JP2008039801A - 液晶表示装置および液晶表示装置用バックライト制御システムならびに液晶表示装置用バックライトの制御方法 - Google Patents

液晶表示装置および液晶表示装置用バックライト制御システムならびに液晶表示装置用バックライトの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶表示パネルの表示画像の高諧調化を図ること。
【解決手段】符号化されて送信されてきた画像情報(画像データ)を受信し(図2(A))、これを復号化して復号化データを得る(図2(B))。この復号化データに基づいてバックライトの輝度制御に用いられるバックライト信号と液晶表示パネル側に送信されるRGB信号とを抽出する(図2(C))。そして、バックライト信号をバックライトへ、RGB信号を液晶表示パネルへと送信し、その余のデータを切り捨てる(図2(D))。つまり、復号化された画像情報の中から画像の輝度制御に用いられるバックライト信号が抽出されるから、液晶表示パネル側での諧調制御(RGB信号による諧調制御)に加え、バックライト側からの諧調制御(バックライト信号による諧調制御)がなされることとなり、これによって液晶表示パネルに表示される画像の高諧調化が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置関連技術に関し、より詳細には、液晶表示パネル用バックライトの制御技術に関する。
液晶ディスプレイは液晶自体が自己発光しないため、バックライトを用いて外部から照射光を照明することが必要であり、このバックライトとして、蛍光ランプ(冷陰極管)や発光ダイオード(LED)あるいはエレクトロルミネッセンス(EL)を光源として用いたものがあるが、従来は蛍光ランプを光源とするバックライトが主流であった。
しかし、蛍光ランプの点灯には、数十kHzの周波数の高電圧(700V程度)をランプ両端に印加させることが必要であることから、微小浮遊容量を介して電流漏れが発生したり断線や短絡等が生じ易いという問題がある。また、蛍光ランプから得られる白色光は青みがかっており、高い色再現性を得るためには白色度の点で十分とはいえない。さらに、蛍光ランプには管内放電を容易にするために水銀が使用されているが、環境有害物質である水銀の使用は環境保護の観点から好ましくない。
これに対して、LEDをバックライト用光源として用いると、長寿命で衝撃にも強く断線等も生じ難いこと、色純度に優れていること、低電圧動作素子であるために取扱いや安全性に優れ小型軽量化が容易であること、輝度の時間変化が少ないこと、電流値に対する発光量の直線性が良好で且つ応答速度が速いこと等の利点があり、LEDバックライトに関する研究開発が進められてきている。
例えば、特許文献1には、LEDをバックライトとして備えた液晶表示装置において、バックライトの発光領域を分割し、液晶パネルの光透過率に応じて、各発光領域における発光強度を制御するように構成することにより、表示領域における輝度ムラを抑制し、且つ、消費電力を大幅に増加させることなく特定の表示領域における輝度を他の表示領域より選択的に高くすることを可能とする発明が開示されている。
また、特許文献2には、液晶パネルの応答性が液晶温度の低下に伴って急激に悪化するという問題を解決するために、バックライトとして用いるLEDの制限抵抗を液晶加熱に利用し、これにより液晶の応答性の温度補償を行うこととした発明が開示されている。
カラー映像の情報は、光の3原色である赤(R)、緑(G)、青(B)のフィルタを通過した光を電気信号に変換するデバイスに投影し、そのデバイスからの出力をそれぞれ、R、G、Bの光強度に相当する信号(RGB信号)として画像情報が形成される。
図1は、従来の一般的な画像情報処理のプロセスを説明するための図で、画像情報(画像データ)は符号化されて送信され(図1(A))、これを復号化し(図1(B))、この復号化データの中からRGB信号が抽出され(図1(C))、RGB信号を表示パネルに送信するとともに、その余のデータは切り捨てられることとなる(図1(D))。
このRGB信号は、例えば24ビット(RGB各8ビット)の情報量を有している。そして、この情報を液晶パネルに送付することにより、各画素毎に2の24乗(約1670万色)のカラー表示色数と2の8乗(256階調)諧調レベル数の表示を可能としている。
しかし、人間の眼のもつダイナミックレンジは数百万倍と言われており、これをビット数で表わすと20ビットを越える値となる。つまり、人間の眼にとって、僅か256という諧調は充分な諧調レベルであるとは言えず、高精細かつ質感十分な画像表示には不十分なものでしかない。このような理由から、デジタル信号用のマルチメディア用インタフェースであるHDMI(High Definition Multimedia Interface)では、RGBの情報量を各々14ビット(計42ビット)RGBの情報量を各々14ビット(計42ビット)に拡張するに至っている。
ところで、テレビのデジタル放送では、MPEG2のデータ形式で動画像データが圧縮されて情報伝送され、地上波デジタル放送も衛星デジタル放送も同様に、MPEG2のデータ形式で高能率符号化されて送信されている。この、MPEG2では、プログレッシブ走査(順次走査)の場合の動き検索に加え、インターレース走査(飛び越し走査)の場合の3種類の動き検知方法が定義されており、いわゆるハイビジョン(HD)の高精細なテレビ画面では、720P(1280×720画素)、1080I(1920×1080画素)、1080P(1920×1080画素)などの画面規格が設けられている。
