JPH11345245A - データ入出力装置 - Google Patents

データ入出力装置

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JPH11345245A
JPH11345245A JP10166264A JP16626498A JPH11345245A JP H11345245 A JPH11345245 A JP H11345245A JP 10166264 A JP10166264 A JP 10166264A JP 16626498 A JP16626498 A JP 16626498A JP H11345245 A JPH11345245 A JP H11345245A
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JP
Japan
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data
information
index
output device
input
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JP10166264A
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English (en)
Inventor
Katsumasa Shirai
克昌 白井
Nobuyoshi Doumen
信義 堂免
Kazuo Masai
一夫 正井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の自動インデキシング、全文検索方式で
は、データそのものに含まれる情報しか検索条件に指定
できないため、ユーザはデータ入力時の状況といったデ
ータ外の情報を使用して直感的に検索することができな
い。 【解決手段】データ入力時にデータ外情報を自動的に取
得してインデキシングし、検索時にデータ外情報を検索
条件として指定可能とする。また、データ内容を自動分
類して階層構造を作成し、分類した階層構造の特異な変
化を見て階層構造をたどりデータに到達する。 【効果】データ外情報を使用して検索を行うことによ
り、ユーザがデータの内容を正確に知らない、または、
覚えていない場合にも直感的な検索ができる。また、デ
ータ内容を自動分類しておき、参照時に分類した階層構
造の特異な変化を見て階層構造をたどりデータを検索す
ることで、見たことのないデータにも到達することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機上に構築す
るデータ入出力システムに関し、特に、データ外情報の
インデクスを利用して、ユーザが直感的な検索を行うこ
とを可能とした、データ入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザが入手したデータを後で利
用するためには、データの内容を参照し、データの内容
に応じた分類をユーザ自身が行ってデータを格納してお
く必要があった。このような、ユーザの指示に従ってデ
ータを格納する手段としては、光ディスクへのファイリ
ングシステム等が現実に利用できる。
【0003】また、データ入力時には分類を行わずにデ
ータ利用時に検索する方式にもいくつかの公知例があ
る。データの全文を検索することで、求めるデータを検
索する方式として「特開平6−149882号、全文デ
ータベース検索装置」、文書データから検索キーを抽出
してインデキシングする方法として「特開平9−160
929号、文書処理装置及び方法」などの公知例があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような全文検索
方式、及び、文書から検索キーを抽出してインデキシン
グする方式では、検索条件として指定できる条件はデー
タに含まれる文字列のみであり、人間が紙を束ねた形式
のファイルを検索する際に、直感的に探すための情報と
して利用している、いつ頃にどこから誰が処理したとい
ったようなデータの外にある情報は検索条件になり得
ず、ユーザがデータの内容を正確に知っている必要があ
る、といった問題がある。
【0005】本発明は、検索対象のデータの外にある各
種のデータ外情報をインデクス情報として検索を行える
ようにすることによって、ユーザがデータを検索する条
件を正確に知っていない、または、覚えていない場合に
も検索することができるデータ入出力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、計算機上で、データの外に
あるデータ外情報を取り込み、該データを、該データ外
情報をインデクスとして、インデキシングするインデキ
シング手段と、検索時には、検索条件として該データ外
情報を使用して該データを検索する検索手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、計算機上で、デー
タの内容に基づく分類項目の自動生成、または、予め指
定された階層構造の定義によって、入力データを階層構
造に分類する手段と、検索時には、該階層構造をたどる
