JP2008035516A - 集積増幅器を備えるスロット型アンテナ - Google Patents

集積増幅器を備えるスロット型アンテナ Download PDF

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Abstract

【課題】開放スロットアンテナ、更に具体的には、Knorr方式のライン/スロット遷移を用いるアンテナを集積する新しい構造を提案する。
【解決手段】本発明は、接地面Gを特色とする基板Sと、縦放射開放スロットアンテナ18と、分配線10へ接続された出力分割器10、11、12と、増幅器14が逆相で供給されるように出力分割器10の出力部の夫々へ接続された増幅器14とを有する、増幅器を集積されたスロット型アンテナ18であって、増幅器の出力部は、スロット型アンテナ18の励振点19へ直接に結合された出力結合回路16、19へ接続される。スロット型アンテナ18に関する。
【選択図】図2

Description

本発明は、集積増幅器を備えたアンテナ、更に具体的には、同じ基板上に集積された電力増幅器へ接続されたVivaldiアンテナ又は同様の形式のアンテナのような開放スロットアンテナに関する。
IEEE802.11a/b/g標準に従って動作し且つ2.4GHz及び5GHzの周波数帯で動作するWi−Fi技術は、今日、特に家庭環境での極めて高速な無線送信のために最高の地位を保つ。
例えば、基地又はセットトップボックス(STB)と、コンピュータラップトップ、テレビ受像機又は他の装置などの幾つかの端末との間の、特に高解像度である幾つかの映像ストリームの送信は、標準規格によって許容される最高速度、即ち54Mbpsを達成するよう高次変調の使用を必要とする。64QAM変調などの高次変調は、標準的な変調よりも電力増幅器の出力に関する要求が厳しい。実際に、所与の受信品質のためのC/N関係(搬送波対雑音比)は、変調の次数とともに増大する。更に、変調の次数が高くなればなるほど、非線形性に対する耐性はますます弱まり、電力増幅器のバックオフはますます著しくなる。バックオフは、増幅器の線形動作を確実にする1dB圧縮で定義される電力増幅器の出力に対するマージンに対応する。
最終的に、一定でないエンベロープから成る、Wi−Fiシステムで使用される多重搬送波を有するOFDM変調は、電力増幅器の非線形性に特に敏感である。
結果として、電力増幅器の従来技術を考慮すると、これらの制約の全ては、目的とされる製品に適合する費用及び電力消費制約を伴う様々な規則によって認められる最大出力を放射することが目下困難であることを意味する。
特に、5GHz(5.47GHz〜5.825GHz)高周波帯域で、欧州では最大30dBのEIRP(等価等方放射電力)及び米国では最大35dBのEIRPを放射することが認められる。ほぼ8〜10dBi程度の中程度の指向性を有するアンテナを用いる場合であって、且つ、2dBの送信損失を考える場合には、22dBmよりも大きいバックオフを考慮して、線形出力が必要とされる。しかし、目下利用可能な電力増幅器によれば、18dBmよりも大きな線形出力を得ることは不可能である。従って、目標とする電力を得るために、ほぼ18dBm程度の線形出力を提供する2又はそれ以上の増幅器を組み合わせられることに関心が持たれている。
従って、図1に表されるように、目標とする出力を得るようプッシュプル構造で実装された2つの増幅器を含む構成を使用することが提案される。
図1は、プッシュプル増幅器構造による集積増幅器を有するVivaldi型アンテナを表す。更に詳細には、接地面Gを特色とする同一基板S上で、増幅回路へ接続されたVivaldi型アンテナ7を有するよう構成される。このアンテナは、Knorr方式に従う電磁結合を介するマイクロストリップ技術を用いて、励振ライン6へ励振点8で接続されている。従って、マイクロストリップライン6は、接地面Gの面の反対の基板の面に実現される。プッシュプル構造における増幅器の回路は、2つのハイブリッド・リング2及び5を実施する。このハイブリッド・リングの描写は簡単化されている。実際には、夫々のリングの0/180°アクセスの間に置かれるべき充電抵抗がこの図には示されていない。更に具体的には、図1に表されるように、参照番号1は、アンテナの励振回路へ接続されるよう設計された入力ポートを示す。