JP2008034094A - ヘッドジンバル組立体およびハードディスクドライブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクの振動によって読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間に発生するオフトラック現象を減少させ、読み取り/書き込みヘッドのトラック追従能力を向上させ、かつサスペンションの構造を単純化することにより製作および組み立てを容易にすることが可能な、ヘッドジンバル組立体およびヘッドジンバル組立体を備えたハードディスクドライブを提供する。
【解決手段】読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーを支持するロードビームと、ロードビームに隣接して配されるベースプレートと、ロードビームとベースプレートとの各一側でロードビームとベースプレートとを相互に段付けされるように連結する段差連結部とを備えるヘッドジンバル組立体が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッドジンバル組立体およびハードディスクドライブに係り、より詳細には、ディスクの振動によるオフトラック(off−track)現象を減少させうるヘッドジンバル組立体およびヘッドジンバル組立体を備えたハードディスクドライブに関する。
ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:以下、HDD)は、読み取り/書き込みヘッド(read/write head)を使ってディスクにデータを記録し、またディスクからデータを再生する装置であって、大量のデータを高速にアクセス(Access)することができる。したがって、HDDは、コンピュータシステムの補助記憶装置などとして現在広く使われている。
従来のHDDの構造を簡略に示すと、一般的なHDDは、データの記録のためのディスクと、ディスクを回転させるスピンドルモーターと、ディスクにデータを記録してディスクに記録されたデータを再生するための読み取り/書き込みヘッドを有するヘッドスタックアセンブリーとを備える。
ヘッドスタックアセンブリーは、ボイスコイルモーター(VCM)によって回動軸を中心に回動する。このようなヘッドスタックアセンブリーは、回動軸に回動可能に結合されたアクチュエータアームと、読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーと、アクチュエータアームに設けられてスライダーをディスクの表面側に付勢されるように支持するサスペンションとを備える。ここで、読み取り/書き込みヘッドと、スライダーと、サスペンションなどからなるサブ組立体は、一般的にヘッドジンバル組立体(Head Gimbal Assembly、HGA)と呼ばれる。
このような従来の構成で、データの記録および再生作業が進行される中には、読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーにディスクの回転による揚力とサスペンションとによる弾性力が作用する。これにより、スライダーは揚力と弾性力とが平衡を成す高さでディスク表面上のデータ領域(data zone)上に浮き上がった状態を維持する。
したがって、スライダーに搭載された読み取り/書き込みヘッドは、回転するディスクと一定の間隔を維持してディスクのトラック(Track)にデータを記録および再生する。このとき、読み取り/書き込みヘッドが円滑にデータを記録および再生するためには、読み取り/書き込みヘッドがディスク上の所望のトラックを追従することが何より重要である。
一方、HDDのTPI(Tracks Per Inch、インチ当りトラック数)が急増しつつあり、これによりトラック位置許容誤差(track position tolerance)が次第に小くなっている。トラック位置許容誤差、またはトラックからの読み取り/書き込みヘッドのオフセット(offset)は、位置誤差信号(Positional Error Signal)として知られた信号によってモニタリングされる。トラックを正常に読み込むためには通常の読み取り/書き込みヘッドの位置誤差信号(PES)、特に非反復的なランアウト(NRRO、None Repeatable Run Out)位置誤差信号(PES)を最小化する必要がある。また、TPIの増加によって許容可能な位置誤差信号(PES)のレベルも次第に小くなっている。
また、非反復的なランアウト(NRRO)位置誤差信号(PES)は、相当部分ディスク振動によって引き起こされる。具体的には、ディスクが振動する場合、読み取り/書き込みヘッドのオフトラック発生確率はさらに増加し、これによって読み取り/書き込みヘッドがトラック登録を失うトラック誤登録(Track Mis−Registration、TMR)現象が発生する確率も増加する。
トラック誤登録(TMR)は、ディスク表面が上下に反っている場合に起きる。トラック誤登録(TMR)は、読み取り/書き込みヘッドと接近されたトラックの中心の間の位置的なエラーの統計的な尺度であって、一般的にHDDの品質のために各HDDごとに達成されなければならないトラック誤登録(TMR)目標(budget)が存在する。
したがって、このようなトラック誤登録(TMR)目標達成のためにディスク振動に起因したオフトラック現象を減らすための多くの研究が行われてきた。その中の代表的な方法のうちの一つは、半径方向移動(radial motion)を提供するヘッドジンバル組立体を使うことである。
