JP2008033687A - 検索クエリー作成装置 - Google Patents

検索クエリー作成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008033687A
JP2008033687A JP2006207075A JP2006207075A JP2008033687A JP 2008033687 A JP2008033687 A JP 2008033687A JP 2006207075 A JP2006207075 A JP 2006207075A JP 2006207075 A JP2006207075 A JP 2006207075A JP 2008033687 A JP2008033687 A JP 2008033687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
task
work
search query
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006207075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4922692B2 (ja
Inventor
Akira Karasutani
彰 烏谷
Takahiro Matsuda
高弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006207075A priority Critical patent/JP4922692B2/ja
Priority to EP06255990A priority patent/EP1884877A1/en
Priority to US11/564,412 priority patent/US8595229B2/en
Publication of JP2008033687A publication Critical patent/JP2008033687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4922692B2 publication Critical patent/JP4922692B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/33Querying
    • G06F16/332Query formulation
    • G06F16/3325Reformulation based on results of preceding query
    • G06F16/3326Reformulation based on results of preceding query using relevance feedback from the user, e.g. relevance feedback on documents, documents sets, document terms or passages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが処理中の情報だけではなく、ユーザがタスクで参照しあったりデータをコピーしあったりした情報も含む、ユーザがタスクで扱っている全ての情報からクエリーを自動的に作成できるようにする。
【解決手段】計算機1に備えられた検索クエリー作成装置は、ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出する情報操作監視部2と、情報操作監視部2により検出された情報操作に関するデータを蓄積する情報操作DB3と、情報操作DB3に蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出するタスク検出部4とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報(ファイルやメールなど)を計算機で検索するシステムの検索条件式を作成する技術に関する。
情報検索時の検索条件式(以下、「検索クエリー」又は単に「クエリー」ともいう)を作成する代表的な手法として、次の2つがある。
手法1:ユーザによるクエリー作成
この手法1では、ユーザが、探したい情報に関するキーワードや属性(以下、「メタデータ」ともいう)などを考えてクエリーを作成する。そして、ユーザは、作成したクエリーを検索システムに入力して情報を検索する。Google(登録商標)やMSN Search(MSNは登録商標)などのWeb検索サービスやパソコンのファイル検索ソフトウェアなどで一般的に使われている手法である。
手法2:クエリー自動作成
この手法2では、ユーザではなく計算機が自動的にキーワードや属性などを抽出してクエリーを作成する。クエリーに指定するキーワードや属性などは、ユーザが現在処理している情報を計算機が自動的に分析して取り出す。現在処理している情報とは、ユーザが作成中の文書や閲覧中のWebページなどである。計算機は、作成したクエリーをユーザに提示したり、そのクエリーを用いて自動的に処理中の情報に関連する情報(関連情報)を検索したりする。
図22は、クエリーを自動作成する従来の装置の概要を示す図である。同図に示したように、従来の装置は、ユーザが作業(以下「タスク」ともいう)を行う計算機(PC)101が、情報操作監視部102と、情報検出部103と、検索条件抽出部104と、クエリー作成部105とを備えて構成されている。情報操作監視部102は、ユーザが計算機101で行った情報操作を監視し、ユーザがどの情報を扱っているかを検出する。尚、同図では、ユーザが操作可能な情報が記録されている情報記録部を106として示している。情報検出部103は、情報操作監視部102の検出結果に基づき、現在ユーザが処理中の情報を検出する。検索条件抽出部104は、情報検出部103により検出された情報から検索条件を抽出する。クエリー作成部105は、検索条件抽出部104により抽出された検索条件を組み合わせてクエリーを作成する。そして、作成されたクエリーを用いて情報検索が行われる。
また、この他に、特許文献1には、ユーザが入力中の文書から、その文書の特徴を表す情報(特徴情報)を自動的に抽出して、特徴情報に基づいて関連する文書を検索する方法が記載されている。特徴情報は、その文書中のキーワードやその文書の属性である。同様に、Blinx社の検索システム(URL = http://www.blinkx.com/overview.php)も、ユーザが現在作業中の情報(文書、メール、Webページなど)の内容からキーワードを抽出してクエリーを生成し、検索を実行するシステムである。どちらの方法もユーザが現在作業している情報に対してクエリーを作成する。
また、特許文献2には、ユーザが入力した検索条件式からユーザの情報要求を取り出す方法が記載されている。ユーザが入力した検索条件式を計算機が一定間隔毎に集計して、検索条件の出現頻度などを求めてユーザの情報要求を把握する。
特開平11−265378号公報 特許第3547069号公報
従来のクエリー自動作成技術では、計算機はユーザが処理中の情報(文書やWebページなど)だけからクエリーを作成する。この場合、クエリーを作成する情報源は一つだけ(参照中のメールや、作成中のメールだけなど)になる。この情報源がユーザの情報要求に対応する全ての検索条件(キーワードや属性など)を含んでいれば、計算機は適切なクエリーを作成できる。しかし、 情報源がユーザの情報要求を満たす十分な情報を含んでいない場合は、計算機が関連情報の検索に適切なクエリーを作成できない可能性がある。不十分な情報から作成されたクエリーを用いて検索を行った場合、検索結果にはユーザの情報要求とは関係のない情報(ノイズ情報)が多く含まれてしまう。
実際にユーザが作業(タスク)をする場合には、ユーザはタスクに関連する様々な情報を参照しながら、タスクを進めることが多い。例えば、ユーザがある文書を作成する場合、ユーザは他の文書や参考になるWebページ、タスクに関係するメールなどを参照しながらタスクを進めることがある。この場合、このタスクの特徴情報はこれら複数の情報に散らばって存在している可能性が高い。しかし、従来技術ではユーザが処理中の情報だけに着目するので、タスクで扱う他の情報源に含まれている特徴情報を抽出できない。その結果、計算機がタスクの特徴情報を十分に集めることができず、タスクの関連情報を的確に検索できる適切なクエリーを作成できない可能性がある。
他にも、タスクで新しく情報(文書やメールなど)を作成し始めた場合、最初のうちは情報に含まれる情報量が少ない。従来技術では処理中の情報だけに着目するので、この少ない情報量の中から関連情報を検索するクエリーを作成しなくてはならない。タスクで他の情報を参照したり、他の情報からデータをコピーしたりしても、それらの情報源に含まれる情報はクエリー作成に使用されない。したがって、情報量が少ないためにユーザの情報要求を十分に反映したクエリーを作成することができない。
本発明は、上記実情に鑑み、ユーザが処理中の情報だけではなく、ユーザがタスクで参照しあったりデータをコピーしあったりした情報も含む、ユーザがタスクで扱っている全ての情報からクエリーを自動的に作成できる検索クエリー作成装置、検索クエリー作成方法、及び検索クエリー作成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る検索クエリー作成装置は、ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出する情報操作監視手段と、前記情報操作監視手段により検出された情報操作に関するデータを蓄積する情報操作データベースと、前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出するタスク検出手段と、を有することを特徴とする。
この装置によれば、ユーザが計算機で行っている作業を検出することができる。
また、本発明の第2の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第1の態様において、前記タスク検出手段により検出されたユーザの作業から、当該作業で扱っていた情報群を同定し、当該情報群から、作業を特徴付ける作業特徴情報を抽出する作業特徴情報抽出手段を有する、こと特徴とする。
この装置によれば、検出された作業でユーザが扱っていた情報群を同定することができ、その情報群から作業特徴情報を抽出することができる。
また、本発明の第3の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第2の態様において、前記作業特徴情報抽出手段により抽出された作業特徴情報を組み合わせて検索クエリーを作成するクエリー作成手段を有する、ことを特徴とする。
この装置によれば、抽出されたタスクの作業特徴情報を用いて、ユーザが計算機で行っているタスクに関連する情報を検索するための検索用のクエリーを作成することができる。
また、本発明の第4の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記タスク検出手段は、情報操作を一定時間間隔毎に切り分けてユーザの作業を検出する、ことを特徴とする。
この装置によれば、ユーザが現在扱っている情報に係る作業だけでなく、一定のスパンで扱っている情報群に係る作業を検出することができる。