この入力ポート1は、0〜180°出力分割器の機能を有する第1のハイブリッド・リング2へ接続されている。従って、ハイブリッド・リング2の2つの出力ポート3で、振幅は同じであるが位相が反対である信号が得られる。出力3の夫々は、最短動作波長で同一寸法のインピーダンス整合ラインによって電力増幅器4へ接続される。夫々の電力増幅器4の出力は、出力結合回路の役割を果たす第2のハイブリッド・リング5の入力へ接続される。このハイブリッド・リング5は、Vivaldi型アンテナの励振ライン6へ接続される。このプッシュプル構造は、2つのハイブリッド・リングを備えた構造であって、2つのハイブリッド・リングによって占有される面に関連する十分なサイズをもたらす。この構造は、また、ハイブリッド・リングによってもたらされる更なる損失と、ハイブリッド・リングの帯域幅に関連する周波数帯域における一定の制限とを生ずる。
WO02/47205 EP0685901A マイクロ波理論及び技術に関するIEEE報告書Vol.47、no.8、1999−8、「集積アンテナプッシュプル電力増幅器(Integrated−Antenna Push−Pull Power Amplifiers)」
本発明は、開放スロットアンテナ、更に具体的には、Knorr方式のライン/スロット遷移を用いるいずれかのアンテナを集積する新しい構造を提案する。
従って、本発明は、接地面を設けられた基板上に縦放射開放スロットアンテナと、2つの増幅器が逆相で供給されるように、その入力部で分配線へ接続され且つその出力部で前記2つの増幅器へ接続された出力分割器とを有し、前記増幅器の出力部は第1のマイクロストリップラインを有する出力結合回路へその入力部で接続される、集積増幅器を備えたアンテナであって、前記第1のマイクロストリップラインは、その励振点で前記スロット型アンテナのスロットに直接に結合される、ことを特徴とするアンテナに関する。
一実施例に従って、前記スロットアンテナのスロットとの前記第1のマイクロストリップラインの結合は電磁結合である。望ましくは、前記第1のマイクロストリップラインは、その中央で前記スロットアンテナのスロットに結合される。
更に、前記出力分配器は、その入力部で前記分配線へ及びその出力部で第2のマイクロストリップラインへ結合されたスロットを有し、前記第2のマイクロストリップラインの夫々の先端は、増幅器の入力部へ接続される。この場合に、前記スロットと前記分配線との間又は前記スロットと前記第2のマイクロストリップラインとの間の結合は、望ましくは、Knorr方式の電磁結合である。更に、望ましくは、前記出力分配器のスロットは長さ3λ/4のスロットラインであり、λは動作周波数波長の長さである。
本発明の他の特徴に従って、前記縦放射スロットアンテナは、Vivaldi型アンテナ、プリントダイポール、一定若しくは線形な形状を有する放射開口、又はKnorr方式のライン/スロット遷移を用いるいずれかの他のアンテナである。
本発明により、開放スロットアンテナ、更に具体的には、Knorr方式のライン/スロット遷移を用いるアンテナを集積する新しい構造が提案された。
本発明の他の特徴及び利点は、様々な実施例の記載を読むと明らかとなるであろう。この記載は、添付の図面を参照して理解される。
以下、本発明の第1の実施例は、図2〜4を参照して記載される。
従って、図2に表されるように、接地面Gを特色とする基板Sで、縦放射スロット型アンテナが実現される。更に具体的には、この場合にはVivaldi型アンテナ18である。更に、同一基板上で、電力増幅器回路が集積されている。更に詳細には、図2に表されるように、電力増幅器回路は、マイクロストリップ技術を用いて実現された分配線10を有する。この分配線10は、第1のスロットライン11と、Knorr方式の結合に従って電磁気的に結合される。スロットライン11は、その出力部で第1のマイクロストリップライン12と結合される。スロットライン11とのマイクロストリップライン12の結合は、Knorr方式の電磁結合を用いることによってマイクロストリップライン12の中央で実現される。更に、アセンブリのインピーダンス整合を実現するよう、スタブ13がスロットライン11の夫々の先端で及びマイクロストリップライン10の端部で設けられる。このアセンブリは、振幅は同じだが位相が反対である信号がライン12の両先端(P(0°)及びP(180°))で得られることを可能にするよう出力分割器を形成する。
