JP2008027157A - 2次元コードの処理装置、2次元コードの処理方法およびこの方法のプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】2次元コードの設置面積を拡大せずに、2次元コードの読み取り情報に変化を加えることができる2次元コードの処理装置を提供する。
【解決手段】2次元コードおよびそれに上書きされたサインを撮影手段11で撮影した撮影画像から、コード色を抽出することでコード画像を生成し、サイン色を抽出することでサイン画像を生成する撮影画像色分け手段141と、前記コード画像から2次元コードを検出してコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出するコード検出手段142と、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報を用いてサインを検出し、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段144を用いて、サイン識別番号を抽出するサイン検出手段143と、前記抽出されたコードデータおよびサイン識別番号を用いて、読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段145とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】2次元コードおよびそれに上書きされたサインを撮影手段11で撮影した撮影画像から、コード色を抽出することでコード画像を生成し、サイン色を抽出することでサイン画像を生成する撮影画像色分け手段141と、前記コード画像から2次元コードを検出してコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出するコード検出手段142と、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報を用いてサインを検出し、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段144を用いて、サイン識別番号を抽出するサイン検出手段143と、前記抽出されたコードデータおよびサイン識別番号を用いて、読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段145とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、2次元コード認識およびサイン認識による情報取得技術に係り、2次元コードの処理装置、2次元コードの処理方法およびこの方法のプログラムに関する。
QRコードに代表される2次元コードは従来のバーコードよりも情報容量が大きく、URLなどの文字列情報も保持できる。QRコードの読み取り機能を持ったカメラ付き携帯電話が普及し、読み取った情報を元にネットワーク上のサービスにアクセスするといった仕組みが一般的になっている。
一方、印刷した2次元コードは1種類のデータしか情報を読み取ることができないという問題点がある。自分の電話番号とメールアドレスを埋め込んだ2次元コードを印刷した名刺を渡す場合、渡す相手によって教えたい番号やアドレスが異なることがある。
例えば、緊密に連絡を取らなければならない相手には、固定電話の電話番号だけではなく、普段は教えない携帯電話の番号を教えたり、プライベートでも付き合いが始まりそうな相手には、携帯電話のメールアドレスを追加で教えたりしたいという利用例が考えられる。この問題を解決する手法として、印刷した2次元コードに対して、読み取り前に何らかの手法で変化を与え、読み取り結果を変化させる手法がある。
従来のデータを読み込む基本部分と、カメラの画角の中で指で隠したりするための拡張部分からなるActive CyberCodeがある。この手法は、下記非特許文献1に開示されているように、特定の拡張部分を撮影時に指で隠すことで、2次元コードから読み取った情報に変化を加えることができる。この手法によれば、メールアドレスと電話番号が基本部分に埋め込まれ、拡張部分を隠すパターンによって読み取る情報が異なるように設計された2次元コードを作成することができる。
また、サイン認識技術と2次元コードとを組み合わせる手法を応用することもできる。この手法によれば、2次元コードと、該コード周囲へ追記されたサインとを同時に読み取り、得られた情報を組み合わせてコードを読み取るシステムを構築することができる。例えば、メールアドレスと電話番号が埋め込まれた2次元コードの下に「メール」と書いて、2次元コードと書き込まれたサインを同時に読み取ると2次元コードに埋め込まれた情報の中からメールアドレスのみを読み取る仕組みを実現することができる。
尚、画像中の任意の点が実世界の2次元コードのどの点に対応するかを計算する技術については、従来例えば下記非特許文献2に開示されている。
また、画像を分割した各領域毎に、エッジの出現頻度からなるエッジヒストグラムを作成するコンピュータ画像処理については、従来例えば下記非特許文献3に開示されている。
また、バーコード・二次元コードについては、従来例えば下記非特許文献4に開示されている。
綾塚 祐二,暦本 純一"Active CyberCode:直接操作できる二次元コード"in WISS2005,Dec.2005,日本ソフトウェア科学会,pp.3−8 高橋章,石井郁夫,牧野秀夫,中静真,"VRインタフェースのための単眼による長方形マーカー一高精度実時間推定法",3次元画像コンファレンス’96,1996,pp.167−172 田村秀幸,"コンピュータ画像処理",2002/12,オーム社,pp.190 平本純也,"知っておきたいバーコード・二次元コードの知識":日本工業出版,2001/05
綾塚 祐二,暦本 純一"Active CyberCode:直接操作できる二次元コード"in WISS2005,Dec.2005,日本ソフトウェア科学会,pp.3−8 高橋章,石井郁夫,牧野秀夫,中静真,"VRインタフェースのための単眼による長方形マーカー一高精度実時間推定法",3次元画像コンファレンス’96,1996,pp.167−172 田村秀幸,"コンピュータ画像処理",2002/12,オーム社,pp.190 平本純也,"知っておきたいバーコード・二次元コードの知識":日本工業出版,2001/05
前記Active CyberCodeは、2次元コードの拡張部分を指で隠すパターンが限られるため、多様な読み取り結果の変化パターンを実現することが難しい。
また前記サイン認識技術と2次元コードを組み合わせる手法は、認識可能なサインの種類に対応した多様な変化パターンを実現することができる。しかし、サインの認識に失敗すると読み取ることができないため、サインの認識率向上が課題となる。
Active CyberCodeは、変化を加えるために指で隠す拡張部分を従来の2次元コードに追加する。従って、従来の2次元コード単体と比較し、拡張部分を設置するだけの領域を必要とする。また、多様な変化パターンを実現するには、より大きな拡張部分の設置領域を必要とする問題点がある。同様に2次元コードとサイン認識技術を組み合わせる手法も、追記のために2次元コードの周囲に余白を追加する必要がある。
