JP2008033681A - 個人認証方法及び個人認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光の映り込みを含む虹彩画像であっても本人認証可能な虹彩情報を生成し得る個人認証方法及び個人認証装置を提供する。
【解決手段】 利用者の目を撮影する撮影手段と、撮影した画像からアイリスコードを生成するアイリスコード生成手段と、アイリスコードと登録アイリスコードとを比較して一致、不一致を判定する判定手段と、判定が不一致であると、リトライ撮影を指示する制御手段と、少なくともリトライ撮影時に虹彩への光の映り込み位置が異なるよう利用者を誘導する誘導手段と、リトライ撮影の画像から生成したアイリスコードが登録アイリスコードと不一致であると、複数の画像から虹彩画像を抽出し、各虹彩画像の各画素の値を平均演算した平均演算画像を生成する平均演算画像生成手段と、平均演算画像からアイリスコードを生成するようアイリスコード生成手段に指示するアイリスコード生成指示手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用者から取得した虹彩情報と、予め利用者が登録した登録虹彩情報とを照合して利用者の本人認証を行う個人認証方法及び個人認証装置に関し、特に太陽光や人口照明などの外光下での虹彩情報を用いた本人認証の精度を向上させる個人認証方法及び個人認証装置に関する。
従来、虹彩情報を用いる個人認証装置は、研究施設、企業の建物、マンションなどでの入退出管理、空港ゲートでの本人認証、端末へのログインシステムなどに利用されている。上記装置では、太陽光などの外光下において虹彩の撮影を行うと、利用者の目に該太陽光や周囲の風景などが映り込むため、閾値を越えた輝度の画素を含む虹彩画像が得られてしまう。このため、該虹彩画像から生成した虹彩情報と、予め登録した登録虹彩情報とを照合すると、利用者が本人であるにも関わらず高い確率で照合不一致が発生してしまう。そこで、上記装置においては、照合不一致と判定しても、1回以上のリトライ認証を行えるよう設定されているものが多い。
しかしながら、上記装置では、リトライ認証のために利用者の目(虹彩)を撮影しても、リトライ虹彩画像には、同様に光の映り込みが含まれてしまうため、該リトライ虹彩画像から生成される虹彩情報と、上記登録虹彩情報とを照合しても照合不一致となってしまう問題があった。
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、太陽光などの外光や周囲風景の映り込みを含む虹彩画像であっても本人認証可能な虹彩情報を生成し得る個人認証方法及び個人認証装置を提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
<構成1>
本発明の個人認証装置は、利用者の虹彩を含む目を撮影する撮影手段と、撮影した画像からアイリスコードを生成するアイリスコード生成手段と、生成したアイリスコードと格納部に予め格納した登録アイリスコードとを比較して一致、不一致を判定する判定手段と、判定が不一致であると、撮影手段にリトライ撮影を指示する制御手段とを備える個人認証装置において、少なくともリトライ撮影時に虹彩への光の映り込み位置が異なるよう利用者を誘導する誘導手段と、リトライ撮影の画像から生成したアイリスコードが登録アイリスコードと不一致であると、撮影した複数の画像から虹彩を表示する虹彩画像を抽出し、各虹彩画像の各画素の値を平均演算し、平均演算した画素値の平均演算画像を生成する平均演算画像生成手段と、生成した平均演算画像からアイリスコードを生成するようアイリスコード生成手段に指示するアイリスコード生成指示手段とを備えることを特徴とする。
上記構成において、制御手段は、撮影手段に対しリトライ撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする。
制御手段は、利用者からアイリスコード登録の指示を受けると、撮影手段に複数回の撮影の指示を行い、撮影した複数の画像から平均演算画像を生成するよう平均演算画像生成手段に指示する平均演算画像生成指示手段と、平均演算画像からアイリスコードを生成すると、生成したアイリスコードを格納部に格納する格納手段とを備えることを特徴とする。
制御手段は、撮影手段に対し撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする。
<構成2>
本発明の個人認証方法は、利用者の虹彩を含む目を撮影手段により撮影し、撮影した画像からアイリスコードを生成して生成したアイリスコードと登録アイリスコードとを比較して一致、不一致を判定し、判定が不一致であると、撮影手段にリトライ撮影を指示する個人認証方法において、少なくともリトライ撮影時に虹彩への光の映り込み位置が異なるよう利用者を誘導することと、リトライ撮影の画像から生成したアイリスコードが登録アイリスコードと不一致であると、撮影した複数の画像から虹彩を表示する虹彩画像を抽出し、各虹彩画像の各画素の値を平均演算し、平均演算した画素値の平均演算画像を生成することと、生成した平均演算画像からアイリスコードを生成するよう指示することとを特徴とする。
上記構成において、撮影手段に対しリトライ撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする。
利用者からアイリスコード登録の指示を受けると、撮影手段に複数回の撮影の指示を行い、撮影した複数の画像から平均演算画像を生成するよう指示することと、平均演算画像からアイリスコードを生成すると、生成したアイリスコードを格納部に格納することとを特徴とする。
撮影手段に対し撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする。
本発明によれば、太陽光などの映り込みを含む虹彩画像であっても本人認証可能な虹彩情報を生成することができる。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
<実施例1の構成>
本発明の実施例1に係る個人認証装置の一例としての携帯端末100の構成及び外形を図1、図2に示す。本発明の実施例1の携帯端末100は、図1、図2に示すように、端末全体を制御するための制御部101と、表示部102と、一時記憶部103と、入力部104と、撮影部105と、虹彩画像生成部106と、極座標画像生成部107と、アイリスコード生成部108と、登録アイリスコード記憶部109と、虹彩認証判定部110と、不認証回数カウント部111と、極座標画像バッファ112と、アイリスコードバッファ113と、平均演算極座標画像生成部114とを備える。ここで、本発明の携帯端末100は、例えば携帯電話などであり、該携帯電話へのログイン及び該携帯電話を用いた各種手続処理における本人認証手段として虹彩認証が用いられる。
利用者が携帯端末100の図示しない電源をONにすると、制御部101は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して該携帯端末100へのログインのために虹彩認証が必要であるので、目をカメラで撮影するよう指示する撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
また、利用者が入力部104に備える入力ボタンを用いて各種手続指示を入力すると、制御部101は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して携帯端末100を用いた手続処理に虹彩認証が必要であるので、目をカメラで撮影するよう指示する撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
そして、利用者が表示部102に表示された撮影指示通知情報もしくは後述するリトライ認証指示通知情報を参照し、撮影部105に備えるカメラを見つめながら入力部104に備える撮影ボタンを押下すると、制御部101は、撮影部105へ撮影を指示する。
撮影部105は、撮影の指示を受けると、該撮影部105に備える撮影用ライトを点灯させ、該撮影部105に備えるカメラで利用者を撮影する。そして、撮影部105が利用者を撮影すると、制御部101は、撮影画像を生成し、該撮影画像を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
利用者が上記撮影画像を参照し、該撮影画像が該利用者の目を含む画像であることを確認して入力部104に備える撮影画像確認ボタンを押下すると、制御部101は、虹彩画像生成部106へ虹彩画像の生成を指示する。
一方、利用者が上記撮影画像に該利用者の目が含まれていない、もしくは該撮影画像が鮮明でないことを確認して入力部104に備える撮影画像キャンセルボタンを押下すると、制御部101は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、上記撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
