JP2008042290A - 交換機、交換機制御プログラム、交換機制御方法 - Google Patents

交換機、交換機制御プログラム、交換機制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回線混雑時にチャネル数を確保する交換機、交換機制御プログラム、交換機制御方法を提供する。
【解決手段】端末装置と回線網の間に接続された交換機であって、回線網の状況を監視する監視部と、発信側の端末装置からの発信時、監視部による監視結果に基づいて回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御部とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、回線混雑時における通信の制御を行う交換機、交換機制御プログラム、交換機制御方法に関するものである。
電話を用いる通信システムにおいて、回線混雑時に情報伝達が困難になる。
なお、本発明の関連ある従来技術として、ネットワークの輻輳発生状態に応じてプロトコルを選択できるインターネット電話装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−298479号公報
交換機は、同時接続通話チャネル数が限られており、回線が混雑している場合、ユーザが電話機をオフフックしてもビジー状態となり全く通話ができない。更に、回線混雑時であっても、確実に伝達すべき情報が多く存在する。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、回線混雑時にチャネル数を確保する交換機、交換機制御プログラム、交換機制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、端末装置と回線網の間に接続された交換機であって、前記回線網の状況を監視する監視部と、発信側の端末装置からの発信時、前記監視部による監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御部とを備えたものである。
また、本発明に係る交換機において、更に、前記チャネル制御部からの指示に基づいて、前記発信側の端末装置からの伝送データをデータ圧縮して圧縮データに変換するデータ変換部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る交換機において、前記チャネル制御部は、前記発信側の端末装置に伝送データのデータ圧縮の指示を行い、前記発信側の端末装置によりデータ圧縮された圧縮データを受信することを特徴とする。
また、本発明に係る交換機において、更に、前記圧縮データを記憶すると共に、前記チャネル制御部により確保されたチャネルへ前記圧縮データを送信するデータ送信部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る交換機において、前記監視部は、前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されたか否かの判断を行い、前記監視部により前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されなかったと判断された場合、前記データ送信部は、記憶している前記圧縮データの再送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る交換機において、前記データ変換部は、前記回線網から圧縮データを受信した場合、該圧縮データを復元して伝送データに変換し、着信側の端末装置へ該伝送データを送信することを特徴とする。
また、本発明に係る交換機において、前記所定の回線条件は、回線使用率が所定の閾値を超えることであることを特徴とする。
また、本発明は、端末装置と回線網の間に接続された交換機のコンピュータに実行させる交換機制御プログラムであって、前記回線網の状況を監視する監視ステップと、発信側の端末装置からの発信時、前記監視ステップによる監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係る交換機制御プログラムにおいて、更に、前記チャネル制御ステップからの指示に基づいて、前記発信側の端末装置からの伝送データをデータ圧縮して圧縮データに変換するデータ変換ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る交換機制御プログラムにおいて、前記チャネル制御ステップは、前記発信側の端末装置に伝送データのデータ圧縮の指示を行い、前記発信側の端末装置によりデータ圧縮された圧縮データを受信することを特徴とする。
また、本発明に係る交換機制御プログラムにおいて、更に、前記圧縮データを記憶すると共に、前記チャネル制御ステップにより確保されたチャネルへ前記圧縮データを送信するデータ送信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る交換機制御プログラムにおいて、前記監視ステップは、前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されたか否かの判断を行い、前記監視ステップにより前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されなかったと判断された場合、前記データ送信ステップは、記憶している前記圧縮データの再送を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る交換機制御プログラムにおいて、更に、前記回線網から圧縮データを受信した場合、該圧縮データを復元して伝送データに変換し、着信側の端末装置へ該伝送データを送信するデータ復元ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る交換機制御プログラムにおいて、前記所定の回線条件は、回線使用率が所定の閾値を超えることであることを特徴とする。
