JP2008042403A - 画像処理装置及び方法並びにネットワーク文書管理システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】地紋データの再現性を維持しながらデータの送信時間・ネットワーク付加・記憶装置の使用容量の軽減を可能とする方法を提供する。
【解決手段】本方法は、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別ステップと、画像データの解像度を変換する解像度変換ステップを含む。解像度変換ステップは、地紋判別ステップにより判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行う。第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することによって地紋の機能が損なわれる場合には、判別した地紋データを解像度変換しない。
【選択図】図12

Description

本発明は、地紋を含む画像データの解像度を変換するための画像処理装置及び方法等に関する。
従来、文書管理サーバと文書管理クライアントとがネットワークを介して接続されたネットワーク文書管理システムが提案されている。文書管理サーバは、印刷された文字、図形、画像等をスキャナ装置等で読み込む等して作成した文書の画像データや、ワードプロセッサ等で作成した文書データなどの文書情報に、キーワード等の文書付加情報を関連付けて記憶する。文書クライアントは、これらの情報に対して検索、表示、印刷等を行う。
また、ネットワーク文書管理システムとして、情報漏洩の抑止と監査を目的としたものとして、デジタル複合機と、文書管理サーバと、文書クライアントとがネットワークを介して接続されたものも提案されている。デジタル複合機は、コピー・ジョブ、プリント・ジョブなどの各種ジョブの画像データとログ情報を生成し送信する。文書管理サーバは、デジタル複合機が送信したジョブの画像データとログ情報を文書として登録する。文書管理クライアントは、文書管理サーバにアクセスして、登録された文書を検索、閲覧する。
このようなネットワーク文書管理システムは、例えば図14のように、文書管理クライアント1700と、文書管理サーバ1701と、画像転送装置1706と、デジタル複合機1707とを備え、これらがネットワーク1708で接続されている。また、文書管理サーバ1701は、属性管理サーバ部1702と、属性データベースファイル1703と、ボリュームサーバ部1704と、ボリュームファイル1705とを備える。属性管理サーバ部1702は、画像データや文書データを、階層化されたフォルダに格納されている文書として管理する。そのため、RDBMS(Relational Database Management System)で、フォルダ属性、文書属性、ページ属性などを属性データベースファイル1703内に記憶する。RDBMSは、フォルダ、文書、ページの包含関係とこれらの属性を管理するためのシステムである。ボリュームサーバ部1704は、属性管理サーバ部1701でページに対応付けられている実データを管理するためのサーバで、画像データ、文書データなどをボリュームファイル1705内に記憶する。文書管理クライアント1700は、ネットワーク文書管理システムのクライアントであり、文書管理サーバ1701が管理する文書の検索や閲覧などを行う。この場合、文書管理クライアント1700は、TCP/IPプロトコル上に定義されるSQL(Structured Query Language)プロトコルにより属性管理サーバ部1702に対して各種要求を送信する。文書管理クライアント1700は、その要求に対する処理結果を属性管理サーバ部1702から受信する。文書クライアント1700は、画像データや文書データに対する処理が発生した場合は、RPC(Remote Procedure Call)によりボリュームサーバ部1704に対して各種要求を送信する。そして、文書クライアント1700は、その要求に対する処理結果をボリュームサーバ部1704から受信する。デジタル複合機1707は、コピー、スキャナ、プリンタ、FAXなどの複合機能をもつ画像形成装置である。デジタル複合機1707は、コピー・ジョブ、プリント・ジョブ等各種ジョブを実行すると、該ジョブのログ情報、スキャナから読み込んだ画像データ、プリンタで印刷した画像データをFTP等のネットワークプロトコルで画像転送装置1706に送信する。ログ情報は、デバイス名、IPアドレスなどのデバイス情報と、ユーザ名、部門IDなどのユーザ情報と、ジョブ名、開始/終了日時、ページ数、部数、ジョブの結果などのジョブ情報などから構成される。
画像転送装置1706は、FTPなどのネットワークプロトコルによりデジタル複合機1707からログ情報と画像データを受信する。画像転送装置1706は、受信したログ情報と画像データを予め設定されている格納先フォルダなどの登録設定に基づいて文書管理サーバ1701に文書として登録する。画像転送装置1706と文書管理サーバ1701との間の情報転送制御は、画像転送装置1706と文書管理クライアント1700との間の情報転送制御と同様である。文書管理サーバ1701は、ログ情報を文書属性として属性管理サーバ部1702に保存し、画像データをボリュームサーバ部1704に保存する。
また、デジタル複合機1707で生成したジョブの画像データを画像転送装置1706に送信する際、データの送信時間、ネットワーク負荷、記憶装置の使用容量を軽減するために、元の画像よりも解像度を落としている。
しかしながら、デジタル複合機で生成したジョブの画像データに地紋が含まれていた場合、解像度を落として保存すると、地紋としての機能を損ない、文書サーバから画像データを取り出した際に地紋データを利用することが出来なかった。
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、画像データに含まれる地紋データを判別する地紋判別手段と、画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備え、解像度変換手段は、地紋判別手段により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別ステップと、画像データの解像度を変換する解像度変換ステップを含み、解像度変換ステップは、地紋判別ステップにより判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする。
