JP2008040439A - バイオリン及びビオラの演奏の左手のトレーニング器 - Google Patents

バイオリン及びビオラの演奏の左手のトレーニング器 Download PDF

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【課題】本発明はバイオリンとビオラの演奏のための左手のストレッチ、および左手の指に体感により正しい音程の幅を記憶させるトレーニング器である。
【解決手段】 移動式指板(3)に本来のバイオリンの半音の幅に穴を開けて置く。Eより高い音程は、ジグザグ方向になるべく詰めて穴を設ける。移動式指板に1本〜4本、指を入れ親指を横用補助板又は底用補助板に当て前後に揺するトレーニングをする。
【選択図】図1

Description

本発明はバイオリン及びビオラの演奏の関するものである
今まで、バイオリンやビオラ等の指板の正しい指の位置にシールを張ることや弦を押さえる指(通常は左手)の位置に凹部を設け弦楽器の運指練習をするものがあった。しかしながら、複雑な指の並びの音程をとる時やスムーズにポジションチェンジ(指版上で左指を用いる位置を変えること)を行うとき柔軟な親指と他の指の柔軟性が必要となるが、従来の練習器では指穴の位置を移動させることができず、指の関節や筋肉の柔軟性を高めるトレーニングはできなかった。
特許第3782819号公報 (特開2006−343551号公報)
本発明は上記の課題を解決するもので、下記の項目を目的とするものである。
(イ) バイオリン及びビオラのファーストポジションの正しい音程の間隔を左手の指に体感により覚えさせる。
(ロ) 左手の指の関節を柔らかくし、力まずに指板の特定の場所を正確に抑えることが出来るようにする。
(ハ) ポジションチェンジがスムーズにできるように親指の付け根の筋肉を柔軟にする
(ニ) 図18、図19に示すような弦を押さえる指の形に対応できるように親指の柔軟性を高める。
(ホ) 図23に示すような左指の形なに素早く対応できるよう筋肉を柔軟にする。
バイオリン又はビオラを象った本体と、この本体上に移動可能に設けられた指の入る穴を複数個設けた移動式指板とからなり、移動式指板に指を入れた状態で移動式指板を移動させトレーニングするものである。
バイオリン又はビオラを象った本体に移動棒にガイドされ移動式指板が移動し、トレーニングするものである。
本体の底部に底用補助板を設け、この底用補助板に親指を当接して、移動式指板に他の指を入れ、親指を底用補助板に固定して移動式指板を移動させトレーニングするものである。
本体の横部に横用補助板を設け、この横用補助板に親指を当接して、移動式指板に指を入れ、親指を横用補助板に固定して移動式指板を移動させトレーニングするものである。
横用補助板に設けられた移動可能な親指当てを設け、移動式指板に指を入れ、親指当てと移動式指板をともに移動させトレーニングするものである。
横用補助板の位置が使用者の手の大きさによって調節可能にし、位置を調節してトレーニングするものである。
本発明に係るトレーニング器は、親指以外の指の当接する指板穴を設けた移動式指板が移動体にガイドされて移動できるので指の柔軟性を高めるトレーニングができ、ポジションチェンジが容易に行え複雑な指の形での演奏がスムーズに行えるためのトレーニングを行うことができる。
底用補助板に親指を固定して親指以外の指を移動式指板に入れて移動させることができるので、親指の付け根の関節を柔らかくすることができ、トレーニング効果が高い。
又、横用補助板として全面滑り止めを設けることにより、親指を横用補助板に固定し、他の指1本〜4本を指穴に入れて前後に揺する事ができ指の筋肉ストレッチになる。
又、横用補助板として移動可能なレールを取り付けて移動可能としたので親指を横用補助板に置き他の指を指板穴に入れて移動させることによりポジションチェンジのトレーニングを行うことができる
本発明のトレーニング器をバイオリンの練習器に適用した実施例について述べる。
図1においてバイオリンをかたどった本体1上に移動棒(移動体)4があり、この移動棒4に指板穴14を複数個有する移動式指板3を通して、その際接着剤などで固定するのではなくトレーニングの際前後に自由に動くようにしておく。移動式指板3は移動棒4にガイドされて運動可能範囲11を自由に往復運動してトレーニングするものである。運動可能範囲11はバイオリンのネックより少し長めにしておく。移動式指板3は図14に示すように音の低いほうから、B(♭シ)の穴14a,、H(シ)の穴14b、C(ド)の穴、14c、Cis(♯ド)の穴14d、D(レ)の穴14e、Dis(♯レ)の穴14f、E(ミ)の穴14g、があり、Eより高い音は指の間隔が一般の指幅より狭くなり指穴を設けることが困難なのでジグザグ方向になるべく詰めて穴を設ける。ファーストポジション(一番低いポジション)の半音の間隔に穴を設けたので正しい左指の広げる幅を体感的に覚えることができる。
底用補助板6を設けてトレーニングする場合について述べる。図4は底用補助板6の図であり、図2に示す底用補助板6を取り付けネジ10によって使用者の手の大きさに合わせて取り付けることができる。図5(表から見た図)または図6(裏から見た図)に示すように本体1の裏に固定されている。
底用補助板6を使用してトレーニングする場合には図7に示すように親指を底用補助板6に固定し他の指1本〜4本を移動式指板3に入れ、親指と他の指を繋ぐ筋肉のストレッチをする。
横用補助板7を設けてトレーニングする場合について述べる。図8は移動可能な横用補助板7の取り付けを示した図でレール9を有する横用補助板7を止めネジ13で使用者の手の大きさに合わせ本体1に固定している。そして図15(b)に示す親指当て8のレール8aと、レール9が図10に示すように当接しておりレール9にガイドされて親指当て8が実施例1の移動棒(移動体)4と同様にガイドされながら摺動する。図12は実施例3を用いてバイオリンのトレーニングをしている図であり、このレール付の横用補助板7と、移動式指板3を用い、親指を横用補助板7の親指当て8に置き、他の指1本〜4本を指板穴14に入れ左腕を伸縮させる。この装置を使用することによりポジションチェンジをスムーズに行う効果がある。
横用補助板7を固定した状態でトレーニングする場合について述べる。図9は、全面滑り止めの横用補助板7aを止めネジ13で図11のように本体1に固定したものである。トレーニングは、図13に示すように全面滑り止めの横用補助板7aに親指を当て、移動式指板3の指板穴14a,14bなどに指を入れて行う。
図18、図19はバイオリンの演奏時の一例を示した図である。人差し指、中指、薬指、小指をバイオリンの指板上に置き上記4本の指を動かさずに親指だけを図18では人差し指側に動かし図19では小指側に動かした図である。
親指の位置に関係なく自由に4本の指が動くことが望ましい。そのために横用補助板7aに親指6を固定しておき、移動式指板3を前後に大きく動かす。
図20は、図18のような指の形で演奏したいときの訓練例であり、親指は底用補助板6の下に固定させたまま上記4本の指を任意の指穴に入れ移動式指板3を手前に摺動させる。図21は、図19のような指の形で演奏したいときの訓練例であり、親指は底用補助板6の下に固定させたまま上記4本の指を任意の指穴に入れ移動式指板3を人差し指側に摺動させる。
図22は、図23の訓練例であり、手の筋肉の硬い人が一瞬に図23に示すように複雑な指の配置をすることは困難でありので図22に示すように、4本の指を指穴に入れ十分ストレッチを行った後、図23に示すようにバイオリンで練習する。
その他、補助板を使用する使用しないにしろ、3度の音程を例に挙げれば、図16、図17、のようにトレーニング器に指を置き換える事により指に間隔を体感によって覚えさせ、またストレッチにもなる。
本発明は、バイオリンやビオラなどの弦楽器の練習に用いられるトレーニング器である。
本発明のトレーニング器の実施例を示す構成図 図1に示すトレーニング器の裏面図 本発明のトレーニング器の補助板を使用しない使用例を示す図 本発明の第2の実施例を示す部品図 図3を取り付けた構成図 図5の裏面図 本発明のトレーニング器の第2の実施例の使用例を示す図 本発明のトレーニング器の第3の実施例の部品図 本発明のトレーニング器の第4の実施例の部品図 本発明のトレーニング器の第3の実施例の構成図 本発明のトレーニング器の第4の実施例の構成図 本発明のトレーニング器の第3の実施例の使用例を示す図 本発明のトレーニング器の第4の実施例の使用例を示す図 本発明のトレーニング器の移動式指板の実施例を示す図 図8の横用補助板の親指当ての表から見た図(a)と裏から見た図(b) バイオリン演奏時の図 バイオリン演奏をトレーニング器に置き換えた図 バリオリンの指板を押さえながら親指を限界までネックの方へ近寄せた図 バイオリンの指板を押さえながら親指を限界まで肩の方へ近寄せた図 図18の形のトレーニングを示す図 図19の形のトレーニングを示す図 本発明のトレーニング器でのトレーニングを示した図 バイオリン演奏時の一例を示す図
符号の説明
1 本体
3 移動式指板
移動棒(移動体)
6 補助板底用
7 横用補助板
8 親指当て
11 運動可能範囲
14 指板穴