また、本発明の第5の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記タスク検出手段は、情報操作の流れを判別してユーザの作業を検出する、ことを特徴とする。
この装置によれば、ユーザの情報操作の流れに対応した作業を検出することができる。
また、本発明の第6の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記タスク検出手段は、情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、ことを特徴とする。
この装置によれば、ユーザの情報操作の内容に対応した作業を検出することができる。
また、本発明の第7の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記タスク検出手段は、情報操作を一定時間間隔毎に切り分けた後に、当該切り分けた情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、ことを特徴とする。
この装置によれば、情報群の類似性だけを用いてユーザの作業を検出する場合よりも、少ない負荷でユーザの作業を検出することができる。
また、本発明の第8の態様に係る検索クエリー作成装置は、上記第1乃至3の何れか一つの態様において、前記タスク検出手段は、情報操作の流れを判別して情報操作を切り分けた後に、当該切り分けた情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、ことを特徴とする。
この装置によれば、情報群の類似性だけを用いてユーザの作業を検出する場合よりも、少ない負荷でユーザの作業を検出することができる。また、同じ作業目的でまったく内容の異なる情報群を扱った場合でも、情報操作の流れを用いて検出しているので、情報群だけを用いて検出した時よりも精度高くタスクを検出することができる。
尚、本発明は、上記各態様に係る装置に限らず、方法及びプログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、ユーザが処理中の情報だけではなく、ユーザがタスクで参照しあったりデータをコピーしあったりした情報も含む、ユーザがタスクで扱っている全ての情報からクエリーを自動的に作成することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る検索クエリー作成装置の概要を示す図である。
同図において、計算機(PC)1は、ユーザが作業を行うことが可能な計算機であり、内部に、情報操作監視部2と情報操作データベース(以下単に「情報操作DB」という)3とタスク検出部4と作業特徴情報抽出部5とクエリー作成部6とを有した検索クエリー作成装置を備えている。また、計算機1は、図示は省略するが、ネットワークを介して、他の複数の計算機(PC)やファイルサーバ等とも接続されている。
尚、本実施の形態では、計算機1が検索クエリー作成装置を備えているものとするが、例えば、ファイルサーバがそれを備えるようにすることもできるし、複数の計算機が検索クエリー作成装置の構成要素を分散して備えるようにすることもできる。
情報記録部7は、ユーザによる計算機1からの情報操作が可能な情報が記録されている情報記録部を表しており、計算機1の内部、外部、又はその両方に存在する。
計算機1が備えた検索クエリー作成装置は、詳しくは後述するように、ユーザのタスクを自動的に検出し、ユーザがタスクで扱っている複数の情報(情報群)を分析してクエリーを作成する。作成されたクエリーは、例えば、計算機1によってユーザに提示されたり、或いは、それを用いて計算機1によってタスクの関連情報が検索されたりする。
同図に示した検索クエリー作成装置において、情報操作監視部2は、ユーザが計算機で行う情報操作(情報の参照・作成・印刷、メールの送信・受信・参照、Webページ閲覧など)を監視し、ユーザが計算機で行った情報操作を検出する。情報操作を検出すると、検出した情報操作の操作内容、操作対象、及び操作日時などの情報操作に関するデータを情報操作DB3へ登録する。これにより、ユーザが計算機で行った全ての情報操作が情報操作DB3に蓄えられるようになり、情報操作DB3を参照してユーザの情報操作を分析し、ユーザの情報処理の流れやユーザが扱った情報の変遷を取り出すことが可能になる。
タスク検出部4は、情報操作DB3を参照してユーザの情報操作を分析し、ユーザのタスク(業務の始まりから終わり)を検出する。ここで、タスクの検出方法としては、ユーザの情報操作を一定時間間隔毎(例えば10分、30分毎など)に分割して検出したり、ユーザの情報操作の区切り(例えばファイルのOPENからCLOSEまでなど)を抽出して検出したり、ユーザが扱っている情報群の間の類似度の変化を求めて検出したり、といった方法がある。また、これらの方法を組み合わせてユーザの情報操作を分析してタスクを検出する方法もある。
例えば、情報群の類似度の変化を使って検出する方法では、ユーザが扱っている情報群をドキュメント空間へマッピングする。ドキュメント空間は、情報に含まれるキーワードや属性の出現頻度を要素とするベクトル空間である。タスク検出部4は、ユーザの情報操作や一定時間間隔など、予め定めた区切り毎に情報群をドキュメント空間へマッピングする。この時ドキュメント空間へマッピングした情報群のベクトルと前回マッピングした時のベクトルとの角度あるいは内積などを求めて、ユーザが扱っている情報の類似度を得る。ここで、この類似度が大きく変化するということは、ユーザが扱っている情報群が大きく変わったということを意味するので、タスクが変わったと推定してタスクを検出する。
タスク検出部4は、タスクを検出すると、検出したタスクに関する情報(タスク情報)を作業特徴情報抽出部5へ伝える。
作業特徴情報抽出部5は、ユーザがタスクで扱っていた情報群から作業特徴情報となるキーワードや属性を抽出する。より詳しくは、作業特徴情報抽出部5は、タスク検出部4からタスク情報を受け取った後、最初に情報操作DB3を参照してユーザがタスクで扱っていた情報群を同定する。続いて、同定した情報群を分析してキーワードや属性などを抽出し、それをクエリー作成部6へ渡す。
クエリー作成部6は、作業特徴情報抽出部5が抽出したキーワードや属性などを組み合わせて、ユーザのタスクに関連する情報を検索するためのクエリーを作成する。
作成されたクエリーは、例えば、計算機1によってユーザに提示されたり、或いは、それを用いて計算機1によってタスクの関連情報が検索されたりする。
図2は、本実施の形態に係る検索クエリー作成装置の動作の一例を、従来の装置(図22参照)と対比して示す図である。
図2の例は、現在ユーザが計算機で「次回議題」という情報を作成(執筆)しながら、同時に、「メール」の情報と「前回議事録」という情報を参照している場合、すなわち、3つの情報を同時に参照している場合の例である。
この場合、従来の装置では、たとえユーザが計算機で同時に参照している情報が複数(この場合は「次回議題」、「メール」、「前回議事録」の3つ)であったとしても、現在ユーザが処理中の情報は「次回議題」であるので、その「次回議題」の情報だけからクエリーが作成される。同図の例では、「次回議題」の情報から、検索条件として「AAA」と「BBB」が抽出され、それらが組み合わされてクエリーとして「AAA and BBB」が作成されたことを示している。
これに対し、本実施の形態に係る検索クエリー作成装置は、ユーザの行っているタスクを検出して、そのタスク中で同時に扱っている情報群を取り出して、そこからクエリーを作成するものである。よって、本例の場合には、ユーザは3つの情報(「次回議題」、「メール」、「前回議事録」)を参照しながらタスクを行っているので、これら3つの情報から作業特徴情報が抽出されクエリーが作成されるようになる。同図の例では、「次回議題」、「メール」、「前回議事録」の3つの情報から、作業特徴情報として、「次回議題」の「AAA」と「BBB」、「メール」の「参加者C」、及び「前回議事録」の「DDD」と「EEE」が抽出され、それらが組み合わされてクエリーとして「AAA and BBB and DDD and EEE and 参加者C」が作成されたことを示している。
このように、本実施の形態に係る検索クエリー作成装置では、ユーザが処理中の情報(「次回議題」の情報)だけではなく、ユーザがタスクで扱っている全ての情報(「次回議題」、「メール」、及び「前回議事録」の情報)からクエリーを自動的に作成することができる。よって、クエリー作成の元となる情報源を、従来(従来の装置では情報源が一つだけ)に比べて数倍に広げられるので、ユーザの情報要求に近いクエリーを作成することができる可能性が高まる。
以下、本実施の形態に係る検索クエリー作成装置の動作を、各構成要素毎に詳細に説明する。
まず、情報操作監視部2の動作を、図3及び図4を用いて詳細に説明する。
情報操作監視部2は、情報に関する様々な操作を監視して、ユーザが行った操作を検出し、検出した操作を情報操作DB3に登録する。その監視においては、ユーザが計算機で扱った全ての情報に対する操作を監視する。例えば、ファイルやメール、アドレス帳、予定表、映像、音楽など様々な情報が、操作を監視する対象になる。監視する操作は、情報のオープン、クローズ、読出し、書き込み、印刷、コピー、移動、情報を表示するウィンドウのフォーカスや最大化、最小化など様々な操作になり、それを検出する。
図3は、そのような情報操作監視部2の動作を示すフローチャートである。
同図に示したように、情報操作監視部2は、まず、監視対象となる計算機上において、監視対象となるソフトウェアが動作しているか(実行中であるか)否かを判定する(S1)。ここで、S1がNOの場合には、動作を終了する。
一方、S1がYESの場合には、続いて、監視対象となるソフトウェア上でユーザにより情報操作が行われたか否かを判定する(S2)。ここで、その判定結果がNOの場合には処理がS1へ戻る。
一方、S2の判定結果がYESの場合には、続いて、S2で行われた情報操作が監視対象の情報操作であるか否かを判定する(S3)。ここで、その判定結果がNOの場合には処理がS1へ戻る。
一方、S3の判定結果がYESの場合には、続いて、S2で行われた情報操作に関するデータを情報操作DB3へ記録(登録)し(S4)、処理がS1へ戻る。
図4は、図3に示した情報操作監視部2の動作により情報操作DB3に記録された情報操作に関するデータの一例を示す図である。
図4に示したように、情報操作DB3には、検出された情報操作毎に、当該情報操作にユニークに付与された操作ID(「操作ID」)と、当該情報操作が行われた日付及び時間(「日付」及び「時間」)と、当該情報操作の内容(「操作」)と、当該情報操作の操作対象(「操作対象」)と、必要に応じて記録される操作詳細(「操作詳細」)と、当該情報操作を行ったユーザ名(「ユーザ名」)と、当該情報操作が行われた時に使用された計算機名(「PC名」)とが記録される。
次に、タスク検出部4の動作を、図5乃至図16を用いて詳細に説明する。
タスク検出部4は、情報操作DB3を参照して新しい情報操作の有無を調べる。ここで新しい情報操作が存在した場合には、タスク分析を行ってタスクを検出し、検出したタスクを作業特徴情報抽出部5へ通知する。