多様なアプリケーションを実現するために2次元コードから読み取る情報に多様な変化を加えられることが望ましい。また、読み取り精度が高いことが望ましい。さらに、2次元コードは無意味な幾何模様であるため、紙媒体に占める面積が小さいことが望ましい。サイン認識技術を利用する手法は、多様な読み取り情報の変化パターンを実現することができる。しかし、サインの認識精度向上の課題、紙面に占めるコードの設置面積が増大する問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、2次元コードの設置面積を拡大せずに、2次元コードの読み取り情報に変化を加えることができる2次元コードの処理装置、2次元コードの処理方法およびこの方法のプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の2次元コードの処理装置は、2次元コードと、該2次元コードの色であるコード色以外の色であるサイン色で該2次元コード内に上書きされたサインとを読み取り、得られたデータを組み合わせ処理する2次元コードの処理装置であって、2次元コードを撮影し、撮影画像を生成する撮影手段と、前記撮影画像から、コード色を抽出することでコード画像を生成し、サイン色を抽出することでサイン画像を生成する撮影画像色分け手段と、前記コード画像から2次元コードを検出し、該2次元コードに含まれるコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出するコード検出手段と、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報を用いてサインを検出し、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段を用いて、該サインを識別するサイン識別番号を抽出するサイン検出手段と、前記抽出されたコードデータおよびサイン識別番号を用いて、読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段とを備えることを特徴としている。
また請求項6に記載の2次元コードの処理方法は、2次元コードと、該2次元コードの色であるコード色以外の色であるサイン色で該2次元コード内に上書きされたサインとを読み取り、得られたデータを組み合わせ処理する2次元コードの処理方法であって、撮影手段が、2次元コードを撮影し、撮影画像を生成する撮影ステップと、撮影画像色分け手段が、前記撮影画像から、コード色を抽出することでコード画像を生成し、サイン色を抽出することでサイン画像を生成する撮影画像色分けステップと、コード検出手段が、前記コード画像から2次元コードを検出し、該2次元コードに含まれるコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出するコード検出ステップと、サイン検出手段が、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報を用いてサインを検出し、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段を用いて、該サインを識別するサイン識別番号を抽出するサイン検出ステップと、読み取り情報生成手段が、前記抽出されたコードデータおよびサイン識別番号を用いて、読み取り情報を生成する読み取り情報生成ステップとを備えることを特徴としている。
上記構成において、2次元コードの設置面積を拡大せず、且つ2次元コードの読み取り情報に変化を加えることができる。また2次元コード形状情報を用いてサインを検出しているため、サインの認識精度が向上する。
また請求項2に記載の2次元コードの処理装置は、前記コードデータが、さらにサイン検出のためのサイン検出補助情報を保持し、前記サイン検出手段は、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報および前記サイン検出補助情報を用いて、サインを検出することを特徴としている。
また請求項7に記載の2次元コードの処理方法は、前記コードデータが、さらにサイン検出のためのサイン検出補助情報を保持し、前記サイン検出ステップは、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報および前記サイン検出補助情報を用いて、サインを検出することを特徴としている。
上記構成において、サイン検出補助情報によって2次元コードの読み取り時のサインの検出対象が絞り込まれ、2次元コードの読み取り速度および精度が向上する。
また請求項3に記載の2次元コードの処理装置は、前記コードデータがサイン識別番号を鍵として用いる所定の方式により暗号化されており、前記読み取り情報生成手段が、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を用いて、前記暗号化されたコードデータを復号し、読み取り情報を生成することを特徴としている。
また請求項8に記載の2次元コードの処理方法は、前記コードデータがサイン識別番号を鍵として用いる所定の方式により暗号化されており、前記読み取り情報生成ステップが、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を用いて、前記暗号化されたコードデータを復号し、読み取り情報を生成することを特徴としている。
また請求項4に記載の2次元コードの処理装置は、前記コードデータが要素識別番号が割り振られた所定数の要素情報から構成され、前記読み取り情報生成手段が、前記サイン識別番号に対応する要素識別番号を算出し、該要素識別番号に対応する要素情報をコードデータから抽出し、読み取り情報を生成することを特徴としている。
また請求項9に記載の2次元コードの処理方法は、前記コードデータが要素識別番号が割り振られた所定数の要素情報から構成され、前記読み取り情報生成ステップが、前記サイン識別番号に対応する要素識別番号を算出し、該要素識別番号に対応する要素情報をコードデータから抽出し、読み取り情報を生成することを特徴としている。
上記構成において、上書きするサインによって、2次元コードから読み取る情報を選ぶことができる。
また請求項5に記載の2次元コードの処理装置は、所定の情報処理を実行するための命令情報を生成するために、前記コードデータは所定の情報処理を実行させるための命令文を含み、前記サインは、前記命令文に関連する付加情報として扱われる命令文字であり、前記読み取り情報生成手段が、サイン識別番号とそれに対応付けられた文字の種類を識別する文字コード情報から成るサインデータベース手段によって、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を文字コード情報に変換し、該文字コード情報を元に命令文字を特定し、前記命令文と命令文字を結合し命令情報を読み取り情報として生成することを特徴としている。
