JP2008028539A - 高周波回路装置 - Google Patents

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敦 諏訪
Tadayoshi Nakatsuka
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Abstract

【課題】小型化を可能とし且つ挿入損失が小さい高周波回路装置を実現できるようにする。
【解決手段】高周波回路装置は、アンテナが接続されるアンテナ端子10と、入出力端子11と、第1の共有端子12aが接地され、第2の共有端子12bがアンテナ端子10と入出力端子11との間に接続され、コンデンサ21とインダクタ22とが互いに並列に接続されてなる並列共振回路12とを有している。並列共振回路12の共振周波数は、アンテナ端子10及び入出力端子11の間を通過する信号の周波数である。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波回路装置に関する。
図9は第1の従来例に係る通信用高周波回路のブロック図を示している。図9に示すように、第1の従来例に係る高周波回路は、移動体通信装置等において、送信部及び受信部を構成し、アンテナに接続されるアンテナ端子101と、該アンテナ端子101と接続されたローパスフィルタ(low-pass filter:LPF)102と、該LPF102の他端と接続され、パワーアンプ(不図示)と接続される入出力端子103とから構成されている。一般に、パワーアンプは所定の送信周波数を含む信号以外にも、該信号の2倍波及び3倍波等の高調波歪み成分をも発生させる。高調波歪み成分を含む信号がアンテナを通じて送信されると、周辺機器に影響を及ぼすおそれがあるため、LPF102により高調波歪み成分を除去している。
図10は複数の周波数を扱うマルチバンド対応可能な第2の従来例に係る通信用高周波回路のブロック図を示している。図10に示すように、第2の従来例に係る高周波回路は、アンテナ端子101と第1の入出力端子103Aとの間に第1のスイッチ回路104Aを介して接続された第1のLPF102Aと、アンテナ端子101と第2の入出力端子103Bとの間に第2のスイッチ回路104Bを介して接続された第2のLPF102Bとから構成されている。第1の入出力端子103Aと接続される第1のパワーアンプ(不図示)により増幅される第1の信号の周波数をf1とし、第2の入出力端子103Bと接続される第2のパワーアンプ(不図示)により増幅される第2の信号の周波数をf2とすると、第1のLPF102Aは第1の信号の周波数f1を通過させると共に、第1のパワーアンプで発生した高調波歪み成分を除去する。また、第2のLPF2は第2の信号の周波数f2を通過させると共に、第2のパワーアンプで発生した高調波歪み成分を除去する。第1の信号を送信する場合には、第1のスイッチ回路104Aをオン状態とする一方、第2のスイッチ回路104Bをオフ状態とする。また、第2の信号を送信する場合には、第2のスイッチ回路104Aをオフ状態とする一方、第2のスイッチ回路104Bをオフ状態とすることにより送信信号の切り替えを行なう。これにより、1つの送信機で周波数が互いに異なる複数の信号を扱うことができる。
図11は第3の従来例に係る通信用高周波回路のブロック図を示している。図11に示すように、第3の従来例に係る通信用高周波回路は、アンテナ端子101と第1の入出力端子103Aとの間に第1のスイッチ回路104Aを介して接続されたLPF102と、アンテナ端子101と第2の入出力端子103Bとの間に第2のスイッチ回路104Bを介して接続された第2の入出力端子103Bとを有している。第1の入出力端子103Aは送信回路(不図示)と接続され、第2の入出力端子103Bは受信回路(不図示)と接続される。送信時には、第1のスイッチ回路104Aをオン状態とする一方、第2のスイッチ回路104Bをオフ状態とする。逆に受信時には、第1のスイッチ回路104Aをオフ状態とし、第2のスイッチ回路104Bをオン状態とすることにより、送信動作と受信動作とを切り替える。このとき、送信回路と接続されたパワーアンプで発生した高調波歪み成分はLPF102によって除去される。
特開平08−237166号公報 特開2003−198418号公報
しかしながら、前記第1の従来例、第2の従来例及び第3の従来例に係る高周波回路装置を構成するLPF102、102A及び102Bはいずれも、比較的に構成要素(構成部品)が多く、小型化できないという問題がある。
また、第2の従来例の場合には、3波以上のマルチバンド化と対応するには、処理される周波数の数だけLPFが必要となるため、半導体装置の小型化にとって弊害となる。さらに、LPFは挿入損失が大きいため、消費電力が増大するという問題もある。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、小型化を可能とし、且つ挿入損失が小さい高周波回路装置を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、高周波回路装置に、ローパスフィルタに代えて一のコンデンサと一のインダクタとからなる並列共振回路を用いる構成とする。