ことにより目的のデータを検索する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
データ入出力装置において、前記データ外情報のインデ
キシング手段は、日付及び時刻をキーとして、データを
格納しようとするデータベース以外のデータベースから
情報を取得し、その内容をインデクス情報とすることを
特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
データ入出力装置において、前記データ外情報のインデ
キシング手段は、データ入出力装置のハードウェア情
報、キーボード入力操作、及び表示画面などのデータ外
情報を保存しておき、インデクス作成時に、データ操作
の日付及び時刻からデータ入力の該当時間帯のデータ外
情報を切り出してインデクス情報として追加することを
特徴とする。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項3または4
に記載されたデータ入力装置において、前記データ外情
報のインデキシング手段は、データ入力時のみでなく、
参照時にも参照時のデータ外情報を取得し、インデキシ
ングすることを特徴とする。
【0011】請求項6に係る発明は、請求項3または請
求項4に記載されたデータ入力装置において、データ外
情報のインデキシング手段は、データとインデクスとの
間で双方向にポインタを保持することにより、検索され
たデータからチェインされた別のインデクスを参照し、
そのインデクスから更にデータを検索して出力すること
を特徴とする。
【0012】請求項7に係る発明は、請求項2に記載の
データ入出力装置において、データを分類する手段は、
階層構造に分割、かつ、あるしきい値を越えた場合には
再分割し、データ検索時には、ナビゲーション装置によ
って階層構造の特異な変化をユーザに通知することを特
徴とする。
【0013】請求項8に係る発明は、請求項2のデータ
入出力装置において、データを分類する手段は、階層構
造に分割されたデータをユーザが参照するパタンを学習
し、該参照パタンに応じて表示方法の変更、または、分
割項目のメンテナンスを自動的に行うことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態におけるシス
テムの構成例のブロック図を示したものである。データ
入出力装置101には、データを操作するためのアプリ
ケーション群102から、またそれ以外にも外部から、
各種のデータが入力する。それらの入力データが、デー
タ入出力装置101に格納され、後で検索・出力される
対象データになる。
【0016】データ入出力装置101は、各種のアプリ
ケーションによって生成、または、外部から到着したデ
ータを、データ格納テーブル104に自動的に格納する
入力装置103と、データ入出力装置101の中に存在
するデータ外情報、または、個人情報データベース11
3や社会情報データベース114のようなデータ入出力
装置101の外に存在するデータ外情報を取得するため
のデータ外情報取得装置105と、データ外情報によっ
てインデクスを作成、及び、分類辞書とシソーラス10
7によってデータの分類インデクスを作成するインデキ
シング装置106と、インデキシング装置106によっ
て作成されたデータ外情報インデクス108及び分類イ
ンデクス115のメンテナンスを行うメンテナンス装置
109と、データ利用時にデータ外インデクスを利用し
たデータの検索と出力を行う出力装置111と、データ
の分類に従ってデータを検索するために使用するナビゲ
ーション装置110と、ナビゲーションの前回状態を保
存する前回状態116とを備えている。
【0017】出力装置111によって出力されたデータ
は、アプリケーション群112によって操作される。ア
プリケーション群112で操作されたデータは、同時
に、アプリケーション群102に相当し、そこでの参
照、更新等のデータ操作は、再度、入力装置103によ
って取り込まれインデキシングされる。
【0018】図2は、図1のシステムに於いて、インデ
キシング処理の概要を説明するためのフローチャートを
示したものである。図2において、S201は分類辞
書、及び、シソーラスの読み込み(図1の107から1
06への読み込み)を行うステップであり、S202で
辞書の内容に変更があるか否かを判定する。辞書に変更
がない場合はS204のステップに進む。辞書に変更が
ある場合はS203のステップに進む。S203は入力
済みの全データ(図1のデータ格納テーブル104に格
納されているデータ)をインデキシング処理の対象とし
て登録するステップである。S204は前回のインデキ
シング処理以降の新規入力データ(図1のデータ格納テ
ーブル104に新規に入力されたデータ)をインデキシ
ング処理の対象として登録するステップである。
【0019】次に、S205で対象データがまだあるか
否かの判定を行い、対象データがない場合にはインデキ
シング処理を終了してS201に戻る。対象データがあ
る場合には、S206のステップに進み、データ外情報
によるインデキシングを行う。データ外情報によるイン
デキシング処理の概要については、図3で説明する。S
207はデータの分類による分類インデクスを作成する
ステップである。データの分類による分類インデクスを