また請求項10に記載の2次元コードの処理方法は、所定の情報処理を実行するための命令情報を生成するために、前記コードデータは所定の情報処理を実行させるための命令文を含み、前記サインは、前記命令文に関連する付加情報として扱われる命令文字であり、前記読み取り情報生成ステップが、サイン識別番号とそれに対応付けられた文字の種類を識別する文字コード情報から成るサインデータベース手段によって、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を文字コード情報に変換し、該文字コード情報を元に命令文字を特定し、前記命令文と命令文字を結合し命令情報を読み取り情報として生成することを特徴としている。
上記構成において、上書きするサインによって、2次元コードに埋め込まれた命令文に命令文字を加えた読み取り情報を得ることができ、これによって所定の情報処理を実行させることができる。
また請求項11に記載のプログラムは、請求項6乃至10のいずれかに記載の2次元コードの処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとしたことを特徴としている。
より具体的には、紙面に占めるコードの設置面積の増大を防ぐため、撮影画像色分け手段は、2次元コードの色以外で該2次元コード内に上書きされたサインと該2次元コードとを色で分別し、それぞれ認識する。
サインの認識精度を向上させるため、コード検出手段は、2次元コードに含まれるコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出し、サイン検出手段は、前記2次元コード形状情報を用いてサインの歪みを補整し、サインを認識する。
またサイン検出手段は、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段を用いて、サイン識別番号を抽出する。
さらに、サインの認識精度および速度を向上させるため、コード検出手段は、あらかじめ2次元コードに埋め込まれた検出の対象となるサインを示唆するサイン検出補助情報を抽出し、サイン検出手段は、該サイン検出補助情報を用いて、検出するサインの対象を絞り込み、サイン識別番号を検出する。
2次元コードの多様な読み取り情報の変化パターンのひとつとして、2次元コードの暗号化を実現するため、読み取り情報生成手段は、あらかじめ暗号化されて2次元コードに埋め込まれたコードデータを、サイン識別番号によって復号し、読み取り情報として生成する。
2次元コードの多様な読み取り情報の変化パターンのひとつとして、2次元コードに埋め込まれた複数の情報の中から所望の情報のみを読み取る機能を実現するため、読み取り情報生成手段は、サイン識別番号を用いて、複数の要素情報を持つコードデータの中から所望の要素情報を選択し、埋め込まれた複数の情報の中から特定の項目のみを読み取り情報として生成する。
2次元コードの多様な読み取り情報の変化パターンのひとつとして、2次元コードに埋め込まれた情報には、所定の情報処理を実行させるための命令文を含み、サインをその命令文に関連する付加情報として扱われる命令文字、例えば命令引数情報として読み取ることによって既定の情報処理を実行できる仕組みを実現するため、読み取り情報生成手段は、サイン識別番号に応じた命令引数情報とコードデータに応じた命令文を結合し、読み取り情報を生成する。
(1)請求項1〜11に記載の発明によれば、2次元コードの設置面積を拡大せずに、2次元コードの読み取り情報に変化を加えることができる。また2次元コード形状情報を用いてサインを検出しているため、サインの認識精度を向上させることができる。また特定のサインを上書きしなければ読み取ることのできない2次元コードを提供することができる。
(2)請求項2,6に記載の発明によれば、サイン検出補助情報によって2次元コードの読み取り時のサインの検出対象を絞り込むことができ、これによって、2次元コードの読み取り速度および精度を向上させることができる。
(3)請求項4,9に記載の発明によれば、上書きするサインによって、2次元コードから読み取る情報を選ぶことができる。
(4)請求項5,10に記載の発明によれば、上書きするサインによって、2次元コードに埋め込まれた命令文に付加情報として扱われる命令文字を加えた読み取り情報を得ることができ、これによって所定の情報処理を実行させることができる。
(2)請求項2,6に記載の発明によれば、サイン検出補助情報によって2次元コードの読み取り時のサインの検出対象を絞り込むことができ、これによって、2次元コードの読み取り速度および精度を向上させることができる。
(3)請求項4,9に記載の発明によれば、上書きするサインによって、2次元コードから読み取る情報を選ぶことができる。
(4)請求項5,10に記載の発明によれば、上書きするサインによって、2次元コードに埋め込まれた命令文に付加情報として扱われる命令文字を加えた読み取り情報を得ることができ、これによって所定の情報処理を実行させることができる。
すなわち、例えば命令文としてWebのCGIを実行するURLおよびアンケートの質問項目を表す情報を用い、該質問項目の質問に対する回答をサイン(命令文字)として上書きするように構成すれば、質問項目にその回答を付加した読み取り情報を得ることができ、自動的にアンケートの結果を回収しWeb上に登録することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
(実施例1)ルート・基本実施例・(請求項1,3,6,8に該当)
本実施例は、暗号化されたメールアドレスが埋め込まれた2次元コードと、該2次元コードの内部に上書きされたサインとを、携帯電話のカメラで読み取り、該メールアドレスを取得するものである。その概要を図1に示す。
(2次元コードとサイン)
本実施例では、2次元コードにQRコードを用いた。QRコードは、白色と黒色で名刺に印刷される。QRコードには、例えば図4に示すように、aという文字に割り当てられた012345というサイン識別番号で暗号化されたメールアドレス、hoge@hoge.comが埋め込まれている。
(暗号化)
暗号化には、012345を秘密鍵としたDES方式を用いる。これ以外にも公開鍵暗号手法RSA等を用いて構成することも可能である。
本実施例は、暗号化されたメールアドレスが埋め込まれた2次元コードと、該2次元コードの内部に上書きされたサインとを、携帯電話のカメラで読み取り、該メールアドレスを取得するものである。その概要を図1に示す。
(2次元コードとサイン)
本実施例では、2次元コードにQRコードを用いた。QRコードは、白色と黒色で名刺に印刷される。QRコードには、例えば図4に示すように、aという文字に割り当てられた012345というサイン識別番号で暗号化されたメールアドレス、hoge@hoge.comが埋め込まれている。
(暗号化)
暗号化には、012345を秘密鍵としたDES方式を用いる。これ以外にも公開鍵暗号手法RSA等を用いて構成することも可能である。
本実施例では、QRコードに赤色のペンでサインを上書きした例である。図4は、Q黒色と白色で構成されたQRコードに赤色でaという文字のサインを加えた例を示している。
(装置構成)
本実施例の2次元コードの処理装置の構成について図1とともに説明する。携帯電話10は、撮影手段11としてデジタルカメラを備え、表示手段12として液晶モニタを備え、入力手段13としていくつかのボタンを備え、汎用計算手段14としてCPUを備える。
(装置構成)