また、本発明のネットワーク文書管理システムは、ジョブの画像データを生成し、文書管理サーバに送信するデジタル複合機と、デジタル複合機から画像データを受信し、保存する文書管理サーバと、文書管理サーバに保存された画像データを検索、閲覧する文書管理クライアントを備えるネットワーク文書管理システムにおいて、デジタル複合機又は文書管理サーバは、画像データに含まれる地紋データを判別する地紋判別手段と、画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備え、解像度変換手段は、地紋判別手段により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする。
本発明のネットワーク文書管理システムの制御方法は、ジョブの画像データを生成し、文書管理サーバに送信するデジタル複合機と、デジタル複合機から画像データを受信し、保存する文書管理サーバと、文書管理サーバに保存された画像データを検索、閲覧する文書管理クライアントを備えるネットワーク文書管理システムの制御方法において、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別ステップと、画像データの解像度を変換する解像度変換ステップと、解像度変換ステップを実行する際、地紋判別ステップにより判別された地紋データをそれ以外のデータとは分離して処理する地紋処理ステップを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体は、コンピュータに、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別手順と、前記画像データの解像度を変換する解像度変換手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、解像度変換手順は、地紋判別手順により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別手順と、前記画像データの解像度を変換する解像度変換手順を実行させるためのプログラムであって、解像度変換手順は、地紋判別手順により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする。
以上説明したように、本発明のネットワーク文書管理システム、及びその制御方法によれば、デジタル複合機、或は文書管理サーバで、地紋データを含んだジョブの画像データを所定の解像度へ変換する際、地紋データをそれ以外の画像データとは別に処理する。すなわち、地紋データに対しては解像度変換を行わないか、又は地紋データとしての機能を失わずに再現可能な解像度変換を実行するか、地紋の繰り返しパターンを判別し、その中の1パターンのみを切り出して処理する。そのため、地紋データの再現性を維持しながらデータの送信時間・ネットワーク付加・記憶装置の使用容量の軽減が可能となる。
図1は、本発明の実施例におけるネットワーク文書管理システムの全体の構成を説明するブロック図である。このネットワーク文書管理システムは、文書管理クライアント100と、文書管理サーバ110と、デジタル複合機130とを備える。これらは、ネットワーク140を介して接続される。
文書管理クライアント100は、文書管理サーバ110で管理される文書情報の検索や表示を行うネットワーク文書管理システムのクライアントである。文書管理クライアント100は、ユーザインターフェース(UI)部101と、クライアント処理部102と、ネットワークI/F103を備える。
ユーザインターフェース(UI)部101は、CRT、液晶等に代表される表示装置や、キーボードやポインティングデバイスなどの入力装置を備える。ユーザインターフェース(UI)部101は、文書情報の検索、表示など、文書管理クライアント100の各機能に係るオペレータからの指示を受け付ける。そして、その処理結果などの各種情報をオペレータに提供する。
クライアント処理部102は、CPUやメモリ等を備え、文書情報の検索、表示など、文書管理クライアント100の各機能の処理を行う。クライアント処理部102は、文書管理サーバ110に対する処理が発生した場合には、ネットワークI/F103を介して文書管理サーバ110に各種要求コマンドを送信し、その応答を受信する。
文書管理サーバ110は、デジタル複合機130から送信されたジョブのログ情報とコンテンツデータを管理するためのネットワーク文書管理システムのサーバである。文書管理サーバ110は、ネットワークI/F111と、属性管理サーバ部112と、ボリュームサーバ部115と、サービスサーバ部118を備える。属性管理サーバ部112、ボリュームサーバ部115、サービスサーバ部118は、本実施例のように1つのパーソナルコンピュータで構成されてもかまわないし、ネットワーク140で接続される別々のパーソナルコンピュータで構成されてもかまわない。
ネットワークI/F111は、ネットワーク140に接続し、TCP/IPなどのネットワークプロトコルの処理を行う。
属性管理サーバ部112は、ジョブのログ情報とコンテンツデータとを階層化されたフォルダに格納されている文書として管理できるように、フォルダ、文書、ページの包含関係とこれらの属性などを管理する。属性管理サーバ部112は、属性管理サーバ処理部113と、属性記憶部114を備える。
属性管理サーバ処理部113は、CPUやメモリ等を備える。属性管理サーバ処理部113は、クライアント処理部102、或いはサービスサーバ部118からネットワークI/F111を介して要求コマンドを受信する。次いで、属性管理サーバ処理部113は、属性記憶部114に対して更新や検索などの処理を行い、その処理結果をクライアント処理部102、或いはサービスサーバ部118に送信する。
属性記憶部114は、フォルダ属性、文書属性、ログ情報、ページ属性等を記憶するもので、通常、ハードディスク等である。
ボリュームサーバ部115は、属性管理サーバ部112でページに対応付けられているコンテンツデータを蓄積し、管理するためのサーバ部で、ボリュームサーバ処理部116と、ボリューム記憶部117を備える。