これについてより詳しく説明すると、図1の(a)に図示したように、正常な状態、すなわち、ディスク表面が平らな場合にスライダー150に搭載された読み取り/書き込みヘッド155は、回転するディスク111上のトラックを追従することでディスク111上にデータを正常に記録および再生できる。しかしながら、ディスク111の振動時には、図1の(b)に図示されたように、ディスク111が外周O.D領域で垂れなどが発生してディスク111表面が反る場合が発生しうる。このとき、ディスク111上に位置したあるトラックは、ディスク表面が平らなときのトラック位置から外れるようになり、したがって、スライダー150に搭載された読み取り/書き込みヘッド155がそのトラックを追従できずに外れるオフトラック現象が発生する。このようなオフトラックは、トラック誤登録(TMR)現象を引き起こす。
上記のようなトラック誤登録(TMR)現象を防止するために、トラックを向けて半径方向、すなわち、半径方向にスライダーを移動させるヘッドジンバル組立体に対する技術が紹介されたことがある。
例えば、偏向されたロードビーム(biased load beam)を含むヘッドジンバル組立体がディンプルセンター(dimple center)とも知られたロールセンター(roll center)を生成することによって、ロードビームがディスク振動によって垂直に動く場合に半径方向に移動する能力を提供させる方法である。これは、スライダーがディスクに対して垂直方向だけでなく半径方向にも動くように許容して、ディスク振動によるオフトラック移動を減少させる。
しかしながら、上記のような方法は、スライダー面がディスク表面が平らな場合にそのあたりで傾いているため、ディスク表面が平らな時にスライダー面とディスク表面との間の空気ベアリングが均一に形成できずに、したがって、システムに新たな機械的不安定性を追加する若干の問題点を有している。
また、例えば、半径方向に指向された平面内でディスク内に位置した有効ロール(roll)軸周りに回動するように装着されたスライダーを備えるヘッドジンバル組立体が紹介されたことがある。このような方式は、ディスク表面が平らな場合に非均一の空気ベアリングを引き起こさないが、有効ロール軸がディスク内部に位置するためにはスライダーを支持する構造体とスライダーとの間により複雑な機械的連結が要求され、このような複雑な機械的連結は機械的故障の可能性を増大させ、製造コストを増加させてハードディスクの寿命期待値を減らすようになる問題点がある。
さらに、上記のような問題点を考慮して、サスペンションのロードビームをサスペンションのベースプレートに連結する連結部位が初期一定角度(slant angle)を有したまま組み立てられるようにしてディスクの上下方向変形によって発生する平面上の動きを償う方式がまた紹介されたことがあるが、この場合、ディスク振動によるオフトラックを減少させて読み取り/書き込みヘッドのトラック追従能力を向上させうるが、サスペンションの構造が多少複雑で製作および組み立てが多少複雑な点がある。
特開平10−第097773号公報 米国特許第6088192号明細書 米国特許第6920018号明細書 大韓民国公開特許第2004−082812号明細書
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ディスクの振動によって読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間に発生するオフトラック現象を著しく減少させ、読み取り/書き込みヘッドのトラック追従能力を向上させ、かつサスペンションの構造を単純化することにより製作および組み立てを容易にすることが可能な、新規かつ改良されたヘッドジンバル組立体およびヘッドジンバル組立体を備えたハードディスクドライブを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーを支持するロードビームと、上記ロードビームに隣接して配されるベースプレートと、上記ロードビームと上記ベースプレートとの各一側で上記ロードビームと上記ベースプレートとが相互に段付けされるように連結する段差連結部とを備えるヘッドジンバル組立体が提供される。
また、上記段差連結部に離隔配されて上記ロードビームと上記ベースプレートとの各他側で上記ロードビームと上記ベースプレートとを相互に連結する基準連結部をさらに備え、上記段差連結部は、ディスクの振動時に上記スライダーが上記ディスクの半径方向に移動するように上記基準連結部を基準として段付けされた形状を有するとしてもよい。
また、上記基準連結部は、上記段差連結部の連結方向の横方向に沿って上記ロードビームと上記ベースプレートとに対して実質的に水平に配される水平連結部であるとしてもよい。
また、上記水平連結部は、上記段差連結部と実質的に同一の厚さを有するとしてもよい。
また、上記段差連結部と上記基準連結部とは、上記ベースプレートと上記ロードビームと個別に製作され、上記ベースプレートと上記ロードビームとにそれぞれ結合されるとしてもよい。
また、上記段差連結部が結合される上記ベースプレートおよび上記ロードビーム上の一側面は実質的に同一の平面を形成し、上記ベースプレートおよび上記ロードビームのうちいずれか一つには、上記段差連結部が段付けされるように結合される段差部が設けられるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートに設けられるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートの一側面から上記ベースプレートの厚さ方向に沿って所定深さほど陷沒形成されて設けられるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートの一側面から上記ロードビームに向けた角領域に設けられるとしてもよい。
また、上記ベースプレートは、第1ベースプレートと、切り取り形成された切り取り部を有する第2ベースプレートと、上記第1ベースプレートおよび第2ベースプレートが相互結合されるときに上記切り取り部によって設けられる上記段差部とを備えるとしてもよい。