本実施例の2次元コードの処理装置の構成について図1とともに説明する。携帯電話10は、撮影手段11としてデジタルカメラを備え、表示手段12として液晶モニタを備え、入力手段13としていくつかのボタンを備え、汎用計算手段14としてCPUを備える。
前記汎用計算手段14は、撮影手段11から得られる撮影画像から色情報に基づきコード画像とサイン画像を生成する撮影画像色分け手段141と、コード画像からコードデータと2次元コード形状情報を抽出するコード検出手段142と、サイン画像からサイン識別番号を抽出するサイン検出手段143と、サイン画像で算出されるサイン特徴量ベクトルと、それに対応するサイン識別番号からなる特徴量データベース手段144と、コードデータとサイン識別番号を用いてメールアドレスである読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段145とを備える。
コード検出手段142は、本実施例で用いられるQRコードを検出し、その撮影画像中の位置、形状およびコードデータを抽出するQRコード検出手段1421と、該位置および形状からサイン画像を補整するための2次元コード形状情報を算出する形状情報算出手段1422を備える。
サイン検出手段143は、前記2次元コード形状情報を用いてサイン画像中のサイン画像を正対画像に変換するサイン画像補整手段1431と、サイン画像中の各画素の4種類のエッジ方向を検出するエッジ特徴量算出手段1432と、サイン画像を16分割した領域毎に4種類のエッジ方向の度数分布を算出し特徴量ベクトルを算出する特徴量ベクトル算出手段1433と、算出した特徴量ベクトルを用いて特徴量データベース手段144の中からもっとも似た特徴量ベクトルのサイン識別番号を取得するサイン識別番号判断手段1434とを備える。
読み取り情報生成手段145は、サイン識別番号を文字列情報として利用しコードデータからメールアドレスを復号するコードデータ復号手段1451を備える。
(処理方法)
次に本実施例における処理の流れを図2のフローチャートとともに説明する。
(撮影)
ユーザは、QRコード上にサインをし、該QRコードを携帯電話10の撮影手段11で撮影する(ステップS1,S2)。
(撮影画像色分けステップ)
撮影手段11によって生成された撮影画像から、撮影画像色分けステップS3において、図3に示すようにコード画像とサイン画像が生成される。撮影画像の彩度と色相を抽出し、彩度の低い画素をさらに2値化しコード画像を生成し、彩度が高く色相が赤色に近い画素だけを抽出し、サイン画像を生成する。
(コード検出ステップ・形状情報算出ステップ)
コード検出手段142は、生成された前記コード画像から、QRコードを検出し、コードデータおよび画像中のQRコードの四隅の位置を抽出する(コード検出ステップS4のQRコード検出ステップS41、形状情報算出ステップS42)。
(処理方法)
次に本実施例における処理の流れを図2のフローチャートとともに説明する。
(撮影)
ユーザは、QRコード上にサインをし、該QRコードを携帯電話10の撮影手段11で撮影する(ステップS1,S2)。
(撮影画像色分けステップ)
撮影手段11によって生成された撮影画像から、撮影画像色分けステップS3において、図3に示すようにコード画像とサイン画像が生成される。撮影画像の彩度と色相を抽出し、彩度の低い画素をさらに2値化しコード画像を生成し、彩度が高く色相が赤色に近い画素だけを抽出し、サイン画像を生成する。
(コード検出ステップ・形状情報算出ステップ)
コード検出手段142は、生成された前記コード画像から、QRコードを検出し、コードデータおよび画像中のQRコードの四隅の位置を抽出する(コード検出ステップS4のQRコード検出ステップS41、形状情報算出ステップS42)。
QRコードの四隅の点は、図5に示すように、QRコードの座標系から見ると一つの平面に属しているため、該QRコードの四隅の点の画像中での座標がわかれば、近似したカメラパラメータを算出することができる。この性質を利用し、撮影画像中のQRコードを正対から撮影した画像に補整することができる。
すなわち、画像正規化行列を導出し、その行列の計算式を整理して下記に示す式(1)を求め、該式(1)によって、画像中の任意の点が実世界のQRコードのどの点に対応するかを計算することが可能なため、図3に示すようにサイン画像から正対画像に補整することができる(非特許文献2を参考)。
コード検出手段142は、前記画像正規化行列を2次元コード形状情報として、サイン検出手段143に送信し、コードデータを読み取り情報生成手段145へ送信する。
(サイン検出ステップ・サイン画像補整ステップ)
サイン検出手段143のサイン画像補整手段1431は、まずコード検出手段142から受信した2次元コード形状情報に含まれる画像正規化行列を利用し、前記式(1)に基づき、図3のような補整されたサイン画像を生成する(サイン検出ステップS5のサイン画像補整ステップS51)。
(エッジ特徴量算出ステップ)
エッジ特徴量算出手段1432は、エッジ特徴量算出ステップS52において、サイン画像を2値化し、さらにサイン画像から4方向のエッジを検出する。エッジの検出には、sobelオペレータを利用する。エッジは、斜め方向2種類、縦方向、横方向の合計4種類に識別する。エッジ特徴量は各画素毎に算出される。サイン画像を縦横4つずつに等分割し、16個の領域に分け、各領域毎の4種類のエッジの出現頻度からなるエッジヒストグラムを作成する(例えば非特許文献3を参考)。
(特徴ベクトル算出ステップ)
サイン画像から算出される上記エッジヒストグラムは、16個の領域毎の4種類のエッジの出現頻度からなり、サイン画像1枚当たり64種類の値を持つ。これをひとつのベクトルとし、64次元の特徴量ベクトルとして保存する(特徴量ベクトル算出ステップS53)。
(サイン識別番号判断ステップ)
前記特徴量データベース手段144のデータテーブルは例えば図6のように構成され、データテーブルは文字の識別番号テーブルと、特徴量ベクトルテーブルからなる。このデータは、サインとして認識される文字毎に、エッジヒストグラムを作成し、1つの文字毎に1つの特徴量ベクトルを算出したものである。サイン識別番号判断手段1434は、この該特徴量データベース手段144からもっとも適したサイン識別番号を引き出す(サイン識別番号判断ステップS54)。
(サイン検出ステップ・サイン画像補整ステップ)
サイン検出手段143のサイン画像補整手段1431は、まずコード検出手段142から受信した2次元コード形状情報に含まれる画像正規化行列を利用し、前記式(1)に基づき、図3のような補整されたサイン画像を生成する(サイン検出ステップS5のサイン画像補整ステップS51)。
(エッジ特徴量算出ステップ)
エッジ特徴量算出手段1432は、エッジ特徴量算出ステップS52において、サイン画像を2値化し、さらにサイン画像から4方向のエッジを検出する。エッジの検出には、sobelオペレータを利用する。エッジは、斜め方向2種類、縦方向、横方向の合計4種類に識別する。エッジ特徴量は各画素毎に算出される。サイン画像を縦横4つずつに等分割し、16個の領域に分け、各領域毎の4種類のエッジの出現頻度からなるエッジヒストグラムを作成する(例えば非特許文献3を参考)。
(特徴ベクトル算出ステップ)