ボリュームサーバ処理部116は、CPUやメモリ等を備える。ボリュームサーバ処理部116は、クライアント処理部102、或いはサービスサーバ部118からネットワークI/F111を介して要求コマンドを受信する。ボリュームサーバ処理部226は、その要求コマンドを受信すると、ボリューム記憶部117に対して更新やデータ取得などの処理を行い、その処理結果をクライアント処理部102、或いはサービスサーバ部118に送信する。
ボリューム記憶部117は、コンテンツデータを記憶するもので、通常、ハードディスクなどである。
サービスサーバ部118は、CPUやメモリ等を備える。サービスサーバ部118は、デジタル複合機130からネットワークI/F111を介して要求コマンドを受信し、デジタル複合機130から要求された各処理を行う。サービスサーバ部118は、ジョブのログ情報とコンテンツデータの登録など、属性管理サーバ部112、或いはボリュームサーバ部115に対する処理が発生した場合には、ネットワークI/F111を介してこれらに各種要求コマンドを送信する。次いで、サービスサーバ部118は、その要求に対する処理結果を受信し、該処理結果をデジタル複合機130に送信する。
デジタル複合機130は、コピー、スキャナ、プリンタ、FAXなどの複合機能をもつ画像形成装置である。デジタル複合機130は、画像入力デバイスであるスキャナ部131、画像出力デバイスであるプリンタ部132、コントローラユニット133、ユーザインターフェースである操作部134を備える。
スキャナ部131、プリンタ部132、操作部134は、それぞれコントローラユニット133に接続され、コントローラユニット133は、ネットワーク(LAN)140、公衆回線(WAN)150に接続されている。
コントローラユニット133は、操作部134からの入力情報に基づきコピー・ジョブ、プリント・ジョブなどの処理を行い、機器の状態やジョブの状態などの情報を操作部134に提供するとともに、生成されたジョブの画像データとログ情報を記憶する。また、文書管理サーバ110に対する処理が発生した場合は、サービスサーバ部118に要求コマンドを送信するとともに、その応答を受信し、文書管理サーバ110から取得した情報を操作部134に提供する。
図2は、図1に示した文書管理クライアントと文書管理サーバの機能構成を示すブロック図であり、図1と同じものには同一の符号を付してある。
文書管理クライアント100のクライアント処理部102は、クライアントアプリケーション部200、画像処理部201、キャビネット文書管理部202、データベース通信部203、ボリューム通信部204を備える。
クライアントアプリケーション部200は、ユーザインターフェース(UI)部101からの指示に従い、文書管理クライアント100の各機能の処理を行うとともに、ユーザインターフェース(UI)部101の表示画面の制御を行う。また、属性管理サーバ部112、ボリュームサーバ部115に対する処理が発生した場合は、その要求をキャビネット文書管理部202に供給し、その処理結果をキャビネット文書管理部202から受け取る。
画像処理部201は、クライアントアプリケーション部200、キャビネット文書管理部202からの要求に従い、画像データの伸長、圧縮、色空間変換、下地とばし、拡大/縮小、回転などの画像処理を行う。
キャビネット文書管理部202は、属性管理サーバ部112とボリュームサーバ部115に対する要求を、キャビネット、フォルダ、文書、ページからなるオブジェクト・モデルで行えるようにする。キャビネット文書管理部202は、フォルダ属性、文書属性、ページ属性に対する参照、更新などの処理が発生した場合には、その要求をデータベース通信部203に供給し、その処理結果をデータベース通信部203から受け取る。さらに、キャビネット文書管理部202は、コンテンツデータに対する登録、削除、取得などの処理が発生した場合には、その要求をボリューム通信部204に供給し、その処理結果をボリューム通信部204から受け取る。
データベース通信部203は、属性管理サーバ112に対する要求コマンドをネットワークI/F103を介してデータベース通信部205に送信し、その応答コマンドをデータベース通信部205から受信する。この送受信は、TCP/IPプロトコル上に定義されるSQL(Structured Query Language)プロトコルにより行われる。ボリューム通信部204は、ボリュームサーバ部115に対する要求コマンドをネットワークI/F103を介してボリューム通信部207に送信し、その応答コマンドをボリューム通信部207から受信する。この送受信は、RPC(Remote Procedure Call)により行われる。
次に、文書管理サーバ110の属性管理サーバ処理部113は、データベース通信部205、データベース処理部206を備える。
データベース通信部205は、TCP/IPプロトコル上に定義されるSQLプロトコルにより、属性管理サーバ部112に対する要求コマンドをデータベース通信部203、或いはデータベース通信部210からネットワークI/F111を介して受信する。
データベース通信部205は、この要求コマンドを受信すると、その要求をデータベース処理部206に供給し、その処理結果を応答コマンドとしてデータベース通信部203、或いはデータベース通信部210に送信する。
データベース処理部206は、フォルダ、文書、ページの包含関係とこれらの属性を管理するためのRDBMSで、データベースファイルである属性記憶部114に対して更新や検索などの処理を行う。
図3は、データベース処理部206が、フォルダ、文書、ページの包含関係とこれらの属性を管理するための、属性記憶部114におけるテーブル定義例である。
フォルダ管理テーブル300は、フォルダを識別するためのフォルダIDと、親のフォルダを識別するための親フォルダIDと、フォルダ名と、作成日時とを含む。
文書管理テーブル301は、文書を識別するための文書IDと、親のフォルダを識別するための親フォルダIDと、文書名と、サイズと、ページ数と、作成日時と、対応付けられたログを識別するためのログIDとを含む。
ログ情報管理テーブル302は、ログを識別するためのログIDと、デバイス情報としてのデバイス名、プロダクト名、IPアドレス、コメントとを含む。さらに、ログ情報管理テーブル302は、ユーザ情報としての部門ID、ユーザ名、IPアドレス、MACアドレスを含む。さらに、ログ情報管理テーブル302は、ジョブ情報としてのジョブ種、ジョブ名、ページ数、部数、開始日時、終了日時、ジョブの結果と、対応付けられた文書を識別するための文書IDとを含む。
