JP2008032436A - 電力量計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マイクロコンピュータ107において、電流測定回路102によって測定された電流値および電圧測定回路103によって測定された電圧値が一定サイクルで取得されて、マイクロコンピュータ107のRAMに格納される。取得された電流値および電圧値に基づいて、ユーザが利用する被計量電気回路の電力供給の状況(『停電』,『瞬時電圧低下』,『電圧正常且つ供給電流0』または『復帰』)が判定される。表示部109には、マイクロコンピュータ107による電力供給の状況の判定結果,およびその事象が発生した時刻等が表示される。
【選択図】図1
Description
次に、図1に示した電力量計による動作について説明する。
まず、電流測定回路102は電流値を測定し、電圧測定回路103は電圧値を測定する。マイクロコンピュータ107は、電流測定回路102によって測定された電流値および電圧測定回路103によって測定された電圧値を一定サイクル(ここでは、1秒間に3回)で取得して自己のRAMに格納する。マイクロコンピュータ107のRAMは、このステップST101においてマイクロコンピュータ107によって取得された電流値および電圧値のセットと、現時点から1秒前までの間に既に取得されている電流値および電圧値のセット(ここでは、2セット)とを格納する。
次に、マイクロコンピュータ107は、被計量電気回路における電力供給が異常状態であるか否かを示す異常状態フラグがONになっているか否かを判断する。異常状態フラグがOFFである場合にはステップST103へ進み、異常状態フラグがONである場合にはステップST111へ進む。
次に、マイクロコンピュータ107は、ステップST101において取得した電圧値が電圧異常であることを示す第1の電圧レベル(ここでは、90V)よりも低いか否かを判断する。電圧値が90Vよりも低い場合にはステップST104へ進み、そうでない場合にはステップST107へ進む。
次に、マイクロコンピュータ107は、RAMに記録されている電流値および電圧値のセット(90Vよりも低いと判断された電圧値および電流値のセットと、この電圧値および電流値のセットを取得した時から1秒前までの間に取得されていた電流値および電圧値のセット(2セット))をメモリ108に出力する。
次に、マイクロコンピュータ107は、被計量電気回路に生じた事象が『停電(電力会社)』である判定するとともに、時計部105によって計時されている現在時刻を『発生時刻』として取得する。次に、マイクロコンピュータ107は、メモリ108に記録された電流値および電圧値のセットのうち電流値を『1秒前の電流値』として読み出す。そして、マイクロコンピュータ107は、電力量周波数変換回路101からの周波数信号に基づいて編成した電力計量値とともに、『判定結果(停電(電力会社))』と『発生時刻』と『1秒前の電流値』とを示す電力状況情報を表示部109へ出力する。次に、ステップST109へ進む。
一方、ステップST104において電圧値が第2の電圧レベル(ここでは、0V)ではないと判断すると、マイクロコンピュータ107は、被計量電気回路に生じた事象が『瞬時電圧低下』であると判定するとともに、時計部105によって計時されている現在時刻を『発生時刻』として取得する。次に、マイクロコンピュータ107は、ステップST104において取得した電圧値(現時点から1秒後までの間に取得された電圧値)のうち最も低い電圧値を『最低電圧値』として算出する。また、マイクロコンピュータ107は、メモリ108に記録された電流値および電圧値のセットのうち電流値を『1秒前の電流値』として読み出す。そして、マイクロコンピュータ107は、電力量周波数変換回路101からの周波数信号に基づいて編成した電力計量値とともに、『判定結果(瞬時電圧低下)』と『発生時刻』と『最低電圧値』と『1秒前の電流値』とを示す電力状況情報を表示部109へ表示する。次に、ステップST109へ進む。
一方、ステップST103において電圧値が第1の電圧レベル(ここでは、90V)以上であると判断すると、マイクロコンピュータ107は、ステップST101において取得された電流値が0Aであるか否かを判断する。電流値が0Aである場合にはステップST108へ進み、そうでない場合には『異常なし』と判定してステップST101へ進む。
次に、マイクロコンピュータ107は、被計量電気回路に生じた事象が『電圧正常且つ供給電流0』であると判定するとともに、時計部105によって計時されている現在時刻を『発生時刻』として取得する。次に、マイクロコンピュータ107は、電力量周波数変換回路101からの周波数信号に基づいて編成した電力計量値とともに、『判定結果(電圧正常且つ供給電流0)』と『発生時刻』とを示す電力状況情報を表示部109へ出力する。次に、ステップST109へ進む。
ステップST105,ST106,またはST108においてマイクロコンピュータ107による事象の判定が完了すると、表示部109は、マイクロコンピュータ107からの電力計量値と電力状況情報を表示する(図3参照)。
次に、マイクロコンピュータ107は、ステップST105,ST106,またはST108において電力状況情報を表示部109へ出力すると、異常状態フラグをONにする。次に、ステップST101へ進む。