サイン画像から算出される上記エッジヒストグラムは、16個の領域毎の4種類のエッジの出現頻度からなり、サイン画像1枚当たり64種類の値を持つ。これをひとつのベクトルとし、64次元の特徴量ベクトルとして保存する(特徴量ベクトル算出ステップS53)。
(サイン識別番号判断ステップ)
前記特徴量データベース手段144のデータテーブルは例えば図6のように構成され、データテーブルは文字の識別番号テーブルと、特徴量ベクトルテーブルからなる。このデータは、サインとして認識される文字毎に、エッジヒストグラムを作成し、1つの文字毎に1つの特徴量ベクトルを算出したものである。サイン識別番号判断手段1434は、この該特徴量データベース手段144からもっとも適したサイン識別番号を引き出す(サイン識別番号判断ステップS54)。
サイン識別番号判断手段1434は、前記特徴量ベクトル算出手段1433で得られた特徴量ベクトルともっとも似た特徴量ベクトルを持つサイン識別番号を算出する。本実施例では、ここで特徴量ベクトルの内積角および距離を用いて判断する。サイン識別番号判断手段1434は、判断した前記サイン識別番号を読み取り情報生成手段145へ送信する。
(読み取り情報生成ステップ・コードデータ復号ステップ)
読み取り情報生成ステップS6は、前記コードデータを前ステップ(S54)で生成したサイン識別番号で復号化し(コードデータ復号ステップS61)、その結果を、表示手段12の液晶モニタに表示し(ステップS7)、処理を終了する。書き込まれたサインが暗号化に用いられたのものではなかった場合、表示される結果は、メールアドレスとはならない。
(実施例2)(請求項2,7に該当)
本実施例では、実施例1と同様に2次元コードにQRコードを用いる。該QRコードは、図7に示すように、aという文字に割り当てられた012345というサイン識別番号で暗号化されたメールアドレス、hoge@hoge.comに該当するコードデータと、この暗号化に用いられた該サイン識別番号を示唆するサイン検出補助情報が埋め込まれている。本実施例では、サイン検出補助情報は、検出対象となる候補のサイン識別情報がシステム独自のキーで暗号化される。
(読み取り情報生成ステップ・コードデータ復号ステップ)
読み取り情報生成ステップS6は、前記コードデータを前ステップ(S54)で生成したサイン識別番号で復号化し(コードデータ復号ステップS61)、その結果を、表示手段12の液晶モニタに表示し(ステップS7)、処理を終了する。書き込まれたサインが暗号化に用いられたのものではなかった場合、表示される結果は、メールアドレスとはならない。
(実施例2)(請求項2,7に該当)
本実施例では、実施例1と同様に2次元コードにQRコードを用いる。該QRコードは、図7に示すように、aという文字に割り当てられた012345というサイン識別番号で暗号化されたメールアドレス、hoge@hoge.comに該当するコードデータと、この暗号化に用いられた該サイン識別番号を示唆するサイン検出補助情報が埋め込まれている。本実施例では、サイン検出補助情報は、検出対象となる候補のサイン識別情報がシステム独自のキーで暗号化される。
図8は本実施例の2次元コードの処理装置の構成を示し、図1と同一部分は同一符号をもって示している。図8において図1と異なる点は、コード検出手段142にサイン検出補助情報抽出手段1423を設けた点にあり、その他の部分は図1と同一に構成されている。
次に本実施例における処理の流れを図9のフローチャートとともに説明する。尚図9において図2と同一部分は同一符号をもって示し、その説明は省略する。
(サイン検出補助情報抽出ステップ)
サイン検出補助情報が固定長のデータであることを利用し、QRコード検出手段1421によりコードデータと該サイン検出補助情報を分離、抽出する(ステップS43)。既定の本システム専用のコードで復号され、サイン検出補助情報012×××を取得する。サイン検出補助情報は、2次元コード形状情報とともにサイン検出手段143へ送信される。
(サイン識別番号判断ステップ)
サイン検出補助情報は、サイン識別番号判断手段1434において、サイン識別番号判断ステップ(ステップS54)時に利用される。サイン検出補助情報012×××は、上書きされうるサイン識別番号が012000〜012999であることを示す。サイン識別番号判断手段1434は、このサイン識別番号を持つ特徴量データベースのデータテーブルから、算出された特徴量ベクトルにもっとも似た特徴量ベクトルを前記実施例1の手法で検索し、サイン識別番号を判断する。
(実施例3)(請求項4,9に該当)
本実施例では、前記実施例と同様に2次元コードにQRコードを用いる。本実施例は、ユーザがQRコード内部にサインを上書きすることで、QRコードに埋め込まれたいくつかのデータを選択し、読み出すことができるシステムを構成した。本実施例におけるQRコードは、図10に示すようにデリミタで区切られたメールアドレスの情報が埋め込まれている。データは、一番上のhoge@hoge.co.jpが業務用メールアドレス、二番目が携帯電話のメールアドレス、三番目がプライベートのメールアドレスとなっている。
サイン検出補助情報が固定長のデータであることを利用し、QRコード検出手段1421によりコードデータと該サイン検出補助情報を分離、抽出する(ステップS43)。既定の本システム専用のコードで復号され、サイン検出補助情報012×××を取得する。サイン検出補助情報は、2次元コード形状情報とともにサイン検出手段143へ送信される。
(サイン識別番号判断ステップ)
サイン検出補助情報は、サイン識別番号判断手段1434において、サイン識別番号判断ステップ(ステップS54)時に利用される。サイン検出補助情報012×××は、上書きされうるサイン識別番号が012000〜012999であることを示す。サイン識別番号判断手段1434は、このサイン識別番号を持つ特徴量データベースのデータテーブルから、算出された特徴量ベクトルにもっとも似た特徴量ベクトルを前記実施例1の手法で検索し、サイン識別番号を判断する。
(実施例3)(請求項4,9に該当)
本実施例では、前記実施例と同様に2次元コードにQRコードを用いる。本実施例は、ユーザがQRコード内部にサインを上書きすることで、QRコードに埋め込まれたいくつかのデータを選択し、読み出すことができるシステムを構成した。本実施例におけるQRコードは、図10に示すようにデリミタで区切られたメールアドレスの情報が埋め込まれている。データは、一番上のhoge@hoge.co.jpが業務用メールアドレス、二番目が携帯電話のメールアドレス、三番目がプライベートのメールアドレスとなっている。
本実施例の読み取り情報生成手段145は、図11に示すように、コードデータからインデックス(要素識別番号)を取得し、取得した該インデックスが、前記サイン識別番号に対応するかを判断するインデックス判断手段1452と、コードデータから前記手段1452によって判断されたデータを取得するデータ取得手段1453とを備える。
尚図11は本実施例の読み取り情報生成手段145のみの構成を示しているが、その他の部分は図1と同様に構成されている。
次に本実施例における処理の流れを図12のフローチャートとともに説明する。尚図12は図2における読み取り情報生成ステップS6以降の処理フローを示しており、それ以前の処理については図2と同様に実行される。
(読み取り情報生成ステップ)