ページ管理テーブル303は、ページを識別するためのページIDと、親の文書を識別するための親文書IDと、ページ番号と、ページデータのファイル・フォーマットを識別するためのフォーマットとを含む。さらに、ページ管理テーブル303は、画像データの場合の用紙サイズを識別するための用紙サイズと、ファイルサイズと、ページを検索するためのインデックス1、インデックス2、インデックス3とを含む。さらに、ページ管理テーブル303は、ボリュームサーバ部115で管理される画像データを識別するためのボリュームIDを含む。
文書管理サーバ110のボリュームサーバ処理部116は、ボリューム通信部207、ボリューム処理部208を備える。
ボリューム通信部207は、RPCにより、ボリュームサーバ部115に対する要求コマンドをボリューム通信部204、或いはボリューム通信部211からネットワークI/F111を介して受信することができる。ボリューム通信部207は、その要求コマンドを受信した場合、その要求をボリューム処理部208に供給し、その処理結果を応答コマンドとしてボリューム通信部204、或いはボリューム通信部211に送信する。
ボリューム処理部208は、ボリュームファイルであるボリューム記憶部117に対して更新やデータ取得などの処理を行う。
図4は、ボリューム処理部208が、コンテンツデータを追加、取得するための、ボリューム記憶部117におけるデータ構成例である。ボリューム管理ファイル400は、データを識別するためのボリュームIDと、データが記憶されているボリューム記憶ファイルを識別するためのファイル名と、データの記憶開始位置であるオフセットと、データのサイズとを含む。ボリューム記憶ファイル401には、コンテンツデータである画像データ、或はテキストデータが連続して記憶される。
文書管理サーバ110のサービスサーバ部118は、サービス通信部209、データベース通信部210、ボリューム通信部211、キャビネット文書管理部212、画像処理部213、サービスプロバイダ部214を備える。
サービス通信部209は、HTTPプロトコル上のSOAPプロトコルにより、文書管理サーバ110に対する要求コマンドをデジタル複合機130からネットワークI/F111を介して受信することができる。サービス通信部209は、その要求コマンドを受信した場合、その要求をサービスプロバイダ部214に供給し、その処理結果を応答コマンドとしてデジタル複合機130に送信する。
サービスプロバイダ部214は、サービス通信部209からの要求に従って処理を行い、その処理結果を返す。また、文書情報の登録、属性の更新、検索など、属性管理サーバ部112、ボリュームサーバ部115に対する処理が発生した場合は、その要求をキャビネット文書管理部212に供給し、その処理結果をキャビネット文書管理部212から受け取る。サービスプロバイダ部214は、デジタル複合機130からジョブのコンテンツデータとログ情報を受信することができる。サービスプロバイダ部214は、それらの情報を受信した場合には、サービス通信部209からコンテンツデータとログ情報を受け取り、ハードディスクドライブに一時保存する。次いで、サービスプロバイダ部214は、コンテンツデータとログ情報を文書登録する要求をキャビネット文書管理部212に供給し、その処理結果を受け取る。サービスプロバイダ部214がコンテンツデータの解像度変換処理、或はデータ変換処理を実施する場合は、サービスプロバイダ部214は、ハードディスクドライブからコンテンツデータを読み込む。そして、サービスプロバイダ部214は、画像データであるコンテンツデータに対して解像度変換処理、或はデータ変換処理を行う。次に、サービスプロバイダ部214は、コンテンツデータとログ情報を文書登録する要求をキャビネット文書管理部212に供給し、その処理結果を受け取る。画像処理部213は、サービスプロバイダ部214、キャビネット文書管理部212からの要求に従い、画像データの伸長、圧縮、色空間変換、下地とばし、解像度変換、回転、領域分割、文字認識などの画像処理を行う。データベース通信部210、ボリューム通信部211、キャビネット文書管理部212の各機能構成部については、前述した文書管理クライアントにおける該機能構成部と同様であるので、説明を省略する。
図5は、図1に示したデジタル複合機の構成を示すブロック図であり、図1と同じものには同一の符号を付してある。
コントローラユニット133は、画像入力デバイスであるスキャナ部131や画像出力デバイスであるプリンタ部132と接続するためのコントローラである。また、コントロールユニット133は、ネットワーク(LAN)140や公衆回線(WAN)150と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
コントローラユニット133において、500はCPUで、システム全体を制御するコントローラである。501はRAMで、CPU500が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリ(バッファメモリ)でもある。502はROMで、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。503はハードディスクドライブ(HDD)で、システムソフトウェア、ジョブのコンテンツデータ、ログ情報などを格納する。
504は操作部I/Fで、操作部134とのインターフェース部であり、操作部134に表示する画面データを操作部134に対して出力する。また、操作部I/F504は、操作部134からオペレータが入力した情報を、CPU500に伝える役割をする。
505はネットワーク部(Network)で、ネットワーク(LAN)140に接続し、情報の入出力を行う。506はモデム(MODEM)で、公衆回線(WAN)150に接続し、画像情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス507上に配置される。