出力分割器は図3で更に詳細に表され、その機能は図4を参照して説明される。図4は、a)で送信及び帰還損失を、及びb)でポート間の周波数に依存する位相差を示す。従って、マイクロストリップライン12の2つの出力ポートP(0°)及びP(180°)の間の位相差は、極めて幅広い周波数帯で180°に等しいままであることが認められる。実際に、この構造はスロット11に対して完全に対称であり、共振素子は存在しないので、従って、2つのポート間の位相差は、極めて大きな帯域幅で一定である。これは、ハイブリットリングに関しては異なる。ハイブリッドリングは、1/4波長に比例する長さを有する素子によって必要な大きさにされる。
更に図4aで、この接合のための送信損失に関して、幅広い周波数帯で1dBよりも小さい良好な損失が知られる。
図4で示される結果は、タイプRogers4003(εr=3.38mm、h=0.81mm及び=17.5μm)の基板上で実現される図3の構造をシミュレーションすることによって、電磁気ソフトウェアIE3D(Zeland)を用いて得られた。出力分割器に関して、分配線10は、固有インピーダンス50Ω及び幅1.85mmのマイクロストリップラインと、幅1.06mm及び長さ6.65mmのインピーダンス整合マイクロストリップとによって形成される。分割器の出力マイクロストリップライン12は、1.56mmの幅及び13.3mmの長さを有する。スタブ13は、インピーダンス整合のために使用される。マイクロストリップライン10の先端での放射状スタブは、2.9mmの半径及び80°の開口度を有し、スロットライン11の夫々の先端で使用される2つの放射状スロットスタブは同じ寸法を示す。更に、スロットライン11は、0.4mmの幅及び11.5mmの長さを有する。
図2で表されるように、分割器の出力マイクロストリップラインの夫々の先端は、電力増幅器14の入力部でインピーダンス整合ライン15によって接続される。望ましくは、使用される増幅器は、B級で動作する電力増幅器である。しかし、他の形式の増幅器が使用されても良い。夫々の増幅器14の出力は、以下で記載される出力結合回路の入力部へ夫々接続される。2つのチャネル間の位相バランスを確保するよう、示される実施例で、増幅器の前及び後に設けられるマイクロストリップライン15及び17の部分は、厳密に等しい長さを有する。
更に、図2に表されるように、本発明の本質的特性に従って、結合回路は、スロット型アンテナの励振点に、即ち、Vivaldi型アンテナ18の励振点19に直接に結合される。更に具体的には、結合回路は、その励振点19のレベルで、Vivaldi型アンテナ18のスロットに電磁気的に結合されたマイクロストリップライン16を有する。その結合はKnorr方式の電磁結合であり、マイクロストリップライン16の中央で実現される。従って、マイクロストリップライン接合は、その出力部で2つの電力増幅器14から発せられる電力をVivaldi型アンテナ18の励振スロットラインへ構造上結合する。ライン部分17の長さは厳密に等しいので、マイクロストリップライン16の2つのアクセス16a及び16bを介して到達する電力は、位相が反対である。それは、スロットのレベルで電力の構造的な結合を可能にする180°のこのような位相差である。
接合のためだけに得られるシミュレーションは、逆位相の励振の場合に、Vivaldi型アンテナの利得が、5GHz〜6GHzで5dBから6.6dBの間で変化し、位相励起の場合に−7dBを下回ることを示す。更に、この接合は、2次高調波を反射することによって、電力増幅器の夫々の効率改善に寄与する。実際に、スロット「スタブ」のKnorr方式遷移は、ほぼ波長の1/4の倍数程度である。従って、遷移面で、スロット「スタブ」は、動作周波数で開回路面をもたらす。その動作周波数の中で、他のものが結合を可能にする。しかし、2倍の周波数では、この同じ「スタブ」は、遷移面で短絡回路をもたらし、従って結合を最小限とする。これは、2次高調波を取り除く。
以下、本発明の他の実施例は、図5〜6を参照して記載される。
