JP2008040516A - フラッシュメモリのデータ書き換え方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】大がかりな更新データ取り込み手段や有線ケーブルを不要にして、フラッシュメモリのプログラムデータを更新できるとともに、更新作業を確実、容易にする。
【解決手段】CPU1が実行するプログラムデータをフラッシュメモリ2に格納しておき、このデータをワークメモリ3に転送してプログラム処理を実行する端末装置において、無線受信デバイス4を設けることにより、外部装置からプログラムデータを無線で受信し、該プログラムデータをフラッシュメモリに直接に書き込む。
プログラムデータをワークメモリに一旦書き込んだ後にフラッシュメモリに書き込むことも含む。
【選択図】図1
【解決手段】CPU1が実行するプログラムデータをフラッシュメモリ2に格納しておき、このデータをワークメモリ3に転送してプログラム処理を実行する端末装置において、無線受信デバイス4を設けることにより、外部装置からプログラムデータを無線で受信し、該プログラムデータをフラッシュメモリに直接に書き込む。
プログラムデータをワークメモリに一旦書き込んだ後にフラッシュメモリに書き込むことも含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、CPUが実行するプログラムデータをフラッシュメモリに格納しておき、このデータをワークメモリに転送してプログラム処理を実行する端末装置に係り、特にフラッシュメモリのデータ書き換え方式に関するものである。
現在、携帯電話、モバイル端末、ルータなど、コンピュータにより情報処理や制御を行う端末装置に於いて、その情報処理のためのプログラムや電話番号などの内部データは、フラッシュメモリに書き込まれている。このうち、プログラムといったデータは、今までのコンピュータを実装した装置などでは、ROMに書き込まれていた。これは、その端末装置全体としての機能を全て実現して、製品として満足できた時点でROMに書き込み、それ以後バグが無い限りデータの変更が不要となるためである。
しかし、最近の携帯電話やモバイル端末といった、コンピュータ処理による端末装置は、今までハードウェアで実現していた機能をソフトウェアで実現させている部分が多いため、様々な機能をソフトウェアの変更で行えると言う特徴を持っている。このため、これらの装置にフラッシュメモリを搭載し、ソフトウェアの書き換えを可能にしたものが多くなってきている。
この種の従来の回路構成例を図3に示す。1はCPU、2はフラッシュメモリ、3はワークメモリである。その動作としては、CPU1はまずプログラムが格納されているフラッシュメモリ2のデータをワークメモリ3にコピーし、その処理をワークメモリヘ移行させる。これは、フラッシュメモリ2がワークメモリ3に比べて、アクセススピードがかなり低速なため、通常の動作時は、ワークメモリ3のみをアクセスすることにより、高速な動作を実現している。
このような端末装置において、フラッシュメモリのデータ更新は、信号ケーブルなどの有線を用いて更新データを取得し、その更新データをバッファ(ワークメモリ)に一時保管し、旧データの書き換えを行う方法である。データ取り込み手段としては、一般的には、LAN,USBなどのI/Fを用いるか、コンパクトフラッシュ(登録商標)のカードを用いる場合もある。また、FAXを外部(センタのサーバ)との中継手段として利用するものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−308222号公報
上記のように、端末装置が搭載するフラッシュメモリのデータ書き換えには、大がかりな更新データ取り込み手段を必要とする。
しかし、こういった手段が無い場合には、以前から使用されているソケットを用いて、フラッシュロムを取り外し、再書き込みをしたものを載せ変えるといった部品交換方法があるが、ソケットは、何度も取り外しを行うと、接触する部分が劣化して来て、最後には接触不良となる場合が多く、信頼性が問題となっている。
また、その端末装置が、ユニットの中など外部から容易にアクセス出来ない部分に収納された構成の場合は、データの書き換えを行う度に、板金やケースを外さなければならなくなり、データの更新頻度が高いと、装置としての信頼度が低くなるという問題もある。
本発明の目的は、大がかりな更新データ取り込み手段や有線ケーブルを不要にしてフラッシュメモリのプログラムデータを更新できるとともに、更新作業を確実、容易にするフラッシュメモリのデータ書き換え方式を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、フラッシュメモリの書き換えデータを外部装置から無線で受信する無線受信デバイスを設け、このデータをフラッシュメモリに直接に書き込み、またはCPUを介してワークメモリに一旦書き込んだ後にフラッシュメモリに書き込ませるようにしたものであり、以下の構成を特徴とする。