動画を再生する際には、受信したMPEG2データ形式の符号化信号を復号化して、画像・音声情報を生成する処理が必要となるが、この処理は主として、所定の係数を用いた積和の連続処理であること、演算の結果得られる情報は標本化周期の平均情報量であることから、情報量の伸長は容易であり、HDMIで処理されるRGB各14ビット(計42ビット)程度の情報量は容易に得ることができる。
ここで、MPEG2形式の符号化信号を復号処理して得られる情報は本来多くの情報量を含むものであり、一般的な液晶表示装置において画像表示に用いられるRGB信号が各8ビット(計24ビット)とされているのは、表示装置側での情報処理上の制限によるものであり、RGBのそれぞれに対応する画像情報のうちの上位の8ビットのみが抽出されてこれがRGB信号として用いられ、残りの情報は切り捨ててしまわれているという事情によるものである。
つまり、複合化して得られる画像情報には本来、極めて高い諧調のカラー画像表示が可能な情報量が含まれているにもかかわらず、従来の画像表示方法では、本来の画像情報量のうちの一部のみ(上述の例では輝度信号の8ビット)が諧調表示に利用され、その結果、液晶表示パネルに表示可能な諧調レベル数が制限されざるを得ないのである。
特許第3584351号明細書 特許第3738427号明細書
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、液晶表示装置に入力される画像情報に基づいてバックライトとして用いられるLEDの発光状態を制御することにより、液晶表示パネルに表示される画像の高諧調化を図ることにある。
このような課題を解決するために、本発明の液晶表示装置用バックライトの制御方法は、符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する第1のステップと、RGB情報のうちの最大輝度の色情報を抽出する第2のステップと、最大輝度の色情報のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいてLEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する第3のステップとを備え、第3のステップは、Bビットのデータに基づいて最大輝度がバックライトの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合にはBビットのデータに基づいてバックライトの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する第1のサブステップと、輝度制御範囲未満であると判断された場合にはバックライトを最低輝度とするバックライト信号を生成する第2のサブステップを備えている。
このバックライト制御方法は、好ましくは、RGB信号を決定する第4のステップを備え、第1のサブステップが実行された場合にはBビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータをRGB信号として生成する一方、第2のサブステップの実行に続いてRGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータをRGB信号として生成するように構成される。
本発明の液晶表示装置用バックライトの制御方法の別の態様においては、符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する第1のステップと、RGB情報のそれぞれについて最大輝度を抽出する第2のステップと、RGB情報のそれぞれの最大輝度のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいて赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する第3のステップとを備え、第3のステップは、Bビットのデータに基づいてRGBの最大輝度のそれぞれが赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合にはBビットのデータに基づいて対応色のLEDの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する第1のサブステップと、輝度制御範囲未満であると判断された場合には対応色のLEDを最低輝度とするバックライト信号を生成する第2のサブステップを備えている。
このバックライト制御方法は、好ましくは、RGB信号を決定する第4のステップを備え、第1のサブステップが実行された場合にはBビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータを対応色のRGB信号として生成する一方、第2のサブステップの実行に続いてRGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータを対応色のRGB信号として生成するように構成される。
