JP2008032056A - 回転軸振動抑制装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動・騒音抑制性能が高い回転軸振動抑制装置を提供すること。
【解決手段】軸受3の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段16により電流を流すことで、前記各包囲部材を半径方向に伸縮自在に変化させることができる変位制御手段4と、軸受3の外周側であって各変位制御手段4の包囲部材に接触するように設けられ、回転軸2の振動に伴って前記各包囲部材が半径方向に振動するとき発生する加速度変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の加速度から振動波形を検出する振動検出手段5と、各振動検出手段5で検出された振動波形と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように各変位制御手段4に流す電流を制御する振動抑制手段17とを具備したもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機等の回転軸により発生する振動を抑制する回転軸振動抑制装置に関する。
図12及び図13は、一般的な回転電機の概略構成を示すもので、回転軸(以下単に軸と称する)2には、回転電機の回転子20が取り付けられている。軸受3は、軸2が回転可能なように支持する。フレーム1は軸受3と固定子21を保持する。
回転電機の回転軸2にラジアル力が加わった場合、軸2が偏心するため、振動・騒音が発生する。特に高速回転時の振動・騒音は人の可聴域となり、問題となる。
回転機の剛性向上等の対策で、軸2の偏心等による振動・騒音を問題のないレベルに抑えることもできるが、コスト上昇を招くことになる。
また、軸の偏心による振動・騒音を低減するものとして、例えば、特許文献1のように磁気軸受構造にするもの、特許文献2のように変位計による検出信号に基づき微小変位アクチュエータで軸心を制御するものがある。さらに特許文献3には、磁歪素子でスラスト方向に伸長、収縮させる点が記載されている。
特開平8−294248号公報 特開平5−157114号公報 特開平10-281219号公報
特許文献1のように磁気軸受構造にするものは、軸受用の巻線が必要となりコスト上昇を招く。
特許文献2のように変位計による検出信号に基づき微小変位アクチュエータで軸心を制御するものは、軸偏心の変位を高精度に測定する必要がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決するためになされたものであり、振動・騒音抑制性能が高い回転軸振動抑制装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、回転軸を回転自在に支持する軸受と、前記軸受の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材を半径方向に伸縮自在に変化させることができる変位制御手段と、前記軸受の外周側であって前記各変位制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記回転軸の振動に伴って前記各包囲部材が半径方向に振動するとき発生する加速度変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の加速度から振動波形を検出する振動検出手段と、前記各振動検出手段で検出された振動波形と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように前記各変位制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段とを具備した回転軸振動抑制装置である。
前記目的を達成するため、請求項2に対応する発明は、回転軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材を半径方向に作用する圧力を変化させることができる圧力制御手段と、前記軸受の外周側であって前記各圧力制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記各包囲部材が半径方向に発生する圧力変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の圧力を検出する圧力検出手段と、前記各圧力検出手段で検出された振動波形と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように前記各圧力制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段とを具備した回転軸振動抑制装置である。
前記目的を達成するため、請求項3に対応する発明は、回転軸を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受と、前記回転軸を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受と、前記第1軸受と前記第2軸受の間にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材のスラスト方向に作用する圧力を変化させることができる負荷制御手段と、前記第1軸受の外周側であって前記各負荷制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記各包囲部材が半径方向に発生する圧力変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段で検出された半径方向の圧力に応じて前記第1軸受の負荷を変化させるために前記負荷制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段とを具備した回転軸振動抑制装置である。