この実施例は、FR4として一般に知られる非常に価格の安い多相基板を使用する。この基板は、2つの誘電体層と、3つのメタライズ層、即ち、最上層、中間層及び最下層とを有する。2つの誘電体層の厚さは、夫々、0.26mm及び0.41mmである。第1の外部導電層、即ち最上層は、図6Aに示されるように、マイクロストリップライン及び供給トラックが印刷されることを可能にする。この最上面には、また、例えば、増幅器PA、チョークコイルL及びデカップリングコンデンサCなどの部品が配置される。スロットライン及び縦放射スロット型アンテナ、即ち、表される実施例におけるVivaldi型アンテナ20は、更に具体的に図6Bで表される第2の導電層、即ち中間層に印刷される。電力増幅器の供給トラック21、22のみが、図6Cに示される第3の導電層、即ち最下層に印刷される。この第3層は、2つの電力増幅器PAが最上面に印刷されたRFトラックを交差することを回避しながら給電されることを可能にする。更に、これらの図で、「スルーホール」又は「ホール」は、図式的に表されており、トラックの相互接続を可能にする。
この実施例で、図5で示されるように、出力分割器及び出力結合回路は、図2の実施例で使用されたものと同じ原理を使用する。しかし、出力分割器のスロットライン及びマイクロストリップラインの配置は、回路のサイズを低減しながら電力増幅器の入力部と出力部との間の十分なアイソレーションが存在するような態様で達成されている。
実際には、図5に表されるように、出力分割器のスロットライン23は、Vivaldi型アンテナ20の放射スロットに直交する。この特定の配置は、結合が放射により低下して、増幅器の潜在的な発振問題が回避されることを可能にする。
更に詳細には、図5の出力分割器は、幅0.35mm及び長さ6.3mmのインピーダンス変圧器を形成するマイクロストリップラインT3を介して延在する、50Ω及び幅0.48mmの固有インピーダンスラインによって、並びに、幅0.25mm及び長さ6.9mmの開回路マイクロストリップラインT1によって形成される外部取付部品T0から作られた分配線24を有する。この分配線24は、幅0.25mm及び長さ7.9mmの遷移スロットラインT4によって特にVivaldi型アンテナ20のスロットラインへ接続された幅0.25mm及び長さ7.2mmの2つの開回路スロットラインT2によって形成されたスロットライン23と、Knorr結合に従って、電磁気的に結合される。適切な動作のために、スロットライン23は、望ましくは3λ/4に等しい全長を有する。なお、λは動作周波数波長である。
スロットライン23は、マイクロストリップライン25とその出力部で結合される。マイクロストリップライン25は、電力増幅器PAへ出力分割器の夫々の出力部を接続する50Ωの特有のインピーダンス及び幅0.48mmの2つのマイクロストリップライン26を介して延在する。マイクロストリップライン25の中央は、分割器の出力間の振幅バランスを補償するよう分割器の中央ノードへ加えられたインピーダンス整合部25aを有する。更に、ライン部26は同じ長さを有する。夫々の電力増幅器PAの出力部は、Vivaldi型アンテナ20と励振点29で電磁気的に結合されたマイクロストリップライン28によって形成される出力結合回路の入力部へライン部27によって接続される。増幅器の出力ライン27は、50Ωの特有のインピーダンス及び0.48mmの幅を有し、最短波長と同じ長さを有する。
出力結合回路は、Vivaldi型アンテナのスロットの励振点29でのKnorr方式結合に従って電磁気的に結合されるマイクロストリップライン28により形成される。励振点29は、マイクロストリップライン28の中央で見られうる。この場合に、マイクロストリップラインは、0.84mmの幅及び12.3mmの長さを有する。Vivaldi型アンテナは、図5に示されるように、以下の寸法を有する:
テーパースロットの開口a=25.2mm、
Vivaldi型アンテナの端部b=6mm、
テーパー部分の長さd=21.3mm、
励振スロットの幅e=0.82mm、
励振スロットの長さc=9.8mm。
図7に示されるアンテナ部は、プッシュプル機能の集積のために有用な接地面を集積するようHFSS電磁気シミューレターによってシミュレーションされた。シミュレーションの結果は、図8及び9に示される。