508はイメージバス(Image Bus)I/Fで、システムバス507と画像データを高速で転送する画像バス509を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス509は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス509上には以下のデバイスが配置される。
510はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、PDLコードをビットマップイメージに展開する。511はデバイスI/F部で、画像入出力デバイスであるスキャナ部131,プリンタ部132とコントローラ133を画像入力部インターフェース512,印刷部インターフェース513を介して接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
514はスキャナ画像処理部で、入力画像データに対し補正,加工,編集を行う。また、スキャナ画像処理部514は、入力された画像データがカラー原稿か白黒原稿かを画像データの彩度信号から判断しその結果を保持する機能を有する。515はプリンタ画像処理部で、出力画像データに対し補正,加工,編集を行う。
516は画像回転部である。画像回転部516は、スキャナ画像処理部514と連携して、スキャナ部131からの画像を読み込む。さらに、画像回転部516は、画像データを回転しメモリ上に格納したり、メモリ上にある画像データを回転してメモリ上に格納したり、メモリ上にある画像データをプリンタ画像処理部515と連携して回転しながら印字出力したりする。
517は画像圧縮部で、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MR、MHの圧縮伸長処理を行う。
518は解像度変換部で、メモリ上にある画像データを解像度変換処理し、メモリ上に格納する。
519は色空間変換部で、マトリクス演算により、たとえばメモリ上にあるYUV画像データをLab画像データに変換し、メモリ上に格納する。
520は階調変換部で、例えばメモリ上にある8bit、256階調の画像データを誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納する。画像回転部516、画像圧縮部517、解像度変換部518、色空間変換部519、階調変換部520は、それぞれ連結して動作することが可能である。例えばメモリ上の画像データを画像回転、解像度変換する場合は、両処理を、メモリを介することなしに行うことができる。521は地紋処理部で、画像データへの地紋付加、画像データに付加されている地紋の判別などを行う。
図6に操作部134の構成を示す。
LCD表示部600は、LCD上にタッチパネルシート601が貼られており、システムの操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラユニット133内のCPU500に伝える。
スタートキー602は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキー602中央部には、緑と赤の2色LED603があり、その色によってスタートキー602が使える状態にあるかどうかを示す。
ストップキー604は稼働中の動作を止める働きをする。IDキー605は、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキー606は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
図7は、図1に示したデジタル複合機のコントローラユニットにおける、システムソフトウェアの機能構成を示すブロック図である。
ユーザインターフェース(UI)部700は、オペレータからの入力情報をアプリケーション部701に供給するとともに、その処理結果をアプリケーション部701から受け取り、操作部134に表示する画面を生成する。
アプリケーション部701は、ユーザインターフェース(UI)部700からの要求に従って処理を行う。例えば、アプリケーション部701は、コピーが要求された場合には、ジョブコントロールドメイン部702に指定されたコピー設定とともにコピー・ジョブを投入する。次いで、アプリケーション部701は、機器の状態やジョブの状態などの情報をジョブコントロールドメイン部702から受け取る。また、文書管理サーバ110にジョブのコンテンツデータとログ情報を送信する場合には、アプリケーション部701は、ジョブコントロールドメイン部702からジョブの画像データとログ情報を受け取る。次いで、アプリケーション部701は、ジョブのコンテンツデータとログ情報を送信する要求をサービス通信部703に供給し、その処理結果を受け取る。デジタル複合機がコンテンツデータの解像度変換処理、或はデータ変換処理を実施する場合は、アプリケーション部701は、ジョブコントロールドメイン部702からジョブの画像データとログ情報を受け取る。次に、アプリケーション部701は、ジョブの画像データに対して解像度変換処理、或はデータ変換処理を行う。次に、アプリケーション部701は、コンテンツデータとログ情報を送信する要求をサービス通信部703に供給し、その処理結果を受け取る。
ジョブコントロールドメイン部702は、スキャン・ジョブ、コピー・ジョブ、プリント・ジョブ、FAXジョブなどの、複数のジョブの処理を司るものである。例えば、ジョブコントロールドメイン部702は、コピー・ジョブが投入された場合には、指定されたコピー設定に基づきスキャナ部131、及びプリンタ部132を動作させ、原稿を読み込み、該画像データを印刷する。次いで、ジョブコントロールドメイン部702は、デバイス情報、ユーザ情報、ジョブ情報などから構成される該ジョブのログ情報と、該ジョブの画像データとを関連付けてハードディスクドライブに保存する。ジョブの画像データの解像度は、例えば、コピー・ジョブであれば600*600dpiであり、プリント・ジョブであれば1200*1200dpiである。また、アプリケーション部701からの要求に従い、ハードディスクドライブに保存されているログ情報と画像データをアプリケーション部701に供給する。サービス通信部703は、HTTPプロトコル上のSOAPプロトコルにより、文書管理サーバ110に対する要求コマンドをネットワークI/F704を介して文書管理サーバ110内のサービス通信部209に送信し、その応答を受信する。ネットワークI/F704は、ネットワーク140に接続し、TCP/IPなどのネットワークプロトコルの処理を行う。