尚、タスク検出部4が新しい情報操作の有無を検出する方法としては、例えば、タスク検出部4が定期的に情報操作DB3を参照したり、或いは、情報操作監視部2が情報操作DB3に情報操作に関するデータを記録(登録)した際に(図3のS4参照)、その旨をタスク検出部4に通知したりして行うという方法がある。
図5は、このようなタスク検出部4の動作を示すフローチャートである。
同図に示したように、タスク検出部4は、まず、情報操作DB3を参照する(S11)。
続いて、参照した情報操作DB3に、タスク検出の対象ユーザによる対象計算機上(対象PC上)での新しい情報操作に関するデータが記録されているか否かを判定する(S12)。ここで、その判定結果がNOの場合には、動作を終了する。
一方、S12の判定結果がYESの場合には、情報操作DB3から最新の情報操作の操作IDを読み出す(S13)。
続いて、読み出した操作IDに基づき、詳しくは後述するタスク分析を行って、タスクを検出する(S14)。
続いて、検出されたタスクに関する情報として、詳しくは後述する、タスク開始操作IDとタスク終了操作ID、若しくは、タスクで扱っている操作対象の一覧を、作業特徴情報抽出部5へ通知し(S15)、動作を終了する。
ここで、S14で行われるタスク分析について更に詳しく説明する。
S14で行われるタスク分析には、
(1)一定時間間隔毎に情報操作を切り出してタスクを検出する方法と、
(2)情報操作の流れを判別してタスクを検出する方法と、
(3)情報操作で扱った情報群(複数の情報)の類似性を比較してタスクを検出する方法と、
(4)これらの方法を組み合わせてタスクを検出する方法と、
がある。(1)〜(4)の各方法を用いたタスク分析について順に説明する。
まず、(1)の方法を用いたタスク分析を、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、(1)の方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。
同図に示したように、この場合、タスク検出部4は、まず、図5のS13で情報操作DB3から読み出した最新の情報操作の操作IDを、タスク終了操作IDとして取得する(S21)。
続いて、その最新の情報操作の日時を取得する(S22)。
続いて、S22で取得した最新の情報操作の日時から、タスク分析での所定時間単位分差し引いた日時を、タスク開始日時として取得する(S23)。尚、所定時間単位とは、情報操作を一定時間間隔毎に切り出してタスクを検出するときの、その一定時間間隔のことであり、例えば、30分、1時間、1日、1週間など予め定めた時間間隔である。
続いて、タスク開始日時以降で、最初の情報操作の操作IDを、タスク開始操作IDとして取得する(S24)。
続いて、S24で取得したタスク開始操作IDからS21で取得したタスク終了操作IDまでの情報操作を、タスクとして検出し(S25)、タスク分析を終了する。
ここで、(1)の方法を用いてタスク分析を行った場合の具体例を、図7を用いて説明する。
図7は、情報操作DB3に登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図である。
本例では、同図に示した操作ID(0012)の情報操作が、最新の情報操作であるとし、タスク分析での所定時間単位を30分とする。
この場合は、まず、最新の情報操作の操作ID(0012)がタスク終了操作IDとして取得され、その情報操作の日時(Sep/13/06 11:00 AM)が取得される。続いて、その日時から30分を差し引いた日時(Sep/13/06 10:30 AM)が、タスク開始日時として取得され、タスク開始日時以降で、最初の情報操作の操作ID(0010)が取得される。続いて、タスク開始操作ID(0010)からタスク終了操作ID(0012)までの情報操作(同図の黒塗り部分)がタスクとして検出される。
このような(1)の方法を用いたタスク分析によれば、ユーザが現在扱っている情報に係るタスクだけでなく、一定のスパンで扱っている情報群に係るタスクを検出することができる。
次に、(2)の方法を用いたタスク分析を、図8及び図9を用いて説明する。
(2)の方法を用いたタスク分析では、例えば、ユーザがある情報をオープンしてからクローズするまでは同一のタスクを行っていると考えられるので、こういった情報操作の流れからタスクを検出する。この間にユーザが他の情報に対して情報操作を行った場合には、それらの情報操作も同一タスクのために行われたものとして検出する。
図8は、このような(2)の方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。
同図に示したように、この場合、タスク検出部4は、まず、図5のS13で情報操作DB3から読み出した最新の情報操作の操作ID(以下単に「最新情報操作ID」ともいう)と、その情報操作の操作(例えばOPEN、CLOSE等)を取得する(S31)。
続いて、取得した操作が、情報の参照開始に関する操作であるか否かを判定する(S32)。ここで、その判定結果がNOの場合には処理がS35へ進む。
一方、S32の判定結果がYESの場合には、続いて、その操作で参照している情報以外に、現在参照中の情報が有るか否かを判定する(S33)。ここで、その判定結果がYESの場合には処理がS35へ進む。
一方、S33の判定結果がNOの場合には、続いて、S31で取得した最新情報操作IDをタスク開始操作IDに設定して内部RAM(random access memory)等に記憶する(S34)。
続いて、S34の後、又は、S32がNO或いはS33がYESの場合には、S31で取得した最新情報操作IDをタスク終了操作IDに設定する(S35)。
続いて、タスク開始操作IDからタスク終了操作IDまでの情報操作を、タスクとして検出し(S36)、タスク分析を終了する。
ここで、(2)の方法を用いてタスク分析を行った場合の具体例を、図9を用いて説明する。
図9は、情報操作DB3に登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図である。
本例では、同図に示した操作ID(0009)の情報操作が、最新の情報操作であるとする。
この場合は、まず、操作ID(0009)が最新情報操作IDとして取得され、その情報操作の操作(CLOSE)が取得される。続いて、その操作(CLOSE)が参照開始に関する操作ではないので、その操作ID(0009)がタスク終了操作IDとして設定される。
尚、タスク開始操作IDについては、過去に、操作ID(0002)が最新情報操作IDとして取得され、その情報操作の操作(OPEN)が取得された時点において、その操作(OPEN)が参照開始に関する操作であって、且つ、その時に他に参照中の情報が無かったので、その操作ID(0002)がタスク開始操作IDに設定されている。
よって、操作ID(0009)がタスク終了操作IDとして設定された後、続いて、タスク開始操作ID(0002)からタスク終了操作ID(0009)までの情報操作(同図の黒塗り部分)がタスクとして検出される。
このような(2)の方法を用いたタスク分析によれば、ユーザの情報操作の流れに対応したタスクを検出することができる。
次に、(3)の方法を用いたタスク分析を、図10及び図11を用いて説明する。
(3)の方法を用いたタスク分析では、タスク検出部4は、ユーザが情報操作で扱った情報群をベクトル空間にマッピングする。ここで、各ベクトルの要素は、情報に含まれるキーワードや属性の頻度である。タスク検出部4は、前回までの情報操作で扱った情報群のベクトル和と、新しい情報操作で扱っている情報のベクトルとの類似性を比較し、その値の大小でタスクを検出する。類似性が高い場合は、ユーザが似たような情報を扱い続けていることを意味する。従って、ユーザのタスクが継続していると判断して、タスクの操作対象テーブルに新しい情報操作で扱っている情報を加える。一方、類似性が低い場合は、ユーザの扱う情報の内容が大きく変わったことを意味する。従って、ユーザが新しくタスクを開始したとして、新しく操作対象テーブルを作成して、新しい情報操作で扱っている情報を登録する。尚、類似性の大小を判断する閾値は、予め設定しておく。また、作成された操作対象テーブルは、内部RAM等に記憶される。
図10は、このような(3)の方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。
同図に示したように、この場合、タスク検出部4は、まず、図5のS13で情報操作DB3から読み出した最新の情報操作の操作IDと、その情報操作の操作対象(例えばファイルA、ファイルB等)を取得する(S41)。
続いて、取得した操作対象は、操作対象テーブルに未登録か否かを判定する(S42)。ここで、その判定結果がNOの場合には処理がS51へ進む。
一方、S42の判定結果がYESの場合には、続いて、その操作対象の内容を取得し(S43)、取得した内容をベクトル空間であるドキュメント空間にマッピングして、操作対象ベクトル1を取得する(S44)。
続いて、操作対象テーブルに登録されている全ての操作対象の内容を取得し(S45)、その取得した内容をドキュメント空間にマッピングして、操作対象ベクトル2を取得する(S46)。
続いて、操作対象ベクトル1と操作対象ベクトル2の類似性(例えば角度や内積等)を取得する(S47)。尚、両ベクトルの類似性を、例えば、両者の角度や内積とした場合には、類似性の大小を0、1等といった2値ではなく程度で表現することができる。
続いて、類似性の高低を比較するために、取得した類似性が予め定めた閾値以上か否かを判定する(S48)。閾値以上であれば類似性が高いことを、閾値未満であれば類似性が低いことを表す。ここで、その判定結果がNOの場合には、操作対象テーブルを削除し(S49)、処理がS50へ進む。
一方、S48の判定結果がYESの場合には、S41で取得した操作対象を操作対象テーブルに追加登録し、或いは、S49の後の場合には、新しく操作対象テーブルを作成して、それにS41で取得した操作対象を登録する(S50)。
続いて、操作対象テーブルを、タスクで扱っている操作対象の一覧として検出し(S51)、タスク分析を終了する。尚、操作対象テーブルを、タスクで扱っている操作対象の一覧として検出したということは、すなわち、タスクとして、操作対象テーブルに登録されている操作対象を扱っているタスクが検出されたことになる。
ここで、(3)の方法を用いてタスク分析を行った場合の具体例を図11(a),(b),(c) 及び図12を用いて説明する。
図11(a) は、情報操作DB3に登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図、同図(b) は、操作ID(0009)が情報操作DB3に登録される以前の操作対象テーブルの内容を示す図、同図(c) は、操作ID(0009)が情報操作DB3に登録された後の操作対象テーブルの内容を示す図である。図12は、操作対象がマッピングされたドキュメント空間の一例を示す図である。尚、同図に示したドキュメント空間において、ベクトルの成分は操作対象に含まれる各単語の頻度とし、類似性は操作対象ベクトル1と操作対象ベクトル2との角度とする。
本例では、図11(a) に示した操作ID(0009)の情報操作が、最新の情報操作であるとする。
この場合は、まず、操作ID(0009)が最新情報操作IDとして取得され、その操作対象の内容(メールA)が取得される。続いて、その内容(メールA)がドキュメント空間にマッピングされ、操作対象ベクトル1(図12参照)が取得される。