図8は、2つのアクセスのインピーダンス整合及びこれら2つのアクセス間のアイソレーションを示す。約−6dBのインピーダンス整合及び−6dBよりも良いアイソレーションは、2つの0°及び180°のアクセスの励振の場合に良好な効率を可能にする。
図9は、0°/180°でのアンテナ励振を伴う5.4GHzでの利得放射パターンを示す。このアンテナは5.5dBiよりも大きい利得を与える。この利得がVivaldi型アンテナの形状を調整することによって変更可能であることは、当業者には明らかである。
前出の寸法は一例として、本発明の実施可能性を示すために与えられることは、当業者には明らかである。決してそれらに限定されない。
従来技術に従う、電力増幅器を集積されたVivaldi型アンテナの実施例の平面図である。 本発明の第1の実施例に従う、増幅器を集積されたVivaldi型アンテナの平面図である。 図1のアンテナとともに使用される周波数分割器部分の拡大された平面図である。 aで送信及び帰還損失を、bで図3の周波数分割器の入力部と出力部の夫々との間の位相を表す。 本発明に従って増幅器を集積されたVivaldi型アンテナの第2の実施例の上から見た平面図である。 図5に従う多相基板上でのアンテナ及びその関連する回路の実現のための第1の導電層レベルを示す平面図である。 図5に従う多相基板上でのアンテナ及びその関連する回路の実現のための第2の導電層レベルを示す平面図である。 図5に従う多相基板上でのアンテナ及びその関連する回路の実現のための第3の導電層レベルを示す平面図である。 シミュレーションされたアンテナ部の斜視図である。 アンテナへの2つのアクセスの間のインピーダンス整合及びアイソレーション曲線を示す。 0°/180°でのアンテナの励振を伴うアンテナの放射パターンを表す。
符号の説明
S 基板
G 接地
10,24 分配線
11,23 スロットライン
12,16,25,29 マイクロストリップライン
13 スタブ
14 電力増幅器
15,17 インピーダンス整合ライン
18,20 Vivaldi型アンテナ
19,29 励振点
P 出力ポート

Claims (7)

  1. 接地面を設けられた基板上に、縦放射開放スロットアンテナと、2つの増幅器が逆相で供給されるように、その入力部で分配線へ接続され且つその出力部で前記2つの増幅器へ接続された出力分割器とを有し、前記増幅器の出力部は第1のマイクロストリップラインを有する出力結合回路へその入力部で接続される、集積増幅器を備えたアンテナであって、
    前記第1のマイクロストリップラインは、その励振点で前記スロット型アンテナのスロットに直接に結合される、ことを特徴とするアンテナ。
  2. 前記スロットアンテナのスロットとの前記第1のマイクロストリップラインの結合は電磁結合である、ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  3. 前記第1のマイクロストリップラインは、その中央で前記スロットアンテナのスロットに結合される、ことを特徴とする請求項2記載のアンテナ。
  4. 前記出力分配器は、その入力部で前記分配線へ及びその出力部で第2のマイクロストリップラインへ結合されたスロットを有し、
    前記第2のマイクロストリップラインの夫々の先端は、前記増幅器の入力部へ接続される、ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のアンテナ。
  5. 前記出力分配器のスロットと前記分配線との間又は前記出力分配器のスロットと前記第2のマイクロストリップラインとの間の結合は、Knorr方式の電磁結合である、ことを特徴とする請求項4記載のアンテナ。
  6. 前記出力分配器のスロットは長さ3λ/4のスロットラインであり、
    λは動作周波数波長の長さである、ことを特徴とする請求項4又は5記載のアンテナ。
  7. 前記縦放射スロットアンテナは、Vivaldi型アンテナ、プリントダイポール、一定若しくは線形な形状を有する放射開口、又はKnorr方式のライン/スロット遷移を用いるいずれかの他のアンテナである、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項記載のアンテナ。
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