図8は、保存されているログ情報のXMLスキーマの例である。
本例では、ログ情報を表すルートのlogInformation要素は、deviceInformation要素と、userInformation要素と、jobInformation要素を含む。deviceInformation要素は、デバイス名、IPアドレス等のデバイス情報を表す。userInformation要素は、部門ID、ユーザ名等などのユーザ情報を表す。jobInformation要素は、ジョブ種、ジョブ名、開始日時等のジョブ情報を表す。
次に、デジタル複合機におけるジョブのログ情報とコンテンツデータに係る処理フローについて、図9のフロー図に従い説明する。
まず、コピー・ジョブ、プリント・ジョブなどのジョブ処理を開始することにより処理を開始し(ステップS900)、ジョブ処理と並行して、ジョブのログ情報とコンテンツデータを生成し、ハードディスクドライブに保存する(ステップS901)。ここで生成、保存するジョブのコンテンツデータは、ジョブの画像データであり、JBIGなどの圧縮方式で圧縮している。コンテンツデータの変換処理をデジタル複合機で実施する場合は、次に、画像データであるコンテンツデータを、所定の解像度の画像データに変換する。或は文字認識を行いテキストデータに変換し、変換後のコンテンツデータをハードディスクドライブに保存し、元のコンテンツデータをハードディスクドライブから削除する(ステップS902)。コンテンツデータの変換処理をデジタル複合機ではなく、文書管理サーバで実施する場合は、ステップS902は行わない。次に、ログ情報とコンテンツデータを文書管理サーバに送信し(ステップS903)、ログ情報とコンテンツデータをハードディスクドライブから削除し(ステップS904)、処理を終了する(ステップS905)。
次に、文書管理サーバにおけるジョブのログ情報とコンテンツデータに係る処理フローについて、図10のフロー図に従い説明する。
まず、デジタル複合機からデータ転送予約を受信することにより処理を開始し(ステップS1000)、デジタル複合機からジョブのログ情報とコンテンツデータを受信し、ハードディスクドライブに一時保存する(ステップS1001)。コンテンツデータの変換処理を文書管理サーバで実施する場合は、画像データであるコンテンツデータを、所定の解像度の画像データに変換する。或は文字認識を行いテキストデータに変換し、変換後のコンテンツデータをハードディスクドライブに保存し、元のコンテンツデータをハードディスクドライブから削除する(ステップS1002)。コンテンツデータの変換処理を文書管理サーバではなく、デジタル複合機で実施する場合は、ステップS1002は行わない。次に、ログ情報とコンテンツデータを、属性管理サーバ部とボリュームサーバ部に登録する(ステップS1003)。次いで、一時保存していたログ情報とコンテンツデータをハードディスクドライブから削除し(ステップS1004)、処理を終了する(ステップS1005)。
次に、デジタル複合機と文書管理サーバ間のデータ転送処理の動作について、図11のシーケンス図に従い説明する。
デジタル複合機は、ジョブの処理が終了する、或は、タイマーが予め設定された送信時間になることにより転送処理を開始し、まず、文書管理サーバに対してデータ転送予約を行う(ステップS1100)。文書管理サーバは、接続数を確認し、受付可能であればデータ転送許可をデジタル複合機に返信する(ステップS1101)。次に、デジタル複合機は、ハードディスクドライブに保存されているジョブのログ情報を読み込み(ステップS1102)、該ログ情報を文書管理サーバに送信する(ステップS1103)。文書管理サーバは、受信したログ情報をハードディスクドライブに一時保存する(ステップS1104)。次に、デジタル複合機は、ハードディスクドライブに保存されているジョブの1ページ分のコンテンツデータを読み込み(ステップS1105)、該コンテンツデータを文書管理サーバに送信する(ステップS1106)。文書管理サーバは、受信したコンテンツデータをハードディスクドライブに一時保存する(ステップS1107)。全てのページに対してステップS1105からステップS1107を繰り返し行った後、デジタル複合機は、文書登録要求を文書管理サーバに送信する(ステップS1108)。文書管理サーバは、別プロセスによる文書登録処理を開始し(ステップS1109)、直ちに文書登録受付をデジタル複合機に返信する(ステップS1110)。デジタル複合機は、文書登録処理が完了したか否かを文書管理サーバに定期的に問い合わせる(ステップS1111)。文書登録処理が完了した後、デジタル複合機は、データ転送予約解除を文書管理サーバに送信し(ステップS1112)、転送が完了したログ情報とコンテンツデータをハードディスクドライブから削除する(ステップS1113)。全てのジョブのログ情報とコンテンツデータの転送が完了するか、転送終了時刻になるまで、ステップS1100からステップS1113を繰り返し行う。
次に、デジタル複合機におけるコンテンツデータの解像度変換処理の動作について、図12のフローチャートに従い説明する。
まず、ジョブの処理が終了することにより処理を開始し、ハードディスクドライブに保存されているジョブの1ページ分の画像データをメモリ上に読み込む(ステップS1200)。次に、JBIGなど、画像データの圧縮方式に従った伸張処理を行う(ステップS1201)。次に、画像データに対して、地紋データを含むかどうかを判断する(ステップS1202)。ステップS1202において地紋データが含まれていると判断された場合には図13左に示すような繰り返しパターンを判別し、その中から1パターンを抽出(図13右)する。次にステップS1204へ進み、地紋データを含まないと判断された場合には次のステップS1208へ進む。ステップS1204では、地紋データに対して解像度変換を行うかどうかを判断する。解像度変換を行っても地紋の機能が維持されると判断した場合には次のステップS1205へ進み、解像度変換によって地紋の機能が損なわれると判断した場合には次のステップS1206へ進む。ステップS1205においては地紋データの解像度変換を実行する。ここで、地紋データの解像度変換は、地紋データ以外の画像データとは異なる解像度に変換することを含む。ステップ1206では地紋データをJPEGなどの圧縮方式で圧縮可能かどうかを判断する。圧縮を行っても地紋の機能が維持されると判断した場合には次のステップS1207にて地紋データの圧縮を行い、圧縮によって地紋の機能が損なわれると判断した場合には次のステップS1208へ進む。