前記目的を達成するため、請求項4に対応する発明は、回転軸を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受と、前記回転軸を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受と、前記第1軸受と前記第2軸受の間にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材のスラスト方向に作用する圧力を変化させることができる負荷制御手段と、前記回転軸の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段で検出された速度信号が前記負荷制御手段に入力され、前記検出した回転速度に応じて前記第1軸受の負荷を変化させるために前記負荷制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段とを具備した回転軸振動抑制装置である。
前記目的を達成するため、請求項5に対応する発明は、回転軸を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受と、前記回転軸を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受と、前記第1軸受の外周面に接するように設けられ、回転遠心力により軸径の一部が変化する軸径変化機構とを具備した回転軸振動抑制装置である。
本発明によれば、振動・騒音抑制性能が高い回転軸振動抑制装置を提供することができる。
以下、本発明に係る回転軸振動抑制装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
まず、図1乃至図3を用いて実施形態1を説明する。
本実施形態1は、回転軸1を回転自在に支持する軸受3と、軸受3の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子(図示せず)及び各超磁歪素子を包囲する包囲部材(図示せず)により構成され、各超磁歪素子に対して電流制御手段16により電流を流すことで、各包囲部材を半径方向例えば図3に示すX方向、Y方向に伸縮自在に変化させることができる変位制御手段4と、軸受3の外周側であって各変位制御手段4の包囲部材に接触するように設けられ、回転軸2の振動に伴って各包囲部材が半径方向に振動するとき発生する加速度変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の加速度から振動波形を検出する振動検出手段5と、図3(b)に示すように各振動検出手段5で検出された振動波形(振動検出値)と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように各変位制御手段4に流す電流を制御する振動抑制手段17とを具備したものである。
ここで、超磁歪素子とは、磁歪素子の中で、大きな弾性変位が得られるものであって、100ppm以上のものをさしている。なお、磁歪とは、磁性材料が外部からの磁界の影響で弾性変形する物理現象のことで、磁歪素子はこのような物理現象を達成する素子のことである。
実施形態1によれば、振動検出手段5による検出信号に基づき変位制御手段4で軸心を制御するようにしたので、振動・騒音を抑制することができる。前述した特許文献2は、下側と右側の振動検出手段がバネにより構成されているので、一定の周波数で共振現象が起こる可能性があり、採用することは難しい。また特許文献2は、振動検出を、ギャップセンサーにより行っているので、装置自体も大きくなる上、せいぜい検出が出来ても1KHzまでしかできない。これに対して、本発明の実施形態1では、軸受3と、軸受3の外周面に接するように変位制御手段4と、変位制御手段4と接するように振動検出手段5を設けて一体化しているので、共鳴現象が起こりづらい。また、本実施形態によれば超磁歪素子を使用した変位制御手段4と、振動検出手段5を組み合わせているので、0Khz〜20KHzの振動を検出することが可能となる。そのため、高調波の抑制も行うことができる。
(実施形態2)
次に、図4及び図5を参照して実施形態2を説明する。なお実施形態1と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
軸受3の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段16により電流を流すことで、前記各包囲部材を半径方向に作用する圧力を変化させることができる圧力制御手段6と、軸受3の外周側であって前記各圧力制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記各包囲部材が半径方向に発生する圧力変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の圧力を検出する圧力検出手段7と、各圧力検出手段7で検出された振動波形と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように各圧力制御手段6に流す電流を制御する振動抑制手段17とを具備したものである。
このように構成された実施形態2の作用効果を説明する。
圧力検出手段7により、軸受3の圧力が検出され、圧力制御手段6に入力される。圧力制御手段6は圧力差がなくなるように、圧力を変化させる。
具体的には、圧力検出手段7は、例えば、ロードセル等で、左右及び上下の圧力を検出し、圧力制御手段6では、検出したそれぞれの圧力の大きさに応じて、左右および上下の圧力を所定量に制御する。圧力を与えるものとして、例えば、超磁歪素子を用いる。
本実施形態によれば、圧力検出手段7による検出信号に基づき圧力を制御するようにしたので、振動・騒音を抑制することができる。
(実施形態3)
次に、図6及び図7を参照して説明する。