また、上記第1ベースプレートおよび第2ベースプレートは、溶接(Welding)で結合されるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートの一側面に結合されるシーム(shim)によって設けられるとしてもよい。
また、上記段差連結部は、上記段差部に結合されるプレートヒンジと、上記ロードビームの一側に結合されるロードビームヒンジと、上記プレートヒンジと上記ロードビームヒンジとを連結させる傾斜ヒンジとを備えるとしてもよい。
また、上記段差連結部の上記プレートヒンジの厚さは、上記ベースプレートに形成された上記段差部の厚さより薄いとしてもよい。
また、上記プレートヒンジ、上記ロードビームヒンジおよび上記傾斜ヒンジは、一体に形成されるとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、データの記録および再生のためのディスクと、上記ディスク上を移動するアクチュエータアームと、上記アクチュエータアームに結合されるヘッドジンバル組立体とを備え、上記ヘッドジンバル組立体は、読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーを支持するロードビームと、上記ロードビームに隣接して配されるベースプレートと、上記ロードビームと上記ベースプレートとの各一側で上記ロードビームと上記ベースプレートとが相互に段付けされるように連結する段差連結部とを備えるハードディスクドライブが提供される。
また、上記段差連結部に離隔配設されて上記ロードビームと上記ベースプレートとの各他側で上記ロードビームと上記ベースプレートとを相互に連結する基準連結部をさらに備え、上記段差連結部は、ディスクの振動時に上記スライダーが上記ディスクの半径方向に移動するように上記基準連結部を基準として段付けされた形状を有するとしてもよい。
また、上記基準連結部は、上記段差連結部の連結方向の横方向に沿って上記ロードビームと上記ベースプレートとに対して実質的に水平に配される水平連結部であるとしてもよい。
また、上記段差連結部が結合される上記ベースプレートおよび上記ロードビーム上の一側面は実質的に同一の平面を形成し、上記ベースプレートおよび上記ロードビームのうちいずれか一つには、上記段差連結部が段付けされるように結合される段差部が設けられるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートに設けられるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートの一側面から上記ベースプレートの厚さ方向に沿って所定深さほど陷沒形成されて設けられるとしてもよい。
また、上記ベースプレートは、第1ベースプレートと、切り取り形成された切り取り部を有する第2ベースプレートと、上記第1ベースプレートおよび第2ベースプレートが相互に結合されるときに上記切り取り部によって設けられる上記段差部とを備えるとしてもよい。
また、上記段差部は、上記ベースプレートの一側面に結合されるシームによって設けられるとしてもよい。
また、上記段差連結部は、上記段差部に結合されるプレートヒンジと、上記ロードビームの一側に結合されるロードビームヒンジと、上記プレートヒンジと上記ロードビームヒンジとを連結させる傾斜ヒンジとを備えるとしてもよい。
また、上記第2ベースプレートの上記切り取り部は、所定厚さおよび広さで上記第2ベースプレートの一側に切り取りされて形成されるとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の第3の観点によれば、ベースプレートと、ディスクにデータの記録および再生のための読み取り/書き込みヘッドを有するスライダーを備えるロードビームと、ディスクの表面が反っている場合、上記ベースプレートに対して上記ロードビームが非対称に駆動されるように上記ベースプレートと上記ロードビームとを連結する連結部とを備えるハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体が提供される。
また、上記連結部は、上記ベースプレートに上記ロードビームを連結させるための第1部分と、上記第1部分から離隔されるように設けられて上記ロードビームと上記ベースプレートとを連結する第2部分とを備え、上記ディスクの表面が反っている場合、上記ベースプレートに対して上記ロードビームが非対称に駆動されるように上記第1部分および上記第2部分は、互いに対して段付けされるとしてもよい。
また、上記連結部は、上記ディスクが振動時に上記ディスクの半径方向に上記ロードビームが駆動されるように上記ロードビームを上記ベースプレートに連結させるフレックシャを備えるとしてもよい。
また、上記ロードビームは、上記ディスクの反り方向に沿って左右非対称に駆動されるとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の第4の観点によれば、アクチュエータアームと、上記アクチュエータアームに結合されるベースプレートと、ディスクにデータの記録およびデータの再生のための読み取り/書き込みヘッドを有するスライダーを備えるロードビームと、上記ロードビームに結合されて上記ベースプレートと上記ロードビームとの共通平面に配される第1端部と、上記第1端部から延びて、上記ベースプレートと上記ロードビームとの上記共通平面から離隔されて上記ベースプレートに結合される上記ベースプレートの第2平面上に配される第2端部とを備え、上記ロードビームと上記ベースプレートとを連結させる連結部とを備えるハードディスクドライブが提供される。