本発明の液晶表示装置用バックライトの制御システムは、符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する画像情報復号化部と、RGB情報のうちの最大輝度の色情報を抽出する画像輝度ピーク検出部と、最大輝度の色情報のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいてLEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する画像信号抽出部とを備え、画像信号抽出部は、Bビットのデータに基づいて最大輝度がバックライトの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合にはBビットのデータに基づいてバックライトの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断された場合にはバックライトを最低輝度とするバックライト信号を生成する演算手段を備えている。
このバックライト制御システムは、好ましくは、画像信号抽出部に設けられた演算手段は、最大輝度がバックライトの輝度制御範囲内であると判断した場合にはBビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータをRGB信号として生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断した場合にはRGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータをRGB信号として生成するように構成される。
本発明の液晶表示装置用バックライトの制御システムの別の態様においては、符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する画像情報復号化部と、RGB情報のそれぞれについて最大輝度を抽出する画像輝度ピーク検出部と、RGB情報のそれぞれの最大輝度のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいて赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する画像信号抽出部とを備え、画像信号抽出部は、Bビットのデータに基づいてRGBの最大輝度のそれぞれが赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合にはBビットのデータに基づいて対応色のLEDの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断された場合には対応色のLEDを最低輝度とするバックライト信号を生成する演算手段を備えている。
このバックライト制御システムは、好ましくは、画像信号抽出部に設けられた演算手段は、最大輝度がバックライトの輝度制御範囲内であると判断した場合にはBビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータを対応色のRGB信号として生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断した場合にはRGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータを対応色のRGB信号として生成するように構成される。
また、本発明のバックライト制御システムは、画像信号抽出部からのバックライト信号が入力されるバックライト信号処理部を備え、該バックライト信号処理部は外部からのバックライト輝度調整用の外部インタフェースを有するように構成することもできる。
本発明の液晶表示装置は、本発明のバックライト制御システムを備え、バックライトとして設けられているLEDの点灯状態が上述のバックライト制御システムにより制御される。
このように、本発明によれば、液晶表示装置に入力される画像情報に基づいてバックライトとして用いられるLEDの発光状態を制御することとしたので、液晶表示パネルに表示される画像の高諧調化が図られる。その結果、低諧調レベルの液晶表示パネルを高諧調レベルの液晶表示パネルとして使用することなどが可能となる。
また、その手法は、画像情報に本来含まれている情報に基づいてバックライト(LED)側でも諧調制御を行うのみであるので、原理的に極めて簡便であり、装置の軽量化・薄型化等の要請に対する障害となることもない。
さらに、液晶表示装置の使用者がマニュアル制御により画像の明るさ調整を行った場合にも、これを液晶表示パネル側に信号入力することなく、バックライト側の照明光量の制御により画像の諧調制御が可能となる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の態様について説明する。なお、以降の説明においては、バックライトとして用いるLEDとして、赤(R)色LED、緑(G)色LED、青(B)色LEDの3色のLEDを仮定し、これにより白色のバックライト光を得るものとするが、これらのLEDの発光色は必ずしも、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に限定する必要はない。本発明に用いられるバックライト用LEDは、混色により白色を得ることが可能な組合せのものであればよく、そのような組合せが可能なものを、赤(R)色系LED、緑(G)色系LED、および青(B)色系LEDと呼ぶこととする。
図2は、本発明の画像情報処理のプロセス例を概念的に説明するための図で、符号化されて送信されてきた画像情報(画像データ)を受信し(図2(A))、これを復号化して復号化データを得る(図2(B))。この復号化データに後述する処理を施してバックライトの輝度制御に用いられるバックライト信号と液晶表示パネル側に送信されるRGB信号とを抽出する(図2(C))。そして、バックライト信号をバックライトへ、RGB信号を液晶表示パネルへと送信し、その余のデータを切り捨てる(図2(D))。