読み取り情報生成ステップS6は、前記コード検出手段142からコードデータを、前記サイン検出手段143からサイン識別番号を各々取得する。コードデータからデリミタで区切られたメールアドレスデータを読み出し、含まれるメールアドレスの数に応じたメールアドレスのインデックスを作成する。
(読み取り情報生成ステップ)
読み取り情報生成ステップS6は、前記コード検出手段142からコードデータを、前記サイン検出手段143からサイン識別番号を各々取得する。コードデータからデリミタで区切られたメールアドレスデータを読み出し、含まれるメールアドレスの数に応じたメールアドレスのインデックスを作成する。
次に、前記サイン識別番号に該当するメールアドレスがあるかを前記インデックスの中から検索し、判断する(インデックス判断ステップS62)、サイン識別番号に該当するメールアドレスが前記インデックスの中にある場合、コードデータの中から該サイン識別番号に該当するメールアドレスを取得する(データ取得ステップS63)。そしてステップS8においてデータが取得できたか否かを判定し、データが取得できた場合は、表示手段12にその読み取り結果を表示する。
(実施例4)(実施例3の変形例)
本実施例では、前記実施例と同様に2次元コードにQRコードを用いる。本実施例では、ユーザはQRコードにサインを加えることで、QRコードに埋め込まれたいくつかのデータを選択し、読み出すことができるシステムを構成した。
(実施例4)(実施例3の変形例)
本実施例では、前記実施例と同様に2次元コードにQRコードを用いる。本実施例では、ユーザはQRコードにサインを加えることで、QRコードに埋め込まれたいくつかのデータを選択し、読み出すことができるシステムを構成した。
本実施例におけるQRコードは、図13に示すように、暗号化されたいくつかのデータからなるコードデータが埋め込まれている。それぞれのデータは、異なるキーで暗号化され、デリミタで区切られてコードデータに埋め込まれている。データは、前記実施例3と同様に一番上のhoge@hoge.co.jpが業務用メールアドレス、二番目が携帯電話のメールアドレス、三番目がプライベートのメールアドレスとなっている。
本実施例の読み取り情報生成手段145は、図14に示すように、コードデータを取得し、前記サイン識別番号によってコードデータの各ブロック(本件例では1〜3)を復号する選択復号化手段1454を備える。
尚図14は本実施例の読み取り情報生成手段145のみの構成を示しているが、その他の部分は図1と同様に構成されている。
次に本実施例における処理の流れを図15のフローチャートとともに説明する。尚図15は図2における読み取り情報生成ステップS6以降の処理フローを示しており、それ以前の処理については図2と同様に実行される。
(読み取り情報生成ステップ)
読み取り情報生成ステップS6は、前記コード検出手段142からコードデータを、前記サイン検出手段143からサイン識別番号を各々取得する。コードデータをデリミタを元にブロックごとに分け、該サイン識別番号でひとつずつ復号化する(選択復合化ステップS64)。各ブロックごとの復号化の結果が、メールアドレスに必須の@マークが含まれるか、メールアドレスを構成するときの禁則文字が含まれていないかを検証することで正確に復号化されたかを確認し(ステップS9)、メールアドレスが復号化されたと判断された場合、該当するブロックを復号した結果をデータとして取得し、表示手段12にその読み取り結果を表示する。
(実施例5)(請求項5,10に該当)
本実施例では、前記実施例と同様に2次元コードにQRコードを用い、図16〜図18に示すように、自動的にアンケートの回答をWeb上に登録できるシステムを構成した)。
(読み取り情報生成ステップ)
読み取り情報生成ステップS6は、前記コード検出手段142からコードデータを、前記サイン検出手段143からサイン識別番号を各々取得する。コードデータをデリミタを元にブロックごとに分け、該サイン識別番号でひとつずつ復号化する(選択復合化ステップS64)。各ブロックごとの復号化の結果が、メールアドレスに必須の@マークが含まれるか、メールアドレスを構成するときの禁則文字が含まれていないかを検証することで正確に復号化されたかを確認し(ステップS9)、メールアドレスが復号化されたと判断された場合、該当するブロックを復号した結果をデータとして取得し、表示手段12にその読み取り結果を表示する。
(実施例5)(請求項5,10に該当)
本実施例では、前記実施例と同様に2次元コードにQRコードを用い、図16〜図18に示すように、自動的にアンケートの回答をWeb上に登録できるシステムを構成した)。
本実施例のQRコードは、図16に示すように、WebのCGIを実行するURL(命令文)がコードデータとして埋め込まれている。ユーザは、アンケートの回答を設問毎に用意されたQRコードの中に数字で書き込み、回答する(付加情報として扱われる命令文字)。アンケート実施者は、各QRコードを読み取っていくだけで、自動的にWebのCGIプログラムを通してアンケートの結果を回収することができる。本実施例によれば、従来のHTMLフォーム等で提供されるWebアンケートと紙を利用したアンケートを簡単に統合したシステムを提供することができる。
(コードデータとCGI)
QRコードのコードデータは、CGIを実行するためのパスで構成されている。CGIは、ネットワーク上のサーバ手段上で提供されており、第一引数のquestionと第二引数のansで構成されている。question=1は設問1を示している。CGIは、図17に示すように、questionとansからなるアンケート回答データベース手段15を備え、携帯電話がURLを通じてCGIにアクセスすると、URLに応じてアンケート回答データベース手段15を更新する。例えば、http://www.hoge.com/cgi/exe.cgi?question=3&ans=5である場合、アンケート回答データベース手段15にquestion=3、ans=5の要素を追加する。尚図17において図1と同一部分は同一符号をもって示している。
(コードデータとCGI)
QRコードのコードデータは、CGIを実行するためのパスで構成されている。CGIは、ネットワーク上のサーバ手段上で提供されており、第一引数のquestionと第二引数のansで構成されている。question=1は設問1を示している。CGIは、図17に示すように、questionとansからなるアンケート回答データベース手段15を備え、携帯電話がURLを通じてCGIにアクセスすると、URLに応じてアンケート回答データベース手段15を更新する。例えば、http://www.hoge.com/cgi/exe.cgi?question=3&ans=5である場合、アンケート回答データベース手段15にquestion=3、ans=5の要素を追加する。尚図17において図1と同一部分は同一符号をもって示している。
本実施例の読み取り情報生成手段145は、CGIにアクセスするためのURLを生成するURL生成手段1455を備える。携帯電話端末(携帯電話10)は、ネットワーク上に備えられたCGIと通信するための通信手段16を備え、サインの文字コードを判別するサインデータベース手段17を備える。その他の部分については図1と同様に構成されている。