具体的に、本発明に係る第1の高周波回路装置は、アンテナが接続されるアンテナ端子と、第1の入出力端子と、第1の共有端子が接地され、第2の共有端子がアンテナ端子と第1の入出力端子との間に接続され、第1のコンデンサと第1のインダクタとが互いに並列に接続されてなる第1の並列共振回路とを備え、第1の並列共振回路の共振周波数は、アンテナ端子及び第1の入出力端子の間を通過する第1の信号の周波数であることを特徴とする。
第1の高周波回路装置は、アンテナ端子と第2の共有端子との間に設けられた第1のスイッチ回路と、一端がアンテナ端子と接続され且つ第1のスイッチ回路と並列に設けられた第2のスイッチ回路と、第2のスイッチ回路の他端と接続された第2の入出力端子とをさらに備えていることが好ましい。
また、第1の高周波回路装置は、第2の共有端子と第1の入出力端子との間に設けられた第1のスイッチ回路と、一端が第2の共有端子と接続され且つ第1のスイッチ回路と並列に設けられた第2のスイッチ回路と、第2のスイッチ回路の他端と接続された第2の入出力端子とをさらに備えていることが好ましい。
また、第1の高周波回路装置は、アンテナ端子と第2の共有端子との間に設けられた第1のスイッチ回路と、第3の共有端子が接地され、第4の共有端子がアンテナ端子と第1の入出力端子との間に接続され、第2のコンデンサと第2のインダクタとが互いに並列に接続されてなる第2の並列共振回路と、第4の共有端子と第1の入出力端子との間に設けられた第2のスイッチ回路とをさらに備え、第2の並列共振回路の共振周波数は、アンテナ端子及び第1の入出力端子の間を通過する第2の信号の周波数であることが好ましい。
本発明に係る第2の高周波回路装置は、アンテナが接続されるアンテナ端子と、入出力端子と、第1の共有端子が接地され、第2の共有端子がアンテナ端子と入出力端子との間に接続され、コンデンサと第1のインダクタとが互いに並列に接続されてなる第1の並列共振回路と、一端が第1の共有端子と接続され、他端が第2の共有端子と接続され、コンデンサと並列に接続された第2のインダクタを有し、コンデンサと第2のインダクタとからなる第2の並列共振回路とを備え、第1の並列共振回路は、第1のインダクタとコンデンサとの間に設けられ、第1のインダクタとコンデンサとの間を電気的に開閉する第1のスイッチ回路を有し、第2の並列共振回路は、第2のインダクタとコンデンサとの間に設けられ、第2のインダクタとコンデンサとの間を電気的に開閉する第2のスイッチ回路を有し、第1の並列共振回路の共振周波数は、アンテナ端子及び入出力端子の間を通過する第1の信号の周波数であり、第2の並列共振回路の共振周波数は、アンテナ端子及び入出力端子の間を通過する第2の信号の周波数であることを特徴とする。
本発明に係る第3の高周波回路装置は、アンテナが接続されるアンテナ端子と、入出力端子と、第1の共有端子が接地され、第2の共有端子がアンテナ端子と入出力端子との間に接続され、第1のコンデンサとインダクタとが互いに並列に接続されてなる第1の並列共振回路と、一端が第1の共有端子と接続され、他端が第2の共有端子と接続され、インダクタと並列に接続された第2のコンデンサを有し、第2のコンデンサとインダクタとからなる第2の並列共振回路とを備え、第1の並列共振回路は、インダクタと第1のコンデンサとの間に設けられ、インダクタと第1のコンデンサとの間を電気的に開閉する第1のスイッチ回路を有し、第2の並列共振回路は、インダクタと第2のコンデンサとの間に設けられ、インダクタと第2のコンデンサとの間を電気的に開閉する第2のスイッチ回路を有し、第1の並列共振回路の共振周波数は、アンテナ端子及び入出力端子の間を通過する第1の信号の周波数であり、第2の並列共振回路の共振周波数は、アンテナ端子及び入出力端子の間を通過する第2の信号の周波数であることを特徴とする。
第1の高周波回路装置において、第1のコンデンサ及び第1のインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスに形成されていることが好ましい。
また、第1の高周波回路装置は第2の並列共振回路をさらに備えている場合に、第1のコンデンサ、第2のコンデンサ、第1のインダクタ及び第2のインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスに形成されていることが好ましい。
第2の高周波回路装置において、コンデンサ、第1のインダクタ及び第2のインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスからなる基板に形成されていることが好ましい。
第3の高周波回路装置において、第1のコンデンサ、第2のコンデンサ及びインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスからなる基板に形成されていることが好ましい。