本発明によれば、ディスクの振動によって読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間に発生するオフトラック現象を著しく減少させ、読み取り/書き込みヘッドのトラック追従能力を向上させ、かつサスペンションの構造を単純化することにより製作および組み立てを容易にすることができる。
また、本発明によれば、非反復的ランアウト(NRRO)による位置誤差信号(PES)を低減させることができ、高容量HDDのトラック誤登録(TMR)目標(budget)達成を具現することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態に係るHDDを示す斜視図であり、また、図3および図4は、図2のHDDのヘッドジンバル組立体を概略的に示す斜視図である。また、図5は、図3のヘッドジンバル組立体のサスペンションのベースプレートを示す斜視図である。
これら図面に図示されたように、本発明の第1の実施形態に係るHDD1は、ディスクパック10と、印刷回路基板組立体(Printed Circuit Board Assembly)60と、ベース70と、カバー80と、ヘッドスタックアセンブリー(HSA、Head Stack Assembly)20とを備える。
ディスクパック10は、ディスク11の回転軸心を形成するシャフト(Shaft)13と、シャフト13の半径方向外側に設けられてディスク11を支持するスピンドルモーターハブ(図示せず、Spindle Motor Hub)と、スピンドルモーターハブを回転させるスピンドルモーター(図示せず、Spindle Motor)と、スピンドルモーターハブの上部に結合されるクランプ(Clamp)15と、クランプ15を加圧してディスク11がスピンドルモーターハブを固定させるクランプスクリュー(図示せず、Clamp Screw)とを備える。
また、印刷回路基板組立体(PCBA)60は、板状の印刷回路基板(図示せず、PCB)と、印刷回路基板の一側に設けられる印刷回路基板コネクタ(PCB Connector)61とを備える。印刷回路基板には、ディスク11および読み取り/書き込みヘッド55を制御するように多数のチップ(図示せず)と回路とが備えられており、印刷回路基板コネクタ61を介して外部と信号を送受信する。
ベース70は、骨組を成すものであって、ベース70には、ディスクパック10、ヘッドスタックアセンブリー20、そして印刷回路基板組立体60などが組み立てられる。また、ベース70には、電源が遮断される場合などにおいて読み取り/書き込みヘッド55がパーキングされるランプ71が設けられている。
カバー80は、ベース70の上面を遮蔽してディスク11およびヘッドスタックアセンブリー20などを保護する。
ヘッドスタックアセンブリー20は、ディスク11上へのデータを書き込み、またはディスク11からのデータの読み取りするための読み取り/書き込みヘッド55と、読み取り/書き込みヘッド55が搭載されるスライダー50と、スライダー50が結合されるサスペンション40と、読み取り/書き込みヘッド55がディスク11上のデータをアクセスできるようにピボット軸22を軸心としてディスク11上を旋回するアクチュエータアーム23と、アクチュエータアーム23の端部に結合されたサスペンション40と、ピボット軸22を回転可能に支持し、アクチュエータアーム23が結合されて支持されるピボット軸ホルダー24と、ピボット軸ホルダー24でアクチュエータアーム23の反対方向に設けられてボイスコイルモーター(VCM、Voice Coil Motor)のマグネット(図示せず)の間に位置するようにVCMコイル(図示せず)が巻き取られたボビン(図示せず)とを備える。本実施形態で、読み取り/書き込みヘッド55と、スライダー50と、サスペンション40は、ヘッドジンバル組立体(HGA)30を形成する。
また、サスペンション40は、ベースプレート41と、ロードビーム43と、ベースプレート41およびロードビーム43を相互段付けられるように連結する段差連結部45と、段差連結部45と共にベースプレート41およびロードビーム43を連結する基準連結部49、すなわち、本実施形態で水平連結部49とを備える。このようなサスペンション40の構造によってディスク11振動時発生するオフトラック現象が効果的に防止されるが、これについては詳しく後述する。
読み取り/書き込みヘッド55は、ディスク11の表面に形成された磁界を感知するか、ディスク11の表面を磁化させることで回転するディスク11から情報を読み取り、またディスク11に情報を記録しうる。読み取り/書き込みヘッド55は、自らデータの読出と記録とを行うために、ディスク11を磁化させるための書き込みヘッドと、ディスク11の磁界を感知するための読み取りヘッドとからなっている。
ボイスコイルモーター(VCM)は、読み取り/書き込みヘッド55をディスク11上の所望の位置に移動させるためにアクチュエータアーム23を回動させる一種の駆動モーターであって、フレミングの左手の法則、すなわち、磁界の中にある導体に電流を流した時、力が発生する原理を利用したものである。
このような構成で、マグネットの間に位置するVCMコイルに電流を印加することでボビンに力を加えてボビンを回動させる。これにより、ピボット軸ホルダー24でボビン45と反対方向に延びたアクチュエータアーム23とが回動されて、その先端に支持された読み取り/書き込みヘッド55が、回転するディスク11上の半径方向に移動しながらトラックを検索してアクセスし、アクセスされた情報を信号処理する。
図3〜図5に詳しく図示されたように、ヘッドジンバル組立体30は、サスペンション40と、サスペンション40に支持されるスライダー50と、スライダー50に搭載された読み取り/書き込みヘッド55とを備える。なお、図示はしなかったが、サスペンション40は典型的に少なくとも一対の導電性書き込み配線と少なくとも一対の導電性読み取り配線とを備えることができる。
また、サスペンション40は、ベースプレート41と、ベースプレート41の一側に配されるロードビーム43と、ベースプレート41とロードビーム43とを連結する段差連結部45および水平連結部49とを備える。