また、本発明は、端末装置と回線網の間に接続された交換機の制御を行う交換機制御方法であって、前記回線網の状況を監視する監視ステップと、発信側の端末装置からの発信時、前記監視ステップによる監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御ステップとを実行するものである。
また、本発明に係る交換機制御方法において、更に、前記回線網から圧縮データを受信した場合、該圧縮データを復元して伝送データに変換し、着信側の端末装置へ該伝送データを送信するデータ復元ステップを実行することを特徴とする。
本発明によれば、回線混雑時のチャネル数を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係る交換機である電話交換機を用いた通信システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。この通信システムは、電話交換機1a,1b、電話機2a,2b,2c,2d,2e,2f(端末装置)、回線網3、基地局5a,5bを備える。電話交換機1a、電話機2a,2b,2c、基地局5aは、発信側を示し、電話交換機1b、電話機2d,2e,2f、基地局5bは、着信側を示す。
電話機2a,2dは、アナログ信号により電話交換機1と通信を行うものであり、電話機2b,2eは、デジタル信号により電話交換機1と通信を行うものであり、電話機2c,2fは、無線デジタル信号により基地局5と通信を行うものであり、基地局5は、デジタル信号により電話交換機1と通信を行うものである。ある電話交換機1aは、回線網3、電話機2a,2b,2cに接続され、別の電話交換機1bは、回線網3、電話機2d,2e,2fに接続される。なお、電話機2a,2b,2c,2d,2e,2fは、これらの一部だけを用いても良いし、他の通信方式を用いた通信端末装置を用いても良い。
図2は、本実施の形態に係る電話交換機の構成の一例を示すブロック図である。電話交換機1は、回線網3、複数の電話機2に接続される。また、電話交換機1は、SLC(Subscriber Line Circuit:加入者回路)12、SLC制御部13、スイッチ14、局外I/F部15、監視部16、トランク回路17を備える。回線網3は、電話網6、IP網7(Internet Protocol)を含む。なお、回線網3は、電話網6とIP網7のいずれか一方のみを用いても良い。
SLC12、SLC制御部13、スイッチ14、局外I/F部15は、従来の電話交換機の機能と同様である。SLC12は、BORSCHT(Battery feed, Over voltage protection, Ringing signal sending, Supervisory, Coder-decoder, Hybrid, Testing)機能を持ち、アナログ方式の電話機2もデジタル加入者回線に収容することができる。
監視部16は、電話交換機1の回線使用率(電話交換機1が使用可能な回線数に対する使用中の回線数の割合、または電話交換機1が使用可能な帯域幅に対する使用中の帯域幅の割合)を監視する。トランク回路17は、リンガー部21、PB(Push Button)部22、DT(Dial Tone)コントロール部23、通話確保処理部31(チャネル制御部)、データ処理部32(データ変換部)、データベース33(データ送信部)、アナウンス部34を備える。リンガー部21、PB部22、DTコントロール部23は、従来の電話交換機の機能と同様である。
トランク回路17におけるその他の各部の機能は、電話交換機1が発信側である場合と着信側である場合で異なる。通話確保処理部31は、発信側において通話確保モードの実行を行い、着信側において受領確認の発行を行う。データ処理部32は、発信側において伝送データを圧縮データに圧縮し、着信側において圧縮データをデータ復元して伝送データに復元する。データベース33は、発信側において圧縮データの保管または削除を行う。アナウンス部34は、着信側において伝送データに含まれた日付や発信者などを着信側の電話機2へ通知する。
次に、本実施の形態における通信システムの動作について説明する。
発信側の電話交換機1である発信側電話交換機は、回線混雑時、通話確保処理部31により通話確保モードを実行し、データ処理部32によりデータ圧縮を行ってチャネルあたりの情報伝送量を減らすことにより、接続通話数またはIP回線網のリソース(チャネル)を確保して同時接続通話チャネル数を増加させる。また、発信側電話交換機は、データベース33によりデータの保管を行い、呼損などによる不達の場合、データを再送する。例えば、発信側電話交換機は、回線混雑時、利用可能な帯域幅の1%を用いて通話確保モードを実行し、通話確保モードにおける伝送データを1/100に圧縮することにより、同時接続通話チャネル数を通常時の約2倍にすることができる。なお、電話交換機1は、予め予備の帯域を用意しておき、通話確保モードの実行時だけ、予備の帯域を使用するようにしても良い。
図3は、本実施の形態に係る通信システムにおける発信側の動作の一例を示すシーケンス図である。図4は、本実施の形態に係る通信システムにおける着信側の動作の一例を示すシーケンス図である。このシーケンス図のうち、図3は、発信側(発信側の電話機2である発信端末、発信側の電話機2に接続された電話交換機1である発信側電話交換機)の動作を示す。また、図4は、回線網3、着信側(着信側の電話機2に接続された電話交換機1である着信側電話交換機、着信側の電話機2である着信端末)の動作を示す。