作成するための、辞書による分類のインデキシング処理
の概要については、図5で説明する。
【0020】図3は、図1のシステムにおけるデータ外
情報のインデキシング処理(図2のS206)の概要を
説明するためのフローチャートを示したものである。S
301はデータ外情報として取得したキーボード操作情
報をデータ操作の日付、時刻に対応させて切り出すステ
ップである。S302はS301で切り出したキーボー
ド操作情報をデータ外情報インデクス108にデータ外
インデクスとして追加するステップである。このS30
1とS302により、データ格納テーブル104に格納
されている対象データと、該対象データが操作・入力さ
れた日付、時刻ごろに行っていたキーボード操作とが、
対応付けられる。
【0021】S303はデータ外情報として取得した画
面キャプチャ情報を、データ操作の日付、時刻に対応さ
せて切り出すステップである。S304はS303で切
り出した画像をデータ外情報インデクス108にデータ
外インデクスとして追加するステップである。このS3
03とS304により、データ格納テーブル104に格
納されている対象データと、該対象データが操作・入力
された日付、時刻ごろに画面に表示されていた画像と
が、対応付けられる。
【0022】S305は社会情報をデータ外情報として
取得するために、ユーザの使用する計算機の中、また
は、外に存在するニュース等の社会情報データベース1
14を検索して、データ操作の日付、時刻に対応した社
会情報を取得するステップである。S306はS305
で取得した社会情報をデータ外情報インデクス108に
データ外インデクスとして追加するステップである。こ
のS305とS306により、データ格納テーブル10
4に格納されている対象データと、該対象データが操作
・入力された日付、時刻ごろのニュースなどの社会情報
とが、対応付けられる。
【0023】S307は個人情報をデータ外情報として
取得するために、ユーザの使用する計算機の中、また
は、外に存在する日記、家計簿等の個人情報データベー
ス113を検索して、データ操作の日付、時刻に対応し
た個人情報を取得するステップである。S308はS3
07で取得した個人情報をデータ外情報インデクス10
8にデータ外インデクスとして追加するステップであ
る。このS307とS308により、データ格納テーブ
ル104に格納されている対象データと、該対象データ
が操作・入力された日付、時刻ごろの日記、家計簿等の
個人情報とが、対応付けられる。
【0024】本実施の形態では、データ外情報として、
キーボード操作情報、画面キャプチャ情報、社会情報デ
ータベース、及び個人情報データベースを想定したが、
これらは利用システムによって、株価等の企業情報、ス
ポーツのイベント情報など様々な情報を用いてよい。
【0025】図4は、図1のシステムにおけるデータ外
情報インデクス108の概要を説明するための図を示し
たものである。上述の図3の処理により、図4のデータ
外情報インデクス401,404,409,412(図
1の108)にデータ外インデクスが追加される。
【0026】図4において、データ格納テーブル104
には、複数のデータ外情報インデクスからポイントされ
ているデータ格納領域407と、データ外情報インデク
スへのポインタ408を持つ。図1の入力装置103に
より入力したデータはデータ格納領域407に格納され
る。
【0027】社会状況インデクス401には、データ外
インデクスとして使用する社会情報402とデータへの
ポインタ403を持つ。社会状況インデクス401に格
納する社会情報は、例えば、新聞社が公開しているニュ
ースデータベース、商用の専門情報データベース等から
取得することができる。検索時には、検索者の指定した
ニュースのキーワードから、その日付、時刻に操作して
いたデータ(データ格納テーブル104に格納されたデ
ータ)にマッピングする。個人状況インデクス404に
は、データ外インデクスとして使用する個人情報405
とデータへのポインタ406を持つ。個人状況インデク
スに格納する個人情報は、例えば、個人で蓄積している
日記データや家計簿データ等から取得することができ
る。検索時には、検索者の指定した個人的なでき事のキ
ーワードからその日付、時刻に操作していたデータにマ
ッピングする。
【0028】操作情報インデクス409には、データ外
インデクスとして使用する操作情報410とデータへの
ポインタ411を持つ。操作状況インデクスに格納する
操作情報は、例えば、各アプリケーションに追加される
操作の取得装置によって採取される、複数のページにま
たがる改ページを行った、電子メールを出す添付ファイ
ルにした、プリントアウトを大量に行った、等のユーザ
の操作に関する情報である。検索時には、検索者の指定
した操作の行為をしていたデータにマッピングする。画
面キャプチャインデクス412には、データ外インデク
スとして使用する画像情報413とデータへのポインタ
414を持つ。画像情報インデクスに格納する画像情報
は、例えば、定期的に画面全体の画像をキャプチャして
おくことで取得することができる。検索時には、検索者
の検索画面をキャプチャした画像から、類似した画像で
操作していたデータにマッピングする。
【0029】これらのデータ外情報インデクスは、ユー
ザがデータを検索する際に、検索条件から次々に関連す
る情報をチェインするインデクスとしても使用される。
例えば、ある事件があった頃に参照したデータをユーザ
が検索するときは、社会状況インデクス401から該当
する事件を検索し、そこからポイントされているデータ
を検索結果として出力する。その際に、一致するキーワ
ード等のユーザが指定した別の条件式によってもフィル
タリングされユーザに表示される。ユーザは、検索結果
から更にデータを選択してそのデータに関連する検索を
行うことができる。ユーザから指定されたデータ407
は、データ外情報インデクスへのポインタ408を使用
して、個人状況インデクス404等の別のインデクス情
報に関連付けられ、その個人情報405からデータへの
ポインタ406を使用して検索されたデータが次の検索
結果として出力される。この繰り返しにより、ユーザが
ある事象を最初の検索条件として、関連するデータを参
照しながら次々に検索していくことを可能とする。
【0030】図5は、図1のシステムに於いて、辞書に
よる分類のインデキシング処理の概要を説明するための
フローチャートを示したものである。S501は現在の
分類状態の読み込み(図1の分類インデクス115から
インデキシング装置106に読み込む)を行うステップ
である。S502は分類項目の特徴抽出を行うステップ
である。これは、データ(データ格納テーブル104の
データ)の内容を解析し、語の出現頻度等の特徴を使用
して分類項目を生成し分類辞書へ追加する自動的な処理
である。なお、S502のステップは、ユーザがあらか
じめ分類項目を指定しておき、読み込みのみとする方式
でもよい。
【0031】S503は未処理の分類項目があるか否か
を判定するステップであり、分類辞書中の全項目につい
ての分類が終了して分類項目がなくなった場合、分類処
理を終了する。分類項目がまだある場合には、S504
に進む。S504は、データ(データ格納テーブル10
4のデータ)から、分類項目とシソーラスに登録された
同義語を全文検索するステップである。S505は分類
に該当するか否か(すなわち、データ中に分類項目また
はその同義語があるか否か)の判定を行う。該当しない
場合(データ中に分類項目とその同義語がない場合)に
はS503に戻る。該当する場合(データ中に分類項目
またはその同義語がある場合)には、S506のステッ
プに進む。S506は、分類インデクス中の該当分類項
目に、そのデータの識別子を追加して、分類インデクス
を更新するステップである。S507は該当分類項目の
件数がしきい値を超えたかを判定する。しきい値を超え
ていない場合にはS503に戻る。しきい値を超えた場
合には、分類項目を分割するステップS508に進む。
【0032】図6は、図1のシステムにおける、分類辞
書による分類インデクスの概要を説明するための図を示
したものである。データ格納テーブル104には、分類
インデクスからポイントされているデータ格納領域40
7と、分類インデクスへのポインタ408を持つ。分類
辞書601には、ユーザがあらかじめ定義している、ま
たは、図5に示したS502のステップでデータから自
動抽出され追加された分類項目の階層構造があり、シソ
ーラス602には、データの分類に使用するための分類
項目の同義語定義及び概念の包含関係の定義等がなされ
ている。分類インデクス115は、分類辞書601とシ
ソーラス602によって生成された分類の階層構造に従
い、図5に示した処理手順に従ってデータを分類した階
層構造のインデクスである。分類インデクス115の階
層は、分類辞書601の階層のサブセットになってお
り、未分割の分類があることを示す。分類されたデータ
の件数がしきい値を超える前に過剰な分類をされること
がなくなり、ユーザがナビゲーションによってデータを
検索する際の操作性も向上する。
【0033】図7は、図1のシステムに於いて、ナビゲ
ーション操作の処理概要を説明するための図を示したも
のである。S701のステップは、ナビゲーション開始
時に分類インデクス115と前回状態116を参照し、
ナビゲーション画面を表示する。本ナビゲーション画面
表示処理の概要については、図8で詳細に述べる。
【0034】S702のステップからS707のステッ
プは、ナビゲーション操作処理に於いて分類インデクス
115と前回状態116のメンテナンス処理の概要を示
したものである。S702のステップは、ユーザによっ
て指定された該当分類項目の表示指示を受付ける。S7
03は該当分類項目の一覧等の詳細を表示するステップ
である。S704は分類項目701をキーとして前回状
態116内の参照累計回数のインクリメントを行うステ
ップである。S705は分類項目701をキーとして前
回状態116内の件数702、参照累計回数704、最
終参照日時706を使用して、参照頻度705を計算す
るステップである。S706のステップで、参照頻度が
所定のしきい値を越えたかの判定を行う。しきい値を越
えている場合にはS707のステップに進む。しきい値
を越えていない場合にはS702のステップに戻りユー
ザの指示を待つ。S707のステップでは、分類インデ
クス内に持つ項目分割のしきい値を変更し、参照頻度の
高い項目については早めに分類階層が分割される等の学
習を自動的に行う。
【0035】図8は、図7のS701のナビゲーション
画面表示処理の概要を説明するための図を示したもので
ある。S801はユーザからのナビゲーション画面表示
指示を受け付けるステップである。S802は前回表示
時の状態116を読み出すステップである。S803の
ステップで、分類項目がまだあるかの判定を行う。まだ
ある場合は、S804およびS805のステップに進
む。もうない場合は、S808のステップに進む。S8
04は前回のナビゲーション以降に階層構造に変更があ
るか否かを判定する。変化がない場合はS803のステ
ップに戻る。変化がある場合はS806のステップに進
み、構造変化があることのマークを行う。S805は前
回のナビゲーション以降に件数変化の増加がしきい値を
越えてあったか否かを判定する。しきい値を越えた変化
がない場合はS803のステップに戻る。しきい値を越
えた変化がある場合はS807のステップに進み、件数
変化があることのマークを行う。
【0036】S808は項目毎の参照回数で整列処理を
行うステップである。これにより、ナビゲーション装置
で参照回数の多いものほど上位に表示するような配置を
行う。S809は階層構造をナビゲーション装置に表示
するステップである。S810は今回のナビゲーション
画面表示時の階層構造を保存するステップであり、次回
のナビゲーション画面表示処理で前回表示時の状態とし
て使用される。S809のステップの結果、表示される
ナビゲーション表示画面例801では、件数変化のマー
ク802、構造変化のマーク803を表示した例を示し
ている。本例では変化のマークを網掛けで示したが、点
滅させる、または、色を変化させる、または、タグを追
加する等によってユーザに通知する等の方式を採っても
よい。ナビゲーション装置では、これらのマークにより
操作性を向上することで、ユーザの検索を支援する。
【0037】次に、ユーザがデータを利用する際の本発
明の適用例について説明する。計算機上のデータは、イ
ンターネットの利用に代表されるサイバースペースの実
現が進むにつれて爆発的に増大しつつある。従来のワー
プロや表計算等のデータに加え、WWWのようなネット
ワークを介しての計算機の外の情報の参照によるデータ
の取り込み、更に、電子メールやWWWでのプッシュ型
コンテンツのような配信されるデータが存在する。これ
らのデータをユーザがすべて参照し分類して格納するこ
とは困難な状況であり、かつ、分類格納した情報を後で
取り出すことも容易ではない。本発明を適用すること
で、これらのサイバースペースに於いて入手するデータ
を自動的に分類格納し、後で、データの内容を正確に覚
えていない、または、データの内容を全く知らない場合
にも、検索することができる。
【0038】以上ではサイバースペースでの適用例を上
げたが、本発明は個人データの巨大ファイリングシステ
ムとしての利用、ドキュメントを共用したシステム開発
作業のリポジトリとしての利用、商用データベースの格
納庫としての利用、営業活動情報を蓄積して分析するよ
うなデータウェアハウスとしての利用、等のシステムに
応用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ユーザデータの外にある社会状況、個人状況、キーボー
ド操作、画面キャブチャ等のデータ外情報を自動抽出
し、データ操作の日時に対応させて自動インデキシング
を行い、データの検索時には、データ外情報を検索条件
とすること、及び、検索データからポイントされたデー
タ外情報インデクスを使用して関連データを繰り返し検
索することによって、ユーザがデータを検索する条件を
正確に知っていない、または、覚えていない場合にも検
索することができる。また、データの内容を分類辞書、
及び、シソーラスを使用して階層構造にした分類インデ
クスを作成し、ナビゲーション装置によって参照するこ
とによって、分類した階層構造の特異な変化を見ながら
検索することができる。
【0040】このデータ入出力装置によって、計算機上
で生成された、または、計算機の外から到着した全ての
データを格納しておき、ユーザが本当にデータを利用し
たい時点で、検索、参照することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステムの構成を
示すブロック図
【図2】上記実施実施の形態に於いて、インデキシング
処理の概要を説明するためのフローチャート図
【図3】上記実施の形態に於いて、データ外情報のイン
デキシング処理の概要を説明するためのフローチャート
【図4】上記実施の形態に於いて、データ外情報インデ
クスの概要を説明するための図
【図5】上記実施の形態に於いて、辞書による分類のイ
ンデキシング処理の概要を説明するためのフローチャー
ト図
【図6】上記実施の形態に於いて、辞書による分類イン
デクスの概要を説明するための図
【図7】上記実施の形態に於いて、ナビゲーション操作
の処理概要を説明するための図
【図8】上記実施の形態に於いて、ナビゲーション画面
表示処理の概要を説明するための図
【符号の説明】
101…データ入出力装置、102…アプリケーション
群、103…入力装置、104…データ格納テーブル、
105…データ外情報取得装置、106…インデキシン