続いて、操作対象テーブル(図11(b) 参照)に登録されている全ての操作対象の内容(ファイルA、ファイルB)が取得され、その内容(ファイルA、ファイルB)がベクトル空間にマッピングされ、そのベクトル和から操作対象ベクトル2(図12参照)が取得される。
続いて、操作対象ベクトル1と操作対象ベクトル2の類似性(本例では両者の角度)が取得され、その値が閾値以上か否かが判定される。
この判定で、閾値以上でないと判定されたときには、これまでの操作対象テーブル(図11(b) 参照)が破棄され、新しい操作対象テーブルが作成され、それに最新情報操作ID(0009)の操作対象の内容(メールA)が登録される(同図(c) 参照)。続いて、その操作対象テーブルが、タスクで扱っている操作対象の一覧として検出される。
このような(3)の方法を用いたタスク分析によれば、ユーザの情報操作の内容に対応したタスクを検出することができる。
次に、(4)の方法を用いたタスク分析について説明する。
ここでは、(4)の方法を用いたタスク分析として、(1)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析と、(2)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析とを説明する。
まず、(1)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析を、図13及び図14(a),(b),(c)を用いて説明する。
(1)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析では、タスク検出部4が、情報操作を一定時間間隔毎に切り出した後に、その間にユーザが扱っている情報の類似性を用いてタスクを検出する。
図13は、このような(1)と(3)を組み合わせた方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。
同図において、S61乃至S64では、図6に示したS21乃至S24と同様の処理が行われるので、ここでは説明を省略する。
S64が終了すると、続いて、S64で取得したタスク開始操作IDからS61で取得したタスク終了操作IDまでの操作対象の内容を取得し(S65)、取得した内容をベクトル空間であるドキュメント空間にマッピングして、操作対象ベクトル1を取得する(S66)。
続くS67以降については、図10に示したS45以降と同様の処理が行われるので、ここでは説明を省略する。
ここで、(1)と(3)を組み合わせた方法を用いてタスク分析を行った場合の具体例を、図14(a),(b),(c)を用いて説明する。
図14(a) は、情報操作DB3に登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図、同図(b) は、操作ID(0009)が情報操作DB3に登録される以前の操作対象テーブルの内容を示す図、同図(c) は、操作ID(0009)が情報操作DB3に登録された後の操作対象テーブルの内容を示す図である。
本例では、図14(a) に示した操作ID(0009)の情報操作が、最新の情報操作であるとし、タスク分析での所定時間単位を15分とする。
この場合は、まず、最新の情報操作の操作ID(0009)がタスク終了操作IDとして取得され、その情報操作の日時(Sep/13/06 10:25 AM)が取得される。続いて、その日時から15分を差し引いた日時(Sep/13/06 10:10 AM)が、タスク開始日時として取得され、タスク開始日時以降で、最初の情報操作の操作ID(0003)が取得される。続いて、タスク開始操作ID(0003)からタスク終了操作ID(0009)までの情報操作で扱った操作対象の内容(ファイルA、ファイルB、メールA)が取得される。続いて、取得された内容がドキュメント空間にマッピングされ、そのベクトル和から操作対象ベクトル1が取得される。
続いて、操作対象テーブル(同図(b) 参照)に登録されている全ての操作対象の内容(ファイルA、ファイルB)が取得され、その内容(ファイルA、ファイルB)がベクトル空間にマッピングされ、そのベクトル和から操作対象ベクトル2が取得される。
続いて、操作対象ベクトル1と操作対象ベクトル2の類似性(例えば両者の角度)が取得され、その値が閾値以上か否かが判定される。
この判定で、閾値以上であると判定されたときには、操作対象テーブル(同図(b) 参照)に、操作対象ベクトル1の操作対象の内容(ファイルA、ファイルB、メールA)が追加登録される(同図(c) 参照)。尚、操作対象の内容が重複する場合には(本例ではファイルAとファイルBが重複)、上書き登録される。
続いて、その操作対象テーブル(同図(c) 参照)が、タスクで扱っている操作対象の一覧として検出される。
このような(1)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析によれば、 情報群の類似性だけを用いてユーザのタスクを検出する場合よりも、少ない負荷でユーザのタスクを検出することができる。
次に、(2)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析を、図15及び図16(a),(b),(c)を用いて説明する。
(2)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析では、タスク検出部4が、情報操作の流れを判別した後に、その間にユーザが扱っている情報の類似性を用いてタスクを検出する。
図15は、このような(2)と(3)を組み合わせた方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。
同図において、S81乃至S85では、図8に示したS31乃至S35と同様の処理が行われるので、ここでは説明を省略する。
S85が終了すると、続いて、タスク開始操作IDからタスク終了操作IDまでの情報操作で扱った操作対象の内容を取得し(S86)、取得した内容をベクトル空間であるドキュメント空間にマッピングして、操作対象ベクトル1を取得する(S87)。
続くS88以降については、図10に示したS45以降と同様の処理が行われるので、ここでは説明を省略する。
ここで、(2)と(3)を組み合わせた方法を用いてタスク分析を行った場合の具体例を、図16(a),(b),(c)を用いて説明する。
図16(a) は、情報操作DB3に登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図、同図(b) は、操作ID(0009)が情報操作DB3に登録される以前の操作対象テーブルの内容を示す図、同図(c) は、操作ID(0009)が情報操作DB3に登録された後の操作対象テーブルの内容を示す図である。
本例では、図16(a) に示した操作ID(0009)の情報操作が、最新の情報操作であるとする。
この場合は、まず、操作ID(0009)が最新情報操作IDとして取得され、その情報操作の操作(OPEN)が取得される。続いて、その操作(OPEN)が参照開始に関する操作であって、且つ、他に参照中の情報が無いので、その操作ID(0009)がタスク開始操作IDに設定される。また、その操作ID(0009)は、タスク終了操作IDにも設定される。
続いて、タスク開始操作ID(0009)からタスク終了操作ID(0009)までの情報操作で扱った操作対象の内容(メールA)が取得される。続いて、取得された内容(メールA)がドキュメント空間にマッピングされ、操作対象ベクトル1が取得される。
続いて、操作対象テーブル(同図(b) 参照)に登録されている全ての操作対象の内容(ファイルA、ファイルB)が取得され、その内容(ファイルA、ファイルB)がベクトル空間にマッピングされ、そのベクトル和から操作対象ベクトル2が取得される。
続いて、操作対象ベクトル1と操作対象ベクトル2の類似性(例えば両者の角度)が取得され、その値が閾値以上か否かが判定される。
この判定で、閾値以上であると判定されたときには、操作対象テーブル(同図(b) 参照)に、操作対象ベクトル1の操作対象の内容(メールA)が追加登録される(同図(c) 参照)。
続いて、その操作対象テーブル(同図(c) 参照)が、タスクで扱っている操作対象の一覧として検出される。
このような(2)と(3)を組み合わせた方法を用いたタスク分析によれば、情報群の類似性だけを用いてユーザのタスクを検出する場合よりも、少ない負荷でユーザのタスクを検出することができる。また、同じ作業目的でまったく種類の異なる情報群を扱った場合でも、情報操作の流れを用いて検出しているので、情報群だけを用いて検出した時よりも精度高くタスクを検出することができる。
次に、作業特徴情報抽出部5の動作について図17及び図18を用いて詳細に説明する。
作業特徴情報抽出部5は、タスク検出部4が検出したタスクで扱っていた情報群の内容や属性を読み出して、作業特徴情報を抽出する。例えば、情報群の内容に文字列が含まれている場合は、その文字列に対して形態素解析やn-gram処理などを行ってキーワードを抽出する。このように、作業特徴情報としてキーワードを抽出することにより、作業の中身や目的を取り出すことができる。情報群の属性としては、操作対象名(ファイル名、メール題名など)や操作対象の保存先名(フォルダ名、アドレス帳名など)、所有者、更新日時などである。このように、作業特徴情報として属性を抽出することにより、作業に共通する傾向を取り出すことができる。作業特徴情報抽出部5が抽出したキーワードや属性などの作業特徴情報は、そのままクエリー作成部6へ渡されることも、TF(Term Frequency)やIDF(Inverted document frequency)などを用いて重み付けて、クエリー作成部6へ渡されることもある。
図17は、このような作業特徴情報抽出部5の動作を示すフローチャートである。
同図に示したように、作業特徴情報抽出部5は、まず、タスク検出部4から通知されたタスクに関する情報、すなわち、タスク開始操作IDとタスク終了操作ID、若しくは、タスクで扱っている操作対象の一覧を取得する(S101)。
続いて、取得したものが、タスクで扱っている操作対象の一覧であったか否かを判定する(S102)。ここで、その判定結果がNOの場合、すなわち、取得したものがタスク開始操作IDとタスク終了操作IDであった場合には、情報操作DB3を参照して、タスク開始操作IDからタスク終了操作IDまでの情報操作で扱った操作対象を取得し(S103)、処理がS104に進む。
一方、S102の判定結果がYESの場合、又はS103の後は、続いて、操作対象の内容と、そのメタデータを取得する(S104)。
続いて、取得した操作対象の内容と、文字列を含むメータデータとを解析して、分かち書きする(S105)。分かち書きする際の解析は、形態素解析やn-gram処理などを用いて行われる。
続いて、分かち書きした各要素(キーワード)のTF・IDF(TFとIDFとの積)を算出する(S106)。これにより、分かち書きした要素をTF・IDFで重み付けすることができる。
続いて、文字列以外の各メタデータの出現頻度を算出する(S107)。
続いて、分かち書きした要素とTF・IDFの組み合わせと、メタデータと出現頻度の組み合わせを、作業特徴情報として抽出し(S108)、動作を終了する。
図18は、図17に示した処理を行う作業特徴情報抽出部5の構成例を示す図である。