本実施形態は、回転軸2を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受例えばころがり軸受9と、回転軸2を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受例えばすべり(流体)軸受8と、ころがり軸受9とすべり軸受8の間にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段16により電流を流すことで、前記各包囲部材のスラスト方向に作用する圧力を変化させることができる負荷制御手段10と、ころがり軸受9の外周側であって各負荷制御手段10の包囲部材に接触するように設けられ、各包囲部材が半径方向に発生する圧力変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の圧力を検出する圧力検出手段7と、前記圧力検出手段7で検出された半径方向の圧力に応じて前記第1軸受の負荷を変化させるために前記負荷制御手段10に流す電流を制御する振動抑制手段17とを具備したものである。
このように構成された実施形態3の作用効果を説明する。
一般的な軸受として、ころがり軸受9とすべり軸受8があり、ころがり軸受9は耐荷重が大きいが軸振動が大きく、すべり軸受8は軸振動が小さいが耐荷重が小さいという特徴があり、たとえば、これら2種類の軸受9、8を用いる
圧力検出手段7により、軸受9の圧力が検出され、負荷制御手段10に入力される。負荷制御手段10は圧力に応じて耐荷重が大きいころがり軸受9の負荷を変化させる。
具体的には、圧力検出手段7は、たとえば、ロードセル等で、ラジアル方向の圧力を検出し、負荷制御手段10では、検出した圧力を、耐荷重の大きいころがり軸受9の負荷を変化させて所定量に制御する。負荷を変化させるものとして、たとえば、超磁歪素子で、ころがり軸受9のフレーム接続部分をスラスト方向に変位させるものを用いる。ころがり軸受9は、テーパー形状にしていて、フレーム接続部分をスラスト方向に変化させることにより、軸受の負荷が変化できるようになっている。
本実施形態によれば、圧力検出手段7による検出信号に基づき耐荷重が大きいころがり軸受9と、軸振動が小さいすべり軸受8との負荷を制御するようにしたので、低負荷時の振動・騒音を抑制することができる。
(実施形態4)
次に、図8及び図9を参照して実施形態4を説明する。
本実施形態4は、回転軸2を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受例えばころがり軸受9と、回転軸2を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受例えばすべり(流体)軸受8と、ころがり軸受9とすべり軸受8の間にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段16により電流を流すことで、前記各包囲部材のスラスト方向に作用する圧力を変化させることができる負荷制御手段10と、回転軸2の回転速度を検出する回転速度検出手段11と、回転速度検出手段11で検出された速度信号が負荷制御手段10に入力され、前記検出した回転速度に応じて前記第1軸受の負荷を変化させるために前記負荷制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段17とを具備したものである。
このように構成された実施形態4の作用効果について説明する。
回転速度検出手段11により、回転速度が検出され、負荷制御手段10に入力される。負荷制御手段10は回転速度に応じて耐荷重が大きいころがり軸受9の負荷を変化させる。
具体的には、回転速度検出手段は、例えば、レゾルバやロータリエンコーダ等で、回転速度を検出し、負荷制御手段10では、検出した回転速度の応じて、耐荷重の大きいころがり軸受9の負荷を変化させる。負荷を変化させるものとして、例えば、超磁歪素子で、ころがり軸受9のフレーム1の接続部分をスラスト方向に変位させるものを用いる。ころがり軸受9は、テーパー形状にしていて、フレーム接続部分をスラスト方向に変化させることにより、軸受の負荷が変化できるようになっている。
本実施形態によれば、回転速度検出手段による検出信号に基づき耐荷重が大きいころがり軸受9と、軸振動が小さいすべり軸受8との負荷を制御するようにしたので、高速回転時の振動・騒音を抑制することができる。
(実施形態5)
次に、図10及び図11を参照して実施形態5を説明する。
実施形態5は、回転軸2を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受例えばころがり軸受9と、回転軸2を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受例えばすべり(流体)軸受8と、ころがり軸受9の外周面に接するように設けられ、回転遠心力により軸径の一部が変化する軸径変化機構12とを具備した回転軸振動抑制装置である。
このように構成された実施形態5における作用効果を説明する。
停止・低速回転時は、振動が大きく耐荷重が大きいころがり軸受9の負荷が大きく、振動が小さいすべり軸受8の負荷を小さいようにして、高速回転時には、軸径変化機構により軸径が変化し、それにより、振動が大きく耐荷重が大きい軸受の負荷を小さく、振動が小さいすべり軸受8の負荷が大きくなるよう作用する。
軸径変化機構12は、円周で数分割され、軸接続部はリンクになっていて、開放部は遠心おもりとなっている。遠心おもりは回転速度に応じてラジアル方向に広がるため、軸径が変化する。
本実施の形態によれば、回転遠心力により軸径が変化する機構12により、回転速度に基づき耐荷重が大きいころがり軸受9と、軸振動が小さいすべり軸受8との負荷を変化するようにしたので、高速回転時の振動・騒音を抑制することができる。
(変形例)
前述の実施形態では、回転電機の両端側にそれぞれ設けてある軸受ごとに電流制御手段16及び振動抑制手段17を設けるようにしたが、これらを共通のものとしてもよい。その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できる。
本発明の実施形態1の回転軸振動抑制装置の正断面図。 本発明の実施形態1の回転軸振動抑制装置の側面図。 本発明の実施形態1の回転軸振動抑制装置の動作を説明するための図。 本発明の実施形態2の回転軸振動抑制装置の正断面図。 本発明の実施形態2の回転軸振動抑制装置の側面図。 本発明の実施形態3の回転軸振動抑制装置の正断面図。 本発明の実施形態3の回転軸振動抑制装置の側面図。 本発明の実施形態4の回転軸振動抑制装置の正断面図。 本発明の実施形態4の回転軸振動抑制装置の側面図。 本発明の実施形態5の回転軸振動抑制装置の正断面図。 本発明の実施形態5の回転軸振動抑制装置の側面図。 従来の回転電機における課題を説明するための正断面図。 従来の回転電機における課題を説明するための側面図。
符号の説明
1…回転電機のフレーム、2…回転軸、3…軸受、4…変位制御手段、5…振動検出手段、6…圧力制御手段、7…圧力検出手段、8…すべり(流体)軸受、9…ころがり軸受、10…負荷制御手段、11…回転速度検出手段、12…軸径変化機構、16…電流制御手段、17…振動抑制手段。

Claims (5)

  1. 回転軸を回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材を半径方向に伸縮自在に変化させることができる変位制御手段と、
    前記軸受の外周側であって前記各変位制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記回転軸の振動に伴って前記各包囲部材が半径方向に振動するとき発生する加速度変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の加速度から振動波形を検出する振動検出手段と、
    前記各振動検出手段で検出された振動波形と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように前記各変位制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段と、
    を具備したことを特徴とする回転軸振動抑制装置。
  2. 回転軸を回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受の外周面の上下左右位置にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材を半径方向に作用する圧力を変化させることができる圧力制御手段と、
    前記軸受の外周側であって前記各圧力制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記各包囲部材が半径方向に発生する圧力変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記各圧力検出手段で検出された振動波形と、同一振幅で同一周期であって逆位相となるように前記各圧力制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段と、
    を具備したことを特徴とする回転軸振動抑制装置。
  3. 回転軸を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受と、
    前記回転軸を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受と、
    前記第1軸受と前記第2軸受の間にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材のスラスト方向に作用する圧力を変化させることができる負荷制御手段と、
    前記第1軸受の外周側であって前記各負荷制御手段の包囲部材に接触するように設けられ、前記各包囲部材が半径方向に発生する圧力変化に応じて電圧を発生し、この電圧値に基づいてX軸方向とY軸方向の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段で検出された半径方向の圧力に応じて前記第1軸受の負荷を変化させるために前記負荷制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段と、
    を具備したことを特徴とする回転軸振動抑制装置。
  4. 回転軸を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受と、
    前記回転軸を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受と、
    前記第1軸受と前記第2軸受の間にそれぞれ接触するように設けられ、各々は超磁歪素子及び前記各超磁歪素子を包囲する包囲部材により構成され、前記各超磁歪素子に対して電流制御手段により電流を流すことで、前記各包囲部材のスラスト方向に作用する圧力を変化させることができる負荷制御手段と、
    前記回転軸の回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記回転速度検出手段で検出された速度信号が前記負荷制御手段に入力され、前記検出した回転速度に応じて前記第1軸受の負荷を変化させるために前記負荷制御手段に流す電流を制御する振動抑制手段と、
    を具備したことを特徴とする回転軸振動抑制装置。
  5. 回転軸を回転自在に支持するものであって耐荷重が大きい第1軸受と、
    前記回転軸を回転自在に支持するものであって軸振動が小さい第2軸受と、
    前記第1軸受の外周面に接するように設けられ、回転遠心力により軸径の一部が変化する軸径変化機構と、
    を具備したことを特徴とする回転軸振動抑制装置。
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