一方、ステップST102において異常状態フラグがONであると判断すると、マイクロコンピュータ107は、ステップST101において取得した電圧値が90Vよりも大きいか否かを判断する。電圧値が90Vよりも大きい場合にはステップST112へ進み、そうでない場合にはステップST101へ進む。
次に、マイクロコンピュータ107は、被計量電気回路における電力供給が正常状態に『復帰』したと判定するとともに、時計部105によって計時されている現在時刻を『発生時刻(復帰時刻)』として取得する。次に、マイクロコンピュータ107は、電力量周波数変換回路101からの周波数信号に基づいて編成した電力計量値とともに、『判定結果(復帰)』と『発生時刻』とを示す電力状況情報を表示部109へ出力する。
次に、表示部109は、マイクロコンピュータ107からの電力計量値および電力状況情報を受け取ると、『電力計量値』とともに、事象として『復帰』を表示し、『発生時刻』を表示する。
次に、マイクロコンピュータ107は、ステップST113において電力状況情報を表示部109へ出力すると、異常状態フラグをOFFにする。次に、ステップST101へ進む。
以上のように、電力量計の表示部に、『判定結果(事象)』と『発生時刻』とが表示されることによって、電力会社の検針員や保守員だけでなく、ユーザも積極的に電力供給の状況を把握することができる。例えば、ユーザの留守中に停電が発生していた場合、電力量計の表示を参照すれば、どの時間帯に停電が発生していたのかを容易に把握することができる。これによれば、現在は復電しているが以前に停電しておりビデオやパソコンがリセットされて番組録画が正常になされていない場合には録画がなされていない時間帯を把握することができる。または、現在も停電中であり冷蔵庫が停止してしまっている場合にはどのくらいの間冷蔵庫が停止しているのかを把握することができる。
102 電力測定回路
103 電圧測定回路
104 波形成形回路
105 時計部
107 マイクロコンピュータ
108 メモリ
109 表示部
110 停電補償装置
111 電源回路
Claims (3)
- 被計量電気回路の電流値を測定する電流測定部と、
前記被計量電気回路の電圧値を測定する電圧測定部と、
現在時刻を計時する時計部と、
前記電流測定部によって測定された電流値および前記電圧測定部によって測定された電圧値を一定時間毎に取得し、取得した電流値および電圧値に基づいて前記被計量電気回路における電力供給の異常を判定する一方取得した電流値および電圧値に基づいて電力供給における異常の復帰を判定するとともに、当該判定を実行したときに前記時計部が示している現在時刻を当該判定した事象の発生時刻として取得するマイクロコンピュータと、
前記マイクロコンピュータによる電力供給状況の判定結果と前記マイクロコンピュータによって取得された発生時刻とを対応付けて表示する表示部とを備える
ことを特徴とする電力量計。 - 請求項1において、
前記マイクロコンピュータは、
前記被計量電気回路における電力供給に異常が発生しているか否かを示す異常状態フラグがOFFであり、且つ、現時点にて取得した電圧値が電圧異常を示す第1の電圧レベルよりも低いと判断し、且つ、前記現時点から所定時間後までの間に取得した電圧値が停電状態を示す第2の電圧レベルであると判断すると、前記被計量電気回路に生じた事象が『停電』であると判定するとともに前記異常状態フラグをONにし、
前記異常状態フラグがOFFであり、且つ、前記現時点にて取得した電圧値が前記第1の電圧レベルよりも低いと判断し、且つ、前記現時点から所定時間後までの間に取得した電圧値が前記第2の電圧レベルではないと判断すると、前記被計量電気回路に発生した事象が『瞬時電力低下』であると判定するとともに異常状態フラグをONにし、
前記異常状態フラグがOFFであり、且つ、前記現時点にて取得した電圧値が前記第1の電圧レベルよりも高いと判断し、且つ、前記現時点にて取得した電流値が0Aであると判断すると、前記被計量電気回路に発生した事象が『電圧正常且つ供給電流0』であると判定するとともに異常状態フラグをONにし、
前記異常状態フラグがONであり、且つ、前記現時点にて取得した電圧値が前記第1の電圧レベルよりも高いと判断すると、前記被計量電気回路における電力供給が正常状態に『復帰』したと判定するとともに前記異常状態フラグをOFFにする
ことを特徴とする電力量計。 - 請求項2において、
前記マイクロコンピュータは、
前記現時点にて前記電流測定部から取得した電流値および前記電圧測定部から取得した電圧値を記録する一方、前記現時点から所定時間前までの間に取得した電流値および電圧値も記録しており、
前記被計量電気回路に生じた事象が『停電』であると判定すると、前記記録している電流値を所定時間前の電流値として出力し、
前記被計量電気回路に生じた事象が『瞬時電力低下』であると判定すると、前記現時点から所定時間後までの間に取得した電圧値のうち最も低い電圧値を最低電圧値として出力し、
前記表示部は、
前記マイクロコンピュータによる事象の判定結果と前記マイクロコンピュータによって取得された発生時刻とを表示するとともに、前記マイクロコンピュータからの所定時間前の電流値および最低電圧値を前記電力供給状況の判定結果に対応付けて表示する
ことを特徴とする電力量計。
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