図18に示したように、作業特徴情報抽出部5において、ユニット5aは、入力された操作対象から、操作対象の内容とそのメタデータを取得し、操作対象の内容と文字列を含むメタデータをユニット5bへ、文字列以外のメタデータをユニット5cへ出力する。尚、同図の例では、操作対象として、操作対象ファイルに登録されているファイルA、ファイルB、及びメールAが、ユニット5bに入力されたことを示している。また、この場合、ユニット5aは、メタデータとして、操作対象名、操作対象種類(例えばイメージ、音声等)、操作対象の保存フォルダ名、所有者、作成日時、更新日時、参照日時、送信者、受信者、送受信日時等を取得する。
ユニット5bは、操作対象の内容と、文字列を含むメタデータ(例えば操作対象名等)が入力されると、形態素解析やn-gram処理などにより、それを解析して、分かち書きを行い、分かち書きした要素(キーワード)をユニット5dへ出力する。
ユニット5dは、分かち書きした要素が入力されると、各要素のTF・IDFを算出し、分かち書きした要素と各要素のTF・IDFをユニット5eへ出力する。これにより、TF・IDFにより、分かち書きした要素の重み付けを行って、ノイズを除去(ノイズ成分の重み付けを小さく)することができる。尚、IDFは、操作対象内で算出される。同図の例では、IDFは、ファイルA、ファイルB、及びメールA内で、算出される。
ユニット5cは、文字列以外のメタデータ(例えば送信日時等)が入力されると、同じメタデータの出現頻度を取得し、メタデータとその出現頻度をユニット5eへ出力する。
ユニット5eは、ユニット5dから入力された、分かち書きした要素と各要素のTF・IDF、及び、ユニット5cから入力されたメタデータとその出現頻度を、作業特徴情報として出力する。
尚、本実施に形態において、作業特徴情報抽出部5は、作業特徴情報として、分かち書きした各要素のTF・IDFを抽出(出力)しているが、分かち書きした各要素のTF又は及びIDFを抽出(出力)するようにすることもできるし、或いは、分かち書きした各要素のTF又は及びDF(document frequency)を抽出(出力)するようにすることもできる。このように、作業特徴情報として、TF・IDF、又は、TF又は及びIDF若しくはDFを抽出することにより、ユーザが作業で重視している点を取り出すことができる。
次に、クエリー作成部6の動作を、図19を用いて詳細に説明する。
クエリー作成部6は、作業特徴情報抽出部5が抽出したキーワード(分かち書きした要素)や属性(メタデータ)などをそのまま用いてクエリーを作成することができる。また、クエリー作成部6は、検索を行うシステムの条件に合わせてクエリーを作成することもできる。例えば、検索システムがBOOLEAN検索システムの場合は、各作業特徴情報をANDやORなどの論理式で繋ぎ合わせてクエリーを作成する。このようにした場合には、作業の内容に対して漏れのないクエリーを作成することができる。或いは、検索システムがベクトル空間を用いた検索システムの場合は、各作業特徴情報ベクトル空間にマッピングして各作業特徴情報を要素とするベクトルを作ってクエリーとする。このようにした場合には、作業の内容との類似性を図ることのできるクエリーを作成することができる。
また、クエリー作成部6は、作業特徴情報抽出部5が抽出した作業特徴情報毎の重みを用いて、重みの大きな作業特徴情報だけを用いてクエリーを作成することもできる。この場合、作業特徴情報を使用するかどうかを判断するために、予め重みの閾値を定めておく。尚、作業特徴情報毎の重みは、作業特徴情報の頻度又は及び作業特徴情報を含む文書数を組み合わせて作ることができる。例えば、分かち書きした要素のTF又は及びDFを組み合わせて作ることができる。このようにすることで、ユーザが重視している作業特徴情報を用いたクエリーを作成することができる。
図19は、このような重みの大きな作業特徴情報だけを用いてクエリーを作成するクエリー作成部6の動作を示すフローチャートである。
同図に示したように、クエリー作成部6は、まず、作業特徴情報抽出部5から、分かち書きした要素と各要素のTF・IDF、及び、メタデータとその出現回数を取得する。(S111)。
続いて、各要素のTF・IDFから、要素毎に重みを取得する(S112)。
続いて、要素の重みが大きい順に要素を並べ替え(S113)、要素の重みが予め定めた閾値以上の要素だけを残して他は削除する(S114)。
続いて、残った要素の論理積(AND)と、メタデータの論理和(OR)を検索クエリーとして作成し(S115)、動作を終了する。
尚、検索クエリーの作成は、図19に示したフローチャートに従った方法以外にも、次のような方法などがある。
例えば、図19に示したフローチャートの方法において、メタデータを使用しないで検索クエリーを作成する方法がある。また、取得したメタデータとその出現回数から、出現回数が予め定めた閾値以上のメタデータのみを使用して検索クエリーを作成する方法がある。また、分かち書きした要素のTF・IDFを用いて、分かち書きした要素をドキュメント空間にマッピングし、それを検索クエリーとする方法がある。
ところで、図1に示した検索クエリー作成装置を備えた計算機1は、例えば、図20に示すような情報処理装置 (コンピュータ)を用いて構成される。
同図に示した情報処理装置 は、CPU(中央処理装置)11、メモリ12、入力装置13、出力装置14、外部記憶装置15、媒体駆動装置16、ネットワーク接続装置17を備え、それらはバス18により互いに接続されている。
メモリ12は、例えば、ROM(read only memory)、RAM等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU11は、メモリ12を利用してプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。
図1に示した情報操作監視部2、タスク検出部4、作業特徴情報抽出部5、及びクエリー作成部6は、メモリ12に格納されたプログラムまたはその機能に対応する。
入力装置13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、ユーザからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置14は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であり、ユーザへの問い合わせや処理結果等の出力に用いられる。
外部記憶装置15は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置 は、この外部記憶装置15に、上記プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ12にロードして使用する。
媒体駆動装置16は、可搬記録媒体19を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体19は、メモリカード、フレキシブルディスク、CD−ROM(compact disk read only memory )、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。ユーザは、この可搬記録媒体19に上記プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ12にロードして使用する。
図1に示した情報操作DB3と情報記録部7の各々は、メモリ12、外部記憶装置15、又は可搬記録媒体19に対応する。
ネットワーク接続装置17は、LAN(local area network)やインターネット等の任意の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。情報処理装置 は、必要に応じて、上記プログラムおよびデータを外部の装置からネットワーク接続装置17を介して受け取り、それらをメモリ12にロードして使用する。
図21は、図20の情報処理装置 にプログラムおよびデータを供給することのできるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体19やサーバ21のデータベース22に格納されたプログラムおよびデータは、情報処理装置23のメモリ12にロードされる。サーバ21は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、ネットワーク上の任意の伝送媒体を介して情報処理装置23に送信する。CPU11は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行う。
(付記1)
ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出する情報操作監視手段と、
前記情報操作監視手段により検出された情報操作に関するデータを蓄積する情報操作データベースと、
前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出するタスク検出手段と、
を有することを特徴とする検索クエリー作成装置。
これによれば、ユーザが計算機で行っている作業を検出することができる。
(付記2)
前記タスク検出手段により検出されたユーザの作業から、当該作業で扱っていた情報群を同定し、当該情報群から、作業を特徴付ける作業特徴情報を抽出する作業特徴情報抽出手段を有する、
こと特徴とする付記1記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、検出された作業でユーザが扱っていた情報群を同定することができ、その情報群から作業特徴情報を抽出することができる。
(付記3)
前記作業特徴情報抽出手段により抽出された作業特徴情報を組み合わせて検索クエリーを作成するクエリー作成手段を有する、
ことを特徴とする付記2記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、抽出されたタスクの作業特徴情報を用いて、ユーザが計算機で行っているタスクに関連する情報を検索するための検索用のクエリーを作成することができる。
(付記4)
前記タスク検出手段は、情報操作を一定時間間隔毎に切り分けてユーザの作業を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、ユーザが現在扱っている情報に係る作業だけでなく、一定のスパンで扱っている情報群に係る作業を検出することができる。
(付記5)
前記タスク検出手段は、情報操作の流れを判別してユーザの作業を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、ユーザの情報操作の流れに対応した作業を検出することができる。
(付記6)
前記タスク検出手段は、情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、ユーザの情報操作の内容に対応した作業を検出することができる。
(付記7)
前記タスク検出手段は、情報操作を一定時間間隔毎に切り分けた後に、当該切り分けた情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、情報群の類似性だけを用いてユーザの作業を検出する場合よりも、少ない負荷でユーザの作業を検出することができる。
