JP2008033384A - 印刷データ供給装置および印刷データ供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をより適切に行う。
【解決手段】
ネットワークを介して接続されたプリンタに印刷データを供給する印刷データ供給装置は、特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をプリンタに実行させるために必要な印刷条件情報を、ネットワークを介して受信する。そして、受信された印刷条件情報に基づいて、搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をプリンタに実行させるための印刷データを生成する。このように生成された印刷データが、印刷データ供給装置からネットワークを介してプリンタに送信されることにより、プリンタは搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷を実行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をプリンタに実行させる技術に関する。
プリンタでCDやDVD等のデータ記録用ディスク(以下、これらを総称して「CD」とも呼ぶ)の表面に直接ラベルの印刷を行う場合、通常、CDは、プリンタに適合したCDの搬送部材であるトレイ上に配置される。このトレイは、プリンタの種類毎に、大きさやCDの配置が異なっている場合がある。そのため、CDのラベル印刷を行う場合には、プリンタに対応した特定のアプリケーション(プリンタ対応アプリケーション)を実行することにより行われるのが通例である。このプリンタ対応アプリケーションでは、アプリケーション自身に含まれるトレイに関する情報に基づいて、CDのラベル印刷のための印刷データが生成される。この印刷データを受信することにより、プリンタはトレイ上に配置されたCDの表面にラベルの印刷をすることができる。
特開2004−122582号公報
ところで、UPnPを利用したネットワークシステム等では、デジタルテレビなどのコントロールポイントは、プリンタが提供するプリントサービスに対して、プリンタの製造者や機種によらない方法で印刷を要求することにより、プリンタに印刷を実行させることが可能となる。しかしながら、プリンタの製造者や機種によらない方法でプリンタにCDのラベルを印刷させる場合、印刷を行う都度、ユーザはトレイの大きさやCDの配置を設定することが必要となる場合がある。この設定がプリンタに適合していない場合、印刷位置とCDの位置とのずれなどにより、ラベルの印刷結果が望ましくないものとなる可能性がある。この問題は、CDのラベル印刷のみでなく、一般に、搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷を行う場合にも共通する。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をより適切に行うことを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の印刷データ供給装置は、特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をネットワークを介して接続された前記プリンタに実行させるための印刷データを、前記プリンタに供給する印刷データ供給装置であって、前記印刷媒体への印刷を前記プリンタに実行させるために必要な印刷条件情報を、前記ネットワークを介して前記プリンタから受信する印刷条件情報受信部と、前記印刷条件情報受信部により受信された前記印刷条件情報に基づいて、前記プリンタに前記印刷媒体への印刷を実行させるための印刷データを生成する印刷データ生成部と、前記印刷データ生成部により生成された前記印刷データを、前記ネットワークを介して前記プリンタに送信することにより、前記印刷媒体への印刷を前記プリンタに実行させる印刷データ送信部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、プリンタから受信した印刷条件情報に基づいて印刷データを生成することにより、搬送部材上に配置された印刷媒体に印刷するための印刷データをプリンタに適したものにすることができる。そして、プリンタがプリンタに適した印刷データで印刷を行うことにより、特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をより適切に行うことができる。
前記印刷条件情報は、前記印刷条件情報受信部が前記プリンタから受信するテンプレートに含まれており、
前記印刷データ生成部は、前記テンプレートのうち、前記印刷条件情報とは異なる部分に記述される特定の情報を前記プリンタで印刷される画像に関する情報に変更することにより、前記印刷データを生成するものとしても良い。
この構成によれば、テンプレート中の特定の情報をプリンタで印刷に使用される画像に関する情報に変更することにより、画像に関する情報とテンプレート中の印刷条件情報とを含む印刷データを生成することができる。そのため、印刷データの生成が、より容易となる。
前記印刷媒体はデータ記録用ディスクの表面であるものとしても良い。
前記印刷条件情報は、前記プリンタの種類によって互いに異なり得る前記搬送部材と前記印刷媒体との位置関係に関する媒体位置情報を含むものとしても良い。
この構成によれば、搬送部材と印刷媒体との位置関係が異なるプリンタに対しても、媒体位置情報をプリンタから取得することにより、同一の処理を実行することによりプリンタに印刷媒体への印刷を実行させることができる。
前記印刷条件情報は、前記プリンタの種類によって互いに異なり得る前記搬送部材の形状に関する搬送部材情報を含むものとしても良い。