次に本実施例における処理の流れを図18のフローチャートとともに説明する。図18において図2と同一部分は同一符号をもって示しており、ステップS1〜S5は図2で述べた処理と同一の処理が行われる。
(読み取り情報生成ステップ・サイン文字コード判定ステップ)
サイン検出手段143から得られたサイン識別番号に基づき、サインデータベース手段17を検索し、サインに対応する文字コードを判定し、サイン文字情報を得る(ステップS65)。次にサイン文字情報が示している文字がアンケートの回答として有効な1〜5までの数字かを判定する(ステップS66)。そうでなければ、これは無効回答となり、処理は終了する。
(URL生成ステップ)
URL生成手段1455は、コードデータからURLの先頭部分を生成する。そして、上記で得られた前記サイン文字情報をans=の後に付加し、CGIアクセス用のURL情報を生成する(ステップS67)。読み取り情報生成手段145は、ここで得られたURL情報を通信手段16に送信し、CGIにアクセスする(ステップS10)。
(データベース更新ステップ・通知ステップ)
CGIは、通信手段16を通じ、携帯電話端末(携帯電話10)からURL情報を受け取る。受け取ったなかから、例えばquestion=4とans=2を抽出し、アンケート回答データベース手段15に(question,ans)=(4,2)のデータを追加、更新する(ステップS11)。次に携帯電話端末の通信手段16に処理の終了を通知し(ステップS12)、アンケートの回答を終了する。
(読み取り情報生成ステップ・サイン文字コード判定ステップ)
サイン検出手段143から得られたサイン識別番号に基づき、サインデータベース手段17を検索し、サインに対応する文字コードを判定し、サイン文字情報を得る(ステップS65)。次にサイン文字情報が示している文字がアンケートの回答として有効な1〜5までの数字かを判定する(ステップS66)。そうでなければ、これは無効回答となり、処理は終了する。
(URL生成ステップ)
URL生成手段1455は、コードデータからURLの先頭部分を生成する。そして、上記で得られた前記サイン文字情報をans=の後に付加し、CGIアクセス用のURL情報を生成する(ステップS67)。読み取り情報生成手段145は、ここで得られたURL情報を通信手段16に送信し、CGIにアクセスする(ステップS10)。
(データベース更新ステップ・通知ステップ)
CGIは、通信手段16を通じ、携帯電話端末(携帯電話10)からURL情報を受け取る。受け取ったなかから、例えばquestion=4とans=2を抽出し、アンケート回答データベース手段15に(question,ans)=(4,2)のデータを追加、更新する(ステップS11)。次に携帯電話端末の通信手段16に処理の終了を通知し(ステップS12)、アンケートの回答を終了する。
尚、前記各処理により得られたデータ(サイン識別番号等)は、例えばメモリに格納して使用するように構成しても良い。
本発明の2次元コードの処理方法は、前記図1〜図18で述べた各処理を実行するものである。
また、前記2次元コードの処理方法ををコンピュータに実行させるためのプログラムを構築するものである。
また前記プログラムを記録した記録媒体を、システム、又は装置に供給し、そのシステム又は装置のCPU(MPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することも可能である。この場合記録媒体から読み出されたプログラム自体が上記実施形態の機能を実現することになり、このプログラムを記録した記録媒体としては、例えば、CD−ROM,DVD−ROM,CD−R,CD−RW,MO及びHDD等がある。
以上、本発明を実施形態例に基づき具体的に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、下記のように幅広く応用することができる。
(変形例1)コードは他のコードも利用可能
本実施例では、QRコードを2次元コードとして利用したが、サイバーコード、ARToolkit、DataMatrixなどの2次元コードを利用して構成することも可能である(非特許文献4を参考)。
(変形例2)コードの色を工夫することにより、欠損させずに処理可能
前記実施例では、白色と黒色の2次元コードの上に赤色でサインを書き込むように構成している。これによって従来から使われている2次元コードを利用できるという特徴がある。しかし、2値化時に黒色の方が他の色よりも強く画像に現れてしまうため、前記サイン画像生成時にサインが2次元コードの黒色部分によって欠損するという可能性がある。これに対して、より強固なサインの読み取りを実現するために、2次元コード自体を黒色以外の色と白色で構成し、サインを黒色で書き込むように構成することで、サインの検出精度の高い2次元コードの読み取り装置および方法を提供することができる。
(変形例3)サーバサイドでも処理可能
前記実施例では、あらゆるステップを携帯電話の汎用計算手段14上で実行しているが、これに限らず、ネットワーク上に前記汎用計算手段14で行われるすべての処理を行う2次元コード読み取り処理手段を設置し、携帯電話10は、撮影画像を該手段に送信する手段と、読み取り情報を受け取る手段のみを備えるように構成することも可能である。
(変形例4)認識の手法
前記実施例では、サインの検出のため、エッジの分布から算出する特徴量ベクトルを利用しているが、これは、他の手法を用いても構成することができる。
(変形例5)認識の方向
2次元コードは上下左右が判別できるため、書き込まれたサインが横向きなのか、縦向きなのかを区別することができ、識別可能なサインの種類を増やすことができる。前記実施例では、サインの方向を認識対象としていなかったが、サインの方向を認識し、区別可能なサイン識別番号を拡張することも可能である。
(変形例1)コードは他のコードも利用可能
本実施例では、QRコードを2次元コードとして利用したが、サイバーコード、ARToolkit、DataMatrixなどの2次元コードを利用して構成することも可能である(非特許文献4を参考)。
(変形例2)コードの色を工夫することにより、欠損させずに処理可能
前記実施例では、白色と黒色の2次元コードの上に赤色でサインを書き込むように構成している。これによって従来から使われている2次元コードを利用できるという特徴がある。しかし、2値化時に黒色の方が他の色よりも強く画像に現れてしまうため、前記サイン画像生成時にサインが2次元コードの黒色部分によって欠損するという可能性がある。これに対して、より強固なサインの読み取りを実現するために、2次元コード自体を黒色以外の色と白色で構成し、サインを黒色で書き込むように構成することで、サインの検出精度の高い2次元コードの読み取り装置および方法を提供することができる。
(変形例3)サーバサイドでも処理可能
前記実施例では、あらゆるステップを携帯電話の汎用計算手段14上で実行しているが、これに限らず、ネットワーク上に前記汎用計算手段14で行われるすべての処理を行う2次元コード読み取り処理手段を設置し、携帯電話10は、撮影画像を該手段に送信する手段と、読み取り情報を受け取る手段のみを備えるように構成することも可能である。
(変形例4)認識の手法
前記実施例では、サインの検出のため、エッジの分布から算出する特徴量ベクトルを利用しているが、これは、他の手法を用いても構成することができる。