続いて、地紋データを除く画像データを最適解像度に変換する(ステップS1208)。次に、再びJBIGなどの圧縮方式で画像データを圧縮する(ステップS1209)。次に、変換後の画像データをハードディスクドライブに保存するとともに、地紋データと画像データの関連付けを行う(ステップS1210)。次に、元の画像データをハードディスクドライブから削除する(ステップS1211)。次に、ステップS1201で読み込んだページが最終ページか否かを判別し(ステップS1212)、最終ページに至るまでステップS1201からステップS1209を繰り返し行い、処理を終了する。
上記コンテンツデータのデータ変換処理は、文書管理サーバで行ってもかまわない。その場合は、デジタル複合機から文書登録要求を受信することにより処理を開始し、それ以降の動作は上記動作と同様であり、詳細な説明は省略する。
前述した実施の形態の機能を実現するコンピュータ・プログラムを記録した記録媒体を画像処理装置に供給し、その画像処理装置のコンピュータがコンピュータ・プログラムを記録媒体から読み取り実行することによっても、本発明の目的が達成される。この場合、記録媒体から読み取られたコンピュータ・プログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのコンピュータ・プログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体としては、例えば、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、ROM、メモリカード、光ディスク等を用いることができる。
また、画像処理装置が、インターネット等のネットワークを介してダウンロードされたコンピュータ・プログラムを実行することによっても、本発明の目的が達成される。この場合、当該コンピュータ・プログラムは本発明を構成することになる。
本発明の実施例におけるネットワーク文書管理システムの全体構成を示すブロック図である。 本システムの文書管理クライアントと文書管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 文書管理サーバの属性記憶部におけるテーブル定義例を示す図である。 文書管理サーバのボリューム記憶部におけるデータ構成例を示す図である。 本システムのデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 デジタル複合機の操作部の構成を示す図である。 デジタル複合機のシステムソフトウェアの機能構成を示すブロック図である。 本システムのデジタル複合機における、ログ情報のXMLスキーマの例である。 本システムのデジタル複合機における、ジョブのログ情報とコンテンツデータに係る処理フローを説明するフロー図である。 本システムの文書管理サーバにおける、ジョブのログ情報とコンテンツデータに係る処理フローを説明するフロー図である。 本システムのデジタル複合機と文書管理サーバ間のデータ転送処理の動作を説明するシーケンス図である。 本システムのデジタル複合機における、コンテンツデータおよび地紋データの解像度変換処理の動作を説明するフローチャートである。 地紋データの繰り返しパターンを示す図である。 従来技術のネットワーク文書管理システムの全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 文書管理クライアント
101 ユーザインターフェース(UI)部
102 クライアント処理部
103 ネットワークI/F
110 文書管理サーバ
111 ネットワークI/F
112 属性管理サーバ部
113 属性管理サーバ処理部
114 属性記憶部
115 ボリュームサーバ部
116 ボリュームサーバ処理部
117 ボリューム記憶部
118 サービスサーバ部
130 デジタル複合機
131 スキャナ部
132 プリンタ部
133 コントローラユニット
134 操作部
140 ネットワーク
150 公衆回線(WAN)

Claims (25)

  1. 画像データに含まれる地紋データを判別する地紋判別手段と、
    前記画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備え、
    前記解像度変換手段は、前記地紋判別手段により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記地紋判別手段は、地紋が繰り返しパターンか否かを判別し、繰り返しパターンである場合には繰り返しパターン中から1パターンを抜き出して処理することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換しないことを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することによって地紋の機能が損なわれる場合には、判別した地紋データを解像度変換しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することを含み、前記第2の処理は、地紋データを除く画像データを解像度変換することを含み、前記第1の処理による変換後の解像度は、前記第2の処理による変換後の解像度とは異なることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の処理が行われた地紋データと、前記第2の処理が行われた地紋データを除く画像データとを関連付ける手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別ステップと、
    前記画像データの解像度を変換する解像度変換ステップを含み、