つまり、従来の手法では、RGB信号のみが画像信号とされていたのに対して、本発明においては、RGB信号に加えてバックライトの輝度を制御するためのバックライト信号も画像信号とされ、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の輝度(諧調)は、液晶表示パネル側とバックライト側で制御されることとなる。
本発明において、上述のバックライト信号およびRGB信号をどの程度のビット数のデータとして抽出するかにつき特別な制限はなく、従来の一般的な液晶表示パネル(およびその制御部)を用いて画像表示を行う場合には、RGB信号のそれぞれを8ビットとし総計24ビットのデータとしてもよい。この場合、液晶表示パネル側からは、2の8乗(256階調)のレベル数の諧調制御が可能である。
本発明においては、復号化された画像情報の中から画像の輝度制御に用いられるバックライト信号が抽出されているから、上述の液晶表示パネル側での諧調制御(RGB信号による諧調制御)に加え、バックライト側からの諧調制御(バックライト信号による諧調制御)がなされることとなり、これによって液晶表示パネルに表示される画像の高諧調化を可能としている。
図3は、本発明における諧調制御の原理を説明するための図で、この図に示した例では、復号化された画像情報の中から、4ビットをバックライト信号として抽出し、各RGB信号として8ビット(総計24ビット)のデータを抽出した場合を想定している。上述したように、液晶表示パネル側に送信されるRGB信号(各8ビット)はそれぞれの色フィルタに対応付けられる液晶に印加される電圧制御に利用され、液晶分子の傾斜状態制御によって8ビット(256)レベル数の諧調制御がなされる。
これに加えて、バックライト側には例えば4ビットのデータ量のバックライト信号が送信され、この信号に基づいてバックライトの輝度制御がなされる。例えば、バックライトとしてLED(白色)を用いる場合には、光源としてのLEDに流す電流値を制御することでバックライト側からの輝度制御が行われ、4ビット(16)レベル数の諧調制御がなされる。
図4に図示したように、上述のような諧調制御によれば、液晶パネル側での8ビット(256階調)の輝度制御と、バックライト側での4ビット(16階調)の輝度制御の結果、液晶表示装置としては12ビット(4096階調)の輝度制御が可能となり、大幅な高諧調化を図ることができる。
図5は、本発明の諧調制御のための表示信号の処理例を具体的に説明するための図である。画像情報を復号化したデータは、1画面の赤(R)、緑(G)、および青(B)の3色の明るさに関する情報(これらを、「R情報」、「G情報」、および「B情報」として図示した)が含まれている(図5(A))。なお、この図には、「R情報」を「0011010110・・・」の数字列、「G情報」を「0010010110・・・」の数字列、そして、「B情報」を「0001010111・・・」の数字列として図示している。
ここに例示したRGB情報のそれぞれを比較すると、B情報では、最上位〜3ビット目までの値は「0」であり、4桁目(最上位から4ビット目)ではじめて「1」が現れているのに対して、R情報およびG情報は3桁目(最上位から3ビット目)で「1」が現れている。また、R情報とG情報の4桁目(最上位から4ビット目)を比較すると、R情報は「1」、G情報は「0」である。この場合、これらRGB情報のうちで最も明るい色は赤(R)と判断され、このR情報を「最大輝度情報」として抽出する(図5(B))。
この「最大輝度情報」の「0011010110・・・」の数字列の最上位ビットから所定のビット(図では4ビット)の数字列を抽出し、これをバックライト信号「0011」として決定(生成)し、この4ビットのバックライト信号に基づいてバックライトの輝度制御が行われる(図5(C))。
このバックライト信号の生成に続き、RGB信号が生成され、これにより液晶表示パネル側での諧調制御が行われる。具体例としては、最大輝度情報のR情報の数字列のうちの最上位から初めて「1」が現れるまでのビット列(図示した例では、最上位ビットおよび第2位のビット)を無視し、これに続くビット列の上位から所定の桁のビット列を抽出し、これをR信号として定義する。なお、図示した例では、R信号を8ビットとしているので、最上位および第2位の「0」を無視し、これに続く8桁の数字列「11010110」をR信号として抽出している(図5(D))。
G信号およびB信号の抽出もこれと同様に行われ、G情報の数字列の最上位ビットおよび第2位のビットを無視した場合の最初の8桁の数字列「10010110」がG信号として抽出され、B情報についてもその数字列の最上位ビットおよび第2位のビットを無視した場合の最初の8桁の数字列「01010111」がB信号として抽出される(図5(D))。
図6は、上述の画像情報処理を実行するための画像信号生成部の構成例を説明するためのブロック図である。符号化された画像情報が入力されると、画像情報復号化部(11)で復号化処理され、この復号化データは例えば、動き補償・IP変換部(12)に送信されて入力された画像情報に動き補償やIP変換などを施して画像輝度ピーク検出部(13)に送出される。