まず、発信端末がオフフックを行い、発信側電話交換機へ発信すると(S11)、発信側電話交換機のSLC制御部13は、ビジー判断を行う(S12)。ここで、SLC制御部13は、例えば、監視部16が検出した回線使用率が所定の閾値を超えている場合にビジーと判断する。ビジーでない場合(S12,No)、SLC制御部13は、従来の電話交換機と同様にして回線網3への接続の処理を行う(S13)。ビジーである場合(S12,Yes)、通話確保処理部31は、発信端末のユーザから通話確保モードの利用の確認を得るための通話確保モード利用確認要求を、ビジー音と共に発信端末へ送信する(S14)。次に、発信端末は、発信側電話交換機からの通話確保モード利用確認要求に従って、ユーザに確認を行い、ユーザから通話確保モード利用の確認が得られた否かの判断を行う(S15)。
ユーザか通話確認モード利用の確認が得られない場合(S15,No)、発信端末は、オンフックを行い(S16)、このフローを終了する。一方、ユーザか通話確認モード利用の確認が得られた場合(S15,Yes)、発信端末は、通話確認モード利用確認を発信側電話交換機へ送信する。次に、監視部16は、回線網の監視を行うことにより回線使用率を取得し(S22)、通話確保処理部31は、回線使用率と発信端末からのデータ量、距離、プロトコルなどに基づいて、適切な通話確保モードの選択を行う(S23)。通話確保モードは、使用するデータ圧縮方法、回線(電話網6またはIP網7におけるチャネル)、帯域などを指定するものである。
ここで、通話確保処理部31は、使用する回線として、例えば回線使用率が小さい(混雑していない)回線、帯域の広い回線、遅延の小さい回線などを選択する。また、通話確保処理部31は、送信するデータ量に応じて帯域を決定する。また、通話確保処理部31は、使用するデータ圧縮方法として、例えば、次に示す第1の方法、第2の方法、第3の方法のいずれかを用いる。
第1の方法において、データ処理部32は、電話機2からの音声信号がアナログ信号であればA/D変換によりデジタル信号である音声データに変換し、音声データに対して音声圧縮符号化を行い、符号化結果を圧縮データとする。第2の方法において、データ処理部32は、電話機2からの音声信号または音声データに対して音声認識を行うことにより文字データに変換し、文字データを圧縮データとする。第3の方法において、データ処理部32は、予め用意された定型文の候補を発信端末に通知することにより、発信端末のユーザに候補の中から一つを選択させ、選択された定型文の番号を圧縮データとする。定型文は、例えば、緊急時の無事の確認など、回線が混雑しやすい状況に対応した文章であり、伝送する必要のある最低限の文章である。これらのデータ圧縮方法を用いることにより、通常時の1つのチャネルの帯域と比較して、通話確保モードにおける1つのチャネルの帯域を大幅に削減することができる。
次に、通話確保処理部31は、監視部16により選択された通話確保モード開始通知を発信端末へ発行する(S24)。なお、通話確保処理部31は、ユーザに対して通話確保モードの利用の確認を行わずに、通話確保処理部31の判断で通話確保モードを開始し、通話確保モードの通知を発信端末に送信するようにしても良い。
次に、発信端末は、通話確保モード開始通知を受領すると(S25)、ユーザからの伝送データ(音声またはデータ)の入力を受け付け、入力された伝送データを発信側電話交換機へ送信する(S26)。次に、データ処理部32は、発信端末からの伝送データに発信者や日付情報などの基本情報を付与し、通話確保モードにおけるデータ圧縮方法に従って伝送データのデータ圧縮を行う(S31)。データベース33は、データ圧縮の結果である圧縮データを保管する(S32)。次に、監視部16は、データベース33に圧縮データが存在するか否かの監視を開始し(S33)、通話確保モードにおける回線に従って回線網3への送信が可能であるか否かの判断を行う(S34)。送信が不可能である場合(S34,NG)、監視部16は、所定の時間経過後に処理S33に戻り、再び送信を試みる。一方、送信が可能である場合(S34,OK)、局外I/F部15は、データベース33に保管された圧縮データを読み込み、回線網3を介して着信側電話交換機へ圧縮データを送信する(S35)。
また、処理S33から所定の時間が経過した後、監視部16がデータベース33に圧縮データが存在することを検出した場合、監視部16は圧縮データが呼損などにより不達となったと判断し、局外I/F部15に圧縮データの再送の指示を行う。
次に、回線網3を介して圧縮データを受信した着信側電話交換機のデータ処理部32は、圧縮データから伝送データへのデータ復元を行う(S41)。次に、アナウンス部34は、伝送データに含まれた基本情報を着信端末に通知し、SLC制御部13は、着信端末との接続が可能であるか否かの判断を行う(S42)。接続が不可能である場合(S42,NG)、SLC制御部13は、伝送データを破棄する(S43)。一方、接続が可能である場合(S42,OK)、伝送データを着信端末へ送信する。次に、着信端末は、伝送データを受領し(S44)、受領したことを示す応答を着信側電話交換機へ送信する(S45)。次に、応答を受信した着信側電話交換機の通話確保処理部31は、受領確認を発行し(S46)、回線網3を介して発信側電話交換機へ受領確認を送信する(S51)。
