JP2008034494A - 電子部品搭載用パッケージ、電子装置及びその製造方法 - Google Patents

電子部品搭載用パッケージ、電子装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑なめっき引き回し配線導体を形成することなく容易な形態で形成することができ、外部より例えば、温度補償情報を安定して入力できるような、信頼性に優れた電子部品搭載用パッケージを提供すること。
【解決手段】電子部品搭載用パッケージは、上面に形成された第1の電極パッド107と第1の電極パッド107に接続された第1の貫通導体116、及び、上面に形成された第2の電極パッド108と第2の電極パッド108に接続された第2の貫通導体117、並びに上面から下面に至る切欠き或いは孔部113を備える第1の絶縁層104と、上面に、第1の貫通導体116及び第2の貫通導体117に接続される電解めっき用導体109を備えた第2の絶縁層105とが、切欠き或いは孔部113から電解めっき用導体109の一部が露出するように、積層されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水晶振動子や半導体素子等の電子部品を絶縁基体にそれぞれ収納する電子部品搭載用パッケージ、電子装置及びその製造方法に関するものであり、特に、収納された電子部品に対して電子情報を入出力することが可能な導通端子が形成された電子部品搭載用パッケージ及び電子装置に関するものである。
従来より、温度変化に対する振動周波数の変動を抑制し、安定した出力を得ることが可能な温度補償型の発振器として、水晶等の圧電振動子と、圧電振動子の温度に対する振動周波数の変動を計算し、これにより振動周波数を補正するための半導体素子とを、電子部品搭載用パッケージの開口に収容するとともに、これらを電子部品搭載用パッケージに設けられた配線導体を介して電気的に接続した構造のものが知られている。
図4(a)は、従来の発振器に用いられる電子部品搭載用パッケージの一例を示す平面図、図4(b)は、そのa−a´線における断面図であり、絶縁基体201上に、半導体素子214を搭載するための直方体状の第1の開口202を有し、さらに第1の開口の上方に、圧電振動子215が収納される直方体状の第2の開口203を有している。更に、半導体素子214及び圧電振動子215にそれぞれ接続される配線導体が絶縁基体201の下面や側面等の外面に導出されている。
尚、半導体素子214は、絶縁基体201に形成された各電極パッド207、208に、ボンディングワイヤ等の電気的接続手段を介して接続され、圧電振動子215は、配線導体に導電性接着剤等の電気的接続手段を用いて接続される。
そして、絶縁基体201の上面に形成されたメタライズ層210に、金属枠体218を介して蓋体(図示せず)を接合することにより、半導体素子214及び圧電振動子215が気密封止される。
更に、絶縁基体201の外面には、導通端子212が形成されている。このような導通端子212は、半導体素子214や圧電振動子215の搭載後に、導通端子212に電気検査用の機器の外部導通端子を接触させて、半導体素子214や圧電振動子215の電気特性をチェックするため等に用いられる。
そして、上述の導通端子212の中には、配線導体を介さずに、半導体素子214や圧電振動子215の各電極に直接接続されるとともに、端部が絶縁基体201の外部まで導出される独立した導通端子212(第1の電極パッド207、第2の電極パッド208等と接続されている)がある。
更に、独立した導通端子212の表面には電解めっき層が形成されることが一般的である。例えば、多数個取りの手法により電子部品搭載用パッケージを作製する場合には、図5に示すように、一度に複数の独立した導通端子212に電解めっき層を形成するために、一方の電子部品搭載用パッケージ領域の独立した導通端子と、これに隣接する他方の電子部品搭載用パッケージ領域の独立した導通端子とが、絶縁基体201中に埋設されためっき引き回し配線導体219により接続される。
従って、このようなめっき引き回し配線導体219は、隣り合う2つの電子部品搭載用パッケージ領域の境界を跨いで形成され、電解めっき工程後に、2つの電子部品搭載用パッケージ領域同士を前記境界に沿って分割することにより、一旦、電気的に接続された独立した導通端子同士が切断されることとなる。
特開1998−98151号公報
しかしながら、上記電子部品搭載用パッケージにおいては、分割後に境界を跨いで形成されていためっき引き回し配線導体219の切断面のそれぞれが外部に露出することから、切断されためっき引き回し配線導体219のそれぞれが、外部のノイズを拾ってしまい、温度補償情報を安定して入力することができないという問題点があった。
また、電子部品搭載用パッケージが小型化すると、絶縁基体201の外周にめっき引き回し配線導体219が形成されるため、導通端子212の形成領域が狭くなってしまい、
導通端子212に外部導通端子(プローブ)を接触させて温度補償情報を安定して入力することが難しくなってきている。