ベースプレート41は、主にステンレススチール(stainless steel)で直方体状に製作され、その一側はアクチュエータアーム23と連結され、他側はロードビーム43と連結される。そして、ベースプレート41には、表面から所定深さほど陷沒形成された段差部42が設けられて段差連結部45の一側が結合される。
段差部42は、図5に詳しく図示されたように、ベースプレート41の厚さT方向に沿ってベースプレート41に所定深さtほど陷沒形成されるが、その段差部42の陷沒深さtはベースプレート41の厚さTで一定深さtに陷沒形成されうる。
すなわち、段差連結部45と水平連結部49との一端は、ロードビーム43の同一平面上に配され、段差連結部45と水平連結部49との他端は、ベースプレート41の厚さの垂直方向への深さによって離隔したベースプレート41の他の平面上に配される。ロードビーム43は、ベースプレート41と同一平面を有する。しかし、ロードビーム43は、段差連結部45の変形によってベースプレート41に対して回転される。段差連結部45と水平連結部49との幅は、同一であり得る。代案として、段差連結部45と水平連結部49との幅は、異なってもよい。また、段差連結部45と水平連結部49との厚さは、同一であり得る。代案として、その厚さは異なってもよい。
そして、段差部42の形成位置は適切に選定されうるが、本実施形態では、図3、図4に詳しく図示されたように、ディスク11に向けたベースプレート41の一側面、すなわち、ロードビーム43を向けたベースプレート41の角領域に形成される。そして、その形状は、例えば、底面がおおよそ四角形状とすることができる。
このような段差部42は、ベースプレート41の成形時に直ちに設けられることもでき、成形されたベースプレート41の一部表面をエッチング(etching)または切削加工して設けられることもある。通常のこのような段差部42は、単純な方法で容易に製作されることができ、段差連結部45との結合または組み立ても容易になされうる。
ロードビーム43は、ベースプレート41と同様にステンレススチールで製作されることができ、一側がベースプレート41に連結され、他側の先端には読み取り/書き込みヘッド55が搭載されたスライダー50を弾性的に支持する。したがって、ディスク11が回転する場合にスライダー50とディスク11表面に形成される空気ベアリング(Air Bearing)とによってスライダー50がディスク11上を浮び上がってディスク11表面上を移動する。
段差連結部45は、水平連結部49と異なって、ロードビーム43とベースプレート41とを相互段付けられるように連結し、水平連結部49は、ロードビーム43とベースプレート41とを水平に連結する。このような構成で、ディスク11振動時にロードビーム43が左右非対称に駆動してオフトラックを最小化できる。すなわち、ディスク11表面が平らな場合には均一な空気ベアリングを形成し、ディスク11の振動などの理由でディスク11表面が反る場合には、段差連結部45と水平連結部49との相異なる変形によってロードビーム43に支持されたスライダー50がディスク11表面に対して半径方向に移動して振動時に発生しうるオフトラック現象を最小化できる。
このような段差連結部45は、プレートヒンジ46と、ロードビームヒンジ47と、傾斜ヒンジ48とを備える。プレートヒンジ46、ロードビームヒンジ47および傾斜ヒンジ48は、本実施形態ではステンレススチールを材質にして一体に設けられ、また同一の厚さt1を有する。
プレートヒンジ46は、ベースプレート41に陷沒形成された段差部42に結合される。したがって、段差部42の形状に対応してプレートヒンジ46の断面が四角形状を有するようにすれば、段差部42に密着結合になりうる。
このようなプレートヒンジ46は、例えば、段差部42の陷沒深さtより小さな厚さt1を有するように形成することができる。したがって、プレートヒンジ46の厚さt1は、段差部の陷沒深さtより小さな範囲で決定されうる。
ロードビームヒンジ47は、ロードビーム43の一側に結合される。このとき、ロードビームヒンジ47は、ディスク11表面を向けているロードビーム43の側面に接触結合させる。
傾斜ヒンジ48は、ベースプレート41とロードビーム43との間に位置して実質的にベースプレート41とロードビーム43とを段付けられるように連結する部分である。したがって、傾斜ヒンジ48は、ベースプレート41およびロードビーム43の水平面に対して一定角度に傾くように配される。傾斜ヒンジ48が有する一定角度は、ディスク11の振動時に読み取り/書き込みヘッド55とディスク11のオフトラック量とを償って任意のトラックを追従できるように適切に設計される。すなわち、あらかじめ読み取り/書き込みヘッド55とディスク11との間に発生するオフトラックを予測して傾斜ヒンジ48の角度を決めることができる。
一方、水平連結部49は、段差連結部45の連結方向に横方向に沿ってロードビーム43とベースプレート41との他側を水平に連結することができる。このような水平連結部49の両端部は、段差連結部45と離隔した位置でベースプレート41の一側面とロードビーム43の一側面とにそれぞれ結合される。本実施形態において水平連結部49は、例えば、段差連結部45と実質的に同一の厚さt2を有することができる。
また、本実施形態において、水平連結部49と段差連結部45とがロードビーム43とベースプレート41とを連結すると、ディスク11面を向けたベースプレート41とロードビーム43との表面は、実質的に同一の平面を成すことができる。