(1)CPUが実行するプログラムデータをフラッシュメモリに格納しておき、このデータをワークメモリに転送してプログラム処理を実行する端末装置におけるフラッシュメモリのデータ書き換え方式であって、
外部装置から前記プログラムデータを無線で受信し、該プログラムデータで前記フラッシュメモリの更新データを得る無線受信デバイスを備えたことを特徴とする。
外部装置から前記プログラムデータを無線で受信し、該プログラムデータで前記フラッシュメモリの更新データを得る無線受信デバイスを備えたことを特徴とする。
(2)前記無線受信デバイスが受信したプログラムデータを前記フラッシュメモリに直接に書き込み、または前記ワークメモリに一旦書き込んだ後に前記フラッシュメモリに書き込むことを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、フラッシュメモリの書き換えデータを外部装置から無線で受信する無線受信デバイスを設け、この受信データをフラッシュメモリに直接に書き込み、またはCPUを介してワークメモリに一旦書き込んだ後にフラッシュメモリに書き込ませるようにしたため、以下の効果がある。
(1)無線でデータを送受信することにより、大がかりな更新データ取り込み手段や有線ケーブルを不要としてプログラムデータの更新ができる。
(2)無線でデータを送受信することにより、ケーブルの誤挿入やソケットの破損を防ぐことができる。
(3)無線でデータを送受信することにより、装置のケース、板金を外すことなく、データの更新ができる。特に、大きな装置では、分解、組立にかなりの時間を有するため、この時間を省くことができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態を示す端末装置の回路構成である。同図において、1はCPU、2はフラッシュメモリ、3はワークメモリ、4は無線によりデータを受信する機能をもつ無線受信デバイスである。
図1は、本発明の実施形態を示す端末装置の回路構成である。同図において、1はCPU、2はフラッシュメモリ、3はワークメモリ、4は無線によりデータを受信する機能をもつ無線受信デバイスである。
この無線受信デバイス4は、少なくとも、無線電波の周波数帯に合わせた受信アンテナと、このアンテナが受信した高周波信号を増幅する高周波増幅回路と、この高周波信号に含まれる書き換え制御信号と書き換えデータを復調する復調回路と、これら制御信号と書き換えデータに従ってフラッシュメモリに書き込む書き込み制御回路とで構成され、これら回路要素をプリント基板に実装、またはIC化したものとする。なお、無線受信デバイス4の各回路を動作させるための電源回路は、端末装置がもつ電源を利用することができる。
本実施形態によるフラッシュメモリのデータ書き換え動作を説明する。端末装置の電源が投入されると、CPU1はまずプログラムが格納されているフラッシュメモリ2のデータをワークメモリ3へコピーを行い、その処理をワークメモリ3へと移行させる。この後、フラッシュメモリのデータを更新する場合には、PC(パソコン)などの無線送信機能をもつ外部装置から無線受信デバイス4へ制御信号と書き換えデータを送信し、無線受信デバイス4により直接にフラッシュメモリ2のデータを書き換える。この書き換えは、CPU1からフラッシュメモリ2へのアクセスは電源起動時のみのため、端末装置の電源投入後はCPU1からのアクセスがないために、直接アクセスが可能であることを利用する。ただし、フラッシュメモリ2へのデータの書き換えが起こったことをCPU1に知らせるために、無線受信デバイス4よりデータ書き換え完了通知を割り込みなどで実行する。この場合、フラッシュメモリ2に対して直接にデータ書き換えを行うため、CPU1の負荷を上げることはない。
本実施形態によれば、フラッシュメモリ2のデータ書き換えには、無線受信デバイス4の追加のみで済み、従来の大がかりなデータ取り込み手段が不要となる。また、装置基板からフラッシュロムを取り外し、再書き込みをしたものを載せ変えるといった部品交換作業が不要となるし、端末装置にハードウェア的な不具合を起こすことが無くなる。また、端末装置が、ユニットの中などに収納された構成の場合にも、板金やケースを外すという大掛かりな作業が不要となる。
(実施形態2)
図2は、本発明の実施形態を示す端末装置の回路構成である。同図が図1と異なる部分は、無線受信デバイス4が受信した書き換えデータをCPU1に転送し、CPU1によりフラッシュメモリ2のデータ更新を行う点にある。
図2は、本発明の実施形態を示す端末装置の回路構成である。同図が図1と異なる部分は、無線受信デバイス4が受信した書き換えデータをCPU1に転送し、CPU1によりフラッシュメモリ2のデータ更新を行う点にある。