そこで、本発明者は、一の電子部品搭載用パッケージ領域内の独立した導通端子同士を、絶縁基体201の表面に敷設された電解めっき用導体により接続し、一度の電解めっき工程により、複数の独立した導通端子にめっき層を被着させた後、前記電解めっき用導体を切断すればよいことを案出した。
ところが、表面に敷設された電解めっき用導体を切断した場合、切断時に生じる切りくずが周囲に飛散してしまい、絶縁基体201の表面や露出した配線導体に被着することが懸念される。
本発明は、かかる懸念に鑑み案出されたものであり、その目的は、表面に敷設された電解めっき用導体を切断する場合に、切りくずが周囲に飛散しにくい信頼性に優れた電子部品搭載用パッケージ、電子装置、及びその製造方法を提供することにある。
本発明の電子部品搭載用パッケージは、上面に形成された第1の電極パッドと該第1の電極パッドに接続された第1の貫通導体、及び、上面に形成された第2の電極パッドと該第2の電極パッドに接続された第2の貫通導体、並びに上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、前記第1の貫通導体及び前記第2の貫通導体に接続される電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、前記切欠き或いは孔部から前記電解めっき用導体の一部が露出するように、積層されてなることを特徴とするものである。
本発明の電子部品搭載用パッケージは、上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、第1の電極パッド及び第2の電極パッド、並びにこれら電極パッド同士を接続する電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、前記切欠き或いは孔部から前記電解めっき用導体の一部が露出するように、積層されてなることを特徴とするものである。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージは、好ましくは、前記切欠き或いは孔部、及び該切欠き或いは孔部から露出する電解めっき用導体がそれぞれ複数設けられるとともに、前記切欠き或いは孔部から露出した部位における前記電解めっき用導体の延在方向に直交する方向に、前記複数の切欠き或いは孔部が配列されていることを特徴とするものである。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージは、好ましくは、前記電解めっき用導体の幅が、前記切欠き或いは孔部から露出する部位における幅及び厚みが、露出しない領域における幅よりも狭く、且つ厚みが薄いことを特徴とするものである。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージは、好ましくは、前記第1の絶縁層は、平面視で中央に、電子部品を収納するための第1の開口を有しており、前記切欠きは、該第1の開口に向かって開放されるとともに、前記電解めっき用導体の切欠きから露出した部位から前記第1の開口までの最短距離を結ぶ仮想線上に、側壁を配置させることを特徴とするものである。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージは、好ましくは、前記第1の絶縁層上に、前記第1の電極パッド及び前記第2の電極パッドがそれぞれ露出するように、第2の開口を有する第3の絶縁層が積層されてなることを特徴とするものである。
本発明の電子装置は、上記電子部品搭載用パッケージの前記第1の絶縁層上或いは前記第2の絶縁層上に電子部品が搭載されるとともに、前記電解めっき用導体を前記切欠き或いは孔部の内部で切断することにより、前記第1及び第2の電極パッドを電気的に独立させたことを特徴とするものである。
本発明の電子装置の製造方法は、上述の電子部品搭載用パッケージの電解めっき用導体に、めっき装置の電極を電気的に接続して、前記第1及び第2の電極パッドにめっきを施すめっき工程と、前記電解めっき用導体を前記切欠き或いは孔部の内部で切断する工程とを順次経ることを特徴とするものである。
本発明の電子部品搭載用パッケージによれば、上面に形成された第1の電極パッドと第1の電極パッドに接続された第1の貫通導体、及び、上面に形成された第2の電極パッドと第2の電極パッドに接続された第2の貫通導体、並びに上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、第1の貫通導体及び第2の貫通導体に接続される電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、切欠き或いは孔部から電解めっき用導体の一部が露出するように積層されてなることから、第2の絶縁層上に電子部品が電気的に接続される場合において、めっき工程後に、電極パッド同士を電気的に独立させるための電解めっき用導体の切断を、切欠き或いは孔部の内部で行うことができ、電解めっき用導体の切りくずが飛散して、絶縁層の表面や露出した配線導体に被着することを抑制できる電子部品搭載用パッケージを提供できる。