この画像輝度ピーク検出部(13)では、図5を参照して説明した手順で、1画面の画像情報中での最大輝度情報(RGB情報のうちで最も高い輝度を有する情報)が抽出される。そして、画像輝度ピーク検出部(13)は復号化データを画像信号抽出部(14)へと送り、画像信号抽出部(14)は図5を参照して説明した手順に基づいて、バックライト信号およびRGB信号を抽出し、これらを画像信号として画像同期・データ送出制御部(15)へと送出する。
画像同期・データ送出制御部(15)は、表示信号のうちのRGB信号を表示パネル輝度指示部(16)へ、バックライト信号をバックライト輝度指示部(17)へと送られ、RGB信号とバックライト信号は液晶表示パネルの表示タイミングに同期させて送出される。
図7は、上述のバックライト信号を処理するバックライト信号処理部の構成例を説明するためのブロック図である。画像信号生成部から出力されたバックライト信号は輝度制御DAコンバータ21に入力され、バックライト光源の輝度(白色光の輝度)を所定の値とするために必要な赤、緑、および青の3色のバックライト用LEDのそれぞれの輝度を制御するための輝度制御信号を、RGBのそれぞれに対応付けられた輝度制御DAコンバータ(22、23、24)に送出する。
輝度制御DAコンバータ(22、23、24)のそれぞれは、各色の輝度制御信号をアナログ変換し、これが電流制御回路部(27)へと送られて各LEDに流すべき電流値に変換される。なお、輝度制御DAコンバータ(21)には、外部インタフェース(25)とマニュアル輝度制御DAコンバータ(26)を介して、マニュアルによる輝度調整信号が外部から入力可能となっている。
このように、本発明においては、液晶パネル側での輝度制御と、バックライト側での輝度制御の結果、液晶表示装置としては大幅な高諧調化を図ることができる。
以下に、実施例により本発明の実施の態様をより具体的に説明する。
図8は、本発明の諧調制御の手順の第1例を説明するためのフローチャートである。先ず、1画面分の画像情報が入力されてスタートし、この画像情報の復号化が実行される(S101)。なお、ここで示した例では、RGB情報はそれぞれがKビットの情報量(総計3Kビット)であるとしている。
復号化されたRGB情報は記憶され(S102)、用いた液晶表示パネルの特性に応じた輝度範囲の補正が実行される(S103)。この輝度範囲補正とは、例えば、人間の目の感度が比較的低い輝度の高い諧調領域と低い諧調領域には少ないビット数を割り当て、人間の目の感度が比較的高い中間輝度の領域に多くのビット数を割り当てるなどの補正である。
次に、各画素に対応するRGB情報毎にその輝度の最大値と最小値を記憶し(S104)、1画面分の画像情報中で最も高い輝度ピークを求め(S105)、その輝度最大をMとして定義する(S106)。
RGB情報の中から輝度最大として抽出されたRGBデータを処理して、「1」が現れる最上位のビット位置をPとする。この処理により、上記MとPとの間には、M=2Pの関係が与えられる(S107)。
これに続いて、バックライトによる輝度制御が可能か否かの判断がなされる(S108)。この例では、バックライト信号のビット数をBビットと設定しているので、上記判断は、Mの値(=2P)と2(K-B)の値の比較により実行される。
Mの値(=2P)が2(K-B)の値に比較して小さくない場合(S108:No)には、ステップS109に進み、輝度最大のRGBデータの先頭(最上位)のビットから上記Pビットの前迄を「0」とし、それ以降の先頭ビットからBビット迄を「1」としたデータを形成してこれをバックライト信号とする。そして、各RGB情報からビットPを含むLビットを抽出し、これをRGB信号とする(S110)。
図9は、上述の処理をより具体的に説明するための図で、ここでは理解が容易なように、RGB情報をそれぞれ14ビット(K=14)とし、バックライト信号のビット数を4ビット(B=4)とし、各RGB信号のビット数を8ビット(L=8)としている。
例えば、R情報として「01101011010011」、G情報として「00100100010010」、B情報として「00001111011011」が入力されたとすると(図9(A))、これらのRGB情報のうちで度最大のものはR情報であるから、このR情報が選択される(図9(B))。
このR情報「01101011010011」は「1」となる最上位ビット位置は13であるからP=13となり、図8で示したステップS108の判断基準(2P<2(K-B)?)は具体的には「213<210?」となる(図9(C))。
この場合の判断は「No」であるからステップS109に進み、R情報「01101011010011」のPビット位置(13ビット位置)以降で最上位から4ビットまで(即ち13ビット、12ビット、11ビット、および10ビットの位置にある4ビット)を「1」とした4桁のデータ(「0111」)をバックライト信号とする(図9(D))。このような処理を行うこととすると、バックライト信号としては「0001」、「0011」、「0111」、および「1111」の信号があり得ることになる。なお、「0000」の信号は、後述するステップS111の処理により、バックライトの最低輝度に対応する信号として生成される。
なお、R情報「01101011010011」の最上位から4ビットまでのデータ(「0110」)をそのままバックライト信号とするようにしてもよく、その場合には4ビット(16通り)のバックライト信号があり得る。
この処理に続いて、各RGB情報からビットP(ビット13)を先頭とするLビット(8ビット)を抽出してRGB信号とする(図9(E))。