このようにベースプレート41に表面から陷沒形成された段差部42を形成し、ベースプレート41とロードビーム43とを段差連結部45および水平連結部49で連結することによって、振動時にロードビーム43が左右非対称に駆動されることができ、これによってディスク11の外周O.D方向にサスペンション40の対角運動が可能になる。したがってスライダー50が半径方向に移動することができ、ディスク11振動によるオフトラック現象とトラック誤登録(TMR)現象とを減少させうるだけでなく、サスペンション40の構造を単純化することができるのでサスペンション40の組み立ておよび製作を容易とすることができる。
上記のような構成を有するHDDの作用について説明すれば、次のようである。
図6は、図2のHDDでディスク振動時に読み取り/書き込みヘッドの移動状態を説明するための説明図である。
図6の(a)に図示したように、正常な状態、すなわち、ディスク11表面が平らな状態でスライダー50に搭載された読み取り/書き込みヘッド55は、回転するディスク11上の任意のトラックを追従することでディスク11上にデータを正常的に記録および保存できる。
すなわち、ディスク11表面が平らな場合には、ロードビーム43に支持されたスライダー50がディスク11表面に対してスライダー50表面が水平を維持したまま垂直に移動する。したがって、スライダー50に搭載された読み取り/書き込みヘッド55は、トラックを追従してデータを正常に記録および保存することができる。
しかしながら、例えば、ディスク11に振動などが発生すると、ディスク11表面が反る場合が発生しうる。ここで、図6の(b)は、ディスク11が外周O.D領域で垂れが発生した場合を図示したものであって、このような場合にスライダー50に搭載された読み取り/書き込みヘッド55が半径方向に移動することができなくなれば、点線で図示されたように、スライダー50に搭載された読み取り/書き込みヘッド55がディスク11上の任意のトラックを追従できないオフトラックが発生しうるということは上述した通りである。
これに対して、本発明の第1の実施形態では、段差連結部45と、水平連結部49によってディスク11表面が反る場合にロードビーム43が左右非対称に駆動することによってスライダー50がディスク11の半径方向に移動させることができる。
したがって、図6の(b)に実線で図示されたように、読み取り/書き込みヘッド55は、追従しようとするトラック側に半径方向に移動してオフトラック現象を最小化しながらトラックを追従させることができる。
一方、図示しなかったが、ディスク11の表面が上に反る場合にも同一の現象が発生する可能性がある。すなわち、正常な状態、つまり、ディスク11表面が平らな場合には、スライダー50がディスク11表面にスライダー50表面が水平を維持したまま垂直方向に移動し、振動によってディスク11表面が上に反っている場合には、ロードビーム43の左右非対称駆動でスライダー50がトラック側の半径方向に移動する。したがって読み取り/書き込みヘッド55は、オフトラック現象を最小化しながらトラックを追従することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係るHDDは、サスペンション40の組み立ておよび製作が容易な効率的な構造として非反復的なランアウト(NRRO)を引き起こすディスク11の振動が発生してもオフトラック現象を減少させることができ、また位置エラー信号(PES)を減少させることができ、さらに高いTPIを具現することができる。
(第2の実施形態)
以下、添付された図面を参照して、本発明の第2の実施形態によるHDDを説明すれば、次のようである。なお、以下では本発明の第1の実施形態と異なる部分のみを説明し、同一の部分の重複された説明は省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態によるHDDのヘッドジンバル組立体のベースプレートに対する分解斜視図であり、図8は、図7の結合斜視図である。
これら図面に図示されたように、本発明の第2の実施形態によるHDDのヘッドジンバル組立体のベースプレート41aは、第1ベースプレート41bと第2ベースプレート41cとがそれぞれ製作された後、これらが相互結合されることで設けられる。
第1ベースプレート41bは、一定の厚さを有してベースプレート41aの上板を成す。第2ベースプレート41cの一側には、一定厚さおよび広さほど切り取りされた切り取り部42aが形成される。
したがって、段差部は、第1ベースプレート41bと第2ベースプレート41cとが相互結合される時に切り取り部42aによって設けられる。
このような第1ベースプレート41bと第2ベースプレート41cとの結合は、多様な方式としてなされうるが、本実施形態では相互溶接されて結合される。このとき、第1ベースプレート41bと第2ベースプレート41cとの材質は、例えば、主にステンレススチールなので電気スポット溶接などによって溶接される。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態によるHDDのヘッドジンバル組立体の概略的な斜視図である。
図9に図示されたように、本発明の第3の実施形態のHDDのヘッドジンバル組立体30bの段差部42bは、ベースプレート41の一側面に結合されるシーム42bによって設けられる点が本発明の第1の実施形態と異なる。
すなわち、ベースプレート41の一側面にシーム42bが溶接などによってベースプレート41に結合され、段差連結部45のプレートヒンジ(図示せず)がシーム42bに結合される構造を有する点が異なる。しかし、このようにシーム42bが溶接などによってベースプレート41に結合されることによって段差部42bが設けられる場合にも製作および組み立てが従来より容易とすることができる。
なお、上述した第1〜第3の実施形態では、スライダーがロードビームに結合されたことについて示したが、本発明の実施形態は上記に限られず、例えば、フレックシャがロードビームに結合されてスライダーがフレックシャに結合されてもよい。