本発明の電子部品搭載用パッケージによれば、上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、第1の電極パッド及び第2の電極パッド、並びにこれら電極パッド同士を接続する電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、切欠き或いは孔部から電解めっき用導体の一部が露出するように、積層されてなることから、第1の絶縁層上に電子部品が電気的に接続される場合において、めっき工程後に、電極パッド同士を電気的に独立させるための電解めっき用導体の切断を、切欠き或いは孔部の内部で行うことができ、電解めっき用導体の切りくずが飛散して、絶縁層の表面や露出した配線導体に被着することを抑制できる電子部品搭載用パッケージを提供できる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージによれば、好ましくは、切欠き或いは孔部、及びこれらから露出する電解めっき用導体がそれぞれ複数設けられるとともに、切欠き或いは孔部から露出した部位における電解めっき用導体の延在方向に直交する方向に、複数の切欠き或いは孔部が配列されていることから、切欠き或いは孔部に露出する電解めっき用導体を複数切断する場合に、切断機の切断時の移動方向と、切欠き間を移動する非切断時の移動方向とを同一線上に位置させることができ、従って最短距離にて切断を行うことができる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージによれば、好ましくは、電解めっき用導体の幅は、切欠き或いは孔部から露出する部位における幅及び厚みが、露出しない領域における幅よりも狭く、厚みが薄いことから、電解めっき用導体の切断が容易となるとともに、切りくずの絶対量を低減できることから、切りくずの飛散による弊害が抑制される。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージによれば、好ましくは、前記第1の絶縁層が、平面視で中央に、電子部品を収納するための第1の開口を有しており、前記切欠きは、該第1の開口に向かって開放されるとともに、前記電解めっき用導体の切欠きから露出した部位から前記第1の開口までの最短距離を結ぶ仮想線上に、側壁を配置させることから、電解めっき用導体を切断することにより切りくずが電子部品を収納するための第1の開口側に飛散しようとしても、この切りくずが切欠きの側壁に衝突することになり、電子部品の搭載領域側(開口の中心側)に切りくずが飛散することを抑制できる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージによれば、好ましくは、第1の絶縁層上に、第1の電極パッド及び第2の電極パッドがそれぞれ露出するように、第2の開口を有する第3の絶縁層が積層されてなることから、電子部品を収納する第1の開口の上側にさらに第2の開口が形成され、電子部品を収納する容積を大きなものとすることができ、多種の電子部品に対応した電子部品搭載用パッケージを実現できる。
本発明の電子装置によれば、上記電子部品搭載用パッケージの前記第1の絶縁層上或いは前記第2の絶縁層上に電子部品が搭載されるとともに、前記電解めっき用導体を前記切欠き或いは孔部の内部で切断することにより、前記第1及び第2の電極パッドを電気的に独立させたことから、電解めっき用導体の切りくずの飛散が抑制された信頼性の高い電子装置を実現できる。
本発明の電子装置の製造方法によれば、上記電子部品搭載用パッケージの電解めっき用導体に、めっき装置の電極を電気的に接続して、前記第1及び第2の電極パッドにめっきを施すめっき工程と、前記電解めっき用導体を前記切欠き或いは孔部の内部で切断する工程とを順次経ることから、電解めっき用導体を切断しても、切りくずの飛散が抑制された信頼性の高い電子装置を容易に製造することができる。
次に、本発明の電子部品搭載用パッケージ及び電子装置を添付の図面を基に説明する。図1は本発明の電子部品搭載用パッケージ及び電子装置の実施の形態の一例を示した平面図である。また、図2は3枚の絶縁層が積層されて図1の電子部品搭載用パッケージとなることをわかり易く示した斜視図であり、図3は3枚の絶縁層が積層された他の形態の電子部品搭載用パッケージとなることをわかり易く示した斜視図である。
同図において、101は絶縁基体、102は第1の開口、103は第2の開口、107は第1の電極パッド、108は第2の電極パッド、116は第1の貫通導体、117は第2の貫通導体、113は切欠き(或いは孔部)、104は第1の絶縁層、109は電解めっき用導体、105は第2の絶縁層である。
そして、主として絶縁基体101、第1の開口102、第2の開口103、第1の電極パッド107、第2の電極パッド108、切欠き(或いは孔部)113、電解めっき用導体109で本発明の電子部品搭載用パッケージが構成されている。
