のプリズムを用いた3色分解プリズムユニットが多く採用されている。
中でも、シンプルで安価に製作できる代表的な構成としては、特開平04-290090号に記載されたものが知られている。
しかしながら、この構成では、光軸に対する撮像素子受光面のあおり調整ができなかった。そこで、あおり調整用部品を追加して撮像素子受光面あおり調整を可能とし、より高性能の色分解プリズム装置が発明されている。その一例として、特開2003-259384号や特開2002-051352号に記載したものが上げられる。
特開平04-290090号 特開2003-259384号 特開2002-051352号
しかしながら、上記従来例においては、以下の欠点があった。
1.従来例(特開2003-259384号、特開2002-051352号)による光軸に対する撮像素子受光面のあおり調整においては、調整用凹凸ガラスやくさびガラスが必要であったため部品コストが上がるという問題があった。更に、接着面が増えるためゴミ等の異物混入による不良の確率が高くなるという欠点もあった。(請求項1,2,3)
本発明は、以下手段により上記課題を解決すべく発明されたものである。
1.色分解プリズムと撮像素子を離間した状態で、光軸に対する撮像素子面のあおり調整をし、その状態を保ったまま前記撮像素子保護ガラス面と前記色分解プリズムの面を当接させ、両者を固定する構成とした。(請求項1)
2.1.において、前記撮像素子と前記色分解プリズムとの固定は、両者の間に接着剤を充填し、硬化させる構成とした。(請求項2)
3.1.において、色分解プリズムの面に対し、撮像素子保護ガラス面の1点が当接した状態で、前記撮像素子と前記色分解プリズムとを固定する構成とした。(請求項3)
本発明によれば、以下の効果を得ることが出来る。
1.色分解プリズムと撮像素子を離間した状態で、光軸に対する撮像素子受光面のあおりを調整し、その状態を保ったまま前記撮像素子保護ガラス面と前記色分解プリズムの面を当接させ、両者を固定する構成とした。このため、接着層が薄くなると同時に、当接点の摩擦効果により、固定後の位置変化を少なく保ちつつ、光軸に対する撮像素子受光面のあおり調整が可能となった。また、部品点数と接着層が増えないので、安価で製作時のゴミ混入が少ない色分解プリズムを実現できた。(請求項1,2)
2.1.において、色分解プリズムと撮像素子を離間した状態で、光軸に対する撮像素子受光面のあおりを調整し、その状態を保ったまま前記撮像素子保護ガラス面と前記色分解プリズムの面を1点のみで当接させ、両者を固定する構成とした。このため、接着層が薄くなると同時に、当接点の摩擦効果により、固定後の位置変化を少なく保ちつつ、光軸に対する撮像素子受光面のあおり調整が可能となった。また、部品点数と接着層が増えないので、安価で製作時のゴミ混入が少ない色分解プリズムを実現できた。(請求項3)
以下、本発明を実施するための形態に関して説明する。
以下本発明による3色分解プリズムユニットに関する実施例の構成について説明する。
図1は第1の実施例による撮像素子調整前の配置図。図2は第1の実施例による撮像素子θX、θY調整(あおり調整)時の配置図。図3は第1の実施例による撮像素子θZ、X、Y調整時の配置図である。
ここで、101,102,103は色分解プリズム。104,105,106は色分解プリズム出射面。107,108,109は撮像素子。110,111,112は撮像素子保護ガラス。113は色分解プリズム入射面。114,115は色分解プリズム接合面。116,117は光路長調整方向。118は撮像素子あおり調整方向(θX方向)。119は撮像素子あおり調整方向(θY方向)。120は撮像素子水平調整方向(X方向)。121は撮像素子垂直調整方向(Y方向)。122は撮像素子回転調整方向(θZ方向)。123は色分解プリズム103と撮像素子保護ガラス112が接触している当接点である。
以上の構成において、以下本発明による3色分解プリズムユニットの組立て工程を図に沿って説明する。
まず色分解プリズム接合面114,115に紫外線硬化接着剤を塗布して3個の色分解プリズム101,102,103を接合する。次に図1の状態(撮像素子109と色分解プリズム103が離れた状態)で、撮像素子保護ガラス112と色分解プリズム出射面106に紫外線硬化接着剤を塗布する。
ここで図2のように、撮像素子109をあおり方向(θX方向118、θY方向119)に調整する。調整手段としては、所定のテストチャートを撮像し、画像の結像状態が最良になるよう各方向に調整することにより、光軸に対する撮像素子受光面を、光学的に垂直にすることができる。なお、これ以降の各種調整に関しても同様の調整手段を用いることとする。
更に図3のように、撮像素子109を、あおり調整後の状態を保ったまま、前記色分解プリズム出射面106に当接させる。なお、他2個の撮像素子107,108も同一方法で調整を行う。
次に、色分解プリズム102,103を、接合面114,115に沿って116,117方向に移動し、色分解プリズム入射面113から3個の撮像素子107,108,109までのそれぞれの光路長調整を行う。
最後に、撮像素子109をX方向120、Y方向121、θZ方向122に調整する。他2個の撮像素子107,108も同様に調整を行う。
上記調整終了後、全体に紫外線を照射して全ての接着剤を硬化する。
以上のように、本発明によれば、色分解プリズムと撮像素子を離間した状態で、光軸に対する撮像素子受光面のあおりを調整し、その状態を保ったまま前記撮像素子保護ガラスと前記色分解プリズムの面を当接させ、両者を接着する構成とした。このため、部品点数や接着層数を増やすこと無く、光軸に対する撮像素子受光面のあおり調整が可能となった。しかも当接点123が存在するため、着層が薄くなると同時に、当接点の摩擦効果により、固定後の位置変化を少なく保つことが出来る。
なお、上記当接点に関しては、撮像素子保護ガラス112と前記色分解プリズム出射面106が理想的な平面に近い場合は1点のみ又は線又は面での接触となり、それぞれの面にゆがみがある場合は数個の点や線での接触となる。
第1の実施例による撮像素子調整前の配置図。 第1の実施例による撮像素子θX、θY調整時の配置図。 第1の実施例による撮像素子θZ、X、Y調整時の配置図。
符号の説明
101,102,103 色分解プリズム
104,105,106 色分解プリズム出射面
107,108,109 撮像素子
110,111,112 撮像素子保護ガラス
113 色分解プリズム入射面
114,115 色分解プリズム接合面
116,117 光路長調整方向
118 撮像素子垂直あおり調整方向(θX方向)
119 撮像素子水平あおり調整方向(θY方向)
120 撮像素子水平調整方向(X方向)
121 撮像素子垂直調整方向(Y方向)
122 撮像素子回転調整方向(θZ方向)
123 当接点

Claims (3)

  1. 撮像素子と色分解プリズムを有する色分解撮像ユニットにおいて、色分解プリズムと撮像素子を離間した状態で、光軸に対する撮像素子受光面のあおり調整を行い、その状態を保ったまま前記撮像素子外装面と前記色分解プリズムの面を当接させ、両者を固定することを特徴とした撮像装置。
  2. 請求項1において、前記撮像素子と前記色分解プリズムとの固定は、両者の間に接着剤を充填し、硬化させることを特徴とした撮像装置。
  3. 請求項1において、前記撮像素子外装面と前記色分解プリズムの面を当接させる際、前記色分解プリズムの面に対し、前記撮像素子外装面の点、線、面のいずれかが当接した状態で、前記撮像素子と前記色分解プリズムとを固定することを特徴とした撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9229238B2 (en) 2011-12-09 2016-01-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Three-chip camera apparatus

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