ステップS108において、Mの値(=2P)が2(K-B)の値に比較して小さい場合(S108:Yes)には、ステップS111に進み、バックライト信号を予め定めた定数(ここでは「0000」)とし、各RGB情報の最上位から(B+1)乃至(B+L)ビット位置にあるLビットのデータを抽出し、これをRGB信号とする(S112)。
図10は、上述の処理をより具体的に説明するための図で、ここでも理解が容易なように、RGB情報をそれぞれ14ビット(K=14)とし、バックライト信号のビット数を4ビット(B=4)とし、各RGB信号のビット数を8ビット(L=8)としている。
例えば、R情報として「00000101101001」、G情報として「00000010001001」、B情報として「00000011101101」が入力されたとすると(図10(A))、これらのRGB情報のうちで度最大のものはR情報であるから、このR情報が選択される(図10(B))。
このR情報「00000101101001」は「1」となる最上位ビット位置は9であるからP=9となり、図8で示したステップS108の判断基準(2P<2(K-B)?)は具体的には「29<210?」となる(図10(C))。
この場合の判断は「Yes」であるからステップS111に進み、定数「0000」をバックライト信号とする(図10(D))。このバックライト信号は、バックライトの最低輝度に対応する信号である。
この処理に続いて、各RGB情報の最上位からの4ビットを無視し、ビット10を先頭とするLビット(8ビット)を抽出してRGB信号とする(図10(E))。
このような処理によって得られたRGB信号は液晶表示パネルへと送信され(S113)、バックライト信号は、液晶パネルの表示タイミングに同期させてバックライトの点灯制御部に送信される(S114)。
上述のステップS101乃至S114の処理は、1画面ごとに実行されて動画表示がなされる。
図11は、本発明の諧調制御の手順の第2例を説明するためのフローチャートである。先ず、1画面分の画像情報が入力されてスタートし、この画像情報の復号化が実行される(S201)。なお、ここで示した例でも、RGB情報はそれぞれがKビットの情報量(総計3Kビット)であるとしている。
復号化されたRGB情報は記憶され(S202)、用いた液晶表示パネルの特性に応じた輝度範囲の補正が実行される(S203)。この輝度範囲補正は、既に実施例1で説明したものと同内容のものである。
次に、各画素に対応するRGB情報毎にその輝度の最大値と最小値を記憶し(S204)、1画面分の画像情報中のRGB情報それぞれの輝度ピークを求め(S205)、それらの輝度最大を各色毎にM(MR、MG、MB)として定義する(S206)。
各RGB情報の輝度最大データを処理して、「1」が現れる最上位のビット位置を各色毎にP(PR、PG、PB)とする。この処理により、上記MとPとの間には、M=2Pの関係が与えられる(S207)。
これに続いて、バックライトによる輝度制御が可能か否かの判断がなされる(S208)。この例では、バックライト信号のビット数をBビットと設定しているので、上記判断は、Mの値(=2P)と2(K-B)の値の比較により実行される。なお、この判断はRGBの各色毎に行われる。
Mの値(=2P)が2(K-B)の値に比較して小さくない場合(S208:No)には、ステップS209に進み、輝度最大データの先頭(最上位)のビットから上記Pビットの前迄を「0」とし、それ以降の先頭ビットからBビット迄を「1」としたデータを形成してこれをバックライト信号とする。そして、各RGB情報からビットPを含むLビットを抽出し、これをR信号、G信号、およびB信号とする(S210)。
ステップS208において、Mの値(=2P)が2(K-B)の値に比較して小さい場合(S208:Yes)には、ステップS211に進み、バックライト信号を予め定めた定数(ここでは「0000」)とし、R情報、G情報、B情報のそれぞれについて、最上位から(B+1)乃至(B+L)ビット位置にあるLビットのデータを抽出し、これをR信号、G信号、およびB信号とする(S212)。
このような処理によって得られたRGB信号は液晶表示パネルへと送信され(S213)、バックライト信号は、液晶パネルの表示タイミングに同期させてバックライトの点灯制御部に送信される(S214)。
上述のステップS201乃至S214の処理は、1画面ごとに実行されて動画表示がなされる。
第1実施例の諧調制御では、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のLEDの光で得られる白色光の輝度のみが制御され各色のLEDの輝度制御はなされないために、バックライト光の白色レベル(色調)制御はなされない。これに対して、第2実施例の諧調制御では赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のLED毎に輝度制御がなされているために、白色光の輝度制御のみならずバックライト光の色調制御も可能となる。
図12は、本発明の液晶表示装置の構成の概略を説明するための図で、この液晶表示装置100は、基板101上にn行n列のマトリックス状に設けられたデータ線102と走査線103の交差する各位置に、スイッチング素子としてのTFT104および蓄積キャパシタ(不図示)が配置されており、TFT104のドレインは画素電極105へ、ソースはデータ線102へ、ゲートは走査線103に接続されている。
表示データ回路108からのRGB信号はデータ線駆動回路(ゲート線ドライバ)106および走査線駆動回路(走査線ドライバ)107に入力され、液晶表示パネル側で画像表示を司る。