この電子部品搭載用パッケージにおいて、第1の開口102に半導体素子114を、また第2の開口103に圧電振動子115を収納し、第2の開口103(最上層の開口)を蓋体(図示せず)で塞ぐこと等の手段で半導体素子114と圧電振動子115を封止することにより本発明の電子装置が構成される。
絶縁基体101は、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)や窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミックス等のセラミックスや樹脂から成り、例えば一辺の長さが3〜20mm程度で厚みが1〜5mm程度の直方体状である。
また、絶縁基体101の上面に、半導体素子114を収納するための例えば直方体状である第1の開口102が、さらに第1の開口102の上方に圧電振動子115を収納するために、第1の開口102よりも面積の広い、例えば直方体状である第2の開口103が形成されている。第1の開口102、及び第2の開口103の深さは、収納する電子部品(この例では圧電振動子115)の厚みよりも深くなるように形成されている。
このような絶縁基体101は、酸化アルミニウム質焼結体から成る場合であれば、以下のようにして作製される。まず、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有機バンイダ、溶剤、可塑剤等を添加混合して泥漿状となし、これを従来周知のドクタブレード法やカレンダーロール法等によりシート状に成形し、複数枚のセラミックグリーンシートを得る。しかる後、セラミックグリーンシートに適当な打ち抜き加工を施して、第2の絶縁層105となる四角形の板状体と、第1、第3の絶縁層104、106となる四角形の枠状体とを形成・積層して絶縁基体101の基となる母基板を得る。具体的には、板状の第2の絶縁層105の上面に、第1の開口102を有する第1の絶縁層104を積層しておき、さらに、第1の開口102を有する第1の絶縁層104に、第1の開口102よりも開口面積の広い第2の開口103を有する第3の絶縁層106を積層して第1の開口102及び第2の開口103を有する積層体を形成し、その積層体を高温(約1600℃)で焼成することにより作製される。尚、これら、第1乃至第3の絶縁層104、106のそれぞれが、複数のセラミックグリーンシートを積層することにより形成されていても構わない。
そして、第1の開口102及び第2の開口103の底面(第1の絶縁層の上面及び第2の絶縁層の上面)には、第1の電極パッド107や第2の電極パッド108が形成されている。これら電極パッドは、第1の開口102に収納される半導体素子114や、第2の開口103に収納される圧電振動子115の電極を電気的に接続するためのパッドとして機能する。
また、第1の開口102及び第2の開口103の内面から絶縁基体101の下面や側面等の外面にかけて形成された配線導体は、半導体素子114や圧電振動子115に電気的に接続され、外部に導出されて外部電気回路に接続するための導電路として機能する。
半導体素子114は、例えば、演算素子やメモリを有するICチップ等であり、通常、その外形が四角形状の平板状であり、その絶縁基体101側の主面(上面)や絶縁基体101と反対側の主面(下面)には電極(図示せず)が形成されている。この場合、半導体素子114の上面に電極が形成される場合は、例えばワイヤボンディング等(図示せず)により第1の絶縁層104の上面に形成された配線導体の電極パッドに、また、半導体素子114の下面に電極が形成される場合は、例えば半田バンプ等(図示せず)により第1の開口102の底面に露出した配線導体の電極パッドに接続される。
また、圧電振動子115は、例えば、水晶振動子や弾性表面波素子等であり、通常、その外形が四角形状の平板状であり、その端部には電極が形成されている。また、振動を妨げられず、正確に振動するために、その絶縁基体101の主面(第3の絶縁層106の上面)と収納後の圧電振動子115の上面との間、及び、半導体素子114の上面と収納後の圧電振動子115の下面との間は、20〜50μm程度の隙間を空けて第2の開口103内に搭載されているのがよい。
そして、このような本発明の電子部品搭載用パッケージにおいては、図2に示すように、上面に形成された第1の電極パッド107と第1の電極パッド107に接続された第1の貫通導体116、及び、上面に形成された第2の電極パッド108と第2の電極パッド108に接続された第2の貫通導体117、並びに上面から下面に至る切欠き或いは孔部113を備える第1の絶縁層104と、上面に、第1の貫通導体116及び第2の貫通導体117に接続される電解めっき用導体109を備えた第2の絶縁層105とが、切欠き或いは孔部113から電解めっき用導体109の一部が露出するように積層されてなる。
この構造により、第2の絶縁層105上に電子部品が電気的に接続される場合において、第1の電極パッド107、第2の電極パッド108の表面に電解めっき層を形成するめっき工程の後に、電極パッド同士を電気的に独立させるための電解めっき用導体109の切断を、切欠き或いは孔部113の内部で行うことができ、電解めっき用導体109の切りくずが飛散して、絶縁層の表面や露出した配線導体に被着することを抑制できる電子部品搭載用パッケージを提供できる。