また、上述した第1〜第3の実施形態では、基準連結部が水平連結部であることについて示したが、本発明の実施形態は上記に限られず、例えば、ディスク表面が反る場合にロードビームを左右非対称に駆動させて振動時発生するオフトラック現象を最小化できるならば、基準連結部は段差連結部とは異なる段差を有してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ディスクの振動によるオフトラック現象を減少させうるヘッドジンバル組立体およびそれを備えたHDD関連の技術分野に適用可能である。
従来のHDDにおけるディスクの振動時に読み取り/書き込みヘッドのオフトラック状態を説明するために説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るHDDを示す斜視図である。 図2のHDDのヘッドジンバル組立体のひっくり返した状態を概略的に示す斜視図である。 図2のHDDのヘッドジンバル組立体を概略的に示す斜視図である。 図3のヘッドジンバル組立体のサスペンションのベースプレートを示す斜視図である。 図2のHDDでディスク振動時に読み取り/書き込みヘッドの移動状態を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るHDDのヘッドジンバル組立体のベースプレートに対する分解斜視図である。 図7の結合斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るHDDのヘッドジンバル組立体の概略的斜視図である。
符号の説明
1 ハードディスクドライブ
10 ディスクパック
11 ディスク
13 シャフト
15 クランプ
20 ヘッドスタックアセンブリー
30 ヘッドジンバル組立体
40 サスペンション
41 ベースプレート
42 段差部
43 ロードビーム
45 段差連結部
46 プレートヒンジ
47 ロードビームヒンジ
48 傾斜ヒンジ
49 水平連結部
50 スライダー
55 読み取り/書き込みヘッド
60 印刷回路基板組立体
70 ベース
71 ランプ
80 カバー

Claims (30)

  1. 読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーを支持するロードビームと;
    前記ロードビームに隣接して配されるベースプレートと;
    前記ロードビームと前記ベースプレートとの各一側で前記ロードビームと前記ベースプレートとが相互に段付けされるように連結する段差連結部と;
    を備えることを特徴とする、ヘッドジンバル組立体。
  2. 前記段差連結部に離隔配されて前記ロードビームと前記ベースプレートとの各他側で前記ロードビームと前記ベースプレートとを相互に連結する基準連結部をさらに備え、
    前記段差連結部は、ディスクの振動時に前記スライダーが前記ディスクの半径方向に移動するように前記基準連結部を基準として段付けされた形状を有することを特徴とする、請求項1に記載のヘッドジンバル組立体。
  3. 前記基準連結部は、前記段差連結部の連結方向の横方向に沿って前記ロードビームと前記ベースプレートとに対して実質的に水平に配される水平連結部であることを特徴とする、請求項2に記載のヘッドジンバル組立体。
  4. 前記水平連結部は、前記段差連結部と実質的に同一の厚さを有することを特徴とする、請求項3に記載のヘッドジンバル組立体。
  5. 前記段差連結部と前記基準連結部とは、前記ベースプレートと前記ロードビームと個別に製作され、前記ベースプレートと前記ロードビームとにそれぞれ結合されることを特徴とする、請求項2に記載のヘッドジンバル組立体。
  6. 前記段差連結部が結合される前記ベースプレートおよび前記ロードビーム上の一側面は実質的に同一の平面を形成し、
    前記ベースプレートおよび前記ロードビームのうちいずれか一つには、前記段差連結部が段付けされるように結合される段差部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のヘッドジンバル組立体。
  7. 前記段差部は、前記ベースプレートに設けられることを特徴とする、請求項6に記載のヘッドジンバル組立体。
  8. 前記段差部は、前記ベースプレートの一側面から前記ベースプレートの厚さ方向に沿って所定深さほど陷沒形成されて設けられることを特徴とする、請求項7に記載のヘッドジンバル組立体。
  9. 前記段差部は、前記ベースプレートの一側面から前記ロードビームに向けた角領域に設けられることを特徴とする、請求項8に記載のヘッドジンバル組立体。
  10. 前記ベースプレートは、
    第1ベースプレートと;
    切り取り形成された切り取り部を有する第2ベースプレートと;
    前記第1ベースプレートおよび第2ベースプレートが相互結合されるときに前記切り取り部によって設けられる前記段差部と;
    を備えることを特徴とする、請求項7に記載のヘッドジンバル組立体。
  11. 前記第1ベースプレートおよび第2ベースプレートは、溶接で結合されることを特徴とする、請求項10に記載のヘッドジンバル組立体。
  12. 前記段差部は、前記ベースプレートの一側面に結合されるシームによって設けられることを特徴とする、請求項7に記載のヘッドジンバル組立体。
  13. 前記段差連結部は、
    前記段差部に結合されるプレートヒンジと;
    前記ロードビームの一側に結合されるロードビームヒンジと;
    前記プレートヒンジと前記ロードビームヒンジとを連結させる傾斜ヒンジと;
    を備えることを特徴とする、請求項7に記載のヘッドジンバル組立体。
  14. 前記段差連結部の前記プレートヒンジの厚さは、前記ベースプレートに形成された前記段差部の厚さより薄いことを特徴とする、請求項13に記載のヘッドジンバル組立体。