Claims (4)

  1. バイオリンとビオラのファーストポジションの半音の間隔で指の入る大きさの穴を設け、それより高い音程の部分は、なるべく詰めて穴をジグザグ方向に設けた移動式指板(3)を前後に揺することで、指に体感により正しい音程の間隔を身に付け又ストレッチも出来るトレーニング器。〔図1〕
  2. 移動式指板(3)に指を入れながら、親指を本来のバイオリンの下の位置で固定できる底用補助板(6)を持つトレーニング器。〔図7〕
  3. 移動式指板(3)に指を入れながら、親指を本来のバイオリンの横の位置に固定できる横用補助板(7)の全面滑り止め側を持つトレーニング器。〔図11〕
  4. 移動式指板(3)に指を入れながら、親指を横用補助板(7)のレール側の親指当て(8)に置き、低いポジションから高いポジション間、親指と他の4本の指を同時に前後に揺することが出来るトレーニング器。〔図12〕
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JP2012032686A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Tomoko Tsuji 弦楽器のトレーニング器
JP2012137627A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Tomoko Tsuji 弦楽器のトレーニング器
JP2016502135A (ja) * 2012-11-06 2016-01-21 ケニース ウォルター エベレットKenneth Walter EVERETT 弦楽器用演奏補助具
WO2016031790A1 (ja) * 2014-08-26 2016-03-03 美紀 梶田 バイオリンのネック部における左手保型用補助具

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