つまり、露出した電解めっき用導体109の上方周囲には、切欠き或いは孔部113の内壁が形成されており、電解めっき用導体109の切断工程において発生し、飛散した切りくずは、この内壁により切欠き或いは孔部113の外周に飛散することが抑制される。
さらに、電解めっき用導体109を切断することにより、容易に電気的に独立した第1及び第2の電極パッド107、108を形成できる。つまり、電気的に独立した電極パッドを絶縁基体101の周囲に形成するためには、例えば、第1の電極パッド107と第2の電極パッド108を、隣り合う絶縁基体101の境界を跨ぐようにめっき引き回し配線導体119を形成しておき、あとで絶縁基体101の境界を分割することにより形成する必要があるが、このように、切欠き或いは孔部113から電解めっき用導体109の一部が露出するように積層されてなる構造としたことから、必要最小限のめっき引き回し配線導体119を形成しておき、切欠き或いは孔部113から露出した電解めっき用導体109を切断することにより、容易に電気的に独立した電極パッド(第1の電極パッド107及び第2の電極パッド108等)を絶縁基体101に形成することができる。
なお、第1及び第2の電極パッド107、108や封止用のメタライズ層110、配線導体、導通端子112は、タングステン、モリブデン、マンガン、銅、銀等の金属材料からなり、例えばタングステンからなる場合であれば、タングステン粉末に有機溶剤、バインダー等を添加し混練して作製した導電ペーストを、絶縁基体101となる各グリーンシートの表面等に所定パターンに印刷することにより形成される。
また、第1及び第2の電極パッド107、108や封止用のメタライズ層110、配線導体、導通端子112の露出表面には、第1及び第2の電極パッド107、108や封止用のメタライズ層110、配線導体、導通端子112の酸化腐食を防止するとともに、導通端子112と内部メモリ書き換え用の外部導通端子(プローブ)との接続や、各電子部品と電極との接続や、外部接続用の端子(図示せず)と外部電気回路基板との接続を強固なものするために、例えば1〜10μm程度の厚みのニッケルめっき層と0.1〜3μm程度の厚みの金めっき層とが順次被着されているとよい。
更に、本発明の電子部品搭載用パッケージにおいては、好ましくは、上面から下面に至る切欠き或いは孔部113を備える第1の絶縁層104と、上面に、第1の電極パッド107及び第2の電極パッド108、並びにこれら電極パッド同士を接続する電解めっき用導体109を備えた第2の絶縁層103とが、切欠き或いは孔部113から電解めっき用導体109の一部が露出するように、積層されてなる。このような構造の絶縁基体101の分解斜視図を図3に示した。
このような構造により、第1の絶縁層104上に電子部品が電気的に接続される場合において、めっき工程後に、電極パッド同士を電気的に独立させるための電解めっき用導体109の切断を、切欠き或いは孔部113の内部で行うことができ、電解めっき用導体109の切りくずが飛散して、絶縁層の表面や露出した配線導体に被着することを抑制できる電子部品搭載用パッケージを提供できる。
つまり、露出した電解めっき用導体109の上方周囲には、切欠き或いは孔部113の内壁が形成されており、電解めっき用導体109の切断工程において発生して飛散した切りくずは、この内壁により切欠き或いは孔部113の外周に飛散することが抑制される。
尚、電解めっき用導体109の切断方法としては、例えば、レーザービーム、電子ビームによる切断方法を用いることができる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージにおいては、好ましくは、切欠き或いは孔部113、及び切欠き或いは孔部113から露出する電解めっき用導体109がそれぞれ複数設けられるとともに、切欠き或いは孔部113から露出した部位における電解めっき用導体109の延在方向に直交する方向に、複数の切欠き或いは孔部113同士が配列されている。
このような構造により、切欠き或いは孔部113に露出する電解めっき用導体109を複数切断する場合に、レーザー照射装置等の切断機の切断時の移動方向と、切欠き或いは孔部113間を移動する非切断時の移動方向とを同一線上に位置させることができ、従って最短距離にて切断を行うことができる。
電解めっき用導体109の切断工程が、例えば、レーザービームで行われる場合、図1に示したように、電解めっき用導体109に照射するレーザービームを、絶縁基体101の長辺の一辺の中心と対向する長辺の一辺の中心とを結ぶ線上において、電解めっき用導体109の延在方向に直交する方向に、電解めっき用導体109のみが切断されるようにレーザービームを断続的に照射することにより、切断方向を同一線上にして最短距離で行うことができる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージにおいては、好ましくは、電解めっき用導体109の幅は、切欠き或いは孔部113から露出する部位における幅及び厚みが、露出しない領域における幅よりも狭く、厚みが薄くなるように形成されている。
