JP2008031771A - 釣り用テント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 折り畳み式のフレームと、このフレームの内側に張設されたシェードを備え、前記フレームは、上端に放射状に伸びる上部連結ポールが枢着され、下端にシェードの上部に設けた係合部が接続されるコネクタが設けられた連結部材と、一端が前記上部連結ポールに枢着された支持棒の他端側が枢着され、連結部材の軸部に沿って上下動可能なスライド部材を有し、前記連結部材に、スライド部材に設けた係止孔に係止して、フレームの展開状態を維持するストッパを出没可能に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
特許文献1に開示されるようにこの種のテントは、傘の原理を導入して傘骨状のフレーム(骨材)と、このフレームで折り畳み及び展開されるシェード(テント布)とで全体がはえ蚊帳状に形成され、容易に折り畳み及び展開可能な構造とされている。
そして、図7に示すように弾性バネ19のバネ力でテント17を広げた後、スライド部材15を図8の如く下方へ押圧操作すると、スライド部材15に連結されている支持棒13の外側端23が内側端25の高さより高い位置となって、フレーム1全体がロックされるようになっている。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、テントを展開乃至折り畳み収縮する際に、前記スライド部材のロックの設定,解除を容易にしたテントを提供することを目的とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のテントに於て、前記ストッパは、スライド部材に枢着された支持棒の外側端の高さより低い位置で、当該スライド部材に設けた係止孔に係止することを特徴とする。
また、テントを折り畳み収縮する際にも、ストッパと係止孔とのロック状態を解除するだけで簡単にフレームを折り畳むことができるし、更に、請求項2に係る発明によれば、操作体の操作でストッパと係止孔とのロック状態を容易に解除することができるため、指を部材の隙間に挟んでしまうことがなく、更に、請求項3に係る発明によれば、支持棒の外側端が内側端の高さより低い位置でフレームが展開状態となってロックされるため、強い力をかけてスライド部材を下方へ操作する必要がなくなり、指を部材の隙間に挟んでしまうことがない。
図1乃至図4は請求項1乃至請求項3の一実施形態に係るテントを示し、図1及び図2に示すように本実施形態に係るテント31は、自動傘と類似した作動をする折り畳み式のフレーム33と、このフレーム33で折り畳み及び展開されるシェード35とで全体がはえ蚊帳状に形成されており、シェード35の前面に、視界を確保し釣竿を振り操作するための開口部37がシェード前面の大半を占める状態で大きく開口している。
而して、図1乃至図4に示すようにフレーム33は、連結部材39と上部連結ポール41,下部連結ポール43,スライド部材45,支持棒47及び弾性バネ49とで構成されており、連結部材39は筒状に形成されて、その上部に設けた平面視円形状のフランジ部51に、テント31を張る際に放射状に延びる多数の上部連結ポール41が枢着されている。
そして、連結部材39の軸部に筒状のスライド部材45が上下動可能に取り付けられており、当該スライド部材45の上部に設けたフランジ部59に、上部連結ポール41に対応して複数本の支持棒47の内側端61が回動可能に枢着されており、支持棒47の外側端63は、夫々、上部連結ポール41の略中途部に枢着されている。そして、上部連結ポール41の下端に、テント31の脚部として機能する下部連結ポール43が枢着部Sで回動可能に枢着されている。
そして、図3に示すように連結部材39の周壁に上下方向に設けたスリット状の開口部64に、傘の下ハジキに相当する爪状のストッパ65が出没可能に装着されている。
また、上述したようにスライド部材45が連結部材39の軸部に沿って下降してくると、ストッパ65はスライド部材45によって連結部材39内に押圧されるが、スライド部材45の周壁には、前記開口部64と略同一形状の係止孔75が設けられており、図3の如くスライド部材45がストッパ57に当接する位置まで下がると、この係止孔75が開口部64と一致するようになっている。
そして、緊締してあるバンドを釣場で解けば、図3に示すように弾性バネ49のバネ力でスライド部材45が下方へ弾性付勢されてストッパ57に当接すると共に、係止孔75が開口部64と一致するため、開口部64から外方へ突出したストッパ65が係止孔75に係止して展開したフレーム33がロックされ、支持棒47の外側端63が内側端61の高さより低い位置でロックされる。これにより、シェード37も展開してロックされる。
また、斯様にスライド部材45がストッパ57に当接するように弾性バネ49のバネ力を強く設定していない場合にも、弾性バネ49が伸長してスライド部材45を下方へ弾性付勢しているため、この後、フランジ部51を下方に軽く押圧操作してスライド部材45をストッパ57に当接させたり、スライド部材45を軽く移動させてストッパ57に当接させれば、ストッパ65が係止孔75に係止して展開したフレーム33をロックさせることができるし、このとき、外側端63が内側端61の高さより低い位置でロックされるように構成したので、図5以下の従来例に比し操作が容易である。
また、フランジ部51を下方に押圧してスライド部材45をストッパ57に当接させる際にも、フランジ部51を軽く押圧操作すればよく強い力を必要としない。
33 フレーム
35 シェード
39 連結部材
41 上部連結ポール
43 下部連結ポール
45 スライド部材
47 支持棒
49 弾性バネ
51,59 フランジ部
53 連結ロープ
55 ロープコネクタ
57,65 ストッパ
61 支持棒の内側端
63 支持棒の外側端
64,73 開口部
67 ストッパリリースボタン
69 板バネ
71 係合孔
75 係止孔
Claims (3)
- 折り畳み式のフレームと、このフレームの内側に張設されたシェードを備え、
前記フレームは、上端に放射状に伸びる上部連結ポールが枢着され、下端にシェードの上部に設けた係合部が接続されるコネクタが設けられた連結部材と、
一端が前記上部連結ポールに枢着された支持棒の他端側が枢着され、連結部材の軸部に沿って上下動可能なスライド部材を有し、
前記連結部材に、スライド部材に設けた係止孔に係止して、フレームの展開状態を維持するストッパを出没可能に設けたことを特徴とする釣り用テント。 - 前記連結部材に、前記ストッパと係止孔との係止状態を解除する操作体を設けたことを特徴とする請求項1に記載の釣り用テント。
- 前記ストッパは、スライド部材に枢着された支持棒の外側端の高さより低い位置で、当該スライド部材に設けた係止孔に係止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の釣り用テント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208104A JP2008031771A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 釣り用テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006208104A JP2008031771A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 釣り用テント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008031771A true JP2008031771A (ja) | 2008-02-14 |
Family
ID=39121496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006208104A Pending JP2008031771A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 釣り用テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008031771A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108590324A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-09-28 | 陈美群 | 一种便于携带的户外精密仪器用防风篷 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6227163A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-05 | Toshiba Corp | プリンタ装置 |
JPH035218U (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-18 | ||
JP2004515671A (ja) * | 2000-12-07 | 2004-05-27 | ハム,セ−イル | 自動傘式キャノピーテント |
-
2006
- 2006-07-31 JP JP2006208104A patent/JP2008031771A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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Cited By (1)
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