本実施形態の動作としては、端末装置の電源が投入されると、CPU1はまずプログラムが格納されているフラッシュメモリ2のデータをワークメモリ3へコピーを行い、その処理をワークメモリ3へ移行させる。フラッシュメモリ2のデータを更新する場合には、PCなどから制御データと書き換えデータを無線受信デバイス4に送信し、このデータを無線受信デバイス4から取り込んだCPU1はワークメモリ3へ一旦保存した後、フラッシュメモリ2へデータを書き込む。
したがって、本実施形態では、書き換えデータをワークメモリ3へ一旦保存するため、フラッシュメモリ2のデータ更新後、これをワークメモリ3へコピーすることなく、更新データによる処理に直ちに移行させることができる。
なお、実施形態1,2において、PC等から無線受信デバイスへ無線送信するデータには、それが真性のものであることを示す特殊コードを付加しておき、無線受信デバイス4側で特殊コードの解読によりデータを受信する構成、さらにデータそのものの誤りチェック機能をもつ構成とするのが好ましい。
1 CPU
2 フラッシュメモリ
3 ワークメモリ
4 無線受信デバイス
2 フラッシュメモリ
3 ワークメモリ
4 無線受信デバイス
Claims (2)
- CPUが実行するプログラムデータをフラッシュメモリに格納しておき、このデータをワークメモリに転送してプログラム処理を実行する端末装置におけるフラッシュメモリのデータ書き換え方式であって、
外部装置から前記プログラムデータを無線で受信し、該プログラムデータで前記フラッシュメモリの更新データを得る無線受信デバイスを備えたことを特徴とするフラッシュメモリのデータ書き換え方式。 - 前記無線受信デバイスが受信したプログラムデータを前記フラッシュメモリに直接に書き込み、または前記ワークメモリに一旦書き込んだ後に前記フラッシュメモリに書き込むことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリのデータ書き換え方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006209545A JP2008040516A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | フラッシュメモリのデータ書き換え方式 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006209545A JP2008040516A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | フラッシュメモリのデータ書き換え方式 |
Publications (1)
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JP2008040516A true JP2008040516A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39175488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006209545A Pending JP2008040516A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | フラッシュメモリのデータ書き換え方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008040516A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10228997B2 (en) | 2016-03-09 | 2019-03-12 | Toshiba Memory Corporation | Memory device and data transport method |
JP2021047582A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | Rom書き換えモジュール、電子装置、rom書き換え方法およびプログラム |
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2006
- 2006-08-01 JP JP2006209545A patent/JP2008040516A/ja active Pending
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JP2021047582A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | Rom書き換えモジュール、電子装置、rom書き換え方法およびプログラム |
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