表示データ回路108に入力されるRGB信号は、符号化画像情報に基づいて画像情報生成部109で生成され、この画像情報生成部109により生成されるバックライト信号はバックライト信号処理部110を介してバックライト111に送られて光源であるLEDの点灯を制御する。
以上、実施例により本発明について説明したが、上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。上述の実施例を種々変形することは本発明の範囲内にあり、更に本発明の範囲内において他の様々な実施例が可能である。例えば、バックライトとして用いるLEDは、赤(R)色LED、緑(G)色LED、および青(B)色LEDの3色のLEDである必要は必ずしもなく、混色により白色のLEDを得ることが可能な組合せのLED(赤(R)色系LED、緑(G)色系LED、および青(B)色系LED)であればよく、さらには、白色LEDとこれらの何れかのLEDとの組合せとすることとしてもよい。
本発明により、液晶表示パネルに表示される画像の高諧調化が図られる。これにより、低諧調数の液晶表示パネルを高諧調数液晶表示パネルとして使用することなどが可能となる。
従来の一般的な画像情報処理のプロセスを説明するための図である。 本発明の画像情報処理のプロセスを概念的に説明するための図である。 本発明における諧調制御の原理を説明するための図である。 本発明の諧調制御により大幅な高諧調化を図ることが可能となることを概念的に説明するための図である。 本発明の諧調制御のための表示信号の処理例を具体的に説明するための図である。 本発明の画像情報処理を実行するための画像信号生成部の構成例を説明するためのブロック図である。 バックライト信号を処理するバックライト信号処理部の構成例を説明するためのブロック図である。 本発明の諧調制御の手順の第1例を説明するためのフローチャートである。 図8の処理を具体的に説明するための図である。 図8の処理を具体的に説明するための図である。 本発明の諧調制御の手順の第2例を説明するためのフローチャートである。 本発明の液晶表示装置の構成の概略を説明するための図である。
符号の説明
11 画像情報復号化部
12 動き補償・IP変換部
13 画像輝度ピーク検出部
14 画像信号抽出部
15 画像同期・データ送出制御部
16 表示パネル輝度指示部
17 バックライト輝度指示部
21 輝度制御DAコンバータ
22、23、24 輝度制御DAコンバータ
25 外部インタフェース
26 マニュアル輝度制御DAコンバータ
27 電流制御部
100 液晶表示装置
101 基板
102 データ線
103 走査線
104 TFT
105 画素電極
106 データ線駆動回路(ゲート線ドライバ)
107 走査線駆動回路(走査線ドライバ)
108 表示データ回路
109 画像情報生成部
110 バックライト信号処理部
111 バックライト

Claims (10)

  1. 符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する第1のステップと、
    前記RGB情報のうちの最大輝度の色情報を抽出する第2のステップと、
    前記最大輝度の色情報のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいてLEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する第3のステップと、を備え、
    前記第3のステップは、前記Bビットのデータに基づいて前記最大輝度がバックライトの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合には前記Bビットのデータに基づいてバックライトの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する第1のサブステップと、輝度制御範囲未満であると判断された場合にはバックライトを最低輝度とするバックライト信号を生成する第2のサブステップを備えていることを特徴とする液晶表示装置用バックライトの制御方法。
  2. RGB信号を決定する第4のステップを備え、
    前記第1のサブステップが実行された場合には、前記Bビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータをRGB信号として生成する一方、前記第2のサブステップの実行に続いて、前記RGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータをRGB信号として生成する請求項1に記載の液晶表示装置用バックライトの制御方法。
  3. 符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する第1のステップと、
    前記RGB情報のそれぞれについて最大輝度を抽出する第2のステップと、
    前記RGB情報のそれぞれの最大輝度のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいて赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する第3のステップと、を備え、