(付記8)
前記タスク検出手段は、情報操作の流れを判別して情報操作を切り分けた後に、当該切り分けた情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、情報群の類似性だけを用いてユーザの作業を検出する場合よりも、少ない負荷でユーザの作業を検出することができる。また、同じ作業目的でまったく内容の異なる情報群を扱った場合でも、情報操作の流れを用いて検出しているので、情報群だけを用いて検出した時よりも精度高くタスクを検出することができる。
(付記9)
前記タスク検出手段は、ユーザの作業の検出の際に、情報操作で扱っている情報群をベクトル空間にマッピングして、当該マッピングしたベクトル同士の内積を類似度とする、
ことを特徴とする付記6乃至8の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、類似性の大小を0、1等といった2値ではなく程度で表現することができる。
(付記10)
前記作業特徴情報抽出手段は、同定した情報群の内容からキーワードを抽出して作業特徴情報とする、
ことを特徴とする付記2又は3記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、作業の中身や目的を取り出すことができる。
(付記11)
前記作業特徴情報抽出手段は、抽出したキーワードと、計数した各キーワードの頻度又は及びキーワードを含む文書数とを作業特徴情報とする、
ことを特徴とする付記10記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、ユーザが作業で重視している点を取り出すことができる。
(付記12)
前記作業特徴情報抽出手段は、同定した情報群の属性を抽出して作業特徴情報とする、
ことを特徴とする付記2又は3記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、作業に共通する傾向を取り出すことができる。
(付記13)
前記作業特徴情報抽出手段により抽出された作業特徴情報を論理式で繋ぎ合わせて検索クエリーとする、
ことを特徴とする付記2、10、11、又は12記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、作業の内容に対して漏れのないクエリーを作成することができる。
(付記14)
前記作業特徴情報抽出手段により抽出された作業特徴情報をベクトル空間にマッピングして検索クエリーとする、
ことを特徴とする付記2、10、11、又は12記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、作業の内容との類似性を図ることのできるクエリーを作成することができる。
(付記15)
前記作業特徴情報抽出手段により抽出された作業特徴情報を、当該作業特徴情報の頻度又は及び当該作業特徴情報を含む文書数を組み合わせて重みを作り、重みの大きさで検索クエリー作成に用いる作業特徴情報を決定する、
ことを特徴とする付記2又は11記載の検索クエリー作成装置。
これによれば、ユーザが重視している作業特徴情報を用いたクエリーを作ることができる。
(付記16)
ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出し、
検出した情報操作に関するデータを情報操作データベースに蓄積し、
前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出する、
ことを特徴とする検索クエリー作成方法。
(付記17)
検出したユーザの作業から、当該作業で扱っていた情報群を同定し、当該情報群から、作業を特徴付ける作業特徴情報を抽出する、
こと特徴とする付記16記載の検索クエリー作成方法。
(付記18)
抽出した作業特徴情報を組み合わせて検索クエリーを作成する、
ことを特徴とする付記17記載の検索クエリー作成方法。
(付記19)
ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出する情報操作監視機能と、
前記情報操作監視機能により検出された情報操作に関するデータを情報操作データベースに蓄積させる機能と、
前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出するタスク検出機能と、
をコンピュータに実現させるための検索クエリー作成プログラム。
(付記20)
前記タスク検出機能により検出されたユーザの作業から、当該作業で扱っていた情報群を同定し、当該情報群から、作業を特徴付ける作業特徴情報を抽出する作業特徴情報抽出機能、
をコンピュータに実現させるための付記19記載の検索クエリー作成プログラム。
(付記21)
前記作業特徴情報抽出機能により抽出された作業特徴情報を組み合わせて検索クエリーを作成するクエリー作成機能、
をコンピュータに実現させるための付記20記載の検索クエリー作成プログラム。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
本発明の一実施の形態に係る検索クエリー作成装置の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る検索クエリー作成装置の動作の一例を、従来の装置と対比して示す図である。 情報操作監視部の動作を示すフローチャートである。 情報操作監視部の動作により情報操作DBに記録された情報操作に関するデータの一例を示す図である。 タスク検出部の動作を示すフローチャートである。 一定時間間隔毎に情報操作を切り出してタスクを検出する方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。 情報操作DBに登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図である。 情報操作の流れを判別してタスクを検出する方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。 情報操作DBに登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図である。 情報操作で扱った情報群(複数の情報)の類似性を比較してタスクを検出する方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。 (a) は情報操作DBに登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図、(b) は操作ID(0009)が情報操作DBに登録される以前の操作対象テーブルの内容を示す図、(c) は操作ID(0009)が情報操作DBに登録された後の操作対象テーブルの内容を示す図である。 操作対象がマッピングされたドキュメント空間の一例を示す図である。 情報操作を一定時間間隔毎に切り出した後に、その間にユーザが扱っている情報の類似性を用いてタスクを検出する方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。 (a) は情報操作DBに登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図、(b) は操作ID(0009)が情報操作DBに登録される以前の操作対象テーブルの内容を示す図、(c) は操作ID(0009)が情報操作DBに登録された後の操作対象テーブルの内容を示す図である。 情報操作の流れを判別した後に、その間にユーザが扱っている情報の類似性を用いてタスクを検出する方法を用いてタスク分析を行う場合のフローチャートである。 (a) は情報操作DBに登録されている情報操作に関するデータの一例を示す図、(b) は操作ID(0009)が情報操作DBに登録される以前の操作対象テーブルの内容を示す図、(c) は操作ID(0009)が情報操作DBに登録された後の操作対象テーブルの内容を示す図である。 作業特徴情報抽出部の動作を示すフローチャートである。 作業特徴情報抽出部の構成例を示す図である。 重みの大きな作業特徴情報だけを用いてクエリーを作成するクエリー作成部の動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の構成図である。 記録媒体を示す図である。 クエリーを自動作成する従来の装置の概要を示す図である。
符号の説明
1 計算機
2 情報操作監視部
3 情報操作データベース
4 タスク検出部
5 作業特徴情報抽出部
6 クエリー作成部
7 情報記録部
11 CPU
12 メモリ
13 入力装置
14 出力装置
15 外部記憶装置
16 媒体駆動装置
17 ネットワーク接続装置
18 バス
19 可搬記録媒体
21 サーバ
22 データベース
23 情報処理装置
101 計算機
102 情報操作監視部
103 情報検出部
104 検索条件抽出部
105 クエリー作成部

Claims (10)

  1. ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出する情報操作監視手段と、
    前記情報操作監視手段により検出された情報操作に関するデータを蓄積する情報操作データベースと、
    前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出するタスク検出手段と、
    を有することを特徴とする検索クエリー作成装置。
  2. 前記タスク検出手段により検出されたユーザの作業から、当該作業で扱っていた情報群を同定し、当該情報群から、作業を特徴付ける作業特徴情報を抽出する作業特徴情報抽出手段を有する、
    こと特徴とする請求項1記載の検索クエリー作成装置。
  3. 前記作業特徴情報抽出手段により抽出された作業特徴情報を組み合わせて検索クエリーを作成するクエリー作成手段を有する、
    ことを特徴とする請求項2記載の検索クエリー作成装置。
  4. 前記タスク検出手段は、情報操作を一定時間間隔毎に切り分けてユーザの作業を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
  5. 前記タスク検出手段は、情報操作の流れを判別してユーザの作業を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
  6. 前記タスク検出手段は、情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
  7. 前記タスク検出手段は、情報操作を一定時間間隔毎に切り分けた後に、当該切り分けた情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
  8. 前記タスク検出手段は、情報操作の流れを判別して情報操作を切り分けた後に、当該切り分けた情報操作で扱っている情報群の類似度から判別してユーザの作業を検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の検索クエリー作成装置。
  9. ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出し、
    検出した情報操作に関するデータを情報操作データベースに蓄積し、