この構成によれば、搬送部材の形状が異なるプリンタに対しても、搬送部材情報をプリンタから取得することにより、同一の処理を実行することによりプリンタに印刷媒体への印刷を実行させることができる。
前記印刷データ送信部は、前記印刷データとともに所定の情報を前記プリンタに送信することにより、前記プリンタに前記印刷媒体以外の位置への印刷を抑制させるものとしても良い。
この構成によれば、印刷データ供給装置は、所定の情報を送信することにより、プリンタに印刷媒体以外の位置への印刷が抑制されることができる。そのため、印刷媒体以外の位置への印刷を抑制するための、印刷データ供給装置の処理負担を軽減することができる。
前記印刷データ生成部は、前記プリンタで印刷される画像のうち前記印刷媒体以外の位置に対応する画素の値を前記プリンタでの印刷が抑制される値に変更することにより、前記プリンタに前記印刷媒体以外の位置への印刷を抑制させるものとしても良い。
この構成によれば、印刷データ供給装置が、印刷媒体以外の位置の画素値を印刷が抑制される値に変更することにより、プリンタが印刷媒体以外の位置への印刷を抑制する機能を有していない場合であっても、印刷媒体以外の位置への印刷を抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、印刷データ供給装置および印刷データ供給方法、その印刷データ供給装置またはその印刷データ供給方法を使用した印刷システムおよび印刷システムの制御方法、それらの印刷データ供給装置、印刷データ供給方法、印刷システムおよび印刷システムの制御方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.用語の説明:
B.実施例:
C.変形例:
A.用語の説明:
以下の説明で使用する用語の意味は以下の通りである。
・DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol):ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル。動的にIPアドレスを割り当てるプロトコル。
・GENA(General Event Notification Architecture):一般イベント通知アーキテクチャ。UPnPアーキテクチャにおいてイベントを発行する際に使用される。
・HTTP(HyperText Transfer Protocol):ハイパーテキスト転送プロトコル。
・HTTPMU(HTTP Multicast over UDP):UDP(User Datagram Protocol)を用いたHTTPマルチキャスト。
・HTTPU(HTTP(unicast) over UDP):UDPを用いたHTTPユニキャスト。
・MFP(Multi Function Peripheral):複数のデバイスの機能を有する複合周辺装置。
・SOAP(Simple Object Access Protocol):シンプルオブジェクトアクセスプロトコル。UPnPアーキテクチャにおいて、RPC(リモートプロシージャコール)によるアクションの要求とレスポンスとに使用される。
・SSDP(Simple Service Discovery Protocol):シンプルサービス検出プロトコル。UPnPアーキテクチャにおいて、サービスのディスカバリ(検出)に使用される。
・UPnP(Universal Plug and Play):ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnPは UPnP Implementers Corporationの商標)。
・URI(Uniform Resource Identifier):ユニフォームリソース識別子。URL(Uniform Resouce Locator)の上位概念であり、リソースの固有の位置を示す識別子。
・XHTML(eXtensible HyperText Markup Language):拡張ハイパーテキストマークアップ言語。HTMLと互換性を有する文書記述言語の一種であり、XMLの実装の一形態である。XHTML−Printは、XHTML文書を印刷するための仕様である。
・XML(eXtensible Markup Language):拡張マークアップ言語。
なお、UPnPでは上述した多数のプロトコルが使用されるが、以下ではこれらを総称して「UPnPプロトコル」と呼ぶ。
B.実施例:
図1は、本発明の実施例としてのネットワークシステム10の構成を概略的に示す説明図である。このネットワークシステム10は、プリンタ100と、デジタルTV(以下「DTV」と呼ぶ)200と、を備えている。本実施例のネットワークシステム10では、プリンタ100およびDTV200は、それぞれ、同一のローカルエリアネットワーク(LAN)に属している。なお、LANは、IEEE802.3のような有線ネットワークでも、IEEE802.11b/g/aなどの無線ネットワークでもよい。
プリンタ100およびDTV200は、共にUPnP対応のネットワーク装置である。ここで、UPnPは、ネットワーク装置を任意のタイミングでネットワークに接続したり、ネットワークから切断したりすることを実現するアーキテクチャである。UPnPネットワークは、コントロールポイントとデバイスとで構成される。「デバイス」とは、サービスを提供する装置を意味している。本明細書においては、特に断らない限り、「デバイス」と「サービスデバイス」は同義語として使用されている。「コントロールポイント」は、ネットワーク上の他のデバイスを検出したり、制御したりするコントローラを意味しており、サービスデバイスに対するクライアントとして機能する。