虹彩画像生成部106は、虹彩画像の生成の指示を受けると、上記撮影画像から虹彩領域の画像を抽出して虹彩画像を生成する。ここで、虹彩画像生成部106は、上記撮影画像から瞳孔を含む虹彩領域の画像を切り出し、該切り出した画像から瞳孔領域を抽出して虹彩領域のみの画像を示す虹彩画像を生成する。そして、虹彩画像生成部106が虹彩画像を生成すると、制御部101は、極座標画像生成部107へ極座標画像の生成を指示する。
極座標画像生成部107は、極座標画像の生成の指示を受けると、上記虹彩画像を画素毎に座標変換し、角度に対応させた画素の位置を示す極座標画像を生成する。ここで、極座標画像とは、横軸を虹彩領域の角度、縦軸を虹彩領域の内側から外側までの距離とし、各位置の画素が表示された画像である。そして、極座標画像生成部107が極座標画像を生成すると、制御部101は、該極座標画像を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成部108へアイリスコードの生成を指示する。
アイリスコード生成部108は、アイリスコードの生成の指示を受けると、上記極座標画像もしくは後述する平均演算極座標画像をN×M(N及びMは任意の整数)の升目に区切り、升目毎の特徴量を算出し、各特徴量を1か0に分けたアイリスコードを生成する。そして、アイリスコード生成部108がアイリスコードを生成すると、制御部101は、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、虹彩認証判定部110へ虹彩認証判定を指示する。
虹彩認証判定部110は、虹彩認証判定の指示を受けると、上記アイリスコードと、登録アイリスコード記憶部109で保持する予め登録された携帯端末100の保持者の登録アイリスコードとを照合して一致、不一致を判定する。ここで、虹彩認証判定部110では、上記アイリスコードと、上記登録アイリスコードとを比較し、該登録アイリスコードに対し該アイリスコードをシフトさせ、両アイリスコードのbit列の1、0の一致率が最大になる位置を示す最適シフト量を検出し、該最適シフト量分シフトさせたアイリスコードと、該登録アイリスコードとを照合して、一致、不一致を判定しているものとする。
そして、虹彩認証判定部110が一致と判定すると、制御部101は、利用者に対して携帯端末100の利用及び該携帯端末100を用いた各種手続処理を許可する。
一方、虹彩認証判定部110が不一致と判定すると、制御部101は、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、不認証回数をカウントする及び該カウント値を保持する機能を備え、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算する。
そして、不認証回数カウント部111のカウント値が1であると、制御部101は、一時記憶部103で保持する極座標画像を極座標画像1として極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持するアイリスコードをアイリスコード1としてアイリスコードバッファ113へ記憶する。
制御部101は、上記極座標画像1及びアイリスコード1を極座標画像バッファ112及びアイリスコードバッファ113へ記憶すると共に、利用者に対して再度目を撮影してリトライ認証するよう通知するためのリトライ認証指示通知情報を生成し、該リトライ認証指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。ここで、リトライ認証指示通知情報には、1回目の撮影と目の映り込みの位置を異ならせるために、利用者の体の向きを異ならせて撮影する指示も含まれるものとする。
そして、利用者が表示部102に備えるディスプレイに表示された上記リトライ認証指示通知情報を参照してリトライ認証のための撮影を行うと、はじめの認証時と同様に、極座標画像生成部107及びアイリスコード生成部108において極座標画像2及びアイリスコード2を生成し、虹彩認証判定部110において該アイリスコード2と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを比較して両アイリスコードの一致、不一致の判定を行う。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると、制御部101は、平均演算極座標画像生成部へ平均演算極座標画像の生成を指示する。
平均演算極座標画像生成部114は、極座標画像バッファ112で保持する前回の極座標画像1と、一時記憶部103で保持する今回の極座標画像2との虹彩位置を一致させ、光の映り込みの位置の異なる両極座標画像の各画素の値を平均演算して、映り込みによる輝度の影響を低減した平均極座標画像を生成するための部であり、補正角度算出部1141と、極座標画像角度補正部1142とで構成されている。
そして、平均演算極座標画像生成部114は、平均演算極座標画像の生成の指示を受けると、補正角度算出部1141へ上記極座標画像1と、上記極座標画像2との両極座標画像の虹彩位置を一致させるための補正角度の算出を補正角度算出部1141へ指示する。
補正角度算出部1141は、補正角度の算出の指示を受けると、アイリスコードバッファ113で保持するアイリスコード1と、一時記憶部103で保持するアイリスコード2とを比較し、該アイリスコード1に対し該アイリスコード2をシフトさせ、両アイリスコードのbit列の1、0の一致率が最大となる位置を示す最適シフト量を検出し、該最適シフト量に該当する補正角度を算出する。
そして、補正角度算出部1141が補正角度を算出すると、平均演算極座標画像生成部114は、両極座標画像の虹彩位置を一致させるために極座標画像2の角度補正を極座標画像角度補正部1142へ指示する。
極座標画像角度補正部1142は、角度補正の指示を受けると、一時記憶部103で保持する極座標画像2を上記算出した補正角度に基づいて角度補正を行う。
そして、極座標画像角度補正部1142が上記極座標画像2の角度補正を行うと、平均演算極座標画像生成部114は、極座標画像バッファ112で保持する極座標画像1と、上記角度補正を行った極座標画像2との虹彩位置を一致させ、両極座標画像の各画素の値を平均演算して平均演算極座標画像を生成する。
平均演算極座標画像生成部114が平均演算極座標画像を生成すると、制御部101は、該平均演算極座標画像を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成部108へアイリスコード生成を指示する。
不認証回数カウント部111のカウント値が3であると、制御部101は、利用者に対してリトライ認証が不一致であり、認証が不可であることを通知するための認証不可通知情報を生成し、該認証不可通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させ、処理を終了する。
<実施例1の動作>
次に、本発明の携帯端末100の実施例1の動作について図3に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、利用者は、携帯電話である携帯端末100において、1回目及びリトライ認証で認証不一致と判定されるが、平均演算極座標画像を用いた認証により本人認証され、該携帯端末100の保持するキャッシング機能を用いて支払いを行うものとする。
利用者が携帯端末100の入力部104に備える入力ボタンを用いて、例えば「キャッシング」の手続指示を入力すると、制御部101は、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して携帯端末100を用いた該「キャッシング」の手続処理における本人確認として、例えば「虹彩認証を行います。顔をカメラで撮影してください。」というメッセージを示す撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS101)。
そして、利用者が表示部102に表示された上記撮影指示通知情報を参照し、撮影部105に備えるカメラを見つめながら入力部104に備える撮影ボタンを押下すると、制御部101は、撮影部105へ撮影を指示する。
撮影部105は、撮影の指示を受けると、該撮影部105に備える撮影用ライトを点灯させ、該撮影部105に備えるカメラで利用者を撮影する(ステップS102)。そして、撮影部105が利用者を撮影すると、制御部101は、撮影画像を生成し、該撮影画像を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
利用者が上記撮影画像を参照し、該撮影画像が該利用者の目を含む画像であることを確認して入力部104に備える撮影画像確認ボタンを押下すると、制御部101は、虹彩画像生成部106へ虹彩画像の生成を指示する。
虹彩画像生成部106は、虹彩画像の生成の指示を受けると、上記撮影画像から虹彩領域の画像を抽出して虹彩画像1を生成する(ステップS103)。そして、虹彩画像生成部106が虹彩画像1を生成すると、制御部101は、極座標画像生成部107へ極座標画像の生成を指示する。
極座標画像生成部107は、極座標画像の生成の指示を受けると、上記虹彩画像1を画素毎に座標変換し、角度に対応させた画素の位置を示す極座標画像1を生成する(ステップS104)。そして、極座標画像生成部107が極座標画像1を生成すると、制御部101は、該極座標画像1を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成部108へアイリスコードの生成を指示する。
アイリスコード生成部108は、アイリスコードの生成の指示を受けると、上記極座標画像1をN×M(N及びMは任意の整数)の升目に区切り、升目毎の特徴量を算出し、各特徴量を1か0に分けたアイリスコード1を生成する(ステップS105)。そして、アイリスコード生成部108がアイリスコード1を生成すると、制御部101は、該アイリスコード1を一時記憶部103に記憶すると共に、虹彩認証判定部110へ虹彩認証判定を指示する。
虹彩認証判定部110は、虹彩認証判定の指示を受けると、上記アイリスコード1と、登録アイリスコード記憶部109で保持する予め登録された携帯端末100の保持者の登録アイリスコードとを照合して一致、不一致を判定する。
そして、虹彩認証判定部110が不一致と判定した場合(ステップS106)、制御部101は、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=1とする(ステップS107)。
不認証回数カウント部111のカウント値が1であると(ステップS108)、制御部101は、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持するアイリスコード1をアイリスコードバッファ113へ記憶する(ステップS109)。
制御部101は、上記極座標画像1及びアイリスコード1を極座標画像バッファ112及びアイリスコードバッファ113へ記憶すると共に、利用者に対して再度目を撮影してリトライ認証するよう通知するためのリトライ認証指示通知情報を生成し、例えば「認証が一致しません。リトライ認証を行いますので、体の向きを変化させてからカメラで目を撮影してください」というメッセージを示す該リトライ認証指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS110)。
そして、利用者が表示部102に表示された上記リトライ認証指示通知情報を参照し、体の向きを変化させて撮影部105に備えるカメラを見つめながら入力部104に備える撮影ボタンを押下すると、制御部101は、撮影部105へ撮影を指示する。
撮影部105は、撮影の指示を受けると、該撮影部105に備えるカメラで利用者を撮影する(ステップS102)。そして、撮影部105が利用者を撮影すると、制御部101は、撮影画像を生成し、該撮影画像を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
利用者が上記撮影画像を参照し、該撮影画像が該利用者の目を含む画像であることを確認して入力部104に備える撮影画像確認ボタンを押下すると、制御部101は、虹彩画像生成部106へ虹彩画像の生成を指示する。
虹彩画像生成部106は、虹彩画像の生成の指示を受けると、上記撮影画像から虹彩領域の画像を抽出して虹彩画像2を生成する(ステップS103)。そして、虹彩画像生成部106が虹彩画像2を生成すると、制御部101は、極座標画像生成部107へ極座標画像の生成を指示する。
極座標画像生成部107は、極座標画像の生成の指示を受けると、上記虹彩画像2から極座標画像2を生成する(ステップS104)。そして、極座標画像生成部107が極座標画像2を生成すると、制御部101は、該極座標画像2を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成部108へアイリスコードの生成を指示する。
アイリスコード生成部108は、アイリスコードの生成の指示を受けると、上記極座標画像2からアイリスコード2を生成する(ステップS105)。そして、アイリスコード生成部108がアイリスコード2を生成すると、制御部101は、該アイリスコード2を一時記憶部103に記憶すると共に、虹彩認証判定部110へ虹彩認証判定を指示する。
虹彩認証判定部110は、虹彩認証判定の指示を受けると、上記アイリスコード2と、登録アイリスコード記憶部109で保持する予め登録された携帯端末100の保持者の登録アイリスコードとを照合して一致、不一致を判定する。
そして、虹彩認証判定部110が不一致と判定する場合(ステップS106)、制御部101は、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=2とする(ステップS107)。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると(ステップS108)、制御部101は、平均演算極座標画像生成部114へ平均演算極座標画像の生成を指示する。
平均演算極座標画像生成部114は、平均演算極座標画像の生成の指示を受けると、補正角度算出部1141へ上記極座標画像1と、上記極座標画像2との虹彩位置を一致させるための補正角度の算出を補正角度算出部1141へ指示する。
補正角度算出部1141は、補正角度の算出の指示を受けると、アイリスコードバッファ113で保持するアイリスコード1と、一時記憶部103で保持するアイリスコード2とを比較し、該アイリスコード1に対し該アイリスコード2をシフトさせ、両アイリスコードのbit列の1、0の一致率が最大となる位置を示す最適シフト量を検出し、該最適シフト量に該当する補正角度を算出する(ステップS111)。
そして、補正角度算出部1141が補正角度を算出すると、平均演算極座標画像生成部114は、極座標画像バッファ112で保持する極座標画像1と、上記極座標画像2との虹彩位置を一致させるために、該極座標画像2の角度補正を極座標画像角度補正部1142へ指示する。
極座標画像角度補正部1142は、角度補正の指示を受けると、上記極座標画像2を上記算出した補正角度に基づいて角度補正を行う(ステップS112)。
そして、極座標画像角度補正部1142が上記極座標画像2の角度補正を行うと、平均演算極座標画像生成部114は、極座標画像バッファ112で保持する極座標画像1と、該角度補正を行った極座標画像2との虹彩位置を一致させ、光の映り込みの位置の異なる両極座標画像の各画素の値を平均演算して平均演算極座標画像を生成する(ステップS113)。
平均演算極座標画像生成部114が平均演算極座標画像を生成すると、制御部101は、該平均演算極座標画像を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成部108へアイリスコード生成を指示する。
アイリスコード生成部108は、アイリスコードの生成の指示を受けると、上記平均演算極座標画像からアイリスコードを生成する(ステップS114)。そして、アイリスコード生成部108がアイリスコードを生成すると、制御部101は、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、虹彩認証判定部110へ虹彩認証判定を指示する。
虹彩認証判定部110は、虹彩認証判定の指示を受けると、上記平均演算極座標画像から生成したアイリスコードと、登録アイリスコード記憶部109で保持する予め登録された携帯端末100の保持者の登録アイリスコードとを照合して一致、不一致を判定する。
そして、虹彩認証判定部110が一致と判定する場合(ステップS115)、制御部101は、利用者に対して携帯端末100の利用及び該携帯端末100を用いた例えばキャッシング処理を許可する(ステップS116)。
<実施例1の効果>
実施例1の携帯端末100によれば、1回目及びリトライによる虹彩認証が不一致であっても、平均演算極座標画像生成部114において極座標画像バッファ112で保持する極座標画像1と、一時記憶部103で保持する極座標画像2との虹彩位置を一致させ、光の映り込みの位置の異なる両極座標画像の各画素の値を平均演算して映り込みによる影響を低減させた平均演算極座標画像を生成するので、該平均演算極座標画像から利用者の本人認証が可能なアイリスコードを生成することができる。
<実施例2の構成>
実施例2は、実施例1の携帯端末100に備えられたアイリスコードバッファ113を不要とし、虹彩認証判定部110で認証判定を行うために用いる登録アイリスコードに対するアイリスコードの最適シフト量を検出するための最適シフト量検出部115と、1回目の認証が不一致であると、検出した最適シフト量1を記憶する最適シフト量バッファ116とを追加し、リトライ認証が不一致であると、平均演算極座標画像生成部114の補正角度算出部1141にはじめに検出した最適シフト量1と、リトライ時に検出した最適シフト量2との差分を示す差分シフト量に該当する補正角度を算出する機能を追加したものである。
本発明の実施例2に係る個人認証装置の一例としての携帯端末100aの構成を図4に示す。本発明の実施例2の携帯端末100aは、図4に示すように、端末全体を制御するための制御部101aと、表示部102と、一時記憶部103と、入力部104と、撮影部105と、虹彩画像生成部106と、極座標画像生成部107と、アイリスコード生成部108と、登録アイリスコード記憶部109と、虹彩認証判定部110aと、不認証回数カウント部111と、極座標画像バッファ112と、平均演算極座標画像生成部114aと、最適シフト量検出部115と、最適シフト量バッファ116とを備える。
アイリスコード生成部108がアイリスコードを生成すると、制御部101aは、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、最適シフト量検出部115へ一時記憶部103で保持するアイリスコードと、登録アイリスコード記憶部109で保持するアイリスコードとを照合するための、該登録アイリスコードに対する該アイリスコードの最適シフト量の検出を指示する。
最適シフト量検出部115は、最適シフト量の検出の指示を受けると、上記アイリスコードと、上記登録アイリスコードとを比較し、該登録アイリスコードに対し該アイリスコードをシフトさせ、両アイリスコードのbit列の1、0の一致率が最大となる位置を示す最適シフト量を検出する。
そして、最適シフト量検出部115が上記最適シフト量を検出すると、制御部101aは、該最適シフト量を一時記憶部103に記憶すると共に、虹彩認証判定部110aへ虹彩認証判定を指示する。
虹彩認証判定部110aは、虹彩認証判定の指示を受けると、一時記憶部103で保持するアイリスコードを上記最適シフト量分シフトさせ、該シフトさせたアイリスコードと、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録登録アイリスコードとを照合して、一致、不一致を判定する。
不認証回数カウント部111のカウント値が1であると、制御部101aは、一時記憶部103で保持する極座標画像を極座標画像1として極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持する最適シフト量を最適シフト量1として最適シフト量バッファ116へ記憶する。
制御部101aは、上記極座標画像1及び最適シフト量1を極座標画像バッファ112及び最適シフト量バッファ116へ記憶すると共に、利用者に対して再度目を撮影してリトライ認証するよう通知するためのリトライ認証指示通知情報を生成し、該リトライ認証指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
そして、利用者が表示部102に備えたディスプレイに表示された上記リトライ認証指示通知情報を参照してリトライ認証のための撮影を行うと、はじめの認証時と同様に、極座標画像生成部107において極座標画像2を生成し、最適シフト量検出部115において最適シフト量2を検出し、虹彩認証判定部110aにおいて、該最適シフト量2分シフトさせたアイリスコード2と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを比較して、両アイリスコードの一致、不一致の判定を行う。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると、制御部101aは、平均演算極座標画像生成部114aへ平均演算極座標画像の生成を指示する。
平均演算極座標画像生成部114aは、補正角度算出部1141aと、極座標画像角度補正部1142とで構成されている。そして、平均演算極座標画像生成部114aは、平均演算極座標画像の生成の指示を受けると、補正角度算出部1141aへ上記極座標画像1と、上記極座標画像との両極座標画像の虹彩位置を一致させるための補正角度の算出を補正角度算出部1141aへ指示する。
補正角度算出部1141aは、補正角度の算出の指示を受けると、最適シフト量バッファ116で保持する最適シフト量1と、一時記憶部103で保持する最適シフト量2との差分を示す差分シフト量を算出し、該差分シフト量に該当する補正角度を算出する。
そして、補正角度算出部1141aが補正角度を算出すると、平均演算極座標画像生成部114aは、両極座標画像の虹彩位置を一致させるために極座標画像の角度補正を極座標画像角度補正部1142へ指示する。
尚、その他の構成は実施例1の携帯端末100の構成と同じである。
<実施例2の動作>
次に、本発明に係る実施例2の携帯端末100aの動作について図5に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、利用者は、実施例1と同様に携帯電話である携帯端末100aにおいて、1回目及びリトライ認証で認証不一致と判定されるが、平均演算極座標画像を用いた認証により本人認証され、該携帯端末100aの保持するキャッシング機能を用いて支払いを行うものとする。
実施例2のステップS201〜S205の動作は、実施例1のステップS101〜S105の動作と同じである。
アイリスコード生成部108がアイリスコードを生成すると、制御部101aは、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、最適シフト量検出部115へ該登録アイリスコードに対する該アイリスコードの最適シフト量の検出を指示する。
最適シフト量検出部115は、最適シフト量の検出の指示を受けると、上記アイリスコードと、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを比較し、該登録アイリスコードに対し該アイリスコードをシフトさせ、両アイリスコードのbit列の1、0の一致率が最大となる位置を示す最適シフト量を検出する(ステップS206)。
そして、最適シフト量検出部115が上記最適シフト量を検出すると、制御部101aは、該最適シフト量を一時記憶部103に記憶すると共に、虹彩認証判定部110aへ虹彩認証判定を指示する。
虹彩認証判定部110aは、虹彩認証判定の指示を受けると、一時記憶部103で保持するアイリスコードを上記最適シフト量分シフトさせ、該シフトさせたアイリスコードと、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録登録アイリスコードとを照合して、一致、不一致を判定する。
そして、虹彩認証判定部110aが不一致と判定した場合(ステップS207)、制御部101aは、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=1とする(ステップS208)。
不認証回数カウント部111のカウント値が1であると(ステップS209)、制御部101aは、一時記憶部103で保持する極座標画像を極座標画像1として極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持する最適シフト量を最適シフト量1として最適シフト量バッファ116へ記憶する(ステップS210)。
制御部101aは、上記極座標画像1及び最適シフト量1を極座標画像バッファ112及び最適シフト量バッファ116へ記憶すると共に、利用者に対して再度目を撮影してリトライ認証するよう通知するためのリトライ認証指示通知情報を生成し、例えば「認証が一致しません。リトライ認証を行いますので、体の向きを変化させてからカメラで目を撮影してください」というメッセージを示す該リトライ認証指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS211)。
そして、利用者が表示部102に備えたディスプレイに表示された上記リトライ認証指示通知情報を参照してリトライ認証のための撮影を行うと、はじめの認証時と同様にステップS202〜S206の動作を行い、極座標画像生成部107において極座標画像2を生成し、最適シフト量検出部115において最適シフト量2を検出し、虹彩認証判定部110aにおいて、該最適シフト量2分シフトさせたアイリスコード2と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを比較して、両アイリスコードの一致、不一致の判定を行う。
そして、虹彩認証判定部110aが不一致と判定する場合(ステップS207)、制御部101aは、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=2とする(ステップS208)。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると(ステップS209)、制御部101aは、平均演算極座標画像生成部114aへ極座標画像の生成を指示する。
平均演算極座標画像生成部114aは、平均演算極座標画像の生成の指示を受けると、補正角度算出部1141aへ極座標画像バッファ112で保持する極座標画像1と、一時記憶部103で保持する極座標画像との両極座標画像の虹彩位置を一致させるための補正角度の算出を補正角度算出部1141aへ指示する。
補正角度算出部1141aは、補正角度の算出の指示を受けると、最適シフト量バッファ116で保持するシフト量1と、一時記憶部103で保持する最適シフト量との差分を示す差分シフト量を算出し、該差分シフト量に該当する補正角度を算出する(ステップS212)。
そして、補正角度算出部1141aが補正角度を算出すると、平均演算極座標画像生成部114aは、両極座標画像の虹彩位置を一致させるために極座標画像の角度補正を極座標画像角度補正部1142へ指示する。
実施例2のステップS213〜S217の動作は、実施例1のステップS112〜S116の動作と同じである。
<実施例2の効果>
実施例2の個人認証装置によれば、最適シフト量検出部115において、上記アイリスコードと、上記登録アイリスコードとの最適シフト量を検出し、はじめの認証が不一致であると、最適シフト量1を最適シフト量バッファ116に記憶し、リトライ認証が不一致であると、平均演算極座標画像生成部114aの補正角度算出部1141aにおいて、前回の最適シフト量1と、今回の最適シフト量2との差分から補正角度を算出するようにしたので、実施例1の個人認証装置と比べ、平均演算極座標画像の生成処理を短時間で行うことができる。
<実施例3の構成>
実施例3は、実施例1の携帯端末100に備えられたアイリスコードバッファ113を不要とし、リトライ認証が不一致であると、平均演算極座標画像生成部114の補正角度算出部1141の代わりに極座標画像バッファ112で保持する前回の極座標画像1と、一時記憶部103で保持する今回の極座標画像2との各画素のトレンド(むら)の除去を行う極座標画像トレンド除去部1143と、トレンド除去した両極座標画像を相関関数を用いて比較し、該相関関数の戻り値である相関係数の最も高い位置における両極座標画像の角度ズレを示す補正角度を算出する相関関数使用補正角度算出部1144とを追加したものである。
本発明の実施例3に係る個人認証装置の一例としての携帯端末100bの構成を図6に示す。本発明の実施例3の携帯端末100bは、図6に示すように、端末全体を制御するための制御部101bと、表示部102と、一時記憶部103と、入力部104と、撮影部105と、虹彩画像生成部106と、極座標画像生成部107と、アイリスコード生成部108と、登録アイリスコード記憶部109と、虹彩認証判定部110と、不認証回数カウント部111と、極座標画像バッファ112と、平均演算極座標画像生成部114bとを備える。
不認証回数カウント部111のカウント値が1であると、制御部101bは、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶する。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると、制御部101bは、平均演算極座標画像生成部114bへ平均演算極座標画像の生成を指示する。
平均演算極座標画像生成部114bは、極座標画像角度補正部1142と、極座標画像トレンド除去部1143と、相関関数使用補正角度算出部1144とを備え、平均演算極座標画像の生成の指示を受けると、極座標画像トレンド除去部1143へ極座標画像バッファ112で保持する前回の極座標画像1と、一時記憶部103で保持する今回の極座標画像2との各画素のトレンドの除去を指示する。
極座標画像トレンド除去部1143は、トレンドの除去の指示を受けると、上記極座標画像1及び極座標画像2の各画素のトレンドを除去する。ここで、画像中の任意の位置(x、y)における画素の明るさG(x、y)のトレンドを除去した場合の補正値Z(x、y)は、下記数式1により求められる。
Figure 2008033681
そして、極座標画像トレンド除去部1143が上記数式1を用いて上記極座標画像1及び極座標画像2の各画素のトレンドを除去すると、平均演算極座標画像生成部114bは、相関関数使用補正角度算出部1144へ補正角度の算出を指示する。
相関関数使用補正角度算出部1144は、補正角度の算出の指示を受けると、上記トレンド除去した極座標画像1及び極座標画像2を相関関数を用いて比較し、該極座標画像1に対し該極座標画像2をずらし、相関関数の戻り値である相関係数の値が最大となる最適ずらし量を検出し、該最適ずらし量に該当する補正角度を算出する。ここで、極座標画像1の画素値系列をA(n)、極座標画像2の画素値系列をB(n)とした場合、両極座標画像をあるずらし量mだけずらした場合の相関関数の戻り値である相関係数C(m)は、下記数式2に記載の相関関数より求められる。
Figure 2008033681
そして、相関関数使用補正角度算出部1144が上記両極座標画像を比較して相関係数C(m)の値が最大となる最適ずらし量mを検出し、該最適ずらし量mに該当する補正角度を算出すると、平均演算極座標画像生成部114bは、該両極座標画像の虹彩位置を一致させるために上記極座標画像2の角度補正を極座標画像角度補正部1142へ指示する。
尚、その他の構成は実施例1の携帯端末100の構成と同じである。
<実施例3の動作>
次に、本発明に係る実施例3の携帯端末100bの動作について図7に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、利用者は、実施例1と同様に携帯電話である携帯端末100bにおいて、1回目及びリトライ認証で認証不一致と判定されるが、平均演算極座標画像を用いた認証により本人認証され、該携帯端末100bの保持するキャッシング機能を用いて支払いを行うものとする。
実施例3のステップS301〜S305の動作は、実施例1のステップS101〜S105の動作と同じである。
虹彩認証判定部110は、虹彩認証判定の指示を受けると、一時記憶部103で保持するアイリスコード1と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを照合して一致、不一致を判定する。
そして、虹彩認証判定部110が不一致と判定した場合(ステップS306)、制御部101bは、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=1とする(ステップS307)。
不認証回数カウント部111のカウント値が1であると(ステップS308)、制御部101bは、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶する(ステップS309)。
制御部101bは、上記極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、利用者に対して再度目を撮影してリトライ認証するよう通知するためのリトライ認証指示通知情報を生成し、例えば「認証が一致しません。リトライ認証を行いますので、体の向きを変化させてからカメラで目を撮影してください」というメッセージを示す該リトライ認証指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS310)。
そして、利用者が表示部102に備えたディスプレイに表示された上記リトライ認証指示通知情報を参照してリトライ認証のための撮影を行うと、はじめの認証時と同様にステップS302〜S305の動作を行い、極座標画像生成部107において極座標画像2を生成し、虹彩認証判定部110において、今回のアイリスコード2と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを比較して、両アイリスコードの一致、不一致の判定を行う。
そして、虹彩認証判定部110bが不一致と判定する場合(ステップS306)、制御部101bは、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=2とする(ステップS307)。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると(ステップS308)、制御部101bは、平均演算極座標画像生成部114bへ極座標画像の生成を指示する。
平均演算極座標画像生成部114bは、平均演算極座標画像の生成の指示を受けると、極座標画像トレンド除去部1143へ極座標画像バッファ112で保持する前回の極座標画像1と、一時記憶部103で保持する今回の極座標画像2とのトレンド除去を指示する。
極座標画像トレンド除去部1143は、トレンドの除去の指示を受けると、上記極座標画像1及び極座標画像2の各画素のトレンドを除去する(ステップS311)。
そして、極座標画像トレンド除去部1143が上記極座標画像1及び極座標画像2の各画素のトレンドを除去すると、平均演算極座標画像生成部114bは、相関関数使用補正角度算出部1144へ補正角度の算出を指示する。
相関関数使用補正角度算出部1144は、補正角度の算出の指示を受けると、上記トレンド除去した極座標画像1及び極座標画像2を相関関数を用いて比較し、該極座標画像1に対し該極座標画像2をずらし、相関関数の戻り値である相関係数の値が最大となる最適ずらし量を検出し、該最適ずらし量に該当する補正角度を算出する(ステップS312)。
そして、相関関数使用補正角度算出部1144が補正角度を算出すると、平均演算極座標画像生成部114bは、上記極座標画像2の角度補正を極座標画像角度補正部1142へ指示する。
実施例3のステップS313〜S317の動作は、実施例1のステップS112〜S116の動作と同じである。
<実施例3の効果>
実施例3の個人認証装置によれば、平均演算極座標画像生成部114bの相関関数使用補正角度算出部1144において、上記極座標画像1と、上記極座標画像2とを相関関数を用いて比較して該極座標画像1に対する該極座標画像1の補正角度を算出することができるので、実施例2の個人認証装置と比べ、平均演算極座標画像の生成処理を短時間で行うことができる。
<実施例4の構成>
実施例4は、実施例1の携帯端末100に利用者からアイリスコード登録の指示を受け付ける機能と、利用者から登録の指示を受けると、撮影部105で利用者の目を含む2枚の画像を撮影毎に利用者の体の向きを異ならせて撮影し、平均演算極座標画像生成部114において該2枚の画像に基づいた平均演算極座標を生成し、該平均演算極座標画像から生成したアイリスコードを登録アイリスコードとして登録アイリスコード記憶部109に記憶する機能とを追加したものである。
本発明の実施例4に係る個人認証装置の一例としての携帯端末100cの構成を図8に示す。本発明の実施例4の携帯端末100cは、図8に示すように、端末全体を制御するための制御部101cと、表示部102と、一時記憶部103と、入力部104と、撮影部105と、虹彩画像生成部106と、極座標画像生成部107と、アイリスコード生成部108と、登録アイリスコード記憶部109cと、虹彩認証判定部110と、不認証回数カウント部111と、極座標画像バッファ112と、アイリスコードバッファ113と、平均演算極座標画像生成部114と、アイリスコード生成回数カウント部117と、登録アイリスコード管理部118とで構成されている。
利用者が入力部104に備える入力ボタンを用いてアイリスコード登録指示を入力すると、制御部101cは、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対してアイリスコード生成のために目をカメラで撮影するよう指示する撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
そして、利用者が表示部102に表示された撮影指示通知情報もしくは後述するリトライ撮影指示通知情報を参照し、撮影部105に備えるカメラを見つめながら入力部104に備える撮影ボタンを押下すると、制御部101cは、撮影部105へ撮影を指示する。
そして、アイリスコード生成部108がアイリスコードを生成すると、制御部101cは、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成回数カウント部117へカウント値の加算を指示する。
アイリスコード生成回数カウント部117のカウント値が1であると、制御部101cは、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持するアイリスコード1をアイリスコードバッファ113へ記憶する。
制御部101cは、上記極座標画像1及びアイリスコード1を極座標画像バッファ112及びアイリスコードバッファ113へ記憶すると共に、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して目をリトライ撮影するよう通知するためのリトライ撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。ここで、リトライ撮影指示通知情報は、利用者の体の向きを1回目の撮影時と異ならせて撮影する指示も含まれているものとする。
そして、利用者が表示部102に備えたディスプレイに表示された上記リトライ撮影指示通知情報を参照してリトライ撮影を行うと、はじめの撮影と同様に、極座標画像生成部107において極座標画像2を生成し、アイリスコード生成部108においてアイリスコード2を生成する。更に、アイリスコード生成部108がアイリスコード2を生成すると、制御部101cは、該アイリスコード2を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成回数カウント部117へカウント値の加算を指示する。
アイリスコード生成回数カウント部117のカウント値が2であると、制御部101cは、平均演算極座標画像生成部114へ平均演算極座標画像の生成を指示する。
そして、平均演算極座標画像生成部114で上記極座標画像1及び極座標画像2に基づいて平均演算極座標画像を生成し、アイリスコード生成部108で該平均演算極座標画像からアイリスコードを生成すると、制御部101cは、該アイリスコード2を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成回数カウント部117へカウント値の加算を指示する。
アイリスコード生成回数カウント部117のカウント値が3であると、制御部101cは、一時記憶部103で保持するアイリスコードは、平均演算極座標画像から生成したアイリスコードであるので、登録アイリスコード管理部118へアイリスコード登録を指示する。
登録アイリスコード管理部118は、アイリスコード登録の指示を受けると、一時記憶部103で保持するアイリスコードを登録アイリスコードとして登録アイリスコード記憶部109cに記憶する。
そして、登録アイリスコード管理部118がアイリスコードを新規登録すると、制御部01cは、利用者に対してアイリスコードの登録が完了したことを通知するための登録完了通知情報を生成し、該登録完了通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
尚、その他の構成は実施例1の携帯端末100の構成と同じである。
<実施例4の動作>
次に、本発明に係る実施例4の携帯端末100cの動作について図9に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、利用者は、携帯電話である携帯端末100cにおいて、利用者本人認証に用いるアイリスコードの登録を行うものとする。また、携帯端末100cの虹彩認証の動作は、実施例1において説明した携帯端末100の動作と同じであるので、説明を割愛する。
利用者が入力部104に備える入力ボタンを用いて、アイリスコード登録指示を入力すると、制御部101cは、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して例えば「虹彩情報を登録します。顔をカメラで撮影してください。」というメッセージを示す撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS401)。
そして、利用者が表示部102に表示された上記撮影指示通知情報を参照し、撮影部105に備えるカメラを見つめながら入力部104に備える撮影ボタンを押下すると、制御部101cは、撮影部105へ撮影を指示する。
実施例4のステップS402〜S405の動作は、実施例1のステップS102〜S105の動作と同じである。
アイリスコード生成部108がアイリスコードを生成すると、制御部101cは、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成回数カウント部117へカウント値の加算を指示する。
アイリスコード生成回数カウント部117は、加算の指示を受けると、アイリスコード生成回数のカウント値を加算し、カウント値=1とする(ステップS406)。
そして、アイリスコード生成回数カウント部117のカウント値が1であると(ステップS407)、制御部101cは、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持するアイリスコード1をアイリスコードバッファ113へ記憶する(ステップS408)。
制御部101cは、上記極座標画像1及びアイリスコード1を極座標画像バッファ112及びアイリスコードバッファ113へ記憶すると共に、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して例えば「リトライ撮影を行いますので、体の向きを変化させてカメラで目を撮影してください」というメッセージを示すリトライ撮影指示通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS409)。
そして、利用者が表示部102に備えたディスプレイに表示された上記リトライ撮影指示通知情報を参照してリトライ撮影を行うと、はじめの撮影時と同様にステップS402〜S405の動作を行い、アイリスコード生成部108でアイリスコード2を生成する。
そして、アイリスコード生成部108がアイリスコード2を生成すると、制御部101cは、該アイリスコード2を一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成回数カウント部117へカウント値の加算を指示する。
アイリスコード生成回数カウント部117は、加算の指示を受けると、アイリスコード生成回数のカウント値を加算し、カウント値=2とする(ステップS406)。
そして、アイリスコード生成回数カウント部117のカウント値が2であると(ステップS407、S410)、制御部101cは、平均演算極座標画像生成部114へ平均演算極座標画像の生成を指示する。
実施例4のステップS411〜S413の動作は、実施例1のステップS111〜S113の動作と同じである。
アイリスコード生成部108が平均演算極座標画像生成部114で生成した平均演算極座標画像からアイリスコードを生成すると、制御部101cは、該アイリスコードを一時記憶部103に記憶すると共に、アイリスコード生成回数カウント部117へカウント値の加算を指示する。
アイリスコード生成回数カウント部117は、加算の指示を受けると、アイリスコード生成回数のカウント値を加算し、カウント値=3とする(ステップS406)。
そして、アイリスコード生成回数カウント部117のカウント値が3であると(ステップS407、S410)、制御部101cは、一時記憶部103で保持するアイリスコードは、平均演算極座標画像から生成したアイリスコードであるので、登録アイリスコード管理部118へアイリスコード登録を指示する。
登録アイリスコード管理部118は、アイリスコード登録の指示を受けると、上記アイリスコードを登録アイリスコードとして登録アイリスコード記憶部109cに記憶する(ステップS414)。
そして、登録アイリスコード管理部118がアイリスコードを新規登録すると、制御部01cは、図示しないメモリの制御プログラムを実行し、利用者に対して、例えば「アイリスコードの登録が完了しました」というメッセージを示す登録完了通知情報を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。
<実施例4の効果>
実施例4の個人認証装置によれば、アイリスコード登録時に平均演算極座標画像生成部114において、利用者の目を2回撮影して生成した2枚の極座標画像から平均演算極座標画像を生成し、該平均演算極座標画像から生成したアイリスコードを登録アイリスコードとして登録アイリスコード記憶部109cに記憶することにより、映り込みによる影響を低減した登録アイリスコードを用いた精度の高い認証判定を行うことができる。
<実施例5の構成>
実施例5は、実施例1の携帯端末100のリトライ時の撮影において、利用者に対して目の映り込みの位置が1回目の撮影時と異なるよう顔の向きを変更して撮影することを指示するためのリトライ認証指示通知情報の代わりに、撮影毎に利用者の目線が異なるよう目線を誘導するための目線誘導用のアイコンを表示部102に備えるディスプレイに表示させるための目線誘導画像を生成する機能を追加したものである。
本発明の実施例5に係る個人認証装置の一例としての携帯端末100dの構成を図10に示す。本発明の実施例5の携帯端末100dは、図10に示すように、端末全体を制御するための制御部101dと、表示部102と、一時記憶部103と、入力部104と、撮影部105と、虹彩画像生成部106と、極座標画像生成部107と、アイリスコード生成部108と、登録アイリスコード記憶部109と、虹彩認証判定部110と、不認証回数カウント部111と、極座標画像バッファ112と、アイリスコードバッファ113と、平均演算極座標画像生成部114と、目線誘導アイコン格納部119と、目線誘導画像生成部120とを備える。
目線誘導アイコン格納部119は、1回目及びリトライ撮影時において、撮影毎に利用者の目線を異ならせるために表示部102に備えるディスプレイに表示する後述する目線誘導画像作成に用いる、目線誘導用のアイコンを格納する。ここで、目線誘導用のアイコンとは、例えば円及び菱形などの利用者の目線を集中させるための図形と、利用者の目線を該図形方向に誘導するための矢印との組み合わせで構成されているものとする。
目線誘導画像生成部120は、後述する撮影用画面の生成の指示を受けると、目線誘導アイコン格納部119から1回目の撮影に用いる目線誘導用アイコン1を取得すると共に、図示しないメモリに予め格納された1回目の撮影に用いる目線誘導撮影指示情報を取得し、該目線誘導用アイコン1及び該目線誘導撮影指示情報に基づいた目線誘導画像1を生成する。
一方、目線誘導画像生成部120は、後述するリトライ撮影用画面の生成の指示を受けると、目線誘導アイコン格納部119からリトライ撮影に用いる目線誘導用アイコン2を取得すると共に、図示しないメモリに予め格納されたリトライ撮影に用いるリトライ目線誘導撮影指示情報を取得し、該目線誘導用アイコン2及び該リトライ目線誘導撮影指示情報に基づいた目線誘導画像2を生成する。
利用者が携帯端末100の図示しない電源をONにすると、制御部101dは、利用者に対して利用者の目線を誘導するための目線誘導用のアイコンを表示部102に備えるディスプレイに表示させるために目線誘導画像生成部120へ撮影用画面の生成を指示する。
また、利用者が入力部104に備える入力ボタンを用いて各種手続指示を入力すると、制御部101dは、目線誘導画像生成部120へ撮影用画面生成を指示する。
不認証回数カウント部111の値が1であると、制御部101dは、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファへ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持するアイリスコード1をアイリスコードバッファ113へ記憶する。
そして、制御部101dは、極座標画像1及びアイリスコード1を極座標画像バッファ112及びアイリスコードバッファ113へ記憶すると共に、利用者に対して1回目の撮影時と目線を異ならせるよう利用者の目線を誘導するための目線誘導用のアイコンを表示部102に備えるディスプレイに表示させるために目線誘導画像生成部120へリトライ撮影用画面の生成を指示する。
目線誘導画像生成部120が、上記目線誘導画像1及び目線誘導画像2を生成すると、制御部101dは、該目線誘導画像1及び目線誘導画像2を表示部102に備えるディスプレイに表示させる。図12に携帯端末100dの表示部102に目線誘導画像が表示された一例を示す。ここで、図12(a)は、目線誘導画像1が表示部102に表示された一例を示し、図12(b)は、目線誘導画像2が表示部102に表示された一例を示す。
不認証回数カウント部111の値が2であると、制御部101dは、平均演算極座標画像生成部114へ平均演算極座標画像の生成を指示する。
尚、その他の構成は実施例1の携帯端末100の構成と同じである。
<実施例5の動作>
次に、本発明に係る実施例5の携帯端末100dの動作について図12に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、利用者は、実施例1と同様に携帯電話である携帯端末100dにおいて、1回目及びリトライ認証で認証不一致と判定されるが、平均演算極座標画像を用いた認証により本人認証され、該携帯端末100dの保持するキャッシング機能を用いて支払いを行うものとする。
利用者が携帯端末100dの入力部104に備える入力ボタンを用いて、例えば「キャッシング」の手続指示を入力すると、制御部101dは、目線誘導画像生成部120へ、撮影用画面の生成を指示する。
目線誘導画像生成部120は、撮影用画面の生成の指示を受けると、目線誘導アイコン格納部119から1回目の撮影に用いる例えば円と左向きの矢印とで構成された目線誘導用アイコン1を取得すると共に、図示しないメモリに予め格納された1回目の撮影に用いる例えば利用者の目線を画面の左方向にするための目線誘導撮影指示情報を取得し、該目線誘導用アイコン1及び該目線誘導撮影指示情報に基づいた目線誘導画像1を生成する。
目線誘導画像生成部120が、上記目線誘導画像1を生成すると、制御部101dは、例えば「左の円をご覧下さい」というメッセージと、視線を集中させるための円及び左方向に視線を誘導するための矢印とで構成された目線誘導画像1を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS501)。
そして、利用者が表示部102に表示された上記目線誘導画像1を参照し、撮影部105に備えるカメラを見つめながら入力部104に備える撮影ボタンを押下すると、制御部101dは、撮影部105へ撮影を指示する。
実施例5のステップS502〜S505の動作は、実施例1のステップS102〜S105の動作と同じである。
虹彩認証判定部110は、虹彩認証判定の指示を受けると、一時記憶部103で保持するアイリスコード1と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを照合して一致、不一致を判定する。
そして、虹彩認証判定部110が不一致と判定した場合(ステップS506)、制御部101dは、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=1とする(ステップS507)。
不認証回数カウント部111のカウント値が1であると(ステップS508)、制御部101dは、一時記憶部103で保持する極座標画像1を極座標画像バッファ112へ記憶すると共に、該一時記憶部103で保持するアイリスコード1をアイリスコードバッファ113へ記憶する(ステップS509)。
制御部101dは、極座標画像1及びアイリスコード1を極座標画像バッファ112及びアイリスコードバッファ113へ記憶すると共に、利用者に対して1回目の撮影時と目線を異ならせるよう利用者の目線を誘導するための目線誘導用のアイコンを表示部102に備えるディスプレイに表示させるために目線誘導画像生成部120へリトライ撮影用画面の生成を指示する。
目線誘導画像生成部120は、リトライ撮影用画面の生成の指示を受けると、目線誘導アイコン格納部119から2回目の撮影に用いる例えば菱形と右向きの矢印とで構成された目線誘導用アイコン2を取得すると共に、図示しないメモリに予め格納されたリトライ撮影に用いる例えば利用者の目線を画面の右方向にするためのリトライ目線誘導撮影指示情報を取得し、該目線誘導用アイコン2及びリトライ目線誘導撮影指示情報に基づいた目線誘導画像2を生成する。
そして、目線誘導画像生成部120が、目線誘導画像2を生成すると、制御部101dは、例えば「右の菱形をご覧下さい」というメッセージと、視線を集中させるための菱形及び右方向に視線を誘導するための矢印とで構成された目線誘導画像2を表示部102に備えるディスプレイに表示させる(ステップS510)。