  15. 前記プレートヒンジ、前記ロードビームヒンジおよび前記傾斜ヒンジは、一体に形成されることを特徴とする、請求項13に記載のヘッドジンバル組立体。
  16. データの記録および再生のためのディスクと;
    前記ディスク上を移動するアクチュエータアームと;
    前記アクチュエータアームに結合されるヘッドジンバル組立体と;
    を備え、
    前記ヘッドジンバル組立体は、
    読み取り/書き込みヘッドが搭載されたスライダーを支持するロードビームと;
    前記ロードビームに隣接して配されるベースプレートと;
    前記ロードビームと前記ベースプレートとの各一側で前記ロードビームと前記ベースプレートとが相互に段付けされるように連結する段差連結部と;
    を備えることを特徴とする、ハードディスクドライブ。
  17. 前記段差連結部に離隔配設されて前記ロードビームと前記ベースプレートとの各他側で前記ロードビームと前記ベースプレートとを相互に連結する基準連結部をさらに備え、
    前記段差連結部は、ディスクの振動時に前記スライダーが前記ディスクの半径方向に移動するように前記基準連結部を基準として段付けされた形状を有することを特徴とする、請求項16に記載のハードディスクドライブ。
  18. 前記基準連結部は、前記段差連結部の連結方向の横方向に沿って前記ロードビームと前記ベースプレートとに対して実質的に水平に配される水平連結部であることを特徴とする、請求項17に記載のハードディスクドライブ。
  19. 前記段差連結部が結合される前記ベースプレートおよび前記ロードビーム上の一側面は実質的に同一の平面を形成し、
    前記ベースプレートおよび前記ロードビームのうちいずれか一つには、前記段差連結部が段付けされるように結合される段差部が設けられることを特徴とする、請求項16に記載のハードディスクドライブ。
  20. 前記段差部は、前記ベースプレートに設けられることを特徴とする、請求項19に記載のハードディスクドライブ。
  21. 前記段差部は、前記ベースプレートの一側面から前記ベースプレートの厚さ方向に沿って所定深さほど陷沒形成されて設けられることを特徴とする、請求項20に記載のハードディスクドライブ。
  22. 前記ベースプレートは、
    第1ベースプレートと;
    切り取り形成された切り取り部を有する第2ベースプレートと;
    前記第1ベースプレートおよび第2ベースプレートが相互に結合されるときに前記切り取り部によって設けられる前記段差部と;
    を備えることを特徴とする、請求項20に記載のハードディスクドライブ。
  23. 前記段差部は、前記ベースプレートの一側面に結合されるシームによって設けられることを特徴とする、請求項20に記載のハードディスクドライブ。
  24. 前記段差連結部は、
    前記段差部に結合されるプレートヒンジと;
    前記ロードビームの一側に結合されるロードビームヒンジと;
    前記プレートヒンジと前記ロードビームヒンジとを連結させる傾斜ヒンジと;
    を備えることを特徴とする、請求項20に記載のハードディスクドライブ。
  25. 前記第2ベースプレートの前記切り取り部は、所定厚さおよび広さで前記第2ベースプレートの一側に切り取りされて形成されることを特徴とする、請求項22に記載のハードディスクドライブ。
  26. ベースプレートと;
    ディスクにデータの記録および再生のための読み取り/書き込みヘッドを有するスライダーを備えるロードビームと;
    ディスクの表面が反っている場合、前記ベースプレートに対して前記ロードビームが非対称に駆動されるように前記ベースプレートと前記ロードビームとを連結する連結部と;
    を備えることを特徴とする、ハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体。
  27. 前記連結部は、
    前記ベースプレートに前記ロードビームを連結させるための第1部分と;
    前記第1部分から離隔されるように設けられて前記ロードビームと前記ベースプレートとを連結する第2部分と;
    を備え、
    前記ディスクの表面が反っている場合、前記ベースプレートに対して前記ロードビームが非対称に駆動されるように前記第1部分および前記第2部分は、互いに対して段付けされることを特徴とする、請求項26に記載のハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体。
  28. 前記連結部は、前記ディスクが振動時に前記ディスクの半径方向に前記ロードビームが駆動されるように前記ロードビームを前記ベースプレートに連結させるフレックシャを備えることを特徴とする、請求項26に記載のハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体。
  29. 前記ロードビームは、前記ディスクの反り方向に沿って左右非対称に駆動されることを特徴とする、請求項26に記載のハードディスクドライブのヘッドジンバル組立体。
  30. アクチュエータアームと;
    前記アクチュエータアームに結合されるベースプレートと;
    ディスクにデータの記録およびデータの再生のための読み取り/書き込みヘッドを有するスライダーを備えるロードビームと;
    前記ロードビームに結合されて前記ベースプレートと前記ロードビームとの共通平面に配される第1端部と、前記第1端部から延びて、前記ベースプレートと前記ロードビームとの前記共通平面から離隔されて前記ベースプレートに結合される前記ベースプレートの第2平面上に配される第2端部とを備え、前記ロードビームと前記ベースプレートとを連結させる連結部と;
    を備えることを特徴とする、ハードディスクドライブ。
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