    前記第3のステップは、前記Bビットのデータに基づいて前記RGBの最大輝度のそれぞれが前記赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合には前記Bビットのデータに基づいて対応色のLEDの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する第1のサブステップと、輝度制御範囲未満であると判断された場合には対応色のLEDを最低輝度とするバックライト信号を生成する第2のサブステップを備えていることを特徴とする液晶表示装置用バックライトの制御方法。
  4. RGB信号を決定する第4のステップを備え、
    前記第1のサブステップが実行された場合には、前記Bビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータを対応色のRGB信号として生成する一方、前記第2のサブステップの実行に続いて、前記RGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータを対応色のRGB信号として生成する請求項3に記載の液晶表示装置用バックライトの制御方法。
  5. 符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する画像情報復号化部と、
    前記RGB情報のうちの最大輝度の色情報を抽出する画像輝度ピーク検出部と、
    前記最大輝度の色情報のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいてLEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する画像信号抽出部と、を備え、
    前記画像信号抽出部は、前記Bビットのデータに基づいて前記最大輝度がバックライトの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合には前記Bビットのデータに基づいてバックライトの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断された場合にはバックライトを最低輝度とするバックライト信号を生成する演算手段を備えていることを特徴とする液晶表示装置用バックライトの制御システム。
  6. 前記画像信号抽出部に設けられた演算手段は、前記最大輝度がバックライトの輝度制御範囲内であると判断した場合には前記Bビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータをRGB信号として生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断した場合には前記RGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータをRGB信号として生成することを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置用バックライトの制御システム。
  7. 符号化された1画面の画像情報に基づいてRGB各々KビットのRGB情報を復号化する画像情報復号化部と、
    前記RGB情報のそれぞれについて最大輝度を抽出する画像輝度ピーク検出部と、
    前記RGB情報のそれぞれの最大輝度のビットデータの最上位ビットを含む所定のBビットのデータに基づいて赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDからなるバックライトの輝度に対応付けられるバックライト信号を決定する画像信号抽出部と、を備え、
    前記画像信号抽出部は、前記Bビットのデータに基づいて前記RGBの最大輝度のそれぞれが前記赤色系LED、緑色系LED、および青色系LEDの輝度制御範囲にあるか否かを判断し、輝度制御範囲内であると判断された場合には前記Bビットのデータに基づいて対応色のLEDの輝度を制御するBビットのバックライト信号を生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断された場合には対応色のLEDを最低輝度とするバックライト信号を生成する演算手段を備えていることを特徴とする液晶表示装置用バックライトの制御システム。
  8. 前記画像信号抽出部に設けられた演算手段は、前記最大輝度がバックライトの輝度制御範囲内であると判断した場合には前記Bビットのデータのうちの少なくとも1つのビットを含むLビットのデータを対応色のRGB信号として生成する一方、輝度制御範囲未満であると判断した場合には前記RGB各々KビットのRGB情報の最上位から第(B+1)乃至(B+L)位のLビットのデータを対応色のRGB信号として生成することを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置用バックライトの制御システム。
  9. 前記画像信号抽出部からの前記バックライト信号が入力されるバックライト信号処理部を備え、該バックライト信号処理部は外部からのバックライト輝度調整用の外部インタフェースを有することを特徴とする請求項5乃至8の何れか1項に記載の液晶表示装置用バックライトの制御システム。
  10. LEDからなるバックライトと請求項5乃至9に記載のバックライト制御システムを備え、前記LEDの点灯状態が前記バックライト制御システムにより制御されることを特徴とする液晶表示装置。
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