(変形例5)認識の方向
2次元コードは上下左右が判別できるため、書き込まれたサインが横向きなのか、縦向きなのかを区別することができ、識別可能なサインの種類を増やすことができる。前記実施例では、サインの方向を認識対象としていなかったが、サインの方向を認識し、区別可能なサイン識別番号を拡張することも可能である。
10…携帯電話、11…撮影手段、12…表示手段、13…入力手段、14…汎用計算手段、15…アンケート回答データベース手段、16…通信手段、17…サインデータベース手段、141…撮影画像色分け手段、142…コード検出手段、143…サイン検出手段、144…特徴量データベース手段、145…読み取り情報生成手段。
Claims (11)
- 2次元コードと、該2次元コードの色であるコード色以外の色であるサイン色で該2次元コード内に上書きされたサインとを読み取り、得られたデータを組み合わせ処理する2次元コードの処理装置であって、
2次元コードを撮影し、撮影画像を生成する撮影手段と、
前記撮影画像から、コード色を抽出することでコード画像を生成し、サイン色を抽出することでサイン画像を生成する撮影画像色分け手段と、
前記コード画像から2次元コードを検出し、該2次元コードに含まれるコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出するコード検出手段と、
前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報を用いてサインを検出し、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段を用いて、該サインを識別するサイン識別番号を抽出するサイン検出手段と、
前記抽出されたコードデータおよびサイン識別番号を用いて、読み取り情報を生成する読み取り情報生成手段と
を備えることを特徴とする2次元コードの処理装置。 - 前記コードデータが、さらにサイン検出のためのサイン検出補助情報を保持し、
前記サイン検出手段は、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報および前記サイン検出補助情報を用いて、サインを検出することを特徴とする請求項1に記載の2次元コードの処理装置。 - 前記コードデータがサイン識別番号を鍵として用いる所定の方式により暗号化されており、
前記読み取り情報生成手段が、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を用いて、前記暗号化されたコードデータを復号し、読み取り情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の2次元コードの処理装置。 - 前記コードデータが要素識別番号が割り振られた所定数の要素情報から構成され、
前記読み取り情報生成手段が、前記サイン識別番号に対応する要素識別番号を算出し、該要素識別番号に対応する要素情報をコードデータから抽出し、読み取り情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3に記載の2次元コードの処理装置。 - 所定の情報処理を実行するための命令情報を生成するために、
前記コードデータは所定の情報処理を実行させるための命令文を含み、
前記サインは、前記命令文に関連する付加情報として扱われる命令文字であり、
前記読み取り情報生成手段が、サイン識別番号とそれに対応付けられた文字の種類を識別する文字コード情報から成るサインデータベース手段によって、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を文字コード情報に変換し、該文字コード情報を元に命令文字を特定し、
前記命令文と命令文字を結合し命令情報を読み取り情報として生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の2次元コードの処理装置。 - 2次元コードと、該2次元コードの色であるコード色以外の色であるサイン色で該2次元コード内に上書きされたサインとを読み取り、得られたデータを組み合わせ処理する2次元コードの処理方法であって、
撮影手段が、2次元コードを撮影し、撮影画像を生成する撮影ステップと、
撮影画像色分け手段が、前記撮影画像から、コード色を抽出することでコード画像を生成し、サイン色を抽出することでサイン画像を生成する撮影画像色分けステップと、
コード検出手段が、前記コード画像から2次元コードを検出し、該2次元コードに含まれるコードデータおよび2次元コード形状情報を抽出するコード検出ステップと、
サイン検出手段が、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報を用いてサインを検出し、サインの特徴とそれに対応付けられたサイン識別番号からなる特徴量データベース手段を用いて、該サインを識別するサイン識別番号を抽出するサイン検出ステップと、
読み取り情報生成手段が、前記抽出されたコードデータおよびサイン識別番号を用いて、読み取り情報を生成する読み取り情報生成ステップと
を備えることを特徴とする2次元コードの処理方法。 - 前記コードデータが、さらにサイン検出のためのサイン検出補助情報を保持し、
前記サイン検出ステップは、前記サイン画像から、前記2次元コード形状情報および前記サイン検出補助情報を用いて、サインを検出することを特徴とする請求項6に記載の2次元コードの処理方法。 - 前記コードデータがサイン識別番号を鍵として用いる所定の方式により暗号化されており、
前記読み取り情報生成ステップが、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を用いて、前記暗号化されたコードデータを復号し、読み取り情報を生成することを特徴とする請求項6又は7に記載の2次元コードの処理方法。 - 前記コードデータが要素識別番号が割り振られた所定数の要素情報から構成され、
前記読み取り情報生成ステップが、前記サイン識別番号に対応する要素識別番号を算出し、該要素識別番号に対応する要素情報をコードデータから抽出し、読み取り情報を生成することを特徴とする請求項6乃至8に記載の2次元コードの処理方法。 - 所定の情報処理を実行するための命令情報を生成するために、
前記コードデータは所定の情報処理を実行させるための命令文を含み、
前記サインは、前記命令文に関連する付加情報として扱われる命令文字であり、
前記読み取り情報生成ステップが、サイン識別番号とそれに対応付けられた文字の種類を識別する文字コード情報から成るサインデータベース手段によって、前記サイン検出手段により抽出されたサイン識別番号を文字コード情報に変換し、該文字コード情報を元に命令文字を特定し、前記命令文と命令文字を結合し命令情報を読み取り情報として生成することを特徴とする請求項6又は7に記載の2次元コードの処理方法。 - 請求項6乃至10のいずれかに記載の2次元コードの処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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