    前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出する、
    ことを特徴とする検索クエリー作成方法。
  10. ユーザの計算機での情報操作を監視してユーザが計算機で行った情報操作を検出する情報操作監視機能と、
    前記情報操作監視機能により検出された情報操作に関するデータを情報操作データベースに蓄積させる機能と、
    前記情報操作データベースに蓄積された情報操作に関するデータを分析してユーザの作業を検出するタスク検出機能と、
    をコンピュータに実現させるための検索クエリー作成プログラム。
JP2006207075A 2006-07-28 2006-07-28 検索クエリー作成装置 Expired - Fee Related JP4922692B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006207075A JP4922692B2 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 検索クエリー作成装置
EP06255990A EP1884877A1 (en) 2006-07-28 2006-11-23 Search query generator apparatus
US11/564,412 US8595229B2 (en) 2006-07-28 2006-11-29 Search query generator apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006207075A JP4922692B2 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 検索クエリー作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008033687A true JP2008033687A (ja) 2008-02-14
JP4922692B2 JP4922692B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=37993598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006207075A Expired - Fee Related JP4922692B2 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 検索クエリー作成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8595229B2 (ja)
EP (1) EP1884877A1 (ja)
JP (1) JP4922692B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010134173A1 (ja) * 2009-05-20 2010-11-25 富士通株式会社 情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラム
WO2014057529A1 (ja) * 2012-10-09 2014-04-17 富士通株式会社 情報探索支援方法及び情報処理装置
US8793266B2 (en) 2010-09-30 2014-07-29 International Business Machines Corporation Graphical user interface for a search query
JP2015170214A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101116434B1 (ko) * 2010-04-14 2012-03-07 엔에이치엔(주) 이미지를 이용한 쿼리 제공 방법 및 시스템
JP2015015521A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 ソニー株式会社 通信制御装置、通信制御方法及び端末装置
US9208204B2 (en) 2013-12-02 2015-12-08 Qbase, LLC Search suggestions using fuzzy-score matching and entity co-occurrence
US9355152B2 (en) 2013-12-02 2016-05-31 Qbase, LLC Non-exclusionary search within in-memory databases
US9201931B2 (en) 2013-12-02 2015-12-01 Qbase, LLC Method for obtaining search suggestions from fuzzy score matching and population frequencies
US9230041B2 (en) 2013-12-02 2016-01-05 Qbase, LLC Search suggestions of related entities based on co-occurrence and/or fuzzy-score matching
US9619571B2 (en) 2013-12-02 2017-04-11 Qbase, LLC Method for searching related entities through entity co-occurrence
JP2017504105A (ja) * 2013-12-02 2017-02-02 キューベース リミテッド ライアビリティ カンパニー インメモリデータベースサーチのためのシステム及び方法
US9361317B2 (en) 2014-03-04 2016-06-07 Qbase, LLC Method for entity enrichment of digital content to enable advanced search functionality in content management systems
US11107020B2 (en) * 2019-03-15 2021-08-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Intelligent task suggestions based on automated learning and contextual analysis of user activity

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000172696A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Toshiba Corp ドキュメント管理システム
JP2002032388A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Ricoh Co Ltd 文書体系化方法、文書選択方法、文書管理装置、文書処理管理システム及び記録媒体
JP2005309727A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Hitachi Ltd ファイルシステム

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5619709A (en) * 1993-09-20 1997-04-08 Hnc, Inc. System and method of context vector generation and retrieval
JP3195752B2 (ja) * 1997-02-28 2001-08-06 シャープ株式会社 検索装置
JPH10326289A (ja) * 1997-03-28 1998-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報提供方法、システムおよびそのプログラムを格納した記憶媒体
JP3547069B2 (ja) 1997-05-22 2004-07-28 日本電信電話株式会社 情報関連づけ装置およびその方法
US6012053A (en) 1997-06-23 2000-01-04 Lycos, Inc. Computer system with user-controlled relevance ranking of search results
US6119117A (en) 1997-07-15 2000-09-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Document management method, document retrieval method, and document retrieval apparatus
JPH1139293A (ja) 1997-07-15 1999-02-12 Toshiba Corp 文書管理方法、文書検索方法、及び文書検索装置
JPH11143912A (ja) 1997-09-08 1999-05-28 Fujitsu Ltd 関連文書表示装置
US6865715B2 (en) 1997-09-08 2005-03-08 Fujitsu Limited Statistical method for extracting, and displaying keywords in forum/message board documents
US5974412A (en) * 1997-09-24 1999-10-26 Sapient Health Network Intelligent query system for automatically indexing information in a database and automatically categorizing users
US6134532A (en) 1997-11-14 2000-10-17 Aptex Software, Inc. System and method for optimal adaptive matching of users to most relevant entity and information in real-time
JPH11250080A (ja) 1998-02-27 1999-09-17 Toshiba Corp 業務支援システムおよび業務支援方法
JPH11265378A (ja) 1998-03-17 1999-09-28 Ntt Data Corp 自動情報検索装置及び文書作成支援システム
EP1285365A4 (en) 2000-03-28 2004-01-21 Dana Farber Cancer Inst Inc MOLECULAR DATABASE FOR ANTIBODY CHARACTERIZATION
US6990631B2 (en) 2000-07-14 2006-01-24 Ricoh Company, Ltd. Document management apparatus, related document extracting method, and document processing assist method