このような構造により、電解めっき用導体109の切断が容易となるとともに、切りくずの絶対量を低減できることから、切りくずの飛散による弊害が抑制される。
つまり、切欠き或いは孔部113から露出してレーザービーム等が照射されることにより切断される電解めっき用導体109の部位が、露出しない領域における幅よりも狭く、厚みが薄くなるように形成されていることから、その分切断時に発生する切りくずの絶対量も少なくなる。
ここで、通常、配線導体の厚みは10〜20μm程度であり、その幅は100〜300μm程度であるが、レーザービーム等による電解めっき用導体109の切断を容易とするために、電解めっきでの導電性を損なわない程度にその幅を50〜80μm程度、さらには厚みを5〜10μm程度に変更することにより、電解めっき用導体109の切断部分を必要最小限とすることができ、切りくずの飛散を抑制して切断を容易に行うことができる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージにおいては、好ましくは、図1に示すように、第1の絶縁層は、平面視で中央に、電子部品(半導体素子114や圧電振動子115等)を収納するための第1の開口102を有しており、切欠き113は、第1の開口102に向かって開放されるとともに、電解めっき用導体109の切欠き113から露出した部位から第1の開口102までの最短距離を結ぶ仮想線L上に、切欠き113を構成する側壁の一部を配置させている。
このような構造により、電解めっき用導体109を切断することにより切りくずが電子部品を収納するための第1の開口102側に飛散しようとしても、この切りくずが側壁に衝突することになり、電子部品の搭載領域側(第1の開口102の中心側)に切りくずが飛散することを抑制できる。
尚、前記最短距離とは、前記切欠きから露出した部位上の任意の一点から第1の開口102までの最短距離をいう。
ここで、電解めっき用導体109の切欠き113から露出した部位と、第1の開口102との間に、切欠き113の側壁を位置させるには、例えば、図1に示したように、電解めっき用導体109を露出させる切欠き113を、電解めっき用導体109の延在方向に対して斜めになるように形成すればよい。また、切欠き113の形状は、電子部品の搭載領域側に切りくずが飛散することを効果的に抑制できるものであればよく、平面視でL型、J型、Ω型でもよい。
これにより、電解めっき用導体109の切断部分から電子部品の搭載領域側にかけて部分的に切欠き113の側壁が存在することになり、電子部品の搭載領域側に切りくずが飛散することを効果的に抑制できる。
また、本発明の電子部品搭載用パッケージにおいては、好ましくは、第1の絶縁層104上に、第1の電極パッド107及び第2の電極パッド108がそれぞれ露出するように、第2の開口103を有する第3の絶縁層106が積層されてなる。
このような構造により、電子部品を収納する第1の開口102の上側にさらに第2の開口103が形成され、電子部品を収納する容積を大きなものとすることができ、多種の電子部品に対応した電子部品搭載用パッケージを実現できる。
そして、第1の開口102に半導体素子114を、また第2の開口103に圧電振動子115を収納し、第2の開口(最上層の開口)を蓋体(図示せず)で塞ぐこと等の手段により、半導体素子114と圧電振動子115を封止することにより本発明の電子装置が構成される。
このとき、電子装置が発振器の場合であれば、例えば第1の開口102に収納される半導体素子114の上方に、圧電振動子115が搭載される。圧電振動子115は、振動を妨げられず、正確に振動するために、絶縁基体101の主面(第3の絶縁層106の上面)と収納後の圧電振動子115の上面との間、及び、半導体素子114の上面と収納後の圧電振動子115の下面との間は、20〜50μm程度の隙間が形成されるように、第2の開口103を形成できる厚みの第3の絶縁層106を積層することがよい。
さらに本発明の電子装置によれば、上記電子部品搭載用パッケージの前記第1の絶縁層104上或いは前記第2の絶縁層105上に電子部品が搭載されるとともに、電解めっき用導体109を孔部或いは切欠き113の内部で切断することにより、第1及び第2の電極パッド107、108を電気的に独立させている。
このような構造としたことから、電解めっき用導体109の切りくずの飛散が抑制された信頼性の高い電子装置を実現できる。
さらに従来の電子部品搭載用パッケージであれば、多数個取りの手法において、隣接する電子部品搭載用パッケージ領域同士を、該領域ごとに分割したときに、この境界を跨いで形成されていた複数のめっき引き回し配線導体の切断面のそれぞれが外部に露出していたことから、切断されためっき引き回し配線導体のそれぞれが、外部のノイズを拾ってしまい、温度補償情報を安定して入力することができないという問題点があったが、本構造では、必要最小限のめっき引き回し配線導体119、すなわち、めっき装置の電極に接続するためのめっき引き回し配線導体119だけが外部に露出していればよく、従って外部のノイズを拾いにくく、温度補償情報を安定して入力することができる。