グ装置、107…分類辞書、108…インデクス群、1
09…メンテナンス装置、110…ナビゲーション装
置、111…出力装置、112…アプリケーション群、
113…個人情報データベース、114…社会情報デー
タベース、115…分類インデクス、116…前回状
態、401…社会状況インデクス、402…社会情報、
403…データへのポインタ、404…個人状況インデ
クス、405…個人情報、406…データへのポイン
タ、407…データ、408…インデクスへのポイン
タ、409…操作情報インデクス、410…操作情報、
411…データへのポインタ、412…画面キャプチャ
インデクス、413…画像情報、414…データへのポ
インタ、601…分類辞書、602…シソーラス、70
1…分類項目、702…件数、703…前回件数、70
4…参照累計回数、705…参照頻度、706…最終参
照日時、801…ナビゲーション表示画面例、802…
件数変化のマーク、803…構造変化のマーク。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機上で、データの外にあるデータ外情
    報を取り込み、該データを、該データ外情報をインデク
    スとして、インデキシングするインデキシング手段と、 検索時には、検索条件として該データ外情報を使用して
    該データを検索する検索手段とを備えたことを特徴とす
    るデータ入出力装置。
  2. 【請求項2】計算機上で、データの内容に基づく分類項
    目の自動生成、または、予め指定された階層構造の定義
    によって、入力データを階層構造に分類する手段と、 検索時には、該階層構造をたどることにより目的のデー
    タを検索する手段とを備えたことを特徴とするデータ入
    出力装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のデータ入出力装置におい
    て、前記データ外情報のインデキシング手段は、日付及
    び時刻をキーとして、データを格納しようとするデータ
    ベース以外のデータベースから情報を取得し、その内容
    をインデクス情報とすることを特徴とするデータ入出力
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のデータ入出力装置におい
    て、前記データ外情報のインデキシング手段は、データ
    入出力装置のハードウェア情報、キーボード入力操作、
    及び表示画面などのデータ外情報を保存しておき、イン
    デクス作成時に、データ操作の日付及び時刻からデータ
    入力の該当時間帯のデータ外情報を切り出してインデク
    ス情報として追加することを特徴とするデータ入出力装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載されたデータ入力
    装置において、前記データ外情報のインデキシング手段
    は、データ入力時のみでなく、参照時にも参照時のデー
    タ外情報を取得し、インデキシングすることを特徴とす
    るデータ入出力装置。
  6. 【請求項6】請求項3または請求項4に記載されたデー
    タ入力装置において、データ外情報のインデキシング手
    段は、データとインデクスとの間で双方向にポインタを
    保持することにより、検索されたデータからチェインさ
    れた別のインデクスを参照し、そのインデクスから更に
    データを検索して出力することを特徴とするデータ入出
    力装置。
  7. 【請求項7】請求項2に記載のデータ入出力装置におい
    て、データを分類する手段は、階層構造に分割、かつ、
    あるしきい値を越えた場合には再分割し、データ検索時
    には、ナビゲーション装置によって階層構造の特異な変
    化をユーザに通知することを特徴とするデータ入出力装
    置。
  8. 【請求項8】請求項2のデータ入出力装置において、デ
    ータを分類する手段は、階層構造に分割されたデータを
    ユーザが参照するパタンを学習し、該参照パタンに応じ
    て表示方法の変更、または、分割項目のメンテナンスを
    自動的に行うことを特徴とするデータ入出力装置。
JP10166264A 1998-05-31 1998-05-31 データ入出力装置 Pending JPH11345245A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009099148A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Palo Alto Research Center Inc ディジタル情報探査方法

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JP2009099148A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Palo Alto Research Center Inc ディジタル情報探査方法

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