第1〜第3の高周波回路装置において、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は、MIS(metal-insulator-semiconductor:金属−絶縁物−半導体)型トランジスタからなることが好ましい。
また、第1〜第3の高周波回路装置において、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は、MES(metal-semiconductor:金属−半導体)型トランジスタからなることが好ましい。
第1の高周波回路装置において、第1のコンデンサ、第1のインダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることが好ましい。
また、第1の高周波回路装置は第2の並列共振回路をさらに備えている場合に、第1のコンデンサ、第2のコンデンサ、第1のインダクタ、第2のインダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることが好ましい。
第2の高周波回路装置において、コンデンサ、第1のインダクタ、第2のインダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることが好ましい。
第2の高周波回路装置において、第1のコンデンサ、第2のコンデンサ、インダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることが好ましい。
本発明に係る高周波回路装置によると、2倍波及び3倍波等の高調波歪み成分を除去する回路にローパスフィルタ(LPF)を用いず並列共振回路を用いるため、小型化を実現できると共に挿入損失をも低減することができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る高周波回路装置の回路構成を示している。図1に示すように、第1の実施形態に係る高周波回路装置は、アンテナ(不図示)が接続されるアンテナ端子10と、パワーアンプ(不図示)等が接続される入出力端子11と、第1の共有端子12aが接地され、第2の共有端子12bがアンテナ端子10と入出力端子11との間に接続され、コンデンサ21とインダクタ22とが互いに並列に接続されてなる並列共振回路12とを備えている。ここで、並列共振回路12の共振周波数f1は、アンテナ端子10及び入出力端子11の間を通過する信号の周波数の値に設定されている。
このように、第1の実施形態においては、入出力端子11と接続されるパワーアンプから出力され、所定の送信信号に含まれる2倍波及び3倍波等の高調波歪み成分を除去するフィルタ回路として、コンデンサ21とインダクタ22とが互いに並列に接続されてなる並列共振回路12を用いる。
図2にアンテナ端子10と入出力端子11との間の送信信号の通過特性と周波数との関係を示す。並列共振回路12は、共振周波数f1付近でインピーダンスが無限大となるため、並列共振回路12の共振周波数f1は送信帯域内に設定されている。これにより、送信信号の挿入損失を増大させることなく、送信信号の帯域外の周波数成分、すなわち送信周波数の2倍波及び3倍波等の高調波歪み成分を除去することができる。
従って、第1の実施形態によれば、一般に回路構成が大きいローパスフィルタ(LPF)に代えて、一のコンデンサ21と一のインダクタ22との並列接続による、構成が簡単な並列共振回路12を用いることにより、挿入損失が小さく且つ小型化が可能な高周波回路装置を実現することができる。
(第1の実施形態の第1変形例)
以下、本発明の第1の実施形態の第1変形例について図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第1の実施形態の第1変形例に係る高周波回路装置の回路構成を示している。図3において、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図3に示すように、第1変形例に係る高周波回路装置は、第1の実施形態の構成に、アンテナ端子10と並列共振回路12の第2の共有端子12bとの間に接続された第1のスイッチ回路13Aと、一端がアンテナ端子10と接続され且つ第1のスイッチ回路13Aと並列に接続された第2のスイッチ回路13Bと、該第2のスイッチ回路13Bの他端と接続され、受信回路(不図示)が接続される第2の入出力端子11Bとを付加した構成を有している。
これにより、第1変形例に係る高周波回路装置によって送信を行なう場合には、第1のスイッチ回路13Aをオン状態とし、且つ第2のスイッチ回路13Bをオフ状態とすることにより、高調波歪み成分を出力することなく送信を行なうことができる。
一方、受信を行なう場合には、第1のスイッチ回路13Aをオフ状態とし、且つ第2のスイッチ回路13Bをオン状態とすることにより、アンテナ端子10と第2の入出力端子11Bが電気的に接続されて、受信を行なうことができる。受信動作時には、第2の入出力端子11Bが受信回路と接続されているため、パワーアンプによる高調波歪み成分を除去する必要がなく、従って、高調波歪み成分を除去するフィルタ回路は不要である。
このように、第1変形例によると、一般に回路構成が大きいローパスフィルタ(LPF)に代えて、コンデンサ21とインダクタ22とが互いに並列に接続されてなる並列共振回路12を用いることにより、挿入損失が小さく且つ小型化可能な高周波回路装置を実現することができる。
なお、ここでは、各スイッチ回路13A、13Bの導通を電気的に制御する制御回路の図示は省略している。
(第1の実施形態の第2変形例)
以下、本発明の第1の実施形態の第2変形例について図面を参照しながら説明する。
図4は本発明の第1の実施形態の第2変形例に係る高周波回路装置の回路構成を示している。図4において、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図4に示すように、第2変形例に係る高周波回路装置は、第1の実施形態の構成に、並列共振回路12の第2の共有端子12bと第1の入出力端子11Aとの間に設けられた第1のスイッチ回路13Aと、一端が第2の共有端子12bと接続され且つ第1のスイッチ回路13Aと並列に接続された第2のスイッチ回路13Bと、該第2のスイッチ回路13Bの他端と接続された第2の入出力端子11Bとを付加した構成を有している。
これにより、第2変形例に係る高周波回路装置によって送信を行なう場合には、第1のスイッチ回路13Aをオン状態とし、且つ第2のスイッチ回路13Bをオフ状態とすることにより、高調波歪み成分を出力することなく送信を行なえる。
一方、受信を行なう場合には、第1のスイッチ回路13Aをオフ状態とし、且つ第2のスイッチ回路13Bをオン状態とすることにより、アンテナ端子10と第2の入出力端子11Bが電気的に接続されて、受信を行なうことができる。
なお、第2変形例の場合には、受信動作時にも並列共振回路12が機能するため、アンテナ端子10から不要な周波数を含む信号が受信回路に入力されることを防止できる。
このように、第2変形例によると、一般に回路構成が大きいローパスフィルタ(LPF)に代えて、コンデンサ21とインダクタ22とが互いに並列に接続されてなる並列共振回路12を用いることにより、挿入損失が小さく且つ小型化可能な高周波回路装置を実現できる。
なお、第2変形例に係る高周波回路装置は、送信信号の周波数と受信信号の周波数とがほぼ同一である場合に有効である。
また、ここでも各スイッチ回路13A、13Bの導通を電気的に制御する制御回路の図示は省略している。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図5は本発明の第2の実施形態に係る高周波回路装置の回路構成を示している。図5において、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
ところで、無線通信システム、例えば携帯電話システムにおいても、周波数が900MHzのGSM帯(global system for mobile communication)と、周波数が1800MHzのDCS帯(telephone data-carrier system)との2つの周波数帯で使用可能な端末が開発され、実用化されている。第2の実施形態に係る高周波回路装置は、このようなマルチバンド対応可能な無線通信システムに利用することができる。
図5に示すように、第2の実施形態に係る高周波回路装置は、第1の並列共振回路12Aと第2の並列共振回路12Bとがアンテナ端子10と入出力端子11との間にそれぞれ第1のスイッチ回路13Aと第2のスイッチ回路13Bを介して接続されている。
第1の並列共振回路12Aは、第1のコンデンサ21Aと第1のインダクタ22Aとが互いに並列に接続されてなり、その第1の共有端子12aは接地され、第2の共有端子12bは第1のスイッチ回路13Aと接続されている。
第2の並列共振回路12Bは、第2のコンデンサ21Bと第2のインダクタ22Bとが互いに並列に接続されてなり、その第1の共有端子12aは接地され、第2の共有端子12bは第2のスイッチ回路13Bと接続されている。
この構成により、入出力端子11に、周波数が互いに異なる第1の送信信号及び第2の送信信号を送信可能な送信回路を接続した場合にも、一の入出力端子11により送信が可能である。例えば、第1の並列共振回路12Aの共振周波数をf1とし、第2の並列共振回路12Bの共振周波数をf2とすると、周波数f1の第1の送信信号を送信する際には第1のスイッチ回路13Aをオン状態とし、且つ第2のスイッチ回路13Bをオフ状態とすることにより、第1の並列共振回路12Aのみが機能する。このため、周波数がf1の第1の送信信号に対しては挿入損失を増大させることなく、第1の送信信号の高調波歪み成分を除去することができる。
一方、周波数がf2の第2の送信信号を送信する際には、第1のスイッチ回路13Aをオフ状態とし、且つ第2のスイッチ回路13Bをオン状態とすることにより、第2の並列共振回路12Bのみが機能する。このため、周波数がf2の第2の送信信号に対しては挿入損失を増大させることなく、第2の送信信号の高調波歪み成分を除去することができる。
図6にアンテナ端子10と入出力端子11との間の第1の送信信号及び第2の送信信号の通過特性と周波数との関係を示す。実線が周波数f1の第1の送信信号を表わし、破線が周波数f2の第2の送信信号を表わしている。図6から分かるように、第2の実施形態に係る高周波回路装置は、周波数がf1の第1の送信信号と周波数がf2の第2の送信信号とを選択的に通過させることができる。
このように、第2の実施形態に係る高周波回路装置によると、周波数が異なる複数の送信信号を送信する場合にも一の入出力端子11のみで送信可能となるため、小型化を図ることができる。
(第2の実施形態の第1変形例)
以下、本発明の第2の実施形態の第1変形例について図面を参照しながら説明する。
図7は本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る高周波回路装置の回路構成を示している。ここで、図7において、図5に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図7に示すように、第1変形例に係る高周波回路装置を構成する第1の並列共振回路12Aと第2の並列共振回路12Bとは、コンデンサ21を互いに共有している。また、第1のスイッチ回路13Aは、第1の並列共振回路12Aにおける第1のインダクタ22Aと第2の共有端子12bとの間に設けられ、第2のスイッチ回路13Bは、第2の並列共振回路12Bにおける第2のインダクタ22Bと第2の共有端子12bとの間に設けられている。
この構成により、第1変形例に係る高周波回路装置は、第2の実施形態に係る高周波回路装置と同等の効果を得られる上に、第2の実施形態と比べて小型化が可能となる。
例えば、第1の並列共振回路12Aの共振周波数をf1とし、第2の並列共振回路12Bの共振周波数をf2とすると、周波数がf1の第1の送信信号を送信する際には、第1のスイッチ回路13Aをオン状態とし、第2のスイッチ回路13Bをオフ状態とすることにより、第1の並列共振回路12Aのみが有効となる。従って、周波数f1の第1の送信信号に対して挿入損失を増大させることなく、第1の送信信号の高調波歪み成分を除去できる。
逆に、周波数がf2の第2の送信信号を送信する際には、第1のスイッチ回路13Aをオフ状態とし、第2のスイッチ回路13Bをオン状態とすることにより、第2の並列共振回路12Bのみが有効となり、周波数f2の第2の送信信号に対して挿入損失を増大させることなく、第2の送信信号の高調波歪み成分を除去できる。
(第2の実施形態の第2変形例)
以下、本発明の第2の実施形態の第2変形例について図面を参照しながら説明する。
図8は本発明の第2の実施形態の第2変形例に係る高周波回路装置の回路構成を示している。ここで、図8において、図5に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図8に示すように、第2変形例に係る高周波回路装置を構成する第1の並列共振回路12Aと第2の並列共振回路12Bとは、インダクタ22を互いに共有している。また、第1のスイッチ回路13Aは、第1の並列共振回路12Aにおける第1のコンデンサ21Aと第2の共有端子12bとの間に設けられ、第2のスイッチ回路13Bは、第2の並列共振回路12Bにおける第2のコンデンサ21Bと第2の共有端子12bとの間に設けられている。
この構成により、第2変形例に係る高周波回路装置は、第2の実施形態に係る高周波回路装置と同等の効果を得られる上に、第2の実施形態と比べて小型化が可能となる。
例えば、第1の並列共振回路12Aの共振周波数をf1とし、第2の並列共振回路12Bの共振周波数をf2とすると、周波数がf1の第1の送信信号を送信する際には、第1のスイッチ回路13Aをオン状態とし、第2のスイッチ回路13Bをオフ状態とすることにより、第1の並列共振回路12Aのみが有効となる。従って、周波数f1の第1の送信信号に対して挿入損失を増大させることなく、第1の送信信号の高調波歪み成分を除去できる。
逆に、周波数がf2の第2の送信信号を送信する際には、第1のスイッチ回路13Aをオフ状態とし、第2のスイッチ回路13Bをオン状態とすることにより、第2の並列共振回路12Bのみが有効となり、周波数f2の第2の送信信号に対して挿入損失を増大させることなく、第2の送信信号の高調波歪み成分を除去できる。
なお、第1の実施形態及びその変形例並びに第2の実施形態及びその変形例に用いたコンデンサ21、21A、21B及びインダクタ22、22A、22Bは半導体基板上に形成することが可能である。
また、半導体基板に代えて、低温同時焼成セラミクス(LTCC:low temperature co-fired ceramics)からなる基板の上面又は内部に形成してもよい。
また、第1の実施形態の各変形例並びに第2の実施形態及びその各変形例に用いた第1のスイッチ回路13A及び第2のスイッチ回路13Bは、電気的に導通制御が可能な能動素子であればよく、例えば、MIS(metal-insulator-semiconductor)型トランジスタ又はMES(metal-semiconductor)型トランジスタを用いることができる。
さらには、並列共振回路12、12A、12Bを構成する各コンデンサ21、21A、21B、各インダクタ22、22A、22Bと、各スイッチ回路13A、13Bとを半導体基板に形成する場合には、モノリシック構造としてワンチップ化することも可能であり、より小型化を図ることもできる。
本発明に係る高周波回路装置は、ローパスフィルタ(LPF)を用いることなく所定の信号に含まれる高調波歪み成分を除去できると共に小型化を図ることもでき、通信用の高周波回路装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る高周波回路を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る高周波回路における送信信号の通過特性の周波数依存性を表わすグラフである。 本発明の第1の実施形態の第1変形例に係る高周波回路を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態の第2変形例に係る高周波回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る高周波回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る高周波回路における送信信号の通過特性の周波数依存性を表わすグラフである。 本発明の第2の実施形態の第1変形例に係る高周波回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態の第2変形例に係る高周波回路を示す回路図である。 第1の従来例に係る高周波回路を示す回路図である。 第2の従来例に係る高周波回路を示す回路図である。 第3の従来例に係る高周波回路を示す回路図である。
符号の説明
10 アンテナ端子
11 入出力端子
11A 第1の入出力端子
11B 第2の入出力端子
12 並列共振回路
12a 第1の共有端子
12b 第2の共有端子
12A 第1の並列共振回路
12B 第2の並列共振回路
13A 第1のスイッチ回路
13B 第2のスイッチ回路
21 コンデンサ
21A 第1のコンデンサ
21B 第2のコンデンサ
22 インダクタ
22A 第1のインダクタ
22B 第2のインダクタ

Claims (16)

  1. アンテナが接続されるアンテナ端子と、
    第1の入出力端子と、
    第1の共有端子が接地され、第2の共有端子が前記アンテナ端子と第1の入出力端子との間に接続され、第1のコンデンサと第1のインダクタとが互いに並列に接続されてなる第1の並列共振回路とを備え、
    前記第1の並列共振回路の共振周波数は、前記アンテナ端子及び前記第1の入出力端子の間を通過する第1の信号の周波数であることを特徴とする高周波回路装置。
  2. 前記アンテナ端子と前記第2の共有端子との間に設けられた第1のスイッチ回路と、
    一端が前記アンテナ端子と接続され且つ前記第1のスイッチ回路と並列に設けられた第2のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路の他端と接続された第2の入出力端子とをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路装置。
  3. 前記第2の共有端子と前記第1の入出力端子との間に設けられた第1のスイッチ回路と、
    一端が前記第2の共有端子と接続され且つ前記第1のスイッチ回路と並列に設けられた第2のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路の他端と接続された第2の入出力端子とをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路装置。
  4. 前記アンテナ端子と前記第2の共有端子との間に設けられた第1のスイッチ回路と、
    第3の共有端子が接地され、第4の共有端子が前記アンテナ端子と第1の入出力端子との間に接続され、第2のコンデンサと第2のインダクタとが互いに並列に接続されてなる第2の並列共振回路と、
    前記第4の共有端子と前記第1の入出力端子との間に設けられた第2のスイッチ回路とをさらに備え、
    前記第2の並列共振回路の共振周波数は、前記アンテナ端子及び前記第1の入出力端子の間を通過する第2の信号の周波数であることを特徴とする請求項1に記載の高周波回路装置。
  5. アンテナが接続されるアンテナ端子と、
    入出力端子と、
    第1の共有端子が接地され、第2の共有端子が前記アンテナ端子と入出力端子との間に接続され、コンデンサと第1のインダクタとが互いに並列に接続されてなる第1の並列共振回路と、
    一端が前記第1の共有端子と接続され、他端が前記第2の共有端子と接続され、前記コンデンサと並列に接続された第2のインダクタを有し、前記コンデンサと前記第2のインダクタとからなる第2の並列共振回路とを備え、
    前記第1の並列共振回路は、前記第1のインダクタと前記コンデンサとの間に設けられ、前記第1のインダクタと前記コンデンサとの間を電気的に開閉する第1のスイッチ回路を有し、
    前記第2の並列共振回路は、前記第2のインダクタと前記コンデンサとの間に設けられ、前記第2のインダクタと前記コンデンサとの間を電気的に開閉する第2のスイッチ回路を有し、
    前記第1の並列共振回路の共振周波数は、前記アンテナ端子及び前記入出力端子の間を通過する第1の信号の周波数であり、
    前記第2の並列共振回路の共振周波数は、前記アンテナ端子及び前記入出力端子の間を通過する第2の信号の周波数であることを特徴とする高周波回路装置。
  6. アンテナが接続されるアンテナ端子と、
    入出力端子と、
    第1の共有端子が接地され、第2の共有端子が前記アンテナ端子と入出力端子との間に接続され、第1のコンデンサとインダクタとが互いに並列に接続されてなる第1の並列共振回路と、
    一端が前記第1の共有端子と接続され、他端が前記第2の共有端子と接続され、前記インダクタと並列に接続された第2のコンデンサを有し、前記第2のコンデンサと前記インダクタとからなる第2の並列共振回路とを備え、
    前記第1の並列共振回路は、前記インダクタと前記第1のコンデンサとの間に設けられ、前記インダクタと前記第1のコンデンサとの間を電気的に開閉する第1のスイッチ回路を有し、
    前記第2の並列共振回路は、前記インダクタと前記第2のコンデンサとの間に設けられ、前記インダクタと前記第2のコンデンサとの間を電気的に開閉する第2のスイッチ回路を有し、
    前記第1の並列共振回路の共振周波数は、前記アンテナ端子及び前記入出力端子の間を通過する第1の信号の周波数であり、
    前記第2の並列共振回路の共振周波数は、前記アンテナ端子及び前記入出力端子の間を通過する第2の信号の周波数であることを特徴とする高周波回路装置。
  7. 前記第1のコンデンサ及び第1のインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスに形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の高周波回路装置。
  8. 前記第1のコンデンサ、第2のコンデンサ、第1のインダクタ及び第2のインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスに形成されていることを特徴とする請求項4に記載の高周波回路装置。
  9. 前記コンデンサ、第1のインダクタ及び第2のインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスからなる基板に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の高周波回路装置。
  10. 前記第1のコンデンサ、第2のコンデンサ及びインダクタは半導体基板又は低温同時焼成セラミクスからなる基板に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の高周波回路装置。
  11. 前記第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は、MIS型トランジスタからなることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の高周波回路装置。
  12. 前記第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は、MES型トランジスタからなることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の高周波回路装置。
  13. 前記第1のコンデンサ、第1のインダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の高周波回路装置。
  14. 前記第1のコンデンサ、第2のコンデンサ、第1のインダクタ、第2のインダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の高周波回路装置。
  15. 前記コンデンサ、第1のインダクタ、第2のインダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の高周波回路装置。
  16. 前記第1のコンデンサ、第2のコンデンサ、インダクタ、第1のスイッチ回路及び第2のスイッチ回路は一の半導体基板上に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の高周波回路装置。
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WO2018110577A1 (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 株式会社村田製作所 高周波モジュール及び通信装置

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