プリンタ100は、UPnPネットワークにおけるサービスデバイスとして機能し、コントロールポイントに対してプリントサービスを提供する。プリンタ100は、CPU110と、ボタンやタッチパネル等の操作部120と、液晶モニタ等の表示部130と、プリンタエンジン140と、カードインターフェイス(カードI/F)150と、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)160と、ROMやRAM等の内部記憶装置170と、を備えている。
プリンタエンジン140は、印刷用制御データに基づき印刷を行う印刷機構である。ネットワークインターフェイス160は、ネットワーク上の他の装置との間で交換されるメッセージやデータを仲介する機能を有している。カードインターフェイス150は、カードスロット152に挿入されたメモリカード154との間でデータのやり取りを行うインターフェイスである。
プリンタ100の内部記憶装置170には、ネットワークプロトコル制御部172と、HTTPサーバプログラム(以下「HTTPサーバ」と呼ぶ)174と、ラベル印刷実行部176と、HTMLファイル182と、テンプレートファイル184と、が格納されている。ネットワークプロトコル制御部172は、UPnPのプロトコルやその他のプロトコルに従って、ネットワークシステム10上の他の装置との間で、メッセージやデータの仲介を行うためのコンピュータプログラムである。また、HTTPサーバ174は、ブラウザ等からの要求に応じて、HTMLファイル等を応答するためのコンピュータプログラムである。ラベル印刷実行部176は、DTV200から供給される印刷データ(後述する)に基づいて、プリンタエンジン140を制御してCDやDVD等のデータ記録用ディスク(以下、CDとDVDとを併せて「CD」あるいは「ディスク」とも呼ぶ)のラベル印刷(以下、単に「ラベル印刷」と呼ぶ)を行うためのコンピュータプログラムである。CPU110は、内部記憶装置170から、ネットワークプロトコル制御部172、HTTPサーバ174およびラベル印刷実行部176を読み出して実行し、上述の機能を実現する。HTTPサーバ174は、WebサーバまたはWWWサーバとも呼ばれる。
DTV200は、UPnPネットワークにおけるコントロールポイントとして機能する。DTV200は、CPU210と、ボタンやリモコンおよびリモコン受光部等の操作部220と、液晶パネル等の表示部230と、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)260と、ROMやRAM等の内部記憶装置270と、を備えている。ネットワークインターフェイス260は、ネットワーク上の他の装置との間で交換されるメッセージやデータを仲介する機能を有している。
DTV200の内部記憶装置270には、Webブラウザプログラム(以下「Webブラウザ」と呼ぶ)272と、ラベル印刷アプリケーション274と、画像ファイルGFと、が格納されている。Webブラウザ272は、ネットワークを介してHTMLファイル等を取得し、取得したHTMLファイル等を解析して表示部230上に表示するためのコンピュータプログラムである。ラベル印刷アプリケーション274は、画像ファイルGFに含まれる画像データとプリンタ100から取得したテンプレートファイル184等に基づいて、プリンタ100でのラベル印刷に使用されるXHTML−Print形式の印刷データ(以下、「XHTML−Printデータ」とも呼ぶ)を生成するためのコンピュータプログラムである。但し、ラベル印刷に使用される印刷データとしては、XHTML−Print形式と異なる形式のものであっても良い。CPU210は、内部記憶装置270から、Webブラウザ272およびラベル印刷アプリケーション274を読み出して実行することにより、上述の機能を実現する。
プリンタ100およびDTV200は、上述のようにUPnP対応のネットワーク装置である。そのため、プリンタ100とDTV200では、HTTPMUや、HTTPU,SOAP/HTTP,HTTPなどのUPnPプロトコルを用いて、以下のような各種の処理が実行される。
(1)アドレッシング:
UPnPデバイス(以下、単に「デバイス」と呼ぶ)がネットワークに接続すると、アドレッシングによってネットワークアドレス(IPアドレス)を取得する。アドレッシングには、DHCPサーバまたはAuto-IPが利用される。ネットワークにDHCPサーバが設けられている場合には、デバイスはDHCPサーバによって割り当てられるIPアドレスを使用する。DHCPサーバが無い場合には、Auto-IPと呼ばれる自動IPアドレッシング機能を用いて、デバイスが自分のアドレスを決定する。
(2)ディスカバリ(検出):
ディスカバリは、コントロールポイントが、デバイスがどこにいるかを見つけ出す処理である。ディスカバリは、コントロールポイントがディスカバリメッセージをマルチキャストすることによって実現することができ、あるいは、デバイスがネットワークに参加したときに、その旨をコントロールポイントにアドバタイズすることによっても実現できる。ディスカバリは、HTTPMU/SSDPやHTTPU/SSDPを用いて行われる。ディスカバリの結果、コントロールポイントとデバイスがピアツーピアで処理を進められるようになる。
(3)ディスクリプション:
デバイスの構成の詳細は、デバイスディスクリプションとしてXMLで記述されている。また、デバイスのサービスの詳細は、サービスディスクリプションとしてXMLで記述されている。これらのディスクリプションは、デバイスによって所有されており、コントロールポイントに提供される。コントロールポイントは、これらのディスクリプションを参照することによって、デバイスやサービスの詳細を知ることができる。
(4)コントロール:
コントロールは、コントロールポイントが、アクション要求を含む制御メッセージをデバイスに転送して、デバイスの制御を行う処理である。コントロールは、HTTP/SOAPを用いて行われる。
(5)イベント:
所定のイベントが発生すると、デバイス内のサービスが、コントロールポイントにイベントの発生を通知する。イベント発生の通知を受けるコントロールポイントは、そのサービスに「サブスクライブ(購読)」する。イベントは、サブスクライブしているコントロールポイントに転送される。イベントの通知は、HTTP/GENAを用いて行われる。
(6)プレゼンテーション:
プレゼンテーションは、デバイスディスクリプションに登録されているプレゼンテーション用のURLからコントロールポイントがHTMLで記述されたプレゼンテーション用ページを取得する処理である。このプレゼンテーションによって、例えばコントロールポイントがデバイスの各種の状態を表示することができる。
なお、本発明はUPnPの将来のバージョンにも適用可能である。また、ネットワーク型プラグアンドプレイとして、アドレッシング(自動的なIPアドレス決定)と、デバイスのディスカバリにより、任意のコントロールポイントとデバイスとがピアツーピアで通信が可能で、コントロールポイントとデバイスがメッセージの交換を行うアーキテクチャであれば、UPnP以外のネットワーク型プラグアンドプレイ仕様にも本発明を適用することが可能である。
図2は、DTV200を用いてラベル印刷を行うためのラベル印刷処理ルーチンを示すフローチャートである。なお、このラベル印刷処理ルーチンの各ステップは、DTV200のCPU210がラベル印刷アプリケーション274を実行することにより実現されている。
ステップS100において、ラベル印刷アプリケーション274は、ラベル印刷に使用される画像ファイル(印刷画像ファイル)のユーザによる選択指示を取得する。ラベル印刷アプリケーション274は、具体的には、DTV200の表示部230上にユーザインタフェースを表示するとともに、DTV200の操作部220から入力されるユーザからの指示を取得することにより、印刷画像ファイルの選択指示を取得する。
図3は、ステップS100において、表示部230上に表示されるユーザインタフェースUI1を示す説明図である。ユーザインタフェースUI1は、「次へ」ボタンBN1と、「戻る」ボタンBB1と、サムネイルウィンドウSNWと、水平スクロールバーSH1と、を有している。
サムネイルウィンドウSNWには、画像ファイルGF(図1)のそれぞれに含まれる画像のサムネイル画像SN1〜SN4が表示されている。なお、本実施例では、これらの画像ファイルGFにサムネイル画像が含まれているが、画像ファイルGFはサムネイル画像を含まないものとしても良い。この場合、サムネイルウィンドウSNWに表示されるサムネイル画像SN1〜SN4は、CPU210がサムネイル画像生成プログラム(図示しない)を実行することにより生成される。
なお、本実施例では、DTV200(図1)の内部記憶装置に画像ファイルGFが格納されているが、画像ファイルGFは、プリンタ100のメモリカード154や、LANに接続された他の装置に格納されていても良い。この場合、図2のステップS100においては、図3のユーザインターフェースUI1を表示するに先だって、画像ファイルGFの格納場所の指定をユーザに許容するユーザインタフェース(図示しない)が表示され、ユーザによる格納場所を指定する指示が取得される。
ユーザが、水平スクロールバーSH1を操作すると、サムネイルウィンドウSNWに表示されるサムネイル画像が順次切り替わる。このように、サムネイルウィンドウSNWに表示されるサムネイル画像を順次切り替えることにより、全ての画像ファイルGFのサムネイル画像をサムネイルウィンドウSNWに表示させることができる。
ユーザは、サムネイルウィンドウSNWに表示されたサムネイル画像SN1〜SN4をリモコン等を用いて選択する。図3の例では、サムネイル画像SN1が選択されており、サムネイル画像SN1の外周部の輝度が、他のサムネイル画像SN2〜SN3の外周部の輝度と異なっている。
このとき、ユーザがボタンBN1を操作すると、複数の画像ファイルGFのうち選択されたサムネイル画像SN1に対応する画像ファイルが印刷画像ファイルに設定される。なお、印刷画像ファイルの画像データで表される画像は、ラベル印刷による印刷対象の画像であるので、印刷対象画像ともいうことができる。一方、ユーザが、ボタンBB1を操作すると、図2に示すラベル印刷処理ルーチンは終了する。
図2のステップS200において、ラベル印刷アプリケーション274は、XHTML−Printデータを生成するためのテンプレートをプリンタ100(図1)から取得する。テンプレートの取得は、ラベル印刷アプリケーション274が、テンプレートファイル184の位置を示す特定のURLを指定して、プリンタ100のHTTPサーバ174にGETリクエストを送出することにより行われる。HTTPサーバ174は、GETリクエストを受信すると、指定されたURLで示されるテンプレートファイル184に格納されているデータをラベル印刷アプリケーション274に送信する。
図4は、ステップS200において、ラベル印刷アプリケーション274により取得されるテンプレートを示す説明図である。図4(a)に示すテンプレートTA1は、XHTML−Printで規定されたテンプレート形式のテキストであり、ヘッダ部TH1とボディ部TB1とを有している。
図4(b)に示すヘッダ部TH1は、印刷用紙のサイズを指定するサイズ指定部PS1と、印刷用紙のうち印刷ができないマージン幅を指定するマージン指定部MG1と、印刷可能な範囲の中で実際に印刷を行う領域(印刷領域)を指定する印刷領域指定部とを有している。印刷領域指定部は、「div.」で始まるブロックであり、図4(b)の例では、ヘッダ部TH1に2つ設けられている。