そして、利用者が表示部102に備えたディスプレイに表示された上記リトライ認証指示通知情報を参照してリトライ認証のための撮影を行うと、はじめの認証時と同様にステップS502〜S505の動作を行い、極座標画像生成部107において極座標画像2を生成し、アイリスコード生成部108においてアイリスコード2を生成し、虹彩認証判定部110において、今回のアイリスコード2と、登録アイリスコード記憶部109で保持する登録アイリスコードとを比較して、両アイリスコードの一致、不一致の判定を行う。
そして、虹彩認証判定部110が不一致と判定する場合(ステップS506)、制御部101dは、不認証回数カウント部111へカウント値の加算を指示する。
不認証回数カウント部111は、加算の指示を受けると、不認証回数のカウント値を加算し、カウント値=2とする(ステップS507)。
不認証回数カウント部111のカウント値が2であると(ステップS508)、制御部101dは、平均演算極座標画像生成部114へ極座標画像の生成を指示する。
実施例5のステップS511〜S516の動作は、実施例1のステップS111〜S116の動作と同じである。
<実施例5の効果>
実施例5の個人認証装置によれば、目線誘導画像生成部120で生成した目線誘導画像を表示部102に備えるディスプレイに表示することにより、利用者は、該目線誘導画像を参照し、撮影毎に目線方向を異ならせるので、撮影毎に利用者の体の向きを変えさせることなく目の光の映り込み位置の異なる画像を得ることができる。
尚、本実施例では、個人認証装置が虹彩画像を極座標変換するという構成にしたが、該虹彩画像を該極座標変換以外の変換方式を用いて変換するという構成にしてもよい。
また、本実施例では、個人認証装置がリトライ認証を1回のみ行うという構成にしたが、複数回行う構成にしてもよい。
上記構成において、極座標画像バッファ112は、複数の極座標画像を保持し、アイリスコードバッファ113も複数のアイリスコードバッファを保持し、最適シフト量バッファ116も複数の最適シフト量を保持する。
そして、上記構成において、平均演算極座標画像生成部114は、複数の極座標画像を用いて平均演算極座標画像を生成する。
本実施例4では、実施例1の個人認証装置の構成に登録アイリスコードを登録する機能を追加したが、実施例2及び3、5の個人認証装置の構成に該機能を追加してもよい。
また、本実施例5では、実施例1の個人認証装置の構成に利用者の目線を誘導する機能を追加したが、実施例2乃至4の個人認証装置の構成に該機能を追加してもよい。
そして、本実施例5では、利用者の目線を誘導するために、目線誘導アイコンを用いた目線誘導画像を生成し、該画像を携帯端末100dの表示部102に備えるディスプレイに表示させる構成を示したが、該表示部102に備えるディスプレイをLED(Light Emitting Diode)のような発光デバイスで構成し、該目線誘導アイコン部を発光させる構成にしてもよい。
前記した実施例では、個人認証装置の一例として携帯電話について説明したが、これに限る必要はなく、例えばカメラを備えたノート型PCなどの携帯端末であってもよい。
本発明に係る実施例1の携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明に係る携帯端末の外形の一例を示す図である。 本発明に係る実施例1の携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例2の携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2の携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例3の携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例3の携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例4の携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例4の携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例5の携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例5の表示部に目線誘導画像が表示された一例を示す図である。 本発明に係る実施例5の携帯端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯端末
101 制御部
102 表示部
103 一時記憶部
104 入力部
105 撮影部
106 虹彩画像生成部
107 極座標画像生成部
108 アイリスコード生成部
109 登録アイリスコード記憶部
110 虹彩認証判定部
111 不認証回数カウント部
112 極座標画像バッファ
113 アイリスコードバッファ
114 平均演算極座標画像生成部
1141 補正角度算出部
1142 極座標画像角度補正部
1143 極座標画像トレンド除去部
1144 相関関数使用補正角度算出部
115 最適シフト量検出部
116 シフト量バッファ
117 アイリスコード生成回数カウント部
118 登録アイリスコード管理部
119 目線誘導アイコン格納部
120 目線誘導画像生成部

Claims (8)

  1. 利用者の虹彩を含む目を撮影する撮影手段と、前記撮影した画像からアイリスコードを生成するアイリスコード生成手段と、前記生成したアイリスコードと格納部に予め格納した登録アイリスコードとを比較して一致、不一致を判定する判定手段と、前記判定が不一致であると、前記撮影手段にリトライ撮影を指示する制御手段とを備える個人認証装置において、
    少なくとも前記リトライ撮影時に虹彩への光の映り込み位置が異なるよう前記利用者を誘導する誘導手段と、
    リトライ撮影の画像から生成したアイリスコードが前記登録アイリスコードと不一致であると、前記撮影した複数の画像から虹彩を表示する虹彩画像を抽出し、各虹彩画像の各画素の値を平均演算し、前記平均演算した画素値の平均演算画像を生成する平均演算画像生成手段と、
    前記生成した平均演算画像からアイリスコードを生成するよう前記アイリスコード生成手段に指示するアイリスコード生成指示手段とを備えることを特徴とする個人認証装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮影手段に対しリトライ撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする請求項1記載の個人認証装置。
  3. 前記制御手段は、利用者からアイリスコード登録の指示を受けると、前記撮影手段に複数回の撮影の指示を行い、
    前記撮影した複数の画像から平均演算画像を生成するよう前記平均演算画像生成手段に指示する平均演算画像生成指示手段と、
    前記平均演算画像からアイリスコードを生成すると、前記生成したアイリスコードを前記格納部に格納する格納手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の個人認証装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮影手段に対し撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする請求項1記載の個人認証装置。
  5. 利用者の虹彩を含む目を撮影手段により撮影し、前記撮影した画像からアイリスコードを生成して前記生成したアイリスコードと登録アイリスコードとを比較して一致、不一致を判定し、前記判定が不一致であると、前記撮影手段にリトライ撮影を指示する個人認証方法において、
    少なくとも前記リトライ撮影時に虹彩への光の映り込み位置が異なるよう前記利用者を誘導することと、
    リトライ撮影の画像から生成したアイリスコードが前記登録アイリスコードと不一致であると、前記撮影した複数の画像から虹彩を表示する虹彩画像を抽出し、各虹彩画像の各画素の値を平均演算し、前記平均演算した画素値の平均演算画像を生成することと、
    前記生成した平均演算画像からアイリスコードを生成するよう指示することとを特徴とする個人認証方法。
  6. 前記撮影手段に対しリトライ撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする請求項5記載の個人認証方法。
  7. 利用者からアイリスコード登録の指示を受けると、前記撮影手段に複数回の撮影の指示を行い、
    前記撮影した複数の画像から平均演算画像を生成するよう指示することと、
    前記平均演算画像からアイリスコードを生成すると、前記生成したアイリスコードを前記格納部に格納することとを特徴とする請求項5記載の個人認証方法。
  8. 前記撮影手段に対し撮影の指示を予め設定した設定回数分行うことを特徴とする請求項5記載の個人認証方法。
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