    前記解像度変換ステップは、前記地紋判別ステップにより判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記地紋判別ステップは、地紋が繰り返しパターンか否かを判別し、繰り返しパターンである場合には繰り返しパターン中から1パターンを抜き出して処理することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換しないことを含むことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  10. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することによって地紋の機能が損なわれる場合には、判別した地紋データを解像度変換しないことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  11. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することを含み、前記第2の処理は、地紋データを除く画像データを解像度変換することを含み、前記第1の処理による変換後の解像度は、前記第2の処理による変換後の解像度とは異なることを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  12. 前記第1の処理が行われた地紋データと、前記第2の処理が行われた地紋データを除く画像データとを関連付けるステップを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  13. ジョブの画像データを生成し、文書管理サーバに送信するデジタル複合機と、前記デジタル複合機から画像データを受信し、保存する前記文書管理サーバと、前記文書管理サーバに保存された画像データを検索、閲覧する文書管理クライアントを備えるネットワーク文書管理システムにおいて、
    前記デジタル複合機又は前記文書管理サーバは、
    前記画像データに含まれる地紋データを判別する地紋判別手段と、
    前記画像データの解像度を変換する解像度変換手段を備え、
    前記解像度変換手段は、前記地紋判別手段により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とするネットワーク文書管理システム。
  14. 前記地紋判別手段は、地紋が繰り返しパターンか否かを判別し、繰り返しパターンである場合には繰り返しパターン中から1パターンを抜き出して処理することを特徴とする請求項13に記載のネットワーク文書管理システム。
  15. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換しないことを含むことを特徴とする請求項13に記載のネットワーク文書管理システム。
  16. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することによって地紋の機能が損なわれる場合には、判別した地紋データを解像度変換しないことを特徴とする請求項13に記載のネットワーク文書管理システム。
  17. 前記第1の処理は、判別した地紋データを解像度変換することを含み、前記第2の処理は、地紋データを除く画像データを解像度変換することを含み、前記第1の処理による変換後の解像度は、前記第2の処理による変換後の解像度とは異なることを特徴とする請求項13に記載のネットワーク文書管理システム。
  18. 前記第1の処理が行われた地紋データと、前記第2の処理が行われた地紋データを除く画像データとを関連付ける手段を更に備えることを特徴とする請求項13に記載のネットワーク文書管理システム。
  19. ジョブの画像データを生成し、文書管理サーバに送信するデジタル複合機と、前記デジタル複合機から画像データを受信し、保存する前記文書管理サーバと、前記文書管理サーバに保存された画像データを検索、閲覧する文書管理クライアントを備えるネットワーク文書管理システムの制御方法において、
    前記画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別ステップと、
    前記画像データの解像度を変換する解像度変換ステップと、
    前記解像度変換ステップを実行する際、前記地紋判別ステップにより判別された地紋データをそれ以外のデータとは分離して処理する地紋処理ステップ
    を含むことを特徴とするネットワーク文書管理システムの制御方法。
  20. 前記地紋処理ステップは、前記地紋判別手段により地紋の返しパターンかどうかを判別し、繰り返しパターンであった場合には繰り返しパターン中から1パターンだけを抜き出して処理することを特徴とする請求項19に記載のネットワーク文書管理システムの制御方法。
  21. 前記地紋処理ステップは、前記地紋判別ステップにより判別した地紋データの解像度変換を実行しないことを特徴とする請求項19に記載のネットワーク文書管理システムの制御方法。
  22. 前記地紋処理ステップは、前記判別した地紋データをそれ以外の画像データとは異なる解像度へ変換することを特徴とする請求項19に記載のネットワーク文書管理システムの制御方法。
  23. 前記地紋処理ステップにおいて分離処理された地紋データとそれ以外の画像データを関連付けるステップを更に含むことを特徴とする請求項19に記載のネットワーク文書管理システムの制御方法。
  24. コンピュータに、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別手順と、前記画像データの解像度を変換する解像度変換手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記解像度変換手順は、前記地紋判別手順により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とする記録媒体。
  25. コンピュータに、画像データに含まれる地紋を判別する地紋判別手順と、前記画像データの解像度を変換する解像度変換手順を実行させるためのプログラムであって、
    前記解像度変換手順は、前記地紋判別手順により判別された地紋データに対する第1の処理と、地紋データを除く画像データに対する第2の処理とを行うことを特徴とするプログラム。
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