図4(b)に示すボディ部TB1には、印刷対象画像の位置を指定する印刷対象画像指定部IS1と、画像の印刷位置を指定する画像位置指定部IP1とを有している。印刷対象画像指定部IS1と画像位置指定部IP1には、コメント記号「<!−−***」と「***−−>」とで挟まれ特定の文字列「DTV IMAGE_」が記述されている。ラベル印刷アプリケーション274は、後述するように、ボディ部TB1中のこれらの記述部分(書換許容部)を書き換えることにより、XHTML−Printデータを生成する。
ボディ部TB1のうち、コメント記号「<!−−***」と「***−−>」とで挟まれ特定の文字列「PRINTER PAGE_」が記述されている領域は、プリンタ100(図1)の個体差としての印刷位置ずれの補正値が記述される領域である。この補正値の記述領域の値は、例えば、ラベル印刷アプリケーション274(図1)がプリンタ100からテンプレートTA1を取得する際に、ラベル印刷アプリケーション274あるいはプリンタ100により書き換えられる。
図5は、テンプレートTA1のヘッダ部TH1の記述により指定される種々の領域の配置を示す説明図である。図5の点線は、プリンタ100(図1)でラベル印刷を行う場合に、プリンタ100に適合したCDが配置されるトレイ(CDトレイ)を示している。図5の破線は、CDトレイに配置されるCDを示している。図5に示すように、CDトレイ上には、CDトレイの形状で定まる特定の位置にCDが配置される。
本実施例のCDトレイの大きさは、A4サイズとなっている。そのため、図4(b)のサイズ指定部PS1では、印刷用紙のサイズとしてA4が指定されている。すなわち、A4の印刷用紙全体に相当する用紙領域RPPは、CDトレイ全体を表す領域となる。なお、CDトレイの大きさがA4サイズでない(例えば、レターサイズ)場合、サイズ指定部PS1には、実際のCDトレイの大きさが印刷用紙のサイズとして指定される。
用紙領域RPPのうち、周辺の上下左右に位置するマージンを取り除いた領域が印刷可能領域RPTである。図5の例では、上下左右の各マージン幅は、5mmとなっている。そのため、図4(b)のマージン指定部MG1では、上下左右のマージン幅は、いずれも5mmが指定されている。すなわち、印刷可能領域RPTの左端は、用紙領域RPPの左端よりも左マージン幅MGL(5mm)右方向に位置し、印刷可能領域RPTの上端は、用紙領域RPPの上端よりも上マージン幅MGT(5mm)下方向に位置する。
ラベル印刷領域RCFは、CDトレイ上に配置されるCDの位置に外接する矩形の領域である。通常、CDは、外径が120mmの円となっているので、ラベル印刷領域RCFの幅CPWと高さCPHは、いずれも120mmとなる。そのため、図4(b)の印刷領域指定部CP1では、ラベル印刷領域RCFの幅(width)と高さ(height)とは、いずれも、120mmに指定されている。
図5の例では、CDトレイ上に配置されるCDの左端と、印刷可能領域RPTの左端との距離CPLは、12mmとなっている。また、トレイ上に配置されるCDの上端と、印刷可能領域RPTの上端との距離CPTは、10mmとなっている。そのため、図4(b)の印刷領域指定部CP1では、ラベル印刷領域RCFの左端位置(left)には12mmが指定され、ラベル印刷領域RCFの上端位置(top)には10mmが指定されている。
このように、ラベル印刷領域RCFの位置は、図4(b)のヘッダ部TH1の記述で指定される。そこで、ヘッダ部TH1の記述を実際のCDトレイ上のCDの配置に合わせておくことにより、ラベル印刷領域RCFを、CDトレイ上に配置されるCDに外接する領域とすることができる。上述のように、CDトレイ上のCDの配置は、プリンタ100(図1)に適合したCDトレイの形状で定まる特定の位置となっている。そのため、ラベル印刷領域RCFの位置を指定するテンプレートTA1を、プリンタ100のテンプレートファイル184に格納しておくことにより、プリンタ100に適合したCDトレイのCDの位置にラベル印刷領域RCFの位置を合わせることができる。
なお、本実施例では、ラベル印刷領域RCFの位置は、印刷可能領域RPTの左上端を基準として指定されているが、ラベル印刷領域RCFの位置を用紙領域RPPを基準として指定するものとしても良い。
図2のステップS300では、ラベル印刷領域RCFに印刷される画像のレイアウトの設定が行われる。図6は、ステップS300で実行されるレイアウト設定サブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS310において、ラベル印刷アプリケーション274は、印刷対象画像をラベル印刷領域RCF(図5)上の標準的な位置においた(標準レイアウト)状態でラベル印刷を行った場合の印刷結果の様子を表すプレビュー画像を取得する。なお、標準レイアウトとしては、印刷対象画像の中心とラベル印刷領域RCFの中心とを一致させるとともに、印刷対象画像の幅と高さとのいずれか大きい方をラベル印刷領域RCFの幅あるいは高さに合わせるレイアウトなど、種々のレイアウトに設定することが可能である。
プレビュー画像の取得は、具体的には、ラベル印刷アプリケーション274が、印刷画像ファイルの画像データと、印刷対象画像のラベル印刷領域RCFとの位置関係を表すデータ(レイアウトデータ)と、をプリンタ100(図1)に送信し、プリンタ100からプレビュー画像を表すデータを受信することにより行われる。
より具体的には、ラベル印刷アプリケーション274は、画像データとレイアウトデータとを含むメッセージにより、プリンタ100のHTTPサーバ174にPOSTリクエストを送出する。HTTPサーバ174は、POSTリクエストを受信すると、レイアウトデータに基づいて、印刷対象画像の拡大や縮小、位置の変更、および、トリミング等の処理を行い、プレビュー画像を生成する。生成されたプレビュー画像は、HTTPサーバ174により、ラベル印刷アプリケーション274に送信される。