NL1016056C2 (nl) 2000-08-30 2002-03-15 Koninkl Kpn Nv Methode en systeem voor personalisatie van digitale informatie.
US7007294B1 (en) * 2000-10-30 2006-02-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for automatic generation of query search terms for a program recommender
US20020147754A1 (en) * 2001-01-31 2002-10-10 Dempsey Derek M. Vector difference measures for data classifiers
US6778979B2 (en) * 2001-08-13 2004-08-17 Xerox Corporation System for automatically generating queries
US6928639B2 (en) 2001-09-11 2005-08-09 International Business Machines Corporation Time-interval based monitor function for dynamic insertion into and removal from a running application
US20030131016A1 (en) * 2002-01-07 2003-07-10 Hanny Tanny Automated system and methods for determining the activity focus of a user a computerized environment
US7665024B1 (en) * 2002-07-22 2010-02-16 Verizon Services Corp. Methods and apparatus for controlling a user interface based on the emotional state of a user
US7197366B2 (en) * 2003-05-15 2007-03-27 International Business Machines Corporation Method and system for administering devices including an action log
US7162473B2 (en) * 2003-06-26 2007-01-09 Microsoft Corporation Method and system for usage analyzer that determines user accessed sources, indexes data subsets, and associated metadata, processing implicit queries based on potential interest to users
US7225187B2 (en) * 2003-06-26 2007-05-29 Microsoft Corporation Systems and methods for performing background queries from content and activity
US7496563B2 (en) * 2004-08-04 2009-02-24 International Business Machines Corporation Method for locating documents a user has previously accessed
US7707284B2 (en) * 2005-08-03 2010-04-27 Novell, Inc. System and method of searching for classifying user activity performed on a computer system
US7664746B2 (en) 2005-11-15 2010-02-16 Microsoft Corporation Personalized search and headlines
US7451162B2 (en) 2005-12-14 2008-11-11 Siemens Aktiengesellschaft Methods and apparatus to determine a software application data file and usage
US20070299631A1 (en) 2006-06-27 2007-12-27 Microsoft Corporation Logging user actions within activity context
US8407213B2 (en) 2006-08-31 2013-03-26 Ektimisi Semiotics Holdings, Llc System and method for identifying a location of interest to be named by a user

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000172696A (ja) * 1998-12-03 2000-06-23 Toshiba Corp ドキュメント管理システム
JP2002032388A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Ricoh Co Ltd 文書体系化方法、文書選択方法、文書管理装置、文書処理管理システム及び記録媒体
JP2005309727A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Hitachi Ltd ファイルシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010134173A1 (ja) * 2009-05-20 2010-11-25 富士通株式会社 情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラム
JP5522166B2 (ja) * 2009-05-20 2014-06-18 富士通株式会社 情報処理装置、通信制御方法および通信制御プログラム
US8793266B2 (en) 2010-09-30 2014-07-29 International Business Machines Corporation Graphical user interface for a search query
WO2014057529A1 (ja) * 2012-10-09 2014-04-17 富士通株式会社 情報探索支援方法及び情報処理装置
JP5846314B2 (ja) * 2012-10-09 2016-01-20 富士通株式会社 情報探索支援方法及び情報処理装置
JP2015170214A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20080027915A1 (en) 2008-01-31
JP4922692B2 (ja) 2012-04-25
EP1884877A1 (en) 2008-02-06
US8595229B2 (en) 2013-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4922692B2 (ja) 検索クエリー作成装置
EP2478431B1 (en) Automatically finding contextually related items of a task
KR101377389B1 (ko) 다차원 검색 시스템, 다차원 검색을 수행하는 컴퓨터 구현 방법 및 컴퓨터 실행가능 시스템
US8255399B2 (en) Data classifier
US7693817B2 (en) Sensing, storing, indexing, and retrieving data leveraging measures of user activity, attention, and interest
US9043413B2 (en) System and method for extracting, collecting, enriching and ranking of email objects
JP5329540B2 (ja) ユーザ中心の情報探索方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体およびユーザ中心の情報探索システム
TW201027375A (en) Search system, search method and program
US20090113281A1 (en) Identifying And Displaying Tags From Identifiers In Privately Stored Messages
US8037403B2 (en) Apparatus, method, and computer program product for extracting structured document
Aliakbary et al. Web page classification using social tags
US8195458B2 (en) Open class noun classification
JP5272585B2 (ja) 情報処理装置、情報分類方法及びプログラム
JP5127553B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
Wang et al. An automatic online news topic keyphrase extraction system
EP3040932A1 (en) A method for tracking discussion in social media
KR101544603B1 (ko) 개인화된 웹 정보 제공 장치 및 방법
Beel Retrieving data from mind maps to enhance search applications
JP5488334B2 (ja) 関係コンテンツ評価装置、関係コンテンツ評価システムおよび関係コンテンツ評価方法
Steinberger et al. Continuous Multi-Source Information Gathering and Classification
JP2010066888A (ja) 同文字異議語の検索装置
Kumar et al. Enhancing the Search Results through Web Structure Mining Using Frequent Pattern Analysis and Linear Correlation Method
JPH11345245A (ja) データ入出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees