JP2008037644A - 配送物保管ボックス装置 - Google Patents

配送物保管ボックス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008037644A
JP2008037644A JP2006218440A JP2006218440A JP2008037644A JP 2008037644 A JP2008037644 A JP 2008037644A JP 2006218440 A JP2006218440 A JP 2006218440A JP 2006218440 A JP2006218440 A JP 2006218440A JP 2008037644 A JP2008037644 A JP 2008037644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery
box
signal
authentication
storage box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006218440A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Ide
和俊 井手
Shunichi Kitai
俊一 北井
Naoki Kizugawa
直樹 木津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2006218440A priority Critical patent/JP2008037644A/ja
Publication of JP2008037644A publication Critical patent/JP2008037644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】配送物の抜き取り、盗難の防止ができると共に、認証されない配達人によるビラなどの投函を防ぐこともできる安全性の高い、取扱いの簡易な配送物保管ボックス装置を得る。
【解決手段】配送物を保管する収納空間をその外部と施錠開錠可能な扉21b,21d,22b,22dで遮断されたボックス部21,22と、IDカードからID信号を読み取るID信号リーダ24と前記ID信号が予め登録されているID信号であることを認証する認証手段と、認証手段の認証信号に基づいてのみ扉の施錠開錠を可能とする施錠開錠手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、郵便書類、宅配品、社内配送書類等の配送物を保管する配送物保管ボックス装置に関する。特に、配送物の盗難を防止できる配送物保管ボックス装置に関する。
従来から、マンション等の郵便受けにカギをかけていても、郵便物を盗まれることが、しばしば起こっている。人目のない時に郵便受けに近づくことができたり、その場所が死角にあったりすると、多少時間がかかっても粘着性のあるテープ等を使って、カギのかかった郵便受けから郵便物を取り出される被害が頻繁に発生する。また、集合住宅の宅配荷物を受け取るためのボックスなどでも鍵の取り付けがされていない場合は勿論、簡単な鍵の場合には盗難に遭うことがしばしばである。さらに、オフィス内また工場内等の施設内においても、特に重要書類を渡す場合、直接本人に渡せない時には、机上であっても紛失の危険を避けるため、何度も足を運ぶことになる。
このような盗難の危険また紛失の防止のため、例えば、次のような宅配サービスシステムが工夫されてきた。貨物保管ボックスのドアに設けられたロック装置の開閉制御が可能であり、そのキー入力装置から入力される入力番号を外部へ伝送可能なメールボックスを備える。ホームゲートウェイは暗証番号が登録されるウェブサービス提供部と、暗証番号を格納する格納部及びメールボックスとの通信を行ない、メールボックスから伝送される入力番号と格納部に格納された暗証番号とが一致する場合、メールボックスにロック装置のオープン信号を伝送するデータ処理及び認証部を備えるものである(特許文献1参照)。また、次のような宅配便集配システムも開示されている。業者端末では、メモリカードを発行し、メモリカードを用いて集配業者は荷主の宅配ボックスを開いて荷物を集荷する。一方、集配業者は荷受人の宅配ボックスまで荷物を輸送し、メモリカードを用いて荷受人の宅配ボックスを開いて荷物を収納する(特許文献2参照)。
特開2004−256302号公報(要約、段落0017、図1) 特開2004−010348号公報(要約、図1)
しかしながら、従来の特許文献1開示の発明では、キー入力装置から入力される入力番号を暗証番号として扱うもので、認証の安全性に問題が残る。特許文献2開示の発明では、業者側で、その都度メモリカードを発行し、そのメモリカードによって、集配が行われるため、業者、荷主及び荷受人との間の通信がその都度必要となり煩雑であるという問題があった。そこで、本発明が、解決しようとする課題は、より安全性の高い、取扱いの簡易な配送物保管ボックス装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、配送物を保管する収納空間をその外部と施錠開錠可能な扉で遮断されたボックス部と、IDカードからID信号を読み取るID信号リーダと、前記ID信号が予め登録されているID信号であることを認証する認証手段と、該認証手段の認証信号に基づいてのみ前記扉の施錠開錠を可能とする施錠開錠手段と、を備える配送物保管ボックス装置とする。これによって、配送物を保管する収納空間をその外部と施錠開錠可能な扉で遮断し、予め登録された、配送者及び受取者の所持IDカードのみによって扉の施錠開錠を可能としたため、より安全性の高い、取扱いの簡易な配送物保管ボックス装置とできる。ボックス部からの郵便物等の配送物の抜き取り、盗難の防止ができると共に、認証されない配達人によるビラなどの投函を防ぐこともできる。
また、前記ボックス部が、配送書類用のボックス部と配送品用のボックス部とに分離設置されている配送物保管ボックス装置とすれば、配送物によって、収納ボックス部を分けて、取り扱いやすいボックスとできる。それぞれのボックス部の扉を別々に分離して開閉することも可能とできる。
また、前記配送書類用のボックス部が上側に、前記配送品用のボックス部が下側に、前記両者の中間に、前記ID信号リーダを含む操作パネルが配設されている配送物保管ボックス装置とすれば、軽量な書類等用のボックス部が上に、中間に操作パネル、下に大きな重量のあるものを収納するボックス部との配置により、使い勝手のよいものとできる。
また、前記ID信号リーダが共通で、前記配送書類用のボックス部と前記配送品用のボックス部とにそれぞれ施錠ボタンと開錠ボタンが、対応して設けられている配送物保管ボックス装置とすれば、ID信号リーダは共通のままで、それぞれのボックス部の扉を別々に分離して開閉、また施錠と開錠することができ、極めて使い勝手がよい。
また、前記それぞれ施錠ボタンと開錠ボタンが、施錠・開錠ボタンとされた1つボタンの繰返し切替ボタンである配送物保管ボックス装置とすれば、リーダ共通の上で、施錠・開錠ボタンの省スペース化を図ることができ、小面積に操作部材を配置できる。
また、前記ボックス部の外側と裏側との少なくとも、外側に前記扉を、裏側には認証手段の認証信号なしに開閉可能な扉を設ける配送物保管ボックス装置とすれば、室内部側などの安全側には、認証なしに自由に開閉可能な扉を設けて使いやすいものとできる。
また、前記ボックス部の外側と裏側との両面に前記扉を設ける配送物保管ボックス装置とすれば、両面を認証手段の認証信号に基づいてのみ動作可能な扉として、安全性を高めることができる。
また、前記ボックス部は、前記扉の開閉センサを備え、カメラに連動指令信号を送信可能につながれた配送物保管ボックス装置とすれば、カメラにより投函者又は受取者の行動の記録を可能と出き、さらに安全性を高めることができる。
また、前記認証手段からの認証確認信号が、カメラに対する連動指令信号を与える配送物保管ボックス装置とすれば、カメラにより投函者又は受取者の行動の記録を可能と出き、さらに安全性を高めることができる。
また、前記ボックス部は、ボックス内センサを備え、該センサは投函された配送物の存在を感知し、管理サーバに登録されたメールアドレスへメール送信するための信号を送信可能につながれている配送物保管ボックス装置とすれば、ボックス部内の確認を容易に行うことができ、配送物の存在を遠隔からも確認できる。
本発明によれば、配送物を保管する収納空間をその外部と施錠開錠可能な扉で遮断し、予め登録された、配送者及び受取者の所持IDカードのみによって扉の施錠開錠を可能としたため、より安全性の高い、取扱いの簡単な配送物保管ボックス装置とできる。ボックス部からの郵便物等の配送物の抜き取り、盗難の防止ができると共に、配達人が認証されないビラなどの投函を防ぐこともできる。
以下本発明の実施の形態を図を参照しつつ説明する。
図1は、一実施の形態としての配送物保管ボックス装置の正面図であり、壁面に取り付けられた状態を示している。図2は、図1の配送物保管ボックス装置の側面図である。図1と図2では、配送物保管ボックス装置1は、例えばマンション等の壁60の面に配設されており、図1の面側、図2の左側が、外側(表面側)、図2の右側が裏面側(内側)である。
配送物保管ボックス装置1は、セキュリティ・ボックス2内にその構成部品が収容されている。セキュリティ・ボックス2内には、ここでは、上側に書類収納用の空間を構成する配送書類ボックス部21、その下(中央部)に操作パネル25とセキュリティ・ボックス回路部23、その下側に配送品収容用の空間を構成する配送品ボックス部22を含んで、構成される。さらに、この例では、表示部25eが、配送書類ボックス部21の下、操作パネル25の上に設けられている。
書類を主に収納するための配送書類ボックス部21は、その他の配送品を収納するための配送品ボックス部22に比べ小スペースとされている。それぞれ、ここでは、外側(表面側)(図1)と裏面側(図2右側)に、開閉可能な扉21b,21d,22b,22dを有する。それぞれの扉は、開閉用のつまみ21a,21c,22a,22cを備える。
操作パネル25には、中央にID信号リーダ24、ここでは、非接触タイプのICカードリーダを用いている、その上側に、配送書類ボックス部21の扉21bの施錠ボタン25a、開錠ボタン25cを配置、下側に、配送品ボックス部22の扉22bの施錠ボタン25b、開錠ボタン25dを配置して、ボタンとボックス部の対応関係が付きやすくしている。この例では、裏面側の対応位置にも、操作パネル25と同タイプの操作パネル、また、表示部25eと同タイプの表示部が設置されている。外側の操作パネル25の構成部材に対応する裏面側の構成部材は[b]を末尾に付けた符号を付して示す。
図2において、壁60の両面にはビデオカメラなどのカメラ3,3bを設置して、人の気配を感じる人感センサ4,4bにより、或はICの認証に基づき、又は扉の開閉に基づき、作動停止を制御される。
図3は、図1の配送物保管ボックス装置及び関連装置の回路構成図である。
図3において、配送物保管ボックス装置1は、セキュリティ・ボックス2内に、表示部25eのための表示用手段25ec、セキュリティ・ボックス回路部23を有する。セキュリティ・ボックス回路部23内には、ボックスの制御手段29によって制御される、投入口施錠・開錠手段25f、取出し口施錠・開錠手段25g、開閉センサ25iとボックス内センサ25hを含むボックス情報収集手段28、通信手段27、ID信号リーダ24、認証確認手段26を有する。認証確認手段26は、認証手段の一部であり、認証手段の他の一部は、認証回路手段52、データベース54、記憶手段53を含み、ここでは管理サーバ5内に配置されている。すなわち、認証手段は、認証確認手段26、認証回路手段52、データベース54、記憶手段53を含んで構成される。
投入口施錠・開錠手段25fは、郵便局員、配達業者のID認証後、投入口の施錠を解除し、郵便物や宅配物を収納空間に投函可能とし、投函が終わると再び施錠を行う。取出し口施錠・開錠手段25gは、住民のID認証後、取出し口の施錠を解除し、郵便物や宅配物などの配送物を取出しできるようにし、取出しが終わると再び施錠を行う。ボックス情報収集手段28は、各ボックス部に設けられた開閉センサ25iとボックス内センサ25h等からボックス情報を得て、どのボックス部21,22に郵便物・宅配物等が投函されたか、どのボックス部21,22から配送物が取出されたのかの情報を収集する。認証確認手段26は、ID信号リーダ24からのID信号を通信手段27により、管理サーバ5に送り、管理サーバからの認証情報により認証確認を行う。通信手段27は、上記認証情報のやり取り、ボックス情報収集手段28によったボックス情報のやり取りを行う。
図3において、監視カメラ3は、ここでは、人感センサ4の信号に基づき撮影の制御が行われる。すなわち、人感センサ4は、カメラの制御手段34に接続され、撮影開始手段31と撮影終了手段32も制御手段34に接続されている。人感センサ4からの信号に反応して撮影開始手段31はカメラの駆動を開始し、人感センサ4から信号がなくなると撮影終了手段32により撮影は終了する。この間に撮影された映像は、制御手段34に接続された撮像データ記録手段に記憶され、制御手段34に接続された通信手段35が、この映像データを、管理サーバ5へ送信する。
管理サーバ5は、この実施の形態では上述の認証手段の一部を備えており、図3では、管理サーバ5内の上述の認証手段の一部を中心に示している。管理サーバ5は、データベース54を有し、これは、部屋番号と住民の氏名等のデータを記録した住民情報テーブル54a、部屋番号と連絡先等のデータを記録した連絡先情報テーブル54b、セキュリティ・ボックス或いはボックス部と部屋番号のデータを記録したセキュリティ・ボックス情報テーブル54c、郵便局員や宅配業者のID番号等の登録データを記録した認証情報テーブル54dを備えている。管理サーバ5の通信手段51は、監視カメラ3の撮像データ、ボックス情報収集手段28からのボックス情報、ID信号リーダ24からのID信号を受けて記憶手段53に記憶し、この記憶とデータベース54内のデータとを認証手段52で比較し、認証判断を行う。この判断情報は、認証確認手段26に送られ、この信号に基づき認証確認され、投入口又は取出し口(ID信号を読み込んだID信号リーダ24側の口)を開錠可能とする。開錠はここでは、開錠ボタン25c,25dで行うが、認証されたことが確認された場合、自動的に開錠が行われてもよい。施錠は、ここでは施錠ボタン25a,25b,25ab,25bbを押すことによって行われるが、忘れた場合、短時間後に自動的に施錠が行われるようにしてもよい。
管理サーバ5の通信手段51は、ボックス情報を基に、連絡先情報テーブル54bを参照して連絡先の登録されたメールアドレスを割り出し、そのメールアドレスへ配送物の存在につきインターネット網6を介してメール送信する。この状況を図3に携帯電話7、PC8とともに模式的に示す。
次に、上記実施の形態における、使用状況を説明する。
郵便局員・宅配業者等の特定配達者にID例えば、非接触ID信号カード、を予め貸与する。配達者は、ID信号カードをID信号リーダ24に近づけ、ID信号は管理サーバ5に送られる。管理サーバ5は、データベース54内の記録された各テーブル内容と、管理サーバ5が受けた内容とを比較し、認証回路手段52により、認証を行い、この認証信号をセキュリティ・ボックス2の認証確認手段26に戻し、投入口施錠・開錠手段25fの施錠を解除し開閉可能な扉21b,22bを開き、ボックス部21,22の収納空間に配送物を入れる。最終的な扉の開き動作は、自動的であってもよいし、この例のように、開錠ボタン25c,25dによるものであることもできる。このとき、扉21b,22bの開きを開閉センサ25iが、感知、また、ボックス部21,22内の配送物の存在をボックス内センサ25hが感知する。それらの信号が、どのボックス部からのものかは、どのセンサからのものであるかによって判別可能で、これらの信号は、ボックス情報収集手段28によって、収集され、ボックス情報として、ここでは、通信手段27,51を介して管理サーバ5に送られ、記憶手段53に記憶され、その時点での各ボックス部の状態が記録される。この記録は、セキュリティ・ボックス2へのアクセスがあるたびに追加されて行く。
投入口施錠・開錠手段25fが、再び施錠されると、この状態は、開閉センサ25iが、感知、また、配送物の存在をボックス内センサ25hが感知し、ボックス情報収集手段28によって、収集され、ボックス情報として、通信手段27,51を介して管理サーバ5に送られ、記憶手段53に記憶される。これとともに、通信手段51を介して先の認証時に連絡先情報テーブル54bから参照されている連絡先(受取人に当たる。)のメールアドレスへ配送物の存在につきインターネット網6を介してメール送信する。
一方で、監視カメラ3bは、人感センサ4の信号に基づいて制御され、撮像した撮像データを撮像データ記録手段33に一旦記憶後、通信手段35,51を介して管理サーバ5の記憶手段に記録する。なお、通信手段27,通信手段51,通信手段35間は、監視制御通信網でここでは接続されている。
取出し口施錠・開錠手段25gも、裏面側のID信号リーダ24bに受取人がID信号カードでアクセスすることにより、表面側の場合と同様に開錠され、配送物が取出される。ボックス情報の変化は、管理サーバ5に送られる。この状況も監視カメラ3bで撮像され記録が、管理サーバ5に送られる。管理サーバ5は、これらの情報を記憶手段53に記録する。
こうして、ID信号に基づく認証によりはじめて、セキュリティ・ボックス2の扉の開きが可能となり、また、これらのアクセスの状況は、撮像記録も含め、記録される。このため、盗難防止と共に、セキュリティ・ボックス2において生じるトラブルの原因と状況の把握が確実容易にでき、問題解決につながる。
上記の実施の形態では、配送書類用のボックス部21と配送品用のボックス部22とに分離設置したが、勿論、用途によって、一方のボックス部のみとして、操作パネル25も簡素化できる。また、配送書類用のボックス部21と配送品用のボックス部22とに分離設置したにもかかわらず、ID信号リーダ24は共通とし、両ボックス部21,22が同時に開く構成としているが、新たな指示ボタンを設けて、分離開錠も可能である。
また、上記の実施の形態では、配送書類用のボックス部21が上側に、配送品用のボックス部22が下側に、両者の中間に、ID信号リーダ24を含む操作パネル25が配設され、軽量な書類等用のボックス部21が上に、中間に操作パネル25、下に大きな重量のあるものを収納する配送品ボックス部22と合理的な配置とされているが、小型のものでは、上から操作パネル、配送書類用のボックス部、配送品用のボックス部との配置とする。このほうが、操作パネルの扱い上合理的な場合があるからである。
また、上記の実施の形態では、ID信号リーダ24が共通で、配送書類用のボックス部21と配送品用のボックス部22とにそれぞれ施錠ボタン25a,25bと開錠ボタン25c,25dが、対応して設けられているが、これは、ID信号リーダ24は共通のままで、それぞれのボックス部の扉を別々に分離して開閉、また、施錠と開錠することができる。しかし、操作パネルの面積がどうしても大きくなるので、それぞれ施錠ボタン25a,25bと開錠ボタン25c,25dが、施錠・開錠ボタンとされた1つボタンの繰返し切替ボタンとすれば、施錠・開錠ボタンは、1つにまとめることができ、省スペース化を図ることができる。
また、上記の実施の形態では、カメラ3,3bの下部に配設した人感センサ4,4bにより撮影の開始と終了とが制御されているが、ボックス部に備えた扉の開閉センサ25iから、カメラ3,3bに連動指令信号を送信可能にしても、カメラにより投函者又は受取者の行動の記録を可能とでき、安全性を高めることができる。
また、認証確認手段26からの認証確認信号が、カメラ3,3bに対する連動指令信号を与えるものとしても、カメラにより投函者又は受取者の行動の記録を可能とでき、安全性を高めることができる。
上記の実施の形態では、配送物保管ボックス装置1が、マンションなどの壁60に埋め込まれ設置されることを想定したため、外側面と裏側面の両面に、扉21b,21d,22b,22dを設け、しかも、両面にID信号リーダ24,24bを設けて、両面の扉すべてが、開き操作には認証が必要としている。しかし、裏側面が室内であるとすれば、裏側面の扉に関しては、開くのに認証を不要とできる。すなわち、室内部側などの安全側には、認証なしに自由に開閉可能な扉を設けて使いやすいものとできる。また、裏側面に扉のないタイプの配送物保管ボックス装置も、設置場所によっては、望ましい。さらに、オフィス内で使用するものは、配送物が書類の場合のみ対応したボックス部が一つで小型のものが望ましい。このように、本願の発明は、集合住宅の宅配荷物を受け取るためのボックスだけでなく、オフィスなどで、例えば、机に備え付けられたセキュリティ・ボックス、担当部署ごとに配置されたセキュリティ・ボックスにも適用できるものである。
さらに、上記の実施の形態では、管理サーバ5の認証回路手段52によって、認証を行い、その結果信号を配送物保管ボックス装置1の認証確認手段26が受けて認証が完了することとされているが、配送物保管ボックス装置1内に、認証確認手段26、認証回路手段52、必要なデータベース54、記憶手段53を含め認証手段のすべてを備えることも可能である。この場合、連絡先へのメール送信を配送物保管ボックス装置1が行うように装備することもできるが、メール送信は管理サーバ5に分担させることもできる。
以上のように、本発明による配送物保管ボックス装置は、郵便物、宅配便等の安全性の高い、取扱いの簡単な保管ボックス装置として有用で、広く、産業上の利用が見込まれる。
本発明による一実施の形態としての配送物保管ボックス装置の正面図である。 図1の配送物保管ボックス装置の側面図である。 図1の配送物保管ボックス装置及び関連装置の回路構成図である。
符号の説明
1 配送物保管ボックス装置、2 セキュリティ・ボックス、3,3b カメラ、4,4b 人感センサ、5 管理サーバ、6 インターネット網、7 携帯電話、8 PC、21 配送書類ボックス部、22 配送品ボックス部、21b,21d,22b,22d 扉、21a,21c,22a,22c つまみ、23 セキュリティ・ボックス回路部、24 ID信号リーダ、25 操作パネル、25c 開錠ボタン、25a,25b,25ab,25bb 施錠ボタン、25d 開錠ボタン、25e 表示部、25ec 表示用手段、25f 投入口施錠・開錠手段、25g 取出し口施錠・開錠手段、25h ボックス内センサ、25i 開閉センサ、26 認証確認手段、27 通信手段、28 ボックス情報収集手段、29 制御手段、31 撮影開始手段、32 撮影終了手段、34 制御手段、35 通信手段、51 通信手段、52 認証回路手段、53 記憶手段、54 データベース、54a 住民情報テーブル、54b 連絡先情報テーブル、54c セキュリティ・ボックス情報テーブル、54d 認証情報テーブル、60 壁。

Claims (10)

  1. 配送物を保管する収納空間をその外部と施錠開錠可能な扉で遮断されたボックス部と、IDカードからID信号を読み取るID信号リーダと、前記ID信号が予め登録されているID信号であることを認証する認証手段と、該認証手段の認証信号に基づいてのみ前記扉の施錠開錠を可能とする施錠開錠手段と、を備えることを特徴とする配送物保管ボックス装置。
  2. 前記ボックス部が、配送書類用のボックス部と配送品用のボックス部とに分離設置されていることを特徴とする請求項1記載の配送物保管ボックス装置。
  3. 前記配送書類用のボックス部が上側に、前記配送品用のボックス部が下側に、前記両者の中間に、前記ID信号リーダを含む操作パネルが配設されていることを特徴とする請求項2記載の配送物保管ボックス装置。
  4. 前記ID信号リーダが共通で、前記配送書類用のボックス部と前記配送品用のボックス部とにそれぞれ施錠ボタンと開錠ボタンが、対応して設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の配送物保管ボックス装置。
  5. 前記それぞれ施錠ボタンと開錠ボタンが、施錠・開錠ボタンとされた1つボタンの繰返し切替ボタンであることを特徴とする請求項4記載の配送物保管ボックス装置。
  6. 前記ボックス部の外側と裏側との少なくとも、外側に前記扉を、裏側には認証手段の認証信号なしに開閉可能な扉を設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配送物保管ボックス装置。
  7. 前記ボックス部の外側と裏側との両面に前記扉を設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の配送物保管ボックス装置。
  8. 前記ボックス部は、前記扉の開閉センサを備え、カメラに連動指令信号を送信可能につながれていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の配送物保管ボックス装置。
  9. 前記認証手段からの認証確認信号が、カメラに対する連動指令信号を与えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の配送物保管ボックス装置。
  10. 前記ボックス部は、ボックス内センサを備え、該センサは投函された配送物の存在を感知し、管理サーバに登録されたメールアドレスへメール送信するための信号を送信可能につながれていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の配送物保管ボックス装置。
JP2006218440A 2006-08-10 2006-08-10 配送物保管ボックス装置 Pending JP2008037644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006218440A JP2008037644A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 配送物保管ボックス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006218440A JP2008037644A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 配送物保管ボックス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008037644A true JP2008037644A (ja) 2008-02-21