次に、受領確認を受信した発信側電話交換機のSLC制御部13は、発信端末との接続が可能であるか否かの判断を行う(S52)。接続が不可能である場合(S52,NG)、SLC制御部13は、受領確認を破棄する(S53)。一方、接続が成功である場合(S52,OK)、SLC制御部13は、受領確認を発信端末へ送信する。次に、発信端末は、受領確認を受領し、受領確認を受領したことを示す応答を発信側電話交換機へ送信する(S54)。次に、応答を受信した発信側電話交換機の通話確保処理部31は、通話確保モードを終了し、通話確保モード終了通知を発信端末へ送信し(S55)、データベース33に保管された圧縮データを削除し(S56)、次に、通話確保モード終了通知を受信した発信端末は、オンフックを行い(S57)、このフローを終了する。
なお、発信側電話交換機のデータ処理部32がデータ圧縮を行う代わりに発信端末がデータ圧縮を行い、着信側電話交換機のデータ処理部32がデータ復元を行う代わりに着信端末がデータ復元を行っても良い。
本実施の形態によれば、回線混雑時、発信側で伝送データを圧縮して送信し、着信側で伝送データに復元することにより、限られたリソースを用いてチャネルを確保し、通話不可能な状態を回避することができる。また、着信端末が伝送データを受領したことを発信端末に通知することにより、確実な情報伝達を行うことができる。また、災害時などに通話確保モードを適用することにより、安否確認などの重要な情報伝達を確実に行うことができる。
なお、監視ステップは、実施の形態における処理S22,S33に対応する。また、チャネル制御ステップは、実施の形態における処理S23,S24に対応する。また、データ変換ステップは、実施の形態におけるS31に対応する。また、データ送信ステップは、実施の形態におけるS32,S33,S34に対応する。また、データ復元ステップは、実施の形態におけるS41に対応する。
更に、交換機を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、交換機制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、交換機を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
(付記1) 端末装置と回線網の間に接続された交換機であって、
前記回線網の状況を監視する監視部と、
発信側の端末装置からの発信時、前記監視部による監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御部と
を備える交換機。
(付記2) 付記1に記載の交換機において、
更に、前記チャネル制御部からの指示に基づいて、前記発信側の端末装置からの伝送データをデータ圧縮して圧縮データに変換するデータ変換部を備えることを特徴とする交換機。
(付記3) 付記1に記載の交換機において、
前記チャネル制御部は、前記発信側の端末装置に伝送データのデータ圧縮の指示を行い、前記発信側の端末装置によりデータ圧縮された圧縮データを受信することを特徴とする交換機。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれかに記載の交換機において、
更に、前記圧縮データを記憶すると共に、前記チャネル制御部により確保されたチャネルへ前記圧縮データを送信するデータ送信部を備えることを特徴とする交換機。
(付記5) 付記4に記載の交換機において、
前記監視部は、前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されたか否かの判断を行い、
前記監視部により前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されなかったと判断された場合、前記データ送信部は、記憶している前記圧縮データの再送を行うことを特徴とする交換機。
(付記6) 付記4または付記5に記載の交換機において、
前記データ変換部は、前記回線網から圧縮データを受信した場合、該圧縮データを復元して伝送データに変換し、着信側の端末装置へ該伝送データを送信することを特徴とする交換機。
(付記7) 付記1乃至付記6のいずれかに記載の交換機において、
前記所定の回線条件は、回線使用率が所定の閾値を超えることであることを特徴とする交換機。
(付記8) 端末装置と回線網の間に接続された交換機のコンピュータに実行させる交換機制御プログラムであって、
前記回線網の状況を監視する監視ステップと、
発信側の端末装置からの発信時、前記監視ステップによる監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御ステップと
をコンピュータに実行させる交換機制御プログラム。
(付記9) 付記8に記載の交換機制御プログラムにおいて、
更に、前記チャネル制御ステップからの指示に基づいて、前記発信側の端末装置からの伝送データをデータ圧縮して圧縮データに変換するデータ変換ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする交換機制御プログラム。
(付記10) 付記8に記載の交換機制御プログラムにおいて、
前記チャネル制御ステップは、前記発信側の端末装置に伝送データのデータ圧縮の指示を行い、前記発信側の端末装置によりデータ圧縮された圧縮データを受信することを特徴とする交換機制御プログラム。
(付記11) 付記8乃至付記10のいずれかに記載の交換機制御プログラムにおいて、
更に、前記圧縮データを記憶すると共に、前記チャネル制御ステップにより確保されたチャネルへ前記圧縮データを送信するデータ送信ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする交換機制御プログラム。
(付記12) 付記11に記載の交換機制御プログラムにおいて、
前記監視ステップは、前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されたか否かの判断を行い、