さらに、内部に収納した電子部品の電気チェック等を行う際に、めっき用引き回し配線導体119による浮遊容量の影響が少なく、外部のノイズを拾うことを低減して安定した電気チェックが可能な電子装置を実現できる。
なお、金属製の蓋体(図示せず)を封止用のメタライズ層110に取着された金属枠体118に接合する方法としては、蓋体の下面に予め20〜50μmの厚みの銀ろうを被着しておき、この銀ろうが被着された下面を金属枠体118上に載置してシーム溶接やエレクトロンビーム等で加熱することにより、容易に蓋体とメタライズ層110との間を気密性よく、かつ強固にろう付けすることができる。
そして、半導体素子114を絶縁基体101の第1の開口102に収納して、半導体素子114の上面(または下面)に形成された電極を、第1の電極パッド107、第2の電極パッド108等にボンディングワイヤや半田バンプにより接続し、さらに圧電振動子115の端部に形成された電極(図示せず)を、第2の開口103に露出して形成された配線導体に導電性接着剤等の電気的接続手段を介して接続する。
次に、蓋体をメタライズ層110の上面に取着された金属枠体118に、シーム溶接法やエレクトロンビーム法等の溶接法やろう付け法等で接合することにより、半導体素子114、圧電振動子115が絶縁基体101と蓋体からなる容器の内部に気密封止される。
尚、蓋体はセラミックスや樹脂から成るものでもよく、その場合は、金属枠体118は不要であり、ろう付け法や溶接法によって蓋体を封止用のメタライズ層110に直接接合ができるようにするために、蓋体の接合面にメタライズやめっき等により金属層を形成しておくのがよい。
また、蓋体の形状は、その下面の外周部を絶縁基体101の上面の第2の開口103の周囲(第3の絶縁層106の上面)に接合することにより、絶縁基体101の内部を気密封止するのに適した形状であり、四角平板状や下面に凹部を有する四角形状等である。
そして、本発明の電子部品搭載用パッケージの製造方法によれば、上記電子部品搭載用パッケージの電解めっき用導体109に、めっき装置の電極(図示せず)を電気的に接続して、前記第1及び第2の電極パッド107、108にめっきを施すめっき工程と、電解めっき用導体109を孔部或いは切欠き113の内部で切断する工程とを順次経ることを特徴とする。
このような製造方法により、電解めっき用導体109を切断しても、切りくずの飛散が抑制された信頼性の高い電子装置を容易に製造することができる。つまり、切欠き或いは孔部113から電解めっき用導体109の一部が露出するように積層して本構造の絶縁基体101としたことから、切欠き或いは孔部113から露出した電解めっき用導体109を切断することにより、容易に電気的に独立した電解めっき用導体109(第1の電極パッド107及び第2の電極パッド108に接続されたもの)を絶縁基体101の周囲に形成することができる。露出した電解めっき用導体109の上方周囲には、切欠き或いは孔部113の内壁が形成されており、電解めっき用導体109の切断工程において発生して飛散した切りくずは、この内壁により切欠き或いは孔部113の外周に飛散することが抑制される。
なお、本発明は、上述の実施の形態の例に限定されるものではなく、種々の変形は可能である。例えば、本発明の他の実施形態にかかる電子部品搭載用パッケージによれば、上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、第1の電極パッド及び第2の電極パッド、並びにこれら電極パッド同士を接続する電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、切欠き或いは孔部から電解めっき用導体の一部が露出するように、積層される。これにより、第1の絶縁層上に電子部品が電気的に接続される場合において、めっき工程後に、電極パッド同士を電気的に独立させるための電解めっき用導体の切断を、孔部或いは切欠きの内部で行うことができ、電解めっき用導体の切りくずが飛散して、絶縁層の表面や露出した配線導体に被着することを抑制できる電子部品搭載用パッケージを提供できる。
また、絶縁基体101は三層を超える絶縁層を積層することにより形成されていてもよい。
更に、上述の実施の形態の例では、3層構造の絶縁基体に平板状の蓋体を接合する形態としたが、2層構造(第1の絶縁層と第2の絶縁層からなる構造)の絶縁基体にキャップ状の蓋体を接合する形態としてもよい。
また、上述の実施の形態の例では、主に、温度補償型の発信器(TCXO等)を主に例に挙げて説明したが、他の電子装置であってもよい。
例えば、一方が演算素子等の処理用素子やMEMS等のマイクロマシン類で、他方が容量素子(デカップリングコンデンサ等)やインダクタ回路素子(インピーダンスの整合用等)等の受動素子等の種々の電子部品を組み合わせて用いることができる。