Family

ID=39173104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006218440A Pending JP2008037644A (ja) 2006-08-10 2006-08-10 配送物保管ボックス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008037644A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101218827B1 (ko) 2009-03-09 2013-01-18 주식회사 이지라커 가변선반이 구비된 화물 보관 시스템 및 그 보관 방법
JP3200410U (ja) * 2015-05-25 2015-10-22 ワールドネットプロト株式会社 ロイヤルボックスマイフォン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101218827B1 (ko) 2009-03-09 2013-01-18 주식회사 이지라커 가변선반이 구비된 화물 보관 시스템 및 그 보관 방법
JP3200410U (ja) * 2015-05-25 2015-10-22 ワールドネットプロト株式会社 ロイヤルボックスマイフォン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5282338B2 (ja) ビデオインターフォンおよびリモートの仮想ドアマンを介して、宅配用のロッカーに接続して操作するための方法および装置
KR101995874B1 (ko) 공동주택의 무인택배 시스템
US8271342B2 (en) Delivery management system and method using smart communicator
KR100666159B1 (ko) 지능형 도어 시스템
KR101693358B1 (ko) 가구별 택배물품 보관함과 이를 이용한 원격 택배 관리 통제 시스템
FI20205031A1 (fi) Tavaranvälityslaite ja tavaranvälitysjärjestelmä
JP4399289B2 (ja) 宅配物受け取りシステム
KR20090079114A (ko) 무인 택배 관리 장치 및 방법
KR102033638B1 (ko) 스마트 보안기능을 구비한 우편함
JP2016021202A (ja) 宅配物配達システム
JP2008037644A (ja) 配送物保管ボックス装置
JP2019208589A (ja) 宅配ボックス
KR101707781B1 (ko) IoT 기반의 폐쇄형 스마트 우편함 시스템
JP3474452B2 (ja) 書留郵便物が取扱可能な配達ボックス
US20200160637A1 (en) Storage apparatus
JP7385179B2 (ja) 宅配ボックスシステム及びサーバ
JP2019192036A (ja) 格納物管理装置、格納物管理方法、プログラム
KR20090117154A (ko) 무인 택배 관리 장치
JPH0357418A (ja) 宅配便授受装置
JP2020114527A (ja) 収容ボックスシステム、収容ボックス管理装置及び方法
TWM564767U (zh) Intelligent logistics cabinet system
KR102248421B1 (ko) 공동주택의 스마트 택배 시스템
JP7418680B2 (ja) 宅配ロッカー
JP2019105939A (ja) 宅配物報知システム、宅配システム、ロビーインターホン、インターホン親機、報知方法、プログラム
KR100512310B1 (ko) 우편물 수취함의 보안장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20090428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929