前記監視ステップにより前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されなかったと判断された場合、前記データ送信ステップは、記憶している前記圧縮データの再送を行うことを特徴とする交換機制御プログラム。
(付記13) 付記11または付記12に記載の交換機制御プログラムにおいて、
更に、前記回線網から圧縮データを受信した場合、該圧縮データを復元して伝送データに変換し、着信側の端末装置へ該伝送データを送信するデータ復元ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする交換機制御プログラム。
(付記14) 付記8乃至付記13のいずれかに記載の交換機制御プログラムにおいて、
前記所定の回線条件は、回線使用率が所定の閾値を超えることであることを特徴とする交換機制御プログラム。
(付記15) 端末装置と回線網の間に接続された交換機の制御を行う交換機制御方法であって、
前記回線網の状況を監視する監視ステップと、
発信側の端末装置からの発信時、前記監視ステップによる監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御ステップと
を実行する交換機制御方法。
(付記16) 付記15に記載の交換機制御方法において、
更に、前記チャネル制御ステップからの指示に基づいて、前記発信側の端末装置からの伝送データをデータ圧縮して圧縮データに変換するデータ変換ステップを実行することを特徴とする交換機制御方法。
(付記17) 付記15に記載の交換機制御方法において、
前記チャネル制御ステップは、前記発信側の端末装置に伝送データのデータ圧縮の指示を行い、前記発信側の端末装置によりデータ圧縮された圧縮データを受信することを特徴とする交換機制御方法。
(付記18) 付記15乃至付記17のいずれかに記載の交換機制御方法において、
更に、前記圧縮データを記憶すると共に、前記チャネル制御ステップにより確保されたチャネルへ前記圧縮データを送信するデータ送信ステップを実行することを特徴とする交換機制御方法。
(付記19) 付記18に記載の交換機制御方法において、
前記監視ステップは、前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されたか否かの判断を行い、
前記監視ステップにより前記圧縮データが着信側の端末装置に受領されなかったと判断された場合、前記データ送信ステップは、記憶している前記圧縮データの再送を行うことを特徴とする交換機制御方法。
(付記20) 付記18または付記19に記載の交換機制御方法において、
更に、前記回線網から圧縮データを受信した場合、該圧縮データを復元して伝送データに変換し、着信側の端末装置へ該伝送データを送信するデータ復元ステップを実行することを特徴とする交換機制御方法。
本実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係る電話交換機の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係る通信システムにおける発信側の動作の一例を示すシーケンス図である。 本実施の形態に係る通信システムの着信側の動作の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1,1a,1b 電話交換機、2,2a,2b,2c,2d,2e,2f 電話機、3 回線網、5a,5b 基地局、6 電話網、7 IP網、12 SLC、13 SLC制御部、14 スイッチ、15 局外I/F部、16 監視部、17 トランク回路、21 リンガー部、22 PB部、23 DTコントロール部、31 通話確保処理部、32 データ処理部、33 データベース、34 アナウンス部。

Claims (5)

  1. 端末装置と回線網の間に接続された交換機であって、
    前記回線網の状況を監視する監視部と、
    発信側の端末装置からの発信時、前記監視部による監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御部と
    を備える交換機。
  2. 請求項1に記載の交換機において、
    更に、前記チャネル制御部からの指示に基づいて、前記発信側の端末装置からの伝送データをデータ圧縮して圧縮データに変換するデータ変換部を備えることを特徴とする交換機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の交換機において、
    更に、前記圧縮データを記憶すると共に、前記チャネル制御部により確保されたチャネルへ前記圧縮データを送信するデータ送信部を備えることを特徴とする交換機。
  4. 端末装置と回線網の間に接続された交換機のコンピュータに実行させる交換機制御プログラムであって、
    前記回線網の状況を監視する監視ステップと、
    発信側の端末装置からの発信時、前記監視ステップによる監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御ステップと
    をコンピュータに実行させる交換機制御プログラム。
  5. 端末装置と回線網の間に接続された交換機の制御を行う交換機制御方法であって、
    前記回線網の状況を監視する監視ステップと、
    発信側の端末装置からの発信時、前記監視ステップによる監視結果に基づいて前記回線網の状況が所定の回線条件を満たすと判断し、且つ、前記発信側の端末装置からチャネル確保の指示を受信した場合、前記発信側の端末装置からの送信に用いるチャネルを確保するチャネル制御ステップと
    を実行する交換機制御方法。
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