なお、本実施例では、プレビュー画像の生成をプリンタ100にて行っているが、DTV200でプレビュー画像を生成するものとしても良い。但し、DTV200における画像処理の負荷を低減することができる点で、プリンタ100にてプレビュー画像の生成を行うのがより好ましい。また、LANを介してDTV200に接続された装置によりプレビュー画像を生成することも可能であるが、プレビュー画像生成のための装置を要しない点で、プリンタ100にてプレビュー画像の生成を行うのがより好ましい。
ステップS320では、ステップS310で取得されたプレビュー画像を用いて、DTV200(図1)の表示部230上にレイアウト画面が表示される。レイアウト画面は、ユーザがレイアウトを設定するために使用するユーザインタフェースである。
図7は、ステップS320において、表示部230上に表示されるユーザインタフェースUI2を示す説明図である。ユーザインタフェースUI2は、「次へ」ボタンBN2と、「戻る」ボタンBB2と、拡大ボタンBZUと、縮小ボタンBZDと、プレビューウィンドウPVWと、水平スクロールバーSH2と、垂直スクロールバーSV2と、を有している。
プレビューウィンドウPVWには、ステップS310で取得されたプレビュー画像が表示されている。このプレビューウィンドウPVWには、破線で示すCDの位置を表す2本の線PCO,PCIと、一点鎖線で示す印刷対象画像の外形を表す線PIMとが、プレビュー画像に重ね合わせて表示されている。
図6のステップS330では、ラベル印刷アプリケーション274が、DTV200の操作部220から入力されるユーザからの指示を取得する。ステップS330で取得されるユーザからの指示は、レイアウトを変更する指示とその他の指示に分けられる。
レイアウトを変更する指示とは、印刷対象画像とCDとの位置関係を変更する指示と、印刷対象画像の拡大あるいは縮小を行う指示である。ユーザは、図7のユーザインタフェースUI2において、水平スクロールバーSH2と垂直スクロールバーSV2とを操作することにより、印刷対象画像とCDとの位置関係を変更することができる。ユーザは、また、拡大ボタンBZUと縮小ボタンBZDとを操作することにより、印刷対象画像の拡大もしくは縮小を行うことができる。その他の指示は、ユーザが「次へ」ボタンBN2あるいは「戻る」ボタンBB2を操作して入力した指示である。
ステップS340において、ラベル印刷アプリケーション274は、ステップS330で取得したユーザからの指示が、レイアウトを変更するための指示か否かを判断する。ユーザからの指示がレイアウトを変更するための指示であった場合には、制御はステップS350に移される。一方、ユーザからの指示がレイアウトを変更するための指示でなかった場合には、制御はステップS360に移される。
ステップS360では、ステップS330で取得されたユーザの指示に従って、レイアウトデータが変更される。そして、ステップS310と同様に、変更後のレイアウトデータと印刷画像ファイルの画像データとをプリンタ100(図1)に送信し、プリンタ100からプレビュー画像を表すデータを受信することにより行われる。レイアウト変更後のプレビュー画像の取得の後、制御は、ステップS320に戻される。
ステップS360では、ラベル印刷アプリケーション274は、ステップS330で取得したユーザからの指示が、レイアウトの設定処理をキャンセルする指示か否かを判断する。
ユーザがインタフェースUI2(図7)の「次へ」ボタンBN2を操作した場合には、ユーザの指示はキャンセルを指示するものでないと判断され、制御は、ステップS370に移される。そして、ステップS370において、キャンセルフラグはリセットされ、制御はラベル印刷実行ルーチン(図2)に戻される。
一方、ユーザがインタフェースUI2の「戻る」ボタンBN2を操作した場合には、ユーザの指示はキャンセルを指示すると判断され、制御は、ステップS380に移される。そして、ステップS380において、キャンセルフラグはセットされ、制御はラベル印刷実行ルーチン(図2)に戻される。
ラベル印刷実行ルーチン(図2)のステップS400では、キャンセルフラグがセットされているか否かが判断される。キャンセルフラグがセットされている場合には、制御はステップS100に戻される。一方、キャンセルフラグがリセットされている場合には、制御はステップS500に移される。
ステップS500では、ラベル印刷アプリケーション274が、図4に示すテンプレートTA1から、XHTML−Printデータを生成する。具体的には、ステップS300で設定されたレイアウトに従って、図4(c)に示すボディ部TB1の画像位置指定部IP1のうち、書換可能な記述を変更する。また、ボディ部TB1の印刷対象画像指定部IS1を、印刷画像ファイルを表すURLに変更する。なお、変更後の印刷対象画像指定部IS2に記述されたURLのうち、「xxx.xxx.xxx.xxx」は、DTV200(図1)のIPアドレスを表しており、「/img/GF1.jpg」は、ステップS100で選択された印刷画像ファイルの内部記憶装置270内での位置を表している。印刷対象画像指定部IS2と画像位置指定部IP2とに記述される情報は、いずれも、プリンタ100により印刷される画像に関する情報である。
図8は、図4に示すテンプレートTA1から生成された、XHTML−PrintデータTA2の例を示す説明図である。図8(a)に示すXHTML−PrintデータTA2は、ヘッダ部TH1とボディ部TB1が、ヘッダ部TH2とボディ部TB2に置き換えられている点で、図4(a)のテンプレートTA1と異なっている。但し、図8(b)に示すヘッダ部TH2は、図4(b)のヘッダ部TH1と同じである。