また、導通端子112は、図1では絶縁基体101の長辺側の中央付近にそれぞれ2箇所形成したが、絶縁基体101の電極の配置等に応じて他の場所、他の数で形成されてもよい。
さらに、導通端子112は、その位置が絶縁基体101の短辺側に形成されていてもよい。
(a)は、本発明の電子部品搭載用パッケージの実施の形態の一例を示す平面図、(b)は、その要部を拡大した平面図である。 本発明の電子部品搭載用パッケージを示した分解斜視図である。 本発明の他の形態の電子部品搭載用パッケージを示した分解斜視図である。 (a)は、従来の電子部品搭載用パッケージの実施の形態の一例を示す平面図、(b)は、a―a’線での(a)の断面図である。 従来の電子部品搭載用パッケージの多数個取りの様子を示す平面図である。
符号の説明
101・・・・・絶縁基体
102・・・・・第1の開口
103・・・・・第2の開口
104・・・・・第1の絶縁層
105・・・・・第2の絶縁層
106・・・・・第3の絶縁層
107・・・・・第1の電極パッド
108・・・・・第2の電極パッド
109・・・・・電解めっき用導体
110・・・・・メタライズ層
111・・・・・キャスタレーション導体
112・・・・・導通端子
113・・・・・切欠き(または孔部)
114・・・・・半導体素子
115・・・・・圧電振動子
116・・・・・第1の貫通導体
117・・・・・第2の貫通導体
118・・・・・金属枠体
119・・・・・めっき引き回し配線導体
L・・・仮想線

Claims (8)

  1. 上面に形成された第1の電極パッドと該第1の電極パッドに接続された第1の貫通導体、及び、上面に形成された第2の電極パッドと該第2の電極パッドに接続された第2の貫通導体、並びに上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、前記第1の貫通導体及び前記第2の貫通導体に接続される電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、前記切欠き或いは孔部から前記電解めっき用導体の一部が露出するように、積層されてなることを特徴とする電子部品搭載用パッケージ。
  2. 上面から下面に至る切欠き或いは孔部を備える第1の絶縁層と、上面に、第1の電極パッド及び第2の電極パッド、並びにこれら電極パッド同士を接続する電解めっき用導体を備えた第2の絶縁層とが、前記切欠き或いは孔部から前記電解めっき用導体の一部が露出するように、積層されてなることを特徴とする電子部品搭載用パッケージ。
  3. 前記切欠き或いは孔部、及び該切欠き或いは孔部から露出する電解めっき用導体がそれぞれ複数設けられるとともに、前記切欠き或いは孔部から露出した部位における前記電解めっき用導体の延在方向に直交する方向に、前記複数の切欠き或いは孔部が配列されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子部品搭載用パッケージ。
  4. 前記電解めっき用導体の幅は、前記切欠き或いは孔部から露出する部位における幅及び厚みが、露出しない領域における幅よりも狭く、且つ厚みが薄いことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子部品搭載用パッケージ。
  5. 前記第1の絶縁層は、平面視で中央に、電子部品を収納するための第1の開口を有しており、前記切欠きは、該第1の開口に向かって開放されてなるとともに、前記電解めっき用導体の切欠きから露出した部位から前記第1の開口までの最短距離を結ぶ仮想線上に、側壁を配置させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子部品搭載用パッケージ。
  6. 前記第1の絶縁層上に、前記第1の電極パッド及び前記第2の電極パッドがそれぞれ露出するように、第2の開口を有する第3の絶縁層が積層されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子部品搭載用パッケージ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子部品搭載用パッケージの前記第1の絶縁層上或いは前記第2の絶縁層上に電子部品が搭載されるとともに、前記電解めっき用導体を前記孔部或いは切欠きの内部で切断することにより、前記第1及び第2の電極パッドを電気的に独立させたことを特徴とする電子装置。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子部品搭載用パッケージの前記電解めっき用導体に、めっき装置の電極を電気的に接続して、前記第1及び第2の電極パッドにめっきを施すめっき工程と、前記電解めっき用導体を前記孔部或いは切欠きの内部で切断する工程とを順次経ることを特徴とする電子装置の製造方法。
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