図8(c)に示すボディ部TB2は、図4(c)のボディ部TB1の画像位置指定部IP1と印刷対象画像指定部IS1が、それぞれ、画像位置指定部IP2と印刷対象画像指定部IS2に書き換えられている。
図2のステップS600において、ラベル印刷アプリケーション274は、ステップS500で生成されたXHTML−Printデータによる印刷をプリンタ100(図1)に要求する。プリンタ100への印刷要求は、ラベル印刷アプリケーション274が、XHTMLーPrintデータを指定して印刷アクションをプリンタ100に要求することにより行われる。
なお、印刷アクションとしては、例えば、「CreateJobV2」あるいは「CreateURLJob」等の、UPnP PrintEnhanced1で規定されるアクションを使用することができる。この場合、これらのアクションで規定されている引数のうち、印刷媒体の種類を指定する引数(MediaType)に、印刷媒体がCDであることを示す特定の値を渡すことにより、プリンタ100は、CDの印刷可能な範囲のみに印刷を行うことができる。なお、本実施例では、印刷アクションとして、「CreateJobV2」を使用することにより、CDの印刷可能な範囲のみに印刷が行われる。
但し、他の方法により、CDの印刷可能な範囲のみに印刷を行うものことも可能である。この場合、ラベル印刷アプリケーション274は、印刷対象画像のうちCDの印刷可能な範囲を外れる領域に相当する画素の色を白色に変更する。画素の色を白色にすることにより、CDの印刷可能な範囲を外れる領域には印刷が行われない。なお、CDの印刷可能な範囲以外の位置に対応する画素の値は、プリンタ100での印刷が抑制される値であればよい。例えば、印刷画像データがGIF形式である場合、画素値を透明に変更することにより、CDの印刷可能な範囲を外れる領域への印刷を抑制することができる。
プリンタ100は、印刷アクションの要求を受け取ると、印刷アクションを要求するメッセージに含まれるXHTML−Printデータを指定する情報を、ラベル印刷実行部176に供給する。ラベル印刷実行部176は、供給された情報に基づいて、ラベル印刷アプリケーション274からXHTML−Printデータを取得する。そして、取得したXHTML−Printデータを解釈し、プリンタエンジン140にラベル印刷を実行させる。なお、このように、ラベル印刷アプリケーション274は、ラベル印刷実行部176に印刷データであるXHTML−Printデータを供給するので、「印刷データ供給装置」であるともいうことができる。
図9は、図8に示すXHTML−PrintデータTA2によるプリンタ100(図1)での印刷結果を示す説明図である。図9は、印刷対象画像と、印刷対象画像の配置が示されている点で、図5の領域の配置を示す説明図と異なっている。図9の一点鎖線は、印刷対象画像の全体形状RIMを表している。また、図9の斜線部は、印刷対象画像のうち実際に印刷が行われる領域を示している。
図8(c)の画像位置指定部IP2では、印刷対象画像の左端位置(left)には15mmが指定され、印刷対象画像の上端位置(top)には10mmが指定されている。そのため、図9に示す印刷結果では、印刷対象画像の左端とラベル印刷領域RCFの左端との距離IPLは15mmとなり、印刷対象画像の上端とラベル印刷領域RCFの上端との距離IPTは10mmとなっている。また、図8(c)の画像位置指定部IP2では、印刷対象画像の幅(width)には110mmが指定され、印刷対象画像の高さ(height)には100mmが指定されている。そのため、図9に示す印刷結果では、印刷対象画像の全体形状RIMの幅IPWは110mmとなり、印刷対象画像の全体形状RIMの高さIPHは100mmとなっている。
このように、本実施例では、ラベル印刷アプリケーション274が、プリンタ100(図1)から取得したテンプレートTA1を使用して、XHTML−Printデータを生成し、生成されたXHTML−Printデータによる印刷をプリンタ100に要求することにより、プリンタ100におけるCDのラベル印刷を行っている。このテンプレートTA1には、図4(b)に示すようにCDの印刷に使用されるCDトレイ上のCDの配置を示す情報CP1が含まれている。そのため、ラベル印刷に使用するプリンタ100の機種が異なり、CDトレイ上のCDの配置が異なるプリンタでラベル印刷を行う場合であっても、CDのラベル印刷が行われる領域をプリンタに対応して適切に設定し、ラベル印刷を適切に行うことが可能となる。
C.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
上記実施例では、ラベル印刷アプリケーション274(図1)が、CDトレイ上のCDの配置を示す情報(CD位置情報)と、CDトレイの大きさを示す情報(トレイサイズ情報)と、を含むテンプレートTA1(図4)をプリンタ100(図1)から取得することにより、CD位置情報を取得しているが、これらの情報(印刷条件情報)は、他の方法によっても取得することができる。例えば、印刷条件情報を含むテキストデータをプリンタ100から取得することも可能である。この場合、ラベル印刷アプリケーション274は、取得したテキストデータ中の印刷条件情報と、DTV200の内部記憶装置270に格納されたテンプレート(図示しない)と、に基づいて、XHTML−Printデータを生成することができる。このようにしても、印刷条件情報に基づいて生成されたXHTML−Printデータを用いることにより、ラベル印刷領域をプリンタに対応して適切に設定してラベル印刷を適切に行うことが可能となる。
C2.変形例2:
上記実施例では、本発明をCDトレイ上に配置されたCDのラベル印刷に適用しているが、本発明は、一般に、プリンタに適合した搬送部材上に配置された印刷媒体に印刷を行う場合にも適用することができる。本発明は、例えば、印刷媒体として、名刺等の予め定められた大きさの印刷用紙や、表面が印刷可能に形成されたメモリカード等に印刷を行う場合にも適用することができる。
本発明の一実施例としてのネットワークシステム10の構成を概略的に示す説明図。 DTV200を用いてラベル印刷を行うためのラベル印刷処理ルーチンを示すフローチャート。 ステップS100において、表示部230上に表示されるユーザインタフェースUI1を示す説明図。 ステップS200において、ラベル印刷アプリケーション274により取得されるテンプレートを示す説明図。 テンプレートTA1のヘッダ部TH1の記述により指定される種々の領域の配置を示す説明図。 ステップS300で実行されるレイアウト設定サブルーチンを示すフローチャート。 ステップS320において、表示部230上に表示されるユーザインタフェースUI2を示す説明図。 図4に示すテンプレートTA1から生成された、XHTML−PrintデータTA2の例を示す説明図。 図8に示すXHTML−PrintデータTA2によるプリンタ100(図1)での印刷結果を示す説明図。
符号の説明
10…ネットワークシステム
100…プリンタ
110…CPU
120…操作部
130…表示部
140…プリンタエンジン
150…カードインターフェイス
152…カードスロット
154…メモリカード
160…ネットワークインターフェイス
170…内部記憶装置
172…ネットワークプロトコル制御部
174…HTTPサーバ
176…ラベル印刷実行部
182…HTMLファイル
184…テンプレートファイル
200…DTV
210…CPU
220…操作部
230…表示部
260…ネットワークインターフェイス
270…内部記憶装置
272…Webブラウザ
274…ラベル印刷アプリケーション

Claims (8)

  1. 特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をネットワークを介して接続された前記プリンタに実行させるための印刷データを、前記プリンタに供給する印刷データ供給装置であって、
    前記印刷媒体への印刷を前記プリンタに実行させるために必要な印刷条件情報を、前記ネットワークを介して前記プリンタから受信する印刷条件情報受信部と、
    前記印刷条件情報受信部により受信された前記印刷条件情報に基づいて、前記プリンタに前記印刷媒体への印刷を実行させるための印刷データを生成する印刷データ生成部と、
    前記印刷データ生成部により生成された前記印刷データを、前記ネットワークを介して前記プリンタに送信することにより、前記印刷媒体への印刷を前記プリンタに実行させる印刷データ送信部と、
    を備える、印刷データ供給装置。
  2. 請求項1記載の印刷データ供給装置であって、
    前記印刷条件情報は、前記印刷条件情報受信部が前記プリンタから受信するテンプレートに含まれており、
    前記印刷データ生成部は、前記テンプレートのうち、前記印刷条件情報とは異なる部分に記述される特定の情報を前記プリンタで印刷される画像に関する情報に変更することにより、前記印刷データを生成する、印刷データ供給装置。
  3. 請求項1または2記載の印刷データ供給装置であって、
    前記印刷媒体はデータ記録用ディスクの表面である、印刷データ供給装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載の印刷データ供給装置であって、
    前記印刷条件情報は、前記プリンタの種類によって互いに異なり得る前記搬送部材と前記印刷媒体との位置関係に関する媒体位置情報を含む、印刷データ供給装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか記載の印刷データ供給装置であって、
    前記印刷条件情報は、前記プリンタの種類によって互いに異なり得る前記搬送部材の形状に関する搬送部材情報を含む、印刷データ供給装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか記載の印刷データ供給装置であって、
    前記印刷データ送信部は、前記印刷データとともに所定の情報を前記プリンタに送信することにより、前記プリンタに前記印刷媒体以外の位置への印刷を抑制させる、印刷データ供給装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか記載の印刷データ供給装置であって、
    前記印刷データ生成部は、前記プリンタで印刷される画像のうち前記印刷媒体以外の位置に対応する画素の値を前記プリンタでの印刷が抑制される値に変更することにより、前記プリンタに前記印刷媒体以外の位置への印刷を抑制させる、印刷データ供給装置。
  8. 特定のプリンタに適合する搬送部材上に配置された印刷媒体への印刷をネットワークを介して接続された前記プリンタに実行させるための印刷データを、前記プリンタに供給する印刷データ供給方法であって、
    (a)前記印刷媒体への印刷を前記プリンタに実行させるために必要な印刷条件情報を、前記ネットワークを介して前記プリンタから受信する工程と、
    (b)前記工程(a)において取得された前記印刷条件情報に基づいて、前記プリンタに前記印刷媒体への印刷を実行させるための印刷データを生成する工程と、
    (c)前記工程(b)において生成された前記印刷データを、前記ネットワークを介して前記プリンタに送信することにより、前記印刷媒体への印刷を前記プリンタに実行させる工程と、
    を備える、印刷データ供給方法。
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